JPS62164339A - ル−プネツトワ−クにおける監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ループネットワークに接続されたトリガース
テーションおよびノードステーションが障害の発生を検
出するために伝送路上の信号を監視する装置に関する。

〔従来の技術〕

音声通信とデータ通信の統合に加わえ、画像通信等の広
帯域サービスの統合を実現するための通信方式として、
例えば昭和５８年度通信学会交換研究会資料５Ｅ８３−
１０７記載の［高速同期式パケットルーズの一検討Ｊで
述べられているループネットワークがある。

かかるネットワークのアクセス方式について説明する。

゛このループネットワークは、第２図に示すように一つ
のトリガーステーションＴＳＩと複数のノードステーシ
ョンＮＳ２．ＮＳ３．ＮＳ４゜ＮＳ５が伝送路６により
ループ状に接続され構成される。トリガーステーション
ＴＳＩは第３図に示すように一定周期Ｔ毎にトリガー信
号ＴＲＧを送信して各ノードステーションに対して優先
度付ポーリング制御を開始する。すなわち、トリガース
テーションＴＳＩはトリガー信号を送信して最高優先度
の通信をポーリングし、以後この周期Ｔ内にあってはポ
ーリング信号ＰＯＬを送信して、優先度の低い通信を順
次ポーリングして行く。第３図の例では、ノードステー
ションＮＳ２およびＮＳ４が最高優先度のバケツ）Ｓｌ
およびＳ３を送信し、ノードステーションＮＳ３および
ＮＳ５は、トリガー信号ＴＲＧの通過後にポーリング信
号ＰＯＬを検出し第２位の優先度がポーリングされたこ
とを知ると、第２位の優先度のバケツ）Ｓ２およびＳ４
を送信する。

なお、第４図はトリガーステーションおよびノードステ
ーションが送信する信号のフレーム構成を示す。信号は
開始デリミタＳＤと終了デリミタＥＤによりパケット化
され、その間にアクセスコントロールフィールドＡＣＦ
、宛先アドレスＤＡ。

発信アドレスＳＡ、情報フィールドＩＮＦＯがある。ト
リガーステーションが送信するトリガー信号およびポー
リング信号のアクセスコントロールフィールドＡＣＦに
はその信号がトリが一信号ＴＲＧあるいはポーリング信
号ＰＯＬである旨が記されており、ノードステーション
が送信するパケットと区別することができる。

〔発明が解決しようとする問題点３ 以上説明したループネットワークにおいては、各ノード
ステーションが正常に信号の送信制御を実施しているか
、あるいはトリガーステーションのポーリング制御が正
常に行われているかを監視する必要がある。すなわち、
各ノードステーションが送信したパケットがあらかじめ
定められた最大パケット長よりも長くないか、あるいは
いずれのノードステーションが信号を送信しない場合で
も、トリーガースチージョンの送信する信号が伝送路上
を通過しているかを調べ、伝送路上の信号の流れに異常
が発生した場合には直ちにこれを検出しなければならな
い。

本発明の目的は、ループネットワークに接続された各ノ
ードステーションおよびトリガーステーションが簡単な
ハードウェアにより伝送路上の信号の異常状態を検出で
きる監視装置を提供することにある。

〔発明の構成〕

本発明は、１つのトリガーステーションと複数のノード
ステーションが伝送路によりループ状に接続され、前記
トリガーステーションは、一定の周期でトリガー信号を
送信して最高優先度の通信をポーリングし、および前記
周期内にあってはポーリング信号を送信して優先度の高
い通信から順にポーリングするループネットワークにお
ける監視装置において、前記トリガーステーションおよ
び前記ノードステーションの少なくともいずれかが、前
記伝送路上を流れる信号の開始を検出する手段と、タイ
マとを具備し、前記検出手段が信号の開始を検出する毎
に前記タイマを初期化し、前記タイマが前記伝送路の一
巡遅延時間および前記信号の最大長に基づき定められる
一定時間の経過を通知した場合に障害が発生したことを
検出することを特徴としている。

〔作用〕

伝送路上を流れる信号の開始デリミタＳＤの検出間隔は
、信号の最大長と伝送路の一巡遅延時間との和である一
定時間に等しい。伝送路上の信号が正常な場合には、開
始デリミタの検出間隔が上記一定時間を越えることはな
い。これに対し、トリガーステーションやノードステー
ションに障害が発生して誤動作すると、伝送路上を流れ
る信号の到着間隔が異常に長くなったり、信号が中継さ
れないような状態が発生する。従ってタイマにより信号
の開始デリミタＳＤの検出間隔を常時監視し、検出間隔
が前記一定時間越えた場合には、トリガーステーション
あるいはノードステーションに障害が発生したことを検
出することが可能となる。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。

第１図は本発明によるノードステーションの構成を示す
。このノードステーションは、第２図に示したようにト
リガーステーションＴＳＩに他のノードステーションと
共に伝送路６に接続されている。ノードステーションは
、スイッチ１１と、受信部１２と、送信権制御部１３と
、ＳＤ検出部１４と、タイマ１５と、送信部１６とから
構成される。

スイッチ１１は、伝送路６に直列に挿入され伝送路６の
開閉制御を行い、ノードステーションの非送信時にあっ
てはスイッチ１１の端子は伝送路６側に接続され上流か
らの信号を下流にバイパスさせ、ノードステーションの
送信時にあってはスイッチ１１の端子は送信部１６に接
続され送信部１６からの信号を伝送路下流に送出する。

受信部Ｉ２は、伝送路６上の信号から自ノードステーシ
ョン宛のパケットを識別し、これを受信する。

送信権制御部１３は、このループネットワークのアクセ
ス方式に従い、上流からのパケットが通過した直後に伝
送路６がアイドル状態であることを検出すると、伝送路
６への送信権を獲得して送信部１６にこの旨を通知する
。

送信部１６は、送信すべき信号を格納しており、送信権
ホ制御部Ｉ３の送信権獲得通知を受けると、これを取り
出してスイッチ１１を介して送信を行う。

ＳＤ検出部１４は、伝送路６上を通過するパケットの開
始デリミタＳＤを検出する。

タイマ１５は、後述するように伝送路６の一巡遅延時間
および最大パケット長により定めれる一定時間の経過を
測定するタイマであり、ＳＤ検出部１４からのＳＤ検出
出力により初期化され時間経過の測定を開始し、一定時
間が経過すると出力１５−１が活性状態となる。

第５図に伝送路６上の信号の流れを示す。図において、
１．はパケットの信号長の最大値を示し、ｔ、は、伝送
路６の一巡遅延時間を示し、１．はトリガー信−号ＴＲ
Ｇおよびポーリング信号ＰＯＬの信号長を示しており、
トリガー信号ＴＲＧとポーリング信号ＰＯＬは、１．≦
１．の条件を満たすものとする。

最高優先度においては、あるノードステーションはトリ
が一信号ＴＲＧを検出した後にパケットＳ１を送信し、
さらにあるノードステーションはパケットＳ１に引き続
き最大長ｔ７のパケットＳ２を送信する。次に、トリガ
ーステーションＴＳ１は先に送信したトリガー信号ＴＲ
Ｇが一巡遅延時間１ｄの後に戻ってくるとこれを除去し
、バケツ）Ｓｌの通過後に送信権を獲得し、ポーリング
信号ＰＯＬ（１）を送信する。このようにして第２位の
優先度がポーリングされた場合においては、いずれのノ
ードステーションも送信を行っていない。従ってトリガ
ーステーションＴＳＩは、自己の送信したポーリング信
号ＰＯＬ（１）が伝送路６の一巡遅延時間１ｄの後に戻
ってくるとこれを除去するとともにポーリング信号ＰＯ
Ｌ　（２）を送信する。

以上のように信号が流れている場合において、パケット
の開始デリミタＳＤの検出間隔の最大値は、（ｔ、！＋
ｔｄ）となる。正常動作時にあっては、どのような場合
でもこの最大値（ｊｚ＋ｊｄ）を越えて、開始デリミタ
ＳＤが検出されることはない。

このようにして求められる開始デリミタＳＤの検出間隔
の最大値（ｔ、！＋ｔｄ）を、第１図に示すノードステ
ーション内のタイマ１５で測定するように設定しておく
。従って正常動作時には、タイマ１５は設定された時間
を測定する以前にＳＤ検出部１４により初期化され、Ｓ
Ｄ検出部の出力１５−１が活性状態になることはない。

各ノードステーションが最大パケット長を越えるような
パケットを送信したり、あるいはトリガーステーション
ＴＳ１がポーリング信号ＰＯＬの送信制御に異常が生じ
た場合に、開始デリミタＳＤの検出間隔が通常のＳＤ検
出の間隔の最大値を越えると、タイマ１５はあらかじめ
設定されているＳＤ検出間隔の最大値を測定の後、出力
１５−１を活性状態にして異常が発生したことを送信部
１６に通知する。

また、−送信部１６ではこのように異常が発生したこと
を知ると、トリガーステーションＴＳＩもしくは他のノ
ードステーションに対して異常の発生を知らせるパケッ
トを格納し、送信権制御部１３が送信権を獲得するとそ
のパケットを送信し、障害の対策ならびに復旧の制御を
開始させる。

なお以上の実施例は本発明をノードステーションに適用
した例に基づくものであが、タイマ機能およびＳＤ検出
機能をトリガーステーションＴＳｌに付加すれば、同様
にしてトリガーステーションＴＳＩが伝送路６の状態を
監視して異常状態の発生を検出することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、簡単なハードウェ
アにより伝送路上の信号の流れを監視し、トリガーステ
ーションのポーリング制御の誤動作や、ノードステーシ
ョンの誤動作により、パケットの到着間隔が異常に長か
ったり、パケットが中継されないような状態が発生する
と、直ちにこれを検出するこ、とが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるノードステーション
の構成を示す図、 第２図はループネットワークの構成を示す図、第３図は
伝送路上の信号の流れを示す図、第４図は信号のフレー
ム構成を示す図、第５図は第１図の実施例における伝送
路上の信号の流れを示す図である。 １　・・・・・・・・・・・・・・・・・・トリガース
テーションＴＳ１２．３，４．５・・・・・・ノードス
テーション６　・・・・・・・・・・・・・・・・・・
伝送路１１　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スイッチ１２　　・・・・・・・・・・・・・・・・・
・受信部１３　　・・・・・・・・・・・・・・・・・
・送信権制御部１４　　・・・・・・・・・・・・・・
・・・・ＳＤ検出部１５　　・・・・・・・・・・・・
・・・・・・タイマ代理人　弁理士　　岩　佐　義　幸 第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）１つのトリガーステーションと複数のノードステ
   ーションが伝送路によりループ状に接続され、前記トリ
   ガーステーションは、一定の周期でトリガー信号を送信
   して最高優先度の通信をポーリングし、および前記周期
   内にあってはポーリング信号を送信して優先度の高い通
   信から順にポーリングするループネットワークにおける
   監視装置において、前記トリガーステーションおよび前
   記ノードステーションの少なくともいずれかが、前記伝
   送路上を流れる信号の開始を検出する手段と、タイマと
   を具備し、前記検出手段が信号の開始を検出する毎に前
   記タイマを初期化し、前記タイマが前記伝送路の一巡遅
   延時間および前記信号の最大長に基づき定められる一定
   時間の経過を通知した場合に障害が発生したことを検出
   することを特徴とするループネットワークにおける監視
   装置。