JPS62171715A - 水中油型エマルジヨンを基礎とする消泡剤 - Google Patents

水中油型エマルジヨンを基礎とする消泡剤

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JPS62171715A
JPS62171715A JP919487A JP919487A JPS62171715A JP S62171715 A JPS62171715 A JP S62171715A JP 919487 A JP919487 A JP 919487A JP 919487 A JP919487 A JP 919487A JP S62171715 A JPS62171715 A JP S62171715A
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oil
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inert solid
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/02Foam dispersion or prevention
    • B01D19/04Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01D19/0404Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances characterised by the nature of the chemical substance

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水中油型エマルジョンを基礎とする消泡剤及
びその製法に関する。
西独特許2157063号によれば、消泡剤としてのC
1□〜C2□−アルカノール及び/又は2価もしくは6
価アルコールのC12〜C22−脂肪酸エステル及び/
又はC1〜C26−脂肪酸、ならびに乳化剤として自体
公知の添加物である界面活性物質を含有するエマルジョ
ンを用いて、水性系を消泡する方法が知られている。乳
化された水不溶物質の平均粒径は4〜9μmである。こ
の既知の消泡性エマルジョンは、貯蔵中に表面に膜が生
じ、一部は強く凝縮して混合物がもはやポンプ輸送でき
なくなる欠点を有する。
米国特許3408306号によれば、80〜97重1%
の水溶性疎水性有機液体(例えば鉱油、長鎖アルコール
、エステル又はアミン)及び3〜20重量%の疎水化さ
れた微粒状固形物質(例えば珪酸、ベントナイト、タル
ク又は二酸化チタン)から成る消泡用混合物を使用して
、水性系を消泡する方法が知られている。この消泡用混
合物は、場合により5重量%までの界面活性剤を含有す
る。この消泡用混合物の本質的特色は、普通に消泡剤と
して用いられる物質(例えばジメチルポリシロキサン油
)により微粒状固形物質を疎水化することにある。疎水
化した微粒状固形物質の製造は工業上余計な出費となる
欧州特許出願149812号によれば、油相力(a)C
1〜C26−アルコール、又はオキソ合成又はチーグラ
ー法により高い炭素原子数を有するアルコールを製造す
る際に得られ、そして場合によりさらにアルコキシル化
された蒸留残留物及び/又は(b)1価ないし3価の0
1〜C26−アルコールによる01□〜C2゜−カルボ
ン酸の脂肪酸エステル、及び場合により(c)沸点が2
00℃以上の炭化水素又は12〜22個の炭素原子を有
する脂肪酸を含有し、これがエマルジョンの15〜60
重量%を構成し、そして0.5〜15μmの平均粒径を
有し、さらに粘度上昇を防止し、かつ貯蔵時の皮膜生成
を防止するため、0.05〜0.5重量%の高分子水溶
性のアクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド又はメ
タクリルアミドからの単独重合体又は共重合体を添加物
として含有する水中油型エマルジョンを基礎とする消泡
剤が知られている。
本発明の課題は、この既知の消泡剤を、その有効性をほ
とんど又は完全に保持したままで、環境親和性にするこ
と、すなわちその廃水中の化学的酸素要求を減少するこ
とであった。
本発明はこの課題を解決するもので、水中油型エマルジ
ョンが表面が疎水化されていない微粒状の実際上水不溶
の不活性固形物質を含有し、エマルジョン中ノ油相が、
(a)C12〜C26フルコール又はオキソ合成又はチ
ーグラー法により高い炭素数を有するアルコールを製造
する場合に得られ、そしてさらにアルコキシル化されて
いてもよい蒸留残留物及び/又は(b)C12〜C22
−カルボン酸の1価ないし3価のC,〜eta−アルコ
ールによる脂肪酸エステル及び所望により(c)沸点が
200℃以上の炭化水素又は12〜22個の炭素原子を
有する脂肪酸を含有し、この油相がエマルジョンの5〜
50重量%を構成し、そして平均粒径が25μm以下で
ある水中油型エマルジョンを基礎とする消泡剤である。
水中油型エマルジョンの成分(a)は、特に好ましくは
12〜26個の炭素原子を有する天然又は合成のアル−
コール又はアルコール混合物から成る。その例はミリス
チルアルコール、セチルアルコール及びステアリルアル
コールである。例えばチーグラー法によりアルミニウム
アルキレンの酸化により得られる合成アルコールは、飽
和直鎖状の非分岐アルコールである。合成アルコールは
オキソ合成によっても得られる。これは普通はアルコー
ル混合物である。消泡用エマルジョンの油相の成分(a
)としては、そのほかオキソ合成又はチーグラー法によ
る前記アルコールの製造に際して得られる蒸留残留物も
用いられる。消泡剤エマルジョンの油相の成分としては
、オキソ合成により又はチーグラー法により高級アルコ
ールを製造する前記方法にお(・て製造しうるアルコキ
シル化蒸留残留物も適する。オキシアルキル化蒸留残留
物は、前記の蒸留残留物をエチレンオキシド又はプロピ
レンオキシド又はその混合物と反応させることにより得
られる。
蒸留残留物中のアルコールのOH基1個に対し、5個ま
でのエチレンオキシド基又はプロピレンオキシド基が付
加される。好ましくはそのアルコールOH基1個に対し
1〜2個のエチレンオキシド基を付加させる。
消泡剤エマルジョンの油相の成分(b)としては、1〜
3価のC1〜ate−アルコールによる01□〜C2□
−カルボン酸の脂肪酸エステルが用いられる。
このエステルの基礎となる脂肪酸の例は、ラウリル酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン
酸及びベヘン酸である。パルミチン酸エステル又はステ
アリン酸エステルを使用することが好ましい。前記カル
ボン酸のエステル化のためには、1価C1〜C26−ア
ルコール例エバメタノール、エタノール、プロパツール
、ブタノール、ヘキサノール、デカノール、ステアリル
アルコール、ならびに2価アルコール例えばエチレング
リコール、又は6価アルコール例えばグリセリンが用い
られる。多価アルコールは、全部又は一部エステル化さ
れていてもよい。消泡剤エマルジョンの油相は、成分(
a)又は(b)の化合物又はその混合物を含有する。
成分(a)と(b)は、消泡剤を製造するため任意の比
率で使用することができる。実際上は、例えば(a)4
0〜60重量%及び(b)60〜40重量%を含有する
(a)と(b)の混合物が好ましい。
エマルジョンの油相はさらに、以下で成分(c)と呼ぶ
1群の水不溶性化合物を含有しうる。この成分(c)の
化合物は、成分(a)及び(b)に対し51重重量まで
の量で、消泡剤エマルジョンの油相成分(c)としては
、沸点が101 ’5mパールにおいて200℃以上で
氷点が0℃以下である炭化水素又は12〜22個の炭素
原子を有する脂肪酸が適する。炭化水素としては、炭化
水素であるパラフィン油、例えば白油とも呼ばれる市販
普通のパラフィン混合物が好適である。
前記の(a)及び又は(b)ならびに場合により(e)
の化合物は、水中油型エマルジョンの油相な形成する。
この油相は水中油型エマルジョンの構成に5〜50重量
%まで関与するが、水相は水中油型エマルジョンの95
〜50重量%を構成する(重量%の合計は100)。水
中油型エマルジヨンの油相の平均粒径は25μm以下、
好ましくは0.5〜15μmである。
本発明の本質的特色は、水中油型エマルジョンの油相が
、表面が疎水化されていない微粒状で実際上水不溶性の
不活性固形物質を含有することにある。微粒状の実際上
水不溶性の不活性固形物質の粒径は、20μm以下、好
ましくは0゜1〜10μmの範囲にある。
本発明の消泡剤は、微粒状の不活性固形物質を、既知の
水中油型消泡剤に、例えば化合物(a)及び/又は(b
)及び場合により(c1の水中エマルジョンに、混合乳
化することによっても製造できる。本発明の消泡剤のた
めには、消泡剤混合物の成分と反応せず、かつ実際上水
に不溶であるすべての不活性固形物質を使用できる。
不活性固形物質として好ましく用いられるものは、カオ
リン、白亜、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、
微結晶セルロース及び/又は架橋殿粉である。固形物質
の使用可能性に関しては、固形物質が不活性でかつ1疎
水化されていないことを除いては、制限がない。無機な
らびに有機の表面が処理されていない固形物質を使用で
き、前記の固形物質のほか、例えば次のものが適する。
層状珪酸塩例えばベントナイト、モンモリロナイト、ノ
ントロナイト、ヘクトライト、サポナイト、フォルコン
スコイト、サウコナイト、バイデライト、アレバダイト
、イライト、ハロイサイト、アタパルジャイト及びセビ
オライト、ならびに二酸化チタン、酸化アルミニウム、
酸化珪素、サテイン白、合成珪酸アルミニウム、架橋尿
素ホルムアルデヒド及びメラミン−ホルムアルデヒド又
は−イソブチルアルデヒド縮合物、ならびに例えば英国
特許1229503号により既知のスチロールの単独重
合体及び共重合体。尿素及びホルムアルデヒドからのモ
ル比が1又はそれ以下の予備縮合物を、強酸性触媒の存
在下に2以下のpH価で縮合させることにより得られる
メチレン尿素とも呼ばれる尿素−ホルムアルデヒド縮合
物(西独特許2110309号参照)又は米国特許69
31063号の方法により得られる同様な生成物、なら
びに西独特許出願公開2547966号の方法により得
られる縮合生成物も用いられる。無機不活性固形物質又
は有機不活性固形物質の混合物、ならびに無機不活性固
形物質と有機不活性固形物質との混合物も用いられる。
有機及び無機の微粒状固形物質は、疎水化されて見・な
い形で用いられ、したがって疎水性にする物質を用いて
、あらかじめ被覆し又は処理することは必要でない。固
形物質は水中油型エマルジョンの油相の5〜60%が置
き換えられる量で用いられる。
本発明の消泡剤の製造は、好ましくはまず微粒状の不活
性固形物質を化合物(a)及び/又は(b)及び場合に
より(c)と共に均質化し、そして得られた混合物を水
中に乳化して行われる。本発明の消泡剤は、微粒状の不
活性固形物質を既知の水中油型消泡剤、例えば水中の化
合物(a)及び/又は(b)及び場合により(c)のエ
マルジョンに混合乳化することによっても、製造できる
。油相を形成する有機化合物が室温で固形物質であるな
らば、これをまず溶融する。次いでこの溶融物に1種又
は数種の微粒状の不活性固形物質を添加し、その際各成
分がよく混合するように留意する。成分(a)ないしく
C1の不活性固形物質との混合は、50〜100℃の温
度で行われる。こうして得られる混合物を水中に乳化し
て、水中油型エマルジョンを製造する。このためにはH
LB価が6より大きい常用の界面活性物質が用いられる
。この界面活性物質は、水中油型乳化剤又は代表的な架
橋剤である。
界面活性物質としては、アニオン性、カチオン性又は非
イオン性の活性剤、好ましくはアニオン性又は非イオン
性のものあるいはアニオン性のものと非イオン性のもの
との混合物が用いられる。その例は次のものである。高
級脂肪酸のナトリウム塩又はアンモニウム塩例えばオレ
イン酸アンモニウム又はステアリン酸アンモニウム、オ
キシアルキル化したアルキルフェノール例えば1:2〜
500モル比でエチレンオキ・/ドと反応させたノニル
フェノール又はイノオクチルフェノール、オキシエチル
化した不飽和油例えばひまし油1モルとエチレンオキシ
ド30〜40モルとの反応生成物、あるいは鯨油アルコ
ール1モルとエチレンオキシド60〜80モルとの反応
生成物。乳化剤として好ましくはノニルフェノール又は
オクチルフェノールの硫酸化オキシエチル化生成物も用
いられ、これは相当する硫酸半エステルのす) IJウ
ム塩又はアンモニウム塩として存在する。
水中油型エマルジョンの100重量部は、普通は乳化剤
(単独又は混合物)を0.5〜5重量部含有する。乳化
剤の重量は水相に溶解している。前記の乳化剤のほか、
さらに保護コロイド例えば高分子ポリサッカライド及び
石けん、又は他の普通の添加物例えば安定剤も添加でき
る(欧州特許出願149812号参照)。油相(成分a
ないしC及び不活性固形物質の混合物)の乳化は、市販
普通の装置例えば分散器を用いて行われる。油相が固形
物として存在するならば、これをまず溶融したのち水中
に混合乳化すする。水中への油相の乳化は、室温ならび
により高い温度、例えば50〜95℃の温度で行うこと
ができる。
消泡剤エマルジョ/は製造の直後に600〜700 m
Pa、sの粘度を有する。単独では消泡剤として有効で
ない不活性固形物質の添加によって、意外にも水中油型
エマルジョンの消泡剤としての活性は実際止金(低下し
ない。不活性の水不溶性固形物質の粒子大きさは、常に
水中油型エマルジョンの油相の粒子太きさより小さく、
最高でも用いられる水中油型エマルジョンの粒子大きさ
の95%である。
本発明の水中油型エマルジョンは、発泡する水性系に消
泡剤として、発泡する媒質の100重量部に対し約0.
02〜0.5好ましくは0.05〜0.6重量部の量で
添加される。本発明の消泡剤エマルジョンは特に製紙に
おける消泡剤として有用で、その場合この消泡剤は紙料
にも紙用塗料にも添加できる。この消泡剤は、食品工業
、殿粉工業ならびに発泡抑制における浄水装置にも使用
できる。
下記実施例中の部は重量部であり、%は物質の重量に関
する。水中に乳化された油相粒子の大きさはクルターカ
ウンターにより測定され、不活性固形物質の粒径は0.
5〜15μmであった。
発泡値の測定: 透明な合成樹脂製の貯水溝に、泡を生ずる紙料懸濁液5
Jを5分間ポンプ循環する。紙料懸濁液の表面に生じた
泡の量を、溝の壁土の網目スクリーンにより平面単位(
crn2)として測定し、−・わゆる発泡値とし【消泡
剤の有効性の評価に利用する。
紙料懸濁液を消泡剤の不在でポンプ循環すると、5分後
に発泡値は1200crIT3である。紙料懸濁液に消
泡剤を21n9/Aの量で添加すると、この値は明らか
に減少するので、これを消泡剤の有効性の尺度とする。
しかし消泡剤の代わりに疎水化してない不活性微粒状(
0,5〜15μm)固形物質(例えばカオリン、Ca5
Oいタルク、白亜、硫酸バリウム、架橋殿粉、TlO2
、ベントナイト、Al2O3又は5i02 )を添加す
ると、発泡値は変化しな(・。
実施例1 C16〜Cl1l−脂肪酸のグリセリントリエステル、
C1,〜C20フルコールの脂肪アルコール混合物及び
鉱油からの重量比14:10:6の混合物20.5部を
、カオリン(平均粒径は粒子の94%以上が1μm以下
)10部と、攪拌式容器中で70℃の温度で混合する。
この混合物を、水6部5部中の乳化剤(イソオクチルフ
ェノール1モルへのエチレンオキシド25モルの付加生
成物で、硫酸と反応させて硫酸半エステル〜にしである
)2部の溶液中に乳化する。好ましくはこの水相を分散
器に装入し、カオリン含有油相を添加する。水中油型エ
マルジョンが得られ、これは製造の直後に20℃で45
0 mPa、sの粘度を有し、消泡効果の試験において
191crn2の発泡値を与える。油相の平均粒径は6
μmである。
比較例 CI6〜C1,−脂肪酸のグリセリントリエステル、e
ta〜C20−アルコールの脂肪アルコール混合物及び
鉱油からの重量比14:10:6の油相混合物60.5
部を、水67.5部及び乳化剤(イソオクチルフェノー
ル1モルへのエチレンオキ7ト25モルの付加生成物で
、硫酸と反応させて硫酸半エステルにしである)2部か
らの水相695部に、分散器中で70℃の温度で乳化さ
せる。
油相の平均粒径は6μmである。消泡剤としての効果の
試験において、発泡値は189cIn2である。
この比較例は、実施例1の消泡剤の効力が、カオリンを
含有することによって、意外にも実際上低下しないこと
を示している。
実施例2 CI6〜cps−脂肪酸のグリセリントリエステル、C
I6〜C20−アルコールノ脂肪アルコール混合物及び
鉱油からの重量比14:10:6の混合物15.5部を
、カオリン(平均粒径は粒子の94%が1μm以下)1
5部と、70℃の温度で混合したのち、水67.5部中
の実施例1に記載の乳化剤2部の溶液695部に直接に
乳化させる。
水中油型エマルションの油相の平均粒径は2.5μmで
ある。このエマルジョンは消泡剤としての効力試験にお
いて、182cIn20発泡値を示す。
実施例6 CI6〜C26−脂肪酸のグリセリントリエステル、C
I6〜C20−アルコールノ脂肪アルコール混合物及び
鉱油からの重量比14:10:6の混合物25.5部を
70’Cに加熱し、微粒状白亜(平均粒径は粒子の96
%が1μm以下)5部と混合する。この混合物を水67
.5部中に実施例1に記載の乳化剤2部を溶解含有する
水溶液695部中に混合乳化させる。油相の平均粒径が
3.5μmである水中油型エマルジョンが得られる。こ
れは前記方法による消泡剤としての効力試験において、
194m”の発泡値を示す。
実施例4 CI6〜C26−脂肪酸のグリセリントリエステル、0
16〜020−アルコールノ脂肪アルコール混合物及び
鉱油からの重量比14二10:6の混合物15.5部を
70℃に加熱し、粒子の96%が1μm以下の平均粒径
を有する白亜15部とよ(混合する。この混合物を水6
7.5部中の実施例1に記載の乳化剤2部の溶液695
部中に直接に乳化させる。油相の平均粒径が6.5μm
である水中油型エマルジョンが得られる。これは前記方
法による消泡剤としての効力試験において、187cI
n20発泡値を示す。
実施例5 C1゜〜Cta−脂肪酸のグリセリントリエステル、C
11l〜C20−アルコールの脂肪アルコール混合物及
び鉱油からの重量比14:10:6の混合物15.5部
を70℃に加熱し、平均粒径が0.2ttmの硫酸カル
シウム15部とよ(混合する。この混合物を実施例1に
記載の乳化剤2部を溶解含有する水溶液695部中に混
合乳化させる。油相の平均粒径が6μmの水中油型エマ
ルジョンが得られ、これは前記方法による消泡剤として
の効力試験において、196部m20発泡値を示す。
実施例6 CI6〜C26−脂肪酸のグリセリントリエステル、C
I6〜C,、−フルコールのアルコール混合物及ヒ鉱油
からの重量比14:10:6の混合物15゜5部を80
℃に加熱し、平均粒径が0.5μmのメルク15部とよ
く混合する。この混合物を実施例1に記載の乳化剤2部
を溶解含有する水溶液695部中に乳化させる。油相が
6μmnの平均粒径を有する水中油型エマルジョンが得
られ、これは前記方法による消泡剤としての試験にお℃
・て186cm2の発泡値を示す。
実施例7 C16〜C26−脂肪酸のグリセリントリエステル、C
I6〜C20−アルコールの脂肪アルコール混合物及び
鉱油からの重量比14:10:6の混合物15.5部を
70℃に加熱し、平均粒径が1μm以下の微結晶セルロ
ース15部とよく混合する。
この混合物を実施例1に記載の乳化剤2部を陰有する水
溶液695部中に乳化させる。油相が4μmの粒径を有
する水中油型エマルジョンが得られ、これは前記の方法
による消泡剤としての効力試験において、200 cm
20発泡値を示す。
実施例8 CI6〜Cl11−脂肪酸のグリセリントリエステル、
CI6〜C20−アルコールの脂肪アルコール混合物及
び鉱油からの重量比14:10:6の混合物15.5部
を80℃に加熱し、平均粒径が5μmの市販普通の架橋
殿粉15部と共に均質化する。
得られた混合物を実施例1に記載の乳化剤2部を溶解含
有する水溶液695部中に乳化させる。
油相の粒径が8μmの水中油型エマルジョンが得られ、
これは消泡剤としての効力試験において、179 cm
20発泡値を示す。
実施例9 C1゜〜C18−脂肪酸のグリセリントリエステル、と
実施例1に記載の乳化剤2部を溶解含有する水70部と
から成るエマルジョン100部に、30℃でカオリン(
粒子の94%が粒径1μm以下)6部を添加し、分散器
中で均質化する。
得られたエマルジョンの油相の粒径は6μmである。こ
のエマルジョンは前記の試験において、184crn2
0発泡値を示す。
実施例10 実施例9と同様に操作し、ただしカオリンを6部の代わ
りに12部(同じ品質のもの)添加する。油相の粒径が
6μmの消泡剤エマルジョンが得られ、これは前記の試
験において、186cm20発泡値を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水中油型エマルジョンが表面が疎水化されていない
    微粒状の実際上水不溶の不活性固形物質を含有し、エマ
    ルジョン中の油相が、(a)C_1_2〜C_2_6−
    アルコール又はオキソ合成又はチーグラー法により高い
    炭素数を有するアルコールを製造する場合に得られ、そ
    してさらにアルコキシル化されていてもよい蒸留残留物
    及び/又は(b)C_1_2〜C_2_2−カルボン酸
    の1価ないし3価のC_1〜C_1_8−アルコールに
    よる脂肪酸エステル及び所望により(c)沸点が200
    ℃以上の炭化水素又は12〜22個の炭素原子を有する
    脂肪酸を含有し、この油相がエマルジョンの5〜50重
    量%を構成し、そして平均粒径が25μm以下である水
    中油型エマルジョンを基礎とする消泡剤。 2、水中油型エマルジョンの非水性成分が、50〜99
    .9重量%の油相と、50〜0.1重量%の表面が疎水
    化されていない微粒状の実際上水不溶の粒径が20μm
    以下である不活性固形物質から成ることを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項に記載の消泡剤。 3、表面が疎水化されていない微粒状の実際上水不溶性
    の不活性固形物質として、カオリン、層状シリケート、
    白亜、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、二酸化
    チタン、酸化アルミニウム、二酸化珪素、サテンホワイ
    ト、微結晶セルロース、尿素−又はメラミン−ホルムア
    ルデヒド顔料及び/又は架橋殿粉又はその混合物を使用
    することを特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第2
    項に記載の消泡剤。 4、表面が疎水化されていない微粒状の実際上水不溶性
    の不活性固形物質を、まず後記の(a)成分及び/又は
    (b)成分及び所望により(c)成分と共に均質混合し
    、この混合物を水中に乳化することを特徴とする、水中
    油型エマルジョンが表面が疎水化されていない微粒状の
    実際上水不溶の不活性固形物質を含有し、エマルジョン
    中の油相が、(a)C_1_2〜C_2_6−アルコー
    ル又はオキソ合成又はチーグラー法により高い炭素数を
    有するアルコールを製造する場合に得られ、そしてさら
    にアルコキシル化されていてもよい蒸留残留物及び/又
    は(b)C_1_2〜C_2_2−カルボン酸の1価な
    いし3価のC_1〜C_1_8−アルコールによる脂肪
    酸エステル及び所望により(c)沸点が200℃以上の
    炭化水素又は12〜22個の炭素原子を有する脂肪酸を
    含有し、この油相がエマルジョンの5〜50重量%を構
    成し、そして平均粒径が25μm以下である水中油型エ
    マルジョンを基礎とする消泡剤の製法。 5、表面が疎水化されていない微粒状の実際上水不溶性
    の不活性固形物質を、水中の成分(a)及び/又は(b
    )及び所望により成分(c)のエマルジョン中に乳化す
    ることを特徴とする、水中油型エマルジョンが表面が疎
    水化されていない微粒状の実際上水不溶の不活性固形物
    質を含有し、エマルジョン中の油相が、(a)C_1_
    2〜C_2_6−アルコール又はオキソ合成又はチーグ
    ラー法により高い炭素数を有するアルコールを製造する
    場合に得られ、そしてさらにアルコキシル化されていて
    もよい蒸留残留物及び/又は(b)C_1_2〜C_2
    _2−カルボン酸の1価ないし3価のC_1〜C_1_
    8−アルコールによる脂肪酸エステル及び所望により(
    c)沸点が200℃以上の炭化水素又は12〜22個の
    炭素原子を有する脂肪酸を含有し、この油相がエマルジ
    ョンの5〜50重量%を構成し、そして平均粒径が25
    μm以下である水中油型エマルジョンを基礎とする消泡
    剤の製法。
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