JPS62163860A - ステアリングホイールのボスの製造方法 - Google Patents

ステアリングホイールのボスの製造方法

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JPS62163860A
JPS62163860A JP597486A JP597486A JPS62163860A JP S62163860 A JPS62163860 A JP S62163860A JP 597486 A JP597486 A JP 597486A JP 597486 A JP597486 A JP 597486A JP S62163860 A JPS62163860 A JP S62163860A
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Japan
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boss
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welding
positioning
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Tetsuji Endo
哲司 遠藤
Kazuyoshi Nishijima
和由 西嶋
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等のステアリングホイールのボスに係
り、特に、ステアリングホイールをステアリングシャフ
トにセレーション嵌合及びテーパ嵌合によって結合する
ためものに関する。
〔従来の技術〕
自動車等のステアリングホイールは、セレーション嵌合
及びテーパ1■合によってステアリングシャフトに結合
するため、そのボスにセレーション孔及びデーパ孔を設
けるが、セレーション孔及びテーパ孔の両方を1つの部
材に精度よく加工するのが面倒である。
この問題を解消する方法の一つとして、特開昭57−1
44763Q公報に示されているように、ボスをセレー
ション孔を備えた部材(環状アタッチメント)とテーパ
孔を備えた部材(ハブ)に分割することがある。
(発明が解決しようとする問題点) しか1しながら、下記公報に示されたものは、テーパ孔
を備えた部材(ハブ)の端部に多角形状の四部を形成し
、この凹部にヒレ−ジョン孔を備えた部材(環状アタッ
チメン]・)を嵌合する構造のため、テーパ孔及び多角
形状の四部を猫えた部材(ハブ)の加工がやはり面倒で
あり、しかも、両部材が一体化していないため、がたつ
きが発生し易く、その上、ステアリングシャフトに固定
する前の状態では、両部材が分離し易いので、たとえば
、ステアリングホイールの製造メーカから車体組立メー
カに運ぶ際や在庫保管中に、両部材が分離した状態で多
角形状の部分が変形し易く、両部材の嵌合ができなくな
ることがある。
なお、上記公報に示された4M Nで、両部材(ハブ及
び環状アタッチメント)を溶接することも考えられるが
、このようにすると、セレーション孔を備えた部材(環
状アタッチメント)の肉厚が薄い構造のため、セレーシ
ョン孔に溶接時の熱歪みが発生し易くなる。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ステア
リングホイールのボスをそれぞれの加工が容易なセレー
ション孔を備えた上側部材及びテーパ孔を備えた下側部
材に分割し、さらに、両部材を精度よくかつ容易に一体
化することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ステアリングホイールをステアリングシャツ
h 4にセしI−シ]ン1■合及びデーパ嵌合によって
結合するステアリングホイールのボス5に関するしので
あって、セレーション孔11を備えた金属製の上側部材
12及び−テーパ孔13を備えた金属製の下側部材14
から成り、上記上側部材12及び下側部材14の対向す
る端部にnいに嵌合して両部材12.14を同軸に位置
決めする位置決め凸部15d。
15b及び位置決め四部16a 、 16bを形成し、
上側部材12及び下側部材14の対向する端部を溶接し
、上記位置決め凸部15a 、 15bの頂部と上記位
置決め凹部16a 、 16bの底部を当接したもので
ある。
〔作用〕
本発明のステアリングホイールのボス5は、セレーショ
ン孔11を備えた上側部材12及びテーパ孔13を備え
た下側部材14を、互いに対向する端部において、両部
材12.14の位置決め凸部15a 、 15b及び位
置決め四部16a 、 1(ibの嵌合にJ:る位置決
めと両部材12.14の溶接とによって一体化し、両部
材12.14の加工を容易にするとともに、両部材12
、14の一体化の精度をよくするものである。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図及び第3図はステアリングホイールを示し、この
ステアリングホイールは、ボス部1とその周囲の円環状
のリム部2をスポーク部3で連結した形状で、ボス部1
は自動車笠のステアリングシャツl〜4のセレーション
部4a及びテーパ部4bに結合して螺着される金属製の
ボス5を備え、このボス5の外側部に上記スポーク部3
の金属製のスポーク芯金6が溶接により固定され、この
スポーク芯金6の端部に上記リム部2のリム芯金7が溶
接により固定されている。
なお、8はリム芯金7を被覆したリム部2の軟質合成樹
脂製の外被、9.10はボス部1及びスポーク部3の合
成樹脂製のカバーである。
そして、上記ボス5は、第1図に示すように、上記ステ
アリングシャツ1−4のセレーション部4aにセレーシ
ョン孔合するセレーション孔11を備えた上側部材12
と、ステアリングシャフト4のテーパ部4bにテーパ嵌
合するテーパ孔13を備えた下側部材14とを、一体化
したものである。
そうして、上記上側部材12と下側部材14の一体化に
際しては、第4図及び第5図に示すように、上側部材1
2の下側部材14に対向する端部に、セレーション孔1
1の周囲に位置して、環状の位置決め凸部15aを形成
するとともに、下側部材14の上側部材12に対向する
端面に、テーパ孔13の周囲に位置して、上記位置決め
凸部15aの高さよりも浅い深さの環状の位置決め四部
16aを形成し、さらに、下側部材14の上側部材12
に対向する端面に、上記位置決め四部16aの周囲に位
置して、上記位置決め凸部15aの高さと位置決め四部
16aの深さの差よりも高い高さの環状の溶接凸部17
を形成しておき、上側部材12の位置決め凸部15aを
下側部材14の位置決め凹部16aの間口部に係合して
両部材12゜14を同軸に位置決めするとどもに、下側
部材14の溶接凸部17を上側部材12の端部に当接し
、抵抗溶接)1の電極により、両部材12.14を豆い
に接近する方向に所定の圧力で加圧しながら抵抗溶接を
行なう。
すると、両部材?2.14の圧接部分ずなわち溶接凸部
17の先端部とこれに対向する部分とに溶接電流が流れ
て互いに熔融し、加圧力により両部材12゜14が接近
しながら溶接凸部17部分にJ3いて両部材12、14
が溶接されるととbに、位置決め凸部15aの頂部が位
置決め凹部16aの底部に向かって移動し、最後に、位
置決め凸部15aの頂部が位置決めI11部IGaの底
部に対して当接し、両部材12.14の端面聞に空間を
残した状態で、溶接が完了する。
この場合、電極の加圧ストロークは一定とせずにフリー
とし、電極の加圧力及び溶接電流を調整して溶接を行な
うが、位置決め凸部15aの頂部が位置決め凹部16a
の底部に対して当接するまでは、第5図の)に示すよう
に、両部材12.14の圧接部分。の面積すなわち溶接
凸部17の断面積が比較的に小さいので、溶接電流に対
する電気抵抗が比較的に大きく、溶接電流により溶接凸
部17部分が発熱して熔融し、溶接凸部17部分におけ
る両部材12.14の溶接及び両部材12.14の接近
が継続し、そして、位置決め凸部15aの頂部が位置決
め四部16aの底部に対して当接した状態では、第5図
(B)に示ツにうに、両部材12.14の圧接部分の面
積が増大するので、溶接電流に対づ−る電気抵抗が減少
し、溶1シ電流による圧接部分の発熱が少なくなるとと
もに、位置決め凸部15aの頂部と位置決め凹部+6a
の底部の当接が両部材12.14の接近に対する践械的
な抵抗すなわちス1〜ツバとなり、両部材12.14の
溶接及び接近が行なわれなくなる。
なお、両部材12.14の端面聞の空間が溶IDにより
熔融した金属の逃げ空間となり、熔融した金属が、位置
決め凸部15aと位置決め凹部16aの1代合を阻害し
たり、両部材12.14の外側部にはみ出したりするこ
とがない。
したがって、上側部材12と下側部材14が、位置決め
凸部15aと位置決め凹部1Gaの嵌合により同軸に位
置決めされる他、両部材12.14間の軸方向の寸法精
度すなわちボス5の軸方向の長さ精度が安定し、しかも
、電極が多少消耗した場合でもこのボス5の長さ精度が
常に一定となるので、電極を本来の寿命まで使用するこ
とが可能となる。
そして、上側部材12及び下側部材14には、セレーシ
ョン孔11及びテーパ孔13の他に、位置決め凸部15
a、位置決め四部16a、溶接凸部17を形成するが、
これらはいずれも部材12.14の一端面に形成すれば
よいので、両部材12.14の加工が容易にできる。
また、両部012.14の肉厚を薄くする必要がない構
造で、しかも、両部材12.14の溶接は溶接凸部17
の先端部分で行なわれるので、セレーション孔11やデ
ーパ孔13に溶接時の熱歪みが発生する心配がない。
さらに、当然のことながら、両部材12.14が一体化
しているため、がたつきが発生したり、両部材12.1
4が分離したりする心配がない。
なお、この実施例では、上側部材12に位置決め凸部1
5aを形成するとともに、下側部材14に位置決め凹部
16aを形成し、下側部材14に溶接凸部11を形成し
たが、逆に、上側部材12に位置決め凹部を形成すると
ともに、下側部材14に位置決め凸部を形成したり、上
側部材12に溶接凸部を形成したりしてもよい。
そして、第6図は環状の位置決め凸部15aの代わりに
複数の円柱状の位置決め凸部15bを形成するとともに
、これに対応して、環状の位置決め四部16aの代わり
に複数の円孔状の位置決め凹部16bを形成した変形例
を示すものである。この変形例の場合、図では、位置決
め凸部15bと位6決め凹部16bが2組しか示されて
いないので、各位置決め凸部15bと各位置決め凹部I
Gbによる電気抵抗溶接時のストッパ作用に不安を感じ
るが、位置決め凸175bと位置決め四部76bの数を
多くしたり、環状の溶接凸部17を複数の円柱状の溶接
凸部に代えたりすることにより、゛電気抵抗溶接時のス
トッパ作用は確実となる。
また、第7図は上側部材12及び下側部+414に溶接
凸部17a 、 17bを設けた変形例を示ザものであ
る。この変形例の場合、溶接時のセレーション孔11の
熱歪み防止がより一層確実となる。
また、第8図ないし第10図は位置決め凸部15a及び
位置決め凹部16aを、溶接凸部17の外周に位置して
、両部材12.14の端面の外周部に設けた変形例であ
る。この変形例の場合、両部材12゜14の端面間の空
間が外側に露出しない。
さらに、第11図は第8図ないし第10図の変形例にお
いて、溶接凸部17の内周に位置して、下側部材14の
端面の内周部に環状の流れ止め凸部18を設けた変形例
である。この変形例の場合、溶接により熔融した全屈が
両部材12.44の内側部にはみ出すことがない。
なお、両部材12.14はともに金属製であるが、両部
材12.14を別々に形成するので、両部材12゜14
を胃なる素材どすることもでき、たとえば、上側部材1
2に軟鋼材や錆びないステンレス鋼を用い、下側部材1
4にステアリングシャツ1−4のテーパ部4bからの取
外しが容易な硬鋼材を用いることができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、位置決め凸部と位置
決め四部の嵌合によりボスをtM成1−る−上側部材と
下側部材が同軸に位置決めされる他、位置決め凸部の頂
部と位置決め四部の底部の当接にJ、り両部材の軸方向
が位置決めされるので、ボスの寸法粘度が安定し、イし
て、上側部材及び下側部材には、セレーション孔及びテ
ーパ孔の他に、位置決め凸部、位置決め四部等を形成づ
−ろが、これらはいずれも部材の一端面に形成すればよ
いので、両部材の加工が容易にでき、また、両部材にそ
れぞれ最適の加工方法及び最適の素+4を選定り“るこ
とができ、しかも、両部材の肉厚を薄くする必要がない
構造なので、セレーション孔jl)デーパ孔に溶接時の
熱歪みが発生する心配がなく、さらに、両部材が一体化
しているため、がたつきが発生したり、両部材が分難し
たりする心配がない。
また、電気抵抗溶接により両部材を溶接ケる場合、位置
決め凸部と位置決め四部の1矢合及び位置決め凸部の頂
部と位置決め凹部の底部の当接より、電極の加圧力を調
整するだ1プで、電極の加圧ストO−りは一定とせアに
フリーとして、両部材の電気抵抗溶接を行なうことがで
きるので、電極が多少涜耗した場合でも寸法精度が常に
一定となり、電極を本来の寿命まで使用することが可能
となり、その上、溶接強度も安定し、溶接作業の自動化
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の実施例を示し、第1図は
ステアリングホイールのボスの縦断面図、第2図は第3
図の]I−I[視に対応するステアリングホイールの縦
断面図ζ第3図はその平面図、第4図はボスの分解斜視
図、第5図はボスの組立状態の説明図であり、第6図は
変形例を示す第4図に対応する図、第7図は他の変形例
を示す第5図σ3)に対応する図、第8図ないし第10
図はさらに他の変形例を示す第1図、第4図及び第5図
に対応する図、第11図は第8図ないし第10図の変形
例に基づいた変形例を示す第10図00に対応する図で
ある。 4・・ステアリングシャフト、5・・ボス、11・・セ
[ノージョン孔、12・・上側部材、13・・テーパ孔
、14・・下側部材、i!ia 、 15b ・・位置
決め凸部、16a 、 IGb ・・位置決め凹部。 昭和61年1月14日 発  明  名      遠    藤    哲 
   旬間            西    嶋  
  和    由特許出願人   日本プラス1へ株式
会召$6胆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステアリングホイールに設けられステアリングホ
    イールをステアリングシャフトにセレーション嵌合及び
    テーパ嵌合によって結合するボスであって、 セレーション孔を備えた金属製の上側部材及びテーパ孔
    を備えた金属製の下側部材から成り、上記上側部材及び
    下側部材の対向する端部に互いに嵌合して両部材を同軸
    に位置決めする位置決め凸部及び位置決め凹部を形成し
    、上側部材及び下側部材の対向する端部を溶接し、上記
    位置決め凸部の頂部と上記位置決め凹部の底部を当接し
    たことを特徴とするステアリングホイールのボス。
JP597486A 1986-01-14 1986-01-14 ステアリングホイールのボスの製造方法 Granted JPS62163860A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966668U (ja) * 1982-10-27 1984-05-04 日本プラスト株式会社 ステアリングホイ−ルのボス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966668U (ja) * 1982-10-27 1984-05-04 日本プラスト株式会社 ステアリングホイ−ルのボス

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