JPS62175772A - 画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、画像表示装置に関するもので、特に、多数の
記録電極の列と、これに対して相対的に移動される記録
媒体とを備え、記録電極と記録媒体との間に画像形成粒
子を供給するとともに、両者の間に、画像に応じて電圧
を印加することにより、画像形成粒子を記録媒体上に付
着させ画像を形成する型式の画像表示装置ドよって画像
を表示する画像表示装置に関するものである。

〔発明の背景〕

上記型式の画像表示装置としては、特公昭５１−４６７
０７号に開示されたものが知られている。この公知の画
像表示装置を第２図に示す。第２図において、１は回転
磁石、２は該回転磁石を取囲む非磁性スリーブ、３は記
録電極、４は記録媒体を示す。記録媒体４は、導電層５
とこれを覆う絶縁層６を有し、記録電極３は磁性体によ
り構成されている。

上記の回転磁石１は矢印で示す方向に回転され、導電性
磁性の画像形成粒子７（以下、トナーと称する）が非磁
性スリーブ２上に供給され、回転磁石１の作用で、該ス
リーブ上を搬送され１、磁性体で構成されている記録Ｉ
！極極上上通過される。

記録媒体４の導電層５と記録電極３との間に、表示すべ
き画像に応じて電圧が印加されて、記録媒体４上にトナ
ーが付着され、記録媒体上に画像を形成する。この画像
表示装置は非常に簡単な構成を有し、種々の利点をもつ
。しかし、この型式の画像表示装置の欠点として次のこ
とが挙げられる。

上記型式の画像表示装置を画像表示装置として使用する
場合、換言すれば、記録媒体上に形成される画像を記録
媒体上に定着させ、或いは、この画像を転写材上に転写
した上、これを定着させる画像記録装置として上記の画
像表示装置を使用するのではなく、記録媒体上に１つの
画像を形成し表示した後、この画像を消去して次の画像
を形成し表示するようにした画像表示装置として上記の
画１象表示装置を使用する場合、記録媒体としてベルト
状のものが使用され、これを再使用するように構成され
るが、前回に表示された画像をきれいに消去するのが難
かしい。

このような前回に表示された画像を消去する方法として
、クリーニング装置１例えばブレード等によって消去す
る方法や特開昭５１−３２３９に開示されている様にマ
グネット上にトナーのブラシを形成しかつブラシとベル
ト間に電圧印加し、画像消去とベルトへのトナー塗布を
兼用する方法が提案されている。しかし、前者において
は、表示ベルトを複数回使用すると表面を損傷すること
やトナーが凝集等によってトナーの再使用が難しい。

また、後者においては、記録媒体からトナー消去及びト
ナー塗布を行なうが、しかしながらトナーを塗布する場
合電圧印加している為に塗布されたトナーに電荷が注入
され記録位置（記録電極）に到達する迄に前述の電荷を
消滅していｆ！ければ記録画像面はトナーで汚れ見苦し
い画像となる。これを解決する為には記録媒体の固有抵
抗を選んだり、記録位置とトナー塗布装置の距離を充分
離すことによって、前述電荷を中和させる方法が考えら
れるが材料の選定等が難しかつたり装置が大型化され実
用的ではない。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記型式の画像表示装置を画１＃！表
示装置として使用する画像表示装置において、前回に表
示された画像を有効に除去して鮮明な画像を表示するこ
とができ、しかも、記録媒体として使用されるベルトの
材料を自由に選択でき、全体的に小型化することの可能
な画像表示装置を提供することである。

〔発明の概要〕

本発明による画像表示装置は、多数の記録電極の列と、
これに対して相対的に移動される記録媒体を備え、記録
電極と記録媒体との間に画像に応じて電圧を印加し、該
記録電極に供給される導電性磁性の画像形成粒子を該電
圧の作用で記録媒体に付着させ画像を形成する型式の画
像表示装置により画像を表示するようにした画像表示装
置において、記録電極の上流側に、固定磁石と、これを
覆い該記録媒体と同電位に保持された回転円筒部材を設
けたことを特徴とするものである。

〔発明、の実施例〕

以下、本発明ＶＣよる画ｇＪ！表示装置の一実施例につ
いて説明する。

第１図は本発明による画像表示装置の実施例を示すもの
で１図中、１０は第２図に示す回転磁石１に相当する回
転磁石、１１は第２図に示すスリーブ２に相当するスリ
ーブ、１２は第２図に示す記録電極３に相当する記録電
極、１３は記録媒体を示す。この装置は画像表示装置と
して使用されるので、記録媒体１３はベルトの形態に形
成され、ローラ１４，１５，１６にかけられていて、ロ
ーラ１４ｔ−駆動することによって、矢印で示すように
移動される。

画像形成粒子すなわちトナー１７はトナーホッノや１８
内に収容され回転磁石１０の回転によりスリーブ１２上
を搬送され記録電極１２に供給される。然して、記録電
極１２とこれに対向するローラ１４との間に信号電源１
９によって画像模様に応じた記録信号が印加される。ス
リーブ１２上に運こばれるトナーの厚さを規制するため
にドクターブレード２０が設げられている。

上記の記録媒体すなわちベルト１３上に形成された画像
を消去するために、記録電極の上流側に固定磁石と、こ
れを覆う回転スリーブ２２が設けられ、この回転スリー
ブ２２とローラ１５は接地され、これにより、ベルト１
３と回転スリーブ２２は同電位に保たれる。また、この
回転スＩＪ−ブ上に形成されるトナーを一定量に保つた
めにドクターブレード２３が設けられている。

上記の部分はケース２５内に収容され、その前面に覗き
窓２５が形成されている。

本発明による画像表示装置は上記の如く構成されている
が、以下、その動作について説明する。

ベルト１３は搬送ローラ１４の駆動によって矢印方向に
移動する。回転礎石１０の作用によってスリーブ１２上
を移送されるトナー１７は記録電極１２上に到達され、
かつ画像模様に応じた記録信号を信号電源１９より印加
することによってベルト１３０表面へトナー画像が形成
される。このトナー画像は覗き窓２５よシ目視した後、
再度ベルト１３を矢印方向に回動すると、クリーニング
装置として第２のスリーブ２２内に収容されている固定
磁石２１の作用によって前述のベルト１３面上のトナー
画像は回収される。又トナーホッパ母−１８に装置され
たドクターブレード２３により第２のスリーブ２２上の
トナーを一定ｆｒＫ規定し、トナーの穂とベルト１３の
面を接触させかつスリーブ２３とベルト１３の電位を同
電位に保つことによって、トナーの穂を通して記録位置
で得た電荷は速やかに中和することが出来る。

このクリーニング法に於いてはトナーに不要な力を与え
ることはなく、トナーホッノ！−内でそのまま現像位置
へ戻せばよい。更にはベルト面上の電荷を中和させるこ
とが可能となる為次の記録位置に到達したベルトは無電
荷となり、従って、記録位置だで再度記録された画像は
カブリのない鮮明な像となる。

又ベルト１３の記録材料として抵抗値も自由に選ぶこと
が可能で例えば従来方式では固有抵抗値として１０’〜
１０Ω−訓で膜厚数μｍから数ｔμｍに塗布しているが
本方式によれば１０Ω−倒以上の固有抵抗値であればよ
く材料を自由に選択出来る。

又クリーニング位置と記録位置を近接することも可能で
、装置本体も小型化することが可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明による画像表示装置は、記録
電極の上流側に、固定磁石と、これを取囲む回転円筒部
材を設け、該回転円筒部材を記録媒体と同電位に保ち、
該円筒部材上に形成場れるトナーのＭｌｔ−通して記録
媒体上の電荷を速やかに中和することによって、再度記
録される画像を鮮明なものとすることができ、また、記
録媒体として使用されるベルトの材料を自由に選択でき
るようにし、且つ装置の小型化にも有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像表示装置の一実施例を示す断
面図、 第２図は従来の画像表示装置における画像記録位置の断
面図である。 １：回転磁石、　　　　　２：非磁性スリーブ、３：記
録電極、　　　　４：記録媒体、５：導電層、　　　　
　　６：絶縁層、７：トナー、　　　　　　１０：回転
磁石、１１ニスリーブ、　　　１２：記録電極、１３：
記録媒体（ベルト）、 １４．１５，１６：ローラ、 １７：トナー、　　　　　１８：トナーホッパ、１９　
：信号電源、　　　　　２０　：　ドクターブレード、
２１：固定磁石、　　　２２：回転スリーブ、２３：ド
クターブレード、 ２４：ケース、　　　　　２５：覗き窓。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多数の記録電極の列と、これに対して相対的に移動され
   る記録媒体を備え、記録電極と記録媒体との間に画像に
   応じて電圧を印加し、該記録電極に供給される導電性磁
   性の画像形成粒子を該電圧の作用で記録媒体に付着させ
   画像を形成する型式の画像形成装置により画像を表示す
   るようにした画像表示装置において、記録電極の上流側
   に、固定磁石と、これを覆い該記録媒体と同電位に保持
   された回転円筒部材を設けたことを特徴とする画像表示
   装置。