JPS62177925A - 表面処理方法 - Google Patents

表面処理方法

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JPS62177925A
JPS62177925A JP61018017A JP1801786A JPS62177925A JP S62177925 A JPS62177925 A JP S62177925A JP 61018017 A JP61018017 A JP 61018017A JP 1801786 A JP1801786 A JP 1801786A JP S62177925 A JPS62177925 A JP S62177925A
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scattering
ion
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Shinichi Taji
新一 田地
Sadayuki Okudaira
奥平 定之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体、金属、絶縁物を試料として試料表面の
エツチング、表面数□質、表面清浄化、表面への不純物
注入、表面への薄膜堆積などの各種処理を行う表面処理
方法に係り、特に、半導体表面の高精度エツチングと薄
膜堆積に好適な表面処理方法 理方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、半導体装置製造におけるエツチング処理には、プ
ラズマやイオンビームを用いていた。すなわち、処理し
ようとする試料の表面に、プラズマを用いる場合はプラ
ズマからのイオンや電子を、イオンビームを用いる場合
はイオンを、入射させる処理方法が採用されていた。こ
れら荷電粒子が試料表面に入射する現象とそれに伴う半
導体装置製造上の問題点については、ドライ プロセス
シンポジウム プロシーディング(Dry Proce
ssSymposium Proceeding) 、
 (1985)+V5,132Pで論じられている。す
なわち、試料表面に荷電粒子を入射させることによるエ
ツチング処理においては、試料表面への帯電がおき、絶
縁用薄膜の劣化が起きるという問題点があった。この問
題は、エツチング処理の場合だけでなく、荷電粒子を用
いた表面清浄化や表面への不純物注入、さらに表面改質
や薄膜堆積などの処理を行う場合においても共通に現わ
れていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、従来技術での上記した問題点、すなわち、荷
電粒子を試料表面に入射させると試料表面に帯電がおき
、絶縁用薄膜の劣化など、被処理物表面が破壊を受ける
という問題を解決し、イオン線を試料とは別の固体表面
に入射させて大部分が中性粒子からなる散乱粒子線を得
て、これを被処理試料の表面に入射させることで、試料
表面での帯電を少なくし、帯電による表面破壊などを防
止することのできる表面処理方法を提供することを目的
とするものである。
従来、低エネルギーイオンの固体表面での散乱(反射)
現象については、アプライド フィズイクス(Appl
、、 Phys、)、 9. (1976) P、26
1に1低工ネルギーイオン散乱分光”  (Low E
nergy Ion ScatteringSpect
roscopy)として論じられているが、これは、散
乱した粒子を検出することで、表面の原子組成等を分析
する方法に関するもので、散乱したイオンもしくは中性
化した粒子を用いて試料表面のエツチング、表面改質、
表面清浄化、−3= 表面への不純物注入、表面への薄膜堆積を行うという点
についての配慮はなかった。
〔問題点を解決するだめのf段〕
本発明では、真空槽内において、イオン線を散乱固体の
表面に照射して表面において散乱させ、これによって形
成された散乱粒子線を試料(被処理物)の表面に入射さ
せることによって試料表面のエツチング、改質または表
面への物質堆積などの各種処理を行う表面処理方法とす
る。
〔作用〕
イオン線が散乱固体表面において散乱をうけると、大部
分のイオン粒子がもつ電荷が中和されて中性粒子となり
、したがって、散乱粒子線が試料に入射した時の試料表
面での電荷の交換が少なく。
帯電現象による処理物質の破壊などが少ない状態で表面
処理が行われる。
〔実施例〕
第1図を用いて本発明の詳細な説明する。イオン源1か
ら引き出したイオンビーム2を散乱固体3に照射して散
乱させる。散乱ビーム4は大部分が照射されたイオンが
中性化した粒子で構成され、わずかに発散しながら、試
料5の表面に入射する。
この入射により試料5の表面処理を行う。散乱ビーム4
の大部分が中性粒子であることから、試料表面での帯電
現象が小さく、試料として、シリコン(Si) 、ゲル
マニウム(Ge) 、ガリウム・ヒ素(G a A s
 ) 、ガリウム・リン(GaP) 、インジウム・リ
ン(InP)およびそれらの混合体等の半導体材料、二
酸化シリコン(Sin2) 、四窒化三シリコン(S1
3N4)−酸化タンタル(Ta205)、酸窒化シリコ
ン(SiON)、酸化アルミニウム(An、03)、窒
化ホウ素(BN)などの絶縁物、アルミニウム(U) 
、銅(Cu) 、ニッケル(Nj) 、窒化チタン(T
iN)、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、金
(Au)、銀(Ag)などの金属、を用いてその表面処
理が可能である。
本発明は、スパッタリング現象を利用して物質を堆積さ
せるスパッタデポジツション法とは異なる。スパッタデ
ボジッション法は、入射イオンが一5= 固体表面原子を物理的にたたき出しくスパッタリング現
象)、その表面原子が試料表面に堆積する方法であるの
に対し、本発明は、散乱固体3で散乱された粒子により
試料5の表面処理を行うものである。
第2図により散乱の原理を説明する。入射イオン6(質
量M。、エネルギーE o )が斜め方向から固体表面
に入射して表面原子7(質量M 1 )と衝突すると、
入射イオンは散乱され、散乱角0、エネルギーE1とな
る。その時の散乱粒子8のエネルギーE1は次式により
与えられる。
ただし、A=M□/Ml+である。散乱角θと入射イオ
ン6のエネルギーE0と質量M。を決定すると、散乱固
体表面原子7の質量により、散乱粒子8のエネルギーE
工は上式により極めて精度よく制御することができる。
散乱された粒子は入射イオンと同一元素であるが、大部
分中性粒子となる。
散乱の効率は、入射するイオンエネルギーに強く依存し
、イオンエネルギーが1〜10KeVで効率が良い。し
かし、IKeV以下においても散乱し、低エネルギー中
性粒子を発生させることもでき、また、10KeV以上
の高エネルギーにおいても散乱させて高エネルギー中性
粒子を生成させることができる。
前述した半導体材料、絶縁物、金属を試料としてその表
面に物質堆積を行う場合は、入射するイオンとして、試
料材料の元素を少なくとも1つ含むイオンを用いる表面
処理方法が適する。また、エツチングを行う場合は、ヘ
リウム(He)、ネオン(Ne) 、アルゴン(Ar)
、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)などの不活性
元素のイオン(He”、Ne+、Ar”、Kr”、Xs
”) 、フッ素(F)、塩素(cm)、臭素(Br)な
どのハロゲン元素のイオン(F+、CA+、Br+)、
さらにCC(1,n”、 CFn”、CBr”、B(J
l、”、SFm” (n=1〜3、m=1〜6)などの
少なくとも1個のハロゲンを含む2原子、多原子イオン
やそれらの多価イオンを使用することができる。表面改
質を行う場合は、N+、N2+、O+、0げ、c4−1
CHn” (n=1〜3)  、co+、Co2”、S
i”など改質したい表面原子との組み合せの元素を少な
くとも1個含むイオンが使用できる。
エツチングすべき試料と、この試料に入射する散乱ビー
ムとの組み合せは、上記で限定した試料と入射ビームと
の組み合せより広い範囲に応用できる。すなわち、散乱
された試料に入射するビームと試料表面原子とを化学反
応させてエツチングすることが可能であり、その化学反
応生成物の蒸気圧が高くなる試料と散乱ビームの組み合
せであれば良い。堆積においては、堆積膜を構成する元
素を少なくとも1個含むイオンビームであれば、どのよ
うな試料に対しても堆積に使用することが可能である。
第3図は本発明の他の実施例を示す図で、試料材料をガ
ス雰囲気中に置いた場合である。イオン源9より引き出
したイオンビーム10を散乱固体11の表面に入射させ
、散乱したビーム12をガス13雰囲気中を通して試料
14の表面に照射する。第3図8一 実施例によれば、第1図実施例と同様の組み合せのほか
に、イオンビーム10とガス13と試料14材料との組
み合せで、エツチング、表面改質、堆積を行うことがで
きる。入射イオンとしては、He”。
Ne”、Ar”、Kr+、Xe+などの不活性イオンの
ほかに、イオン源で発生させ得るどのイオン種でも使用
でき、第1図実施例の場合よりも広い範囲の組み合せが
可能である。エツチングにおけるガス13と試料14の
組み合せとしては、試料材料の元素と雰囲気ガス中の少
なくとも一元素との化合物の蒸気圧が高くなるように選
択すると良い。試料14が5i(7)場合は、ハロゲン
元素F、Ca、Br、■を少なくとも含むガスを真空槽
内に導入すれば良く、試料14がAaの場合は、cmを
含むガスを雰囲気として使用すれば良く、試料がCの場
合は、0゜N、F、CQ、Brなどを含むガスで良い。
表面改質では、試料表面元素とガス分子、原子中の少な
くとも1つの元素の化合物の蒸気圧が低くなるように選
ぶ。堆積物形成には、膜構成元素の少なくとも1つの元
素を含むガスを選択して使用する。
=9− 第3図実施例によれば、第1図実施例でのガスを使用し
ない場合に比較して、より効率の高いエツチング、表面
改質、膜堆積が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、表面処理する試料には、主として電荷
をもたない粒子が入射するので、試料表面における帯電
現象を小さくして帯電現象による処理物質の破壊などを
少なくすることができ、また、散乱線の進行方向の発散
が小さいことから、散乱線進行方向の表面処理が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概要説明図、第2図は散乱の原理を説
明する図、第3図は本発明の他の実施例説明図である。 〔符号の説明〕 1.9・・・イオン源   2.10・・・イオンビー
ム3.11・・・散乱固体   4.12・・・散乱ビ
ーム5.14・・・試料     6・・・入射イオン
7・・・表面原子     8・・・散乱粒子13・・
・ガス 第1 図 5− 拭考 6一−−八負寸イ才〉 7−  釆面原1 8−−一情父名し律ジチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、イオン線を散乱固体の表面に照射して散乱させ、得
    られた散乱粒子線を被処理物の表面に入射させることに
    より上記被処理物の処理を行なうことを特徴とする表面
    処理方法。 2、前記散乱粒子線の前記被処理物の表面への入射は、
    前記被処理物をガス雰囲気中において行なわれることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の表面処理方法。
JP61018017A 1986-01-31 1986-01-31 表面処理方法 Expired - Lifetime JPH088234B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63190325A (ja) * 1987-02-02 1988-08-05 Nippon Seiki Co Ltd 大強度パルスイオンビ−ムを用いた薄膜形成方法
JPH02309634A (ja) * 1989-05-24 1990-12-25 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5490033A (en) * 1977-12-28 1979-07-17 Fujitsu Ltd Ion milling etching sensor
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JPS61135125A (ja) * 1984-12-05 1986-06-23 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法

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