JPS62174550A - 内燃機関のアイドル回転数制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は内燃機関のアイドル回転数制御装置に関し、特
にアクセルペダルに連動する吸気絞弁の開度を制御する
ことによりアイドル回転数を制御する制御装置に関する
。

〈従来の技術〉 内燃機関のアイドル回転数制御装置として本願出願人は
第４図に示すものを提案している。

すなわち、機関吸気通路１にはアクセルペダル（図示せ
ず）の踏込量に応じて開度制御されるバタフライ式の吸
気絞弁２が介装されている。この吸気絞弁２の弁軸には
レバー３の一端が取付けられ、このレバー３の先端はス
テッピングモータ等のアクチュエータ４の出力軸に取付
けられた偏心カム５に当接されている。また、前記レバ
ー３には吸気絞弁２を閉弁方向に付勢するリターンスプ
リング６が係止されている。

そして、制御装置７は、エンジン回転数、冷却数温度及
びエアコンジョナが動作しているか否かのエアコンＯＮ
・ＯＦＦ信号に基づいて目標アイドル回転数に対応する
吸気絞弁２の目標開度を設定し、該目標開度に対応する
デユーティ比のデユーティ信号をトランジスタ８に出力
する。これにより、アクチュエータ４に通電されて偏心
カム５が回動され、吸気絞弁２の開度が制御される。こ
こで、アクチュエータ４による開度制御とアクセルペダ
ルによる開度制御は並列的になされる。

〈発明が解決しようとする問題点ン ところで、アイドル運転時のエンジン回転数は機関運転
状態（例えば冷却水温度）によって異なるため、アイド
ル運転時の吸気絞弁２の開度も異なる。したがって、吸
気絞弁２が所定の開度のときがアイドル運転時でなくま
たアクセルペダルによる開度制御もなされるので吸気絞
弁２の実際の開度だけではアイドル運転状態を検出する
ことができなかった。

本発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、吸
気絞弁の実際の開度に基づいてアイドル運転状態を検出
できるアイドル回転数制御装置を提供することを目的と
する。

く問題点を解決するための手段〉 このため、本発明は第１図に示すように、アクセルペダ
ルの踏込量に応じて開閉制御される吸気絞弁Ａの開度を
駆動手段Ｂにより前記アクセルペダルによる開度制御と
並列的に開度制御し、アイドル回転数を制御する内燃機
関のアイドル回転数制御装置において、機関運転状態に
応じた目標アイドル回転数に対応する吸気絞弁の目標開
度を設定する目標開度設定手段Ｃと、設定された目標開
度に応じて前記駆動手段Ｂを制御する制ｉ１［１手段り
と、前記吸気絞弁Ａの実際の開度を検出する開度検出手
段Ｅと、検出された実際の開度と目標開度との開度差が
所定値以下か否かを判定する開度差判定手段Ｆと、前記
開度差が所定値以下のときにアイドル運転と判定するア
イドル運転判定手段Ｇと、を備えるようにした。

〈作用） このようにして、機関運転状態に応じて異なる吸気絞弁
の実際の開度と目標開度とからアイドル運転時を判定す
るようにした。

〈実施例〉 以下に、本発明の一実施例を第２図及び第３図に基づい
て説明する。尚、従来例と同一要素には第４図と同一符
号を付して説明を省略する。

図において、吸気絞弁２の実際の開度を検出する開度検
出手段としてのポテンショメータ１１が設けられ、この
ポテンショメータ１１の検出信号は制御装置１２に入力
されている。

制御装置１２は、従来例と同様に、エンジン回転数、冷
却水温度及びエアコンジョナが動作しているか否かのエ
アコン０Ｎ−ＯＦＦ信号に基づいて目標アイドル回転数
に対応する吸気絞弁２の目標開度を設定し、該目標開度
に対応するデユーティ比のデユーティ信号をトランジス
タ８に出力するように構成されている。

また、制御装置１２は第３図に示すフローチャートに従
って動作するように構成されている。

ここでは、制御装置１２が目標開度設定手段と開度差判
定手段とアイドル運転判定手段とを構成し、制御装置１
２とトランジスタ８により制御手段が構成される。

次に作用を説明する。

まず、吸気絞弁２の開度制御を説明すると、制御装置１
２は機関運転状態に応じた目標アイドル回転数に対応す
る吸気絞弁２の目標開度Ｂを設定し、この目標開度に対
応するデユーティ比のデユーティ信号をトランジスタ８
に出力する。これにより、アクチュエータ４に通電され
偏心カム５の偏心位置によりレバー３が回動され吸気絞
弁２が目標開度Ｂに制御される。

次に、アイドル運転の有無の判定を説明すると、Ｓｌで
はポテンショメータ１１により検出された吸気絞弁２の
実際の開度Ａを読込む。

Ｓ２では、検出された実際の開度Ａと前記設定された目
標開度Ｂとの開度差（＝Ａ−Ｂ）を演算する。Ｓ３では
、演算された開度差が所定値Ｃ以下か否かを判定しＹＥ
Ｓすなわち所定値Ｃ以下のときにはＳ４に進み、アイド
ル運転状態であると判定する。また、ＮＯすなわち実際
の開度Ａが目標開度Ｂより所定値Ｃだけ大きいときには
、Ｓ５に進みアクセルペダルにより吸気絞弁２の開度制
御がなされており、アイドル運転状態でないと判定する
。これにより、例えばアイドル運転状態まで減速するよ
うな運転状態での機関への燃料カット制御等が可能にな
る。

〈発明の効果〉 以上説明したように、実際の吸気絞弁の開度Ａと目標開
度Ａとの開度差が所定値Ｃ以下のときにアイドル運転状
態と判定するようにしたので、アクセルペダルにより開
度制御がなされても吸気絞弁の実際の開度によりアイド
ル運転状態を判定できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のクレーム対応図、第２図は本発明の一
実施例を示す構成図、第３図は同上のフローチャート、
第４図はアイドル回転数制御装置の先行技術を示す構成
図である。 ２・・・吸気絞弁　　３・・・レバー　　４・・・アク
チュエータ　　８・・・トランジスタ　　１１・・・ポ
テンショメータ　　１２・・・制御装置 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　アクセルペダルの踏込量に応じて開閉制御される吸気
   絞弁の開度を駆動手段により前記アクセルペダルによる
   開度制御と並列的に開度制御し、アイドル回転数を制御
   する内燃機関のアイドル回転数制御装置において、機関
   運転状態に応じた目標アイドル回転数に対応する吸気絞
   弁の目標開度を設定する目標開度設定手段と、設定され
   た目標開度に応じて前記駆動手段を制御する制御手段と
   、前記吸気絞弁の実際の開度を検出する開度検出手段と
   、検出された実際の開度と目標開度との開度差が所定値
   以下か否かを判定する開度差判定手段と、前記開度差が
   所定値以下のときにアイドル運転と判定するアイドル運
   転判定手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関のア
   イドル回転数制御装置。