JPS6216599A - 多層プリント配線板用ガラス織布基材 - Google Patents

多層プリント配線板用ガラス織布基材

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JPS6216599A
JPS6216599A JP15637985A JP15637985A JPS6216599A JP S6216599 A JPS6216599 A JP S6216599A JP 15637985 A JP15637985 A JP 15637985A JP 15637985 A JP15637985 A JP 15637985A JP S6216599 A JPS6216599 A JP S6216599A
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JP
Japan
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printed wiring
multilayer printed
glass woven
base material
wiring board
Prior art date
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Pending
Application number
JP15637985A
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English (en)
Inventor
滝川 俊一
石川 寛治
白石 竜太
江東 渉
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、厚みが0.15mmのプリプレグ、積層板な
どに相当する多層プリント配線板用の積層材料を提供す
るに好適なガラス織布基材に関するものであり、該ガラ
ス織布基材を使用することにより、寸法安定性に優れた
多層プリント配線板を提供することが可能となるもので
ある。
〔従来の技術およびその問題点〕
多層プリント配線板の製造は、通常、厚み0.l■〜1
.6■程度の銅張積層板を用いて内層配線網を形成し、
これらと接着用プリプレグを重ね、更に再外層用の銅張
積層板を重ねて多層積層成形し、内層配線板に予め形成
した基準孔を基準として孔明け、スルーホールメッキ、
外層配線網の形成等により製造される。
ここに、内層配線板の基準孔と内層配線網との位置ずれ
が許容範囲を超えると、内層と外層の配線網の導通等が
取れなくなる。
ところが、内層配線板は、内層配線の形成や多層積層成
形時に熱と圧力とにより寸法変化し、接着用に使用する
プリプレグも多層積層成形時に熱と圧力とにより含浸さ
れた熱硬化性樹脂が一旦熔融し、流れ、ゲル化し硬化す
るものであり、熱硬化性樹脂の流れや硬化収縮などによ
り内層配線網や内層配線板に応力負荷を与え寸法変化の
一原因となるなど種々の要因により寸法変化が起こり、
所謂位置ずれが発生することが多い。
従来、多層プリント配線板用の補強基材に使用されてい
るガラス織布の種類は、JIS R3414の規定中の
各種ガラス織布の内、EPIOB 、 f!PIOA 
、 EP16^、EP16A 、 EP16B 5EP
17^、EP18、EPO5B 。
EPO3、EPO7Cなどであり、各ガラス織布の仕様
は次頁の表の通りである。
これらのガラス織布のうち、従来は、設計上あるいは寸
法変化率などを考慮して特定のものが使われている。例
えば、設計上、銅張積層板の絶縁板の厚さや接着用のプ
リプレグの積層成形後の厚さは通常0.10 tmきざ
みであり、このためガラス織布の厚さは0.08〜0.
110が主として使用される。また、寸法安定性との関
係では、たて糸の打ち込み本数とよこ糸の打ち込み本数
をなるべく等しくすることが寸法安定性の向上に効果的
であると信じられてきたため、たて糸とよこ糸の打ち込
み本数が殆ど同数に近いものが使われている。
ところが、近年、多層プリント配線板の高密度化の要請
が強く、従って、多層プリント配線板用素材の寸法安定
性が、現在のレベルでは不満足となり、より高度の寸法
安定性のある多層プリント配線板用素材が必要となって
来た。
本発明者らは、この要求に応えるべく鋭意検討した結果
、先に、特定の単繊維による単糸を平織織成された無ア
ルカリガラス織布基材を使用することにより、積層成形
後の厚みが0.10 van、0.20龍に相当する寸
法安定性に優れた多層プリント配線板用材料を見出した
(特開昭54−108270号)。
しかしながら、これらの発明による特定の基材によって
は、例えば0.15 wきざみに相当する寸法安定性に
優れた多層プリント配線板用材料を提供することは困難
であった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、かかる状況に鑑みて鋭意検討した結果、
特殊なガラス織布を基材として用いることにより、0.
15wmきざみに相当する寸法安定性に優れた多層プリ
ント配線板用材料を見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、JIS R3413に規定される
単繊維の呼称「E」又は該呼称に相当する単繊維を収束
してなる12500ヤード/ボンドのストランドに相当
する単糸(本単糸はJIS R3413の規定はないが
、規定するとすれば呼称r125−110 Jに相当す
る)を用いてなり、 たて糸の打ち込み本数  58〜62本/25鰭よこ糸
の打ち込み本数  48〜52本/25mmである平織
織成された無アルカリガラス織布よりなる重量が160
〜190g/lr!である多層プリント配線板用ガラス
織布基材であり、このガラス織布基材は結果として、厚
み0.147〜0.153 龍であり、0.15鶴に相
当する寸法安定性に優れた多層プリント配線板用材料を
提供するものである。
本発明のガラス織布基材は多層プリント配線板用材料の
うち銅張積層板とプリプレグの両者に使用できるもので
あるが、特に、接着用のプリプレグとして使用した場合
により大きな効果を発揮するものである。
本発明のガラス織布基材を用いて内層用の銅張積層板や
プリプレグなどの多層プリント配線板用材料を調製する
ために用いる基材含浸用の樹脂としては、積層板用樹脂
として通常使用されるものであり、例えば、エポキシ樹
脂またはそれを主体とするエポキシ樹脂組成物、ポリイ
ミド樹脂またはそれを主体とするポリイミド樹脂組成物
、シアン酸エステル樹脂またはシアン酸エステル−マレ
イミド樹脂組成物、シアン酸エステル−エポキシ樹脂組
成物、シアン酸エステル−マレイミド−エポキシ樹脂組
成物などのシアン酸エステル樹脂、ジメトキシメチルベ
ンゼンを主原料として重縮合させて製造される樹脂(商
品名「ザイロツクレジン」)またはそれを主体とする樹
脂組成物など、またはこれらの二種以上の組成物が例示
される。
本発明の多層プリント配線板用材料は、電気・電子用の
積層板類を製造する公知方法により調製される。例えば
、上記のガラス織布基材に上記の熱硬化性樹脂組成物を
含浸させるにあたって、シランカップリング剤、その他
の処理剤で基材表面を予備処理して用いること、ガラス
織布基材に熱硬化性樹脂組成物を含浸し、必要に応じて
加熱・乾燥し、B−stageのプリプレグとしてその
まま多層化用の接着プリプレグに用いること、該プリプ
レグと金属箔、特に銅箔とを積層成形して金属箔張積層
板とし、公知の方法により内層配線網を形成して内層用
配線板に又は該プリプレグを積層成形して積層板としこ
れにアディティブ法、印刷法などにより内層配線網を形
成して内層用配線板に用いることなどである。
本発明のガラス織布基材を用いて調製した多層プリント
配線板用材料の寸法安定性の絶対値は、勿論、含浸する
熱硬化性樹脂組成物の種類により異なるが、その偏差の
程度は従来のガラス織布を基材として用いた場合と相対
的に同様の傾向を示すものであるので、使用する熱硬化
性樹脂組成物の種類によらず有効に使用される。
〔作用〕
本発明のガラス織布基材を用いることにより寸法安定性
が著しく向上する理由は、種々の要因が推定さるが、従
来法との差、特に上記の特定の単繊維による特定の単糸
を使用して、たて糸とよこ糸の打ち込み本数を特定の範
囲内で変化させたことによって、たて方向とよこ方向の
寸法変化の絶対値と均衡に影響を与え、結果において寸
法安定性の向上をもたらしたものと推定される。
〔実施例〕
本発明を実施例等によって具体的に説明する。
尚、寸法安定性の評価は、下記方法によった。
第1図に、寸法安定性を測定するために製造した305
mmx305 nの正方形の多層プリント配線板の層構
成を示したものである。第1図中の〔1〕は、厚み35
 trwaの銅箔〔5〕が接着された厚み0゜10m■
の絶縁層の銅張積層板、(2)(4)は各々厚み0.1
5 tmの接着用のプリプレグ2枚、〔3〕は厚み70
Inaの銅箔〔6〕を両面に接着された厚み0.30 
m曹の絶縁層の銅張積層板である。
両面銅張積層板〔3〕は、通常は内層配線を形成した後
に多層化積層成形に使用されるが、本測定方法において
は、配線網に代えて銅張積層板〔3〕の表面の銅箔〔6
〕の上に、対角線の長さが254mm (10インチ)
である正方形の4頂点が各辺の中間位置になるように4
箇所に部分的に罫書きの標点を付け、対角線に当たる標
点間距離を測定しく以下「測定1」という)、標点部分
を除いて銅箔をエツチング除去したものとして用いた。
その後、第1図に示した層構成で積層成形し、多層プリ
ント配線板とし、前記した銅張積層板〔3〕の罫書き標
点間を測定しく以下「測定2」という)、測定1と測定
2との差の測定1に対する割合を「寸法変化率」とした
実施例−1 第1図示した層構成に用いる銅張積層板及びプリプレグ
に次の単糸織成ガラス布を使用した。
+11  銅張積層板(第1図の〔1〕、〔3〕)(2
)プリプレグ(第1図の〔2〕、〔4〕)上記の多層プ
リント配線板用材料を用い、第1図の層構成で配し、温
度170℃、圧力30kg/cJで1時間積層成形し多
層プリント配線板とし、寸法変化率を上記の方法で測定
した。結果を第1表に示した。
比較例−1 銅張積層板およびプリプレグに用いるガラス織布基材と
して下記の単糸織成ガラス布を使用する以外は、実施例
−1と同様の操作で多層プリント配線板を製造し、寸法
変化率を測定した。
結果を第1表に示した。
比較例−2 銅張積層板およびプリプレグに用いるガラス織布基材と
して下記の単糸織成ガラス布を使用する以外は、実施例
−1と同様の操作で多層プリント配線板を製造し、寸法
変化率を測定した。
結果を第1表に示した。
第1表 〔発明の効果〕 発明の詳細な説明および実施例、比較例から明白な如く
、本発明のガラス織布基材を使用することにより、導体
層もしくは配線層間隔を0.15 wきざみで自由に設
計することが可能で、かつ寸法安定性が大幅に向上した
多層プリント配線板を製造することが可能となるもので
あり、より高密度配線の多層プリント配線板を提供でき
るものである。更に、寸法安定性を改良した導体層もし
くは配線層間隔を0.10 mきざみ他で自由に設計す
ることの可能な他のガラス織布基材と組み合わせて使用
することにより、高密度で設計の自由度のより大きい多
層プリント配線板を提供することが可能となるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の多層プリント配線板の層構成を説明す
るための積層材の重層配置の断面図である。図中の番号
はそれぞれ、1:外層用片面銅張積層板、2.4:眉間
接着用プリプレグ、3:内層用両面銅張積層板、5.6
:銅箔を示す。 特許出願人  三菱瓦斯化学株式会社 代理人 弁理士(9070)  手掘 貞文第1図 :銅箔 プリプレグ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  JIS R 3413に規定される単繊維の呼称「E
    」又は該呼称に相当する単繊維を収束してなる1250
    0ヤード/ポンドのストランドに相当する単糸を用いて
    なり、 たて糸の打ち込み本数 58〜62本/25mmよこ糸
    の打ち込み本数 48〜52本/25mmである平織織
    成された無アルカリガラス織布よりなる重量が160〜
    190g/m^2である多層プリント配線板用ガラス織
    布基材。
JP15637985A 1985-07-16 1985-07-16 多層プリント配線板用ガラス織布基材 Pending JPS6216599A (ja)

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