JPS62167920A - スライドレ−ル - Google Patents

スライドレ−ル

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JPS62167920A
JPS62167920A JP1039086A JP1039086A JPS62167920A JP S62167920 A JPS62167920 A JP S62167920A JP 1039086 A JP1039086 A JP 1039086A JP 1039086 A JP1039086 A JP 1039086A JP S62167920 A JPS62167920 A JP S62167920A
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rail
rails
resin layer
inner rail
guide portion
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有賀 將雄
Hiroshi Nitanda
二反田 宏
Masato Sugita
正人 杉田
Yoshimi Sugino
杉野 吉美
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YOUBEA LE-RON KOGYO KK
Canon Inc
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YOUBEA LE-RON KOGYO KK
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2物体を相対移動させるためのスライドレール
に関し、例えば電子写真複写機の移動する原r+Q 1
lili置台や移動光学系架台、又は本体装置から内部
の像形゛成機構を引き出すのに使用するスライドレール
に関する。
(従来技術) 電子写真複写機を例にとると、本体装置に対して移動す
る原稿載置台を支持案内するのにスライドレールが使用
されている。
従来の上記スライドレールの例を断面図を用いて第7図
に示す。このスライドレールは原稿載置台にねじ等で取
付けたアウターレール20と本体装置にやはりねじ等で
取付けたインナーレール22を有す。上記アウターレー
ル20はその両端が折り曲げられた部分21を有し、そ
の内側は軌道溝24を構成している。一方のインナーレ
ール22は上記アウターレール20の内側に配設され、
折り曲げられた部分23を有し、その外側は上記軌道溝
24に対向した軌道溝25を構成している。そして、両
軌道溝24・25の間には保持器27により保持された
複数の鋼球26が配設しである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記スライドレールは鋼球26の軌道溝でのころがりに
より、アウターレール20とインナーレール22とを相
対移動させている。このため両レール20・22の移動
にともなう摩擦係数がきわめて小さく、振動や移動に伴
う慣性力の影響を受は易い。そのためスピードにばらつ
きを生じたり過剰なし勤を導き易い。そのため画像部れ
や本体装置へ南軍を与えることになる。
更にアウターレール20の移動を円滑にするため、鋼球
にはグリース油を施すため、埃等の異物が付着し易く、
原稿を汚したりグリース油が固化して上記円滑な移動を
阻害することがある。また複数の鋼球をともなうため部
品点数が多く、組立てに手間がかかり、レールのコスト
も高くならざるを得なかった。
本発明は上記球を用いたスライドレールの問題点を解決
し、レールの移動そ安定化し、同時に製造コストの低減
を可能にすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決する本発明のスライドレールは、取付
はプレートの側端部が折り曲がり、更にその端部を内側
に折り曲がった形状のスライド案内部を形成するインナ
ーレールを、取付はプレートの側端部が折り曲がった形
状で、上記インナーレール′のスライド案内部に摺動可
能なスライド案内部を形成するアウターレールと、上記
インナーレール及びアウターレールの少なくとも一方の
スライド案内部の表面の合成樹脂層とを存し、両レール
が相対移動するものである。
なお、上記両レールの移動範囲を規制する構成としては
、上記各レールに凸状部を設け、両凸状部を当接させて
も良い。また、上記合成樹脂層は一方のスライド案内部
にのみ塗布しても良く、両案内部に塗布しても良い。
(作 用) 本発明のスライドレールは、インナーレール又はアウタ
ーレールの一方を本体装置に固定し、一方のレールを移
動の対象となる物体に固定する。
そして、移動する物体を固定した側のスライドレールが
、固定したレールに対して移動する。この様に両レール
は樹脂層を介して相対移動するため、適度な摺動抵抗を
生じ過剰な慣性力を生じることなく円滑に移動する。
(実施例) 以下、本発明のガイドレールの一実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図は本発明のスライドレールの斜視図、第2図は側
面図、そして第3図と第4図は断面図を示す。これら第
1図から第4図に示すように、細長い金属板を折り曲げ
ることでインナーレール1とアウターレール10は構成
される。インナーレール1は対象物に取付けるのに用い
られる平面状の取付はプレート2の両側端部3が折り曲
げられ、更にその端辺は内側に折り曲げられて案内部4
を構成している。
一方、上記インナーレール1を上からその一部を包み込
むように配設されたアウターレール10は、対象物に取
付けるのに用いられる平面状の取付はプレート11と、
上記案内部4に対応して折り曲げられた案内部12を構
成している。
そして、上記インナーレールlの案内部4に対向するア
ウターレール10の案内部12には、合成樹脂層13が
設けられており、この様な合成樹脂層13としては、熱
硬化性または熱可塑性のいずれの樹脂であってもよく、
たとえば、フェノール8J 脂、エリア樹脂、メラミン
樹脂、メラミン・フェノール共縮合樹脂、キシレン変性
フェノール樹脂、ユリア・グアナミン共縮合樹脂、アミ
ノ樹脂、アセトグアナミン樹脂、メラミングアナミン樹
脂、ポリエステル樹脂、ジアリルフタレート樹脂、キシ
レン樹脂、エポキシ樹脂、エポキシアクリレート樹脂、
シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、ポリテトラフルオロエ
チレン、クロロトリフルオロエチレン樹脂、テトラフル
オロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テ
トラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエ
ーテル共重合体、フッ化ビニリデン樹脂、エチレン−テ
トラフルオロエチレン共重合体、エチレン−クロロフル
オロエチレン共重合体、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデ
ン樹脂、ポリエチレン(低密度、高密度、超高分子!X
)、塩素化ポリオレフィン、ポリプロピレン、変性ポリ
オレフィン、水架橋ポリオレフィン、エチレン−ビニル
アセテート共重合体、エチレン−エチルアクリレート共
重合体、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリアミド、メタ
クリル樹脂、ポリアセタール、ポリカーボネイト、セル
ロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリウレタンエ
ラストマー、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリア
ミドイミド、アイオノマー樹脂、ポリフェニレンオキサ
イド、メチルペンテンポリマー、ポリアリルスルホン、
ポリアリルエーテル、ポリエーテルケトン、ポリフェニ
レンサルファイド、ポリスルホン、全芳香族ポリエステ
ル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、熱可塑性ポリエステルエラストマー、各種高
分子物質のブレンド物を挙げることができる。
また、両レールの摺動性を高めるために、これら樹脂に
更に周知の潤滑性を高める材料であるフッ素樹脂、カー
ボン又はグラファイトのうち少なくとも一種のものを混
合することが有効である。そして、これらの樹脂層は耐
久性を高めるのに焼付塗装とすることも有効である。
このように相対移動するインナーレール1とアウターレ
ール10は、合成樹脂層13と金属面の接触であるため
、摩擦係数が小さく両レールの相対移動に対して適度な
8動抵抗が発生し、例え移動時に大きな慣性力を生じて
もその力を吸収することも可能となる。
ところで、一般に相互に摺動する上記案内部の一方を金
属とし、他方を合成樹脂層とした場合、摺動による静電
気の発生はないと考えられた。
しかし、合成樹脂層として、フッ素樹脂15重量%、グ
ラファイト0%を充填剤とし、表面抵抗が1014Ω/
 c m”のポリイミド樹脂を移動側のレールの案内部
に30μm厚に塗布したところ1.第1表の比較例で示
すように、長時間の摺動運動を継続したところ、摩擦係
数が大きくなった。そこで樹脂層面を観察したところ、
雰囲気の埃が多量付若しており、その原因は摺動により
生じた静電力によるものと考えられる。
一方、第1表の実施例より明らかなように、表面抵抗が
107Ω/cm2および1011Ω/cm2の如ぎ小さ
な値の合成樹脂層を使用した場合、摩擦係数は安定し、
上記樹脂表面への埃の付着は比較的低く押えることがで
きた。
以上の結果から、案内部に設ける合成樹脂層は、その表
面抵抗が1011Ω/cm2以下にすることが好ましい
。しかし、樹脂層を薄くすることで上記抵抗値を設定す
ると、層自身の耐久性も低下する。よって、樹脂の体積
抵抗率による抵抗値で設定−・)−ることか好ましく、
そのための層厚としては20μm〜50μm程度が好ま
しい。
次に、上記インナーレール1とアウターレールlOとの
案内部についてみると、第4図に示すようにインナーレ
ール1のスライド案内部4における折り曲げによる2つ
の面が形成する角度αは、約45゛〜75“とすること
が好ましい。その理由は仮に45゛以下に設定すると、
水平方向の荷重に対する負荷能力か劣り、同時にレール
自身の剛性も低下する。そして更にアウターレール10
とによるはめ合いによる楔効果により円滑な相対移動が
不可能となる。
一方、上記角度が75゛以上になると、第4図に示すよ
うに両レールにより生じる上下方向の隙間aが大きくな
り、レールのり動にともない図中の上下方向へのがたつ
きとなり現われる。従って、このスライドレールを焦点
深度の浅いレンズを用いた複写機に適用した場合、画橡
ぼけを生じることになる。
上記隙間aを最小限に押える構成としては、両スライド
部4・12が形成する隙間すの程度により設定管理する
ことができる。ここで例えばインナーレール1をプレス
加工により作成する場合、鉄板の厚みに起因する許容誤
差を考f・5シて上記水平方向の隙間aの間隙を設定す
ることが好ましい。そして、プレス加工により上記イン
ナーレール1を形成しようどうすると、鉄板のもつ厚み
許容誤差のため上記隙間aの正確な設定が不可能となる
しかし、上記各レールを引き抜き成形法による場合はこ
の限りでなく、また、成形法に限らずレールを成形した
後、上記隙間すに調整用のフィルム等を配設して隙間a
を調整しても良い。
次に上記レールに設ける樹脂層の耐久性を上げる構成に
ついて説明する。
両し−ルト10は相対移動するため、特に樹脂層に対向
するレールの端辺の加工に注意する。
具体的な一例について第4図により説明すると、図の如
く樹脂層13に対向するレールの端辺3aを、この樹脂
層から離れる方向に折り曲げたり、又は樹脂層13を持
つレールの端辺11aを対向するレール3から離れる断
面形状とすることが好ましい。この場合、勿論レール3
に樹脂層を有していても、又はレール10にのみ樹脂層
を有する場合においても有効である。
最後に、上記両レールの移動範囲を規制する構成につい
て説明する。
本発明のスライドレールはインナーレールとアウターレ
ールを樹脂層を介して相対移動する構成であるため、両
レールに凸状の規制部材を設け、これら両者の凸部どう
しを当接するという簡易な構成で両レールの移動範囲を
規制することが可能になる。
因に従来の第7図の如く鋼球を用いたレールにおいては
、両レール間でこの鋼球の保持器27の移動を規制する
部材と、この保持器に対するレールの移動を規制する部
材が必要となり、構造の複雑さと移動範囲の設定におい
て高い精度を求めることが難しかった。本発明はこの点
においても従来の鋼球を用いたレールの問題点を解決し
ていると言える。
第5図は上記凸部の形成例を示す斜視図で、図の如くア
ウターレール10の一部を打ち抜いて凸部t”tを形成
している。インナーレール1についても同様にして凸状
部を形成し、レールの移動にともなう両レールの凸部の
当接により移動範囲を規制する。勿論、打ち抜きによら
ず鉄片等で形成した凸部を溶接等で固設しても良いし、
また、本体装置側や移動対象側に凸部を設けても良い。
第6A図と第6B図は本発明のスライドレール及び移動
範囲の規制部材の他の実施例を示すレールの断面図であ
る。
インナーレールの断面形状としては、図の如く取付はプ
レート2からスライド案内部4に至る折り曲げ部を簡易
化しても良い。規制部材の凸部14〜17は図の如くそ
れぞれ異なる角度に傾けて形成し、角度βで当接するこ
とで当接精1度を更に高めることが可能となる。なお、
図中凸部14・15はレースが第1図の方向に匝かれた
ときアウターレールの左移動範囲を規制するものであり
、凸部16・17は逆に右範囲を規制する。
このため、凸部15はレール1の左側端に寄って位置し
、凸部14は逆にレール10の右側端に位置する。一方
、凸部16はレール1の右側端に寄って位置し、凸部1
7はレールlOの左側端に位置する。そして、両端部の
対14・15と16・17とはレールの移動によって相
互に干渉しない位置に設けである。ここで、上記各凸部
14〜17の位置を第2図にΔ印により図示しておく。
(発明の効果) 以上のように本発明のスライドレールによれば、インナ
ーレールのスライド案内部をアウターレールのスライド
案内部が一部包むように支持し、その間には樹脂層が存
在して両レールが相対移動するため、その移動が円滑で
あるばかりでなく、レール相互間に適度の摩擦抵抗が生
じ、移動にともなう振動や慣性力の悪影響を受けること
が少なく、レールの移動速度を安定にできる。また、イ
ンナーレールのスライド案内部をアウターレールのスラ
イド案内部が包持しているため、取付はプレートを第2
図の如く水平にMいて使用しても、第2図の矢印で示す
下向き、又は上向きの両方向への力を受けることが可能
で、更に第3図の矢印の如く水平方向の荷重を受けるこ
とも可能である。そして、この様に包持したレールは位
置精度を高く保って移動可能なため、位置精度か要求さ
れる電子写真複写機の原積載匠用のレールとしても最適
である。そして、また、構造が極めて簡単なため、安価
で高精度で強度の高いスライトレールを提供することを
可能にした。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスライドレールの斜視図、第2図は同
レールの側面図、第3図は同レールの断面図、第4図は
同レールのスライド案内部の部分拡大断面図、第5図は
移動規制部材の一例の斜視図、第6A図と第6B図は本
発明のレール及び規従来の鋼球を用いたレールの部分拡
大断面図を示す。 図において、1はインナーレール、2は取付はプレート
、4はスライド案内部、10はアウターレール、11は
取付はプレート、12はスライド案内部、13は樹脂層
、14〜17は規制部材を構成する凸部を示す。 出願人  キ ヤ ノ ン 株 式 会 社洋ベア・ル
ーロン工業株式会社 第70

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)取付けプレートの側端部が折り曲がり、更にその
    端部が内側に折り曲がった形状のスライド案内部を形成
    するインナーレールと、取付けプレートの側端部が折り
    曲っがた形状で、上記インナーレールのスライド案内部
    に摺動可能なスライド案内部を形成するアウターレール
    と、上記インナーレール及びアウターレールの少なくと
    も一方のスライド案内部の表面の合成樹脂層とを有し、
    両レールが相対移動するスライドレール。
  2. (2)取付けプレートの側端部が折り曲がり、更にその
    端部が内側に折り曲がった形状のスライド案内部を形成
    するインナーレールと、取付けプレートの側端部が折り
    曲がった形状で、上記インナーレールのスライド案内部
    に摺動可能なスライド案内部を形成するアウターレール
    と、上記インナーレール及びアウターレールの少なくと
    も一方のスライド案内部の表面の合成樹脂層と、上記両
    レールの移動範囲を規制するためにこれら両レールに各
    々設けた凸状部とを有し、この凸状部どうし当接する範
    囲で両レールが相対移動するスライドレール。
JP61010390A 1986-01-20 1986-01-20 スライドレール Expired - Lifetime JPH07113373B2 (ja)

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