JPS62172921A

JPS62172921A - クツキング・グリル

Info

Publication number: JPS62172921A
Application number: JP61242845A
Authority: JP
Inventors: アダム・エル・オリファント
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-01-23
Filing date: 1986-10-13
Publication date: 1987-07-29
Also published as: US4646711A; DE3633821C2; JPH0214049B2; DE3633821A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、バーベキュー、野外料理に用いられるクッ
キング・グリルの改良に関するものである。

（従来の技術）肉や魚介類、野菜などを焼くバーベキューや野外料理に
用いられるクッキング・グリル（焼型）として現在広く
使用されているものは、固定式のものが多く、持ち運び
できる構造のものは、比較的大型で、自動車に積んで運
ぶには、問題がないが、ハキングなどに携行するには、
嵩張り、手軽に持ち運びできない難点がある。

（発明が帰結しようとる問題点）この発明が解決しようとする問題点は、前記従来の構造
が嵩張り、手軽に持ち運びできない点であって、この発
明は、このような問題点を解決し、手軽に携帯できるク
ッキング・グリルを提供しようとするものである。

（問題点を解決するための具体的手段）前記問題点を解
決するため、この発明は、左右一対の側板と；これら側
板を支持、立設する一対の支脚と：左右の側板の間に介
在する背板と；前記左右の側板と背板とにより三方を囲
まれるグリルフレームと；該グリルフレームの直下に配
置される火格子と、この火格子の下方に位置する灰受【
プ板と；前記グリルフレームの上方を覆う天板とを構成
部材とし、これら構成部材がすべて独立部材であって、
前記側板と前記支脚とがネジ止めにより結合され、前記
背板が前記側板の間に挟持され、さらに、前記グリルフ
レーム、火格子、灰受は板が前記左右の側板で支持され
、前記天板は、前記背板にヒンジ部材を介して着脱自由
に取付番プられ、前記天板を前記構成部材を重ね合わせ
て一纏めに纏める基板としてなる点を具体的手段とする
。この発明をさらに詳細に説明するため、下記に実施例
を記載する。なお、この発明は、下記の実施例に限定さ
れるものではない。

（実施例）第１図は、この考案に係る組立式のクッキング・グリル
（食肉、魚介類、野菜類などの焼型）の組立完成の状態
の一例を示すもので、クッキング・グリル１０は、Ｈ形
の支脚１２．１４が取付けられた左右の側板６０．６２
を備えている。

一方の支脚１４には、キャスタ１６．１８が取付けられ
ており、他方の支脚１２の上部には、ハンドル３８がピ
ン４２などの手段で枢着されている。

支脚１２．１４それぞれには、水平の補強部材２４．２
６．２４′、２６′が一体に形成され、上面に空気孔４
６と鍵形状に折り曲げられた正面側の幕板４４′に取手
４８が設けられている天板４４が第１図、第５図に示す
ように、ヒンジ止めで取付けられている。第２図は、前
記したクッキング・グリルを分解して持ち運び可能な状
態に畳んだ態様を示すもので、天板４４に前記の側板や
後記する部材、支脚などを重ねて図示の状態にしたもの
で、取手４８が持ち運びの際の取手となり、天板４４の
外面には、図示のとおりの構成のカバー６７付きポケッ
ト６５が設けられ、このカバーは、面ファスナにより開
閉止着される構造になっている。

第３図は、クッキング・グリルの分解斜視図で、左右の
側板６０．６２の間に背板７４が配置され、これら三者
で囲ったクッキング・グリルの内部空間には、グリルフ
レーム８６、火格子９６、灰受は板１００が配置され、
前面に片開き扉１０８が取付けられ、一方の支脚１４側
には、小型のテーブル５４が付設され、グリルフレーム
８６の上面が天板４４で覆われる構成になっている。　
グリルフレーム８６には、その間口方向に二本のロッド
９３．９５がわたしてあり、これらロッドに複数本のロ
ッド８４が交叉し、このようなグリルフレームに肉や魚
などを載せ、グリルフレームの下側に配置される火格子
９６で燃焼する炭などの火力で肉や魚などを焼く構成に
なっている。グリルフレーム８６のロッド９３．９５は
、グリルフレームから突出し、その突出端には、ネジ溝
が切設されていて、このようなロッドの突出端を左右の
側板６０．６２の孔６４．６６と、該側板に当てた支脚
の孔２８それぞれに差しこみ、蝶ナツト３０．３６．３
６′を介して止着する。また、灰受は板１００も下面に
二本のロッドが取付けられていて、これらロッドのネジ
溝つき端部１０２．１０４が側板と支脚の孔に差しこま
れ、蝶ナツト３２．３４により止着され、このような構
造によって左右の側板の間にグリルフレームと火格子と
が配設される。

グリルフレームと灰受は板との中間に配置される火格子
９６には、二本のロッド９９が間口方向にわたされ、こ
れらにロッド９８が交叉している。火格子９６は、左右
お側板の内面に例えば上下三段に設けられた支持肩部６
８．６８′、７０゜７０′、７２．７２′に掛は渡され
、高さ位置が調節できるようになっている。

空気孔７８が適当個数設けられた背板７４は、左右の側
板６０．６２の後縁にそって形成された縦溝６１．６１
−に落としこまれ、前記のように、グリルフレーム、火
格子、灰受は板のバックガードとして機能する。　この
背板７４の上縁には、ヒンジ部材の雌部８０．８２が設
けられており、これらに天板４４のヒンジピン５０．５
２が嵌まり、天板４４が開閉自由に取付けられる。

第５図に示すように、天板４４は、水平状態となるまで
完全に開放され、焼き上げた肉などを一時的に置く調理
台として機能するようになっている。支脚１４には、小
型のテーブル５４が図示のように付設され、このテーブ
ルは、支脚１４の頭にネジまたはピン５６．５８を介し
て着脱自由に止着され、支脚１４の補強部材２４−に付
設の支持棒１２８で支えられる。

前面の扉１Ｈには、空気孔１２０が横方向に形成されて
いて、これらの空気孔を開閉するスライド蓋１１０が空
気孔１２０部分を施蓋し、スライド蓋１１０のスライド
で空気孔１２０が開閉される。符号１１２．１１４は、
スライド蓋の長溝１１６．１１８に嵌合した支持ビンを
示す。　この扉１０８は、ヒンジ部材１１１．１１３．
　１１５．１１７を介して一側板６２に開閉自由に取付
けられ、閉止時には、側板６０の掛は金１２４（符号１
２６の部分でピボットされている）に指部１２２が掛は
止めされる。

第４図は、組立したクッキング・グリルを分解し、−纏
めにして持ち運びできるようにするための手順を示すも
ので、天板４４に背板７４、グリルフレーム８４、火格
子８６、灰受・ノ板１００．１ｊ１１０８、側板６０．
６２、テーブル５４を重ね合わせ、左右一対の支脚１２
．１４で挟持し、ワッシャー１２９付きボルト１２８（
四本）を前記各部材の空気孔や隙間などを利用して差し
こみ、蝶ナツト１３０を螺合して、全体を一纏めに合体
する。なお、小型のテーブル５４は、寸法が小型である
から片側二本のボルトで止められる。　このように分解
され、−纏めにされたクッキング・グリルは、取手４８
に手をかけて持ち運びでき、また、リュックサックなど
に納めて持ち運びできる。

なお、前記したように、一方の支脚にキャスタを取付け
た場合、使方の支脚に取付ｉプだハンドルでクッキング
・グリルを抵当な位置へ移動することができる。

以上述べたように、この発明のクッキング・グリルは、
分解可能な構造であり、このため、天板寸法を基準とし
て各構成部材の寸法がモジュール化されている。　例え
ば、天板４４の幕板の高さ寸法は、背板、グリルフレー
ム、火格子、灰受は板、前面の扉、側板が重ね合わされ
た厚さ寸法に相当するか、または、これよりも太き目の
ものがよい。また、前記したポケットには、組立、合体
用のネジ、ボルト、ワッシャなどの部品類が納められる
。

（発明の効果）この発明によれば、クッキング・グリルは分解可能な簡
単な構造で、組立が簡単であり、しかも分解すれば、構
成部材を一纏めにでき、これによって持ち運びが容易で
、キャンプや野外でのバーベキューなどに好適であると
いう効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係るクッキング・グリルの組立時
の斜視図、第２図は、分解して一纏めに合体し、持ち運び可能な状
態にされたクッキング・グリルの斜視図、第３図は、組立構成を示す分解斜視図、第４図は、分解
して一纏めにする状態の分解説明図、第５図は、使用状態を示す斜視図である。１２．１４・・・・・・支脚６０．６２・・・・・・側板４４・・・・・・天板７８・・・・・・背板８４・・・・・・グリルフレーム８６・・・・・・火格子１００・・・・・・灰受は板１０８・・・・・・扉

Claims

【特許請求の範囲】

（１）バーベキュー、野外料理などに使用されるクッキ
ング・グリルであって、左右一対の側板と；これら側板
を支持、立設する一対の支脚と；左右の側板の間に介在
する背板と；前記左右の側板と背板とにより三方を囲ま
れるグリルフレームと；該グリルフレームの直下に配置
される火格子と、この火格子の下方に位置する灰受け板
と；前記グリルフレームの上方を覆う天板とを構成部材
とし、これら構成部材がすべて独立部材であって、前記
側板と前記支脚とがネジ止めにより結合され、前記背板
が前記側板の間に挟持され、さらに、前記グリルフレー
ム、火格子、灰受け板が前記左右の側板で支持され、前
記天板は、前記背板にヒンジ部材を介して着脱自由に取
付けられ、前記天板を前記構成部材を重ね合わせて一纏
めに纏める基板としてなることを特徴とするクッキング
・グリル。
（２）前記左右の側板には、前記背板を落しこむ縦溝が
形成されている特許請求の範囲第１項記載のクッキング
・グリル。
（３）前記グリルフレーム、火格子、灰受け板の開放前
面を覆う扉が着脱自由に付設されている特許請求の範囲
第１項記載のクッキング・グリル。
（４）前記天板には、取手が付設された幕板が一体に形
成されている特許請求の範囲第１項記載のクッキング・
グリル。
（５）前記天板の幕板は、正面側に垂下している特許請
求の範囲第１項記載のクッキング・グリル。
（６）前記支脚の一方に小型のテーブルが着脱自由に付
設されている特許請求の範囲第１項記載のクッキング・
グリル。
（７）前記側板と前記支脚に形成されたネジ孔、前記天
板、前記背板ならびに前記灰受け板にそれぞれ形成され
た空気孔が分解されて一纏めにされる際のボルト挿通孔
として機能する特許請求の範囲第１項記載のクッキング
・グリル。
（８）一方の前記支脚に折り畳み式のハンドルが付設さ
れている特許請求の範囲第１項記載のクッキング・グリ
ル。
（９）一方の前記支脚に折り畳み式のハンドルが付設さ
れ、他方の支脚の下端にキャスタが付設されている特許
請求の範囲第１項記載のクッキング・グリル。
（１０）前記扉の空気孔には、開閉自由のスライド蓋が
取付けられている特許請求の範囲第１項記載のクッキン
グ・グリル。
（１１）前記グリルフレームと灰受け板には、ロッドが
間口方向に取付けてあり、該ロッドの左右端部が前記左
右の側板と前記左右の支脚に挿通され、適当なナットで
ねじ止めされる特許請求の範囲第１項記載のクッキング
・グリル。
（１２）前記灰受け板、天板、背板には、空気孔が形成
されている特許請求の範囲第１項記載のクッキング・グ
リル。
（１３）前記クッキング・グリルの構成部材が分解され
てボルトにより一纏めに合体される特許請求の範囲第１
項記載のクッキング・グリル。