JPS62179333A - ソ−セ−ジ自動竿掛け方法及びその装置 - Google Patents

ソ−セ−ジ自動竿掛け方法及びその装置

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JPS62179333A
JPS62179333A JP1818086A JP1818086A JPS62179333A JP S62179333 A JPS62179333 A JP S62179333A JP 1818086 A JP1818086 A JP 1818086A JP 1818086 A JP1818086 A JP 1818086A JP S62179333 A JPS62179333 A JP S62179333A
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JP
Japan
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rod
sausage
loop
sausages
arm
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JP1818086A
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English (en)
Inventor
稔 笠井
實 中村
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Fukutome Ham Kk
HAITETSUKU KK
Original Assignee
Fukutome Ham Kk
HAITETSUKU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Fukutome Ham Kk, HAITETSUKU KK filed Critical Fukutome Ham Kk
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Publication of JPS62179333A publication Critical patent/JPS62179333A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C15/00Apparatus for hanging-up meat or sausages
    • A22C15/001Specially adapted for hanging or conveying several sausages or strips of meat

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ソーセージの製造技術分野において利用さ
れ、特にリンク状に撚結された一連のソーセージを熱処
理に先立ち竿にループ状に懸吊するためのソーセージ自
動竿掛は装置に関する。
(従来の技術及びその問題点) リンク状に撚結された一連のソーセージは、竿へループ
状に懸吊されて熱処理工程にもち込まれる。その際ソー
セージが均一に熱処理され高品質なものとなるには、各
ループを構成するリンク状のソーセージ−個づつに均一
な熱処理条件を与えることが望ましく、そのためには懸
吊されたソーセージの各ループは少なくとも、ループ同
士の接触がなく、ある大きさ以上の間隔があることが要
求される。
上記ソーセージをループ状に形成する装置としては、従
来次のようなものが知られているが、上述のようにソー
セージを竿に間隔をもったループに懸吊するという点か
らはいずれも問題点を有している。
第一に、特公昭40−27509に開示されるものにあ
っては、ソーセージは、上端にて回動自在に自由度をも
って支持されて下方に傾斜吊下している燻製棒(竿)の
上に、直接ループ状に巻き掛けられかつ滑落するように
なっている。これは、後述する他の二つの公知手段に比
して竿に掛は換えるという手間が省けるという点で効果
的である。しかし、次の二点で欠点がある。
■ 先ず、竿上のループの滑落が不確かであることに起
因する問題である。傾斜せる竿上をループが自重によっ
て滑落する際、竿の傾斜角度、竿の摩擦係数、ループの
重量、ループの懸吊部分での変形具合、ケーシングの種
類等によってループの滑落の状況が支配される。その結
果、滑り過ぎると、竿の前端部(下端部)に全ループが
偏在してしまい、各ループ間に間隔を確保することがで
きないし、また滑りが悪すぎると、既に竿に懸吊された
ループが滑落せずに竿の後端部(上端部)に残存して、
次のループの滑落を妨げ、各ループが互いに接触し合っ
て竿の後部に偏在することとなり、また懸吊作業の継続
さえもできなくなる場合がある。かくして、間隔をもっ
たループの懸吊が困難となり、該間隔を与える修正作業
が必要となったり、また滑落のための補助作業をせねば
ならなくなる。
■ 次に、竿は上端で回動の自由度をもって支持されて
いることに起因する問題がある。
竿がこのように可動であるために、ループ懸吊時にルー
プが竿に当たるとその都度竿が動くので、懸吊箇所が定
まらず、各ループ毎にループ長さが異なってしまう。
第二に、特公昭59−50294に示されているもので
は、ソーセージは、収容部でループ状に形成された後、
輸送装置としてのチェーンコンベアのフックに各ループ
が懸吊されて、所定の場所に送られる。
かかるソーセージを熱処理工程にもち込むためには、上
記ループのピッチをくずすことなく所定間隔を確保しな
がらソーセージを竿に移さねばならない。したがって、
竿への移し換えという手間がかかる。
上記ループの竿への移し換えは、すでに輸送装置に懸吊
されたループ群にその一端側のループから竿を挿入する
ことにより行われるが、竿によって各ループを傷つける
ことのないように配慮せねばならないので、極めて作業
効率の悪いものであった。
以下、かかる欠点を理解しやすく詳述する。
竿が懸吊されたループ群の端に位置するループ側から差
し込まれるので、各ループは竿と接触しないだけの空間
をもった形状でなくてはならない。しかし、天然腸を使
用したソーセージやコラーゲンケーシングを使用したソ
ーセージは、それらのケーシングの性質からループ形状
に張りがなく、!脈吊された各ループの竿の左右のソー
セージ同士が接している。また、セルロ−ズケーシング
を使用したソーセージにあってもその寸法が小さい場合
には、上記の左右のソーセージ同士が接したまま、縄の
ように捻じれた状態で懸吊される。このようなループ形
状となったソーセージでは、竿の差し込み時に竿の端面
でソーセージに傷をつけないように、左右のソーセージ
を手で拡げながら差し込み作業を行なうので、非常に時
間がかかる。さらには、輸送装置のフックからの竿への
移し換えの際に各ループ間のピッチがくずれて、再び手
作業でループの所定間隔を確保すべくピッチの修正をせ
ねばならない、という事態も生ずる。
また、すでに輸送装置に懸吊されたループ群をその一端
のループ側から竿を差し込むために、作業空間は差込み
方向に少なくとも竿の長さの2倍が必要となり、作業空
間に制約がある場合には作業は不可能であった。上記作
業空間を小ならしめるために4壬、竿への移し換えを上
述のごとくの輸送装置においてではなく、仮に収容部で
行なうこととしても、かかる場合、その作業は極めて非
能率的であり、かつ収容部の構成にも無理が生じ非現実
的となる。その理由は次のようである。
■ 円筒棒状や螺旋状の案内軸に懸吊された各ループを
竿に移し換えた後に上記案内軸位置から引き抜くために
は、少なくとも竿の差込み方向の端に位置するループが
案内軸の軸端から外れるまで竿を軸方向に引き抜かなく
てはならない。その際乍の移動量は大きいので、引き抜
きに時間を要するのは勿論のこと、竿の移動中に竿に移
し換えられた各ループと案内軸との接触は避けられず懸
吊ピッチがくずれ、後に人手によるピッチ修正作業が必
要となる。
■ 円筒棒状案内軸に、該軸に懸吊されたループを移動
させるための払拭帯が付設されている場合には、払拭帯
の払拭フィンガーがソーセージの各ル」プと係合してい
るために、案内軸から各ループを竿へ移し換えても、該
竿を案内軸から引き抜くことができない。
■ 上記案内軸は少なくとも連鎖状ソーセー・ジ1本分
のループ群を懸吊する長さが必要であるが、該案内軸の
支持は、案内軸から移し換えられたループ群を懸吊した
状態で竿を案内軸から引き抜くためには、反引出し側の
一端にて支持する、片持ちの形態をとらざるを得ない。
かかる案内軸は収容アームと一体的に回転するために、
ループ群の重量による荷重下にあって、撓みに起因して
回転振れを伴う傾向にある。そのために装置の高速化が
妨げられる。案内軸を大径にして剛性を上げても、装置
が大型になるが故に高速化が図れない。
■ 案内軸の軸径を大型化したとしても、案内軸が円筒
棒状の場合、ソーセージの懸吊部分である捻り部分が案
内軸の径に対して十分でなくなりソーセージ本体が案内
軸に接触するようになる。その結果、ループが案内軸上
を移動する際、ソーセージはトルクを受けてソーセージ
のリンク長さが短い場合案内軸上をころがり、そのため
に捻り部の捻り数が減り、竿への移し換え終了後、再び
人手によって捻りを与える作業が必要となる。
さらに、第三に特公昭41−5899に開示されるもの
が知られているが、この装置ではリンク状となったソー
セージが放出されるルーパーのコンベア管の近傍に、鉤
をもつコンベアチェーンを通過せしめることにより、上
記鉤にソーセージの各ループを懸吊させているが、その
際該各ループを竿に移し換えねばならない点で、その短
所は上記第二の公知例の輸送装置の場合と同じである。
以上のように、従来の装置にあっては、ソーセージを竿
に移し換える形態でも、直接竿に懸吊する形態であって
も、既述のごとくの多くの問題点をかかえており、その
改善が望まれていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述の従来の問題点を解決し、リンク状に撚
結された一連のソーセージを竿にループ状に間隔をもっ
て)懸吊して、該竿を取り出した後引き続き熱処理を行
うことのできる、ソーセージ自動竿掛は方法及びその装
置を提供することをその目的とするものである。
本願は、上記目的の達成のために、ソーセージ自動竿掛
けに関し、その方法及び装置について以下のごとく構成
する。
先ず、ソーセージ自動竿掛は方法については、リンク状
に撚結された一連のソーセージを送り出して竿にループ
状に懸吊する方法において、竿の後部の近傍にて回転す
ることにより上記ソーセージの送り出しの経路と交叉す
る案内部材で上記ソーセージを捕捉して、上記竿の後部
に上記ソーセージをループ状に巻き掛け、懸吊された各
ループのソーセージを順次竿上を該竿の前部に向けて移
行せしめること、 により構成される。
次に、上記方法を実施する装置については、リンク状に
撚結された一連のソーセージを送り出して竿にループ状
に懸吊する装置において、竿の後部の近傍にて回転する
ことにより上記ソーセージの送り出しの経路と交叉して
ソーセージを捕捉する案内部材を有するループ形成手段
と、 上記案内部材の回転軸心を中心としかつ該案内部材の回
転によって描かれる最大円を通る仮想円筒面の内部もし
くは該仮想円筒面の下方に、竿の後部を配すると共に該
竿を取り外し自在に支持する竿支持手段と、 竿にループ状に懸吊されたソーセージを竿の後部から前
部に向けて移動せしめる移送手段と、を備えていること
により構成される。
上記ループ形成手段の案内部材は、竿の後部の近傍にて
回転することにより上記ソーセージの送り出しの経路と
交叉してソーセージを捕捉する部分を有する部材であれ
ば、特にその形態に限定されない。
上記案内部材は、例えば先端が竿の後端もしくは後端近
傍に指向している捕捉アームとすることもできるし、ソ
ーセージを受け入れる孔を中央部に有する円板の一位置
に、一端が固定されほぼ円板の軸線方向に延出する連結
棒と、上記円板とほぼ平行に配されかつ中心軸よりずれ
た位置にて上記連結棒の他端に固定される他の円板とを
有し、該他の円板には連結棒の固定位置より回転方向前
方へかつ半径方向外方へ向けて開口するノツチを有して
いる、こととすることもできる。
上記案内部材の下方位置に、上方に向いた受け面でソー
セージを受ける受体を配するならば、安定したループ形
成が得られる。
竿支持手段は、竿の後部及び前部をそれぞれ第−支持部
及び第二支持部で支持する形態、あるいは前部のみで片
持ち梁として支持する形態、さらには移送手段が竿支持
手段を兼ねた形態であってもよい。この片持ち梁の形態
のときには、竿にかかる荷重を軽減させるために、ルー
プを下方から支え、上述の移送手段と同速度で移動する
補助コンベアを設けるのが好ましい。また、上述のよう
に移送手段によって竿を支持する場合には、竿が移送手
段と共に移行することを阻止するためのストッパが必要
となる。上記竿の後部側の支持を行う第一支持部は、案
内部材の回転軸心上の位置で、案内部材の一部に設けて
もあるいは該案内部材とは別体に設けることも可能であ
る。なお竿は、周囲の機構との関係により、あるいはソ
ーセージの懸吊を常に燃結部分で行って安定化させるた
めに、回転させることも可能である。
移送手段は、竿に懸吊されたソーセージの各ループを必
要最低間隔をもって、竿の後部から前部に向けて移行せ
しめるもので、移送手段自体が前進するものと前進しな
いものとが考えられる。前進するものとしては、例えば
竿と間隔をもって該竿の後部から前部に向けて走行する
移送域をもつ巻掛は走行体に、竿に懸吊されたソーセー
ジの各ループと接触する複数の腕体を取りつけた形態が
ある。巻掛は走行体自体は、特に限定はなく、例えばチ
ェーン、ベルト、ロープ等が挙げられる。また上記巻掛
は走行体に取りつけられている各腕体は、竿にループ状
に懸吊されているソーセージの各ループ間に入り込んで
いて、各腕体は走行することにより各ループを間隔を保
ちながら推進せしめるようになっている。腕体は上記の
ごとくループを推進せしめるために、該ループに接触す
る位置にあれば十分であるが、ループを腕体の移動量と
等しく移動させるにはループの懸吊箇所に最も近い部分
でループに接触するのがよい。そのためには腕体は竿に
摺接もしくはほぼ摺接するまでに竿に近づいて位置され
るのが好ましい、また腕体の形状は、単なる丸棒状であ
っても角棒であってもよいが、上記のごとく腕体のルー
プとの接触部分をループの懸吊箇所に可能な限り近づけ
るためには角棒あるいは、竿を収容する溝、例えばU字
、V字状の溝をもつ棒材・板材とすることもできる。そ
して該溝をもつならば腕体は竿の上側でもループの移送
は可能である。
巻掛は走行体の腕体を竿の下側に配置した場合には、作
業者による竿支持手段への竿のセントならびに、ソーセ
ージが)懸吊された竿の上記手段からの取り外しが容易
に行えるので、作業時間が短くてすむ。上記作業時間は
、竿を上記腕体上にセットすることによりさらに大幅に
短縮可能となる。
先頭のループが移送域の前部に達するまでには、一本の
連鎖状のソーセージの竿掛けは終了しており、作業者は
その竿を取り外しているはずである。しかし、取り外し
がなされなかった場合、ループは腕体によって傷つけら
れる。したがって、移送手段の腕体は、竿の前部側にて
ソーセージを損傷せしめないようにループからに1反す
ることとするのがよい。このための方策としては、移送
域の前部に達した腕体が巻掛は走行体の走行に伴い漸次
ループから、すなわち竿から離反する方法そして上記腕
体が移送域の前部において急激にループ、すなわち竿か
ら離反する方法とがある。前者の場合には、腕体を取り
つけている巻掛は走行体を移送域の前部を越えた走行領
域において漸次竿から離反するように設置すればよいし
、後者の場合には、腕体を巻掛は走行体の取付部に対し
て回動自在に取付け、カム等を用いて移送域の前部で腕
体を自重あるいはばね力によって回動させるか、もしく
は上記取付部に対して腕体がその長手方向に没入するよ
うにすればよい。
ループに傷つけないためには、前記したごとく腕体をル
ープすなわち竿から離反させる方法の代わりに、ソーセ
ージの竿への懸吊が終わったら装置を停止させてもよい
移送手段が前進しない場合としては、竿に対して間隔を
保った軸心まわりに回転する螺旋状体が挙げられる。こ
の場合、螺旋半径が少なくとも竿までの距離を確保して
いれば、上記螺旋状体で各ループを竿の前部に向けて移
送することとなる。また螺旋状体の半径を竿の前部側に
て漸次小さくすれば、上述の腕体を竿より離反せしめる
場合と同様の効果を得る。上記螺旋状体によるときには
、腕体を用いる場合に比し、竿の後部の領域でループを
捕らえにくいので、この領域での螺旋のピッチを所望と
するソーセージの懸吊間隔よりも大きくしてループの捕
捉を容易とし前方に向けて次第に上記所望な間隔となる
ように、螺旋状体のピッチを定めるのが望ましい。
(作用) 以上のごとくの本発明にあってソーセージの竿掛けは次
のようになされる。
先ず、ソーセージを竿に向けて送り込む。このソーセー
ジの送り込みは、充填機からリンク状となって流出して
くるソーセージを直接連続して行なっても、あるいは充
填機から流出してきたソーセージを一旦作業台等にプー
ルした後に、これを改めて他の送り込み手段によってな
してもよい。
上記送り出されたソーセージは竿に達する前に、ループ
形成手段の案内部材で捕捉される。
該案内部材は竿の後部の近傍にて回転し、また案内部材
の回転軸心を中心としかつ該案内部材の回転によって描
かれる最大円を通る仮想円筒面の内部もしくは該仮想円
筒面の下方に、竿の後部が配されているので、案内部材
の回転と共にソーセージの捕捉部分は、案内部材が竿の
一方側から他方側へと移行せられるために、その移行の
際竿の後部へ落下する。このように捕捉されたソーセー
ジは、案内部材が一回転する途中で竿の後部に巻掛けら
れることとなる。かくして、送り出されてくるソーセー
ジを案内部材が次々と巻き掛けてゆくために、ソーセー
ジは竿の後部にループ状に懸吊されてゆく。
一方、移送手段は、上記ループが一つ形成される間に一
回だけループと係合するので、上記ループは移送手段に
より一つづつ竿の前部に向けて間隔をもって移行するこ
ととなる。そして、ソーセージの送り速度を一定にして
おけば各ループの懸吊長さは等長となる。かくして、竿
にはソーセージがループ掛けされ順次竿の前部側に移送
され、竿の後部から前部にわたり一本のソーセージが間
隔をもって懸吊される。
なお、竿が長い場合あるいはソーセージの懸吊間隔が小
さい場合等において、竿の長さを有効に使用するために
、一本の竿に複数本のソーセージを同様に懸吊すること
も可能である。
かくして、一本の竿へのソーセージの懸吊が終了したと
きには、所定本数の連鎖状ソーセージがループ状に懸吊
されており、先頭ループが移送域先端位置に達しないう
ちに、竿は作業者により竿支持手段より取り外され、熱
処理に備えられる。
(実施例) 以下添付図面にもとづいて本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第一実施例を、第4図お
よび第5図は第二実施例を、第6図は第三実施例そして
第7図は第四実施例を示している。
先ず、第一実施例について説明すると、本実施例装置は
第1図に見られるように全体がまとめられている。
同図において、lは装置の基台で、該基台1の右方には
左上方に向けて走行するベルトコンベア2が傾斜して取
り外し自在に設置されている。該ベルトコンベア2の左
(上)端部に隣接して、基台1からは支持壁11が立設
され、該支持壁11には第2図によく見られるように軸
受12を介してループ形成手段3が取りつけられている
ループ形成手段3は、第2図(A)に示されるようにソ
ーセージを受け入れる筒状部3Bと、該筒状部3Bの内
周壁から回転軸心Xに向けて斜めに延出する案内部材と
しての捕捉アーム3八とを有している。そして筒状部3
Bはその外周にスプロケット部38°を有していて、後
述する駆動手段により回転駆動されている。なお、ソー
セージは、上記筒状部3B内に送り込まれる際、その位
置は第2図(B)にみられるように、上記筒状部3Bの
回転軸心Xから半径方向に距離pだけずれている。
上記捕捉アーム3^先端は筒状部3Bの回転軸心にまで
達しており、該回転軸心方向に開口して該軸心上で竿4
の後部を支持する係止穴部51が形成されており、該係
止穴部51は支持手段5の一方となる第一支持部5Aと
されている。すなわち、この第一支持部5Aは、竿の後
部を一定位置に支持しながら回転することとなる。支持
手段5の他方をなす第二支持部5Bは、装置の基台1に
取りつけられ、竿の前部4nを支持するとともにその前
部方向への移動を阻止するストッパ5B’を有している
上述のごとく支持される竿4の側方には、第3図にみら
れるように、移送手段6が設けられている。該移送手段
6は、スプロケット群63a。
63b、・・・等に張設されたチェーン等の巻掛は走行
体61と、該巻掛は走行体61から横方向に延出して取
りつけられた一群の腕体62とから成っており、竿4に
対して間隔を保って該竿4の後部4Aから前部4[1に
向けて走行する移送域6^を有している。各腕体62は
、上記移送域6八においては竿4の下面に摺接しもしく
は竿の下面の近傍を通過するように配設され、図示の例
では隣接する腕体62同土間のピッチは一定となってい
る。
上記移送手段6は、上記移送域6八に引き続き竿4の前
部側にて、腕体62が竿4より漸次離反していく部分6
Bを有している。したがって、竿に懸吊されたループ群
の先頭ループが移送域6Aから前方へ外れる位置に達す
るまでに竿4を竿支持手段5から取り外さなかった場合
でも、腕体62は、竿4に懸吊されているソーセージを
傷めることなくループより離反してゆく。
上記移送手段6は、第3図に示されるような駆動手段に
より駆動されている。すなわち、移送手段6の巻掛は走
行体61が張設されているスプロケット群のうちの一つ
のスプロケット63aを固定している軸64aは、ギア
ーボックス75゜スプロケット74及びチェーン73そ
してスプロケット72を介して無段変速モータ71によ
り駆動されている。該無段変速モータ71は、同時にス
プロケット75、チェーン76を介してループ形成手段
3の筒状部3Bに設けられたスプロケット部3B″をも
回転駆動している。
上記ループ形成手段3の右側には該ループ形成手段に隣
接して、ソーセージを該ループ形成手段3に送り込むベ
ルトコンベア2が配設されている。このベルトコンベア
2も無段変速モータ21によりスプロケット21a1チ
エーン21b、スプロケット21cを介して駆動されて
いる。ループ形成手段3と移送手段6とを同時に駆動し
ている無段変速モータ71に対するモータ21の速度を
変えることにより1ループのソーセージの懸吊長さが設
定される。
捕捉アーム3Aの先端部の下方位置には、上方に向いて
凹状に湾曲した受け面で、竿4にループ状に懸吊される
ソーセージの下部を受ける受体7が配設されている(第
1図参照)。
さらに竿支持手段の第一支持部5A及び第二支持部5B
のほぼ上方位置には、すでにループ掛けされたソーセー
ジを懸吊している竿4”を、後の熱処理工程に備えて一
時的にプールしておくフック支柱8A、 8Bが設けら
れている。そしてその背後には、ソーセージの懸吊に備
えて多数の竿を待機せしめる竿積載部9がある(第1図
参照)。
次に、以上のごとくの本実施例装置にあって、ソーセー
ジの竿へのループ掛けがいかになされるかを説明する。
先ず、ベルトコンベア2からループ形成手段3の筒状部
3Bを通して竿4の後部4^に向けて、リンク状ソーセ
ージを送り出す。
ループ形成手段3の捕捉アーム3Aは、回転しながら上
記ソーセージの送り出しの経路と交叉するために、一回
転につき一回だけソーセージを捕捉することとなる。捕
捉されたソーセージは捕捉アーム3Aの回転とともにも
ち上げられ、捕捉アーム3A上を滑動して竿4の後部4
Aに案内され掛けられる。ソーセージは連続的に送り出
されており、捕捉アーム3Aも回転する毎にソーセージ
を竿4に懸吊するので、竿4の後部4Aには次々とソー
セージがループ状に懸吊せられることとなる。
一方移送手段6は、腕体61が上記捕捉アーム3Aが一
回転する毎に一本だけ通過するように同期しているので
、上記竿の後部4Aに懸吊された一つのループは一本の
腕体61によって確実に捕えられて竿4上を前進せしめ
られる。そして、アーム3への回転によって、次のルー
プが形成されたときに次の腕体が到達する。このように
して各ループは次々と腕体により竿の前部に向けて腕体
61の配列ピッチのもとで移行される。
先頭のループが移送域6^から外れる位置に達するまで
に一連のソーセージのループ掛けは終了しており、作業
者は竿4をとり上げて熱処理に備えてしかるべき装置に
もちこむか、一時的にフック支柱8A、 8Bにプール
しておく。なお一本のソーセージについてループ掛けの
終わった際には、装置を停止して竿を取り上げることも
可能である。又、他のソーセージを上記竿に引き続き懸
吊する場合には、上記ソーセージの送り込み準備が完了
する迄装置を停止状態で待機させてもよい。
次に第4図及び第5図にもとづき、本発明の第二実施例
を説明する。
本実施例は、竿が巻掛は走行体に取りつけられた腕体に
より支持されている点において、前実施例と相違してい
る。
巻掛は走行体61″に取りつけられた腕体62”は、回
動自在となっており、そのばね等を用いた内部機構(図
示せず)によって下方に回動するように付勢されている
竿の後部の手前位置には、漸次ねじれかつ上傾斜して腕
体62′を上方に回動して竿の後部域にあっては腕体6
2′を水平状態にもたらすカム10が巻掛は走行体に沿
って配設されている。該カムは竿4の後部から前部位置
までは竿4に沿ってほぼ直線的に延びていて、腕体62
°を水平状態に維持している。したがって腕体62°は
竿4の前部位置にてカムlOから外れ、下方に向けて作
用している上述の付勢力によって急激に下方に回動して
ソーセージを傷つけることなくループから離れることと
なり、竿のループ掛は可能域が広(なり竿の有効利用が
図れる。
その際、上記カム10の直線部の先端部分に、直線的な
補助カム10^を竿の長手方向に摺動可能に任意位置で
固定可能に取りつけるならば、使用する竿の長さに対応
して上記カムIOの長さを設定でき、腕体が竿の長さに
対して最適位置で下方に回動できることとなる。
腕体62′の上面には位置決め部となるほぼV字状の切
り込み62”八があり、該切り込みで竿を腕体の長手方
向に位置決めするとともに支持している。このようなV
字状の切り込みによって竿を支持することは、腕体をル
ープの懸吊箇所にきわめて近い位置でループに接触せし
めるという観点からも好ましい。
また竿の前部位置には、該竿の前端面に当接して竿の前
進を阻止するストッパ101が配設されている。なお、
該ストッパ101は、使用される竿の長さに応じて、そ
の位置が変更自在となっている。
竿はかくして一連の腕体62゛ によって支持されるの
で、前実施例のごとくの支持手段を別途設ける必要がな
い。また竿の後部も案内部材によって支持されないので
、該後部の位置は自由度があり、第4図及び第5図にも
見られるように案内部材としての捕捉アーム3Aの軸心
上以外にも配されることが可能となる。
また腕体は第4図(C)に示されるように、傾斜腕の先
端に係止突部をもつものとすることも可能である。
なお、第4図において、ループ形成手段3の右側には、
該ループ形成手段の円筒部内に、リンク状にしたソーセ
ージを直接送り込む充taUのリンキング装置150が
配設されている。
次に、第6図に示される第三実施例装置について説明す
る。
本実施例は、既述の二つの実施例に比して、移送手段自
体は何ら移動しない点に特徴がある。
すなわち、第6図において、竿4に対して間隔をもって
軸心121まわりに巻回された螺旋状体120が設けら
れている。該螺旋状体120の巻回半径はソーセージの
ループに係止するに十分な長さに、また螺旋ピッチは前
実施例における腕体のピッチに等しく設定されている。
そして、該螺旋状体120は両端部に上記回転軸心12
1上にて軸受124.125で支承される被承部122
.123ををしており、前部側の被承部122はスプロ
ケット126に固定されて回転駆動を受けている。
また竿4及び回転軸心121は、前方に向けてやや下り
傾斜(角度θ)して設定されている。
以上のような螺旋状体120をスプロケット126を介
して回転せしめるならば、移送手段としての螺旋状体1
20は何ら前進移動することなく、ソーセージのみが前
方に移送されることとなる。
したがって本実施例の利点は、移送手段のための空間が
少なくてすみ、またその機構もきわめて簡単となる、と
いう点にある。
なお、上記螺旋状体120の前端側を先細りに巻回する
ならば、第一実施例において述べた腕体の離反部分6B
と全く同様な効果を得ることができる。あるいは、上記
先細り巻回の代わりに、ソーセージが竿にループ掛けさ
れ終わった時点で、上記螺旋状体120全体を竿から離
れるように移動してもよいし、装置を停止してもよい。
本実施例では、第6図(B)に見られるように、竿の一
側のみ螺旋状体を設けたが、二つの螺旋状体を竿の両側
に位置せしめ、ソーセージを両側から等しい力で移送さ
せてもよい。
また、上記螺旋状体を軸方向に伸縮自在なものとするな
らば、螺旋ピッチを任意に選定することができる。この
場合、螺旋状体はばねとして作用するので、設定された
上記螺旋ピッチを維持するために螺旋状体の両端をばね
力に抗して支持する手段が必要となる。そして、その際
螺旋状体は上記ばね力を小として支持手段の負担を軽減
するために、ばね定数の小さい材質・寸法によって作ら
れるのが望ましい。この螺旋ピッチ変換の使用例として
は、ソーセージの太さに応じて上記ピッチを適宜換える
場合が挙げられる。また、螺旋の巻き方を軸方向位置に
よって螺旋ピッチ間隔を変えるならば、不等ピッチとす
ることができる。例えば、後部におけるピンチを前部に
比して大きくすれば、ソーセージのループをとらえ易く
することができる。
なお、第6図においてソーセージをループ状形成手段3
に送り込む手段として、外周にソーセージの案内を兼ね
て、ソーセージとの摩擦力を増大させる■溝を持った送
り車160が示されている。上記送り車160を使用す
れば、第一実施例におけるベルトコンベアのような供給
のためのスペースが必要なくて、装置の小型化が図れる
次に第7図に示す第四実施例について説明する。
本実施例は、巻掛は走行体が腕体に対して直角な平面上
で走行する点、そして竿の前部において腕体がその長手
方向に急激に竿から離反する点において特徴がある。
チェーン131は、ギアボックス133により゛駆動さ
れるスプロケット132.及び該スプロケット132の
前方で、竿のほぼ先端部の側方位置に設けられたもう一
つのスプロケット132゛に巻回されており、その巻回
面はチェーン131に取りつけられたブロック134に
て摺動可能に案内された腕体133と直角になっている
。腕体133の先端側は竿4の下側に接し、末端面はば
ね136によりカム135の一側面に弾圧接触している
。上記カム135は移送域にて竿4と平行な直線部分1
35八を有し、竿4の前部近傍で切断された形態となっ
ており、また上記移送域に到るまでの部分には、ゆるや
かに竿方向に近づくテーパ部分135Bと、移送域直前
位置に比較的急激に竿に近づくテーバ部分135Cとを
有している。
また本実施例にあっては、ループ形成手段が前出の実施
例における形態と異なるものであっても可能であること
を示している。
すなわち本実施例におけるループ形成手段3”の案内部
材は、ソーセージを受け入れる孔32″を中央部に有す
る円板3”Bに固定された螺旋状の連結棒3°Cと、該
連結棒3°Cの先端に固定された他の円板3″Aとから
成っている。上記連結棒3”Cは、両円板3°A、 3
”Bの周縁の一位置にて両円板をほぼ平行位置にて連結
しており、他の円板3”Aには連結棒3’Cの連結部よ
り回転前方に向けて開口されたノツチ31°が設けられ
ている。
なお、竿4はその両端にて、他の円板3″への中央に設
けられた支持孔142と、前方位置に配設された支持部
材141とによって支持されている。
したがって、本実施例装置にあってソーセージが円板3
’Bの孔32゛ から送り込まれると、連結棒3°Cは
その回転中に、自重によって下方に向かおうとするソー
セージの経路と交叉することとなり、該ソーセージを捕
捉する。上記連結棒3°Cは螺旋状であるのでその回転
に′よる推進力と、ソーセージの前方への送り出し速度
と相俟って、ソーセージは他方の円板のノツチ31′へ
誘導される。酸ノツチ31゛ は竿の後端部近傍にて回
転しているので、ソーセージは竿の後部にループをなし
て巻き掛けられることとなる。
この巻き掛けが一回なられると、すなわち案内部材が一
回転すると、一本の腕体133が竿の後部に達し上記ル
ープを前進せしめる。そして、ソーセージは連続して送
り出されるため、上記ループは次々と形成されては前進
せしめられることとなる。
一方移送手段は、移送域となる上記カムの直線部分13
5八にあっては腕体133は、ブロック134より竿に
向けて突出して竿4の下側に摺接するように配設されて
いて、竿に懸吊されたソーセージのループの懸吊部分と
接する位置にある。
上記腕体は、移送域の終了すなわちカムの先端に達する
と腕体4はカムから外れてばね136の力によって急激
に反竿側に没して上記ループから離れる。なおその際腕
体は一定距離以上没しないように設定されている。しか
る後、腕体はカムのテーパ部135Bによって次第に竿
方向に突出し、移送域直前にあるテーパ部135Cにて
、急激に同方向に突出して竿に懸吊されたソーセージの
ループと接する位置にまで復帰する。上記テーパ部13
5Cは竿よりも下方に位置するために腕体は該位置に帰
還する際に竿と交叉することはない。
以上のような本実施例によるならば、第−及び第二実施
例に比して移送手段のための空間、特に床面積が少なく
てすむとともに、腕体の竿に懸吊されたソーセージのル
ープからの急1な離反が可能となり、第二実施例の腕体
の場合と同様に、竿の有効利用が図れる。
第8図には、第五実施例として、さらに他のループ形成
手段の形態が示されている。本実施例では、ソーセージ
の送り出し装置は案内部材の回転軸心から半径方向側方
にずれて配されている。ループ形成手段の上記案内部材
は、半径方向外方に開口するノツチ31”を有する回転
案内円板3″で成り、該回転案内円板3”が竿4の後端
近傍にて上記ノツチ31”が竿4の軸線の周囲を回転す
る位置に配されている。この場合、ソーセージは、その
捩り部分が上記ノツチ31”に係止するタイミングにて
、上記回転案内円板の近くにあって、かつ該円板の回転
軸心から側方にずれた位置に配された装置、例えば充填
装置のノズル81から送り出されている。このような本
実施例によれば、ループ形成手段はきわめて簡単になる
さらには、本実施例の変形として、案内部材の回転軸心
とソーセージの送り出し装置とが、半径方向にずれてい
ない場合のループ形成手段を第9図に示す。上述のごと
くのずれがないために上記ループ形成手段の案内部材は
、該案内部材の回転軸心とノツチ311との距離をルー
プの懸吊長さに相当させた長い回転アーム3″”で成る
。なお、回転アーム31は図示せぬ駆動手段で回転駆動
される歯車部3“Aを有している。
(発明の効果) 以上のように本発明によるならば、一連のリンク状ソー
セージは、自動的に竿に間隔をもってループ掛けされる
ので、次のような効果を奏する。
■ ソーセージの熱処理に備えての竿掛は工程において
、次の点で作業能率はきわめて向上することとなる。
i)ソーセージを竿へ移し換える手間が省けるのは勿論
のことながら、該移し換えの必要がないので、ループ懸
吊ピッチをくるわすことがなくなる。
ii)竿上のループは自動的に移送されるので、人手に
よる移送補助が不要となり、懸吊作業の無人化が図れる
iii )従来のように形成されたループ群に竿を差込
む、という工程がないために、ソーセージに傷をつける
ことなくあらゆる種類のケーシングのソーセージを節単
に竿掛けできる。
■ 装置の床面積を小さくすることができる。
i)すなわち、竿の差込み作業がないために、竿掛は作
業のための空間が、従来に比して約半分になる。
ii )また、従来装置の案内軸や輸送装置が不要であ
るため、その分だけ装置が小型化される。
■ 汎用性を上げ、高速化を図れる。
i)竿に移し換えたソーセージを案内軸の領域から引き
抜(ために、上記案内軸は一端でのみ支持せざるを得な
いという従来装置の致命的欠点が根本的に解決されて、
ループ掛けされる竿を両端で支持することができるよう
になった。
ii )上記両端支持に加え、竿を移送手段の腕体によ
って支持可能となったために、細い竿の使用ができるの
で短いリンクのソーセージでも問題なく懸吊できること
となる。
さらに、重量の大きいループ群でも細い竿で懸吊できる
iii )ソーセージが懸吊される部材が支持手段で支
持された竿なので、装置と共に回転することがなく、よ
って装置の高速化が可能となる。
■ 一連の工程の完全自動化が図れる。
すなわち ソーセージ充填機で充填されノズルから送り
出されるソーセージを直接本発明装置に送り込んだり、
あるいは、ソーセージ充填機のリンク形成搬送装置を接
続するならば、ソーセージの充填から竿掛けまで完全に
自動化することができる。また、従来充IJJll側の
能力あるにも拘わらず、これに接続される竿掛は装置が
手作業に依る工程が多く、さらには竿掛は装置の構造上
高速運転に適していない等の理由に起因して上記充填機
の能力が十分に発揮されず、全工程として低能率なもの
となっていた場合、本発明装置によって竿掛けの能率及
び高速化が図れるので、上記充填機を接続するならば、
充填機は十分にその能力を発揮できることとなり、全体
の能率がきわめて向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例装置の外観を示す斜視図、
第2図(A)は第1図装置の主要部を縦断面して示す原
理図、第2図(B)は第2図(A)の筒状部に対するソ
ーセージの送り位置を示す部分側面図、同(C)図はソ
ーセージの懸吊部分を示す(A)図におけるC−C矢視
図、第3図は第2図の主要部をその駆動手段を含めて構
成を示す斜視図、第4図(A)は第二実施例装置の構成
概要を示す斜視図、同(B)図は同(A)図の腕体の部
分側面図、同(C)図は腕体の変形を示す図、第5図(
A)は第二実施例装置の主要部を縦断面して示す原理図
、同(B)図はソーセージの懸吊部分のみを示す(^)
図におけるB−B矢視図、第6図(A)は第三実施例装
置の主要部を縦断面して示す原理図、同(It)図はソ
ーセージの懸吊部分のみを示す(A)図におけるB−B
矢視図、第7図は第四実施例の概要を示す斜視図、第8
図は第五実施例の概要を示す部分斜視図、第9図は第8
図装置の変形を示す部分斜視図である。 3.3°、3”、3”・・・・・・ループ形成手段3A
; 3’A、 3’C・・・・・・案内部材(3A・・
・捕捉アーム。 3”A・・・円板、3”C・・・連結棒)4・・・・・
・・・・竿 4A・・・・・・・・・後部 4ト・・・・・・・・前部 5・・・・・・・・・竿支持手段 5A・・・・・・・・・第一支持部 5B・・・・・・・・・第二支持部 5B’  ・・・・・・ストッパ 51・・・・・・・・・係止穴部 6・・・・・・・・・移送手段 6A・・・・・・・・・移送域 61、61°・・・・・・・・・巻掛は走行体62、6
2”・・・・・・・・・腕体 62“^・・・・・・・・・位置決め部(切り込み)7
・・・・・・・・・・・・受体 120・・・・・・・・・螺旋状体 特許出願人      ノ\イテ・ツク株式会社福留ハ
ム株式会社

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リンク状に撚結された一連のソーセージを送り出
    して竿にループ状に懸吊する方法において、 竿の後部の近傍にて回転することにより上記ソーセージ
    の送り出しの経路と交叉する案内部材で上記ソーセージ
    を捕捉して、上記竿の後部に上記ソーセージをループ状
    に巻き掛け、懸吊されたソーセージを竿上を該竿の前部
    に向けて移行せしめることを特徴とするソーセージ自動
    竿掛け方法。
  2. (2)リンク状に撚結された一連のソーセージを送り出
    して竿にループ状に懸吊する装置において、 竿の後部の近傍にて回転することにより上記ソーセージ
    の送り出しの経路と交叉してソーセージを捕捉する案内
    部材を有するループ形成手段と、 上記案内部材の回転軸心を中心としかつ該案内部材の回
    転によって描かれる最大円を通る仮想円筒面の内部もし
    くは該仮想円筒面の下方に、竿の後部を配すると共に該
    竿を取り外し自在に支持する竿支持手段と、 竿にループ状に懸吊されたソーセージを竿の後部から前
    部に向けて移動せしめる移送手段と、 を備えていることを特徴とするソーセージ自動竿掛け装
    置。
  3. (3)ループ形成手段の案内部材は、竿の後端もしくは
    後端近傍に指向している捕捉アームであることを特徴と
    する特許請求の範囲第(2)項記載のソーセージ自動竿
    掛け装置。
  4. (4)ソーセージの送り出し位置は、竿の後端及び案内
    部材の先端が位置づけられている案内部材の回転軸心か
    ら半径方向に側方にずれており、該ソーセージは捕捉ア
    ームによって捕捉されて竿の後部に案内されることを特
    徴とする特許請求の範囲第(3)項記載のソーセージ自
    動竿掛け装置。
  5. (5)ループ形成手段の案内部材は、ソーセージを受け
    入れる孔を中央部に有する円板の一位置に、一端が固定
    されほぼ上記円板の軸線方向に延出する連結棒と、上記
    円板とほぼ平行に配されかつ中心軸よりずれた位置にて
    上記連結棒の他端に固定される他の円板とを有し、該他
    の円板には連結棒の固定位置より回転方向前方へかつ半
    径方向外方へ向けて開口するノッチを有していることを
    特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載のソーセージ
    自動竿掛け装置。
  6. (6)ループ形成手段の案内部材は、半径方向外方に開
    口するノッチを有する回転案内円板で成り、該回転案内
    円板が竿の後端近傍にて上記ノッチが竿の軸線の周囲を
    回転する位置に配されているとともに、ソーセージの送
    り出し装置が回転案内円板の回転軸心から半径方向側方
    にずれていることを特徴とする特許請求の範囲第(2)
    項記載のソーセージ自動竿掛け装置。
  7. (7)移送手段は、竿に対して間隔をもって該竿の後部
    から前部に向けて走行する移送域をもつ巻掛け走行体を
    有し、該巻掛け走行体には、上記竿に懸吊されたソーセ
    ージのループと接触する複数の腕体が取りつけられてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載のソ
    ーセージ自動竿掛け装置。
  8. (8)移送手段は、竿に対して間隔を保った軸心まわり
    に回転する螺旋状体であることを特徴とする特許請求の
    範囲第(2)項記載のソーセージ自動竿掛け装置。
  9. (9)竿支持手段は、竿の後部を案内部材の回転軸心上
    で支持する第一支持部と、竿の前部を支持する第二支持
    部とを有していることを特徴とする特許請求の範囲第(
    2)項記載のソーセージ自動竿掛け装置。
  10. (10)第一支持部は案内部材の一部に形成された係止
    穴部、第二支持部は竿の前部を載置する受具であること
    を特徴とする特許請求の範囲第(9)項記載のソーセー
    ジ自動竿掛け装置。
  11. (11)移送手段の腕体は竿を腕体の長手方向での所定
    位置で載置する位置決め部を有して、竿支持手段をも兼
    ねていることを特徴とする特許請求の範囲第(7)項記
    載のソーセージ自動竿掛け装置。
  12. (12)竿支持手段は、移送手段の各腕体に設けられて
    竿を腕体の長手方向に位置決めかつ支持する竿支持部と
    、前部方向への竿の移行を阻止するストッパとで成るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(7)項記載のソーセ
    ージ自動竿掛け装置。
  13. (13)腕体は、少なくとも移送手段の移送域にあって
    は、竿の下側に接触しもしくは近傍にあることを特徴と
    する特許請求の範囲第(7)項記載のソーセージ自動竿
    掛け装置。
  14. (14)移送手段は、竿の前部側にて巻掛け走行体が走
    行するにつれて、腕体が竿より漸次離反することを特徴
    とする特許請求の範囲第(7)項または第(13)項記
    載のソーセージ自動竿掛け装置。
  15. (15)移送手段の腕体は、竿の前部側にて竿から離反
    する方向に下方に回動し、また、竿の後部側位置に帰還
    するまでに竿の下側に接する位置もしくはその近傍位置
    に復帰することを特徴とする特許請求の範囲第(7)項
    、第(11)項、第(12)項及び第(13)項のうち
    の1つに記載のソーセージ自動竿掛け装置。
  16. (16)案内部材の下方位置には、上方に向いた受け面
    でソーセージを受ける受体が配設されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第(2)項記載のソーセージ自動
    竿掛け装置。
  17. (17)移送手段の腕体は、竿の前部側にて該腕体の長
    手方向に没して竿から離反方向に移動しまた竿の後部側
    位置に帰還するまでに竿の下側に接する位置もしくはそ
    の近傍位置に復帰することを特徴とする特許請求の範囲
    第(7)項または第(13)項に記載のソーセージ自動
    竿掛け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016116459A (ja) * 2014-12-19 2016-06-30 ハイテック株式会社 ソーセージ懸吊形態整形方法とその装置、及び懸吊ソーセージループ搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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