JPS6370885A - デイスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は静電記録方式により絶縁性記録体上にトナー像
を形成し表示するディスプレイ装置において、形成した
トナー像の１プロセス内での完全クリーニングを可能に
するため、絶縁性記録体上に形成されたトナー像側の除
電には導電性の部材、例えば磁気ブラシ、毛ブラシをそ
のトナー像に接触させ、そのブラシ部材を通じてトナー
像の電荷をリークさせ、かつその導電性の部材の機構を
現像機の内部に付設することによりトナーの完全回収を
可能にしたものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は静電記録方式のディスプレイ装置に係り、特に
形成されたトナー像の除電ならびにトナーの回収を効率
よく行うディスプレイ装置に関するものである。

（従来の技術〕 第３図は従来の静電記録方式のディスプレイ装置の構成
図を示す。図において、Ａは記録部であって絶縁性記録
体３を介して対向配置された記録電極１と現像機６とか
ら構成される。Ｂは表示部であって絶縁性記録体３から
なる。Ｃは除電部であって絶縁性記録体３を介して対向
配置されたコロトロン帯電器１６と１７とから構成され
る。

尚、絶縁性記録体３はローラ８，９．１０によって一定
速度で矢印Ｙ方向に移動する。

第４図は従来例の記録部Ａの構成回を示す。回において
、記録電極１は複数のグループからなる電極針２を一列
に並べたマルチスタイラス構成である。この記録１ｉｉ
ｌに対して誘電体フィルムからなる絶縁性記録体３を接
触せしめる。

一方固定された円筒スリーブ４の内部に回転する磁気ロ
ーラ５を有する現像機６が上記絶縁性記録体３を介して
記録電極１と対向するする位置に設置される。更に円筒
スリーブ４の上には複数のセグメントに分割された対向
電極７を密着して配置する。

記録を行うに当たっては、円筒スリーブ４の外周に磁性
トナー１１を転送し、電極針２に対して画像信号に対応
じた電圧を印加し、かつ対向電極７に逆極性の電圧を選
択的に印加することにより、絶縁性記録体３に磁性トナ
ー１１を付着せしめてトナー像を形成する。

第５図は従来例の記録原理図を示す。図は、電極針２に
電圧が印加され、絶縁性記録体３に磁性トナー１１が付
着し、トナー像１９が形成された様態を示している。絶
縁性記録体３が、例えば図示矢印方向に移動しつつある
間に、電極針２と対向電極７とにそれぞれ逆極性の電圧
パルスを印加すると、電極針２と絶縁性記録体３の間の
微小空間において気中放電が発生し、絶縁性記録体３の
電極針２側の面上に潜像電荷２０が形成される。

これと同時に、選択されたセグメント上に運ばれてきた
磁気ブラシ１８の先端めトナーに逆極性の電荷示注入さ
れ、潜像電荷２０のクーロン力と引き合って絶縁性記録
体３上にトナー像１９が形成される。尚、絶縁性記録体
３の電極針２側の面には気中放電を発生させるのに必要
な微小空隙を保つため、所定の高さを持つ凹凸層が形成
しである。

第３図の記録部Ａで形成されたトナー像は、表示部Ｂへ
と移動し視認される。その後、除電部Ｃでトナー像１９
および潜像２０の電荷を絶縁性記録体３を挟んで両面に
設けられたコロトロン帯電器１６゜１７で除電を行う。

除電されたトナー像１９は絶縁性記録体３に対する拘束
力が弱まるので、再び記録部Ａに移動したとき現像機６
内の磁気ローラ５の磁力に引かれ、現像機６内に回収さ
れる。

以上述べた記録方式では絶縁性記録体３を用いている。

更に記録電極側には凹凸層が形成されている。このため
、絶縁性記録体３を介して存在するトナー像１９の電荷
と潜像２０の電荷の除電を行うのに、それぞれの側にコ
ロトロン帯電器１６．１７を設け、両側から同時に除電
を行っている。

従来の除電では、コロナイオンによるトナー像１９、あ
るいは潜像２０との電荷結合によって除電を可能にして
いた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の除電方法によれば、一方の面の電荷の反対面側に
お番する電界分布がコロナイオンの動きに影響を及ぼし
ていること、およびトナー像１９に除電用の電極等が接
触しない等の理由からコロナイオンのトナー像１９ある
いは潜像２０の電荷に対する結合効率が低く、除電が完
全に行われないといった欠点がある。

また、この方式では除電後のトナーは絶縁性記録体３と
の拘束力が弱まるので、大気中に浮遊し易く、浮遊した
トナーが外側のコロトロン帯電器１６に付着し、汚れる
といった欠点がある。

本発明は上記従来の欠点に鑑みて創作されたもので、除
電効率の向上と、除電後のトナーの完全回収を目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のディスプレイ装置は潜像２０側の除電は従来ど
おリコロトロン１７を用いるが、トナー像１９側の除電
は導電性ブラシに接触させて行うと共に、前記導電性ブ
ラシの機構を前記現像機６の内部に付設した構成とする
。

〔作用〕

本発明では、第１図の原理図に示すように導電性ブラシ
例えば導電性トナーによる磁気ブラシ１８あるいは図示
しない導電性毛ブラシをトナー保工９に接触させること
により容易にトナー像１９の電荷をリークさせることが
できる。このため、トナー像ａ匂と相対する絶縁性記録
体３の凹凸層側の潜像２０の電荷のコロトロン放電によ
るイオンの結合が容易になる。

その結果、絶縁性記録体３の両面の効率の良い除電が可
能となり、かつその導電性ブラシ例えば磁気ブラシ１８
を発生させる機構の電極ローラ２５を第２図に示すよう
に現像機６内に付設することによりトナーの完全回収が
可能となる。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面によって詳述する。

なお、構成、動作の説明を理解し易くするために全図を
通じて同一部分には同一符号を付してその重複説明を省
略する。

第２図は本発明実施例の構成図を示す。図において、２
２ａ、２２ｂはそれぞれドクターブレードであって各磁
気ローラの外周に付着するトナーの層の厚みを一定量に
保つための器具である。２３は除電用の電極ローラであ
って外周は接地され、現像機６の内部に付設されている
。電極ローラ２３の内部には回動する磁気ローラ２５が
現像ｍ６と同じように内包され、磁気ローラ２５は隣接
する現像機６が内包する磁気ローラ５０回転磁力の作用
によってその回転Ｐ方向と逆の回転Ｑ方向に回転駆動さ
れる。

この磁気ローラ２５の磁力により電極ローラ２３の外周
には第１図の原理図に示すように導電性の磁性トナーに
よる磁気ブラシ１８が形成されている。

なお、この磁気ブラシ１８は導電性の毛ブラシでもよい
。

絶縁性記録体３は矢印Ｙ方向に移動する。記録部Ａの磁
気ローラ５を矢印Ｐ方向に回転すると、磁性トナー１１
は絶縁性記録体３の方向に搬送され、記録部Ａに連続し
て供給される。記録部Ａでトナー像を形成後表示され、
その後コロトロン帯電器１７と電極ローラ２３の間でト
ナー像および潜像の除電を行なう。

この実施例によれば、電極ローラ２３を現像機６内に内
蔵付設するという簡単な構成で除電効率の向上が図れ、
しかもコロトロン帯電器を１個減らすことができるので
電源の低コスト化および、従来欠点になっていたコロト
ロン帯電器の汚れについても解決できるという効果があ
る。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように本発明のディスプレイ装置に
よれば、トナー像に導電性ブラシが接触するのでトナー
像、潜像の電荷の効率の良い除電が行われ、その結果像
形成部の導電性ブラシによる完全クリーニングが可能と
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明する図、 第２図は本発明実施例の構成図、 第３図は従来の静電記録方式のディスプレイ装置の構成
図、 第４図は従来例の記録部の構成図、 第５図は従来例の記録原理図を示す。 図において、３は絶縁性記録体、６は現像機、１７はコ
ロナ帯電器、１８は磁気ブラシ（導電性ブラシ）、１９
はトナー像、２０は潜像電荷をそれぞれ示す。 ｃｏ” 吐の静電」デ滲東方式のテｊスプオ長（置り石ｈＡ区第
３図 ＩＨＪ’）／７ま乙録弗り泪咋メＸ゛図第４　図 従来・例め記剣１党理図 第５　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 静電記録方式による記録電極（１）と現像機（６）とを
   絶縁性記録体（３）を介して対向配置し、前記絶縁性記
   録体（３）の表裏にそれぞれトナー像（１９）と潜像（
   ２０）を形成し表示するディスプレイ装置の前記潜像（
   ２０）をコロナ帯電器（１７）により除電を行うに際し
   、前記トナー像（１９）の除電を導電性ブラシに接触さ
   せて行うと共に、前記導電性ブラシの機構を前記現像機
   （６）の内部に付設したことを特徴とするディスプレイ
   装置。