JPS62172376A - 現像方法 - Google Patents

現像方法

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JPS62172376A
JPS62172376A JP1453986A JP1453986A JPS62172376A JP S62172376 A JPS62172376 A JP S62172376A JP 1453986 A JP1453986 A JP 1453986A JP 1453986 A JP1453986 A JP 1453986A JP S62172376 A JPS62172376 A JP S62172376A
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JP
Japan
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developer
toner
carrier
image
sleeve
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JP1453986A
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English (en)
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Hisafumi Shoji
尚史 庄司
Akihiko Tamura
明彦 田村
Masahiko Itaya
正彦 板谷
Hiroshi Fuma
宏史 夫馬
Shinobu Soma
相馬 しのぶ
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野1 本発明は像形成体、特に電子写真法等に供される像形成
体上の潜像を現像する現像方法に関する。 【従来の技術】 近年、電子写真方式によるプリンターの開発が盛んであ
る。これは感光層を有する像形成体に、レーザーやLE
Dなどを光源とする露光系が像露光を施してe電潜像を
形成し、それを荷電粒子であるトナーで現像するもので
ある。像露光は光スポットが像形成体を走査して行なわ
れるが、通常の画像は、着色面積より地肌部の面積が圧
倒的に大きいため、地肌部に光を照射するように露光す
ると、(i)光源の寿命が短縮される (ii)像形成体の寿命が短縮される (iii)光学系の走査ムラが地肌部の線となって現わ
れる。 などの問題がある。このため、地肌部には光を当てず、
着色部を照射して潜像を形成することが広く行なわれる
。この場合、通常の複写機などとは異なり、着色部が低
く、地肌部が高い電位の潜像が形成され、現像はこの潜
像の低電位部分にトナーを付着させる反転現像でなけれ
ばならない。 ところで電子写真複写装置等における像形成体上の潜像
の現像方法としては、トナー自身に磁性を付与してキャ
リアを不要とした一成分現像剤を用いる場合と、非磁性
又はわずかに磁性が付与されたトナーと磁性キャリアと
から成る二成分現像剤を用いる場合とがあるが、後者は
トナーの摩擦帯電の制御が容易で、現像性がすぐれ、か
つトナーに任意の色を付与できるという特徴があり、広
く用いられている。かかる現像剤において、得られる画
像面の解像力及び階調再現性その地金般的な画質の改良
を図るためキャリア及びトナーの粒径を小ならしめる試
みがなされている。 例えば本出願人が先に提案した特願昭58−23829
6号、特願昭59−22018号等明細書には従来の5
0〜500μ+nという大粒径のキャリアに代えて30
μm以下の小粒径キャリアとし、混合されるトナーの粒
径を15μIII以下とした現像剤を用いて非接触で現
像する技術が記載されている。
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら現像剤中のキャリアを小粒径とした場合、
現像剤搬送体及びトナーとの結合力か弱くなり、現像剤
の取扱中及び像形成の過程でj肖記キャリア及びトナー
が飛散して装置内部を汚染したり、画像面に付着してか
ぶりを生じ、鮮明な画像が得られない等の問題がある。 それとともに反転現像では、潜像の地肌部の電位が均一
になりにくい。これは感光層の電荷保持能力が微視的に
バラついているため、像形成体の表面を一様に帯電しに
くいためである。このことは現像時にトナーおよびキャ
リアに微視的に異なる力が働くことを意味し、か、「り
やキャリア付着が発生しやすいという現象になる。この
現象は有機感光層を有する像形成体を用いる場合、特に
多く見られる。 このようなかぶりを除去するには像形成体と現像剤搬送
体との間隔を大き(すればよいが、現像電極効果が弱く
なってトナーによる現像も行なわれにくくなる。像形成
体と現像剤搬送体との間に振動成分を有する電場を発生
させることにより現像性は向上するが、非画像部へのト
ナーのがぶりゃキャリア飛散が大きくなるとともに、現
像装置を電気的に絶縁することが設計上重要な障害にな
ってくる。 本発明者は、現像剤搬送体上に形成される現像剤層を構
成する磁気ブラシの長さが現像性やかぶり、キャリア付
着に大きな影響を及ぼすことをつきとめ、この発明を完
成させるに至った。
【問題点を解決するための手段] (発明の目的) 本発明の目的はトナーと小粒径のキャリアとから構成さ
れる現像剤により静電潜像の低電位部分にトナーを付着
させて現像するにもがかわらず、キャリア及びトナーの
飛散による装置内部の汚染や画像面への付着等の問題を
生ぜず、かつ前記キャリア及びトナー開には適当な摩擦
帯電が付与されて良好な現像が達成され、その結果解像
力及び階調再現性にすぐれた鮮明な画像形成が可能とさ
れる現像方法を提供することにある。 (発明の構成) IIif記の目的は現像剤搬送体りに、現像領域での磁
気ブラシの最大の良さが現像間隙より小さくなるように
キャリアとトナーとから成る二成分現像剤の薄層を形成
し、像形成体上に形成された静電潜像の低電位部分にト
ナーを付着させることを特徴とする現像方法により達成
される。 ここで現像領域とは現像剤搬送体により搬送されたトナ
ーが像形成体に?rP電的な力を受けて移行しうる領域
をいう。その領域内における像形成体と現像剤搬送体と
の最近接距離を現像間隙という。 即ち本発明の現像方法においては、好ましくは現像剤が
後記するように構成され、現像領域において、500μ
Iff以下さらに好ましくは400μlO以下という従
来になく薄い現像剤層により像形成体と磁気ブラシとが
非接触であっても像形成トドと現像剤搬送体の間隔を小
さくして現像するようにしている。この層厚とは、スリ
ーブ内にある磁(訳の一ヒに穂立ちした、スリーブ上の
磁気ブラシのうち最大のものをいう。ここで用いられる
現像剤のキャリアとトナーの結合力やキャリアと現像剤
搬送体との間の結合力が弱い場合であっても、現像剤層
が極く薄くしであるため現像剤搬送体く以後ス17 +
プと称する)に十分固着されていて飛散を伴うことがな
い。また非接触にすることにより、反松現像によるかぶ
りやキャリア付着の除去に者しν・効果がある。 この場合、スリーブ上の現像剤の薄層中のトナーが現像
により失なわれても、直ちに十分なトナーが薄層に供給
されれば現像性に影響はな−1゜このためには、スリー
ブ中の磁石を高速で回転させることが好ましい。 次に現像領域に搬送される薄層をなした現像剤によって
最大限の効率で現像するための条件としては (1)スリーブに近接して設けられた磁気ロールの高速
回転 (2)スリーブへの交流バイアスの印加形成体とスリー
ブとの間隙を小さくすることができ、その結果トナーを
飛出させるに要する振動電界は低電圧の現像バイアスで
発生させることができる。従って前記トナー飛散はこの
点からも軽減される外、スリーブ面からの現像バイアス
に基づくリーク放電等が抑制される利点がある。さらに
又、像形成体とスリーブとの間隙を小さくした場合、潜
像により現像領域に形成される電界強度が大きくなり、
その結果、階調の微妙な変化や細かなパターンもよく現
像でさるよう1こなる。 スリーブ上の現像剤の薄層を薄くすれば一般に現像領域
に搬送されるトナー量は少なくなり、現像量は小さくな
る。搬送量を大きくするにはスリーブを高速で回転させ
ることが効果的である。ただし、像形成体周面とスリー
ブ周面とのR速度比が1:10より大きくなると、現像
されるトナーが潜像面に対しで持つ平行な速度成分が大
きくなり、現像に方向性が現われ、画質が劣化する。 一方、得られる画像が十分な濃度を有するためには、ト
ナーが0,4zg/ex2以上の密度で像形成体の画像
部に付着することが好ましい。このためには、例えば像
形成体とスリーブとの線速度比が1=lOのときは、ス
リーブ上にトナーが0.04mg7cm2以上で付着し
ていることが望ましい。 上記のことを総合するとスリーブ周面の線速度をVsl
、像形成体周面の現像領域でスリーブと同方向を十とし
た線速度Vd、現像領域直前でのスリーブ面上の薄層中
のトナー量を単位面積当りatとするとき、 この+ntは、スリーブ上の所定面積での密度で、この
所定面積とはスリーブ内の磁石の同磁極間にまたがる範
囲の面積である。このトナー密度mLは、スリーブ上の
現像剤を粘着テープに付着させてその重量を測定し、ト
ナー濃度からトナー重量を測定し、その値をlt位面積
あたりに換算することにより求められる。 g、/ y乍1「仝h)ムて口!φ羽1市九を1十りげ
ときの現像剤中のトナーとキャリアの比は、単位体積中
のトナーとキャリアの総表面m−4の比が0゜5〜2と
なるのが好ましい。 以上のような条件に設定すれば、スリーブ上の現像剤の
薄層中のトナーを効率よく現像に寄与させることがでさ
、現像性は安定しており、良好なii!ii質を得るこ
とができる。上記の実験結果からも明らかなように、現
像にあたって像形成体局面とスリーブ周面とは相対する
面で互いに逆方向となるよう回転してもよいが、同方向
となるよう回転する方がより好ましい。 前記WI層の現像剤層を形成する手段としては、例えば
、スリーブ表面と一定の間隙をへだでて配置された好ま
しくは磁性体の規制板、スリーブに近接して配置され回
転磁界により現像剤層厚を規制する磁気ロール等、従来
公知のWI厚規制部材のする方がより好ましい。 前記薄層の現像剤層を形成する手段としては、例えば、
スリーブ表面と一定の間隙をへだでて配置された好まし
くは磁性体の規制板、スリーブに近接して配置され回転
磁界により現像剤層厚を規制する磁気ロール等、従来公
知の層厚規制部材のいずれもが利用される。中でも現像
剤中に含まれる塵埃、繊維、紙粉又はトナー又はキャリ
アの凝集体等の不純物を排除する上で、スリーブに対し
て弾性的に軽度に圧接された圧接板から成る薄層形成部
材を設けることが好ましく用いられる。 この層形成部材はスリーブ周面と平行に設けられ、スリ
ーブに対し先端がスリーブ回転の上流を向くように押圧
された弾性板で、現像剤をスリーブと弾性板の間をすり
抜けさせることにより薄層を形成するようにしたもので
ある。 第4図は層形成部の要部を示す図である。現像剤はスリ
ーブ3の回転などにより矢印Da力方向搬送される。層
規制部材5の先端の位r11まで達すると、現像剤は層
規制部材5とスリーブ3表面との間隙を通るものと間隙
を通らずにNj−規制部材5の上方に運ばれるものとに
分断される。前者のみが現像領域に達することができる
。したがって、前記間隙の大きさくすなわち層規制部材
5の先端とスリーブとの距離これをhとする)と現像剤
の搬送量とは密接な関係がある。 第5図は横軸に前記間隙11%縦軸にスリーブ上に付着
する現像剤量の密度をとって、実験結果を示したもので
ある。 図からこの間隙が一定値以上になったとき、スリーブ上
の現像剤量はそれらの変化に対し安定することがわかる
。この安定状態においては、先に述べた現像に必要なト
ナーは十分に搬送できる。 他の実験から、時間の経過に対してこの薄層の厚さがほ
とんど変化しないことや、室温やその他のパラメータが
この安定状態の出現にほとんど影響しないことが明らか
になった。 したがって、先端の間隙を0.08jl+以上とすると
、取付は精度や機械的精度のバラつきに対し安定して一
定量のトナーを搬送することができる。さらに先端の間
隙を0.liz以上とすれば安定度が増すので好ましい
との結果が得られた。勿論前記先端の間隙を徒らに大き
くとることは望ましいことではなく、間隙を5xw以上
にすると、層の均一性が崩れるのがn察された。 第1図には本発明の現像方法を行う上で好適な現像装置
の断面図が示される。図中1は像形成体、2はハツシン
グ、3はスリーブ、4はN、58ffiを有する磁気ロ
ール、5は層形成部材、6は該部材の固定部材、7は第
1攪拌部材、8は第2攪拌部材である。9及び10は前
記攪拌部材7及び8の回転軸、11は補給トナー容器、
12はトナー補給ローラ、13は現像剤溜り、14は現
像バイアス電源、15は現像領域、Tはトナー、Dは現
像剤を表す。かかる現像装置において、現像剤溜り13
内の現像削りは矢印方向に回転するf:51攪件部材7
と、これと反対方向で互いに重複するように回転する第
2攪拌部材8とにより充分攪拌混合され、矢印方向に回
転するスリーブ3とこれと反対方向に回1にする磁気ロ
ール4の搬送力により、前記スリーブ3の表面に付着搬
送される。前記スリーブ3表面にはハウジング2から延
びる固定部材6により保持された前記層形成部材5が端
部に近い面の部分で圧接されていて、前述のようにして
搬送される現像剤りの層厚を規制する。 この現像剤層は現像領域15において矢印方向に回転す
る像形成体1上の潜像を間隙をへだでて非接触で現像し
、トナーイ宝を形成する。現像時には電源14から像形
成体の非露光部の電位と同程度の直流成分と又流成分を
有する現像バイアスが前記スリーブ3に印加され、その
結果スリーブ3上の現像剤中のトナーのみが選択的に前
記潜像の面に移行して付着される。この直流成分は反転
現像を行なうには不可欠のものである。なお、現像剤の
層厚は例えば以下のようにすれば測定できる。すなわち
、日本光学(株)製二コンプロフィールブロノエクター
を用い、スリーブのスクリーンの投影像と、スリーブに
薄層を形成した状態の投影像との位置の比較によりJr
IFi、が求められる4前記層形成部材5は、固定部材
6により一端が固定されて弾性が付与された、例えば磁
性又は非磁性の金属、金属化合物、プラスチック、ゴム
等から成る極めて均一に成形された薄板であり、その厚
さは50〜500μmnとされる。 前述にように、一端が固定された層形成部材5の他端に
近い面の部分でスリーブ3を弾性的に押圧し、スリーブ
3および磁気ロール4を回伝させる。現像剤は層形成部
材5の先端とスリーブ3の表面がなす間隙で二つの流れ
に分断される。そのうち層形成部材5とスリーブ3との
間に入り込む流れは次第に高い圧力を周面から受けなが
らゆっくり前進し、層形成部材5とスリーブ3との接触
位置において、現像剤が前進しようとする力が層形成部
材5の押圧力に打ち勝つとその位置を通過することがで
きる。このようにして現像領域への現像剤の搬送量が決
まる。層形成部材5とスリーブ3との接触位置では、キ
ャリアが1個ずつ通過できるような条件である場合が最
も好ましいが、実施例はこれらに限定されるものではな
い。 その後、スリーブ3上の現像剤はごく短かく互いに接触
しない磁気ブラシを形成する。これを巨視的に観察すれ
ば現像剤の薄層と認められる。現像剤り中の不純物やキ
ャリア又はトナーの凝集物などは通常キャリアより大き
いのでこの規制位置を通過しにくくなる。従って現像領
域15に到る現像剤層が常に薄層にして均一かつ安定し
たものが得られる。 なお現像領域15に到る現像剤の搬送量は、前記層形成
部材5のスリーブ3に対する押圧力や接触角を変えるこ
とにより制御される。しかし層の厚さは10ないし50
0μlの間でほぼ一定になる。 現像剤を構成するキャリア及びトナーが小粒径の方が画
質の解像力及び階調再現性の点から有利とされる。例え
ば現像剤層のトナー粒径が5μI11以下、キャリアの
粒径が50μm0以下さらには40μm以下の小粒径と
した場合でも前記した層形成部材5のような手段を用い
ること(4より現像剤中の不純物や粒塊等を自動的に排
除して均一な薄層を形成することができる。さらに前記
キャリアがトナーと同程度の小粒径とされた場合でも同
様不純物の混入が排除されて均一な薄層形成が可能にな
る。 像形成体上へのキャリア付着を防止するためには、キャ
リア粒径は大きい方が強い磁力を受けることから、キャ
リア粒径は大きい方が好ましい。例えばキャリア粒径が
50〜100μ−程度になっても前記の方法によれば現
像剤の均一な薄層が形成できる。なお、キャリア粒径が
大きくなると、薄層中のキャリアの穂高が大さくなると
ともに層が粗くなり、現像性は悪くなる。この点からキ
ャリア粒径は磁化が例えば20〜30emu/y程度の
場合、100μI以下とすることが望ましい。 前記現像装置に組み込まれる攪拌部材7及び8の具体的
補遺を示す斜視図及び正面図がfjS2図(イ)及び(
ロ)に示される。図中7a、7b、7cは第1攪拌部材
の攪拌羽根、8n、8b、8c1.t 152 fll
拌部材の攪拌羽根で、角板羽根、円板羽根、楕円板羽根
等各種の態様があり、それぞれ回転軸9及び10に互に
異なる角度及び/又は位置で・固定されている。前記2
つの攪拌部材7及び8は、攪拌羽根が互い衝突すること
なく攪拌領域がオーバラップするように構成されている
ため、左右方向(第1図)の攪拌が十分に打なわれると
共に、攪拌板の傾斜(第2図)のため前後方向(!¥t
1図)の攪拌も十分に行なわれる。 又、補給ローラ12を介してホッパ11から補給された
トナーTも短時間で現像剤り中に均一混合される。 このような攪拌手段によれば、前述のような小粒径のト
ナーやキャリアを用いた場合にも十分均一に混合するこ
とがでるので好ましい。ただし本発明はこれに限定され
るものではないことは言うまでもない。 以上のように十分に攪拌され望ましい摩擦帯電が付与さ
れた現像削りは、スリーブ3上に付着搬送される過程で
前記層形成部材5により、規制され撓めて薄くかつ均一
な現像剤層が形成される。 この現像剤層はスリーブ3の回転により一方向に搬送さ
れると共に、磁気ロール4の反対方向への回転により振
動成分をもつ磁気的バイアスを受け、前記スリーブ3上
で例えばローリング等の複雑な運動をするので現像領域
15に達して像形成体1の潜像を非接触で現像するとき
該潜像面に向けてトナーを効果的に供給するようになる
。前記現像剤層は前記したように500μ「fl〜10
μmnと極めて薄層なものとすることができるので、像
形成体1とスリーブ3とのギャップ、即ち現像間隙を例
えば500μ「0まで狭くしても非接触現像が十分に可
能となる。このように現像間隙を狭くすると現像領域1
5の電界が大きくなるので、スリーブ3に印加する現像
バイアスが小さくても十分な現像が達成され、現像バイ
アスのリーク放電等も軽減される利点がある。さらには
潜像のコントラストが大きくなるため、現像して得られ
る画像の解像力その他画質が全般的に向上する。 以上説明した極めて薄い現像剤層による現像方法は、例
えば小径スリーブの現像装置において顕著な効果が発揮
される。即ち従来、例えば30mm程度以下の小径スリ
ーブにより非接触現像を行う場合、現像剤層の層厚規制
がやりにくいため1+++++程度の現像間隙が必要で
あった。このため高圧の交流バイアスが必要とされ、現
像して得られる画像の解像力、階1凋再現性及ゾ全体的
な画質が低下し、特に文字などの細部が十分再現されな
い、あるいは現像装置の電気的絶縁のため設計が困難と
なる等の弊害があった。 これに対して本発明の現像方法によれば極めて薄い均一
な現像剤層を形成して現像するようにしているので、現
像間隙を小さくすることができ、電界が十分大さくなる
ので現像される画像の解像力及び画質が格段に向上した
ものとなる。 さらに本発明の現像方法における別の効果としては、小
粒径のトナーやキャリアを用いた場合にも飛散を少なく
抑えられることが挙げられる。即ち従来小粒径のトナー
とキャリアから成る現像剤を用いて現像すると、スリー
ブ3表面から飛散し易く装置を汚染し、かつかぶりを発
生し易いという問題があったが、本発明の現像方法にお
いては現像剤層が極めて薄く十分磁気ロール5の磁力に
よりスリーブ3表面に付着されているので前記飛散が最
小限に抑えらLる。 又本発明の別の効果としては、現像方法が非接触現像と
され、トナーのみが潜像面に向かって選択的に飛翔して
現像されるので、特に有機感光層を有する像形成体を使
用して反献現像をする場合に発生しがちな潜像面へのト
ナーのかぶりやキャリア付着が防止される。又潜像面を
摺擦しないので像形成体表面を損傷したり、刷き目を形
成したりすることがなく、解像力及び階調再現性が良好
であり、十分な量のトナーを潜像面に付着させることが
できる。さらに又トナー像が形成された像形成体上に重
ねて現像することができるので多色現像に好適である。 なお本発明の現像方法における安定した現像条件として
は、現像剤層が10〜500μIII、より好ましくは
400μIII以下、現像間隙が200μrロ〜700
μ【nとされ、スリーブ3の回転速度、像形成体1の回
転速度、スリーブ上のトナー付着量の関係は前述のよう
な式を満たすものであることが好ましい。 次に本発明
の現像方法に適用される現像剤のトナーの構成は以下の
ようである。 ■ 熱可塑性樹脂(結着剤)80〜90wt%例:ポリ
スチレン、スチレンアクリル重合体、ポリエステル、ポ
リビニルブチラール、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、
ポリエチレン、エチレン酢ビ共重合体など、あるいは上
記の混合物■ 顔料(着色剤)0〜15wL% 例:思:カーボンブラック イエロー:ベンジノン誘導体 マゼンタ:ローダミンBレーキ、カーミン6[3など シアン:7りロシアニン、スルホンアミド誘導体染料な
ど ■ 荷電制御剤 0〜55% プラスドナー:ニグロシン系の電子供与性染料、アルコ
キシル化アミン、アルキルアミド、キレート、顔料、4
級アンモニウム塩など マイナストナー二電子受容性の有機錯体、塩素化パラフ
ィン、塩素化ポリエステル、酸基過剰のポリエステル、
塩素化消7タロシアニンなど■ 流動化削 例:コロイグルシリ力、疎水性シリカ、シリコンフェス
、金属石ケン、非イオン界面活性剤など ■ クリーニング剤(感光体上のトナーのフィルミング
を防止) 例:脂肪酸金属塩、表面に有機基をもつ酸化ケイ素酸、
フッ素系界面活性剤など ■ 充填剤(画像の表面光沢の改良、原材料費の低減) 例:炭酸カルシウム、クレー、タルク、顔料などこれら
の材料のほか、画像面へのかぶりやトナー飛散を防ぐた
め、磁性粉を少量含有させてもよい。 このような磁性粉としては粒系0.1〜11III11
の四三酸化鉄、γ−酸化第二鉄、二酸化クロム、ニッケ
ル7エライト、鉄合金粉末などが用いられ、0.1〜5
+uL%含有される。又トナーの色調、特にカラートナ
ー色調を鮮明なものとするため前記磁性粉の含有量は1
wt%以下とするのが望ましい。 なお、約20kg/cmの力で塑性変形して紙に定着さ
せる圧力定着用トナーに適する樹脂としては、ワンクス
、ポリオレフィン類、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポ
リウレタン、ゴムなどの粘着性樹脂などが用いられる。 以上の材料を用いて従来公知の製造方法によりトナーを
作ることができる。 本装置において、さらに好ましい画像を得るために、ト
ナー粒径(11量平均)は15μ−程度未満、待に9〜
1μ偕の範囲であることが望ましい。 9μ匍を超える場合高解像力ですぐれた階調再現性が得
られに<<、特に15μ1以上で細字の解像力が低下す
る。又1μ一未満ではがぶりトナーの飛散が発生して鮮
明な画像が得られない。 なお、本発明でいうトナー及びキャリアの粒径、又は平
均粒径は重量平均粒径を意味し、該重量平均粒径はコー
ルタ−カウンタ(コールタ社製)で測定された値である
。また粒子の固有抵抗は、粒子を0.50c+*2の断
面積を有する容器に入れてタッピングした後、詰められ
た粒子上に1 kg/ cm2の荷重をかけて厚さをl
ll1al程度とし、荷重と底面Ti極との開に102
〜105V/cu+の電界を発生させてそのとき流れる
電流値から求められる。 又キャリアの構成は以下のようであり、基本的にトナー
の購成村料として挙げたものが用いられる。 キャリア粒子は磁性体粒子と樹脂を主な成分とするもの
であって、解像力や階調再現性を向上させるため、好ま
しくは球形化され、重量平均粒径が100μI11.特
に5μm以上50μm0以下のものが好適である。ここ
でキャリア粒子径が50μIll、特に100μmを超
えると現像剤層の薄層化を阻害し、現像性が悪くなり、
画質が1氏下する。又5μm未満だと現像剤の現像性、
摩擦帯電性、流動性等が悪(なり、かつキャリア飛散が
生じ易くなる。 また、バイアス電圧によって電荷が注入されて感光体面
にキャリアが付着したり、潜像を形成する電荷が消火し
たりするのを防ぐため、キャリアの抵抗率は108Ωc
an以上、好ましくは10+3Ωcoo以上さらに好ま
しくは1014Ωcan以上の絶縁性のものがよい。 このようなキャリアは、磁性体の表面を樹脂で被覆する
か、あるいは磁性体粒子を樹脂に分散含有させ、得られ
た粒子を公知の粒径選別手段で選別して作られる。 さらにキャリアを球形化する場合は以下のように行う。 ■ +31 N被覆キャリア:磁性体粒子として球形の
ものを選、(r。 ■ 磁性粉分散キャリア二分散樹脂形成後に熱風や熱水
による球形化処理を施したり、スプレードライ法により
直接球形の分散樹脂を形成する。 上述のトナーとキャリアを、各表面積の総和が等しくな
る程度の比で混合することが好ましい。 例えばトナーの平均粒径が8μ+n、比重が1.2g/
ay’、キャリアの平均粒径が20μm、比重が4.5
g/cm’であるとさ、トナー濃度(現像剤に占めるト
ナーの重量比)が5〜4(ht%、好ましくは8〜25
−t%に設定するのが適当である。 即ち本発明の現像剤においては、従来の大粒径キャリア
の外周に多数の小粒径トナーが付着して成る現像削とは
異なり、キャリアの粒径が小さくトナーの粒径に近いも
のとされているため、両者の表面積の総和がほぼ等しく
なる程度の混合比が好ましいものとされる。 【実施例】 以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。 第3図(イ)は使用する像形成装置の補遺を示す断面図
で、画像入力部INは、照明を源21、ミラー22、レ
ンズ23、−次元カラーCCD撮像素子24が一体とな
ってユニット化されていて、画像入力部INが図示しな
い駆動装置によって矢印X方向に移動し、CCD撮像素
子24が原稿25を読取る。 画像入力部INを固定し、原稿台を移動させることによ
って原稿25が移動するようにしても良い。 画像入力部INで読取られた画像情報は、画像処理部T
Rで記録に適したデータに変換される。 レーザー光学系26は、上記の画像データに基いて以下
のようにして像形成体20上に潜像を形成し、この潜像
が現像されてトナー像が像形成体20上に形成される。 像形成体20はスフロトロン帯′Ki極27により表面
が均一に帯電される。続いてレーザー光学系26から記
録データに従った像露光りがレンXを介して像形成体2
0上に照射される。このようにして静電潜像が形成され
る。この静電潜像はイエロートナーが収納されている現
像装置Aにより現像される。 このようにして得られたトナー像は、露光ランプ28に
より除電されて転写され易くされた後、転写極29によ
り記録紙P上に転写される。記録紙Pは分離極30によ
り像形成体20から分離され、定着器31で定着される
。一方、像形成体20は除電極32とクリーニング装置
33により清掃される。 クリーニング装置33はクリーニングブレード34を有
する。36はブレード34″C掻き取られたトナーを抽
災するローラである。 レーザー光学系26を第3図(ロ)に示す。図中、37
は半導体レーザー発振器、38は回転多面鏡、39はr
θレンズである。 第3図(イ)の複写装置における前記像形成プロセスは
下記処方の現像剤を用いて反転現像され、第1表の作像
条件により像形成が行なわれる。 (現像剤処方) トナー組成物:ポリスチレン 25重量部 ポリメチルメタクリレート 64重量部 パリファースト(荷電制御剤) 0.3重量部 着色剤(カーボンブラック) 10.5重量部 比重: 1.2g/cyt” 平均粒径:9μ胛 比抵抗: 101”Ω以上 上記組成物を混合、練肉、分級して所望のトナーをうる
。 キャリア(樹脂被覆キャリア)組成物:コア ニアエラ
イト コーティング444 BYt :スチレン・アクリル(
4:6)磁化    27 e 1ou / ’1粒径
    32μs 比重    5.2g/cz’ 比抵抗   101′Ωc1以上 上記組成物を混合、練肉、分級後熱風処理して球形キャ
リアが得られる。 次いで前記キャリア88重量部とトナー12重量部とを
十分混合して目的の現像削りを得る。 上記の現像、’F+1 Dを用いての前記形成プロセス
における各動作部の作像にあたっての現像条件は下記の
第1表の通りである。 以下・茶白 、、;、:。 第1表 以上の条件で現像を行なったところ、直像濃度および解
像力が十分で、反転現像に起こりがちなかぶりやキャリ
ア付着のない画像が得られた。現像バイアスは第1表に
示した範囲内ではいずれも良好な結果となった。また、
長時間トナー補給をしながら運転しても、現像性は大き
く変化することなく安定していた。さらにこの時の機内
での現像剤の飛散による汚染は極めて僅かあでっな。 次に同じく現像剤りを用いて前記像形成プロセスにより
第2表の条件で同様に現像を行なった。 第2表 上記条件での作成・現像された複写像は第1表における
と同様すぐれたものであった。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の現像方法によ
れば画像)良度および解像力が十分で、かつ反転現像に
起りがちなかぶりやキャリア付着のない鮮明な画像が得
られた。また長時間に亘りトナー補給をしながら作像を
#!iaLでも、本発明の現像方法によれば、現像性は
大きく変動することなく安定した効果を得ることができ
た。
【図面の簡単な説明】
fjSiaは本発明の現像方法に適する現像装置の断面
図。 第2図は攪拌部材を示し、第2図(イ)はその斜視図、
第2図(ロ)はその正面図。 第3図(イ)は実施例の複写装置の要部断面図。第3図
(ロ)はレーザー光の断面図。 第4図は層形成部材の要部断面図。 @5図は薄層形成部材の間隙とスリーブ上に付着する現
像剤量との関係を示すグラフ。 1.20・・・像形成体(感光体) 3.23・・・現像剤搬送担体(スリーブ)4・・・磁
気ロール 5・・・層形成部材 7.8・・・攪拌部材 11・・・トナー補給g器 14・・・現像バイアス電源 IN・・・画像入力部 TIT・・・画像処1!!!部 33・・・クリーニング装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現像剤搬送体上に、現像領域での磁気ブラシの最
    大長さが現像間隙より小さくなるようにキャリアとトナ
    ーとから成る二成分現像剤の薄層を形成し、像形成体上
    に形成された静電潜像の低電位部分にトナーを付着させ
    ることを特徴とする現像方法。
  2. (2)前記薄層の形成は、現像剤搬送体上に弾性板をそ
    の先端が現像剤が搬送される方向に対し上流を向くよう
    にして押圧し、現像剤を前記現像剤搬送体と前記弾性板
    との間を通り抜けさせることにより形成することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の現像方法。
JP1453986A 1985-08-30 1986-01-24 現像方法 Pending JPS62172376A (ja)

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JP1453986A JPS62172376A (ja) 1986-01-24 1986-01-24 現像方法
DE8686111906T DE3681998D1 (de) 1985-08-30 1986-08-28 Entwicklungsverfahren fuer ein latentes elektrostatisches bild.
EP86111906A EP0212669B1 (en) 1985-08-30 1986-08-28 Method for the development of an electrostatic latent image
US07/520,117 US5024181A (en) 1985-08-30 1990-05-07 Method for the development of an electrostatic latent image

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5157483A (en) * 1987-06-22 1992-10-20 Konica Corporation Multicolor image forming method and apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5157483A (en) * 1987-06-22 1992-10-20 Konica Corporation Multicolor image forming method and apparatus

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