JPS62177164A - 連続式合金メツキ装置 - Google Patents
連続式合金メツキ装置Info
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- JPS62177164A JPS62177164A JP1872886A JP1872886A JPS62177164A JP S62177164 A JPS62177164 A JP S62177164A JP 1872886 A JP1872886 A JP 1872886A JP 1872886 A JP1872886 A JP 1872886A JP S62177164 A JPS62177164 A JP S62177164A
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、鋼帯を熱処理した後、連続的に合金メッキ処
理、例えば、亜鉛・アルミニウム合金メッキ処理等を行
う連続式合金メッキ装首に関するものである。
理、例えば、亜鉛・アルミニウム合金メッキ処理等を行
う連続式合金メッキ装首に関するものである。
[従来の技術]
従来のこの種の連続式合金メッキ装置として、第5図に
連続式亜鉛・アルミニウム合金メッキ装置の全体構成を
示す。
連続式亜鉛・アルミニウム合金メッキ装置の全体構成を
示す。
この種の連続式亜鉛・アルミニウム合金メッキ装置では
、加熱領域1と冷却領域2とからなる熱処理炉3内の抽
出側に、筒状のダウンシュート4が下方傾斜状に連設さ
れ、その下端のスナウト9は溶融した亜鉛・アルミニウ
ム合金を収容した溶融槽5内の溶融亜鉛・アルミニウム
合金に浸漬されている。熱処理炉3から抽出された鋼帯
6は、転向ロール7を経てダウンシュート4内を通過し
溶FlIHJ5に導かれる。溶融槽5の溶融亜鉛・アル
ミニウム合金中に導かれた鋼帯6は、転向ロール8で鋼
帯6の移送側に方向転換される。ダウンシュート4の下
端に設けられたスナウト9は耐熱・耐食性に富む鋳鋼製
の筒口であり、溶融亜鉛・アルミニウム合金に浸漬され
ることによりダウンシュート4の下端を封止している。
、加熱領域1と冷却領域2とからなる熱処理炉3内の抽
出側に、筒状のダウンシュート4が下方傾斜状に連設さ
れ、その下端のスナウト9は溶融した亜鉛・アルミニウ
ム合金を収容した溶融槽5内の溶融亜鉛・アルミニウム
合金に浸漬されている。熱処理炉3から抽出された鋼帯
6は、転向ロール7を経てダウンシュート4内を通過し
溶FlIHJ5に導かれる。溶融槽5の溶融亜鉛・アル
ミニウム合金中に導かれた鋼帯6は、転向ロール8で鋼
帯6の移送側に方向転換される。ダウンシュート4の下
端に設けられたスナウト9は耐熱・耐食性に富む鋳鋼製
の筒口であり、溶融亜鉛・アルミニウム合金に浸漬され
ることによりダウンシュート4の下端を封止している。
鋼帯6の表面を還元状態に保つための雰囲気ガスは、ダ
ウンシュート4の下部に接続されている雰囲気ガス供給
管10から供給されている。
ウンシュート4の下部に接続されている雰囲気ガス供給
管10から供給されている。
このように構成された連続式亜鉛・アルミニウム合金メ
ッキ装置では、雰囲気ガス供給管10がら供給された雰
囲気ガス中を、加熱領域1と冷却領域2とからなる熱処
理炉3内で熱処理された鋼帯6は、ダウンシュート4内
を移送され、溶a槽5内の溶融亜鉛・アルミニウム合金
中を通過して、鋼帯6の表面に亜鉛・アルミニウム合金
がメッキされる。
ッキ装置では、雰囲気ガス供給管10がら供給された雰
囲気ガス中を、加熱領域1と冷却領域2とからなる熱処
理炉3内で熱処理された鋼帯6は、ダウンシュート4内
を移送され、溶a槽5内の溶融亜鉛・アルミニウム合金
中を通過して、鋼帯6の表面に亜鉛・アルミニウム合金
がメッキされる。
[発明が解決しようとする問題点]
一般に亜鉛・アルミニウム合金のメッキは、亜鉛メッキ
の場合よりも溶融槽におけるメッキ材料の溶解温度が1
00℃以上も高くなる。例えば、亜鉛・アルミニウム合
金をメッキする場合の溶解温度は600℃前後であり、
亜鉛金属をメッキする場合の溶解温度は440〜450
℃である。このため、亜鉛・アルミニウム合金をメッキ
する場合の溶解温度を600℃前後に維持すると、亜鉛
蒸気の発生がさけられない。
の場合よりも溶融槽におけるメッキ材料の溶解温度が1
00℃以上も高くなる。例えば、亜鉛・アルミニウム合
金をメッキする場合の溶解温度は600℃前後であり、
亜鉛金属をメッキする場合の溶解温度は440〜450
℃である。このため、亜鉛・アルミニウム合金をメッキ
する場合の溶解温度を600℃前後に維持すると、亜鉛
蒸気の発生がさけられない。
上記従来の連続式亜鉛・アルミニウム合金メッキ装置で
は、この亜鉛蒸気が雰囲気ガス供給管10から供給され
た雰囲気ガスと共に、ダウンシュート4内を上昇し、熱
処理炉3内まで流入し、その結果、冷却領域2内及びダ
ウンシュート4内の鋼帯6の表面に、亜鉛蒸気が凝固し
亜鉛華として付着した。このため、鋼帯6は亜鉛華が付
着した状態でra融4115内の溶融亜鉛・アルミニウ
ム合金に浸漬され、亜鉛・アルミメッキされることとな
り、メツキネ良を生じさせていた。当然ながら、上記現
象は合金メッキ全般に共通することである。
は、この亜鉛蒸気が雰囲気ガス供給管10から供給され
た雰囲気ガスと共に、ダウンシュート4内を上昇し、熱
処理炉3内まで流入し、その結果、冷却領域2内及びダ
ウンシュート4内の鋼帯6の表面に、亜鉛蒸気が凝固し
亜鉛華として付着した。このため、鋼帯6は亜鉛華が付
着した状態でra融4115内の溶融亜鉛・アルミニウ
ム合金に浸漬され、亜鉛・アルミメッキされることとな
り、メツキネ良を生じさせていた。当然ながら、上記現
象は合金メッキ全般に共通することである。
また、使用する雰囲気ガスの昂は、ダウンシュート4内
から熱処理炉3内まで供給する必要があるから、人聞に
高価な雰囲気ガス(H2+N2)を供給する必要があり
、亜鉛・アルミメッキ処理コストを高くしていた。
から熱処理炉3内まで供給する必要があるから、人聞に
高価な雰囲気ガス(H2+N2)を供給する必要があり
、亜鉛・アルミメッキ処理コストを高くしていた。
そこで、上記問題点の対策として、ダウンシュート4を
封止状態とし、そこに雰囲気ガスを供給する方法が考え
られる。この方法について、第6図の機械的雰囲気シー
ル機構の要部拡大図及び第7図のダウンシュート及び溶
融槽部の詳細説明図を用いて説明する。なお、図中、第
5図と同−符号及び同一記号は、同一または相当部分を
示すものである。
封止状態とし、そこに雰囲気ガスを供給する方法が考え
られる。この方法について、第6図の機械的雰囲気シー
ル機構の要部拡大図及び第7図のダウンシュート及び溶
融槽部の詳細説明図を用いて説明する。なお、図中、第
5図と同−符号及び同一記号は、同一または相当部分を
示すものである。
ダウンシュート4の上部には機械的雰囲気シール機構1
3が配設される。熱処理炉3の抽出側に連設されたダウ
ンシュート4の上部に配設する機械的雰囲気シール機構
13は、第6図に示す構造を有している。
3が配設される。熱処理炉3の抽出側に連設されたダウ
ンシュート4の上部に配設する機械的雰囲気シール機構
13は、第6図に示す構造を有している。
第6図において、ダウンシュート4内を通過する鋼帯6
の片面側には、鋼帯6面とダウンシュート4の内壁面と
の両方に接するか、またはダウンシュート4の内壁面と
僅かな間隙を持たせてシ−ルロール13aが配設されて
いる。鋼帯6の反対面側には、鋼帯6に向って進退自在
なシール機構板13cを配設した操作杆13dがシャフ
ト支持機構138に挿着されている。前記シール機構板
13Cはダウンシュート4内に配設した案内板13bに
その一面が接している。通常、前記鋼帯6とシール機構
板13cとの間は所定の間隙を開けて使用するものであ
る。前記鋼帯6とシール機構板13cとの間隙は、図示
しない連結された駆動装置によって制御され、シール機
構板13cを配設した操作杆13dとシャフト支持機構
13eとの挿着深さの調節によって決定される。したが
って、機械的雰囲気シール機構13はダウンシュート4
内の雰囲気を熱処理炉3側と遮断することができる。
の片面側には、鋼帯6面とダウンシュート4の内壁面と
の両方に接するか、またはダウンシュート4の内壁面と
僅かな間隙を持たせてシ−ルロール13aが配設されて
いる。鋼帯6の反対面側には、鋼帯6に向って進退自在
なシール機構板13cを配設した操作杆13dがシャフ
ト支持機構138に挿着されている。前記シール機構板
13Cはダウンシュート4内に配設した案内板13bに
その一面が接している。通常、前記鋼帯6とシール機構
板13cとの間は所定の間隙を開けて使用するものであ
る。前記鋼帯6とシール機構板13cとの間隙は、図示
しない連結された駆動装置によって制御され、シール機
構板13cを配設した操作杆13dとシャフト支持機構
13eとの挿着深さの調節によって決定される。したが
って、機械的雰囲気シール機構13はダウンシュート4
内の雰囲気を熱処理炉3側と遮断することができる。
そして、鋼帯6の表面を還元状態に保つための雰囲気ガ
スは、ダウンシュート4の上部に接続されている雰囲気
ガス供給管11から供給されている。そして、ダウンシ
ュート4内に供給された雰囲気ガスは、雰囲気ガス排出
管12から大気中に排出される。
スは、ダウンシュート4の上部に接続されている雰囲気
ガス供給管11から供給されている。そして、ダウンシ
ュート4内に供給された雰囲気ガスは、雰囲気ガス排出
管12から大気中に排出される。
この種の雰囲気ガスの供給する方法は、金属蒸気を含ん
だ雰囲気ガス、即ち、亜鉛蒸気を含んだ雰囲気ガスを雰
囲気ガス排出管12から大気中に排出させるものである
から、大気汚染上の問題があった。
だ雰囲気ガス、即ち、亜鉛蒸気を含んだ雰囲気ガスを雰
囲気ガス排出管12から大気中に排出させるものである
から、大気汚染上の問題があった。
また、雰囲気ガスの供給がオープン系であることから、
雰囲気ガスに無駄があった。
雰囲気ガスに無駄があった。
そして、機械的雰囲気シール機構13は鋼帯6に傷を付
けないようにするために、シール機構板13Gとの間に
間隙が設けてあり、かつ、機械的構成から、完全にダウ
ンシュート4と熱処理炉3との間を封止状態とすること
はできない。したがって、亜鉛蒸気が熱処理炉3内で亜
鉛華として鋼帯6の表面に付着するという問題点があっ
た。
けないようにするために、シール機構板13Gとの間に
間隙が設けてあり、かつ、機械的構成から、完全にダウ
ンシュート4と熱処理炉3との間を封止状態とすること
はできない。したがって、亜鉛蒸気が熱処理炉3内で亜
鉛華として鋼帯6の表面に付着するという問題点があっ
た。
そこで、本発明は上記問題点を解決すべく、ダウンシュ
ートと熱処理炉との間を完全に封止状態とし、雰囲気ガ
スの消費を少なくすると共に、良質な合金メッキを行う
ことのできる連続式合金メッキ装置の提供を目的とする
ものである。
ートと熱処理炉との間を完全に封止状態とし、雰囲気ガ
スの消費を少なくすると共に、良質な合金メッキを行う
ことのできる連続式合金メッキ装置の提供を目的とする
ものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明にかかる連続式合金メッキ装置は、熱処理炉の抽
出側から移送された鋼帯を溶融合金中を浸漬させること
により合金メッキを行う溶融合金を収容する溶融槽と、
熱処理炉の抽出側に連設され、その下端が溶融槽内の溶
融合金に浸漬せられたダウンシュートと、前記ダウンシ
ュートの熱処理炉側に配設され、ダウンシュート内雰囲
気を熱処理炉側と遮断する機械的雰囲気シール機構と、
前記ダウンシュートの下部からダウンシュート内の雰囲
気ガスを吸入し、前記雰囲気ガス中の金属を除去し、そ
の金属を除去した雰囲気ガスを加熱した後、前記機械的
雰囲気シール機構附近に供給する雰囲気ガス再生装置と
、前記雰囲気ガス再生装置から供給され機械的雰囲気シ
ール機構附近に形成される遮断層とからなるものである
。
出側から移送された鋼帯を溶融合金中を浸漬させること
により合金メッキを行う溶融合金を収容する溶融槽と、
熱処理炉の抽出側に連設され、その下端が溶融槽内の溶
融合金に浸漬せられたダウンシュートと、前記ダウンシ
ュートの熱処理炉側に配設され、ダウンシュート内雰囲
気を熱処理炉側と遮断する機械的雰囲気シール機構と、
前記ダウンシュートの下部からダウンシュート内の雰囲
気ガスを吸入し、前記雰囲気ガス中の金属を除去し、そ
の金属を除去した雰囲気ガスを加熱した後、前記機械的
雰囲気シール機構附近に供給する雰囲気ガス再生装置と
、前記雰囲気ガス再生装置から供給され機械的雰囲気シ
ール機構附近に形成される遮断層とからなるものである
。
[作用]
本発明においては、溶融槽からダウンシュート内へ流入
してきた金属蒸気は、ダウンシュート内の機械的雰囲気
シール機構及びダウンシュート内の供給雰囲気ガスによ
る雰囲気ガスの遮断層により熱処理炉内への流入を阻止
すると共に、供給雰囲気ガスが所定の温度以上に加熱、
保温されているために、前記金属蒸気は凝固することな
く、ダウンシュート内の雰囲気ガスの流れに伴ってダウ
ンシュート外へすみやかに排出される。更に、雰囲気ガ
ス再生装置の利用により、雰囲気ガスの使用量が大幅に
削減される。
してきた金属蒸気は、ダウンシュート内の機械的雰囲気
シール機構及びダウンシュート内の供給雰囲気ガスによ
る雰囲気ガスの遮断層により熱処理炉内への流入を阻止
すると共に、供給雰囲気ガスが所定の温度以上に加熱、
保温されているために、前記金属蒸気は凝固することな
く、ダウンシュート内の雰囲気ガスの流れに伴ってダウ
ンシュート外へすみやかに排出される。更に、雰囲気ガ
ス再生装置の利用により、雰囲気ガスの使用量が大幅に
削減される。
[実施例]
本発明の連続式合金メッキ装置を連続式亜鉛・アルミニ
ウム合金メッキ装置として実施した実施例を、第1図の
ダウンシュート及び溶融槽部の詳細説明図、第2図の雰
囲気シール機構の要部拡大図を用いて説明する。図中、
前)ホした第5図から第7図の従来の連続式亜鉛・アル
ミニウム合金メッキ装置と同一部分については同一の符
号または記号を付して、その詳しい説明は省略する。
ウム合金メッキ装置として実施した実施例を、第1図の
ダウンシュート及び溶融槽部の詳細説明図、第2図の雰
囲気シール機構の要部拡大図を用いて説明する。図中、
前)ホした第5図から第7図の従来の連続式亜鉛・アル
ミニウム合金メッキ装置と同一部分については同一の符
号または記号を付して、その詳しい説明は省略する。
第1図において、スナウト9の上方のダウンシュート4
の下部には、雰囲気ガス吸入管15が接続されている。
の下部には、雰囲気ガス吸入管15が接続されている。
雰囲気ガス吸入管15で導かれた亜鉛蒸気を含む雰囲気
ガスは、金属熱気凝固室16に導かれる。前記金属蒸気
凝固室16は図示しない熱交換器の冷却機構により低温
に維持されており、前記金属蒸気凝固室16内において
、亜鉛蒸気は凝固されることにより雰囲気ガスから除去
される。前記金属蒸気凝固室16において、亜鉛蒸気が
除去された雰囲気ガスは循環加圧機17に送られ、前記
亜鉛蒸気が除去された雰囲気ガスは加熱器18によって
加温される。なお、前記循環加圧機17は公知の循環送
風機の使用が可能であり、また、加熱器18は図示のよ
うに電熱ヒーターを用いてもよいし、雰囲気ガスを圧縮
することによってその温度を上昇させてもよい。いずれ
にせよ、公知の加熱手段を用いればよい。加温された雰
囲気ガスは、帰還ガス供給管19によって、所定の温度
に加温された雰囲気ガスを、ダウンシュート4の上部に
設けられた一対の機械的雰囲気シール機構13の間に供
給される。
ガスは、金属熱気凝固室16に導かれる。前記金属蒸気
凝固室16は図示しない熱交換器の冷却機構により低温
に維持されており、前記金属蒸気凝固室16内において
、亜鉛蒸気は凝固されることにより雰囲気ガスから除去
される。前記金属蒸気凝固室16において、亜鉛蒸気が
除去された雰囲気ガスは循環加圧機17に送られ、前記
亜鉛蒸気が除去された雰囲気ガスは加熱器18によって
加温される。なお、前記循環加圧機17は公知の循環送
風機の使用が可能であり、また、加熱器18は図示のよ
うに電熱ヒーターを用いてもよいし、雰囲気ガスを圧縮
することによってその温度を上昇させてもよい。いずれ
にせよ、公知の加熱手段を用いればよい。加温された雰
囲気ガスは、帰還ガス供給管19によって、所定の温度
に加温された雰囲気ガスを、ダウンシュート4の上部に
設けられた一対の機械的雰囲気シール機構13の間に供
給される。
前記機械的雰囲気シール機構13は、第6図の従来の機
械的雰囲気シールm構の要部拡大図に示す構造を有して
いるものであり、特に、第6図の機械的雰囲気シール機
構13の単体において相違するところがない。本実施例
においては、前記機械的雰囲気シール機構13はダウン
シュート4の上部に2個配設されていて、前記機械的雰
囲気シール機構13とダウンシュート4の周囲によって
室が形成されている。前記機械的雰囲気シール機構13
とダウンシュート4の周囲によって形成される室には、
帰還ガス供給管19によって、所定の温度に加温された
雰囲気ガスが供給されており、ダウンシュート4及び熱
処理炉3内雰囲気より高い圧力の加圧室による遮断層4
0を構成している。
械的雰囲気シールm構の要部拡大図に示す構造を有して
いるものであり、特に、第6図の機械的雰囲気シール機
構13の単体において相違するところがない。本実施例
においては、前記機械的雰囲気シール機構13はダウン
シュート4の上部に2個配設されていて、前記機械的雰
囲気シール機構13とダウンシュート4の周囲によって
室が形成されている。前記機械的雰囲気シール機構13
とダウンシュート4の周囲によって形成される室には、
帰還ガス供給管19によって、所定の温度に加温された
雰囲気ガスが供給されており、ダウンシュート4及び熱
処理炉3内雰囲気より高い圧力の加圧室による遮断層4
0を構成している。
なお、上記ダウンシュート4の下部からダウンシュート
4内の雰囲気ガスを雰囲気ガス吸入管15で吸入し、前
記雰囲気ガス中の金属を金属蒸気凝固室16で除去し、
その金属を除去した雰囲気ガスを加熱器18で加熱した
後、前記ダウンシュート4の上部の加圧室による遮断層
4o内に供給する雰囲気ガス再生系は、雰囲気ガス再生
装置を構成する。
4内の雰囲気ガスを雰囲気ガス吸入管15で吸入し、前
記雰囲気ガス中の金属を金属蒸気凝固室16で除去し、
その金属を除去した雰囲気ガスを加熱器18で加熱した
後、前記ダウンシュート4の上部の加圧室による遮断層
4o内に供給する雰囲気ガス再生系は、雰囲気ガス再生
装置を構成する。
例えば、雰囲気ガス再生装置を構成する雰囲気ガス再生
系は、加温された雰囲気ガスが帰還ガス供給管19から
ダウンシュート4の上部の加圧室による遮断層40内に
再供給されると、供給された亜鉛蒸気が除去された雰囲
気ガスは、加圧室による遮断層40内の圧力を熱処理炉
3及びダウンシュート4内の雰囲気ガス圧力よりも高く
する。
系は、加温された雰囲気ガスが帰還ガス供給管19から
ダウンシュート4の上部の加圧室による遮断層40内に
再供給されると、供給された亜鉛蒸気が除去された雰囲
気ガスは、加圧室による遮断層40内の圧力を熱処理炉
3及びダウンシュート4内の雰囲気ガス圧力よりも高く
する。
そして、機械的雰囲気シール機構13の隙間から、前記
加圧室による遮断層40内の圧力は熱処理炉3及びダウ
ンシュート4内に流出される。したがって、譬え、機械
的雰囲気シール機構13に隙間が存在していても、熱処
理炉3とダウンシュート4との間を遮断状態とすること
ができる。
加圧室による遮断層40内の圧力は熱処理炉3及びダウ
ンシュート4内に流出される。したがって、譬え、機械
的雰囲気シール機構13に隙間が存在していても、熱処
理炉3とダウンシュート4との間を遮断状態とすること
ができる。
また、前記加圧室による遮断層4oの雰囲気ガスの圧力
を、熱処理炉3及びダウンシュート4内よりも高くした
状態で、帰還ガス供給管1つから供給された余剰圧力弁
の加温された雰囲気ガスを、ダウンシュート4側の機械
的雰囲気シール機構13を若干多めに開けて、前記帰還
ガス供給管19から供給された雰囲気ガスをダウンシュ
ート4の上部に供給することにより、ダウンシュート4
内を下降させ、溶融槽5から蒸発している亜鉛蒸気を含
んだ状態で、雰囲気ガス吸入管15によって吸収され、
再び前記金属蒸気凝固室16に送られ、雰囲気ガス再生
系を構成する雰囲気ガス再生装置に導くことができる。
を、熱処理炉3及びダウンシュート4内よりも高くした
状態で、帰還ガス供給管1つから供給された余剰圧力弁
の加温された雰囲気ガスを、ダウンシュート4側の機械
的雰囲気シール機構13を若干多めに開けて、前記帰還
ガス供給管19から供給された雰囲気ガスをダウンシュ
ート4の上部に供給することにより、ダウンシュート4
内を下降させ、溶融槽5から蒸発している亜鉛蒸気を含
んだ状態で、雰囲気ガス吸入管15によって吸収され、
再び前記金属蒸気凝固室16に送られ、雰囲気ガス再生
系を構成する雰囲気ガス再生装置に導くことができる。
なお、このとき、ダウンシュート4及σ熱処理炉3で不
足する雰囲気ガスは、図示しない別系統から供給される
。
足する雰囲気ガスは、図示しない別系統から供給される
。
本発明の連続式合金メッキ装置を連続式亜鉛・アルミニ
ウム合金メッキ装置として実施した他の実施例を、第3
図のダウンシュート及び溶融槽部の詳細説明図、第4図
の雰囲気シール機構の要部拡大図を用いて説明する。図
中、前述した第1図及び第2図、第5図から第7図の従
来の連続式亜鉛・アルミニウム合金メッキ装置と同一部
分については同一の符号または記号を付して、その詳し
い説明は省略する。
ウム合金メッキ装置として実施した他の実施例を、第3
図のダウンシュート及び溶融槽部の詳細説明図、第4図
の雰囲気シール機構の要部拡大図を用いて説明する。図
中、前述した第1図及び第2図、第5図から第7図の従
来の連続式亜鉛・アルミニウム合金メッキ装置と同一部
分については同一の符号または記号を付して、その詳し
い説明は省略する。
第3図において、スナウト9の上方のダウンシュート4
の下部には、雰囲気ガス吸入管15が接続されている。
の下部には、雰囲気ガス吸入管15が接続されている。
雰囲気ガス吸入管15で導かれた亜鉛蒸気を含む雰囲気
ガスは、金属蒸気凝固室16に導かれる。前記金属蒸気
凝固室16は図示しない熱交換器の冷却機構により低温
に維持されており、前記金属蒸気凝固室16内で亜鉛蒸
気が凝固され、雰囲気ガスから除去される。前記金属蒸
気凝固室16において、亜鉛蒸気が除去された雰囲気ガ
スは循環加圧Ia17に送られ、前記亜鉛蒸気が除去さ
れた雰囲気ガスは加熱器18により加温される。所定の
温度に加温された雰囲気ガスは、帰還ガス供給管19及
び流量調整バルブVaまたはvbを介して、ダウンシュ
ート4の上部に設けられた機械的雰囲気シール機構13
のダウンシュート4内側及び熱処理炉3内側に、配設さ
れたガス噴射ノズル50aまたは50bに供給される。
ガスは、金属蒸気凝固室16に導かれる。前記金属蒸気
凝固室16は図示しない熱交換器の冷却機構により低温
に維持されており、前記金属蒸気凝固室16内で亜鉛蒸
気が凝固され、雰囲気ガスから除去される。前記金属蒸
気凝固室16において、亜鉛蒸気が除去された雰囲気ガ
スは循環加圧Ia17に送られ、前記亜鉛蒸気が除去さ
れた雰囲気ガスは加熱器18により加温される。所定の
温度に加温された雰囲気ガスは、帰還ガス供給管19及
び流量調整バルブVaまたはvbを介して、ダウンシュ
ート4の上部に設けられた機械的雰囲気シール機構13
のダウンシュート4内側及び熱処理炉3内側に、配設さ
れたガス噴射ノズル50aまたは50bに供給される。
前記機械的雰囲気シール機構13は、第6図の従来の機
械的雰囲気シール機構の要部拡大図に示す構造を右して
いるものであり、特に、第6図のivi的雰囲気シール
償構13の単体において相違するとるこがない。本実施
例においては、前記機械的雰囲気シール機構13はダウ
ンシュート4の上部に1個配設されていて、前記機械的
雰囲気シール機構13のダウンシュート4内側及び熱処
理炉3内側に、流量調整バルブVaまたはvbを介して
帰還ガス供給管19に接続された各ガス噴射ノズル50
aまたは50bが配設されている。前記機械的雰囲気シ
ール機構13の付近には、帰還ガス供給管19によって
、所定の温度に加温された雰囲気ガスが供給されており
、様械的雰囲気シール機構13のダウンシュート4側及
び熱処理炉3側には、高圧で噴射されるガスカーテンが
形成され、前記ガスカーテンによって遮断層51a及び
51bを形成し、ダウンシュート4内と熱処理炉3内と
の雰囲気ガスの流通を阻止する。したがって、譬え、機
械的雰囲気シール機構13に隙間が存在していても、熱
処理炉3とダウンシュート4との間を遮断状態とするこ
とができる。
械的雰囲気シール機構の要部拡大図に示す構造を右して
いるものであり、特に、第6図のivi的雰囲気シール
償構13の単体において相違するとるこがない。本実施
例においては、前記機械的雰囲気シール機構13はダウ
ンシュート4の上部に1個配設されていて、前記機械的
雰囲気シール機構13のダウンシュート4内側及び熱処
理炉3内側に、流量調整バルブVaまたはvbを介して
帰還ガス供給管19に接続された各ガス噴射ノズル50
aまたは50bが配設されている。前記機械的雰囲気シ
ール機構13の付近には、帰還ガス供給管19によって
、所定の温度に加温された雰囲気ガスが供給されており
、様械的雰囲気シール機構13のダウンシュート4側及
び熱処理炉3側には、高圧で噴射されるガスカーテンが
形成され、前記ガスカーテンによって遮断層51a及び
51bを形成し、ダウンシュート4内と熱処理炉3内と
の雰囲気ガスの流通を阻止する。したがって、譬え、機
械的雰囲気シール機構13に隙間が存在していても、熱
処理炉3とダウンシュート4との間を遮断状態とするこ
とができる。
また、前記ガス噴射ノズル50bの雰囲気ガスの噴射圧
力を、熱処理炉3側よりも高くした状態で、帰還ガス供
給管1つから供給された加温された雰囲気ガスを、ダウ
ンシュート4側のガス噴射ノズル50bから噴射供給す
ることにより、ダウンシュート4内の雰囲気ガスはダウ
ンシュート4内を下降し、溶融槽5から蒸発している亜
鉛蒸気を含んだ状態で、雰囲気ガス吸入管15によって
吸収されるから、再び前記金属蒸気凝[iil室16に
送られ、雰囲気ガス再生系を構成する雰囲気ガス再生装
置に導くことができる。
力を、熱処理炉3側よりも高くした状態で、帰還ガス供
給管1つから供給された加温された雰囲気ガスを、ダウ
ンシュート4側のガス噴射ノズル50bから噴射供給す
ることにより、ダウンシュート4内の雰囲気ガスはダウ
ンシュート4内を下降し、溶融槽5から蒸発している亜
鉛蒸気を含んだ状態で、雰囲気ガス吸入管15によって
吸収されるから、再び前記金属蒸気凝[iil室16に
送られ、雰囲気ガス再生系を構成する雰囲気ガス再生装
置に導くことができる。
なお、このとき、ダウンシュート4及び熱処理炉3で不
足する雰囲気ガスは、図示しない別系統から供給される
。
足する雰囲気ガスは、図示しない別系統から供給される
。
また、第3図及び第4図で示した実施例では、ダウンシ
ュート4内を通過する鋼帯6の片面側は、鋼帯6面とダ
ウンシュート4の内壁面との両方に接するシールロール
13aを用いているから、各ガス噴射ノズル50aまた
は50bは、機械的雰囲気シール機構13のダウンシュ
ート4内側及び熱処理炉3内側に、流量調整パルプVa
またはvbを介して各々1個配設し、確実性を口論んだ
ものであるが、シールロール13aがダウンシュート4
の内壁面との間に隙間を有している場合には、ガス噴射
ノズルを鋼帯6の両面側に一対配設するとよい。また、
更に、確実性を期す場合には鋼帯6の両面側のガス噴射
ノズルを一対配設するとよい。
ュート4内を通過する鋼帯6の片面側は、鋼帯6面とダ
ウンシュート4の内壁面との両方に接するシールロール
13aを用いているから、各ガス噴射ノズル50aまた
は50bは、機械的雰囲気シール機構13のダウンシュ
ート4内側及び熱処理炉3内側に、流量調整パルプVa
またはvbを介して各々1個配設し、確実性を口論んだ
ものであるが、シールロール13aがダウンシュート4
の内壁面との間に隙間を有している場合には、ガス噴射
ノズルを鋼帯6の両面側に一対配設するとよい。また、
更に、確実性を期す場合には鋼帯6の両面側のガス噴射
ノズルを一対配設するとよい。
このようにして、本実施例の亜鉛・アルミ溶融合金メッ
キ装置は、亜鉛・アルミ溶融合金が溶融槽5からダウン
シュート4内に亜鉛蒸気が蒸発しても、この亜鉛蒸気は
ダウンシュート側供給管19からダウンシュート4内に
供給された良質な所定の温度に加温ざた雰囲気ガスの移
動に伴い、ダウンシュート4内を下方に流れ、それを雰
囲気ガス吸入管15で吸入して、雰囲気ガス再生装置を
構成する金属蒸気凝固室16へと送出するものである。
キ装置は、亜鉛・アルミ溶融合金が溶融槽5からダウン
シュート4内に亜鉛蒸気が蒸発しても、この亜鉛蒸気は
ダウンシュート側供給管19からダウンシュート4内に
供給された良質な所定の温度に加温ざた雰囲気ガスの移
動に伴い、ダウンシュート4内を下方に流れ、それを雰
囲気ガス吸入管15で吸入して、雰囲気ガス再生装置を
構成する金属蒸気凝固室16へと送出するものである。
このとき、ダウンシュート4内に加熱手段4aを配設し
て、ダウンシュート4内の雰囲気ガス温度を上昇してお
くと、ダウンシュート4内で亜鉛蒸気が冷却され、鋼帯
6に亜鉛華が付着するのをより少なくすることができる
。
て、ダウンシュート4内の雰囲気ガス温度を上昇してお
くと、ダウンシュート4内で亜鉛蒸気が冷却され、鋼帯
6に亜鉛華が付着するのをより少なくすることができる
。
また、本実施例の連続式亜鉛・アルミニウム合金メッキ
装置は、礪械的雰囲気シール機構13の前記シール機構
板13Gは、シャフト支持機構13eに支持された操作
杆13dの端部に連結された図示しない駆動装置によっ
て制御され、ダウンシュート4内への突出量を調節でき
るから、ダウンシュート4中の雰囲気ガスの通過断面が
副面可能であり、鋼帯6の厚みに対応してその調節がで
きる。この場合でも、各実施例の遮断層はダウンシュー
ト4から熱処理炉3への雰囲気ガスの流入を制限するこ
とができる。
装置は、礪械的雰囲気シール機構13の前記シール機構
板13Gは、シャフト支持機構13eに支持された操作
杆13dの端部に連結された図示しない駆動装置によっ
て制御され、ダウンシュート4内への突出量を調節でき
るから、ダウンシュート4中の雰囲気ガスの通過断面が
副面可能であり、鋼帯6の厚みに対応してその調節がで
きる。この場合でも、各実施例の遮断層はダウンシュー
ト4から熱処理炉3への雰囲気ガスの流入を制限するこ
とができる。
本実施例の亜鉛・アルミニウム合金メッキ装置は、熱処
理炉3の抽出側から下方傾斜状に連設されたダウンシュ
ート4をその下端が亜鉛・アルミ溶融合金を収容した溶
融槽5に浸漬するように垂下させ、熱処理炉3から抽出
された鋼帯6を亜鉛・アルミ溶融合金中に導いて亜鉛・
アルミニウム合金メッキ処理を行うものにおいて、前記
ダウンシュート4内に機械的雰囲気シール機構13と、
前記機械的雰囲気シール機構13附近にダウンシュー1
・4内の雰囲気ガスと同種のガスで形成する遮断層40
または51a及び51bと、前記ダウンシュート4の下
部からダウンシュート4内の雰囲気ガスを吸入し、前記
雰囲気ガス中の金属を除去し、その金属を除去した雰囲
気ガスを加熱した後、前記機械的雰囲気シール機構13
附近の遮断層40または51a及び51bに供給する雰
囲気ガス再生装置からなるものである。
理炉3の抽出側から下方傾斜状に連設されたダウンシュ
ート4をその下端が亜鉛・アルミ溶融合金を収容した溶
融槽5に浸漬するように垂下させ、熱処理炉3から抽出
された鋼帯6を亜鉛・アルミ溶融合金中に導いて亜鉛・
アルミニウム合金メッキ処理を行うものにおいて、前記
ダウンシュート4内に機械的雰囲気シール機構13と、
前記機械的雰囲気シール機構13附近にダウンシュー1
・4内の雰囲気ガスと同種のガスで形成する遮断層40
または51a及び51bと、前記ダウンシュート4の下
部からダウンシュート4内の雰囲気ガスを吸入し、前記
雰囲気ガス中の金属を除去し、その金属を除去した雰囲
気ガスを加熱した後、前記機械的雰囲気シール機構13
附近の遮断層40または51a及び51bに供給する雰
囲気ガス再生装置からなるものである。
そして、雰囲気ガス中の金属を除去する雰囲気ガス再生
装置は、雰囲気ガスを金属の凝固温度状態にする金属蒸
気凝固v16及び金属を除去した雰囲気ガスを所定の温
度まで加熱するガス加熱器18からなるものであり、フ
ィルタで雰囲気ガス中の金属を除去するよりも簡単な構
成で確実に除去することができる。
装置は、雰囲気ガスを金属の凝固温度状態にする金属蒸
気凝固v16及び金属を除去した雰囲気ガスを所定の温
度まで加熱するガス加熱器18からなるものであり、フ
ィルタで雰囲気ガス中の金属を除去するよりも簡単な構
成で確実に除去することができる。
また、上記実施例の連続式亜鉛・アルミニウム合金メッ
キ装置は、亜鉛・アルミニウム合金のメッキは、亜鉛メ
ッキの場合よりも溶融槽におけるメッキ材料の溶解温度
が100℃以上も高くなることに基因するものであるか
ら、本発明を実施する場合は前記連続式亜鉛・アルミニ
ウム合金メッキ装置に限定されるものではなく、連続式
合金メッキ装置一般に適用できるものである。
キ装置は、亜鉛・アルミニウム合金のメッキは、亜鉛メ
ッキの場合よりも溶融槽におけるメッキ材料の溶解温度
が100℃以上も高くなることに基因するものであるか
ら、本発明を実施する場合は前記連続式亜鉛・アルミニ
ウム合金メッキ装置に限定されるものではなく、連続式
合金メッキ装置一般に適用できるものである。
上記連続式亜鉛・アルミニウム合金メッキ装置を連続式
合金メッキ装置として実施した場合においても、雰囲気
ガス再生装置によって、ダウンシュートの下部からダウ
ンシュート内の雰囲気ガスを吸入し、前記雰囲気ガス中
の金属を除去し、その金属を除去した雰囲気ガスを加熱
した後、遮断層に供給するように、金属蒸気を除去した
雰囲気ガスを再利用するものであるから、雰囲気ガスの
有効利用を図り、雰囲気ガスの使用量を大幅に削減する
ことができる。また、絶えず金属蒸気を含まない良質な
所定の温度に保たれた雰囲気ガスを遮断層に供給し、M
断層によりダウンシュートが° ら熱処理炉への金属蒸
気の流入を防止することができる。そして、熱処理炉内
とダウンシュート内との鋼帯表面に凝縮金属が付着する
のを防止することができ、凝縮金属の付着によるメツキ
ネ良がなくなり、良品質が維持される。また、熱処理炉
内が凝縮金属により汚染されないから、熱処理炉のメン
テナンスが容易になり、ダウンシュート内の凝縮金属に
よる汚染が少なくなり、同様なメンテナンスが容易にな
る。
合金メッキ装置として実施した場合においても、雰囲気
ガス再生装置によって、ダウンシュートの下部からダウ
ンシュート内の雰囲気ガスを吸入し、前記雰囲気ガス中
の金属を除去し、その金属を除去した雰囲気ガスを加熱
した後、遮断層に供給するように、金属蒸気を除去した
雰囲気ガスを再利用するものであるから、雰囲気ガスの
有効利用を図り、雰囲気ガスの使用量を大幅に削減する
ことができる。また、絶えず金属蒸気を含まない良質な
所定の温度に保たれた雰囲気ガスを遮断層に供給し、M
断層によりダウンシュートが° ら熱処理炉への金属蒸
気の流入を防止することができる。そして、熱処理炉内
とダウンシュート内との鋼帯表面に凝縮金属が付着する
のを防止することができ、凝縮金属の付着によるメツキ
ネ良がなくなり、良品質が維持される。また、熱処理炉
内が凝縮金属により汚染されないから、熱処理炉のメン
テナンスが容易になり、ダウンシュート内の凝縮金属に
よる汚染が少なくなり、同様なメンテナンスが容易にな
る。
[発明の効果] ゛
以上のように本発明の連続式合金メッキ装置は、熱処理
炉の抽出側から移送された鋼帯を溶融合金中を浸漬させ
ることにより合金メッキを行う溶融合金を収容する溶融
槽と、熱処理炉の抽出側に連設され、その下端が溶融槽
内の溶融合金に浸漬せられたダウンシュートと、前記ダ
ウンシュートの熱処理炉側に配設され、ダウンシュート
内雰囲気を熱処理炉側と遮断する機械的雰囲気シール曙
橋と、前記機械的雰囲気シールi構附近にダウンシュー
ト内の雰囲気ガスと同種のガスで形成する遮IiHと、
前記ダウンシュートの下部からダウンシニート内の雰囲
気ガスを吸入し、前記雰囲気ガス中の金属を除去し、そ
の金属を除去した雰囲気ガスを加熱した後、前記機械的
雰囲気シールは構附近の遮断層に供給する雰囲気ガス再
生装置から構成されるものであり、雰囲気ガス再生装置
によって、ダウンシュートの下部からダウンシュート内
の雰囲気ガスを吸入し、前記雰囲気ガス中の金属を除去
し、その金属を除去した雰囲気ガスを加熱した後、前記
遮断層に供給するように、金属蒸気を除去した雰囲気ガ
スを再利用するものであるから、雰囲気ガスの消費量が
少なくなる。また、遮断層は機械的寸法に影響されない
から、ダウンシュートと熱処理炉との間を完全に封止状
態とできるから、鋼帯の表面に凝縮金属が付着するのを
防止することができ、凝縮金属の付着によるメツキネ良
がな(なり、良品質が維持される。
炉の抽出側から移送された鋼帯を溶融合金中を浸漬させ
ることにより合金メッキを行う溶融合金を収容する溶融
槽と、熱処理炉の抽出側に連設され、その下端が溶融槽
内の溶融合金に浸漬せられたダウンシュートと、前記ダ
ウンシュートの熱処理炉側に配設され、ダウンシュート
内雰囲気を熱処理炉側と遮断する機械的雰囲気シール曙
橋と、前記機械的雰囲気シールi構附近にダウンシュー
ト内の雰囲気ガスと同種のガスで形成する遮IiHと、
前記ダウンシュートの下部からダウンシニート内の雰囲
気ガスを吸入し、前記雰囲気ガス中の金属を除去し、そ
の金属を除去した雰囲気ガスを加熱した後、前記機械的
雰囲気シールは構附近の遮断層に供給する雰囲気ガス再
生装置から構成されるものであり、雰囲気ガス再生装置
によって、ダウンシュートの下部からダウンシュート内
の雰囲気ガスを吸入し、前記雰囲気ガス中の金属を除去
し、その金属を除去した雰囲気ガスを加熱した後、前記
遮断層に供給するように、金属蒸気を除去した雰囲気ガ
スを再利用するものであるから、雰囲気ガスの消費量が
少なくなる。また、遮断層は機械的寸法に影響されない
から、ダウンシュートと熱処理炉との間を完全に封止状
態とできるから、鋼帯の表面に凝縮金属が付着するのを
防止することができ、凝縮金属の付着によるメツキネ良
がな(なり、良品質が維持される。
そして、雰囲気ガス再生装置は金属を除去した雰囲気ガ
スを加熱した後、再利用しているから、ダウンシュート
内、熱処理炉内に供給しても、ダウンシュート内、熱処
理炉内の雰囲気ガスを冷却し、雰囲気ガス中の金属蒸気
を鋼帯に付着して凝縮することがないから、良質な合金
メッキを行うことのがきる。
スを加熱した後、再利用しているから、ダウンシュート
内、熱処理炉内に供給しても、ダウンシュート内、熱処
理炉内の雰囲気ガスを冷却し、雰囲気ガス中の金属蒸気
を鋼帯に付着して凝縮することがないから、良質な合金
メッキを行うことのがきる。
第1図は本発明の第一実施例のダウンシュート及び溶融
槽部の詳細説明図、第2図は上記実施例の雰囲気シール
機構の要部拡大図、第3図は本発明の第二実施例のダウ
ンシュート及び溶融槽部の詳細説明図、第4図は上記実
施例の雰囲気シール機構の要部拡大図、第5図は従来の
連続式亜鉛・アルミニウム合金メッキ装置の全体構成図
、第6図は従来の機械的雰囲気シール機構の要部拡大図
、第7図は従来のダウンシュート及び溶融槽部の詳細説
明図である。 図において、 3・・・熱処理炉、 4・・・ダウンシュート
、5・・・溶融槽、 6・・・鋼帯、9・・
・スナウト、 13・・・機械的雰囲気シール機構、 16・・・金属蒸気凝固室、 17・・・循環加圧機、 18・・・加熱器、40.
51 a、51 b−・・遮断層、50a、50b・・
・ガス噴射ノズル、である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。
槽部の詳細説明図、第2図は上記実施例の雰囲気シール
機構の要部拡大図、第3図は本発明の第二実施例のダウ
ンシュート及び溶融槽部の詳細説明図、第4図は上記実
施例の雰囲気シール機構の要部拡大図、第5図は従来の
連続式亜鉛・アルミニウム合金メッキ装置の全体構成図
、第6図は従来の機械的雰囲気シール機構の要部拡大図
、第7図は従来のダウンシュート及び溶融槽部の詳細説
明図である。 図において、 3・・・熱処理炉、 4・・・ダウンシュート
、5・・・溶融槽、 6・・・鋼帯、9・・
・スナウト、 13・・・機械的雰囲気シール機構、 16・・・金属蒸気凝固室、 17・・・循環加圧機、 18・・・加熱器、40.
51 a、51 b−・・遮断層、50a、50b・・
・ガス噴射ノズル、である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。
Claims (4)
- (1)熱処理炉の抽出側から移送された鋼帯を溶融合金
中を浸漬させることにより合金メッキを行う溶融合金を
収容する溶融槽と、 熱処理炉の抽出側に連設され、その下端が溶融槽内の溶
融合金に浸漬せられたダウンシュートと、前記ダウンシ
ュートの熱処理炉側に配設され、ダウンシュート内雰囲
気を熱処理炉側と遮断する機械的雰囲気シール機構と、 前記機械的雰囲気シール機構附近にダウンシュート内の
雰囲気ガスと同種のガスで形成する遮断層と、 前記ダウンシュートの下部からダウンシュート内の雰囲
気ガスを吸入し、前記雰囲気ガス中の金属を除去し、そ
の金属を除去した雰囲気ガスを加熱した後、前記機械的
雰囲気シール機構附近の遮断層に供給する雰囲気ガス再
生装置と、 から構成されることを特徴とする連続式合金メッキ装置
。 - (2)前記雰囲気ガス中の金属の除去は、雰囲気ガスを
金属の凝固温度状態にする金属蒸気凝固室及び金属を除
去した雰囲気ガスを所定の温度まで加熱するガス加熱器
からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の連続式合金メッキ装置。 - (3)前記ダウンシュート内の雰囲気ガスと同種のガス
で形成する遮断層は、ダウンシュート及び熱処理炉内雰
囲気より高い圧力の加圧室としたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項に記載の連続式合金メッキ装置。 - (4)前記ダウンシュート内の雰囲気ガスと同種のガス
で形成する遮断層は、ガス流カーテンとしたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の連続式合金メッキ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1872886A JPS62177164A (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | 連続式合金メツキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1872886A JPS62177164A (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | 連続式合金メツキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62177164A true JPS62177164A (ja) | 1987-08-04 |
Family
ID=11979727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1872886A Pending JPS62177164A (ja) | 1986-01-30 | 1986-01-30 | 連続式合金メツキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62177164A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06212381A (ja) * | 1993-01-13 | 1994-08-02 | Nippon Steel Corp | 連続溶融亜鉛メッキのスナウト内の亜鉛蒸気除去法 |
BE1010666A3 (fr) * | 1996-10-07 | 1998-11-03 | Cockerill Sambre Sa | Procede et dispositif de revetement de toles d'acier par immersion. |
KR20020041597A (ko) * | 2000-11-28 | 2002-06-03 | 이구택 | 가열로내로의 대기공기 침입방지 및 강판표면 아연냉각장치 |
-
1986
- 1986-01-30 JP JP1872886A patent/JPS62177164A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06212381A (ja) * | 1993-01-13 | 1994-08-02 | Nippon Steel Corp | 連続溶融亜鉛メッキのスナウト内の亜鉛蒸気除去法 |
BE1010666A3 (fr) * | 1996-10-07 | 1998-11-03 | Cockerill Sambre Sa | Procede et dispositif de revetement de toles d'acier par immersion. |
KR20020041597A (ko) * | 2000-11-28 | 2002-06-03 | 이구택 | 가열로내로의 대기공기 침입방지 및 강판표면 아연냉각장치 |
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