JPS6217860Y2 - - Google Patents

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JPS6217860Y2
JPS6217860Y2 JP19655481U JP19655481U JPS6217860Y2 JP S6217860 Y2 JPS6217860 Y2 JP S6217860Y2 JP 19655481 U JP19655481 U JP 19655481U JP 19655481 U JP19655481 U JP 19655481U JP S6217860 Y2 JPS6217860 Y2 JP S6217860Y2
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drive link
link
drive
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links
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JP19655481U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、駆動リンクに作用する過大な機械力
(過負荷)を制限するようにした駆動リンク装置
のリミツター機構に関するものである。
従来より広く知られているビデオテープレコー
ダ(以下、単にVTRという。)において、磁気テ
ープのテープ走行路は、各種動作モードに応じて
切換えられている。例えば、録画時等のように音
声を必要とする場合には、磁気テープが音声用磁
気ヘツドに摺接するようにテープ走行路が設定さ
れるとともに、早送り時等のように音声を必要と
しない場合には、磁気テープが音声用磁気ヘツド
から離間するようにテープ走行路が設定されて
る。
上記テープ走行路の切換え手段として、第1図
に示す駆動リンク装置がすでに提案されている。
この駆動リンク装置100は、図示しない基板に
回転自在に支持した一対の駆動リンク101,1
02と、これら各駆動リンク101,102の各
一端101a,102aを連結した連結棒103
を有している。上記各駆動リンク101,102
のうちの一方の駆動リンク101の他端101b
には、この駆動リンク装置100の作動レバーの
機能をなす操作リンク104の一端104aが該
リンク101の回転中心に回転自在に軸支されて
いる。上記操作リンク104の他端104bと前
記一方の駆動リンク101の一端101aとの間
には、引張りコイルバネ05が架設されている、
したがつて、上記操作リンク104は、上記コイ
ルバネ105によつて、常時、同図中反時計方向
に弾発付勢されている。また、上記操作リンク1
04の長手方向中途部には、該リンク104と前
記一方の駆動リンク101が平常状態においてL
字状をなすように、前記一方の駆動リンク101
の一側101Aに当接する係止片106が突設さ
れている。なお、107は前記他方の駆動リンク
102の他端102bを第1の位置へ復帰させる
ための引張りコイルバネであり、前記一方の駆動
リンク101を第1図中反時計方向に弾発付勢し
ている。上記コイルバネ107の弾発力は、前記
コイルバネ105の弾発力よりも小さく設定され
ている。
また、前記他方の駆動リンク102の他端10
2aには、磁気テープTの走行路を切換えるテー
プ走行ガイドピン108が立設されている。
次に、上記構成からなる駆動リンク装置100
の作用について説明する。
他方の駆動リンク102の他端102bが前記
コイルバネ107の弾発力によつて実線で示す第
1の位置に移動されている時、該リンク102の
他端102bは、その位置に設けられている係止
用ブロツク109によつて、それ以上の移動が阻
止されている。この状態において、磁気テープT
は、ガイドピン108によつて該テープTが図示
しない音声用磁気ヘツドに摺接するようにその走
行が案内される。
そして、前記操作リンク104を第1図中時計
方向に回転操作すると、前記一方の駆動リンク1
01は前記コイルバネ107の弾発力に抗して上
記操作リンク104の回転操作に随し、上記操作
リンク104と同方向に回転させられる。上記一
方の駆動リンク101の回転によつて、前記連結
棒103は同図中右方向に引き込まれ、そして、
前記他方の駆動リンク102は同図中時計方向に
回転させられ、該リンク102の他端102bは
同図中破線で示す第2の位置に移動させられる。
この時、上記他方の駆動リンク102の他端10
2bは、その位置に設けられている係止用ブロツ
ク110によつてそれ以上の移動が阻止される。
この時、磁気テープTは、ガイドピン108に
よつて、音声用磁気ヘツドから離間する方向に追
いやられ、その位置で上記ガイドピン108によ
つて走行が案内される。
このように、上記他方の駆動リンク102を回
転操作することにより、磁気テープのテープ走行
路を、磁気テープTが音声用磁気ヘツドに摺接す
る第1のテープ走行路と、磁気テープTが音声用
磁気ヘツドから離間する第2のテープ走行路に選
択的に切換え操作することができる。
また、前記他方の駆動リンク102の他端10
2bが第2の位置に置かれている時、前記操作リ
ンク104をさらに第1図中時計方向に回転させ
る力が作用しても、該リンク104は前記コイル
バネ105を引き込むだけであり、該リンク10
4の回転が前記各駆動リンク101,102に作
用するようなことはない。
したがつて、前記各駆動リンク101,102
に対する過負荷を制限することができる。
ところで、上記駆動リンク装置100において
は、各駆動リンク101,102に対する過負荷
を制限するために、前記引張りコイルバネ105
を一方の駆動リンク101と操作リンク104と
の間に関連配設することが必須の構成要件とな
り、部品点数が増加するばかりでなく、組立が煩
雑となることが欠点となつていた。
そこで本考案はこのような従来の実情に鑑みて
堤案されたものであり、部品点数が少なく、そし
て組立てが簡単な駆動リンク装置のリミツター機
構を堤供するこを目的とする。
以下、本考案の一実施例を第2図乃至第5図に
従い具体的に説明する。なお、この実施例は
VTRにおけるテープ走行路を切換える駆動リン
ク装置に適用したものである。
この駆動リンク装置1は、図示しない基板に回
転自在に軸支された一対の駆動リンク2,3と、
これら各リンク2,3の各一端2a,3aを機戒
的に連結する連結棒4とを有している。
上記各リンク2,3のうちの一方の駆動リンク
2は、L字状に折曲形成されてなり、該リンク2
の他端2bが、この駆動リンク装置1の操作端と
なつている。
上記各リンク2,3のうちの他方の駆動リンク
3の他端3bは、上記一方の駆動リンク2に与え
られる回転力によつて、該リンク3が回転操作さ
れることにより、第1の位置(第2図中実線で示
す位置)及第2の位置(第2図中破線で示す位
置)に移動操作される。なお、上記リンク3の他
端3bは、上記各位置に設けられている係止用ブ
ロツク10,11によつて受け止められる。
このように移動操作される上記他方の駆動リン
ク3の他端3bには、磁気テープTの走行路を切
換えるテープ走行ガイドピン5が立設されてい
る。すなわち、上記他方の駆動リンク3の他端3
bが、前記第1の位置あるいは第2位置に移動操
作されることにより、上記磁気テープTのテープ
走行路は、該テープTが図示しない音声用磁気ヘ
ツドに摺接する走行路(第2図中実線で示す位
置)、あるいは該テープTが上記ヘツドから離間
する走行路(第2図中破線で示す位置)に切換え
操作される。なお、6は前記他方の駆動リンク3
の他端3bを第1の位置へ復帰させるための引張
りコイルバネであり、前記一方の駆動リンク2を
第2図中反時計方向に弾発付勢している。
一方、前記連結棒4において、他方の駆動リン
ク3の一端3aに貫通形成した挿入孔7に挿着さ
れるリンク係合端4aは、第3図に示すように、
予め90度の折曲角度をもつて折曲形成されてい
る。また、一方の駆動リンク2の一端2aに貫通
形成した挿入孔8に挿着されるリンク係合端4b
は、予め90度以下の折曲角度2をもつて内方に折
曲形成されている。
上記一方の駆動リンク2側の挿入孔8におい
て、孔入口8aの継幅l1は、第4図に示すように
上記連結棒4の直径幅よりも大きく形成され、孔
出口8bの継幅l2は上記連結棒4の直径幅と略同
一幅に形成されている。
そして、上記連結棒4の一方のリンク係合端4
bは、その折曲角度が略90度に弾発的に変位させ
た状態で上記挿入孔8の内壁8Aに密着するよう
に挿着支持されている。この時、上記連結棒4の
一方のリンク係合端4a側にはバネ力が貯えられ
た状態となつている。また、前記他方の駆動リン
ク3の他端3bは、前記引張りコイルバネ6の弾
発力によつて、第1の位置に位置決め保持されて
いる。
また、前記一方の駆動リンク2を前記コイルバ
ネ6の弾発力に抗して、第2図中時計方向に回転
操作し、前記他方の駆動リンク3の他端3bを第
2の位置に移動させ、テープ走行路を切換え操作
した際に、前記一方の駆動リンク2に必要以上の
回転力が与えられると、前記連結棒4のリンク係
合端4bは、第5図に示すように前記挿入孔8の
孔出口8bで先端40が保持された状態で、該孔
8の内壁8Aから離れる方向に弾性変位する。
このように、前記他方の駆動リンク3が第2の
位置に移動操作された時、前記各駆動リンク2,
3に対する過負荷を上記連結棒4の一方のリンク
係合端4b側に貯えられているバネ力によつて制
限することができる。
以上の説明から明らかなように、本考案は回転
自在に支持した一対の駆動リンクの各一端を、両
端が折曲形成された連結棒によつて連結し、上記
各リンクのうちの一方の駆動リンクに正逆両方向
へ回転力を与えることにより、他方の駆動リンク
の他端側に設けた位置切換え部材を第1の位置及
び第2の位置に移動させるとともに、上記他方の
駆動リンクの他端が上記各位置に設けた係止部材
によつて受け止められるようにした駆動リンク装
置において、上記連結棒の少なくとも一端をその
折曲角度を弾発的に変位させて上記一方の駆動リ
ンクに装着し、上記位置切換え部材を第1の位置
あるいは第2の位置に移動させた時、前記各駆動
リンクに対する過負荷を上記連結棒の一端側に貯
えられているバネ力によつて制限し得るようにし
たことを特徴とするものであり、従来よりも部品
点数を削減することができ、組立てが簡単となり
コストダウン化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す平面図、第2図は本考案
の一実施例を示す平面図、第3図は連結棒の側面
図、第4図は第2図のA−A線拡大断面図、第5
図は各駆動リンクの作動後における連結棒と一方
の駆動リンクとの係合状態を示す拡大断面図であ
る。 1……駆動リンク装置、2……一方の駆動リン
ク、3……他方の駆動リンク、4……連結棒、4
a,4b……リンク係合端、5……テープ走行ガ
イドピン、10,11……係止用ブロツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転自在に支持した一対の駆動リンクの各一端
    を、両端が折曲形成された連結棒によつて連結
    し、上記各リンクのうちの一方の駆動リンクに正
    逆両方向へ回転力を与えることにより、他方の駆
    動リンクの他端側に設けた位置切換え部材を第1
    の位置及び第2の位置に移動させるとともに、上
    記他方の駆動リンクの他端が上記各位置に設けた
    係止部材によつて受け止められるようにした駆動
    リンク装置において、上記連結棒の少なくとも一
    端をその折曲角度を弾発的に変位させて上記一方
    の駆動リンクに装着し、上記位置切換え部材を第
    1の位置あるいは第2の位置に移動させた時、前
    記各駆動リンクに対する過負荷を上記連結棒の一
    端側に貯えられているバネ力によつて制限し得る
    ようにしたことを特徴とする駆動リンク装置のリ
    ミツター機構。
JP19655481U 1981-12-28 1981-12-28 駆動リンク装置のリミツタ−機構 Granted JPS58101223U (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58101223U JPS58101223U (ja) 1983-07-09
JPS6217860Y2 true JPS6217860Y2 (ja) 1987-05-08

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ID=30109793

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JP19655481U Granted JPS58101223U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 駆動リンク装置のリミツタ−機構

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