JPS62167152A

JPS62167152A - シ−ト材搬送装置

Info

Publication number: JPS62167152A
Application number: JP862086A
Authority: JP
Inventors: Shoji Taniguchi; 谷口　昌治; Toshiki Nishibori; 西堀　敏樹; Yuji Katsuta; 祐司勝田
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1986-01-17
Filing date: 1986-01-17
Publication date: 1987-07-23
Also published as: JPH0445422B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は複写用紙、転写用紙、読み取り原稿等のシート
材を搬送する装置に関し、特に複写機、電子ファイル、
ファクシミリ、印刷機等においてシート材を一枚ずつ確
実に搬送するために供するシート材搬送装置に関する。

（従来の技術）従来、用紙等のシート材を一枚ずつ所定の位置まで搬送
する装置としては、給紙ローラ等で搬送しようとするシ
ート材をピックアップしたのちローラ対で挟み込み一枚
ずつ搬送するものが一般的であり広く利用されている。

（発明が解決しようとする問題点）このローラ対を用いる装置はローラの摩擦を利用して搬
送を行っているため、シート材を傷め易く、シート材の
表面等を汚したり、表面摩擦係数の低いアート紙やコー
ト紙に対しすべりを起こし易く、搬送工程中ローラ形状
のアンバランス等が原因となる蛇行が発生し易い等多く
の欠点を有している。

そこで、これらの欠点を解消するためにシート材を把持
して搬送することにより、従来のように摩擦部材によっ
てシート材を搬送できる装置が提供されているが、かか
る装置ではシート材の端部を検出する検出手段がシート
材を把持して搬送するユニットに取付けられていたため
に把持部の形状が大きく、また、把持する量が多くなる
等の欠点を有している。

（問題点を解決するための手段）本発明は、シート材を把持するシート材把持部と、シー
ト材把持部を移動させる移動部と、移動するように構成
したシート材の端部を検出する検出手段と、前記検出手
段の出力に基いてシート材を把持する制御部とを備えた
ものである。

（発明の目的）本発明は、上述の欠点に鑑みシート材を汚したり傷めた
りすることのない小型で信頼性の高いシート材搬送装置
を提供することを目的とする。

（実施例）以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第３図はシート材搬送ユニットの機構を示す図であり、
本体１にはメイン支柱２に取着されたシート材把持部３
が支持されている。このシート材把持部３は前記本体１
の内部に設けられているモータ４、プーリ５，６及びこ
れらプーリ５，６を結ぶベルト７によって矢線す方向に
回動可能になされている。この回動範囲は、前記メイン
支柱２に取着された位置決め用スリット８及びその位置
を検出するための本体１に取着されたセンサーユニット
９により決められている。

前記シート材把持部３には、ロータリソレノイド１３に
よって開閉可能なシート材把持板６２がシャフト６３に
間隔をおいて取付けられている。

そして、上記のように構成された本体１はスライド用シ
ャフト１４及びスライド用レール１５上を矢線Ｃ方向に
自在に移動するように構成されている。

図中、符号１６はシート材の把持動作を行うのに必要な
信号等を与えるケーブル２４を装着するケーブルガイド
本体を示しており、ケーブルガイドプーリ１７をケーブ
ルガイドプーリ回転軸１８に、搬送用ワイヤプーリ１９
を搬送用ワイヤプーリ回転軸２０に、さらに、搬送用ロ
ーラ２１を搬送用ローラ回転軸２２に夫々取着したもの
を有している。そして、これら各回転軸１８，２０．２
２は総て垂直方向に設けられている。符号２３は前記本
体１を搬送させる搬送用ワイヤを示しており、前記ケー
ブルガイド本体１６に取着された搬送用ワイヤプーリ１
９を介して図示されない駆動用モータに取着されている
。前記ケーブル２４は、シート材搬送ユニットの本体１
の一部に集束固定され、次にケーブルガイドプーリ１７
を介して図示されない外部フレームに固定されている。

しかして、前記本体１が矢線Ｃ方向に距離りを移動すれ
ば前記ケーブルガイド本体１６は距ＭＬ／２を移動する
関係になされており、ケーブル２４は一定の範囲を常に
安全にガイドされて移動することができる。

モータ７０はシート材搬送ユニットの駆動をなす駆動源
で、このモータ７０の回転は動力軸７１を通してプーリ
ー７２に伝わり、前記搬送用ワイヤ２３を引っ張ること
により行われる。動力軸７１にはスリット円盤８１が取
付けられていて、前記スリット円盤８１のスリットを検
出するホトインタラプタ８２が設けられている。

第１図は本発明に係るシート材の端部検出ユニットを示
す概略正面図、第２図は同斜視図であり、この検出ユニ
ットは前記シート材搬送ユニットとは分離して設けられ
ている。

第２図において、符号３０はシート材検出ユニットのシ
ャーシで板体を「コ」字形に折曲形成したもので、両端
部をわたして軸３１が軸受３５で支承されて取付られる
とともに取付板３３ａ、３３ｂに両端を固定されたバネ
３２が取付けられている。このバネ３２の一方の取付板
３３ｂは、端部検出ユニットのフレーム３４の一端部に
取付けられている。フレーム３４の他端部には当該端部
検出ユニットを案内させるガイドローラ３６と、このガ
イドローラ３６の軸３７が取着される軸取付板３８が設
けられている。シート材の入口側にあたるフレーム３４
の一側の適当箇所にＬＥＤ３９と反射板４０とホトトラ
ンジスタ４１とからなるシート材の端部検出手段（反射
型センサ）が２組間隔をおいて設けられている。これら
ＬＥＤ３９及びホトトランジスタ４１は、ＬＥＤ取付材
４２とホトトランジスタ取付材４３により取付けられ、
ＬＥＤ３９の光が反射板４０に反射してホトトランジス
タ４１に当たる角度になるようになされている。この取
付材４３には、ホトトランジスタ４１の前方側にスリッ
トが設けられ、シート材の反射や照明等の影響を受けに
くい構造になっている。

このような構造の反射型センサは、光がシート材を２度
透過するときに２度散乱を生じるので、トレーシングペ
ーパー等の光の透過度の高いシート材に対してもシート
材の検出ができるようになっている。

一方、第３図において符号６０はシート材搬送ユニット
のフレームで、前記端部検出ユニットのフレーム３４の
一端に取付けられた接触板４４と接触する接触板６１が
取付けられており、シート材＊１ユニットを移動させ、
これら接触板４４゜６１を接触した状態で押すことによ
り、端部検出ユニットをも同時に移動させる。この接触
板４４゜６１が接触する位置はシート材把持板６２の先
端が反射型センサのシート材検出位置から所定の距離奥
まった位置であり、この距離の量だけシート材把持板６
２がシート材を把持することになる。

次に、以上のように構成された本発明によるシート材搬
送装置についてその動作を第４図（ａ）〜（Ｃ）に従っ
て説明する。

第４図（ａ）は、シート材搬送ユニットがシート材の端
部検出ユニットに接触していない状態であり、シート材
の端部検出ユニットはバネ３２の働きにより所定の待機
位置にある。また、符号Ｐは搬送しようとするシート材
である。次に、シート材搬送ユニットが矢線Ａ方向に前
進すると、同図（ｂ）で示す位置になる。このとき、前
記接触板６１と接触板４４が接触し、シート材搬送ユニ
ットがシート材の端部検出ユニットを押し始める。ここ
で、ロータリーソレノイド１３によりシート材把持板６
２が開く。そして、同図（ｅ）で示すように反射型セン
サがシート材の端部を検出すると、シート材搬送ユニッ
トの前進は止まり、ロータリーソレノイド１３の働きに
よりシート材把持板６２が閉じる。このときシート材が
傾いていれば、シート材がセンサに検出されるときのシ
ート材搬送ユニットの位置が２つのセンサで異なるので
、その差をホトインタラプタ８２でスリットの数を数え
ることにより検出し、所定の値よりも大きければシート
材が傾いていると判断してシート材の把持をせずにその
旨を通報する。

次に、シート材搬送ユニットは矢線Ｂ方向に後退しシー
ト材の搬送を行う。このとき、シート材が反射板４０を
擦るようになっていて、紙粉等によるセンサの誤動作を
防ぐようになっている。

（発明の効果）以上述べたように、本発明によれば、シート材の端部を
検出する手段を把持して搬送するユニットから分離した
ことにより、シート材把持部の形状が小さくなるととも
に、シート材搬送装置全体の形状を小さく、シート材を
把持する量が少ないシート材搬送装置を提供することが
できる。また、従来のように摩擦部材による搬送でない
のでシート材を汚したり傷めたりしない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシート材の端部検出ユニットを示
す概略正面図、第２図は同斜視図、第３図はシート材搬
送装置を示す斜視図、第４図（ａｌ〜（Ｃ１は本発明の
動作説明に供する平面図及び側面図である。３４・・・シート材の端部検出ユニットのフレーム３９
・・・ＬＥＤ　　　　　４０・・・反射板４１・・・ホ
トトランジスタ６２・・・シート材把持板

Claims

【特許請求の範囲】１）シート材を把持するシート材把持部と、シート材把
持部を移動させる移動部と、移動するように構成したシ
ート材の端部を検出する検出手段と、前記検出手段の出
力に基いてシート材を把持する制御部とを備えたことを
特徴とするシート材搬送装置。２）前記検出手段が複数個設けられ、該検出結果によっ
てシート材の傾きが検知され、該傾きが所定の値以下の
ときに当該シート材が把持される特許請求の範囲第１項
記載のシート材搬送装置。３）前記検出手段はシート材把持部の一部より押されて
移動し、該シート材把持部により押されていないときに
は、所定の位置に戻る機構を有する特許請求の範囲第１
項記載シート材搬送装置。４）前記検出手段は反射板と反射形ホトセンサを用いた
特許請求の範囲第１項記載のシート材搬送装置。５）前記反射板あるいは反射形ホトセンサをシート材が
擦るように構成した特許請求の範囲第４項記載のシート
材搬送装置。