JPS62166161A - 前後輪操舵車のフエイルセ−フ方法及び装置 - Google Patents

前後輪操舵車のフエイルセ−フ方法及び装置

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JPS62166161A
JPS62166161A JP945886A JP945886A JPS62166161A JP S62166161 A JPS62166161 A JP S62166161A JP 945886 A JP945886 A JP 945886A JP 945886 A JP945886 A JP 945886A JP S62166161 A JPS62166161 A JP S62166161A
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JP
Japan
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wheel steering
steering angle
rear wheel
value
fail
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Application number
JP945886A
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English (en)
Inventor
Norio Komoda
薦田 紀雄
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS62166161A publication Critical patent/JPS62166161A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/148Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering provided with safety devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1554Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a fluid interconnecting system between the steering control means of the different axles
    • B62D7/1572Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a fluid interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with electro-hydraulic control means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、前後輪操舵車のフェイルセーフ方法及び装置
に係り、特に、電気・油圧系により後輪が電気・油圧的
に操舵するようにされた、いわゆるドライブバイワイヤ
方式(以下DBW方式と称する)の前後輪操舵車に用い
るのに好適な、前後輪操舵車のフェイルセーフ方法及び
装置の改良に関する。 (従来の技術] 例えば電気油圧系により後輪を電気・油圧的に操口゛e
するようにした、DEW方式の前後輪操舵車が研究され
ている。 このDBW方式の前後輪操舵車においては、運転省が操
舵するステアリングホイールと後輪の転舵改II′+1
が機械的に繋っていないため、電気的な雑音、ショート
、断線、コネクタの接触不良、コンピュータの故障、油
圧系の洩れ、ポンプ損傷による減圧、アクチュエータ系
の異常による不作動等に対して、万全のフェイルセーフ
、バックアップ(浅溝をもたせる必要がある。 このような目的で、従来から種々の方法へ5装置が提案
されており、例えば、出願人は既に実F、、 ilj?
60−150164で、高速時に後輪を操舵する油圧シ
リンダの動きを小さくするストッパを突出して、機械的
に後輪舵角を高速で限定するようにした後輪の操舵規制
装置を提案している。 又、特開昭60−42161には、前輪転舵角センサに
より検出される前輪転舵角が、車速センサからの出力に
より求められる許容可能な臨界[11j輪転舵角を越え
た時に、後輪転舵角を零(中立位置)に制御するように
した4輪操舵装置がri0示されている。 更に、特開昭60−78870には、前輪転舵角センサ
及び車速センサの少くとも1つの変化状態からセンサ故
障を判別して、後輪転舵角を零に制御するようにした4
輪操舵装置が開示されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記従来の技術は、いずれも特有の欠点
を有しており、万全なものではなかった。 叩ら、実開昭60−150164で提案した装置は、各
秤センサやコンピュータの異常を検出することができず
、後輪を舵角零の中立位置に復元する機能も有していな
い。又、特開昭60−42161に開示された装置は、
コンピュータの異常を検出することができず、前輪舵角
センサの異常の検出に関しても、不充分である。更に、
特開昭60−78870に開示された装置は、コンピュ
ータの異常を検出することができない。 又、前記いずれの装置においても、後輪舵角を制on’
するアクチュエータやコンピュータ等のコントローラは
1系統のみとされているため、アクチュエータやコント
ローラが故障した場合には有効なフェイルセーフ処理を
行うことができなくなってしまう等の問題点を有してい
た。 一方、実開昭60−49072.60−92669.6
0−92670.60−92673には、高速走行時に
前輪の舵角が微小である時に、後輪がふらつかないよう
に後輪を中立位置で固定することにより前後輪操舵を中
止して、高速走行時の不安性を防ぐようにした装置、及
び、この装置を利用して、センサ異常時に後輪のロック
を8′l!続するようにした装置が開示されている。し
かしながら、本発明のようにフェイルセーフが主目的で
はなく、異常時のみに作用させるものではなかった。
【発明の目的】
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、各種センサやコンピュータの異常を的確に検出す
ることができる前接輪操舵■のフェイルセーフ方法を提
供することを第1の目的とする。 又、本発明は、1系統のセンサやコンピュータが故障し
てもバックアップすることができ、従って、信頼性の極
めて高い前後輪操舵車のフェイルセーフ装置を提供する
ことを第2の目的とする。 [問題点を解決するための手段】 本発明は、後輪が電気的又は電気・油圧的に操舵するよ
うにされた前後輪操舵車の7エイルセーフ方法において
、第1図にその要旨を示す如く、前輪舵角の検出値が、
車速に応じて設定された異常判定領域にあるか否かを判
定する手順と、後輪舵角の指令値が、車速に応じて設定
された異常判定領域にあるか否かを判定する手順と、後
輪舵角の検出値が、車速に応じて設定され異常判定領域
にあるか否かを判定する手順と、前記前輪舵角検出値の
微分値が、異常判定範囲にあるか否か判定する手順と、
前記後輪舵角指令値の微分値が、異常判定範囲にあるか
否かを判定する手順と、前記後輪舵角検出値の微分値が
、程常判定範囲にあるか否かを判定する手順と、前記後
輪舵角の指令値と検出値の差が、立上りが急な指示直に
対する応答の遅れを考慮して設定された異常判定領域に
あるか否かを判定する手段と、前記手順の少なくともい
ずれか一つで異常が判定された時は、フェイルセーフ処
理を行う手順とを含むことにより、前記第1の目的をう
構成したものである。 又、本発明は、同様の7エイルセーフ装置に115いて
、第2図にその要旨構成を示す如く、前輪舵角を検出す
るための、少なくとも2系統の1)0輪舵角センサと、
1麦輪舵角を検出するための、少なくとも2系統の後輪
舵角センサと、少なくとも前記前輪舵角センサと後輪舵
角センサの出力に基づいて後輪舵角の指令値を算出する
、少なくとも2系統の演等手段と、少なくとも前輪舵角
の検出値、機幅舵角の検出値及び指令値に基づいて異常
を判定する、少なくとも2系統の異常判定手段と、全系
統又は一部系統の重要な部分の異常が判定された時はフ
ェイルセーフ処理を行う手段とを倫えることにより、前
記第2の目的を達成したものである。
【作用】
本発明は、後輪が電気的又は電気・油圧的に操舵するよ
うにされた前後輪操舵車のフェイルセーフ方法において
、前輪舵角の検出値、後輪舵角の指令値及び検出値が、
それぞれ車速に応じて設定された異常判定領域にあるか
否かを判定すると共に、前記前輪舵角検出値、後輪舵角
指示値、後輪舵角検出1111のそれぞれの微分値が、
異常判定範囲にあるか否かを判定し、更に、前記後輪舵
角の指令はと検出圃の差が、立上りが急な指示値に対す
る応答の遅れを考慮して設定さた異常判定領域にあるか
否かを判定して、少なくともいずれかで異常が判定され
たときは、フェイルセーフ処理を行うようにしている。 従って、前輪舵角センサ及びjp輪前舵角センサ含む各
種センサや後輪舵角指令1直を算出づ“るコンピュータ
等の異常を的確に検出りることができ、フェイルセーフ
処理を的確に行うことができる。 又、本発明は、後輪が電気的又は電気・油圧的に操舵す
るようにされた前後輪操舵車のフェイルセーフ装置にお
いて、前輪舵角センサ、後輪舵角センサ、1す輪舵角の
指令値を算出する演算手段、各センサヤ演算手段の異常
を検出する異常判定手段を、いずれも少なくとも2系統
設け、全系統又は一部系統のIn要な部分の異常が判定
されたときに、フェイルセーフ処理を行うようにしてい
る。 従って、1系統のセンサやコンピュータが故障しても、
全系統が同時に故障しない限り、通常時の前後輪操舵制
御(4WS)を続けることができる。 従って、信頼性が飛躍的に向上する。 (実施例1 以下図面を参照して、本発明に係るフェイルセーフ方法
及び装置が採用された、ffJ後輪操舵車のDBW方式
の制御装置の実施例を詳細に説明する。 ゛本実施例は
、第3図に示す如く、右前輪10R及び左前輪10Lを
操舵するための前輪操舵装置12と、右後輪14R及び
左後輪14Lを操舵するための後輪操舵装置16と、後
輪をその舵角が零の中立位置でロックするための中立ロ
ック装δ18と、後輪を中立位置まで復元丈るだめの中
立復元装置20とから主に構成されている。 前記前輪操舵装置12には、運転者が操舵するステアリ
ングホイール22が備えられている。該ステアリングホ
イール22の回転を、例えばラックアンドとニオン形式
とされたフロントのステアリングギヤボックス26[に
伝達り゛るステアリングシャフト24[の途中には、前
輪舵角δfを検出するための、2重化されて2系統化さ
れた、同一構成の2つの前輪舵角センサ28と、パワー
ステアリング装置の油圧印加方向を切換えるためのパワ
ーステアリングバルブ30fが設けられている。 前記パワーステアリング装置は、フロントのパワーステ
アリング油タンク32fと、該油タンク32[から油を
汲上げるための、例えばエンジンの回転力を利用して回
転されるパワーステアリングポンプ34「と、該パワー
ステアリングポンプ34「で加圧され、前記パワーステ
アリングバルブ30Fで供給方向が切換えられた油が供
給されるパワーステアリーグシリンダ36[とから構成
されている。 前記ステアリングギヤボックス26fで回転運動から直
線運動に変換されると共に、これと併設されたパワース
テアリングシリンダ36「によって同一方向に倍力され
た力はタイロッド38fに伝えられる。該タイロッド3
8[は、リンク40Cを介して、前記右前輪10R及び
左前輪10Lを操舵する。 前記後輪操舵装置16は、前記前輪操舵装置12と略同
様の構成を有して;J3つ、ステアリングホイール22
の代わりに、リヤのステアリングシャフト24rを回動
するためのサーボモーフ(パルスモータでもよい)42
が設けられると共に、前記ステアリングシャフト24「
の途中に、後輪舵角δr′を検出するための2系統の後
輪舵角センサ44が設けられている点が、前記前輪操舵
装置12と異なる。他の構成は、前記前輪操舵装置12
と同じであるので、添字[の代わりに、後輪1M舵装置
16の構成要素であることを示す添字rを付して、説明
は省略する。なお、リヤのパワーステアリングポンプ3
4r及び油タンク32「は、それぞれフロントのパワー
ステアリングポンプ34f及び油タンク32[と共用す
ることもできる。 前記中立ロック装費18は、後輪のステアリングギヤボ
ックス26rからタイロッド38「に至る途中に配設さ
れた中立ロック用のストッパ50を備えている。該中立
ロック用ストッパ50の近傍には、中立位置で該ストッ
パ50を両側から挾んで固定するための中立右ロック5
2Rと中立左ロック52Lがそれぞれ備えられている。 この中立ロック52R及び52Lは、それぞれ作動用ソ
レノイド54R,54Lにより前記ストッパ50を挾む
位置に突出し、あるいはその動きを妨げない位置に退避
するようにされる。該作動用ソレノイド54R154L
は、駆動アンプ56によって、点火スイッチがオンとさ
れて点火スイッチ作動リレー57の接点がオンとされた
時に通電され、退避位置に上るように制御されている。 これは、故障による非通電時の安全を確保するためであ
る。 前記中立ロック52R,52Lには、それぞれ突出位置
となったときにオンとなるロック作動スイッチ58R,
58Lによって作動するリレーR1、R2が備えられて
いる。 前記中立復元装置20には、前記中立ロック装置18の
ロック作動スイッチ58R158Lが作動した側と反対
方向にタイロッド38rを駆動する復元用シリンダ60
が備えられている。この復元用シリンダ60に油圧を供
給するためのコントロールバルブ62は、中立位置で復
元用シリンダ60が自由に動くようにし、又、第3図の
右側の位置では、タイロッド38「を図の右方向に変位
させ、逆に左側位置では、タイロッド38rを左方向に
変位させるように油圧を制御づ°る。このコントロール
バルブ62に供給される油圧は、リヤのパワーステアリ
ングポンプ34. rで加圧され、逆1ヒ弁64を介し
てアキュムレータ66に蓄えられた油圧を、流量絞り弁
68で絞ったものとされている。 前記中立復元装置20には、更に、中立復元■、1にリ
ヤのパワーステアリングシリンダ36rの1′[動を殺
ずためのパワーステアリングFY?、 01ソレノイド
バルブ70が設けられている。このパワーステアリング
解放ソレノイドバルブ70は、通常時は、第3図に示し
た如く、入力ポートと出力ボートの連通を断って、パワ
ーステアリングシリンダ36rが正常に動作するように
し、一方、前記リレーR1又はR2がオンとなっている
復元作動時には第3図の左側佐賀に切換わっで、パワー
ステアリングシリンダ36「の両側のシリンダを連通状
態として復元用シリンダ60の作動を妨げることがない
ようにする。 前記2系統の前輪舵角センサ28、後輪舵角センサ44
等で検出された2系統の入力信号は、それぞれメインコ
ンピュータ72及びバックアップ用のサブコンピュータ
74に入力される。該メインコンピュータ72及びサブ
コンピュータ74はそれぞれ略同−の演算処理を行って
、演算結果を前記後輪操舵装置16のサーボモータ42
、中立ロック装置18の駆動アンプ56等に出力するよ
うにされている。 前記メインコンピュータ72及びサブコンピュータ74
は、それぞれ第4図に示す如く構成されると共に、接続
されている。即ち、前記メインコンピュータ72及びサ
ブコンピュータ74は、それぞれ、各種演算処理を行う
同等の中央処理ユニット(C;PU)72A、74Aと
、制御プログラムや演亦データ等を予め記憶しておくた
めのリードオンリーメモリ(ROM>728,748と
、演算データ等を一時的に蓄えてJ5 <ためのランダ
ムアクセスメモリ(RAM>720.74Gと、前記前
輪舵角センサ28、後輪舵角センサ44、車速センサ(
図示省略)等から入力されるイを号を入力するための入
力部72D、74Dと、CPU72A、74Aの演算結
果に応じて、後輪舵角指令ICδr、異常判断信号、警
報等を出力する出力、 部72E、74Eとから構成さ
れている。なお、nri記メインコンピュータ72出力
の異常判断信号は、前記サブコンピュータ74の入力部
74Dに入力するようにされている。又、サブコンピュ
ータ74の出力部74Fからは、中立復元及びロック信
号が前記駆動アンプ56に出力するようにされている。 以下実施例の作用を説明する。 まずメインコンピュータ72では、第5図に示すような
処理が行われる。即ち、まずステップ110で、フラグ
やカウンタの初期化を行う。次いでステップ112に進
み、前記前輪舵角センサ28から入力される前輪舵角検
出値δ「、前記後輪舵角センサ44から入力される後輪
舵角検出値δ「′、車速センサから取込まれる車速■等
に応じて、後輪舵角指令値δr+(添字1はメインコン
ピュータ72の鼻出値であることを示ず)、その微分値
δ「1、前記後輪舵角検出値の微分値δr′をit i
 する。次いでステップ114に進み、例えば第6図や
第7図に示したような、車速Vに応じて設定された異常
判定領域により、前輪舵角検出11iIδr、後輪舵角
指令値δrlq後輪舵角検出値δr′がそれぞれ正常領
域にあるか否かを判定する。このステップ114は、断
線、ショート、Uンサ異常、接触不良、雑音等電気系の
原因で、前輪舵角δf、後輪舵角指令値δr、後輪舵角
検出値δr′が、その車速■で操舵しない範囲に;にで
大ぎくなったとき、異常と判断するものである。 なお、後輪舵角検出値δr′は、油圧系の故障でも大き
くなり過ぎることがあるので、このような異常も検出す
ることができる。 ステップ114の判定結果が全て正である場合には、ス
テップ116に進み、前輪舵角検出値の微分値δr、後
輪舵角指令値の微分値δr1、後輪舵角検出値の微分値
δr−が、例えばそれぞれ次式の関係を満足することか
ら、正常であるか否かを判定する。 1δ[1≦α・・・(1) 16r11≦β・(2> jδr′l≦β・・・(3) このステップ116は、断線、ショート、センザ異常、
接触不良、雑音等電気系の原因で、前輪舵角検出値δ「
、後輪舵角指令値δr1後輪舵角きに異常と判断するも
のである。なお、後輪舵角検出値の微分値δr′は、や
はり油圧系の故障でも異常に大ぎくなることがあるので
、このような故障も検出することができる。 ステップ116の判定結果が全て正である場合には、ス
テップ118に進み、次式を用いて、後輪舵角指令値δ
r1と後輪舵角検出値δr′の差の絶対値が、急な応答
の遅れを考慮して、1δr1.1δr′lの早さに応じ
て変化するように設定された異常判定領域にあるか否か
を判定する。 1δr1−δ−rl≦7+k + Iδr+1十に21
δrl・ (4) この(4)式において、右辺の第2項及び第3項が、急
な応答の遅れを考慮するためのものであり、γ、k+、
k3はそれぞれ定数とされている。 一般に、後輪転舵角の指示に対して、タイヤ等の慣性、
油圧、油流テの限度のため、実舵角が遅れたり、転舵系
の遊隙、弾性のため、若干偏差が生ずるが、このステッ
プ118は、機械系、電気系、油圧系等の故障のために
、指示値δ「に対して、検出値δr′が著しく外れる場
合に異常と判断するためのものである。 ステップ118の判定結果が正であり、メインコンピュ
ータ72及びそのセンサ系統に異常が発生していないと
判断されるときには、ステップ122に進み、該メイン
コンピュータ72で算出した後輪舵角指令値δr1を最
終的な後輪舵角指令値δrとして、前後輪操舵の制御2
Il(4WS)を実行する。次いでステップ124に進
み、メインコンピュータ72の故障を示すフラグ1がリ
セットされているという情報をサブコンピュータ74に
出力する。次いでステップ126に進み、時刻Δtを経
過後、前出ステップ112に戻る。 一方、前出ステップ114.116又は118のいずれ
かの判定結果が否であり、メインコンピュータ72又は
そのセンサ系統に異常が発生していると判断されるとき
には、ステップ130に進み、フラグ1をセットする。 次いでステップ132に進み、警報をオンとする。次い
でステップ134に進み、後輪舵角指令値δrとしてメ
インコンピュータ72の算出値δr1を用いる制bnを
停止する。次いでステップ136に進み、フラグ1がセ
ットされているという情報をサブコンピュータ74に出
力する。 一方、前記サブコンピュータ74における処理は、第6
図に示ずような流れ図に従って実行される。このルーチ
ンにおいて、前出第5図に示したメインコンピュータ7
2と同−又は類似のステップは、同一符号を付して説明
は省略する。なお、後輪舵角指令値δr及びその微分値
δ「2に付している添字2は、サブコンピュータ74に
よる計σ値であることを示すものである。又、フラグ2
は、サブコンピュータ74又はそのセンサ系統が異常で
あることを示すフラグである。 前出第5図に示したルーチンと同様のステップ118の
判定結果が正である場合には、このサブコンピュータ7
4に特有のステップ210に進み、フラグ1がセットさ
れているか否かを判定する。 判定結果が正であり、メインコンピュータ72の系統が
異常であると判断されるとぎには、ステップ212に進
み、サブコンピュータ74で計算された後輪舵角指令値
δP2を最終的な後輪舵角指令値δrとして、4WS制
御を実行する。ステップ212終了後、又は前出ステッ
プ210の判定結果が否であり、メインコンピュータ7
2の系統が正常であると判断されるときには、ステップ
214に進み、Δを秒経過後、第5図に示したルーチン
と同様のステップ112に戻る。 一方、前出第5図に示したルーチンと同様のステップ1
32終了後、ステップ220に進み、前記メインコンピ
ュータ72の系統の異常を示すフラグ1がセットされて
いるか否かを判定する。判定結果が正であり、メインコ
ンピュータ72、サブコンピュータ74の両方の系統が
異常であると!rJ11!Jiされるときには、ステッ
プ222に進み、後輪舵角指令値δrを零として、通常
の4WS制御を停止すると共に、前記中立ロック装置1
8の駆動アンプ56に中立ロック信号を出力して、該中
立ロック装置18及び中立復元装置22による、コンピ
ュータ72又は74の制御指令によらない、自立的な後
輪の中立位置への復元及びロックが行われるようにする
。 具体的には、駆動アンプ56の出力により、作動用ソレ
ノイド54R,54Lの励磁信号が共にオフとなると、
中立ロック56R及び56Lが共に図の下方に突出しよ
うとする。このとき、後輪が舵角零の中立位置にあって
、中立ロック用ストッパ50が、第3図に示した如く中
立ロック52Rと52Lの丁度中間にある場合には、中
立ロック5’2R152Lがそのまま突出し、中立ロッ
ク用ス]・ツバ50を両側から挟んで、後輪舵角が中立
位置で固定される。このとき、リレーR+、R2は共に
オンとなるので、復元用シリンダ60のコントロールバ
ルブ62及びパワーステアリング解放ソレノイドバルブ
7oは、第3図に示した状態を維持する。 一方、後輪舵角が零でなく、中立ロック用ストッパ50
が、例えば図の右方向にずれていた39合には、左側の
中立ロツ1り52Lのみが突出して、リレーR2がオン
となるのに対して、右側の中立ロック56Rはストッパ
50に当るため突出できず、リレーR1はオフのままと
なる。従って、復元用シリンダ60のコントロールバル
ブ62は、後輪を中立位置方向に駆動するよう、第3図
の左側の状態となり、アキュムレータ66に蓄えられた
油圧が流吊絞り弁68を介して徐々に復元用シリンダ6
0の右側に供給される。このとき、パワーステアリング
解放ソレノイドバルブ70はリレーR2のみがオンとな
っているため、図の左側泣面が選択され、パワーステア
リングシリンダ36rの両側が連通されて、該パワース
テアリングシリンダ36rにかかる油圧が復元用シリン
ダ60の作動を妨げることがないようにされる。 従って、リヤのタイロッド38rが、車両の挙υノに異
和感を生じることなく、ゆっくりと図の左方向に移動し
、ストッパ50も図の左方向に移動して、右側の中立ロ
ック52Rが突出可能となった位置で、突出する。従っ
て、後輪舵角が中立位置でロックされると共に、前記コ
ントロールバルブ62及びパワーステアリング解放ソレ
ノイドバルブ70は元の状態に復帰する。 なお、後輪が反対方向に切られており、中立ロック用ス
トッパ50が図の中立位置より左側にずれている場合に
は、作動するロックやソレノイドが左右逆になるものの
、基本的な動作は同一であるので、説明は省略する。 以上のように、メインコンピュータ72及び丈ブコンピ
ュータ74のいずれも正常である場合には、通常の前後
輪操舵が行われ、芒報が発生されたり、中立復元ロック
が行われることはない。一方、メインコンピュータ72
又はサブコンピュータ74のいずれかで故障が検出され
た場合には、通常の前後輪操舵を続行すると共に、警報
が発生される。この場合も、中立位置への復元やロック
は行われない。これらに対して、メインコンピュータ7
2及びサブコンピュータ74の両方が故障ど判断された
場合には、通常の前後輪操舵を禁止し、警報を出力する
と共に、中立位置への復元とロックが行われる。 本実施例においては、メインコンピュータ72とナブコ
ンピュータ74の系統を、いずれも、レンサ、コンピュ
ータ、ワイヤハーネスまで独立して完全に2重化するだ
けでなく、コンピュータ以後の中立位置復元ロック機構
が、前記2重のコンピュータ系とは切離された独立した
機構とされている。従って、電気系が故障しても、中立
位置の復元、ロック機構は自立的に作動するので、装置
全体の故障づる可能性が非常に少ない。なお、屓常判定
時にフェイルセーフ処理を行う方法は、前記実施例に限
定されず、例えばメインコンピュータ72及びサブコン
ピュータ74によって直接制御J”るように構成するこ
ともできる。又、警報を省略することも可能である。 又、本実施例においては、前記中立復元装′1120を
、油ポンプでti接駆動せず、アキュムレータ66に菩
えた圧力を利用して、復元用シリンダ60を駆動するよ
うにしている。従って、油圧源が故障した場合でも、中
立への復元動作が確実に行われる。なiJ3、復元用シ
リンダ60の油圧源はこれに限定されず、逆止弁64及
びアキュムレータ66を省略して、リヤのパワーステア
リングポンプ34rから直接油を供給するようにしたり
、あるいは独立した専用の油ポンプを設けることも可能
である。 (光°明の効果1 以上説明した通り、本発明によれば、前輪舵角センサ、
後輪舵角センナ、コンピュータ等の異常を的確に検出す
ることができ、適切なフェイルセーフ処理を行うことが
できる。又、コンピュータの系統を多重化した場合には
、全ての系統が異常とならない限り、通常の制御動作が
行われるので、イ3頼性が飛Wlff的に高まる等の優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る前後輪操舵車のフェイルセーフ
方法の要旨を示す流れ図、第2図は、本発明に係る11
訂後輪操舵車のフェイルセーフ装置の要旨構成を示ずブ
ロック線図、第3図は、本発明が採用された前後輪操舵
車の制御装置の実施例の全体開成を示ず、一部ブロック
線図を含む平面図、第4図は、前記実施例で用いられて
いるメインコンピュータ及びサブコンピュータの個々の
構成と接続状態を示ずブロック線図、第5図は、前記メ
インコンピュータの処理手順を示ず流れ図、第6図は、
本実施例で用いられている、前輪舵角検出(「1の異常
判定領域を示す絵図、第7図は、同じく後輪舵角指令値
及び検出値の異常判定領域を示す線図、第8図は、前記
サブコンピュータの処理手順を承り流れ図である。 10R110L・・・前輪、  12・・・前輪操舵装
置、14R,14L・・・後輪、  16・・・後輪操
舵装置、18・・・中立ロック装置、  20・・・中
立復元装置、22・・・ステアリングホイール、 28・・・前輪舵角センサ、 δr′・・・竹輪舵角検出値、 36f 、36r・・・パワーステアリングシリンダ、
42・・・サーボモータ、  44・・・後輪舵角セン
サ、δr′・・・後輪舵角検出値、 72・・・メインコンピュータ、 74・・・サブコンピュータ、 δr・・・後輪舵角指令値。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)後輪が電気的又は電気・油圧的に操舵するように
    された前後輪操舵車のフェイルセーフ方法において、 前輪舵角の検出値が、車速に応じて設定された異常判定
    領域にあるか否かを判定する手順と、後輪舵角の指令値
    が、車速に応じて設定された異常判定領域にあるか否か
    を判定する手順と、後輪舵角の検出値が、車速に応じて
    設定された異常判定領域にあるか否かを判定する手順と
    、前記前輪舵角検出値の微分値が、異常判定範囲にある
    か否か判定する手順と、 前記後輪舵角指令値の微分値が、異常判定範囲にあるか
    否かを判定する手順と、 前記後輪舵角検出値の微分値が、異常判定範囲にあるか
    否かを判定する手順と、 前記後輪舵角の指令値と検出値の差が、立上りが急な指
    示値に対する応答の遅れを考慮して設定された異常判定
    領域にあるか否かを判定する手順と、 前記手順の少なくともいずれか一つで異常が判定された
    時は、フェイルセーフ処理を行う手順と、を含むことを
    特徴とする前後輪操舵車のフェイルセーフ方法。
  2. (2)後輪が電気的又は電気・油圧的に操舵するように
    された前後輪操舵車のフェイルセーフ装置において、 前輪舵角を検出するための、少なくとも2系統の前輪舵
    角センサと、 後輪舵角を検出するための、少なくとも2系統の後輪舵
    角センサと、 少なくとも前記前輪舵角センサと後輪舵角センサの出力
    に基づいて後輪舵角の指令値を算出する、少なくとも2
    系統の演算手段と、 少なくとも前輪舵角の検出値、後輪舵角の検出値及び指
    令値に基づいて異常を判定する、少なくとも2系統の異
    常判定手段と、 全系統又は一部系統の重要な部分の異常が判定された時
    はフェイルセーフ処理を行う手段と、を備えたことを特
    徴とする前後輪操舵車のフェイルセーフ装置。
JP945886A 1986-01-20 1986-01-20 前後輪操舵車のフエイルセ−フ方法及び装置 Pending JPS62166161A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01229770A (ja) * 1988-03-10 1989-09-13 Mazda Motor Corp 車両の後輪操舵装置
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