JPS62170690A

JPS62170690A - 出窓の取付方法

Info

Publication number: JPS62170690A
Application number: JP1267086A
Authority: JP
Inventors: 藤井　貴雄; 横田　明宏; 横峯　良幸; 加藤　信義
Original assignee: Alna Koki Co Ltd
Current assignee: Alna Koki Co Ltd
Priority date: 1986-01-23
Filing date: 1986-01-23
Publication date: 1987-07-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の利用分野・対象）この発明は、建造物１体の古い窓枠を該躯体から撤去す
ることなく残存せしめ、これに新しい窓枠、特に出窓を
取付けるようにした改悪方法に関する。

（従来技術）従来から、例えば特開昭５５−３２８１１号に示される
ように、建造物躯体から古い窓枠を撤去することな（残
存せしめ、これに予め枠組してなる出窓ユニットを取付
けるようにした出窓の取付方法が提案されているが、出
窓は一般の平面窓と異なり、全体形状が立方体からなり
、嵩張っており、かつ重量が重い特徴を持っている。し
たがって上記従来例のように予め枠組してなる出窓ユニ
ットを室外側から建造物躯体に取付けるためには大がか
りな足場枠と持上げ装置を備えなければならず、当然に
施工費の高騰を招く難点がある。

（発明が解決しようとする問題点）上述のような難点を有するのは、出窓ユニットが嵩張り
、かつ重量が徂いからであり、したがってこの発明は出
窓ユニットをその居住利用空間を犠牲にすることなく、
コンパクトにかつ軽量な状態で建造物輻体に取付けるこ
とができるようにすることを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段）上記目的を達成するために、この発明は、予め屋根部の
ない出窓ユニッ）１を、建造物躯体２の古い窓枠３の開
口部４を挿通することが可能な大きさに枠組し、この出
窓ユニット１を、古い窓枠３を覆うようにして、かつ建
造物躯体２に取付けてある古いひさし５を利用して、こ
れを出窓ユニット１の屋根部６となるようにして古い窓
枠３に取付けるようにした構成を採用するものであり、
さらにその実施態様として出窓ユニットに該ユニットを
古い窓枠に仮止めするための仮止め用係合部Ｉ３を設け
ると共に、古い窓枠にその被係合部１４を設けてなる構
造を採用するものである。

（作　用）一般の出窓ユニットではその屋根部の全体に占める割合
はかなり高く、したがって屋根部のない出窓ユニットは
、コンパトクに、がっ軽量に枠組され、例え建造物躯体
の古い窓枠の開口部を挿通することが可能な大きさに枠
組されても屋根部のない出窓ユニットのみを挿通すれば
よいからその居住利用空間を犠牲にすることがない。さ
らに建造物躯体に取付けてある古いひさしを利用して、
これを出窓ユニットの屋根部となるようにしであるため
、屋根部を別設する工程が不要となる。

（実施例）第４図に示すように、高層建造物の各階の建造物躯体２
には古い平面窓７が設けられ、その上部室外側にはそれ
ぞれ古いひさし５が一体に突設されており、このうち古
い平面窓７の窓障子（図示せず）は取り外され、建造物
躯体２に一体に固着されている古い窓枠３は建造物躯体
２より１紗去することなく残存せしめられている。

この発明は、古い窓枠３の開口部４を通して室内側より
、第１図ａ及び第１図すに示すように出窓ユニットｌを
室外側に張出して取付け、その上部に屋根部６を、下部
に窓受台８を設けた出窓９が建造物躯体２に取付けられ
るようにしたものである。

即ち、まず第２図及び第３図に示すように、出窓前面部
側の左右縦枠１０ａ、１０ｂ、前面部側上下積枠ＩＱｃ
、１０ｄ、出窓基部側の左右縦枠１１ａ、　ｌｌｂ　。

基部側上下横枠１１　ｃ　、　１１　ｄを通常のビス止
めによって枠組すると共に、前面部側及び基部側の下積
枠１０ｄ、ｌｉｄを略船底形状をした箱棒状の窓受台８
にビス１２などにより固着することによって出窓ユニッ
トｌを形成する。

この出窓ユニフ）１の窓受台８の基部側両端部には断面
略Ｔ字状の仮止め用係合金臭１３が溶接等によって突設
され、これに対応して古い窓枠３には前記係合金具１３
が係合する仮止用被係合孔１４が穿設されている。

また出窓ユニットｌの前面部上横枠ｆｏｅには室外側化
粧額縁１９を一体に設けた断面路上向きコ字状の上梓用
取付金物１５がボルト・ナラＨａによって固着される。

さらに第３図に示すように基部側の左右縦枠１１ａ。

１１ｂには、これら縦枠に設けた係合溝１７．１７に断
面略Ｔ字状の縦枠用取付金物ｔａ、　ｔｓが縦方向に移
動調整可能に取付けられている。

この出窓ユニットｌの枠組と縦枠用取付金物１日及び仮
止め用係合金具１３の出窓ユニット１への固着作業は、
工場生産または取付現場において、窓開口部４に嵌め入
れる前に行われるものとするが、好ましくは化粧額縁蓋
用の上枠用取付金物１５をも予め前面部側上横棒１０Ｃ
に固着するものとする。

さらに上記構成よりなる出窓ユニットｌの上下縦幅及び
左右横幅は、第２図及び第３図に示すように古い窓枠３
の上下横枠３ａ、　３ｂ及び左右縦枠３ｃ。

３ｄの対向間隔１．．１１２によって形成される開口部
４（第４図）を通して室内側から室外側に嵌め入れるこ
とができる大きさに枠組されることが肝要であるが、出
窓ユニットｌの大きさは必ずしも上記対向間隔Ｊ、、ｆ
２内にある必要がなく、例えば倹純式などで嵌め入れる
ことができれば上記対向間隔より大きな縦横幅の出窓ユ
ニットｌであってもよい。

そして、窓開口部４を通して室内側から室外例に嵌め入
れた出窓ユニット１は、まずその仮止め用係合金具１３
を古い窓枠３の被係合部１４に係合させて該ユニットｌ
が室外側に脱落しないよう古い窓枠３に仮止めしておく
。しかる後出窓ユニットｌの窓受台８と古い窓枠３の下
横枠３ｂとをボルト・ナツト２０で固着し、左右縦枠用
取付金物１８を古Ｇ）窓枠３の左右縦枠３ｃ、　３ｄに
ビス２１止めし、上枠用取付金物１５を、ひさし５に予
め植込まれているアンカーボルト２２（商品名ホールイ
ンアンカー）に、補助金物２３を介してビス２４止めす
ることによってひさし５が出窓ユニットｌの屋根部６と
なって建造物躯体２に堅固に取付けられる。

しかる後、地板２５、天板２６、化粧壁材２７、室内側
化粧額縁２８及び引戸または嵌殺し窓などの窓障子２９
が取付けられてなるものである。

（効　果）この発明によれば、平面窓に比べて嵩張り、かつ重量的
に重いにもかかわらず出窓を室内側から建造物躯体に取
付けることができ、足場枠や持上げ装置を設ける必要が
ないから施工費が格段に安くなる。

またこの発明によれば、古い窓枠を建造物躯体より撤去
することなく、これを覆うようにして新しい出窓ユニッ
トを取付けるようにしであるため、古い窓枠のハツリ作
業を必要とせず、それだけ作業が容易であり、かつ外観
上の体裁を…なうことがない。

さらにまたこの発明によれば、出窓ユニットの屋根部を
別設する必要がないので、その製作費を軽減でき、一層
安価に取付けることができると共に、建造物躯体に一体
に設けられ、出窓ユニットの屋根部としたひさしに、出
窓ユニットの一部を支持させることができるため、堅固
に出窓を取付けることができる。

なおまたこの発明の実施態様によれば、出窓ユニットを
窓開口部より室外側に挿通させて古い窓枠に固着するに
当たって、予め出窓ユニットに設けた仮止め用係合部を
古い窓枠に設けた被係合部に仮止めしておくことができ
るため、出窓ユニットを古い窓枠から不側に脱落させる
ことがなく、安全に取付けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ及び第１図すは、この発明の取付方法によって
取付けられた出窓の外観正面図及び側面図、第２図は同
縦断側面図、第３図は同横断平面図、第４図は建造物躯
体の概略縦断面図である。ｌ・・・出窓ユニット、２・・・建造物躯体、３・・・
古い窓枠、４・・・開口部、５−・・古いひさし、６・
・・屋根部、１３・・・仮止め用係合部、１４・・・被
係合部。出願人　　株式会社　環総合設針同　　　　アルナエ機株式会社４図Ｌ４

Claims

【特許請求の範囲】１、予め屋根部のない出窓ユニットを、建造物躯体の古
い窓枠の開口部を挿通することが可能な大きさに枠組し
、この出窓ユニットを、古い窓枠を覆うようにして、か
つ建造物躯体に取付けてある古いひさしを利用して、こ
れを出窓ユニットの屋根部となるようにして古い窓枠に
取付けるようにした出窓の取付方法。２、前記出窓ユニットに仮止め用係合部を設けると共に
、古い窓枠にその被係合部を設けてなる特許請求の範囲
第１項記載の出窓の取付方法。