JPS6216881A - ア−ク溶接方法 - Google Patents

ア−ク溶接方法

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Publication number
JPS6216881A
JPS6216881A JP15472585A JP15472585A JPS6216881A JP S6216881 A JPS6216881 A JP S6216881A JP 15472585 A JP15472585 A JP 15472585A JP 15472585 A JP15472585 A JP 15472585A JP S6216881 A JPS6216881 A JP S6216881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
arc
short circuit
arc voltage
short
Prior art date
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Pending
Application number
JP15472585A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyuki Sekino
関野 昭幸
Hiroyuki Takaoka
高岡 弘幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6216881A publication Critical patent/JPS6216881A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、消耗式電極を用いたアーク溶接ロボットま
たは自動溶接装置におけるアーク溶接方法に関する。
[従来技術とその問題点] 消耗式電極を用いたアーク溶接ロボット或いは自動溶接
装置による溶接において、第7図に示すように、母材1
、特に薄板において、仮付けのための肉盛りビード2が
あると、溶接後の溶接ビード3表面も盛り上がり見苦し
くなる。又、第8図で示すように、溶接箇所が仮付け2
部を通過するとき、仮付けど一ド2の後方部位Aに図示
する矢印の向きに溶融金属が流れやすいためA部に溶融
金属が多くたまりやすく、このA部において、通常、最
も溶落ち等の溶接欠陥が発生しやすくなるといった問題
があった。
[発明の目的〕 この発明は上述した問題点をなくすためになされたもの
であり、ショートアーク領域で溶接を行なう比較的脚長
の小さい分野で問題となるビード高さの不連続及び溶落
ち等の溶接欠陥をなくしたアーク溶接方法を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] この発明によるアーク溶接方法は、消耗式電極と溶接母
材間で短絡及びアーク発生の繰り返しにより溶接を行な
う自動溶接装置に、短絡周期を検出する短絡周期検出手
段と、アーク電圧を検出するアーク電圧検出手段とを備
え、短絡周期が一定割合を越えて増大傾向にあり、かつ
、アーク電圧が所定値より低下したときにアーク電流を
低減させるか、若しくは溶接速度を上げることを特徴と
する。
[発明の要点コ 溶接中のアークの短絡周期とアーク電圧を監視し、短絡
周期の増大傾向とアーク電圧の低下傾向が発生した時、
そこに仮付はビードがあると判断し、一定割合で溶接電
流を下げるか、或いは溶接速度を上げ、仮付はビード部
の余盛高さを一定に保つとともに、前記した箇所での溶
落ち等の溶接欠陥を防止している。
第3図は、ショートアーク領域でのアーク電圧波形を示
していて、ここで短絡周期とはアークが発生した再アー
クから短絡に至るまでの時間であり、毎回の短絡周期を
測定し、多数回Nの短絡周期の平均値Tdと、それより
少数回の短絡周期の平均値TCとの比Tc/Tdがあら
かじめ設定した値Bよりも大きくなったとき(Tc/T
d≧B)、短絡周期の増大傾向と判定している。
第4図(A)、(B)は時間経過に伴なう短絡周期及び
アーク電圧の変化を示したグラフであり、面記仮付は部
を通過するとき、短絡周期は増大する傾向を示すが、そ
の短絡周期のピークは仮付は部を通過する後半になって
いる。この仮付は部を通過する時間は、仮付けの大きさ
と、溶接速度にもよるが、せいぜい400〜600m5
ec程度であり、しかも、短絡周期のピークは、この検
出回路にしゃ断層波数f0が5Hzのローパスフィルタ
を用いているので、仮付は部を通過する後半になってい
るが、このピークに至る前に溶接電流及び溶接速度を制
御する必要がある。これはもう一つの検出要素である電
圧低下による誤検知を避けるためである。また、前記B
の値は小さくする程、より早く短絡周期の増大を検知す
ることができる。
第5図は母材l上に沿って行なわれるアーク溶接を示し
ていて、溶接ワイヤ4のアーク5のアーク長克は、仮付
はビード2部において短くなり、そのアーク電圧も第4
図(B)で示したように低下する。
これは、溶接電源には定電圧特性のものを用いており、
アークの自己制御特性により溶接ワイヤ4の突出長がか
わっても、一定のアーク長(一定のアーク電圧)に落ち
着くが、仮付はビード2部を通過するような短時間では
前記アークの自己制御特性が追従しないからである。
さて、アーク電圧の低下を有効に検知する方法であるが
、まず、短絡周期の大小とアーク電圧波形の関係を見る
と、第6図のようになる。実線は短絡周期が短へ)場合
であり、破線は短絡周期が長い場合のアーク電圧を示し
ている。つまり、アーク電圧は、再アーク後の高い電圧
から電圧が低下して、ある一定値Vに落ち着き、この一
定値は短絡周期にはほとんど関係しないということであ
り、このことから、短絡前の一定時間を内のアーク電圧
は、短絡周期にほとんど関係しない値となる。
しかも、この値はアーク長に密接に関係している値であ
るから、この電圧値Vにより仮付は部を正確に判断する
ことができる。しかも、好都合なことに、溶落ちの際に
は、余盛がまずゼロになり、マイナスになって、溶融池
が低下する傾向にあり、仮付は部と逆にアーク電圧は増
大傾向にあるから、溶落ちを仮付けと判断することはな
い。尚、実際には、第6図で示したアーク電圧はばらつ
くため、短絡前の一定時間内で積分してからサンプリン
グし、又、1回の短絡周期でのアーク電圧だけで判断せ
ず、同周期かの傾向で判断している。
[実施例〕 第1図は上述した制御をなすための1実施例を示すブロ
ック図である。
溶接電源10による溶接ワイヤ11と母材12間のアー
ク電圧は、短絡検知部13及び遅延回路I4に入力され
る。この短絡検知部13は、アーク電圧から短絡を検知
する毎にカウンタ15にパルスを送出する。カウンタ1
5は、発振回路16のクロックパルスに従って、前記パ
ルスが入力される毎にカウントを開始し、カウントされ
た値は短絡周期として、ラッチ回路17にラッチされる
ラッチ回路17にラッチされたカウント値は短絡検知部
13からの短絡検知信号に従って、CPU(中央処理装
置)+8に送出されるとともに、カウンタI5はクリア
ーされ、再びカウンタ15は次の短絡周期をカウントし
ラッチ回路17にラッチし、CPU18には短絡周期が
次々に入力される。
一方、遅延回路14に入力されたアーク電圧は、この遅
延回路14にて既述した一定時間りだけ遅延した後、積
分回路I9で積分され、この積分値はサンプルホールド
回路20に入力される。サンプルホールド回路20は、
短絡検知部I3からの短絡検知信号が入力される毎にサ
ンプリングを開始する。従って、サンプルホールド回路
20により、サンプリングされる信号は、各短絡時より
一定時間tの前の信号であり、既述したように安定した
アーク電圧Vである。サンプリングされた信号は、逐次
A/D変換器21によりデジタル変換され、CPU1B
に人力される。
このようにして、測定された各回毎の短絡周期と、デジ
タル変換化されたアーク電圧は、CPUl5内のROM
(リードオンメモリ)に従って、以下に示す演算処理が
なされる。
CPU18は、逐次入力される短絡周期を読み取り、N
回の短絡周期を平均した値Tdと、前記N回より少いn
回の短絡周期を平均した値Tcとの比TC/Tdがあら
かじめ設定した値Bより大きくなったときで、かっ、読
み取ったアーク電圧Vか平均値V。よりあらかじめ設定
した割合だけ低下した傾向がある回数連続した時、溶接
ワイヤによるアーク溶接が仮付は部を通過中と判断し、
制御部22に信号を出力する。溶接電源lOは、制御部
22からの制御信号により、前記仮付は部を通過する時
間だけ溶接電流を所定値低下させ、或いは溶接速度を所
定値上げる処理をする。
第3図は、上述した制御により溶接したときの溶接ビー
ド3を示していて、余盛り高さの不均一と仮付は部2通
過後の溶落ちを防止することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、溶接母材に仮付けの
ための肉盛ビードを短絡周期及びアーク電圧の変化によ
り検知すると、直ちに溶接電流又は溶接速度を制御して
仮付は部の余盛り高さを均一化するとともに、前記仮付
は部通過後における溶落ちを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施例における制御部のブロック
図、第2図は、第1図の制御部を用いて溶接した場合の
溶接ビードを示す断面図、第3図はアーク電圧の波形図
、第4図(A)、 (13)は仮付は部を通過するとき
の短絡周期とアーク電圧の変化を示す図、第5図は仮付
は部を通過するときのアーク長の変化を示す図、第6図
は短絡周期とアーク電圧を示す図、第7図、第8図は従
来の溶接による溶接ビードを示す断面図である。 IO・・・溶接電源、    13・・・短絡検知部、
14・・・遅延回路、    15・・カウンタ、16
・・・クロック発振回路、17・・・ラッチ回路、18
・・・CPU、      19・・・積分回路、20
・・・サンプルホールド回路、 2I・・・A/D変換器、  22・・・制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)消耗式電極と溶接母材間で短絡及びアーク発生の
    繰り返しにより溶接を行なう自動溶接装置に、短絡周期
    を検出する短絡周期検出手段と、アーク電圧を検出する
    アーク電圧検出手段とを備え、短絡周期が一定割合を越
    えて増大傾向にあり、かつ、アーク電圧が所定値より低
    下したときにアーク電流を低減させるか、若しくは溶接
    速度を上げることを特徴とするアーク溶接方法。
JP15472585A 1985-07-13 1985-07-13 ア−ク溶接方法 Pending JPS6216881A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102211239A (zh) * 2011-04-15 2011-10-12 南通三九焊接机器制造有限公司 基于dsp的数字化逆变式焊接电源控制系统
CN102794549A (zh) * 2011-05-27 2012-11-28 株式会社大亨 焊接装置

Cited By (3)

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CN102211239A (zh) * 2011-04-15 2011-10-12 南通三九焊接机器制造有限公司 基于dsp的数字化逆变式焊接电源控制系统
CN102794549A (zh) * 2011-05-27 2012-11-28 株式会社大亨 焊接装置
CN102794549B (zh) * 2011-05-27 2016-01-20 株式会社大亨 焊接装置

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