JPH07284413A - コンロ載置部付折畳式テーブル - Google Patents

コンロ載置部付折畳式テーブル

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JPH07284413A
JPH07284413A JP10490894A JP10490894A JPH07284413A JP H07284413 A JPH07284413 A JP H07284413A JP 10490894 A JP10490894 A JP 10490894A JP 10490894 A JP10490894 A JP 10490894A JP H07284413 A JPH07284413 A JP H07284413A
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stove
top plate
plate
opening
plate member
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JP10490894A
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Shoji Yamauchi
庄治 山内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使い勝手がよく、野外バーベキューや野外キ
ャンプ等に使用可能な持運びが便利なコンロ載置部付折
畳式テーブルを提供する。 【構成】 コンロ5の外形寸法よりも若干大きめの開口
部2を略中央に有する平板1a及び側板1bからなる長
方形の天板1と、前記天板1の裏面側の四隅に蝶番13
を中心にして折畳可能に配設された脚部材11及び横渡
部材12からなる脚体10と、前記天板1の開口部2に
着脱可能に装着され、前記開口部2を閉蓋可能な板部材
6と、前記天板1の裏面側の開口部2の周囲にクランク
機構を利用して折畳可能に配設され、前記天板1の開口
部2からコンロ5の高さ寸法だけ下方位置に前記板部材
6を着脱可能に前記天板1の開口面に対して平行な状態
で支持するコンロ載置手段20とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンロ載置部付折畳式
テーブルに関するものであり、特に、野外バーベキュー
や野外キャンプ等に使用可能な持運びが便利なコンロ載
置部付折畳式テーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、折畳式テーブルはあるもの
の、野外バーベキューや野外キャンプ等に使用可能な持
運びが便利なコンロ載置部付の折畳式テーブルはない。
このため、コンロ等を使用して野外バーベキューや野外
キャンプ等を行なう場合には、コンロ等で調理をし、そ
の料理をテーブル(通常、椅子等を使用するタイプのテ
ーブル)に載せて食事等をしたり、或いは、バーベキュ
ー用のコンロ等を囲み、その周囲に車座になって座り、
調理しながら食事等をするのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、テーブルの上
にコンロ等を直接載せると、コンロの高さが気になり、
鉄板や網等がテーブルの天板上面よりもかなり高い位置
になるために、使い勝手がよくなかった。特に、炭火コ
ンロを使用する場合には、コンロの背丈がガスコンロに
比べて一段と高いために、著しく使い勝手がよくなかっ
た。
【0004】また、テーブルを使用しないと、料理等を
並べる平らな場所が必要になり、特に、河原等において
は場所の選定が問題となっていた。
【0005】さらに、コンロ等を使用せずに、側溝用の
U字溝等を利用したり、直接焚火等をして、野外バーベ
キューや野外キャンプ等を行なうこともできるが、U字
溝等は重量的にも重く、持運びが困難であるとともに、
このような場合には、後始末が面倒であり、現場を元通
りに復旧させるのが困難なために、自然環境が損われる
という問題があった。また、芝生の上や、公園内のよう
に、焚火等ができない場所もあるために、場所によって
は、コンロを使用せざるを得ない必然性もあった。
【0006】そこで、本発明は、使い勝手がよく、野外
バーベキューや野外キャンプ等に使用可能な持運びが便
利なコンロ載置部付折畳式テーブルの提供を課題とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
コンロ載置部付折畳式テーブルは、所定の大きさの開口
部を略中央に有する天板と、前記天板の裏面側に折畳可
能に配設された脚体と、前記天板の開口部に着脱可能に
装着され、前記開口部を閉蓋可能な板部材と、前記天板
の裏面側に折畳可能に配設され、前記天板の開口部から
所定寸法だけ下方位置に前記板部材を着脱可能に前記天
板の開口面に対して平行な状態で支持するコンロ載置手
段とを備えたものである。ここで、天板の開口部は、コ
ンロ等の縦及び横の外形寸法よりも若干大きな大きさと
する。また、コンロ載置手段による板部材の支持位置
は、板部材の上面にコンロ等を載せた場合に、コンロ等
の上面が天板の上面と略同一高さとなるように、コンロ
等の高さ寸法に応じた位置とするのが好ましい。コンロ
載置手段の折畳方式には、リンク機構を利用して折畳む
方式等がある。脚体とコンロ載置手段は、相互に干渉し
ないような状態で折畳むことができるのが好ましい。
【0008】請求項2の発明にかかるコンロ載置部付折
畳式テーブルは、請求項1の板部材の少なくとも一方の
面を耐熱面としたものである。ここで、耐熱面は、光沢
のある耐熱板を張設して形成することができ、具体的に
は、ステンレス板やアルミニュウム板等を張設して形成
することができる。
【0009】請求項3の発明にかかるコンロ載置部付折
畳式テーブルは、請求項1または請求項2のコンロ載置
手段の板部材の支持位置の高さを調整可能としたもので
ある。ここで、板部材の支持位置の高さの調整は、コン
ロ等の高さ寸法に応じて適宜調整できるのが好ましい。
【0010】
【作用】請求項1の発明のコンロ載置部付折畳式テーブ
ルによれば、使用時には、天板の開口部を開口状態にす
るとともに、天板の裏面側の脚体及びコンロ載置手段を
展開し、コンロ載置手段によって板部材を天板の開口面
に対して平行な状態で支持することにより、板部材の上
にコンロ等を載置できる。また、天板の開口部に板部材
を装着し、開口部を閉蓋すれば、通常のテーブルとして
も使用できる。不使用時には、天板の開口部に板部材を
装着し、脚体及びコンロ載置手段を折畳むことにより、
持運びや収納に便利な状態になる。
【0011】請求項2の発明のコンロ載置部付折畳式テ
ーブルによれば、板部材の少なくとも一方の面を耐熱面
としたことにより、この耐熱面上にコンロ等を載置する
ことができ、コンロ下面の熱で板部材が焦げることもな
い。
【0012】請求項3の発明のコンロ載置部付折畳式テ
ーブルによれば、コンロ載置手段による板部材の支持位
置の高さを適宜調整することにより、コンロ等の高さに
応じて、コンロ等の上面を天板に対して所望の高さ位置
にすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明をする。
図1は本発明の一実施例であるコンロ載置部付折畳式テ
ーブルの天板の開口部に板部材を装着した状態を示す斜
視図であり、図2は図1のコンロ載置部付折畳式テーブ
ルのA−A断面を示す要部拡大断面図である。また、図
3は本発明の一実施例であるコンロ載置部付折畳式テー
ブルのコンロ載置手段にコンロを載置した状態を示す斜
視図であり、図4は図3のコンロ載置部付折畳式テーブ
ルのB−B断面を示す拡大断面図である。
【0014】図1乃至図4に示すように、このコンロ載
置部付折畳式テーブルは、長方形の天板1の裏面側に折
畳可能な脚体10が配設されているとともに、折畳可能
なコンロ載置手段20が配設されている。
【0015】天板1は長方形の平板1aの周囲に側板1
bを組付けて形成されており、天板1の略中央には長方
形の開口部2が設けられている。例えば、コンクリート
パネル等の所定の規格合板を使用して天板1を製作する
場合には、900mm×600mmの大きさの平板1aの周
囲に、50mm幅で側板1bを組付ける。天板1の開口部
2の大きさは、通常、コンロ5の縦及び横の外形寸法よ
りも若干大きな開口寸法となっている。天板1の開口部
2の周囲は、アルミニュウムのアングル部材等からなる
枠部材3で囲われており、枠部材3には板部材6を受け
るためのアルミニュウムのアングル部材等からなる受部
材4が配設されている。
【0016】板部材6は天板1の開口部2を閉蓋可能な
大きさであり、開口部2の形状に応じた形状をしてい
る。この板部材6の周囲も、アルミニュウムのアングル
部材等からなる枠部材7で囲われており、板部材6の一
方の面である上面は天板1と同一の素材面となってお
り、板部材6の他方の面である下面にはステンレス板や
アルミニュウム板等の光沢のある耐熱板8を張設して耐
熱面が形成されている。したがって、この板部材6を天
板1の開口部2に装着することにより、天板1の上面が
平坦な図1に示すような通常のテーブルとなる。
【0017】脚体10は四本の脚部材11を二本ずづ横
渡部材12で結合したものであり、蝶番13によって天
板1の裏面側の四隅に折畳可能な状態で配設されてい
る。この脚体10を展開した状態では、ストッパ14で
天板1の四隅に立設状態で固定することができる。スト
ッパ14としては、市販のラッチ錠等を使用することが
できる。また、この脚部材11の幅は天板1の側板1b
の幅と同一か、或いは若干小さくなっており、折畳んだ
状態では、側板1bから突出することなく、天板1の側
板1bの幅内に収納できる。
【0018】コンロ載置手段20は天板1の開口部2の
周囲の裏面側に折畳可能な状態で配設されており、板部
材6を介して図3及び図4に示すような状態でコンロ5
等を載置することができる。コンロ載置手段20の板部
材6にコンロ5を載置した状態では、コンロ5の上面が
天板1の上面と略同一高さとなる。
【0019】ここで、コンロ載置手段20の詳細につい
て、更に、図5及び図6も用いて説明する。図5は本発
明の一実施例であるコンロ載置部付折畳式テーブルのコ
ンロ載置手段を示す斜視図であり、図6は図5のコンロ
載置手段の折畳動作を示す正面図である。
【0020】図4乃至図6に示すように、コンロ載置手
段20は天板1の開口部2の周囲の裏面側の四隅に取付
部材21を介して配設されている。4個の取付部材21
には各々可動アーム22の端部がボルト・ナット等の接
続具23によって回動可能な状態で連結されており、可
動アーム22の他方の端部には取付部材24が蝶ボルト
・ナット等の接続具25によって回動可能な状態で連結
されている。また、取付部材24には、板部材6を装着
することができる大きさの枠部材26が固着されてい
る。
【0021】したがって、このコンロ載置手段20を展
開した状態、即ち、各可動アーム22を下方に垂直にし
た状態にして、枠部材26に板部材6を装着することに
より、板部材6の上面にコンロ5等を載置することがで
きる。この場合、板部材6の耐熱板8を上側にして枠部
材26に板部材6が装着される。また、このコンロ載置
手段20は接続具23,25を回動中心として、リンク
機構を構成しているので、図6に示すようなリンク動作
により折畳んだり、展開したりすることができる。つま
り、本実施例においては、このコンロ載置手段20がコ
ンロ載置部としての機能を有している。
【0022】さらに、各可動アーム22には複数の孔2
2aが各々穿設されており、接続具25により取付部材
24及び枠部材26を所望の孔22aに付換えることに
より、枠部材26の高さ位置を適宜調整することができ
る。接続具25として蝶ボルトを使用すれば、工具等を
使用することなく接続具25を簡単に着脱できる。
【0023】なお、コンロ載置手段20は脚体10と干
渉しないように折畳むことができる。図7は本実施例の
コンロ載置部付折畳式テーブルの脚体10及びコンロ載
置手段20の折畳状態を示す底面図である。
【0024】このように、本実施例のコンロ載置部付折
畳式テーブルは、コンロ5の外形寸法よりも若干大きめ
の開口部2を略中央に有する平板1a及び側板1bから
なる長方形の天板1と、前記天板1の裏面側の四隅に蝶
番13を中心にして折畳可能に配設された脚部材11及
び横渡部材12からなる脚体10と、前記天板1の開口
部2に着脱可能に装着され、前記開口部2を閉蓋可能な
板部材6と、前記天板1の裏面側の開口部2の周囲にク
ランク機構を利用して折畳可能に配設され、前記天板1
の開口部2からコンロ5の高さ寸法だけ下方位置に前記
板部材6を着脱可能に前記天板1の開口面に対して平行
な状態で支持するコンロ載置手段20とを備えている。
【0025】したがって、使用時には、図3に示すよう
に、天板1の開口部2から板部材6を取外し、開口部2
を開口状態にするとともに、天板1の裏面側の脚体10
及びコンロ載置手段20を展開し、コンロ載置手段20
によって板部材6を天板1の開口面に対して平行な状態
で支持することにより、板部材6の上にコンロ5を載置
できる。コンロ載置手段20の板部材6にコンロ5を載
置した状態では、コンロ5の上面が天板1の上面と略同
一の高さになり、肉、魚、餅等を焼く場合にも、コンロ
5の高さが気にならないので、使い勝手がよく、しか
も、天板1の開口部2の周囲に料理等を並べることもで
きる。また、鍋物に使用する場合にも、鍋の高さが高く
ならないので、使い勝手がよい。更に、天板1の開口部
2の受部材4間に五徳を掛渡すこともできる。なお、図
1に示すように、天板1の開口部2に板部材6を装着
し、開口部2を閉蓋すれば、天板1の上面が平坦にな
り、通常のテーブルとしても使用できる。
【0026】また、不使用時には、天板1の開口部2に
板部材6を装着し、図7に示すように、脚体10及びコ
ンロ載置手段20を折畳むことにより、持運びや収納に
便利な状態になる。この結果、河原等においても使用が
でき、乗用車等のトランクに収納して持運ぶことがで
き、後始末が容易であるので、野外バーベキューや野外
キャンプ等に使用するのに適している。
【0027】特に、本実施例では、板部材6の一方の面
は天板1と同一素材面であり、他方の面には耐熱板8が
張設され耐熱面となっているので、炭火コンロ等を使用
する場合には、耐熱面を上にして板部材6をコンロ載置
手段20に装着することにより、コンロの熱で板部材6
が焦付くこともない。しかも、光沢を有する耐熱板8を
使用すれば、コンロの熱が反射され放熱性がよい。この
ため、長期間に亘って炭火コンロ等を使用する場合に
も、耐久性がある。
【0028】また、本実施例では、コンロ載置手段20
の板部材6を支持する枠部材26の高さの調整が任意に
できるので、高さの異なる各種のコンロ5を使用する場
合にも、適正に対処できる。また、土鍋やすきやき鍋等
を所望の高さにセットすることができる。
【0029】ところで、上記実施例では、天板1に1つ
の開口部2を有する場合について説明したが、複数の開
口部を設けてもよい。図8は本発明の他の実施例である
コンロ載置部付折畳式テーブルを示す斜視図である。
【0030】図8に示すように、天板1に第1開口部2
aを設け、この第1開口部2aを閉蓋可能な第1板部材
6aの中に更に第2開口部2bを設けてもよい。この場
合には、更に、第2開口部2bを閉蓋可能な第2板部材
6bを設ける必要がある。第1開口部2a及び第2開口
部2b、第1板部材6a及び第2板部材6bの各構成
は、上記実施例の開口部2及び板部材6と同様であるの
で、ここでは詳細な説明は省略する。
【0031】そして、コンロ5等の横及び縦寸法に応じ
て、第1開口部2aと第2開口部2bとを使い分けるこ
とにより、天板1の上面を有効に活用できる。例えば、
第1開口部2aを使用する場合には、第1板部材6aの
第1開口部2aに第2板部材6bを装着したまま取外
し、コンロ載置手段20の枠部材26に装着する。ま
た、第2開口部2bを使用する場合には、第2板部材6
bのみを取外し、コンロ載置手段20の枠部材26に装
着する。当然、コンロ載置手段20の枠部材26も、第
1板部材6aと第1板部材6aとの両方が装着できるよ
うな構造とする必要がある。例えば、図11に示すよう
な枠部材とし、外側に第1板部材6a用の第1枠部材2
6aを設け、更に、第1枠部材26の内側に第2板部材
6b用の第2枠部材26bを設ける。図11はコンロ載
置手段の他の枠部材を示す斜視図である。
【0032】なお、本実施例のコンロ載置部付折畳式テ
ーブルとともに、図9及び図10に示すようなコンロ収
納箱を併せて使用すれば、一段と野外キャンプ等に適す
る。図9はコンロ収納箱を示す斜視図であり、図10は
図9のコンロ収納箱を示す断面図である。
【0033】図9及び図10に示すように、このコンロ
収納箱30は、内部が第1収納部31と、第2収納部3
2と、第3収納部33とに仕切板34によって区劃され
ており、上部の開口部35の両端には突出部36が形成
されている。また、このコンロ収納箱30の開口部35
を閉蓋可能な蓋体40には、取手41が設けられてい
る。そして、蓋体40をスライドさせて、蓋体40の両
方の端部40aを開口部35の突出部36内に挿入する
ことにより、コンロ収納箱30の開口部35を閉蓋する
ことができるように構成されている。
【0034】コンロ収納箱30の中央の第2収納部32
には、被収納物の中では比較的重量物であるコンロ5等
が収納され、左右の第1収納部31及び第3収納部33
には、炭、竹、木片、着火剤等が適宜収納される。
【0035】コンロ収納箱30に各種の被収納物を収納
し、蓋体40で開口部35を閉蓋した状態で持運ぶこと
ができるので、持運びが簡単であり、後始末も容易であ
ることから、野外バーベキューや野外キャンプ等に使用
するのに適している。
【0036】ところで、上記実施例では、長方形の天板
1を採用したが、丸形や楕円形の天板1を採用すること
も可能である。また、天板1の開口部2の形状も、長方
形に限定されるものではなく、丸形や楕円形であっても
構わない。但し、この場合には、板部材6も開口部2の
形状に応じた形状にする必要があり、コンロ載置手段2
0の枠部材26も板部材6の形状に応じて変形させる必
要がある。
【0037】なお、脚体10の折畳構造も、蝶番13等
を使用することなく、所定の芯軸を中心に回動式による
折畳構造等を採用しても構わない。例えば、図12に示
すような折畳構造の脚体50としてもよい。図12はコ
ンロ載置部付折畳式テーブルの他の脚体を斜下方向から
視た状態を示す要部斜視図である。図12の脚体50
は、芯軸53を中心に回動可能なR面とした上端部51
aを有する脚部材51を横渡部材52で連結し、横渡部
材52と係止可能な端部54aを有する可動式の縦渡部
材54で脚部材51を固定可能なものである。縦渡部材
54はコンロ載置手段と干渉しない位置に配設されてい
る。この脚体50を折畳む場合には、まず、縦渡部材5
4を図の矢印のように可動させ、端部54aと横渡部材
52との係止状態を解除した後、脚部材51を図の矢印
のように芯軸53を中心に回動させて折畳む。また、脚
体50を展開する場合には、上記と逆の手順によって行
なう。つまり、天板1の四隅の脚部材51を芯軸53を
中心に回動させて垂直状態にし、続いて、縦渡部材54
の端部54aを横渡部材52に係止させて固定する。こ
のような構造の脚体の他にも、市販のバネ式の簡易な折
畳脚を使用してもよい。
【0038】さらに、上記実施例では、コンロ載置手段
20による板部材6の支持位置の高さを調整可能とした
ものについて説明したが、高さの低いコンロ5を使用す
る場合等には、所定の厚さのスペーサをアタッチメント
として使用して、コンロ5等を嵩上げしてもよい。ま
た、上記実施例では、コンロ載置手段20をクランク機
構を利用して折畳可能なものについて説明したが、必し
も、クランク機構を利用する必要性はなく、例えば、脚
体10と同様に所定の軸を中心に左右から折畳可能なス
テイを設けて、このステイの端部で板部材6を支持する
ように構成してもよい。
【0039】この他、コンロ載置部付折畳式テーブルの
脚体の各脚部材の長さを調整可能な構造にすれば、コン
ロ載置部付折畳式テーブルを常に安定した状態で使用す
ることができる。例えば、折畳可能な脚体の各脚部材の
底面に、ネジによる周知の回転式のアジャスタを配設す
れば、各脚部材のアジャスタを適宜調整することによ
り、平坦でない場所においても、このコンロ載置部付折
畳式テーブルを安定した状態で使用することができる。
通常、芝生の上や河原等の野外は平坦面が少なく、この
ような野外において使用する場合にも、各脚部材のアジ
ャスタを適宜調整するだけで、天板を水平な安定した状
態に維持できる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明のコンロ
載置部付折畳式テーブルは、使用時には、天板の開口部
を開口状態にするとともに、天板の裏面側の脚体及びコ
ンロ載置手段を展開し、コンロ載置手段によって板部材
を天板の開口面に対して平行な状態で支持することによ
り、板部材の上にコンロ等を載置でき、この状態では、
コンロ等を天板の中に埋込んだ状態になり、コンロ等の
高さが気にならず、しかも、天板の開口部の周囲には料
理等を並べることもできるだけでなく、また、天板の開
口部に板部材を装着し、開口部を閉蓋すれば、通常のテ
ーブルとしても使用できるので、極めて使い勝手がよ
い。不使用時には、天板の開口部に板部材を装着し、脚
体及びコンロ載置手段を折畳むことにより、持運びや収
納に便利な状態になるので、持運びが簡単であり、後始
末が容易であり、野外バーベキューや野外キャンプ等に
使用するのに適する。
【0041】請求項2の発明のコンロ載置部付折畳式テ
ーブルは、板部材の少なくとも一方の面を耐熱面とした
ことにより、この耐熱面上にコンロ等を載置することが
でき、コンロ等の下面の熱で板部材が焦げることもない
ので、長期間に亘って炭火コンロ等を使用する場合にも
耐久性がある。
【0042】請求項3の発明のコンロ載置部付折畳式テ
ーブルは、コンロ載置手段による板部材の支持位置の高
さを適宜調整することにより、コンロ等の上面を天板に
対して所望の高さ位置にすることができるので、高さの
異なる各種のコンロ等を使用する場合にも適正に対処で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるコンロ載置部付折畳式
テーブルの天板の開口部に板部材を装着した状態を示す
斜視図である。
【図2】図1のコンロ載置部付折畳式テーブルのA−A
断面を示す要部拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施例であるコンロ載置部付折畳式
テーブルのコンロ載置手段にコンロを載置した状態を示
す斜視図である。
【図4】図3のコンロ載置部付折畳式テーブルのB−B
断面を示す拡大断面図である。
【図5】本発明の一実施例であるコンロ載置部付折畳式
テーブルのコンロ載置手段を示す斜視図である。
【図6】図5のコンロ載置手段の折畳動作を示す正面図
である。
【図7】本発明の一実施例であるコンロ載置部付折畳式
テーブルの脚体及びコンロ載置手段の折畳状態を示す底
面図である。
【図8】本発明の他の実施例であるコンロ載置部付折畳
式テーブルを示す斜視図である。
【図9】コンロ収納箱を示す斜視図である。
【図10】図9のコンロ収納箱を示す断面図である。
【図11】コンロ載置手段の他の枠部材を示す斜視図で
ある。
【図12】コンロ載置部付折畳式テーブルの他の脚体を
斜下方向から視た状態を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 天板 2 開口部 3 枠部材 4 受部材 5 コンロ 6 板部材 8 耐熱板 10 脚体 20 コンロ載置手段 22 可動アーム 26 枠部材 30 コンロ収納箱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の大きさの開口部を略中央に有する
    天板と、 前記天板の裏面側に折畳可能に配設された脚体と、 前記天板の開口部に着脱可能に装着され、前記開口部を
    閉蓋可能な板部材と、 前記天板の裏面側に折畳可能に配設され、前記天板の開
    口部から所定寸法だけ下方位置に前記板部材を着脱可能
    に前記天板の開口面に対して平行な状態で支持するコン
    ロ載置手段とを具備することを特徴とするコンロ載置部
    付折畳式テーブル。
  2. 【請求項2】 前記板部材は、少なくとも一方の面を耐
    熱面としたことを特徴とする請求項1に記載のコンロ載
    置部付折畳式テーブル。
  3. 【請求項3】 前記コンロ載置手段は、板部材の支持位
    置の高さを調整可能としたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載のコンロ載置部付折畳式テーブル。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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