JPS5816360Y2 - 携帯用バ−ベキユ−セツト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主としてピクニックやハイキングに携帯し、野
外において炊飯し、或いは焼肉会食をするに適した簡便
セットを提供することを目的とする。

従来野外において煮炊をする場合には木片や枯枝を集め
て燃料とし、ゴロ石で囲って火の上で飯煮により煮炊を
し、或いはコツフェルセットを利用して料理することは
行われるが野外でバーベキュー等をする場合には焼炉を
必要とした。

本考案は重い携帯に不便な焼炉などを使用することなく
、野外において手軽に焼肉等が出来る梅にしたセットで
あって以下図によって本考案を説明する。

第１図は本考案にか・るセットの実施例で折畳んだ状態
を示すものである。

箱型背板１に観音開き状に側板２，２をヒンジ３によっ
て取り付けたものである。

４は止め金具で側板２，２を止めておくものである。

５は持ち運び時の把手で使用時は取り外す様にしても差
支えない。

第２図は本考案のセットの使用状態の一例を示したもの
で箱型の背板内に格納してあった金網６ａ、６ｂを側板
２の内側に突出している突起７の上にのせて使用する。

上の金網を６ａ、下の金網を６ｂとすると、例えば金網
６ｂの下に新聞紙の焚き付けを入れ、炭を金網６ｂ上に
のせて炭火をおこす。

炭火がおこったら上の金網６ａ上に肉、或いは野菜をお
いて所謂バーベキューを行うことが出来るものでその場
合には渡し棒８は上の金網６ａの下り止めとして使用す
ればよい。

串焼をする場合には両側板に渡した２本の渡し棒間に串
の両端をのせて使用すればよく、火の高さによっては上
の金網の位置で串を焼いてもよいし、側板２の上縁に渡
し棒をおいても差し支えない。

渡し棒は側板の開き止めをも兼用するものである。

又、バーベキューに限らず煮物にも、炊飯等にも必要に
応じて使用することが出来るもので゛ある。

上記説明が明らかな如く、本考案によれば箱型の背板画
側にヒンジによって観音開き状に取り付けた左右の側板
、該側板の内側の突起によって支持する様にした金網と
によって構成し、上記両側板を閉じ合せて金網等を内蔵
する様にしたバーベキューセットであるので持ち運びが
容易であり、野外においてバーベキューが楽しめるばか
りでなく使用後は背板の大きさに折畳んで運搬が出来る
からハイキング等にも手軽に携帯して使用することが出
来るものである。

また両側板に渡し棒をわたして串焼きにも、金網の下り
止めにも使用でき、且つセットの使用状態をこの渡し棒
によって保持でき折畳み時には勿論背板内に格納するこ
とが出来るものである。

持ち運び時には適当な把手を使用すれば一層運搬が楽で
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示すもので第１図は折畳んだ状
態を示す斜視図、第２図は使用状態を説明するための斜
視図である。 １・・・・・・背板、２・・・・・・側板、３・・・・
・・ヒンジ、４・・・・・・止め金、５・・・・・・把
手、６ａ・曲・金網、６ｂ・・・０１．金網、７−１０
０．。 突起、８・・・・・・渡し棒。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 箱型の背板両側にヒンジによって観音開き状に取り付け
   た左右の側板、該側板の内側の突起によって支持する様
   にした金網と、端部を該側板に引掛けるようにした渡し
   棒とによって構成し、上記両側板を閉じ合わせ、金網等
   を内蔵し得る様にした携帯用バーベキューセット。