JPS62174198A - ペン先の構造 - Google Patents

ペン先の構造

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JPS62174198A
JPS62174198A JP61247206A JP24720686A JPS62174198A JP S62174198 A JPS62174198 A JP S62174198A JP 61247206 A JP61247206 A JP 61247206A JP 24720686 A JP24720686 A JP 24720686A JP S62174198 A JPS62174198 A JP S62174198A
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ball
pen nib
ink
ball receiving
receiving core
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JP61247206A
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大塚 克巳
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Teibow Co Ltd
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Teibow Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2〜40cpの低粘度のインキを対象とする
筆記用9作図用、化粧用ボールペン等のペン先として用
いられるペン先の構造に関し、特にボールの滑らかな回
転性、そして優れた耐ドレインバック性、高速筆記性、
インキ流出量。
復帰性、初筆性、ざらに高筆圧の耐久性を望まれる用途
に適しているペン先の構造に関する。
(従来の技術) 従来から、ペン先部分のボールを運筆の際の筆記面との
間の摩擦抵抗により回転させてインキを引出して筆記す
るものとして、ボールペンが知られており、筆記用に広
く利用されている。
このボールペンのペン先の構造は、ボール受軸と、これ
のボール保持部に回転可能に納められるボールとからな
り、そのボール受軸におけるボール保持部底面は枯鉢形
状に成形され、インキ流通孔は閣鉢形状の底面中央に間
口形成されているものである。
また、別のペン先の構造は、第47図に例示するように
、ボール保持管(50)内にボール受け芯(51)を双
方の間に軸線方向に貫通するインキ流通空間(52)を
形成して固定し、そのボール保持管(50)先部内にお
ける上記インキ流通空間(52)と連通状のボール抱持
部(53)にボール(54〉を回転自在に保持していて
、そのボール抱持部(53)底面を形成するボール受け
芯(51)端面部(55)は平坦状になっているもので
ある。
(発明が解決しようとする問題点) ところでこのような従来品には問題がある。
すなわち、前者では次の問題点がある。
製作上の問題点 ボール保持部およびインキ流通孔を加工成形しているこ
とにともなう製作上の難点、すなわちボール受軸が金属
製である場合には高い精度の切削加工を要求され、また
プラスチック製である場合では工作精度が高い成形金型
を必要とする。
ボールの回転性の問題点 ボールを筆圧に対して回転可能に支持するボール保持部
底面が描鉢形状であることによる筆記上の問題点、すな
わち筆圧を受け1=ボールが播鉢形状の底面にその筆圧
に比例して喰い込むことの模作用による回転抵抗を受け
て円滑な回転を妨げられ、その結果としてインキの引き
出し性能が不安定になって筆跡のカスレ現象が生じ、特
に高速筆記には不適である。
一方、後者では次の問題がある。
インキの誘導上の問題 ボールの抱持部(53)におけるボール受け芯(51)
のボール受け部分(56)の外側部分(57)とこれの
近傍のボール(54)面部分(58)とボール保持管(
50)内面部分(59)との間の空間(60)にインキ
の毛細管誘導が行なわれない所謂毛細管誘導空白域(6
1)が発生し、この毛細管誘導空白域(61)はボール
(54)面部分(58)に対するインキの毛細管移動を
妨げて、ボール(54)が回転しながらその面部分(5
8)にひろい取るインキ量を減少或いは皆無とする。こ
の現象はボールの回転にともなう空気の巻込み現象によ
って起り、ボール抱持部(53)内に巻込まれた空気が
空間(60)内に留って毛細管誘導空白域(61)を作
り上げてしまうことによる。
その結果、ボール抱持部(53)内におけるインキの保
有能力が劣り、トレインバックが起り、書き出し時にイ
ンキがカスしたり、ペン先を上向けた後のインキの復帰
性が悪く一ボールに対するインキの供給量が不安定であ
り、高速筆記時のインキ流通孔が激しく、筆記方向の急
激な変更にインキが追随できない。
そこで本発明は、ボール抱持部が、運筆の際のボールの
回転抵抗が少なく、しかもインキの毛細管誘導空白域が
存在しないように構造化され、そしてそのボール抱持部
と同抱持部にインキを毛細管誘導するインキ流通空間と
が二部材の組み構成により簡単に形成され、ボールに対
してインキが常にインキ流通空間からボール抱持部内の
ボール面に毛細管誘導されている状態下に持続ならしめ
ているところの、インキの耐トレインバック性、初筆性
、インキの復帰性。
高速筆記性、インキの安定供給性、ボールの回転性、製
作性の良好なペン先の構造を提供することを目的とする
(問題点を解決するための手段) 発明の開示 本発明は、ボール保持管内にボール受1ノ芯を固定して
、ボール抱持部内にボールを回転自在に保持すると共に
、このボール抱持部に連通するインキ流通空間をボール
受り8外面部とボール保持管内面部との間にインキが軸
線方向に毛細管移動可能に形成し、且つボール抱持部に
おけるボール受け芯の略平坦上ボール受け部分の外側部
分とこれの近傍のボール面部分とボール保持管内面部分
との間の部位に突状壁部をボール面部分との間にインキ
流通空間と連通したインキの毛細管誘導路が確立される
ように形設していることを特徴とする。
(作 用) インキがインキ流通空間からボール抱持部内の毛細管誘
導路まで毛細管誘導されて移動し、そして同毛細管誘導
路にその毛細管力によりボール面部分を濡らして囲繞し
た状態に充満している。そして、そのボールをボール受
け部分が点状或いは線状に受けていて、ボール回転時の
11!擦域を限定して、回転抵抗が少なくなっている。
それにより、ボールの回転が滑らかとなり、そのボール
にインキが確実にひろい取られて引出される。
(実施例) 本発明をより詳細にあきらかに覆るために、以下図面に
従って説明する。
第1図乃至第3図は、この発明に係るペン先の基本的な
構造を例示している。このペン先は、(1)のボール保
持管と、このボール保持管(1)内に固定状のボール受
け芯(2)と、ボール保持管(1)先部内のボール受け
芯(2)端面部(2a)とで形成しているボール抱持部
(3)内に回転可能に保持されたボール(4)との三部
品からなっている。
ボール保持管(1)は管内部にその内面部(7)との間
にインキが毛IA管移動する隙間を形成可能な径比にし
た小径状のボール受け芯(2)を、管外周面上からその
適宜個所をカシメつ【プて一体状に内蔵して、ボール受
け芯(2)外面部(6)と内面部(7)との間に軸線方
向に通るインキ流通空間(5)を形成すると共に管内部
光にはボール受け芯(2)の端面部(2a)を底面とす
るボール抱持部(3)を形成してボール(4)を回転可
能に納め、且つボールがボール抱持部(3)内から脱落
しないように同抱持部(3)開口縁(21)の絞り部(
14)で保持している。またボール保持管(1)のカシ
メ部(18)はボール受け芯(2)の端面部(2a)近
くから、これよりも軸線方向に離れた適宜個所まで夫々
周方向に等間隔を保ちながら径方向に等しく突出してい
る突帯状で、ボール受け芯(2)をその周囲から等しく
囲繞状に締着し、ボール保持管(1)とボール受け芯(
2)をその曲げ強度すなわち剛性を高めて一体化すると
共にインキ流通空間(5)を軸線方向および径方向とも
に等しい隙間に形成している。このインキ流通空間(5
)の毛細管間隔はボール(4)のインキ着面厚さが3〜
4μ程度であるから、少なくとも3〜6μ以上あれば良
く、具体的には低粘度インキを毛細管誘導可能な25〜
100μでインキの粘度等の物性に対応して設定する。
ボール受り芯(2)はボール保持管(1)内面部(7)
との間にインキ流通空間(5)を形成しうる所要径の中
実状のものであり、そして、ボール抱持部(3)におけ
る底側を形成している端面部(2a)の中央にはボール
受け部分(8)を略平坦状に形設して、同ボール受け部
分(8)で点或いは線支持するボール(4)の回転抵抗
を少なくし、且つこのボール受け部分(8)の周囲のイ
ンキ流通空間(5)と連通状の外側部(9)には突状壁
部(12)をボール(4)面部分(10)との間にイン
キの毛細管誘導路(13)が確立されるように環状に形
設し、インキがインキ流通空間(5)側から毛細管誘導
路(13)すなわちボール(4)面部分(10)まで毛
細管誘導されて移動且つ同面部分(10)の毛細管誘導
路(13)にプールされるようにしている。この毛細管
誘導路(13)の毛細管間隔は大略25〜100μであ
り、低粘度インキの粘度等の物性に対応して設定する。
又、このボール受け芯(2)におけるボール受け部分(
8)および突状壁部(12)は構成材が塑性加工可能な
例えば金属である場合、ローリング加工等によって容易
且つ高粘度に製作しうる。
ボール(4)はボール抱持部(3)内にボール保持管(
1)先端の絞り部(14)で扱は止めされていて、その
回転にともない、一方の面部分(10)でインキをイン
キ流通空間(5)から毛細管誘導路(13)に巻込みな
がら、他方の面部分(10)でそのインキをひろい取っ
て絞り部(14)開口縁(21)との間から引出すよう
にしている。このボール(4)直径は0.3〜1amで
あり、そして開口縁(21)とボール(4)面との間は
大略5〜15μ程麿とするのが良い。
又、ボール抱持部(3)における突状壁部(12)は、
毛細管誘導路(13)の毛細管誘導能力、ボール回転の
TII滑能力等に対応して、ボール受け芯(2)の外側
部分(9)とこれの近傍のボール(4)面部分(10)
とボール保持管(1)内面部分(11)との間の部位に
おけるその外側部分(9)および/又は内面部分(11
)に形設されることになる。
同様に、インキ流通空間(5)は、運筆スピードによる
インキ消費量の変動に対応して、ボール(4)に対する
ボール受け芯(2)の径比或いは形状構成を選択するこ
とになる。
同様に、ボール保持管(1)とボール受け芯(2)の構
成材は、ペン先の強度、インキ流通空間(5)の毛細管
誘導能力等に対応して、丸管と丸棒の組合せ、或いは角
管と角棒の組合せ、若しくは丸管と角棒の組合せ、さら
には角管と丸棒の組合せから選択されることになる。
同様にボール(4)形状は、用途に対応して、球状のも
の或いはロール状のものが選択されることになる。
又、そのボール保持管(1)およびボール受け芯(2)
そしてボール(4)の材質は、用途。
加工性、静電性等に対応して、318304等のステン
レス材料等の金属材料、ポリエーテルニーチルケトン(
PEEに)、ポリイミド(PIN)、ポリフェニレンサ
ルファイド(pps )等のスーパーエンジニアリング
プラスチック系その他のポリアセタール(POH)等の
プラスチック材料、セラミック材料から選択される。
たとえば、用途が、ボールペン等のペン先として用いら
れる場合では、金属材料、セラミツり材料がふされしく
、化粧用ではタッチの軟らかいプラスチック材料が適当
である。加工性および耐インキ性ではローリング加工等
の塑性前■が比較的容易で錆に強いステンレス材料が経
済的にも有利であると共に、静電性においても有利であ
る。
係るll造のペン先は空気孔(24)のあるペン軸(2
2)の口金(23)に密嵌されて、ボール受け芯(2)
端部が繊維束よりなるインキ中継芯又はインキ含浸体(
25)に挿入しており、口金    −(23)の内面
(26)とボール受け芯(2)との間のインキの毛細管
誘導部分(27)を通じてインキの毛細管誘導による供
給が行なわれるようになっている。
第4図乃至第9図はこの発明に係るところの突状壁部(
12)の態様が夫々異り、他は基本的に同構成であるペ
ン先のII造を例示している。
そして、ボール保持管(1)内面の径断面形とボール受
け芯(2)径断面の輪郭形について円の相似形状にして
いる。
第4図および第5図はこの発明に係るところの突状壁部
(12)がボール保持管(1)内面部分に環状に形設し
ているペン先の構造を例示しており、この突状壁部(1
2)はボール受け芯(2)外側部分(9)およびボール
(4)面部分(10)との間に相互に連通したインキの
毛細管誘導路(13)を夫々形成していて、インキ流通
空間(5)から毛細管誘導されてくるインキをボール受
け部分(8)側に迂回誘導した後に面部分(10)に毛
細管M導し、外側部分(9)と面部分(10)と内面部
分(11)との間の部位におけるインキの毛細管誘導空
白域を解消すると共にボール(4)の回転を潤滑するよ
うにしである。
第6図および第7図はこの発明に係るところの突状壁部
(12)がボール保持管(1)内面部分(11)とボー
ル受(プ芯(2)外側部分(9)との双方に夫々環状に
形設しているペン先の構造を例示しており、各突状壁部
(12)はボール(4)面部分く10)との間に相互に
連通したイー 19 = ンキの毛細管誘導路(13)を夫々形成していて、イン
キ流通空間(5)から毛細管誘導路たインキの一部をボ
ール受け部分(8)側に誘導し、外側部分(9)と面部
分(10)と内面部分(11)との間の部位におけるイ
ンキの毛細管誘導空白域を解消すると共にボール(4)
の回転を潤滑するようにしである。
第8図および第9図はこの発明に係るところの突状壁部
(12)がボール保持管(1)の内面部分(11)に環
状に絞り形設しているペン先の構造を例示しており、こ
の突状壁部(12)はボール(4)面部分く10)との
間にインキの毛細管誘導路(13)を形成していて、イ
ンキ流通空間(5)から毛細管誘導されてきたインキを
ボール受け部分(8)側に迂回誘導した後に面部分(1
0)に毛細管誘導し、外側部分(9)と面部分(10)
と内面部分(11)との間の位置におけるインキの毛細
管誘導空白域を解消すると共にボール(4)の回転を潤
滑するようにしである。
第10図乃至第18図はこの発明に係るところのインキ
流通空間(5)横断面積を毛細管誘導路(13)横断面
積よりもそのインキの毛細管間隔の変更なく大の比にし
ている態様が夫々異なり、伯は基本的に同構成であるペ
ン先の構造を例示している。そして、ボール保持管(1
)内面の径断面形とボール受け芯(2)径断面の輪郭形
について、円の相似形状にしている。
第10図乃至第12図はこの発明に係るところのインキ
流通空間(5)が、ボール(4)径よりも大径状のボー
ル受け芯(2)外面部(6)とこれに対面状のボール保
持管(1)内面部(7)との間に形成しているペン先の
構造を例示しており、このインキ流通空間(5)は毛細
管誘導路(13)を上回る横断面積を形成していて、ボ
ール(4)により毛細管誘導路(13)から通常引出さ
れるインキ量を上回るインキ量をその引出し量に応じて
毛細管誘導して、運筆スピードの変化にともなうインキ
消費量相当を毛細管供給するようにしである。
第13図乃至第18図はこの発明に係るところのインキ
流通空間(5)が、ボール受け芯(2)をボール(4)
径よりも大径状にすると共にボール受け部分(8)側を
頂面とする略台錐形状のテーパー状外面部(6)とこれ
に平行状のボール保持管(1)内面部(7)との間に形
成しているペン先の構造を例示しており、このインキ流
通空間(5)は連通している毛細管誘導路(13)に近
づくにつれてその横断面積比の差がなくなるように形成
していて、ボール(4)により毛細管誘導路(13)か
ら通常引出されるインキ量を上回る量をその引出し量に
応じて毛細管誘導すると共に毛細管誘導路に対するイン
キの誘導供給量の格差を段階的に解消して、運筆スピー
ドの急激な変化にも常にそのインキ消費量相当を過不足
なく毛細管供給するようにしである。
第19図乃至第22図はこの発明に係るところのボール
保持管(1)内面の径断面形とボール受け芯(2)径断
面の輪郭形が角の相似形状で、ボール(4)がロール状
であり、他は基本的に同構成であるペン先の構造を例示
してあり、このボール保持管(1)は角管で、ボール受
け芯(2)は角棒によって構成している。
そして、ボール受け芯(2)端面部(2a)における突
状壁部(12)はロール状ボール(4)面部分(10)
の左右両脇に沿い並列して、その面部分(10)との間
にインキの毛細@誘導路(13)を形設していて、外側
部分(9)と面部分(10)と内面部分(11)との間
の部位におけるインキの毛細管誘導空白域を解消してい
る。
カシメM(18)は点状カシメとしている。
この態様では特に筆記方向性が有り、そのロール幅が筆
線幅となる。
第23図乃至第30図はこの発明に係るところのボール
保持管(1)内面の径断面形とボール受け芯(2)径断
面の輪郭形が異形状であり、他は基本的に同構成である
ペン先の構造を例示している。
第23図乃至第26図はこの発明に係るところの−23
= ボール保持管(1)内面の径断面形が円形状で、ボール
受け芯(2)径断面の輪郭形が角形状である丸管と角棒
の組合せで、他は基本的に同構成であるペン先の構造を
例示している。ボール(4)は球状のものとしている。
このペン先におけるインキ流通空間(5)はボール保持
管(1)内面部(7)とボール受け芯(2)外面部(6
)との間にその外面部分(6)構成面数分に各独立して
分割している。
カシメ部(18)は周方向に沿う面状絞りカシメとして
いる。
第27図乃至第30図はこの発明に係るところのボール
保持@(1)内面の径断面形が四角状で、ボール受け芯
(2)径断面の輪郭形が円形状である角管と丸棒の組合
せで、他は基本的に同構成であるペン先の構造を例示し
ている。このペン先におけるボール(4)はロール状の
ものがふされしく、それに伴い端面部(2a)の突状壁
部(12)はロール状ボール(4)面部分(10)の左
右両脇に沿い並列して、その面部分(10)との間にイ
ンキの毛細管誘導路(13)を形設している。
そして、インキ流通空間(5)は径断面四角形状のボー
ル保持管(1)の各コーナーの内面部(7)と径断面円
形状のボール受け芯(2)外面部(6)との間にボール
保持管(1)のコーナー構成数分に各独立して分割して
いる。カシメ部(18)は周方向に沿う面状絞りカシメ
としている。
第31図乃至第36図はこの発明に係るところのボール
受け芯(2)の外面部(6)がシングル或いはダブルの
スパイラル状溝部(15)で形成していて、他は基本的
に同構成であるペン先の構造を例示しており、このスパ
イラル状溝部(15)はインキ流通空間(5)の内周側
を形成して、同流通空間(5)におけるインキの軸線方
向のストレートな流動を索制する。
第37図乃至第39図はこの発明に係るところのボール
受け芯(2)の外面部(6)が周方向の環状溝部(16
)を軸線方向に並列させて形成していて、他は基本的に
同構成であるペン先の構造を例示しており、この環状溝
部(16)はインキ流通空間(5)の内周側を形成して
、同流通空間(5)におけるインキの軸線方向のストレ
ートな流動を索制する。
第40図乃至第43図はこの発明に係るところのボール
受け芯(2)外側部分(9)がインキの毛細管誘導溝部
(17)で形成していて、他は基本的に同構成であるペ
ン先の構造を例示しており、この毛細管誘導溝部(11
)は外側部分(9)にボール受け部分(8)際まで配設
されていて、インキをインキ流通空間(5)からボール
受け部分(8)に毛細管誘導して同ボール受け部分(8
)におけるボール(4)回転の潤滑性を良くしている。
第44図乃至第46図はこの発明に係るところのボール
保持管(1)がステンレス製で、ボール受け芯(2)が
ステンレス製の芯部(19)側面に合成樹脂膜(20)
をコーティングし、ボール(4)がステンレス製で形成
していて、他は基水内に同構成であるペン先の構造を例
示しており、この態様でもボール保持管(1)とボール
受け芯(2)とボール(4)との三者間の静電作用の発
生がなく、同作用による腐蝕及び発錆もなくなっている
次表は本発明によるペン先(第1図、第13図。
第17図)と、従来のペン先(第47図)および比較の
ために試作したペン先(第48図)とを、その各性能に
ついて試験したデータである。
尚、各ペン先のボール径は0,6Φとし、使用インキの
粘度は3C1)とした。
又、試験対象の第47図の従来のペン先は第1図の本発
明によるペン先とボール抱持部(3)内のインキの毛細
管誘導空白域の有無の違いを除いて同一構成とし、同様
に第48図の試作のペン先は第13図の本発明によるペ
ン先とボール抱持部(3)内のインキの毛細管誘導空白
域の有無の違いを除いて同一構成にした。又、第17図
の本発明によるペン先は突状壁部(12)の構成の違い
を除いて第13図の本発明によるところのペン先と同一
構成にした。
尚、第48図の試作ペン先の構造はボール保持管(70
)内にボール受け芯(71)を双方の間に軸線方向に貫
通するインキ流通空間(72)を形成して固定し、この
インキ流通空間(72)におけるボール抱持部(73)
との連通部分を、ボール受け芯(71)における平坦状
ボール受け部分(74)側を頂面とする略台錐形状のテ
ーパー状外面部(75)とこれに対面して平行状のボー
ル保持管(70)内面部(76)との間に形成し、ボー
ル抱持部(73)にボール(77)を回転自在に保持し
ていて、ボール受け部分(74)の周囲の外側部分(7
8)とこれの近傍のボール(17)面部分(79)とボ
ール保持管(70)内面部分(80)との間の空間(8
1)にはインキの毛細管誘導がおこなわれない毛細管誘
導空白域(82)が存在している構成にしである。
評価:    優−◎−O−Δ−X−劣■:下向き筆記
可能なテスト品を、60℃の恒温槽内に上向きにした状
態で一週間放置し、その後に上向き筆記できた本数のパ
ーセンテージ ■二60α/Sec ■:筆記速度 4m /min   筆記角度65゜筆
記荷重 100q ■ニドレインバックが確認されたテスト品を対象に、下
向きに放置した後、下向き筆記できた本数のパーセンテ
ージ ■:テスト品をペン本体に組付は後に、静かにテスト品
を下側にして1時間自然放置した時点で、インキが自然
流下してボールまで到達した本数のパーセンテージ そして第49図乃至第52図は、筆記時のインキ流出量
について、ボール抱持部(3)内にインキの毛細管誘導
空白域が存在しない本発明によるところのペン先のデー
ター(第49図、第50図)とボール抱持部(53) 
、  (73)内にインキの毛細管誘導空白域が存在す
るペン先のデーター(第51図、第52図)を示してお
り、夫々無差別に抽出した5本を試験した。
叙上の表およびデーターからは、ボール抱持部にインキ
の毛細管誘導空白域が存在するペン先の構造のものが、
耐ドレインバック性、高速筆記性、復帰性、初筆性のい
ずれにおいても劣り、且つインキ流出量についてはバラ
ツキが多く認められた。
これに対して、ボール抱持部にインキの毛細管誘導空白
域が存在しない本発明のペン先の構造のものは表および
データーから明らかである通り、耐トレインバック性、
高速筆記性、復帰性、初筆性のいずれもが優れており、
インキ流出間もそのバラツキが少なく均一であることが
確認され、実用製品として信頼性が高い。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造の突状壁
部を、ボール受け芯の外側部分に形設しである。
このことにより次の利点がある。
■ 突状壁部をボール受け部分ともども棒状のボール受
け芯端面にローリング加工等により比較的容易且つ高精
可に形設することができ、毛細管誘導路の毛細管間隔を
正確に管理できて、そのインキの毛細管誘導能力は良好
に均一化されている。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造の突状壁
部を、ボール保持管の内面部分に形設しである。
これにより次の利点がある。
■ インキ流通空間から毛細管誘導されてくるインキを
ボール受け部分側に迂回させた後に毛細管誘導路に誘導
して、インキをボール回転の潤滑剤としてそのボール受
け部分に強制誘導するから、ボールの回転が一層滑らか
である。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造の突状壁
部を、ボール受け芯の外側部分とボール保持管の内面部
分との双方に形設しである。
これにより次の利点がある。
■ 突状壁部をボール受け8側とボール保持管側とに分
散して夫々の加工精度が高精度に仕上げられるような構
造であるから、毛細管誘導路の毛細管間隔を尚一層正確
に管理できて、そのインキの毛細管誘導能力は高置に均
一化される。そしてインキをボール受け部分にボール回
転の潤滑剤としても強制誘導して、ボールの回転が一層
滑らかである。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のインキ
流通空間横断面積を、毛細管誘導路横断面積よりもその
インキの毛細管間隔を変えずに人の比に形成しである。
このことにより次の利点がある。
■ ボールによってボール抱持部から引出されるインキ
の消費量を上回るインキ量を、インキ流通空間より毛細
管誘導路に毛細管誘導することができ、高速筆記にもイ
ンキの供給不足によるカスレが起こらない。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のインキ
流通空間を、ボール径よりも大径状のボール受け8外面
部とこれに対面状のボール保持管内面部との間に形成し
である。
このことにより次の利点がある。
■ ボールによってボール抱持部から引出されるインキ
の消費量を上回るインキ量をインキ流通空間より毛細管
誘導して供給することができると共にボール受り芯外面
部外径とボール保持管内面部内径を容易に管理できて、
所要の毛細管間隔に精度良く仕上げ、そのインキの毛細
管誘導能力は良好に均一化される。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のインキ
流通空間を、ボール受け芯におけるボール受け部分側を
頂面とする略台錐形状のテーパー状外面部とこれに平行
状のボール保持管内面部との間に形成しである。
このことにより次の利点がある。
■ ボールによってボール抱持部から引出されるインキ
の消費量を上回るインキ量をインキ流通空間より毛細管
誘導して供給することができると共にインキ流通空間と
毛細管誘導路との間におけるインキの毛細管誘導量をイ
ンキ流通空間側より毛細管誘導路側に次第に絞り込みし
ているから、インキの毛細管移動が極めて無理なくスム
ーズとなって制御されたインキ移動が行なわれる。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
保持管内径を、゛ボールを抜け止めしている絞り部を除
いて、インキ流通空間形成部分までボール径とほぼ同径
に形成しである。
このことにより次の利点がある。
[株] ボール径と近似したペン先径のものとなる。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
保持管内面の径断面形とボール受け芯径断面の輪郭形を
、相似形状に形成しである。
このことにより次の利点がある。
■ インキ流通空間各部の間隔が近似していることによ
る各部でのほぼ均衡した毛細管作用を発揮し、優れたイ
ンキ誘導能力を有する。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
保持管内面の径断面形とボール受け芯径断面の輪郭形を
、円の相似形状に形成しである。
このことにより次の利点がある。
■ インキ流通空間各部の間隔が等しくして、同流通空
間のインキ誘導能力は等しく安定した毛細管作用を発揮
する各部により安定されている。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
保持管内面の径断面形とボール受け芯径断面の輪郭形を
、角の相似形状に形成しである。
このことにより次の利点がある。
■ ペン先の折れ強度が高くて、高筆圧にも折損するこ
とがなく且つペン先の小径化を計れる。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
保持管内面の径断面形とボール受け芯径断面の輪郭形を
、異形状に形成しである。 このことにより次の利点が
ある。
■ ボール保持管内面とボール受け8外面部との間に軸
線方向に貫通するインキ流通空間が残存して形成され、
製作が極めて容易で経済的効果が大きい。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
保持管内面の径断面形を円状に、ボール受け芯径断面の
輪郭形を角状に形成しである。
このことにより次の利点がある。
■ インキ流通空間が残存形成されて製作が極めて容易
である経済的効果を失なわずに、同流通空間における間
隔均等部分を最大限に確保していてインキ誘導能力に優
れ且つペン先の折れ強度が高い。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
保持管内面の径断面形を角状に、ボール受け芯径断面の
輪郭形を円状に形成しである。
このことにより次の利点がある。
■ インキ流通空間が残存形成されて製作が極めて容易
である経済的効果を失なわずに、ペン先の折れ強度が特
に高く深い筆角にも十分耐える強度を有する。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
受け芯外面部のインキ流通空間形成部分に、軸線方向に
沿うスパイラル状溝部を形成しである。
このことにより次の利点がある。
■ インキの軸線方向のストレートな流動が牽制されて
、インキの保持性が良くなり、インキ流通空間にお(プ
るインキの耐ドレインバック性が良好になる。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
受け芯外面部のインキ流通空間形成部分に、周方向の環
状溝部を軸線方向に並列状に形成しである。
このことにより次の利点がある。
■ インキ流通空間におけるインキの軸線方向の保持性
が一層強くなり、インキの耐ドレインバック性が強化さ
れる。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
受け芯の外側部分にイン4流通空間と連通してボール受
け部分際まで達するインキの毛細管誘導溝部を形成しで
ある。
このことにより次の利点がある。
■ インキをインキ流通空間からボール受け部分に潤滑
剤として強制的に毛細管誘導してボールの円滑な回転を
うながしている。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
受け芯を、ボール保持管内にカシメ固定しである。
このことにより次の利点がある。
[株] ボール保持管とボール受け芯がなんなく結合し
て一体構造化している。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のカシメ
部を、軸線方向に沿う突帯状に形成しである。
このことにより次の利点がある。
■ カシメ部の梁作用によるペン先の高い折れ強度を有
し、そしてカシメ部に沿いブロック化された各インキ流
通空間は軸線方向の毛細管作用を確保していてインキ誘
導能力に優れる。 又、本発明は、上述の改良されたペ
ン先の構造のカシメ部を、周方向に沿う絞り形状に形成
しである。
このことにより次の利点がある。
■ インキ流通空間における軸線方向および周方向の毛
細管作用を確保して、インキ誘導能力が優れる。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
を、球状に形成しである。
このことにより次の利点がある。
■ 筆記方向および筆角制限がなく、そして用途すなわ
ち筆記用9作図用、アイシャドーやアイブローの毛書き
化粧用に汎用性に富む。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
を、ロール状に形成しである。
このことにより次に利点がある。
[相] 筆記直進性が高く且つ筆線中が一定に安定して
いて、特に作図用に有効である。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
保持管とボール受け芯をステンレス製に、ボールをステ
ンレス鋼又はセラミック製に形成しである。
このことにより次に利点がある。
■ 硬度が高くて耐久性に富み、しかも電位差による腐
蝕すなわち静電作用が発生せず、同作用による発錆、錆
による詰まりが原因となるインキ誘導能力の低下をなく
して、不変のインキ誘導能力を確保している。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
保持管をステンレス製に、ボールをステンレス鋼又はセ
ラミック製に、ボール受け芯をステンレス製の芯部側面
に合成樹脂膜をコーティングして、夫々形成しである。
このことにより次に利点がある。
[相] 硬度が高くて耐久性に富むと共に静電作用の発
生をなくして同作用による弊害を解消して不変のインキ
誘導能力を確保し、且つインキ流通空間におけるボール
受け芯層側面のインキ濡れ性を高いレベルに安定させる
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のインキ
流通空間の毛細管間隔を、大略25〜100μに形成し
である。
このことにより次の利点がある。
■ 良好な毛細管作用を呈して、インキをボール抱持部
の毛細管誘導路に過不足なく安定誘導する。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造の毛細管
誘導路の毛細管間隔を、大略25〜100μに形成しで
ある。
このことにより次の利点がある。
[相] 良好な毛細管作用を呈して、インキをインキ流
通空間からボール面に過不足なく安定誘導する。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造のボール
抱持部における絞り部間口縁とボール面との間を、大略
5〜15μに形成してある。
このことにより次の利点がある。
■ インキが開口縁からドロップしたり、反対にそぎ落
し過ぎたりすることのないような適当な引出し程度に管
理されていて、インキの良好な引出しをおこなわしめ、
ぞして、ボールの回転にともなう空気の巻込みが起ぎに
くいように管理されていて、空気の巻込みがほとんどな
くなっており、ボール面部分には巻込み空気ではなく常
にインキがボールにそのボール面部分によってひろい取
られるようになっている。
又、本発明は、上述の改良されたペン先の構造の毛細管
誘導溝部を、溝幅大略25〜1o。
μで、深さ大略100〜20μに形成しである。
このことにより次の利点がある。
■ インキがインキ流通空間からボール受け部分に良好
に毛細管誘導される。
(発明の効果) したがって本発明によれば、次の利点がある。
■ ボール抱持部におけるボール受け部分でのボールの
模作用を解決していると共にそのボール抱持部内におけ
るボール面周りを突状壁部によるインキの毛細管誘導路
で均一に囲んでインキの毛細管誘導空白域の存在を解消
しており、少ない回転抵抗で良好に回転することができ
るボールにおけるボール抱持部内のボール面をこのボー
ル面との間に毛細管力によりプールされたインキで濡ら
して包むことができる。それにより、ボール抱持部内で
インキがドレインバックすることがなくなって耐ドレイ
ンバック性に優れ、書き始めからインキのカスレなく書
き出せて初筆性に優れ、ボール面までインキを毛細管誘
導していてペン先の上向は後のインキ復帰性に優れ、イ
ンキの安定供給性およびボールの回転性に優れていて高
速筆記時におけるボールが回転不十分で紙面を滑ったり
、インキの供給不足がなく、高速筆記性に優れる。
■ 叙上のボール抱持部とこのボール抱持部にインキを
毛細管誘導するインキ流通空間を、ボール保持管とボー
ル受け芯との組み構成により簡単に形成することができ
る。
■ インキ流通空間を、ペン先内における径断面で、そ
の限定範囲内での最大の毛細管域に確保している。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るペン先の構造を例示しており、第1
図は縦断面図。第2図は(2)−(2)線に沿える横断
面図。第3図はボール抱持部の斜視図で一部切欠してい
る。第4図乃至第9図はボール保持管内面の径断面形と
ボール受け芯径断面の輪郭形が円の相似形状で、突状壁
部の態様が夫々異なるペン先のl造を例示していて、第
4図、第6図、第8図は縦断面図、第5図、第7図、第
9図はボール抱持部の斜視図で一部切欠している。第1
0図乃至第18図はボール保持管内面の径断面形とボー
ル受け芯径断面の輪郭形が円の相似形状で、且つ毛細管
誘導路横断面積よりもインキ流通空間横断面積が大の比
に構成され、そして突状壁部の態様が夫々異なるペン先
の構造を例示していて、第10図。 第13図、第15図、第17図は縦断面図、第11図は
第10図の(11) −(11)線の横断面図、第12
図。 第14図、第16図、第18図はボール抱持部の斜視図
で一部切欠している。 第19図乃至第22図はボール保持管内面の径断面形と
ボール受け芯径断面の輪郭形が角の相似形状で、ボール
がロール状であるペン先の構造を例示していて、第19
図は縦断面図、第20図は(20) −(20)線の横
断面図、第21図はボール抱持部の斜視図で一部切欠し
ている、第22図はボールの斜視図。第23図乃至第3
0図はボール保持管内面の径断面形とボール受け芯径断
面の輪郭形が異形状であるペン先の構造を例示していて
、第23図、第27図は縦断面図、第24図および第2
5図は第23図の(24) −(24)線と(25) 
−(25)線の横断面図、第28図および第29図は第
27図の(28) −(28)線と(29) −(29
)線の横断面図、第26図、第30図はボール抱持部の
斜視図で一部切欠している。第31図乃至第39図はボ
ール受け芯体面部の溝部の態様が夫々異なるペン先の構
造を示していて、第31図、第34図。 第37図は縦断面図、第32図は第31図の(32)−
(32)線の、第35図は第34図の(35) −(3
5)線の、第38図は第37図の(38) −(38)
線の各横断面図、第33図、第36図、第39図はボー
ル抱持部の斜視図で一部切欠している。第40図乃至第
43図はボール抱持部における外側部分に毛細管誘導溝
を併設した態様のペン先の構造を例示していて、第40
図、第42図は縦断面図、第41図。 第43図はボール抱持部の斜視図で−・部切欠している
。第44図乃至第46図はボール保持管とボール受け芯
のカシメ固定が略点状であるペン先の構造を例示してい
て、第44図は縦断面図、第45図は第44図の(45
) −(45)線の横断面図、第46図はボール抱持部
の斜視図で一部切欠している。第47図は従来のペン先
の構造を示す縦断面図。第48図は本発明との比較のた
めに試作したペン先の構造を示す縦断面図。第49図乃
至第52図は本発明品と従来品と試作品のインキ流出量
の性能を示ずグラフで、第49図は第1図に例示した本
発明品構造のペン先のインキ流出量性能を示し、第50
図は第13図に例示した本発明品の構造のペン先のイン
キ流出量性能を示し、第51図は第47図に示した従来
品構造のペン先のインキ流出量性能を示し、第52図は
第48図に示した試作品構造のペン先のインキ流出量性
能を示している。 図  中 (1)はボール保持管 (2)はボール受け芯(3)は
ボール抱持部  (4)はボール(5)はインキ流通空
間 (6)は外面部(7)は内面部   (8)はボー
ル受け部分(9)は外側部分  (10)は面部分(1
1)は内面部分  (12)は突状壁部(13)は毛細
管誘導路 (14)は絞り部(15)はスパイラル状溝
部 (16)は環状溝部  (17)は毛細管誘導溝部(1
8)はカシメ部  (19)は芯部(20)は合成樹脂
膜  (21)は開口縁第1図 第4図    第6図 第5図    第7図 第12図 第15図    第17図 第16図    第18図 第31図 第30図      (ニー1 1′7°°′ \≧工≦7 第ψ図      第42図 第44図      第47図 第50図 筆記速度 4m/min 筆記角度 650 筆記荷重 1009 筆記距離+m) 第51図 インキ粘度3cp ボール径 06φ 筆記速度 4m/min 筆記角度 65゜ 筆記荷重 1o09 筆記距離+m) 手続補正書 昭和61年12月20日 昭和61年特 許 願第247206号2、発明の名称 ペン先の構造 3、補正をする者 事件との関係    特 許 出 願 人氏名(名称)
  ティボー株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付(自発補正) (2)同書中の特許請求の範囲の欄を別紙の通り補正す
る。 特許請求の範囲 ■ ボール保持管(1)内にボール受け芯(2)を固定
して、ボール抱持部(3)内にボール(4)を回転自在
に保持すると共にこのボール抱持部(3)に連通ずるイ
ンキ流通空間(5)をボール受け芯(2)外面部(6)
とボール保持管(1)内面部(7)との間にインキが軸
線方向に毛細管移動可能に形成し、且つボール抱持部(
3)におけるボール受け芯(2)の略平坦状ボール受け
部分(8)の外側部分(9)とこれの近傍のボール(4
)面部分(10)とボール保持管(1)内面部分(11
)との間の部位に突状壁部(12)をボール(1面部分
(10)との間にインキ流通空間(5)と連通したイン
キの毛細管誘導路(13)が確立されるように形設して
なるペン先の構造。 ■ 上記突状壁部(12)が、ボール受け芯(2)の外
側部分(9)に形設されている特許請求の範囲第1項記
載のペン先の構造。 ■ 上記突状壁部(12)が、ボール保持管(1)の内
面部分(11)に形設されている特許請求の範囲第1項
記載のペン先の構造。 ■ 上記突状壁部(12)が、ボール受け芯(2)の外
側部分(9)およびボール保持管(1)の内面部分(1
1)双方に形設されている特許請求の範囲第1項記載の
ペン先の構造。 ■ 上記インキ流通空間(5)横断面積が、毛細管誘導
路(13)横断面積よりもそのインキの毛細管間隔を変
えずに大の比に形成されている特許請求の範囲第1項乃
至第4項記載の任意のペン先の構造。 ■ 上記インキ流通空間(5)が、ボール(4)径より
も大径状のボール受け芯(2)外面部(6)とこれに対
面状のボール保持管(1)内面部(7)と間に形成され
ている特許請求の範囲第5項記載のペン先の構造。 ■ 上記インキ流通空間(5)が、ボール受け芯(2)
におけるボール受け部分(8)側を頂面とする略台錐形
状のテーパー状外面部(6)とこれに平行状のボール保
持管(1)内面部(7)との間に形成されている特許請
求の範囲第5項記載のペン先の構造。 ■ 上記ボール保持管(1)内径が、ボール(4)を抜
け止めしている絞り部(14)を除いてインキ流通空間
(5)形成部分までボール(4)径と略同径状である特
許請求の範囲第1項記載のペン先の構造。 ■ 上記ボール保持管(1)内面の径断面形とボール受
け芯(2)径断面の輪郭形が相似形状である特許請求の
範囲第1項のペン先の構造。 [株] 上記ボール保持管(1)内面の径断面形とボー
ル受け芯(2)径断面の輪郭形が円の相似形状に形成さ
れている特許請求の範囲第9項記載のペン先の構造。 ■ 上記ボール保持管(1)内面の径断面形とボール受
け芯(2)径断面の輪郭形が角の相似形状に形成されて
いる特許請求の範囲第9項記載のペン先の構造。 ■ 上記ボール保持管(1)内面の径断面形とボール受
け芯(2)径断面の輪郭形が異形状である特許請求の範
囲の第1項記載のペン先の構造。 ■ 上記ボール保持管(1)内面の径断面形が円状で、
ボール受け芯(2)径断面の輪郭形が角状に形成されて
いる特許請求の範囲第12項記載のペン先の構造。 ■ 上記ボール保持管(1〉内面の径断面形が角状で、
ボール受け芯(2)径断面の輪郭形が円状に形成されて
いる特許請求の範囲第12項記載のペン先の構造。 ■ 上記ボール受り芯(2)が、その周側面のインキ流
通空間(5)の形成部分である外面部分(6)に軸方向
に沿うスパイラル状溝部(15)を有している特許請求
の範囲第1項記載のペン先の構造。 ■ 上記ボール受け芯(2)が、インキ流通空間(5)
の形成部分である外面部(6)に周方向の環状溝部(1
6)を軸線方向に並列状に有している特許請求の範囲第
1項記載のペン先の構造。 ■ 上記ボール受け芯(2)が、インキ流通空間(5)
と連通してボール受け部分(8)際まで達するインキの
毛細管誘導溝部(17)を右している特許請求の範囲第
1項記載のペン先の構造。 ■ 上記ボール受け芯(2)がボール保持管(1)内に
カシメ固定されている特許請求の範囲第1項記載のペン
先の構造。 ■ 上記カシメ部(18)が軸線方向に沿う突帯状であ
る特許請求の範囲第18項記載のペン先の構造。 @3上記カシメ部(18)が周方向に沿う絞り形状であ
る特許請求の範囲第18項記載のペン先の構造。 ■ 上記ボール(4)が球状である特許請求の範囲第1
項、第10項、第13項記載の任意のペン先の構造。 ■ 上記ボール(4)がロール状である特許請求の範囲
第1項、第11項、第14項記載の任意のペン先の構造
。 ■ 上記ボール保持管(1)とボール受け芯(2)がス
テンレス鋼製で、ボール(4)がステンレス鋼又はセラ
ミック製である特許請求の範囲第1項記載のペン先の構
造。 [相] 上記ボール保持管(1)がステンレス製で、ボ
ール受け芯(2)がステンレス製の芯部(19)側面に
合成樹脂膜(20)をコーティングして形成され、ボー
ル(4)がステンレス鋼又はセラミック製である特許請
求の範囲第1項記載のペン先の構造。 ■ 上記インキ流通空間(5)の毛細管間隔が大略25
〜100μである特許請求の範囲第1項記載のペン先の
構造。 ■ 上記毛細管誘導路(13)の毛細管間隔が大略25
〜100μである特許請求の範囲第1項記載のペン先の
構造。 ■ 上記ボール抱持部(3)における絞り部(14)開
口縁(21)とボール(4)面との間が大略5〜15μ
である特許請求の範囲第1項記載のペン先の構造。 [相] 上記ボール受け芯(2)の毛細管誘導溝部(1
7)が、溝幅大略25〜110μで、深さ大略100〜
20μである特許請求の範囲第17項記載のペン先の構
造。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]ボール保持管(1)内にボール受け芯(2)を固
    定して、ボール抱持部(3)内にボール(4)を回転自
    在に保持すると共にこのボール抱持部(3)に連通する
    インキ流通空間(5)をボール受け芯(2)外面部(6
    )とボール保持管(1)内面部(7)との間にインキが
    軸線方向に毛細管移動可能に形成し、且つボール抱持部
    (3)におけるボール受け芯(2)の略平坦状ボール受
    け部分(8)の外側部分(9)とこれの近傍のボール(
    4)面部分(10)とボール保持管(1)内面部分(1
    1)との間の部位に突状壁部(12)をボール(4)面
    部分(10)との間にインキ流通空間(5)と連通した
    インキの毛細管誘導路(13)が確立されるように形設
    してなるペン先の構造。 [2]上記突状壁部(12)が、ボール受け芯(2)の
    外側部分(9)に形設されている特許請求の範囲第1項
    記載のペン先の構造。 [3]上記突状壁部(12)が、ボール保持管(1)の
    内面部分(11)に形設されている特許請求の範囲第1
    項記載のペン先の構造。 [4]上記突状壁部(12)が、ボール受け芯(2)の
    外側部分(9)およびボール保持管(1)の内面部分(
    11)双方に形設されている特許請求の範囲第1項記載
    のペン先の構造。 [5]上記インキ流通空間(5)横断面積が、毛細管誘
    導路(13)横断面積よりもそのインキの毛細管間隔を
    変えずに大の比に形成されている特許請求の範囲第1項
    乃至第4項記載の任意のペン先の構造。 [6]上記インキ流通空間(5)が、ボール(4)径よ
    りも大径状のボール受け芯(2)外面部(6)とこれに
    対面状のボール保持管(1)内面部(7)と間に形成さ
    れている特許請求の範囲第5項記載のペン先の構造。 [7]上記インキ流通空間(5)が、ボール受け芯(2
    )におけるボール受け部分(8)側を頂面とする略台錐
    形状のテーパー状外面部(6)とこれに平行状のボール
    保持管(1)内面部(7)との間に形成されている特許
    請求の範囲第5項記載のペン先の構造。 [8]上記ボール保持管(1)内径が、ボール(4)を
    抜け止めしている絞り部(14)を除いてインキ流通空
    間(5)形成部分までボール(4)径と略同径状である
    特許請求の範囲第1項記載のペン先の構造。 [9]上記ボール保持管(1)内面の径断面形とボール
    受け芯(2)径断面の輪郭形が相似形状である特許請求
    の範囲第1項のペン先の構造。 [10]上記ボール保持管(1)内面の径断面形とボー
    ル受け芯(2)径断面の輪郭形が円の相似形状に形成さ
    れている特許請求の範囲第9項記載のペン先の構造。 [11]上記ボール保持管(1)内面の径断面形とボー
    ル受け芯(2)径断面の輪郭形が角の相似形状に形成さ
    れている特許請求の範囲第9項記載のペン先の構造。 [12]上記ボール保持管(1)内面の径断面形とボー
    ル受け芯(2)径断面の輪郭形が異形状である特許請求
    の範囲の第1項記載のペン先の構造。 [13]上記ボール保持管(1)内面の径断面形が円状
    で、ボール受け芯(2)径断面の輪郭形が角状に形成さ
    れている特許請求の範囲第12項記載のペン先の構造。 [14]上記ボール保持管(1)内面の径断面形が角状
    で、ボール受け芯(2)径断面の輪郭形が円状に形成さ
    れている特許請求の範囲第12項記載のペン先の構造。 [15]上記ボール受け芯(2)が、その周側面のイン
    キ流通空間(5)の形成部分である外面部分(6)に軸
    方向に沿うスパイラル状溝部(15)を有している特許
    請求の範囲第1項記載のペン先の構造。 [16]上記ボール受け芯(2)が、インキ流通空間(
    5)の形成部分である外面部(6)に周方向の環状は溝
    部(16)を軸線方向に並列状に有している特許請求の
    範囲第1項記載のペン先の構造。 [17]上記ボール受け芯(2)が、インキ流通空間(
    5)と連通してボール受け部分(8)際まで達するイン
    キの毛細管誘導溝部(17)を有している特許請求の範
    囲第1項記載のペン先の構造。 [18]上記ボール受け芯(2)がボール保持管(1)
    内にカシメ固定されている特許請求の範囲第1項記載の
    ペン先の構造。 [19]上記カシメ部(18)が軸線方向に沿う突帯状
    である特許請求の範囲第18項記載のペン先の構造。 [20]上記カシメ部(18)が周方向に沿う絞り形状
    である特許請求の範囲第18項記載のペン先の構造。 [21]上記ボール(4)が球状である特許請求の範囲
    第1項、第10項、第13項記載の任意のペン先の構造
    。 [22]上記ボール(4)がロール状である特許請求の
    範囲第1項、第11項、第14項記載の任意のペン先の
    構造。 [23]上記ボール保持管(1)とボール受け芯(2)
    がステンレス鋼製で、ボール(4)がステンレス鋼又は
    セラミック製である特許請求の範囲第1項記載のペン先
    の構造。 [24]上記ボール保持管(1)がステンレス製で、ボ
    ール受け芯(2)がステンレス製の芯部(19)側面に
    合成樹脂膜(20)をコーティングして形成され、ボー
    ル(4)がステンレス鋼又はセラミック製である特許請
    求の範囲第1項記載のペン先の構造。 [25]上記インキ流通空間(5)の毛細管間隔が大略
    25〜100μである特許請求の範囲第1項記載のペン
    先の構造。 [26]上記毛細管誘導路(13)の毛細管間隔が大略
    25〜100μである特許請求の範囲第1項記載のペン
    先の構造。 [27]上記ボール抱持部(3)における絞り部(14
    )開口縁(21)とボール(4)面との間が大略5〜1
    5μである特許請求の範囲第1項記載のペン先の構造。 [28]上記ボール受け芯(2)の毛細管誘導溝部(1
    7)が、溝幅大略25〜110μで、深さ大略100〜
    20μである特許請求の範囲第17項記載のペン先の構
    造。
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