JPS62164649A - 光学活性2−(4−クロルフエニル)−3−メチル酪酸のラセミ化の方法 - Google Patents
光学活性2−(4−クロルフエニル)−3−メチル酪酸のラセミ化の方法Info
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- JPS62164649A JPS62164649A JP61005464A JP546486A JPS62164649A JP S62164649 A JPS62164649 A JP S62164649A JP 61005464 A JP61005464 A JP 61005464A JP 546486 A JP546486 A JP 546486A JP S62164649 A JPS62164649 A JP S62164649A
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- chlorophenyl
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- methylbutyric acid
- methylbutyric
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、殺虫活性を有する一群のα−置換フヱニル酢
酸エステルの重要な合成中間体であル光学活性2− (
4−クロルフェニル)−8−メチル酪酸のラセミ化方法
に関する。
酸エステルの重要な合成中間体であル光学活性2− (
4−クロルフェニル)−8−メチル酪酸のラセミ化方法
に関する。
α−置換フェニル酢酸エステル類が、各棟の害虫に強い
殺虫活性を有することは既に知られており(特公昭51
−88612号および56−4522号公報)、なかん
ずく、2−(4−クロルフェニル)−8−メチル酪酸の
エステルは、その効力と経済性から特にすぐれている。
殺虫活性を有することは既に知られており(特公昭51
−88612号および56−4522号公報)、なかん
ずく、2−(4−クロルフェニル)−8−メチル酪酸の
エステルは、その効力と経済性から特にすぐれている。
さらにその構成成分であるσ−置換フェニル酢酸の光学
分割によって得られるd体および1体カルボン酸のエス
テルの殺虫効力についても、1体カルボン酸のエステル
がほとんど無効であるのに対してd体のエステルはdi
体の約2倍の殺虫効力を示すことが見出されており、一
連のα−ぬ換フェニル酢酸類の光学分割法が開発されて
いる(特公昭56−417号公報)。
分割によって得られるd体および1体カルボン酸のエス
テルの殺虫効力についても、1体カルボン酸のエステル
がほとんど無効であるのに対してd体のエステルはdi
体の約2倍の殺虫効力を示すことが見出されており、一
連のα−ぬ換フェニル酢酸類の光学分割法が開発されて
いる(特公昭56−417号公報)。
しかしながら、光学分割によって自効な活性体が得られ
たとしても、それのみでは工業的に完成されたとは一般
にはいえないのであって、分離除去された対掌体の有効
な利用法を見出してはじめて有用な技術とされる。
たとしても、それのみでは工業的に完成されたとは一般
にはいえないのであって、分離除去された対掌体の有効
な利用法を見出してはじめて有用な技術とされる。
すなわち、本発明は、光学分割に際して副生ずる1体カ
ルボン酸の有効利用を目的として、1体カルボン酸およ
びその誘導体のラセミ化方法に関するものである。
ルボン酸の有効利用を目的として、1体カルボン酸およ
びその誘導体のラセミ化方法に関するものである。
〈従来の技術〉
従来、光学活性2−(4−クロルフェニル)−8−メチ
ル酪酸(α−イソプロピル−4−クロルフェニル酢酸)
のラセミ化方法としては、光学g性2−(4−クロルフ
ェニル)−3−メチルfi6Mアルカリ金属塩をアルカ
リ等の存在下に加熱する方法(特公昭55−49059
号公報)や光学活性2−(4−クロルフェニル)−3−
メチル酪酸クロリドを加熱する方法(特開昭54−80
85号公報)が知られている。
ル酪酸(α−イソプロピル−4−クロルフェニル酢酸)
のラセミ化方法としては、光学g性2−(4−クロルフ
ェニル)−3−メチルfi6Mアルカリ金属塩をアルカ
リ等の存在下に加熱する方法(特公昭55−49059
号公報)や光学活性2−(4−クロルフェニル)−3−
メチル酪酸クロリドを加熱する方法(特開昭54−80
85号公報)が知られている。
また、当該カルボン酸それ自体をラセミ化する方法とし
て、150〜400°C(好ましくは200〜850℃
)に加熱する方法(特公昭57−48589号公報)が
知られている。
て、150〜400°C(好ましくは200〜850℃
)に加熱する方法(特公昭57−48589号公報)が
知られている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
公報に記載のこれらの方法はいずれも当該カルボン酸を
金属塩ないし酸クロリドの形でラセミ化する方法であっ
て当該カルボン酸を再び光学分割の原料とするためには
再度遊離酸の形に戻さなければならず、そのために少な
くとも一工程が必要となり、また反応助剤が余分に必要
となる。
金属塩ないし酸クロリドの形でラセミ化する方法であっ
て当該カルボン酸を再び光学分割の原料とするためには
再度遊離酸の形に戻さなければならず、そのために少な
くとも一工程が必要となり、また反応助剤が余分に必要
となる。
また、特公昭57−48589号公報に記載の方法は、
反応を完結する為には比較的高温域および長時間を要す
ることから工業規模での生産時には、必らずしも充分な
方法とは言い難い。
反応を完結する為には比較的高温域および長時間を要す
ることから工業規模での生産時には、必らずしも充分な
方法とは言い難い。
く問題点を解決するための手段〉
本発明音らは、光学活性な2−(4−クロルフェニル)
−8−メチル酪酸のラセミ化の方法につき、鋭意検討を
重ねた結果、該化合物を濃硫酸の存在下120〜250
℃に加熱することにより、容易にしかも効率よくラセミ
化することを見い出し本発明に至った。
−8−メチル酪酸のラセミ化の方法につき、鋭意検討を
重ねた結果、該化合物を濃硫酸の存在下120〜250
℃に加熱することにより、容易にしかも効率よくラセミ
化することを見い出し本発明に至った。
即ち、本発明は、光学活性2−(4−クロルフェニル)
−8−メチル酪酸を濃硫酸の存在下、120〜250℃
に加熱することを特徴とする光学活性2−(4−クロル
フェニル)−3−メチル酪酸のラセミ化の方法を提供す
るものである。
−8−メチル酪酸を濃硫酸の存在下、120〜250℃
に加熱することを特徴とする光学活性2−(4−クロル
フェニル)−3−メチル酪酸のラセミ化の方法を提供す
るものである。
本発明に供される濃硫酸の濃度は、90%以上、好まし
くは95チ以上であり、その使用量は光学活性2−(4
−クロルフェニル)−3−メチル酪酸l当量に対して、
通常0.001〜0.5当量である。本発明の反応時間
は、0.5〜20時間の範囲で充分にその目的を達する
ことができる。
くは95チ以上であり、その使用量は光学活性2−(4
−クロルフェニル)−3−メチル酪酸l当量に対して、
通常0.001〜0.5当量である。本発明の反応時間
は、0.5〜20時間の範囲で充分にその目的を達する
ことができる。
以上述べたように本発明の方法により、2−(4−クロ
ルフェニル)−8−メチル酪酸の光学分割により副生す
る1体カルボン酸を61体カルボン酸にし、そのまま、
もしくは再結晶等の相製工杵をへたのち、再び光学分割
にかけることができ、これにより1体カルボン酸が、き
わめで有効に利用し得るようになる。
ルフェニル)−8−メチル酪酸の光学分割により副生す
る1体カルボン酸を61体カルボン酸にし、そのまま、
もしくは再結晶等の相製工杵をへたのち、再び光学分割
にかけることができ、これにより1体カルボン酸が、き
わめで有効に利用し得るようになる。
なお、ラセミ化の程度を知るには、!−2−(4−クロ
ルフェニル)−3−メチル酪酸の旋光度は〔α328°
C−47,4° (C=6.0、クロロホルム中)であ
るので旋光度を測定することにより、達成される。
ルフェニル)−3−メチル酪酸の旋光度は〔α328°
C−47,4° (C=6.0、クロロホルム中)であ
るので旋光度を測定することにより、達成される。
〈実施例〉
以下に、実施例をあげて本発明をより詳しく説明する。
実施例1
!−異性体の多い2−(4−クロロフェニル) −a−
メチル酪酸(α)′D5’C−24,8゜(c =1.
2 mクロロホルム中)2.06gを試験管にとり、1
00°Cのオイルバスにつけて溶融し、これに濃硫酸0
.109 (0,20倍量対)車料カルボン酸)を加え
て振とう後、140°Cのオイルバスに2時間浸漬した
のち冷却し、トルエン20P1水20pを加えてカルボ
ン酸を抽出し、抽出欣をm縮して濃縮残1.952を得
た。
メチル酪酸(α)′D5’C−24,8゜(c =1.
2 mクロロホルム中)2.06gを試験管にとり、1
00°Cのオイルバスにつけて溶融し、これに濃硫酸0
.109 (0,20倍量対)車料カルボン酸)を加え
て振とう後、140°Cのオイルバスに2時間浸漬した
のち冷却し、トルエン20P1水20pを加えてカルボ
ン酸を抽出し、抽出欣をm縮して濃縮残1.952を得
た。
1m光度(α)25cm1.1’ (c=1.1 、
’)コロホルム中) ラセミ化反応率 96% 実施例2 !−異性体の多い2−(4−クロルフェニ25℃ ル)−3−メチル酪酸〔α) −26,9(c=1
.1.クロロホルム中)1.241’を試験管にとり1
00℃のオイルバスにつけて溶融し、濃硫酸0.00’
M(0,028倍量対原料カルボン酸)を加えて振とう
し、180’Cのオイルバスに浸漬した。1時間後に取
り出して冷却し、旋光度を測定した。
’)コロホルム中) ラセミ化反応率 96% 実施例2 !−異性体の多い2−(4−クロルフェニ25℃ ル)−3−メチル酪酸〔α) −26,9(c=1
.1.クロロホルム中)1.241’を試験管にとり1
00℃のオイルバスにつけて溶融し、濃硫酸0.00’
M(0,028倍量対原料カルボン酸)を加えて振とう
し、180’Cのオイルバスに浸漬した。1時間後に取
り出して冷却し、旋光度を測定した。
旋光1i [α)25′c−0,6° (c=0.7
.りコロホルム中) ラセミ化反応率 98% 実施例8および4 実施例1または2と同様にして以下の結果を得た。
.りコロホルム中) ラセミ化反応率 98% 実施例8および4 実施例1または2と同様にして以下の結果を得た。
\、
゛・、
〈発明の効果〉
本発明の方法によれば、光学活性2−(4−クロルフェ
ニル)−8−メチル酪酸から2−(4−クロルフェニル
)−8−メチル酪酸のラセミ体が比較的低温でしかも短
時間で効率よく得られ、妹に工業規模での生産時に有利
である。
ニル)−8−メチル酪酸から2−(4−クロルフェニル
)−8−メチル酪酸のラセミ体が比較的低温でしかも短
時間で効率よく得られ、妹に工業規模での生産時に有利
である。
Claims (1)
- 光学活性2−(4−クロルフェニル)−3−メチル酪酸
を濃硫酸の存在下、120〜250℃に加熱することを
特徴とする光学活性2−(4−クロルフェニル)−3−
メチル酪酸のラセミ化の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61005464A JPH0657672B2 (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 光学活性2−(4−クロルフエニル)−3−メチル酪酸のラセミ化の方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61005464A JPH0657672B2 (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 光学活性2−(4−クロルフエニル)−3−メチル酪酸のラセミ化の方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62164649A true JPS62164649A (ja) | 1987-07-21 |
JPH0657672B2 JPH0657672B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=11611951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61005464A Expired - Lifetime JPH0657672B2 (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 光学活性2−(4−クロルフエニル)−3−メチル酪酸のラセミ化の方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657672B2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-13 JP JP61005464A patent/JPH0657672B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0657672B2 (ja) | 1994-08-03 |
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