JPS6216783B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6216783B2 JPS6216783B2 JP23173682A JP23173682A JPS6216783B2 JP S6216783 B2 JPS6216783 B2 JP S6216783B2 JP 23173682 A JP23173682 A JP 23173682A JP 23173682 A JP23173682 A JP 23173682A JP S6216783 B2 JPS6216783 B2 JP S6216783B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- communication pipe
- heat
- hollow chamber
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 17
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 claims description 10
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 9
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 6
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 3
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 3
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N Ammonia Chemical compound N QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 229910021529 ammonia Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/12—Arrangements for cooling or lubricating parts of the machine
- B23Q11/126—Arrangements for cooling or lubricating parts of the machine for cooling only
- B23Q11/127—Arrangements for cooling or lubricating parts of the machine for cooling only for cooling motors or spindles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は例えば工作機械の複数の主軸等の軸
受部を冷却する多軸冷却装置に関するものであ
る。
受部を冷却する多軸冷却装置に関するものであ
る。
従来この種の装置としては第1図及び第2図に
示すものがあつた。これら各図において、1,1
1は工作機械の第1、第2の主軸装置であり、ス
パンPの間隔で配置されている。2,21は主
軸、3,31は軸受、4,41は軸受台、5,5
1はプーリ、6はベツドである。
示すものがあつた。これら各図において、1,1
1は工作機械の第1、第2の主軸装置であり、ス
パンPの間隔で配置されている。2,21は主
軸、3,31は軸受、4,41は軸受台、5,5
1はプーリ、6はベツドである。
次に動作について説明する。図示しない駆動用
電動機によりVベルトを介してプーリ5,51に
伝えられた回転力によつて主軸2,21を回転さ
せる。この時、主軸2,21と軸受台4,41と
の間に位置する軸受3,31は主軸2,21が円
滑に回転することを助ける目的をもつているが、
回転とともに軸受3,31は摩擦により発熱し温
度上昇する。軸受3,31に生じた熱量は軸受台
4,41に伝わり、ベツド6および周囲空気へ伝
熱して放熱する。この際に軸受台4,41は温度
上昇し、各部は熱膨脹による種々の熱変形・歪を
生じる。このため主軸2,21の位置が変動し、
被加工物を機械加工するときに加工精度が低下す
るという欠点があつた。さらに、相互間の主軸
2,31の位置の変動に差を生じると同時に複数
の加工を行なう際に相互の加工精度に差を生じる
という欠点があつた。
電動機によりVベルトを介してプーリ5,51に
伝えられた回転力によつて主軸2,21を回転さ
せる。この時、主軸2,21と軸受台4,41と
の間に位置する軸受3,31は主軸2,21が円
滑に回転することを助ける目的をもつているが、
回転とともに軸受3,31は摩擦により発熱し温
度上昇する。軸受3,31に生じた熱量は軸受台
4,41に伝わり、ベツド6および周囲空気へ伝
熱して放熱する。この際に軸受台4,41は温度
上昇し、各部は熱膨脹による種々の熱変形・歪を
生じる。このため主軸2,21の位置が変動し、
被加工物を機械加工するときに加工精度が低下す
るという欠点があつた。さらに、相互間の主軸
2,31の位置の変動に差を生じると同時に複数
の加工を行なう際に相互の加工精度に差を生じる
という欠点があつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたものであり、第1、第2の
主軸装置を有効に且つ平均的に冷却することがで
きる多軸冷却装置を提供することを目的としてい
る。
去するためになされたものであり、第1、第2の
主軸装置を有効に且つ平均的に冷却することがで
きる多軸冷却装置を提供することを目的としてい
る。
以下、この発明の一実施例を第3図及び第4図
に基づいて説明する。第3図は機能系統を示すブ
ロツク図、第4図は断面側面図であり、これら各
図において、7,71は軸受台4,41の内部に
形成された環状の中空室、8,81は放熱装置で
あり、冷却フアン9,91により冷却されてい
る。10,101は中空室7,71と放熱装置
8,81をそれぞれ連通する第1の連通管、1
2,121は放熱装置8,81と第1の連通管1
0,101をそれぞれ連通する第2の連通管であ
る。13は第1の連通管10と第1の連通管10
1とを連通する第3の連通管である。
に基づいて説明する。第3図は機能系統を示すブ
ロツク図、第4図は断面側面図であり、これら各
図において、7,71は軸受台4,41の内部に
形成された環状の中空室、8,81は放熱装置で
あり、冷却フアン9,91により冷却されてい
る。10,101は中空室7,71と放熱装置
8,81をそれぞれ連通する第1の連通管、1
2,121は放熱装置8,81と第1の連通管1
0,101をそれぞれ連通する第2の連通管であ
る。13は第1の連通管10と第1の連通管10
1とを連通する第3の連通管である。
尚、中空室7,71および放熱装置8,81、
第1の連通管10,101、第2の連通管12,
121、第3の連通管13の内部を真空減圧後、
アンモニア、フロン等の作動液体がその内部に所
定量封入される。
第1の連通管10,101、第2の連通管12,
121、第3の連通管13の内部を真空減圧後、
アンモニア、フロン等の作動液体がその内部に所
定量封入される。
次に動作について説明する。軸受台4,41で
受熱した軸受3,31の熱量は中空室7,71内
のフロン等の作動液体を加熱して気化させる際に
蒸発潜熱として奪われ、気化したフロン等の蒸気
は自身の蒸気圧を利用して第1の連通管10,1
01を経て放熱装置8,81へ移動し、冷却フア
ン9,91により周囲空気により冷やされる。こ
のとき、フロン等の蒸気は凝縮して液体に戻る
が、凝縮潜熱を周囲空気に放出し、軸受3,31
の熱量を周囲空気へ放熱する。凝縮した作動液体
は第2の連通管12,121から第1の連通管1
0,101を経て重力を利用して軸受台4,41
の中空室7,71へ戻る。
受熱した軸受3,31の熱量は中空室7,71内
のフロン等の作動液体を加熱して気化させる際に
蒸発潜熱として奪われ、気化したフロン等の蒸気
は自身の蒸気圧を利用して第1の連通管10,1
01を経て放熱装置8,81へ移動し、冷却フア
ン9,91により周囲空気により冷やされる。こ
のとき、フロン等の蒸気は凝縮して液体に戻る
が、凝縮潜熱を周囲空気に放出し、軸受3,31
の熱量を周囲空気へ放熱する。凝縮した作動液体
は第2の連通管12,121から第1の連通管1
0,101を経て重力を利用して軸受台4,41
の中空室7,71へ戻る。
このような動作をくり返し行なうことにより、
軸受台4,41の熱量を放熱装置8,81に熱輸
送して効率よく冷却するようにしている。
軸受台4,41の熱量を放熱装置8,81に熱輸
送して効率よく冷却するようにしている。
ところで、軸受台4が他方の軸受台41に比べ
温度上昇(熱量)が大きくなると、軸受台4の中
空室7内の作動液体の蒸気化の際の蒸気量・圧
力・温度が他方に比べ大きくなる。従つて、より
大きな蒸発潜熱を奪い軸受台4をより大きく冷却
するとともに、軸受台4の中空室7より放熱装置
8だけでなく他方の放熱装置81へも連通管13
を経てより大きい圧力・温度の蒸気が流入する。
これにより、軸受台4側からみると他方の放熱装
置81へ第3の連通管13を経て流入する分だけ
放熱面積が増大し、冷却能力が高くなる。又、放
熱装置81では軸受台4の中空室7より流入した
温度の高い蒸気が軸受台41の中空室71より流
入した温度の低い蒸気と混合し、結果として軸受
台41の中空室71より流入した蒸気の温度が高
くなる。従つて、放熱装置81で凝縮液化した作
動液体の温度も高くなり、その高くなつた分だけ
軸受台41の温度上昇を増大している。
温度上昇(熱量)が大きくなると、軸受台4の中
空室7内の作動液体の蒸気化の際の蒸気量・圧
力・温度が他方に比べ大きくなる。従つて、より
大きな蒸発潜熱を奪い軸受台4をより大きく冷却
するとともに、軸受台4の中空室7より放熱装置
8だけでなく他方の放熱装置81へも連通管13
を経てより大きい圧力・温度の蒸気が流入する。
これにより、軸受台4側からみると他方の放熱装
置81へ第3の連通管13を経て流入する分だけ
放熱面積が増大し、冷却能力が高くなる。又、放
熱装置81では軸受台4の中空室7より流入した
温度の高い蒸気が軸受台41の中空室71より流
入した温度の低い蒸気と混合し、結果として軸受
台41の中空室71より流入した蒸気の温度が高
くなる。従つて、放熱装置81で凝縮液化した作
動液体の温度も高くなり、その高くなつた分だけ
軸受台41の温度上昇を増大している。
このような動作をくり返し行なうことにより、
両軸受台4,41の何れか一方の発熱量・温度上
昇が増大しはじめると、両軸受台4,41の温度
上昇差を小さく抑えるように働き、両軸受台4,
41が平均的に有効に冷却される。従つて、工作
機械においては軸受部の熱変形・歪を最少限に抑
えることができ、加工精度を向上させることがで
きる。
両軸受台4,41の何れか一方の発熱量・温度上
昇が増大しはじめると、両軸受台4,41の温度
上昇差を小さく抑えるように働き、両軸受台4,
41が平均的に有効に冷却される。従つて、工作
機械においては軸受部の熱変形・歪を最少限に抑
えることができ、加工精度を向上させることがで
きる。
なお、上記実施例では冷却フアン9,91を用
いた場合について述べたが、冷却フアン9,91
を用いず自然風冷してもよく、あるいは冷却源と
して冷却風以外の冷却水・油などを用いても同様
な効果が得られる。
いた場合について述べたが、冷却フアン9,91
を用いず自然風冷してもよく、あるいは冷却源と
して冷却風以外の冷却水・油などを用いても同様
な効果が得られる。
また、上記実施例では中空室7,71が軸受台
4,41にそれぞれ設けられた場合について述べ
たが、中空室7,71を軸受3,31と軸受台
4,41との間に設けるようにしてもよい。
4,41にそれぞれ設けられた場合について述べ
たが、中空室7,71を軸受3,31と軸受台
4,41との間に設けるようにしてもよい。
ところで、上記説明では主軸装置が2個の場合
について述べたが、3個以上の主軸装置の場合に
ついてもこの発明を適用し得ることができ、上記
実施例と同様な効果を奏する。
について述べたが、3個以上の主軸装置の場合に
ついてもこの発明を適用し得ることができ、上記
実施例と同様な効果を奏する。
この発明は以上説明した通り、軸受部内部に形
成され且つ作動液体が封入される環状の中空室
と、軸受部の熱量を放熱する放熱装置と、上記中
空室と放熱装置とを連通する第1の連通管と、上
記放熱装置と第1の連通管とを連通する第2の連
通管とをそれぞれ有し、同じ機械に装着される第
1、第2の主軸装置、上記第1の主軸装置の第1
の連通管と上記第2の主軸装置の第1の連通管と
を連通する第3の連通管を設け、軸受部の熱量を
中空室から放熱装置に熱輸送するようにしたこと
により、軸受部の熱量を速やかに奪い効率よく且
つ平均的にできるので、軸受部の熱変形・歪を最
少限に抑制し工作機械等の加工精度を向上できる
という実用上極めて大きな効果がある。
成され且つ作動液体が封入される環状の中空室
と、軸受部の熱量を放熱する放熱装置と、上記中
空室と放熱装置とを連通する第1の連通管と、上
記放熱装置と第1の連通管とを連通する第2の連
通管とをそれぞれ有し、同じ機械に装着される第
1、第2の主軸装置、上記第1の主軸装置の第1
の連通管と上記第2の主軸装置の第1の連通管と
を連通する第3の連通管を設け、軸受部の熱量を
中空室から放熱装置に熱輸送するようにしたこと
により、軸受部の熱量を速やかに奪い効率よく且
つ平均的にできるので、軸受部の熱変形・歪を最
少限に抑制し工作機械等の加工精度を向上できる
という実用上極めて大きな効果がある。
第1図及び第2図は従来の多軸冷却装置を示す
断面側面図、第3図及び第4図はこの発明の一実
施例による多軸冷却装置を示すブロツク図及び断
面側面図である。 図において、1,11は第1、第2の主軸装
置、4,41は軸受台、7,71は中空室、8,
81は放熱装置、10,101は第1の連通管、
12,121は第2の連通管、13は第3の連通
管である。尚、図中同一符号は同一又は相当部分
を示す。
断面側面図、第3図及び第4図はこの発明の一実
施例による多軸冷却装置を示すブロツク図及び断
面側面図である。 図において、1,11は第1、第2の主軸装
置、4,41は軸受台、7,71は中空室、8,
81は放熱装置、10,101は第1の連通管、
12,121は第2の連通管、13は第3の連通
管である。尚、図中同一符号は同一又は相当部分
を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軸受部内部に形成され、且つ作動液体が封入
される環状の中空室と、上記軸受部の熱量を放熱
する放熱装置と、上記中空室と上記放熱装置とを
連通する第1の連通管と、上記放熱装置と上記第
1の連通管の途中とを連通する第2の連通管とを
それぞれ有し、同じ機械に装着される第1、第2
の主軸装置、上記第1の主軸装置の第1の連通管
と上記第2の主軸装置の第1の連通管とを連通す
る第3の連通管を備え、上記作動液体の蒸発、凝
縮作用により、上記軸受部の熱を上記中空室から
上記放熱装置に輸送するようにしたことを特徴と
する多軸冷却装置。 2 中空室は軸受台に形成されたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の多軸冷却装置。 3 中空室は軸受台と軸受との間にに形成された
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の多
軸冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23173682A JPS59118356A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 多軸冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23173682A JPS59118356A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 多軸冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59118356A JPS59118356A (ja) | 1984-07-09 |
JPS6216783B2 true JPS6216783B2 (ja) | 1987-04-14 |
Family
ID=16928227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23173682A Granted JPS59118356A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 多軸冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59118356A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620715B2 (ja) * | 1989-02-23 | 1994-03-23 | オ−クマ株式会社 | 対向主軸台の熱変位均一化機構 |
-
1982
- 1982-12-24 JP JP23173682A patent/JPS59118356A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59118356A (ja) | 1984-07-09 |