JPS6068165A - 溶接用電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は溶接電流値が設定した上下限の電流値の範囲を
逸脱するかどうかを監視する機能を備えた溶接用電源装
置に関するものである・従来例の構成とその問題点 従来、溶接電流値の上下限逸脱を監視するときには、第
１図に示すようなアナログ式の電値値に上限と下限を設
定するだめの針を設けて比較し表示していたが、精度が
悪い上、価格が高くかかるため、広く一般に用いられな
かった。

発明の目的 本発明はあらかじめ任意に設定した上下限電流値の範囲
を溶接電流が逸脱したとき、表示器に表示して警告する
ことにより、溶接の作業管理および品質管理を容易にす
ることを目的とするものである。

発明の構成 この目的を達成するだめに、本発明は、被溶接母材に流
れる溶接電流のアナログ平均値を検出する電流検出回路
と、この電流検出回路により検出されたアナログ電流値
をデジタル値に変換するＡ／Ｄ変換回路と、溶接電流値
の上限および下限を設定する設定回路と、前記Ａ／Ｄ変
換回路によシ変換されたデジタル電流値と設定回路によ
シ設定された上下限電流値を比較する演算回路とを設け
たものである。

この構成により、演算回路により、Ａ　／　Ｄ変換回路
より送られる溶接電流値と設定回路によって設定された
上下限電流値とを比較し、溶接電流が上下限の範囲を逸
脱したとき、表示器によって表示されることとなる。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例にき第２図により説明する。被
溶接母材１に流れる溶接電流が流れる線路に電流検出回
路２の電流検出器２ａを設けており、溶接電流値が電圧
値として検出され、増幅器２ｂによシ、Ａ／Ｄ変換回路
３の変換できる電圧に増幅される。Ａ／Ｄ変換回路３で
は電流検出回路２から送られたアナロク電圧をデジタル
値に変換する。本実施例では８ビツトのＡ／Ｄ変換器を
用い、デジタル値の１デジントあたｐ溶接電流２Ａに設
定し、５１０Ａまで測定できるようにしたまた、設定回
路４では、上限および下限の電流値を設定しており、演
算回路５の論理演算器５ａに送られる。論理演算器５ａ
はマイクロコンピュータよりなり、Ａ／Ｄ変換回路３か
ら送られたデジタル値（溶接電流値に相当する）と、設
定回路４から送られたデジタル値（上下限電流値に相当
する）とを比較し、溶接電流のデジタル値が上下限電流
のデジタル値の上限以上あるいに、下限以下の場合は、
出力器５ｂに信号を送り、これにより上限以上に々っだ
ときは表示器６の上限ランプ６ｄが、下限以下になった
ときは下限ランプ６ｂが点灯する。

第３図に論理演算器５ａの動作を表わすフローチャート
を示す。

ただし、溶接開始から一定時間は溶接電流値が不安定な
ため、表示はしないものとした。

発明の効果 り、上のように本発明によれば、簡単な回路により溶接
電流が上下限の範囲を逸脱したかどうかを表示すること
ができ、この溶接用電源装置の溶接電流値の上下限監視
機能により、溶接の作業管理および品質管理を容易にか
つ精度よくできるという、優れた効果を得ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のアナログ式の溶接電流の上下限値監視器
を示す平面図、第２図は本発明の一実施例による溶接用
電源装置を示すブロック図、第８゜図は同装置の要部の
動作を説明するだめの７０チヤートである。 １・・・・・・被溶接−母材、２・・・・・・電流検出
回路、３・・・・・・Ａ／Ｄ変換回路、４・・・・・・
設定回路、５・・・・・・演算回路、６・・・・・・表
示器。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図　ｌ ＼ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被溶接母材に流れる溶接電流のアナログ平均値を検出す
   る電流検出回路と、この電流検出回路により検出された
   アナログ電流値をデジタル値に変換するＡ／Ｄ変換回路
   と、溶接電流値の上限および下限を設定する設定回路と
   、前記Ａ／Ｄ変換回路により変換されたデジタル電流値
   と前記設定回路により設定された上下限電流値とを比較
   する演算回路を有し、前記演算回路において比較した結
   果、検出された溶接電流値が設定された上限電流値を越
   えた場合、または下限電流値に達しない場合、その旨を
   示す信号を出力することを特徴とする溶接用電源装置。