JPS62178414A

JPS62178414A - 可変スタビライザ装置

Info

Publication number: JPS62178414A
Application number: JP1806786A
Authority: JP
Inventors: Mamoru Oshida; 押田　守; Yasunori Kato; 加藤　泰紀
Original assignee: Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Current assignee: Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Priority date: 1986-01-31
Filing date: 1986-01-31
Publication date: 1987-08-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業　の１　　野本発明は、車両用可変スタビライザ装置に関するもので
ある。

従迷！口支迷− 従来の車両、特に、自動車用スタビライザ装置（車体傾
斜抑制装置）は、例えば、その要部を添（＝ｆ′図面の
第３図に示すように、車体１に取り付けられたスタビラ
イザバー２と、アーム又は車軸３との連結に、剛体ロッ
ド４を使用している３従って、スタビライザ装置全体の剛性は５スタビライザ
バー２の剛性に等しくなり、これは一定値である。

日が　゛　しようと　る０題しかしながら、上記のような構成を有する従来のスタビ
ライザ装置における剛性は一定値であるので、道路状態
や、車両の積載状態などが、初期の設計時の値と変わっ
た場きなどに、スタビライザ装置としての車体傾斜抑制
性能が、変動した条件などに対して適当では無くなり、
所期の抑制性能を充分に発揮することができなくなると
いう問題点かある。

そこで、本発明は、道路条件や、車両の積載状態などに
変１ヒがあった場合にも、これに即応するように剛性を
容易に変更することが可能である新規な車両用スタビラ
イザ装置を得ることを、その目的とするものである。

目迎　を　゛　るための本発明は、この目的を達成するために、添付図面の第１
図に示すように、スタビライザバー２と、アーム又は車
軸３とを連結する第３図に示した剛体ロッド４の代わり
に、弾性体と、剛体とを切り替えることの可能な切り替
え装置１０を取り付けたことを特徴とするものである。

１−一月一本発明は、このような構成を有しているので、道路条件
などが変わった場きには、切り替え装置１０を適宜に操
作することにより、その剛性値を変更し、従って、スタ
ビライザ装置全体としての剛性を、最適な値に変更する
ことができるようになる３以下、本発明をその１実施例
を示す添付図面の第１及び２図に基づいて詳細に説明す
る。

まず、第１図に本発明の１実施例の要部を示しであるが
、この図を第３図と比較することにより容易に分かるよ
うに、本発明装置は、従来の装置とは、そのロッド４の
代わりに、切り替え装置１０に置き換えた点において相
違している。

すなわち、この切り替え装置１０の詳細ＷＩ造は、第２
図に示すとおりであり、相互に間隔を置いて同軸に配置
された内筒１１及び外筒１２から成り立っている本体の
、内筒１１の内部には、適宜の流体を充てんして置くと
共にその内部にはピストン１３をしゆう動自在に配置し
、このようにして、内筒１１の内部をピストン１３によ
り上下の２室１４．１５に分割し、これらの２室１４．
１５は、それぞれ、内外筒１１，１２を貫通して取り付
けられた答弁１６．１７を介して、内外筒１１，２の間
に形成された通路１８により相互に連結可能としてあり
、また、両方の弁１６．１７は、外筒１２の外部に、外
＠１２とほぼ平行に配置された連結棒１９により相互に
連結しである。

更に、各室１４．１５内には、ピストン１３と、内筒１
１の上端部との間及びピストン１３と内筒１１の下端部
との間に、それぞれ、コイルばね２０．２１が配置され
ている。

また、ピストン１３に下端部を固着されたピストン棒２
２は、内外筒１１．１２の上端部を貫通して上方番ご延
びており、その上端部付近においてスタビライザバー２
の自由端部に固着され、また、外筒１２の底部の中心か
ら下方に突出するようにその上端部において固着された
連結棒２３が、その下端部付近において、アーム又は車
軸３に固着されるようにしである。

本発明は、このような構成を有しているが、その作用は
次ぎのようである。

例えば、弁１６．１７を弁連結捧１９を介して同時に開
放するようにした時は、内筒１１の内部に充てんされて
いる流体は、２室１４．１５の間を自由に往復すること
ができるので、ピストン１３は、外筒１２の底部に固着
された連結棒Ｚ３をを介して入力を伝達されると、弾性
体であるコイルばね２０ないしは２１が圧縮され、移動
可能となり、ピストン棒２２は弾性ロッドとして作動を
するようになる。

これに対し、弁１６．１７を同時に閉塞した時には、内
筒１１の内部の流体は室１４．１５の間を自由に往復す
ることが不可能となるので、ピストン１３は、不動とな
り、従って、第３図に示した従来の剛体ロッド４と同一
の作用を行うこととなる。

このように、本発明による切り替え装置１０を、スタビ
ライザバー２と、アーム又は車軸３との間に取り付ける
ことにより、スタビライザ装置全体の剛性は２次ぎのよ
うにる。

今、スタビライザバー２の剛性をに１．ロッド４の剛性
をに２とすると、スタビライザ装置全体の剛性にはに）
両方の弁１６．１７が開放している場合ｋ・（ｋｔ・ｋ
ｚ）／（ｋ＋十ｋｇ）（ｉｉ）両方の弁１６．１７が閉塞している場合に＝に
、　。

となる。また、切り替え装置１０から弾性体であるコイ
ルばね２０，２１を取り外すと、剛性ｋが、両方の弁１
６゜１７が開放している場合に（ｉｉｉ）　　　ｋ；０となることも、容易に推察されるところである。

以上には、本発明による切り替え装置１０を流体円筒（
シリンダ）及びピストンから成るものとしであるが、こ
の切り替え装置１０としては、同様の作動を行うことが
できるものであれば、他の任意のものを使用することが
できることは、熱論のことである。

ｌ監へ立ｉ本発明は、上記のような構成及び作用を有しているので
、スタビライザ装置として、道路条件や、車両の積載条
件などに応じて、その剛性を適宜に変更させることが可
能となり、車両の走行性能を、車両の走行条件にかかわ
らず、常に最良のものとすることができるという優れた
効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１Ｉ２１は、本発明の要部を示す正面図、第２図は、
その切り替え装置の１実施例を示す縦断面図、第３図は
、従来のスタビライザ装置の１例を示す第１図と同様の
図である。１・・・車体、Ｚ・・・スタビライザバー、３・・・ア
ーム又は車軸、４・・・ロッド、１０・・・剛性切り替
え装置、１１．．１２・・・内外筒、１３・・・ピスト
ン、１４．１５・・・室、１６．１７・・弁、１８・・
・通路、１９・・・弁連結棒、２０．２１・・・コイル
ばね、２２・・・ピストン棒、２３・・・連結棒。

Claims

【特許請求の範囲】１、車体に１端部付近を連結されたスタビライザバーの
他端部と、その自由端部をアーム又は車軸に相互に連結
するロッドとから構成されているスタビライザ装置にお
いて、連結ロッドを、弾性体と、剛体とに切り替え可能
な部材に置き換えて成ることを特徴とする可変スタビラ
イザ装置。２、切り替え可能な部材が、流体を充てんされた円筒と
、円筒の内部を２室に分割するピストンとから構成され
、ピストン棒端部をスタビライザバーの他端部に連結す
ると共に円筒の底部に、それから突出するように固着さ
れた連結棒を、その他端部においてアーム又は車軸に固
着し、円筒の２室を、それぞれ、弁を介して通路により
流体の連通を許すようにした特許請求の範囲第１項記載
の可変スタビライザ装置。３、円筒が、内外筒から成り立ち、内筒の内部にはピス
トンをしゅう動自在に収容し、弁が内外円筒を貫通して
内筒から外筒の外部に突出するようにし、これらの弁を
外筒の外部において弁連結棒により相互に連結した特許
請求の範囲第２項記載の可変スタビライザ装置。