JPS6216524Y2 - - Google Patents

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JPS6216524Y2
JPS6216524Y2 JP9878881U JP9878881U JPS6216524Y2 JP S6216524 Y2 JPS6216524 Y2 JP S6216524Y2 JP 9878881 U JP9878881 U JP 9878881U JP 9878881 U JP9878881 U JP 9878881U JP S6216524 Y2 JPS6216524 Y2 JP S6216524Y2
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JP
Japan
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shaft
driven
driven shaft
drive
axis
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JP9878881U
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JPS584826U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、駆動軸と被駆動軸とを互いに軸心
を交叉させて180゜以内の回動動作を伝達すると
きに使用される十字軸継手に関するものである。
従来、十字軸継手は駆動軸の回転をある作動角
をなす被駆動軸に伝えるためにそれぞれU字形の
ヨークに両端が支持された連結軸を十字形に連結
したものが用いられているが、一対のヨークの干
渉を避けるには十字軸継手の作動角は60゜位が極
限とされ、駆動軸と被駆動軸のなす作動角が90゜
近くに屈折される場合には二組の十字軸継手を必
要とし、この場合は駆動軸と被駆動軸あるいは二
組の十字軸継手の中間軸を軸受によつて保持しな
ければならない。しかして、駆動軸と被駆動軸と
のなす作動角が90゜近くの場合でも駆動軸と被駆
動軸との回動角が180゜以内でありヨークの干渉
が起こらない場合には、従来のように二組の十字
軸継手を用いると部品の構成に無駄が生じ、さら
に、被駆動軸の先端が揺動するような場合には軸
を保持する構造が複雑になる等の欠点がある。
この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、駆動軸の180゜以内の回動動作を被駆動軸に
伝達する場合に、駆動軸と被駆動軸のなす作動角
を90゜近くに設定しうる十字軸継手を得ることを
目的とするものである。
この考案は、駆動軸に連結されて駆動軸の軸心
回りに回動する駆動側ヨークに連結軸を回転自在
に取付け、被駆動軸に連結されてその被駆動軸の
軸心回りに回動する被駆動側ヨークに連結軸を回
転自在に取付け、前記駆動側ヨークに連結された
前記連結軸と前記被駆動軸側ヨークに連結された
前記連結軸とを前記駆動軸と前記被駆動軸との各
軸心の交叉する点を中心として互いに十字形状に
固定的に連結し、前記連結軸の少なくとも一方を
その連結軸が取り付けられている駆動軸又は被駆
動軸に対して斜めに交叉させることにより、駆動
軸と被駆動軸とのなす作動角を90゜近くまで設定
しても駆動軸と被駆動軸との回動角が180゜以内
の場合にはヨーク同志の干渉を防止して回動力伝
達を円滑に行ない、しかも、駆動軸や被駆動軸を
保持する軸受等を省いて構造を簡単化しうるよう
に構成したものである。
この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。駆動軸1には駆動側ヨーク2が固定的に連結
され、被駆動軸3には被駆動側ヨーク4が固定的
に連結されている。前記駆動側ヨーク2には前記
駆動軸1の軸心に対して斜めに交叉する軸心を有
する連結軸5がその軸心回りに回動自在に設けら
れている。なお、前記駆動軸1の軸心と前記連結
軸5の軸心とは所定の交叉角αをもつて交叉して
いる。また、前記被駆動側ヨーク4には前記被駆
動軸3の軸心に対して直交する軸心を有する連結
軸6がその軸心回りに回動自在に設けられてい
る。そして、この連結軸6と前記連結軸5とが前
記駆動軸と前記被駆動軸との各軸心の交叉する点
を中心として互いに十字形状をなして固定的に連
結されている。
このような構成において、連結軸5の軸心が駆
動軸1の軸心に対して斜めに交叉しているため
に、駆動軸1と被駆動軸3とを90゜近くに屈折し
た状態に配置しても、駆動軸1及び被駆動軸3が
軸心回りに180゜以内で回動する場合には駆動側
ヨーク2と被駆動側ヨーク4との干渉が起こら
ず、駆動軸1から被駆動軸3への駆動力伝達を円
滑に行なえる。また、駆動軸1と被駆動軸3との
なす作動角を90゜近くに定めても従来のように二
組の継手を用いる必要がなく、それに伴つて軸受
等を省略できるので構造が簡単になる。また、連
結軸5の軸心と駆動軸1の軸心との交叉角αの設
定は任意であり、この交叉角αを変えることによ
り第3図ないし第5図に示すように駆動軸1から
被駆動軸3に伝わる回動角が変化し、したがつ
て、交叉角αを適宜設定することにより回動角の
比あるいは速度比の調節を行なえる。
なお、第6図及び第7図は本考案による十字軸
継手をトラクタのステアリングリンケージに使用
した具体例を示すもので、ステアリングギヤケー
ス7側においてはピツトマンシヤフト8が駆動軸
1に相当しロツド9が被駆動軸3に相当する。ま
た、前輪10側においてはロツド9が駆動軸1に
相当しキングピン11が被駆動軸3に相当する。
したがつて、ピツトマンシヤフト8からキングピ
ン11に至る操舵力の伝達はピツトマンシヤフト
8、ロツド9及びキングピン11の軸心回りの回
動により行なわれ、90゜近い作動角を有するピツ
トマンシヤフト8とロツド9間及びロツド9とキ
ングピン11間の駆動力伝達が円滑に行なわれて
いる。
この考案は、上述のように構成したので、駆動
軸と被駆動軸とが180゜以内の回動をする場合に
は、1組の十字軸継手により90゜近くに屈折した
軸心をもつて駆動軸と被駆動軸とを連結すること
ができ、駆動軸や被駆動軸等を保持する軸受等を
省略して構造を簡単なものとすることができ、ま
た、連結軸の軸心が駆動軸又は被駆動軸の軸心と
交叉する交叉角を変化させることにより駆動軸か
ら被駆動軸に伝わる回動角を増減させることがで
きる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
2図はその駆動軸を第1図に示す矢印A方向に1/
4回転させた状態の平面図、第3図及び第4図は
駆動軸と被駆動軸との回動伝達状態を示す説明
図、第5図は交叉角の変化に対して駆動軸から被
駆動軸に伝達される回動角の変動を示すグラフ、
第6図は本考案の十字軸継手を使用トラクタの一
部を切欠した側面図、第7図はその一部を切欠し
た平面図である。 1……駆動軸、2……駆動側ヨーク、3……被
駆動軸、4……被駆動側ヨーク、5〜6……連結
軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動軸に連結されて駆動軸の軸心回りに回動す
    る駆動側ヨークに連結軸を回転自在に取付け、被
    駆動軸に連結されてその被駆動軸の軸心回りに回
    動する被駆動側ヨークに連結軸を回転自在に取付
    け、前記駆動側ヨークに連結された前記連結軸と
    前記被駆動軸側ヨークに連結された前記連結軸と
    を前記駆動軸と前記被駆動軸との各軸心の交叉す
    る点を中心として互いに十字形状に固定的に連結
    し、前記連結軸の少なくとも一方をその連結軸が
    取り付けられている前記駆動軸又は前記被駆動軸
    に対して斜めに交叉させたことを特徴とする十字
    軸継手。
JP9878881U 1981-07-01 1981-07-01 十字軸継手 Granted JPS584826U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9878881U JPS584826U (ja) 1981-07-01 1981-07-01 十字軸継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9878881U JPS584826U (ja) 1981-07-01 1981-07-01 十字軸継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS584826U JPS584826U (ja) 1983-01-12
JPS6216524Y2 true JPS6216524Y2 (ja) 1987-04-25

Family

ID=29893537

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9878881U Granted JPS584826U (ja) 1981-07-01 1981-07-01 十字軸継手

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JPS584826U (ja) 1983-01-12

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