JPS62169315A - 超薄型変成器の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く本発明の技術分野〉 本発明は軽ａかつ超薄型変成器の製造方法に関する。

く従来技術とその問題点〉 従来より生産されている小型変成器１は第１図（Ｆ３）
に示づようｌｋ巻線用のボビン２に一次巻線３、二次巻
線４を巻回し、一次を線の巻ぎ始め、巻き終りを一次端
子３ａ．３ａ　′二次を線の巻き始め、巻き終りを二次
端子４ａ，４ａ　′にそれぞれハンダ付けし、ボビン２
の中央孔部２ａに第１１覆（（ン）に示すような１モ型
に成型されたケイ素！ｌ４楡の鉄芯コア−５の中央凸部
５ａを１枚つづ必要枚数まで積層するように吹挿し、Ｆ
型の開欣部に■型のケイ素鋼板の１ス芯コア−６をＶｉ
ＦＡずるように文句に接合して磁路を゛開成りるように
し、テープ、金具、金属バンド等７で鉄芯」ア−５，６
を固定し、その後絶縁用ワニス、ワックス、樹脂等を含
浸し、第１図（Ａ）に示Ｊような小型変成器コーを完成
させていた。

また、他の小型変成器上にあっては、用いる鉄芯コアー
に第１図（Ｄ）に示ずようなＦ・１型又は、Ｅ−Ｅ型に
成型したフェライトコアーを用いることもある。

しかしこのような従来の小型変成器１にあっては、ケイ
素鋼板を多数枚用いるものは、このコアーを一枚つづ嵌
挿して積層しなければならず、多くの工数と熟練を必要
とし、かつフェライトコアーを用いる小型変成器と共に
、そのコアーの形状からみである程度の高さと容積とを
満足覆る大ぎさでないと変成器としての満足する特性が
得られないものであった。

従って、これらはいづれも印刷配線基板に用いる部品と
しては、少なからず背丈の高い部品であり、かつ薄型に
なり難い部品であって超薄型部品が要求される増幅器、
高周波ブースター、インク−ホーン、事務用機械器ｆＡ
類用の低周波、高周波用変成器、電源用変成器等として
は使用できないという欠点を有していた。

〈本発明の目的〉 本発明は、係る上記の従来の小型変成器における欠点に
鑑みイよされたものであって、超薄型変成器が要求され
る増幅器、高周波ブースター、インターホーン、事務用
機械器類用の低周波、高周波用変成器、電源用変成器等
に利用することができる超薄型変成器を提供することを
目的とする。

〈本発明の構成〉 そこで本発明は、中央孔部を右し、巻線を巻回しボビン
のト・下板は上・下コアーが嵌着される部分を凹状に切
欠き嵌合部とした超薄型ボビンと、所望の面積を有し複
数枚が市ねられていて内側に折り曲げた前縁を持ち、こ
の前縁は交豆に咬み合うようにした略コ字状のケイ素鋼
板のコアーと、このケイ素鋼板のコアーの前記内側に折
り曲げた前縁を前記ボビン中央孔部にて左右側より２個
のコアーを嵌挿し、このコアーを機械的に圧力を加え圧
締又は接着剤にて接着するようにしたことを特徴とした
構成の超薄型変成器である。

く本発明の実施例〉 以下、本発明の実施例を図面とともに詳述する。

第２図（Ａ）は本発明による超薄型変成器のボビン二を
示１斜祝図、第２図（Ｂ）はボビンＬ匹のＢ−Ｆ３線断
面図である。

図において、ボビン１０は上・下ボビン板１２ａ、１２
ａ　−を支持枠１３によって接合し、このボビン１０の
中央部にはコアーが嵌合される孔部１１を設ける。更に
ボビン１０のト・下ボビン板１２ａ、１２ａ−には中央
孔部１１に対して後述覆るコアーの平面部が嵌着される
凹状の切欠き嵌合部１２ｂ、１２ｂ　′を設ける。上・
下ボビン板１２ａ、１２ａ　”によって挾囲される空間
１２ｃに」イル−次巻線、二次巻線１７が巻回される。

この各巻線の巻き始めと巻ぎ終りは端子１４ａ。

１４ｂ・・・・・・・・・・・・にハンダ付（プされ超
薄型ボビン１旦９工稈は完了Ｊる。

次に」ア−ＬＬはケイ素鋼板を第３図（Ｂ）に示すよう
に複数枚を重ね合わせて所望の面積１５ａ、１５ｂ、１
５ｂ　”を有し、がっ、コ字状ニジ、その先端部は内側
に折り曲げた前縁部１６ａ。

１６ｂを持つように成型覆る。コアー１５はボビン１０
のヒ・下ボビン板に設けた切欠ぎ嵌合部１２ｂ、１２ｂ
−に嵌合するように前縁部１６ａ。

１６ｂ部は開口した形状にしておく。また、内側に折り
曲げた前縁部１６ａ、１６ｂは第３図（Ａ）に示すよう
にボビン１０に嵌合したのち機械的に圧力を加え圧締又
は接着剤にて接着する方法によって接合されるが、この
前縁部１６ａ、１６ｂの接合面１６ｃは第３図（Ｂ）に
示Ｊようにフラットにする場合らあれば、第３図（Ａ）
に示１ように接合面を１枚づつずらして咬み合ゎヒ゛る
ような形状のもので６よい。

本発明による超薄型変成器は、第４図に示すようイ【組
＼″１方法によって第５図に示づ完成図のように完成覆
る。

即ち、−次巻線、二次巻線１７が巻回されたボビン二に
一方向片側のコアー１５を機械的に圧力を加え圧締又は
接着剤にて接盾し配設した後、他方向片側（図面°Ｃは
左側）のコアー１５を機械的に圧力を加え圧締又は接着
剤にて接着して配設し完了する。

この後金属バンド等にてコアー１５ｅ固定してコイルに
ワニス、ワックス、樹脂等を含浸して完成する。

く本発明の効果〉 本発明の超薄型変成器は一方向性の磁性＋Ａ利を使用ず
ればより一層良好な変成器特性が得られる。

更に、本発明の実施例のコアーによれば一ケ所だけが切
れて開口している口字状であるので、導磁率の損失が少
なく効率よい変成器を得ることができる共に、コアー話
め作業が簡単であるという利点を有する。

このようにして完成し１〔超薄型の変成器は厚さ４、２
　ｍ／ｍ、横幅３５　ｍ／ｍ、＋’＋ｎ後幅２２１／ｍ
の変成器が得られた。

従って、超薄型部品が要求される増幅器、高周波ブース
ター、インターボーン、事務用機械器類用の低周波、高
周波用・電源用のｌｊ３薄型変成器として充分使用する
ことが可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）は従来の小型変成器を説明するための斜視
図、第１図（１３）は第１図（Ａ＞におけるＡ−Ａ線断
面図、第１図（Ｃ）　　（ｒ））は従来の変成器に用い
られているコアーの例を説明するための斜視図、第２図
（Ａ＞　　（Ｒ）は本発明の超薄型変成器に用いられる
ボビンを説明するための斜視図及びＢ−Ｆ３線断面図、
第３図（Ａ）（Ｆ３）は本発明の超薄型変成器に用いら
れるコアーを説明するための斜視図、第４図は本発明の
超薄型変成器の組立方法を説明するための組立図、第５
図は本発明による超薄型変成器の完成図を示す斜視図で
ある。 １・・・・・・・・・・・・小型変成器、２・・・・・
・・・・・・・小型ボビン、３．４・・・・・・小型変
成器：の一次、二次巻線、５．６・・・・・・小型変成
器のコアー、７・・・・・・・・・・・・小型変成器の
固定金具、８．９・・・・・・フェライトコアー、１０
・・・・・・・・・超薄型変成器用ボビン、１１・・・
・・・・・・中央孔部、 １２・・・・・・・・・上・下ボビン板、１３・・・・
・・・・・支持枠、 １４・・・・・・・・・端子、 １５・・・・・・・・・ＭＡ薄型変成器用コアー、１６
・・・・・・・・・コアーの前縁部、１７・・・・・・
・・・巻線。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）中央孔部を有し巻線を巻回するボビンと、所望の
   面積を有し、かつ、内側に折り曲げた前縁を持つ断面コ
   字状に成型したケイ素鋼板を複数枚積み重ねたコアーと
   、該コアーの前記前縁を前記ボビンの中央孔部に嵌合し
   たことを特徴とする超薄型変成器の製造方法。
2. （２）前記ケイ素鋼板のコアーの前記内側に折り曲げた
   前縁は交互に咬み合せるようにしたことを特徴とする前
   記特許請求の範囲第１項記載の超薄型変成器の製造方法
   。
3. （３）前記ボビンの中央孔部に嵌合する前記コアーは左
   右両側より２個向き合わせて嵌合するようにしたことを
   特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載の超薄型変成
   器の製造方法。
4. （４）前記ボビンの中央孔部に嵌合する前記コアーの前
   記前縁部は最初開き加減に成型し、該コアーを嵌挿した
   後、機械的に圧力を加え圧締又は接着剤にて接着するこ
   とを特徴とする前記特許請求の範囲第１項記載の超薄型
   変成器の製造方法。