JPS62176937A - フツ素添加石英系ガラスの製造方法と該ガラスから構成される光フアイバ用母材の製造方法 - Google Patents

フツ素添加石英系ガラスの製造方法と該ガラスから構成される光フアイバ用母材の製造方法

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JPS62176937A
JPS62176937A JP1709486A JP1709486A JPS62176937A JP S62176937 A JPS62176937 A JP S62176937A JP 1709486 A JP1709486 A JP 1709486A JP 1709486 A JP1709486 A JP 1709486A JP S62176937 A JPS62176937 A JP S62176937A
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保治 大森
Makoto Shimizu
誠 清水
Fumiaki Hanawa
文明 塙
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、石英(Sill)系ガラスからなり、フッ素
を含有する高純度のガラスの製造方法に関するものであ
り、特にコア部に添加物を含まない光ファイバ用母材製
造に有用な製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
石英糸ガラスの屈折率の制御においては、屈折率を上昇
させるような麻加物は金属酸化物等多数知られているが
、屈折率を低下させるような添加物は少なく、フッ素が
最も有望視されている。
一方、高純度の、特に水分を含まない石英ガラスの製造
方法として% 810Jの微粒子からなる多孔質体を形
成し、これを脱水透明ガラス化する方法が知られている
。この方法を用いて、フッ素添加石英ガラスを製造する
には、ガス状のフッ素を多孔質体と反応させる等の方法
が用いられるが、フッ素が著しく拡散しやすい性質を有
すること、フッ素は容易にフッ酸を形成し、Sio&多
孔質多孔質素すること等の理由により、限定された量の
フッ素しか添加することができなかった。
また多孔質体を経て形成される水分を含まない石英系ガ
ラスは、光ファイバの母材として有用な材料である。光
ファイバは光を伝播させるコア部と、その周囲のクラッ
ド部分からなっておシ、コア部の屈折率をクラッド部よ
り高くなるように形成することにより、光をとじ込めて
伝播する機能をはたす。低損失な光ファイバを実現する
ためには伝播される光を吸収しない添加物を用いて屈折
率を制御する必要があり、現在は屈折率を上昇させる添
加物としてGao!* Tl01等の酸化物をコア部に
添加した光ファイバが実用に供されている。°しかじ、
このような光ファイバでは放射線の照射によって損失が
増加することが明らかになシ、宇宙空間等の極限的な環
境下での使用には耐えないことが明らかになった。
このような観点から、光の伝播するコア部が純粋な8i
Qからなる光ファイバが検討されるにいたっている。こ
の場合は、クラッド部の屈折率を下げるような屈折率制
御を行う必要があシ、先に述べた7ツ系添加石英系ガラ
スが有用である。高純度の石英ガラスからなる元ファイ
バを製造する方法に多孔質ガラス母相を脱水透明化する
方法を適用したものとしては、気相軸付は法(VAD法
)、や外付は法がある。
これらの方法においてフッ素を添加するには、以下のよ
うな方法によっている。
(イ) 多孔質ガラス母材を形成する工程で、ガラス微
粒子を火炎加水分解によシ合成するバーナに、フッ化物
(8F、)を送シ込み、フッ素が添加された多孔質ガラ
ス体として堆積させ、これを脱水透明化する(火炎反応
法)。
(ロ)  810)の多孔質体からなる多孔質ガラス母
材を形成した後、SPa + OF4等のフッ素雰囲気
中で熱処理し、ついで゛透明ガラス化を行う(雰囲気処
理法)。
しかし、これらの方法では、いずれもガラス網、4 目構造のS田骨四M“ることによりフッ素が添加される
ために高濃度のフッ素を添加しようとすると、S”01
のエツチング現象を生じ火炎反応法では、多孔質体が堆
積せず、また雰囲気処理法では多孔質体が消滅するとい
う問題があシ、比屈折率差Δ= −0,7%以上となる
ような童のフッ素を添加することができないという問題
があった。
また、光ファイバ用母拐では、辿択的にクラッド部分の
みにフッ素を添加する必要があり、フッ素の拡散速度が
速いことが障害となっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、多孔質体を経て透明ガラスを製造する方法に
おいて、高濃度のフッ素の添加を可能とし、高い効率で
フッ素添加石英系ガラスを製造しうる方法を与え、かつ
、この製造方法を光7アイパ用母材の製造に適用して、
フッ素添加石英系ガラスを構成要素とする光ファイバ用
母材の製造方法を与えるものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は従来8iQIに行ワていたフッ素の添加を、化
学的に活性な5iOx(O<x<2)に対して行い、S
 iO2をSiOIとする仁とによシ、高濃度にフッ素
の添加されたフッ素添加5iOB系ガラスを実現するも
のである。
SiO)(にフッ素を添加する工程は、SiOxの原料
としてSiH4を用い、これを酸素が不足した雰囲気中
で酸化してSiOxとする際に、フッ化物原料を添加す
るか、5iQxの多孔質体を堆積させた後、これをフッ
素雰囲気で熱処理するととkよる。
従来の石英ガラスの製造方法で用いられるSiO4も本
方法で使用しうる原料であるが、酸素不足雰囲気化で燃
焼させるには、5il(、のほうが適している。他の酸
化ケイ素を与える原料も使用可能である。
SiOxを5iQI とするには、フッ素を添加したS
iOx多孔質体を、塩素又はフッ素又は酸素又はこれら
の混合雰囲気中で熱処理することによる。
塩素雰囲気中での熱処理は、多孔質体からの脱水も兼ね
ている。
〔作 用〕
SiOxの原料として用いた5i)31は、酸素の存在
下で燃焼してSjQを生成するが、この酸素の供給量を
制限することにより、堆積される多孔質体は510z 
(0(x < −2)となる。堆積されたS 1o)(
は、今 釜析の結果Sin、とSiの微細な混合物であった。
0火炎反応法 S 1O)(へのフッ素の添加を5iOX多孔質体の合
成時に行う場合には、上記のSiO2の合成時に、Si
桟の燃焼火炎中K SFg等のフッ化物を送シ込む。こ
のようKすることによシ堆積する多孔質体はフッ素添加
SiO)(多孔質体となる。次にこの多孔質体を塩素雰
囲気中で熱処理すると、SiOx多孔質体内のSi l
d SiO4として選択的に気散せしめられる。よって
、当該処理の後の多孔質体は、フッ未添加SiOx多孔
質体となる。塩素雰囲気中での処理は、8iの除去とと
もに多孔質体中の水分を除去する作用ももつので、処理
後の多孔質体を透明化することにより、フッ素添加石英
系ガラスが得られ該ガラスは水分を含まないので光ファ
イバ母材となりうる。この方法による場合、従来の火炎
反応法によって、フッ素添加SiO3多孔質体を直接合
成する場合に比較して多量のフッ素の添加が可能である
0雰囲気処理法 フッ素を添加しないSiO)(を上記方法にょシ合成し
、これをフッ素雰囲気中で熱処理する場合もSiOxが
SiO2よシ活性であるため、多量のフッ素が添加され
る。これはSiOxの多孔質体中には、5iCk多孔質
に比較してフッ素と結合しうる結合手が多いことによる
この7)5g雰囲気中の処理によpSiOx中の84は
、SiF4として除去される。よって、フッ素雰囲中で
の熱処理後の多孔質体は、フッ素添加8iQ多孔質体と
なる。この多孔質体を脱水透明化することにより高濃度
にフッ素の添加されたガラス体が得られる。このガラス
体も、光ファイバ母材となシうるものである。
SiOxt−8iQIとするためには、SiOxを酸素
雰囲気中で熱処理することも有効である。この場合には
、SiOx中のStは除去されることなく、5icbに
酸化される。
以上、述べた5 10)(へのフッ素の添加の機構は、
必ずしも確定したものではないが、多孔質SiO2にフ
ッ素添加する場合に比較して、多量のフッ素の添加が可
能となるという作用は確実なものである。
〔実施例〕
0実施例/ 第7図は、本発明の火炎反応註によるフッ素添加石英系
ガラスの作製装置の概略図を示す。
//は出発材、/−は多孔質体、/3はガラス微粒子合
成用バーナである。ガラス歎粒子合成用ハ〜すには、8
jQの原料となる5illy、フッ素源としてのSFM
、反応を制御するためのガスであるAf、He等が供給
される。該トーチで合成されたガラス微粒子は回転しな
がら上昇する出発材//の端部から、軸方向に多孔質体
7.2として堆積される。
第一図は、ガラス微粒子合成用バーナ/3の構造例を示
す。/は原料ガス供給口、コは不活性ガス供給口、3は
フッ素系ガス供給口、グは制御ガス供給部であり、/′
、−′、3.≠はそれぞれの供給口からの供給ガスをバ
ーナの出口まで混合することなく導くノズルである。
本実施例では原料ガス供給口/に8iにを7μICC/
分、不活性ガス供給ロコにアルゴンガスをZ/μt/分
、7ツ索系ガス供給口j K SFmを200cc/分
、制御ガス供給口μにHeをハU/分の割合で供給した
。アルゴンガスは、8iH1と8Fiが急速に混合する
ことを防止し、量外層に供給されるHeは、811−と
空気中の酸素との反応を制御し、外焼によって形成され
る酸化物を5iOX(0<X<2)とするためのもので
ある。よってこの制御ガスの光景によりXの値をOに近
い所からコまで変えることができる。本実施例ではX中
lであった。
堆積されたフッ素添加多孔質体/2を第3図に示す電気
炉/弘で熱処理した。この電気炉にはOks 70 c
c/分、He、rz/分の割合で供給し、温度roo”
cに7時間保持した。この処理によシ多孔質体/2中の
siはSiC/4として気散せしめられ、多孔質体は多
孔質体のまま、フッ素添加5tCkに酸化された。C4
とHeの混合ガスは、5ioJ多孔質体中に含まれる水
分を除去するヤいわゆる脱水ガスとして知られているも
のであシ、本処理により無水の石英ガラスとなシうる多
孔質体が得られる。
第μ図は、本実施例で合成されたフッ素添加8iQI多
孔質体を粉砕してガラス微粒子として測定した赤外分光
特性である。
試料はKBrで希釈したものを用いた。図中には、従来
法により合成されたフッ素添加SiO1ガラス微粒子の
分光特性を比較のため点線で示す。
り3!削 に5i−Fによる吸収ピークが現われている
。このピークからフッ素添加濃度を比屈折率差Δ(石英
ガラスとの比較)で求めると、Δ=−,2,rasとな
る。これは、従来法ではΔ冨−0,7%であることを基
準とした。
この結果、本実施例によれば従来技術に比較して約μ倍
のフッ素濃度が達成できることが明らかになうた。
本実施例は高濃度にフッ素が添加され九8ioI多孔質
体を得るまでを示したが、透明ガラス体とするためには
必要に応じて所望の形状に加工し、熱処理して透明ガラ
ス化すればよい。所望の形状への加工は、一度粉砕して
一定形状にバッキングすることも有効である。
Q実施例コ 実施例/においてガラス微粒子合成用バーナ13のフッ
素系ガス供給口3に供給するSF6の流量を零とし、他
の条件は実施例/と同様にして多孔質体の堆積を行うた
。得られた多孔質体は、フッ素を含有しない5inxか
らなっていた。
この多孔質体を第3図に示すような電気炉で熱処理する
に際し、電気炉中にSF、を導入した。
熱処理条件は、1000″C,/時間でsb、ガス流量
はSFmを200 cc/分、Heを3i7分とした。
この処理によシ、多孔質体中にフッ素が添加されるとと
もに、多孔質体中のSiが除去され、処理後の多孔質体
は、フッ素添加SiO1からなっていた。このフッ素添
加SiOIガラスを微粒子状とした時の分光特性は、第
弘図に示したものと同等であうた。
この結果、5IOx多孔質体の雰囲気処理によっても、
多量のフッ素を添加可能であることが明らかになった。
フ実施例3 以下の手順により、コア、クラッド構造を有し、クラッ
ド部がフッ素添加石英ガラスからなる光ファイバ母材を
作製した。第5図は、多孔質体の堆積工程を示す。
21は出発材、−λはコア部多孔質体、23はクラッド
部多孔質体、26はコア用ガラス微粒子合成用バーナ1
.2tはクラッド用ガラス微粒子合成用バーナである。
コア用ガラス微粒子合成用バーナは従来技術で用いられ
るガラス微粒子合成用バーナと同一の構成であり、Si
O2原料としてのSiO4 と、火炎形成ガスとしての
ルおよびQが供給される。このうち、iガスの流量化を
増加させることによシ、形成される火炎の温度は高くな
シ、この火炎中で合成され、この火炎にさらされる部分
に堆積するSiO2多孔質体のカサ密度が大きくなるこ
とが知られている。
本実施例では、以後の熱処理によシ、クラッド部に添加
されたフッ素が、コア部へ拡散するのを防止するため、
コア部多孔質体のカサ密度を/、 Of / ctlま
で高めて堆積させた。このコア部多孔質体の周囲に1ク
ラッド用ガラス微粒子合成用バーナ2乙によシ、クラッ
ド部多孔質体を堆積したが、このバーナ2乙は実施例1
における合成用バーナ/3と同一の構成であシ、堆積さ
れた多孔質体23は、フッ素添加5inx多孔質体であ
る。
以上のように作製した2層構造の多孔質体を実施例1と
同一の条件で熱処理して、SiOxをSi(12にした
後に、温度を更に上昇して透明ガラス体とした。得られ
た透明ガラス体は、コア部に対してクラッド部の屈折率
がΔ=−、!、J−%であシ、クラッド部にのみフッ素
が添加されたまま透明ガラス化が達成され、フッ素添加
光ファイバ用母材が形成できたことが明らかになった。
この母材を線引きして得られた光コアイノ(は、損失特
性、耐猿境特性において十分に実用に耐えるものであっ
た。
本実施例は、クラッド部の多孔質体を透明ガラスとした
コア用母材上に堆積させるように変形すれば、クラッド
部からコア部へのフッ素の拡散はよシ小さくすることが
できる。ただし、この場合にはコア部の合成を別工程と
し、脱水透明化を完了しておく必要がある。なぜなら、
透明化されたガラスからの脱水は、多孔質体に比較して
著しく困難だからである。
0実施例≠ 第1図に示したコア用ガラス微粒子合成用トーチ2!の
みを用いて、SiQからなる多孔質体を軸方向に堆積さ
せ、これを脱水透明化して、透明51oIjjう名から
なるコア用母材3−を合成した。
このコア用母材上に、第を図に示すように第2図に示し
た構造を■するり2ラド用ガラス微粒子合成用バーナ2
乙を用いて、クラッド部多孔質体としてフッ素を含有し
ない5inx多孔質体を堆積させた。この透明ガラスと
多孔質体の2層からなる母材を実施例コと同様の条件で
フッ素を含有する雰囲気中で熱処理し、クラッド部多孔
lJi本をフッ素含有8iQ多孔質体とした。その後更
に昇温して、り2ラド部を透明ガラス化しコアp クラ
ッド構造を有するフッ素添加5iOI系光ファイバ用母
材を得た。この母材のコアt クラッド間の屈折率差、
この母材から線引きされた光ファイバの特性は、実施例
3において得られたものと同等であった。
本実施例も、コア部をカサ密度の高いSiO+の多孔質
体として形成するように変形が可能である。この場合に
も、コア部とクラッド部のカサ密度の差と、5iO1と
SiOxの反応性の差によシ、クラッド部に選択的にフ
ッ素が添加される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、化学的に活性な
SiOxを用いることにより、5iOIに?4vi+度
にフッ素を添加することが可能となるから、5ioIガ
ラスの屈折率を低下させる添加物としてフッ素をM効に
用いることができ、たとえばコア部は、Si(%のみか
らなる光ファイバ用母材の製造に適用することによシ再
現性のよい製造方法を与えるものである。必要に応じて
他の添加物と組み合わせて用いることによっても本発明
の効果は損なわれるものではなく、StO,系ガラスか
らなるガラス体の屈折率制御の選択の幅を広げることに
本発明の基本的な効果が存在する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法によシ、フッ素添加多孔質体を
堆積する工程を示す図、 第2図はガラス微粒子合成用バーナの構造を示す図、 第3図は、フッ累添加多孔質体をSi6とするための処
理を示す因、 第μ図は、本発明の方法によシ合成したフッ素添加5i
O1ガラス微粒子の赤外分光特性を示す図、第3図は、
本発明によシ、光ファイバ用母材を製造する実施例を示
す図、 第6囚は、本発明の光ファイバ用母材の製造の他の実施
例を示す図でらる。 /・・・原料ガス供給口、コ・・・不活性ガス供給口、
3・・・フッ素系ガス供給口、弘・・・制御ガス供給口
、/*2.3’、4A’・・・ノズル、//、2/・・
・出発材、l−・・・多孔質体、/3・・・ガラス微粒
子合成用バーナ、/4(・・・電気炉、2.2・・・コ
ア部多孔質体、コ3・・・クラッド部多孔質体、2よ・
・・コア用ガラス微粒子合成用バーナ、2t・・・クラ
ッド用ガラス微粒子合成用バーナ、3コ・・・コア用母
材。 /#θ/3ρ0 /27)θlにθにθθ@θIρθシ
良数 (c ?yI−1) 猶ψ口 Si C1+ P左目

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)SiO_x(0<x<2)の微粒子からなる多孔
    質体を堆積する工程と 該多孔質体をフッ素雰囲気中で熱処理する 工程と、 該処理後のSiO_x多孔質体をSiO_2多孔質体と
    する工程と、 該SiO_2多孔質体を所望の形状とした後、透明ガラ
    ス化する工程からなることを特徴とするフッ素添加石英
    系ガラスの製造方法。
  2. (2)フッ素を含有するSiO_x(0<x<2)の微
    粒子からなる多孔質体を堆積する工程と、 該SiO_x多孔質体をSiO_2多孔質体とする工程
    と、 該SiO_2多孔質体を所望の形状とした後、透明ガラ
    ス化する工程からなることを特徴とするフッ素添加石英
    系ガラスの製造方法。
  3. (3)SiO_2系ガラスからなるコア部母材を合成す
    る工程と、 該母材の外周に、SiO_x(0<x<2)の微粒子か
    らなる多孔質体を堆積する工程と、 全体を、フッ素雰囲気中で熱処理する工程 と、 該処理後のSiO_x多孔質体をSiO_2多孔質体と
    する工程と、 全体を透明ガラス化する工程からなること を特徴とする光ファイバ用母材の製造方法。
  4. (4)SiO_2系ガラスからなるコア部母材を合成す
    る工程と、 該母材の外周にフッ素を含有するSiO_x(0<x<
    2)の微粒子からなる多孔質体を堆積する工程と、 該SiO_x多孔質体をSiO_2多孔質体とする工程
    と、 全体を透明ガラス化する工程からなること を特徴とする光ファイバ用母材の製造方法。
  5. (5)SiO_2系ガラスからなるコア部母材を多孔質
    体として合成することを特徴とする特許請求の範囲第3
    項又は第4項記載の光ファイバ用母材の製造方法。
  6. (6)SiO_2系ガラスからなるコア部母材を透明ガ
    ラス体として合成することを特徴とする特許請求の範囲
    第3項又は第4項記載の光ファイバ用母材の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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