JPS62163805A - 重荷重用ラジアルタイヤ - Google Patents
重荷重用ラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPS62163805A JPS62163805A JP61003571A JP357186A JPS62163805A JP S62163805 A JPS62163805 A JP S62163805A JP 61003571 A JP61003571 A JP 61003571A JP 357186 A JP357186 A JP 357186A JP S62163805 A JPS62163805 A JP S62163805A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- tire
- rubber
- diisocyanate
- impregnating agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tires In General (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は重荷重用ラジアルタイヤに関するもので、特に
航空機又は高速電車用(例えばリニヤ−モーターカー)
などに使用される高荷重、高内圧、高速に適したラジア
ルタイヤの耐久性向上に関するものである。
航空機又は高速電車用(例えばリニヤ−モーターカー)
などに使用される高荷重、高内圧、高速に適したラジア
ルタイヤの耐久性向上に関するものである。
(従来技術と問題点)
近年のタイヤ分野におけるラジアル化の普及:ま航空機
や高速電車の分野にまで広がってきている。
や高速電車の分野にまで広がってきている。
これは、航空機や高速電車用としてできるだけ軽く、し
かも従来の安全性を保持しているタイヤが求められてい
るからである。そしてその補強用タイヤコード材として
はナイロン、レーヨン、ポリエステルの他に芳香族ポリ
アミドが使われている(特開昭57−201701号、
特開昭57−201702号、特開昭57−20170
4号)。ここで使用される芳香族ポリアミドは従来タイ
ヤコード材として使用されていたレーヨン、ナイロン、
ポリエステルに比較し著しく強力、弾性率が高いのが特
徴であり、高内圧、高速時でのタイヤの径成長抑制に有
利であり、しかも高強力である為にベルト、カーカスコ
ード層の数を軽減する事ができる。最近では更に、この
芳香族ポリアミドに匹敵する繊維として全芳香族ポリエ
ステル(特公昭60−50821号、特開昭60−13
0619号、特開昭53−65421号、特開昭50−
157619号、特開昭54−77691号公報)や、
分子を高配向にし、高強力(強度15g/d以上)にし
たポリビニルアルコール(PVA)があり、先の芳香族
ポリアミド代替えとして使用できる可能性を十分持って
いる。しかしながら、これらフィラメントを撚って作成
したコードをタイヤのベルトコード層やカーカスコード
層に使用するとタイヤの走行中に加えられる繰り返し人
力により、コードが著しく強力低下したり、ゴムとの接
着性が低下するという問題がある。これはコードに曲げ
人力が入ったとき、フィラメントが局部的に座屈したり
、ゴムとの間に多大のずれ剪断応力が入ったり、フィラ
メント相互の摩擦によりフィブリル化が発生するといっ
た理由に起因するものである。
かも従来の安全性を保持しているタイヤが求められてい
るからである。そしてその補強用タイヤコード材として
はナイロン、レーヨン、ポリエステルの他に芳香族ポリ
アミドが使われている(特開昭57−201701号、
特開昭57−201702号、特開昭57−20170
4号)。ここで使用される芳香族ポリアミドは従来タイ
ヤコード材として使用されていたレーヨン、ナイロン、
ポリエステルに比較し著しく強力、弾性率が高いのが特
徴であり、高内圧、高速時でのタイヤの径成長抑制に有
利であり、しかも高強力である為にベルト、カーカスコ
ード層の数を軽減する事ができる。最近では更に、この
芳香族ポリアミドに匹敵する繊維として全芳香族ポリエ
ステル(特公昭60−50821号、特開昭60−13
0619号、特開昭53−65421号、特開昭50−
157619号、特開昭54−77691号公報)や、
分子を高配向にし、高強力(強度15g/d以上)にし
たポリビニルアルコール(PVA)があり、先の芳香族
ポリアミド代替えとして使用できる可能性を十分持って
いる。しかしながら、これらフィラメントを撚って作成
したコードをタイヤのベルトコード層やカーカスコード
層に使用するとタイヤの走行中に加えられる繰り返し人
力により、コードが著しく強力低下したり、ゴムとの接
着性が低下するという問題がある。これはコードに曲げ
人力が入ったとき、フィラメントが局部的に座屈したり
、ゴムとの間に多大のずれ剪断応力が入ったり、フィラ
メント相互の摩擦によりフィブリル化が発生するといっ
た理由に起因するものである。
一方、前記強力低下を防止する為にフィラメントをコム
状成分を主成分とする含浸剤で包埋してコードを形成す
ることを試みたがタイヤの製造時にコードに加えられる
張力や曲げ歪にてこの含浸剤処理コードが折れ曲がった
り、又は本来の撚りコードとしての強力伸び、接着力を
低下させたりしてしまうという問題点があった。 ゛
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記重荷重用ラジアルタイヤの問題点を解
決すべく種々研究の結果、前記芳香族ポリアミド、全芳
香族ポリエステル、強度15g/d以上のポリビニルア
ルコールを原糸(マルチフィラメント)の段階にて減圧
下で低温プラズマガス雰囲気中で処理し、更にプラズマ
処理原糸をゴム状物質をベースにした含浸剤で包埋して
、撚りコードとなし、タイヤのベルトおよび/またはカ
ーカス用コードとして使用すると上記低温プラズマ処理
により繊維フィラメントを硬化させることなく、含浸剤
との結合力が付与され、また含浸剤を繊維フィラメント
間に含浸させ、コード複合体マトリックスを形成するこ
とにより繊維の耐疲労性、耐摩耗性が向上し、この様に
すれば本来の撚りコードの物性を加硫後のタイヤで生か
すことができることを確かめ本発明を達成するに至った
。
状成分を主成分とする含浸剤で包埋してコードを形成す
ることを試みたがタイヤの製造時にコードに加えられる
張力や曲げ歪にてこの含浸剤処理コードが折れ曲がった
り、又は本来の撚りコードとしての強力伸び、接着力を
低下させたりしてしまうという問題点があった。 ゛
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記重荷重用ラジアルタイヤの問題点を解
決すべく種々研究の結果、前記芳香族ポリアミド、全芳
香族ポリエステル、強度15g/d以上のポリビニルア
ルコールを原糸(マルチフィラメント)の段階にて減圧
下で低温プラズマガス雰囲気中で処理し、更にプラズマ
処理原糸をゴム状物質をベースにした含浸剤で包埋して
、撚りコードとなし、タイヤのベルトおよび/またはカ
ーカス用コードとして使用すると上記低温プラズマ処理
により繊維フィラメントを硬化させることなく、含浸剤
との結合力が付与され、また含浸剤を繊維フィラメント
間に含浸させ、コード複合体マトリックスを形成するこ
とにより繊維の耐疲労性、耐摩耗性が向上し、この様に
すれば本来の撚りコードの物性を加硫後のタイヤで生か
すことができることを確かめ本発明を達成するに至った
。
従って本発明の重荷重用ラジアルタイヤは左右1対以上
のビードワイヤを有し、各ビードワイヤの少なくとも1
本以上のまわりに折返して固定された少なくとも1層以
上のタイヤ周方向に対して75〜90度のコード角度を
持つカーカスコード層と、周方向に対して0〜30度の
角度を持つコードを用いた1枚以上のベルトコード層を
有し、このカーカスコード層および/またはベルトコー
ド層を構成する撚コードは芳香族ポリアミド、全芳香族
ポリエステルまたは強度15g/d以上のポリビニルア
ルコール繊維からなり原糸の段階で、減圧下にて、低温
プラズマガス雰囲気中で処理され、各々のフィラメント
が周囲をゴム状成分を主成分とする釡浸剤で包埋されて
マトリックスが形成されたコード複合体を使用したこと
を特徴とする。
のビードワイヤを有し、各ビードワイヤの少なくとも1
本以上のまわりに折返して固定された少なくとも1層以
上のタイヤ周方向に対して75〜90度のコード角度を
持つカーカスコード層と、周方向に対して0〜30度の
角度を持つコードを用いた1枚以上のベルトコード層を
有し、このカーカスコード層および/またはベルトコー
ド層を構成する撚コードは芳香族ポリアミド、全芳香族
ポリエステルまたは強度15g/d以上のポリビニルア
ルコール繊維からなり原糸の段階で、減圧下にて、低温
プラズマガス雰囲気中で処理され、各々のフィラメント
が周囲をゴム状成分を主成分とする釡浸剤で包埋されて
マトリックスが形成されたコード複合体を使用したこと
を特徴とする。
本発明のラジアルタイヤにおいて、カーカスコード層お
よび/またはベルトコード層を構成する撚りコードの素
材としては、上記の如く芳香族ポリアミド、全芳香族ポ
リエステルまたは強度15g/d以上のポリビニルアル
コール繊維を用いる。ここで芳香族ポリアミドとは一般
式 %式% その他−〇−Ar、、−CO−を他成分として持っても
良く、いわゆる溶融型液晶ポリエステルを指す。
よび/またはベルトコード層を構成する撚りコードの素
材としては、上記の如く芳香族ポリアミド、全芳香族ポ
リエステルまたは強度15g/d以上のポリビニルアル
コール繊維を用いる。ここで芳香族ポリアミドとは一般
式 %式% その他−〇−Ar、、−CO−を他成分として持っても
良く、いわゆる溶融型液晶ポリエステルを指す。
本発明のラジアルタイヤに用いられるゴム複合体をつく
る過程で行われる上記素材から成る原糸の低温プラズマ
処理に用いられる低温プラズマガスとしては、非重合性
ガス、重合性ガスあるいは加熱気化ガスを単独あいは混
合して用いることができ、例えばヘリウム、水素、アル
ゴン、酸累、窒素、空気、塩素、アンモニア、−酸化炭
素、二酸化炭素、亜硫酸ガス、−酸化窒素、ホルムアル
デヒド、塩化水素等、あるいは減圧下に気化するガスと
しては四塩化炭素、ハロゲン化炭化水素(トリクレン等
)、ホルムアルデヒド水、水、メチルアミン、アンモニ
ア水、水蒸気等が好ましく導入され、減圧区域を10〜
1〜10 Torrになるように調整した後にオーディ
オ波、高周波あるいはマイクロ波発生装置によりIW〜
lQkwの出力で低温プラズマを発生させ、その雲囲気
下に1〜103秒間照射して表面処理を施す。この低温
プラズマ処理は、紡糸、延伸後に行っても、紡糸油剤塗
布後撚りをかける前に行ってもいずれの方法でもかまわ
ない。重要な点は含浸剤処理前に実施するということで
ある。
る過程で行われる上記素材から成る原糸の低温プラズマ
処理に用いられる低温プラズマガスとしては、非重合性
ガス、重合性ガスあるいは加熱気化ガスを単独あいは混
合して用いることができ、例えばヘリウム、水素、アル
ゴン、酸累、窒素、空気、塩素、アンモニア、−酸化炭
素、二酸化炭素、亜硫酸ガス、−酸化窒素、ホルムアル
デヒド、塩化水素等、あるいは減圧下に気化するガスと
しては四塩化炭素、ハロゲン化炭化水素(トリクレン等
)、ホルムアルデヒド水、水、メチルアミン、アンモニ
ア水、水蒸気等が好ましく導入され、減圧区域を10〜
1〜10 Torrになるように調整した後にオーディ
オ波、高周波あるいはマイクロ波発生装置によりIW〜
lQkwの出力で低温プラズマを発生させ、その雲囲気
下に1〜103秒間照射して表面処理を施す。この低温
プラズマ処理は、紡糸、延伸後に行っても、紡糸油剤塗
布後撚りをかける前に行ってもいずれの方法でもかまわ
ない。重要な点は含浸剤処理前に実施するということで
ある。
次に各フィラメントの周囲を含浸剤で包埋してマトリッ
クスを形成する際に用いられる含浸剤としては、ラテッ
クスをベースにし、この他ゴムとの接着に必要なエポキ
シ類、ブロックトイソシアネート類、レゾルンンーホル
ムアルデヒド(RF)Wilt合物、ゴム用加硫剤、加
硫促進剤などを水分散液としたもの、若しくは通常のゴ
ムポリマー又は変性コムホIJマーヲヘースにしてフェ
ノールレジン、レゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂、フ
ェノール変性レジン、イソシアネート頚、ビスマレイミ
ド、トリアジン樹脂などを加えたものを有機溶剤に溶か
したものが用いられる。
クスを形成する際に用いられる含浸剤としては、ラテッ
クスをベースにし、この他ゴムとの接着に必要なエポキ
シ類、ブロックトイソシアネート類、レゾルンンーホル
ムアルデヒド(RF)Wilt合物、ゴム用加硫剤、加
硫促進剤などを水分散液としたもの、若しくは通常のゴ
ムポリマー又は変性コムホIJマーヲヘースにしてフェ
ノールレジン、レゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂、フ
ェノール変性レジン、イソシアネート頚、ビスマレイミ
ド、トリアジン樹脂などを加えたものを有機溶剤に溶か
したものが用いられる。
上記含浸剤に使用されるラテックスとしては、天然ゴム
ラテックス、スチレン−ブタジェン共重合ラテックス、
ビニルピリジン・スチレン・ブクジエン三元共重合ラテ
ックス、カルボキシルス基含有スチレンーブタジェン共
重合ラテックス、アクリロニトリル−ブタジェンラテッ
クス、ポリクロロプレンラテックス、ポリブタジェンラ
テックス等のゴム状ポリマーが水分散したゴムラテック
スが使用できる。コード被覆ゴムに合わせて選べばよい
。
ラテックス、スチレン−ブタジェン共重合ラテックス、
ビニルピリジン・スチレン・ブクジエン三元共重合ラテ
ックス、カルボキシルス基含有スチレンーブタジェン共
重合ラテックス、アクリロニトリル−ブタジェンラテッ
クス、ポリクロロプレンラテックス、ポリブタジェンラ
テックス等のゴム状ポリマーが水分散したゴムラテック
スが使用できる。コード被覆ゴムに合わせて選べばよい
。
含浸剤に使用されるエポキシとしてはグリセリン、フロ
ピレンゲリコール、エチレングリコール、ヘキサントリ
オーノペソルビトール、トリメチロールプロパン、3−
メチルペンタントリオール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール等の脂肪族多価アルコール類
とエピクロルヒドリン等のハロヒドリンとの反応生成物
、レゾルシン、フェノール、ハイドロキノン、フロログ
ルシン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン等の芳
香族多価アルコール類とハロヒドリンとの反応生成物、
ノボラック型フェノール樹脂、ノボラック型レゾルシン
樹脂等のノボラック型フェノール樹脂とハロヒドリンと
の反応生成物が使用できる。
ピレンゲリコール、エチレングリコール、ヘキサントリ
オーノペソルビトール、トリメチロールプロパン、3−
メチルペンタントリオール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール等の脂肪族多価アルコール類
とエピクロルヒドリン等のハロヒドリンとの反応生成物
、レゾルシン、フェノール、ハイドロキノン、フロログ
ルシン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン等の芳
香族多価アルコール類とハロヒドリンとの反応生成物、
ノボラック型フェノール樹脂、ノボラック型レゾルシン
樹脂等のノボラック型フェノール樹脂とハロヒドリンと
の反応生成物が使用できる。
含浸剤に使用されるブロックトイソシアネートとしては
、フェニルイソシアネート、ジクロルフェニルイソシア
ネート、ナフタレンモノイソシアネート等のモノイソシ
アネート、トリレンジイソシアネート、ジアニンジンイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、m−
フェニレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシ
アネート、アルキルベンゼンジイソシアネート、m−キ
シレンジイソシアネート、シクロヘキシルメタンジイソ
シアネート、3.3’−ジメトキシジフェニルメタン−
4,4’−ジイソシアネート、1−アルコキシベンゼン
−2,4−ジイソシアネート、エチレンジイソシアネー
ト、プロピレンジイソシアネート、シクロヘキシレン−
1,2−ジイソシアネート、ジフェニレンジイソシアネ
ート、ブチレン−1,2−ジイソシアネート、ジフェニ
ルメタン−4,4′−ジイソシアネート、ジフェニルエ
タンジイソシアネート、1.5−ナフタレンジイソシア
ネート等のジイソシアネート類、トリフェニルメタント
リイソシアネート、ジフェニルメタントリイソシアネー
ト等のトリイソシアネート類等の1種または2種以上と
フェノ−/ペンタノール、レゾルシン等のフェノール類
、t−ブタノール、t−ペンタノール等の第3級アルコ
ール類、ジフェニルアミン、ジフェニルナフチルアミン
、キシリジン等の芳香族アミン類、エチレンイミン、プ
ロピレンイミン等のエチレンイミン類、コハク酸イミド
、フタル酸イミド等のイミド類、ε−カプロラクタム、
δ−バレロラクタム、γ−ブチロラクタム等のラクタム
類、尿素、ジエチレン尿素等の尿素類、アセトオキンム
、ンクロヘキサンオキンム、ベンゾフェノンオキシム等
のオキシム類、α−ピロリドン等のイソシアネートブロ
ック剤の1種または2種以上とで反応させて(辱られる
ものである。
、フェニルイソシアネート、ジクロルフェニルイソシア
ネート、ナフタレンモノイソシアネート等のモノイソシ
アネート、トリレンジイソシアネート、ジアニンジンイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、m−
フェニレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシ
アネート、アルキルベンゼンジイソシアネート、m−キ
シレンジイソシアネート、シクロヘキシルメタンジイソ
シアネート、3.3’−ジメトキシジフェニルメタン−
4,4’−ジイソシアネート、1−アルコキシベンゼン
−2,4−ジイソシアネート、エチレンジイソシアネー
ト、プロピレンジイソシアネート、シクロヘキシレン−
1,2−ジイソシアネート、ジフェニレンジイソシアネ
ート、ブチレン−1,2−ジイソシアネート、ジフェニ
ルメタン−4,4′−ジイソシアネート、ジフェニルエ
タンジイソシアネート、1.5−ナフタレンジイソシア
ネート等のジイソシアネート類、トリフェニルメタント
リイソシアネート、ジフェニルメタントリイソシアネー
ト等のトリイソシアネート類等の1種または2種以上と
フェノ−/ペンタノール、レゾルシン等のフェノール類
、t−ブタノール、t−ペンタノール等の第3級アルコ
ール類、ジフェニルアミン、ジフェニルナフチルアミン
、キシリジン等の芳香族アミン類、エチレンイミン、プ
ロピレンイミン等のエチレンイミン類、コハク酸イミド
、フタル酸イミド等のイミド類、ε−カプロラクタム、
δ−バレロラクタム、γ−ブチロラクタム等のラクタム
類、尿素、ジエチレン尿素等の尿素類、アセトオキンム
、ンクロヘキサンオキンム、ベンゾフェノンオキシム等
のオキシム類、α−ピロリドン等のイソシアネートブロ
ック剤の1種または2種以上とで反応させて(辱られる
ものである。
含浸剤に使用できるレゾルシンホルムアルデヒド(封脂
としてはレゾルシン1モルに対してホルマリン0.4〜
3.0モルの範囲で苛性ソーダ、アンモニア、尿素とう
アルカル触媒下で、レゾルシンがホルマリンにより架橋
される連結個数が、3以上のものである。
としてはレゾルシン1モルに対してホルマリン0.4〜
3.0モルの範囲で苛性ソーダ、アンモニア、尿素とう
アルカル触媒下で、レゾルシンがホルマリンにより架橋
される連結個数が、3以上のものである。
含浸剤に使用されるゴム用加硫剤としては、硫黄、ρ−
ベンゾキノンジオキシム、p、p′−ジベンゾイルキノ
ンジオキシム、4.4′−ジチオ−ビス−シモルフォリ
ン、テトラクロロベンゾキノントリメチロールプロパシ
ー トリメタクリレート、アンモニウムベンゾエート、
N、N′−m−フェニレンシマレイイミド、1.1’−
ジーし一ブチルペロキシー3.3.5−)リメチルシク
ロヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキシド、t−ブチル
クミルパーオキシド、2,5−シーメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、1.3 ビス−(
1−ブチルパーオキシ−ジ−プロビル)ベンゼン、ドブ
チルパーオキシ−ジ−プロピルカーボネートがある。
ベンゾキノンジオキシム、p、p′−ジベンゾイルキノ
ンジオキシム、4.4′−ジチオ−ビス−シモルフォリ
ン、テトラクロロベンゾキノントリメチロールプロパシ
ー トリメタクリレート、アンモニウムベンゾエート、
N、N′−m−フェニレンシマレイイミド、1.1’−
ジーし一ブチルペロキシー3.3.5−)リメチルシク
ロヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキシド、t−ブチル
クミルパーオキシド、2,5−シーメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、1.3 ビス−(
1−ブチルパーオキシ−ジ−プロビル)ベンゼン、ドブ
チルパーオキシ−ジ−プロピルカーボネートがある。
含浸剤に使用できる加硫促進剤としては、ヘキサメチレ
ンテトラミンで代表されるアルデヒドアンモニア順、ジ
フェニルグアニジン、ジー0−トリルグアニジン、0−
トリルービグアニシン等のグアニジン順、チオカーハニ
リド、N、N′−ジエチルチオウレア、ジブチルチオウ
レア、ジラウリルチオウレア、2−メルカプトイミダシ
リン、トリチメルチオウレア等のチオウレア類、メルカ
プトベンゾチアソールベ)−1−ブチル−2−ベンゾチ
アゾールスルフェンアミド、N、N’−ジンク・口へキ
シル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、ベンゾ
チアジルジスルフィド、メルカプトベンゾチアゾールN
a、メルカプトベンゾチアソール2n、 2(4−モル
フォリノジチオ)ペンツチアゾール、2−(2,4−ジ
ニトロ−フェニル)−メルカプトベンゾチアソールペN
、N’−ジエチルチオカーハモイル−2−ベンゾチアソ
イルスルフィド、N−シクロへキシル−2−ベンゾチア
ジル−スルフェンアミド、N−オキシジエチレン−2−
ベンゾチアゾールスルフェンアミド等のチアゾールl、
Feジメチルジチオカーバメイト、Znジメチルジチオ
カーバメイト、Znジエチルジチオカーバメイト、Zn
−ジ−n−ブチルジチオカーバメイト、Xnエチルフェ
ニルジチオカーバメイト、2n N−ペンタメチレンジ
チオカーバメイト、lnジベンジルジチオカーバメイト
、Naジメチルジチオカーバメイト、Naジエチルジチ
オカーバメイト、Naジ−ブチルジチオカーバメイト、
Cuジメチルジチオカーバメイト等のジチオカルバミン
酸塩類、Inブチルザンテート、Na−イソプロピルザ
ンテート、Znイソプロピルザンテート等のキサントゲ
ン酸塩類、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラ
エチルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジ
スルフィド等のラチウム類の他、ゴム用に使用される加
硫促進剤が使用できる。
ンテトラミンで代表されるアルデヒドアンモニア順、ジ
フェニルグアニジン、ジー0−トリルグアニジン、0−
トリルービグアニシン等のグアニジン順、チオカーハニ
リド、N、N′−ジエチルチオウレア、ジブチルチオウ
レア、ジラウリルチオウレア、2−メルカプトイミダシ
リン、トリチメルチオウレア等のチオウレア類、メルカ
プトベンゾチアソールベ)−1−ブチル−2−ベンゾチ
アゾールスルフェンアミド、N、N’−ジンク・口へキ
シル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、ベンゾ
チアジルジスルフィド、メルカプトベンゾチアゾールN
a、メルカプトベンゾチアソール2n、 2(4−モル
フォリノジチオ)ペンツチアゾール、2−(2,4−ジ
ニトロ−フェニル)−メルカプトベンゾチアソールペN
、N’−ジエチルチオカーハモイル−2−ベンゾチアソ
イルスルフィド、N−シクロへキシル−2−ベンゾチア
ジル−スルフェンアミド、N−オキシジエチレン−2−
ベンゾチアゾールスルフェンアミド等のチアゾールl、
Feジメチルジチオカーバメイト、Znジメチルジチオ
カーバメイト、Znジエチルジチオカーバメイト、Zn
−ジ−n−ブチルジチオカーバメイト、Xnエチルフェ
ニルジチオカーバメイト、2n N−ペンタメチレンジ
チオカーバメイト、lnジベンジルジチオカーバメイト
、Naジメチルジチオカーバメイト、Naジエチルジチ
オカーバメイト、Naジ−ブチルジチオカーバメイト、
Cuジメチルジチオカーバメイト等のジチオカルバミン
酸塩類、Inブチルザンテート、Na−イソプロピルザ
ンテート、Znイソプロピルザンテート等のキサントゲ
ン酸塩類、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラ
エチルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジ
スルフィド等のラチウム類の他、ゴム用に使用される加
硫促進剤が使用できる。
上記含浸剤として用いられる混合水溶液である分散液は
、水に不溶なものは適当な界面活性剤により、一般の湿
式分散法等の方法により調整することができる。
、水に不溶なものは適当な界面活性剤により、一般の湿
式分散法等の方法により調整することができる。
ゴムラテックスに対するエポキシ、ブロックトイソシア
ネート類と、レゾルシンホルムアルデヒド樹脂、ゴム用
加硫剤、ゴム用加硫促進剤類の混合比率は重量部で10
0:1〜30:1〜30の範囲が好適に利用できる。
ネート類と、レゾルシンホルムアルデヒド樹脂、ゴム用
加硫剤、ゴム用加硫促進剤類の混合比率は重量部で10
0:1〜30:1〜30の範囲が好適に利用できる。
この範囲を越えると得られた含浸剤の可撓性がなく本発
明には適さない。
明には適さない。
本発明において前記有機溶剤溶液として用いられる含浸
剤に使用できるゴムポリマーとしては、スチレン−ブタ
ジェンゴム、ブタジェンゴム、インプレンゴム、アクリ
ロニトリル−ブタジェンコム、クロロブレンコム、エチ
レン−プロピレンコム、エチレン−プロピレンクーポリ
マー、ブチルゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、天然
コ′ムが挙げられる。
剤に使用できるゴムポリマーとしては、スチレン−ブタ
ジェンゴム、ブタジェンゴム、インプレンゴム、アクリ
ロニトリル−ブタジェンコム、クロロブレンコム、エチ
レン−プロピレンコム、エチレン−プロピレンクーポリ
マー、ブチルゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、天然
コ′ムが挙げられる。
また変性ゴムポリマーとしては、前述の一役のゴムポリ
マーをエポキシで変性したもの、塩素化したもの、アク
リルで変性したものが利用できる。
マーをエポキシで変性したもの、塩素化したもの、アク
リルで変性したものが利用できる。
これらのゴムポリマーにカーボンブラック、加硫剤(促
進剤)などを配合混練したものを用いてもよい。
進剤)などを配合混練したものを用いてもよい。
上記含浸剤に使用できるインシアネートとしては、フェ
ニルイソシアネート、ジクロルフェニルイソシアネート
、ナフタレンモノインシアネート等のモノイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネート、ジアニシジンイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、m−フェニ
レンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネー
ト、アルキルベンゼンジイソシアネート、m−キシレン
ジイソシアネート、シクロヘキシルメタンジイソシアネ
ート、3.3’−ジメトキシジフェニルメタン−4,4
′−ジイソシアネート、1−アルコキシベンゼン−2,
4−ジイソシアネート、エチレンジイソシアネート、プ
ロピレンジイソシアネート、シクロヘキシレン−1,2
−ジイソシアネート、ジフェニレンジイソシアネート、
ブチレン−1,2−ジイソシアネート、ジフェニルメタ
ン−4,4′−ジイソシアネート、ジフェニルエタンジ
イソシアネート、1.5−ナフタレンジイソンアネート
等のジイソシアネート類、トリフェニルメタントリイソ
ンアネート、ジフェルエタンジイソシアネート等のトリ
イソシアネート類等が好適に使用できる。
ニルイソシアネート、ジクロルフェニルイソシアネート
、ナフタレンモノインシアネート等のモノイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネート、ジアニシジンイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、m−フェニ
レンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネー
ト、アルキルベンゼンジイソシアネート、m−キシレン
ジイソシアネート、シクロヘキシルメタンジイソシアネ
ート、3.3’−ジメトキシジフェニルメタン−4,4
′−ジイソシアネート、1−アルコキシベンゼン−2,
4−ジイソシアネート、エチレンジイソシアネート、プ
ロピレンジイソシアネート、シクロヘキシレン−1,2
−ジイソシアネート、ジフェニレンジイソシアネート、
ブチレン−1,2−ジイソシアネート、ジフェニルメタ
ン−4,4′−ジイソシアネート、ジフェニルエタンジ
イソシアネート、1.5−ナフタレンジイソンアネート
等のジイソシアネート類、トリフェニルメタントリイソ
ンアネート、ジフェルエタンジイソシアネート等のトリ
イソシアネート類等が好適に使用できる。
上記含浸剤に用いられるビスマレイイミドー トリアジ
ン樹脂はビスマレイイミド類とトリアジンの2成分を主
成分とする分子内にイミド基を有するポリイミド樹脂で
ある。
ン樹脂はビスマレイイミド類とトリアジンの2成分を主
成分とする分子内にイミド基を有するポリイミド樹脂で
ある。
上記ゴムポリマー、変性ゴムポリマーに対する、レゾル
シンホルムアルデヒド樹脂、イソシアネート、ビスマレ
イイミドトリアジン樹脂等の混合比率は重量部で100
:1〜30が好適に使用できる。
シンホルムアルデヒド樹脂、イソシアネート、ビスマレ
イイミドトリアジン樹脂等の混合比率は重量部で100
:1〜30が好適に使用できる。
この範囲を越えると、得られた含浸剤の可撓性がなく本
発明に適さない。
発明に適さない。
前記有機溶剤溶液である含浸液は、上記成分をトリクロ
ルエタン、トルエン等の有機溶剤に添加してつくること
ができる。
ルエタン、トルエン等の有機溶剤に添加してつくること
ができる。
本発明におけるコード複合体の含浸剤塗布方法としては
、前述の混合物を本発明で使用する前記素材よりなる繊
維材料の紡糸、延伸後の紡糸油剤塗布時に同時に塗布す
るか、油剤塗布後、撚りをかける前に塗布するか、或い
は撚りをかけたコード系状の繊維材料に含浸剤を浸漬す
る方法がある。
、前述の混合物を本発明で使用する前記素材よりなる繊
維材料の紡糸、延伸後の紡糸油剤塗布時に同時に塗布す
るか、油剤塗布後、撚りをかける前に塗布するか、或い
は撚りをかけたコード系状の繊維材料に含浸剤を浸漬す
る方法がある。
(発明の効果)
以上説明してきたように、本発明の重荷重用ラジアルタ
イヤは、左右1対以上のビードワイヤを有し、各ビード
ワイヤの少なくとも1本以上のまわりに折返して固定さ
れた少なくとも1層以上のタイヤ周方向に対して75〜
90度のコード角度を持つカーカスコード層と、周方向
に対して0〜30度の角度を持つコードを用いた1枚以
上のベルトコード層を有するタイヤであって、上記カー
カスコード層および/またはベルトコード層を構成する
撚コードが芳香族ポリアミド、全芳香族ポリエステル、
強度15g/d以上のポリビニルアルコール繊維を素材
とし、原糸の段階で、減圧下で低温プラズマガス雰囲気
中で処理し、各々のフィラメントが周囲をゴム状成分を
主成分とする含浸剤で包理されてマトリックスが形成さ
れたコード複合体を使用したことにより、コード複合体
において低温プラズマ処理によって繊維フィラメント表
面に親水基が付与されることあるいはスパッタリング効
果により含浸剤との濡れ性が著しく向上し、これ
″により含浸剤が各フィラメントに均一に付着しさらに
強固に結合することができ繊維含浸剤マトリックス間の
接着力が大幅に向上し、もって繊維材料の耐疲労性、耐
摩耗性が著しく改善され、タイヤの耐久性が著しく向上
したという効果が得られる。
イヤは、左右1対以上のビードワイヤを有し、各ビード
ワイヤの少なくとも1本以上のまわりに折返して固定さ
れた少なくとも1層以上のタイヤ周方向に対して75〜
90度のコード角度を持つカーカスコード層と、周方向
に対して0〜30度の角度を持つコードを用いた1枚以
上のベルトコード層を有するタイヤであって、上記カー
カスコード層および/またはベルトコード層を構成する
撚コードが芳香族ポリアミド、全芳香族ポリエステル、
強度15g/d以上のポリビニルアルコール繊維を素材
とし、原糸の段階で、減圧下で低温プラズマガス雰囲気
中で処理し、各々のフィラメントが周囲をゴム状成分を
主成分とする含浸剤で包理されてマトリックスが形成さ
れたコード複合体を使用したことにより、コード複合体
において低温プラズマ処理によって繊維フィラメント表
面に親水基が付与されることあるいはスパッタリング効
果により含浸剤との濡れ性が著しく向上し、これ
″により含浸剤が各フィラメントに均一に付着しさらに
強固に結合することができ繊維含浸剤マトリックス間の
接着力が大幅に向上し、もって繊維材料の耐疲労性、耐
摩耗性が著しく改善され、タイヤの耐久性が著しく向上
したという効果が得られる。
(実施例)
以下本発明を実施例および比較例により説明する。
実施例1
ポリパラフェニレンテレフタルアミド3000dのフィ
ラメント数1333本の原糸を、差動排気が可能で且つ
マイクロ波発生装置と該装置から発生されるプラズマを
処理するプラズマ処理室とを具備し、繊維を連続的に移
動させることができる装置に通し、連続的に移動させな
がら、差動排気ポンプによりプラズマ処理区域の圧力を
0. I Torr以下にし、その状態で02ガスを導
入口より導入し、プラズマ処理区域の圧力をITorr
に調整し、その状態で周波数2.45GHzのマイクロ
波発生装首により出力1kwでガスプラズマを発生させ
、原糸がプラズマ発生区域を20秒および120秒で通
過するように速度を調整し、プラズマ処理を施した。
ラメント数1333本の原糸を、差動排気が可能で且つ
マイクロ波発生装置と該装置から発生されるプラズマを
処理するプラズマ処理室とを具備し、繊維を連続的に移
動させることができる装置に通し、連続的に移動させな
がら、差動排気ポンプによりプラズマ処理区域の圧力を
0. I Torr以下にし、その状態で02ガスを導
入口より導入し、プラズマ処理区域の圧力をITorr
に調整し、その状態で周波数2.45GHzのマイクロ
波発生装首により出力1kwでガスプラズマを発生させ
、原糸がプラズマ発生区域を20秒および120秒で通
過するように速度を調整し、プラズマ処理を施した。
次に下記組成の含浸剤に浸漬し、乾燥した。この原糸を
3本撚り合わせ、コード複合体とした。
3本撚り合わせ、コード複合体とした。
この場合の撚数は上撚、下撚共20回/LoCmである
。
。
配 合 成 分 配合量(重量部)ジグ
リセロールトリグリシジルエーテル 10硫黄
2 ジベンゾチアジルジスルフィド 1.5上
記組成のものを水に溶解、分散させた。
リセロールトリグリシジルエーテル 10硫黄
2 ジベンゾチアジルジスルフィド 1.5上
記組成のものを水に溶解、分散させた。
繊維フィラメントはほぼ全て含浸剤におおわれていた。
このコード複合体をベルトコード、カーカスコードに用
いてタイヤサイズH46X18−20のタイヤを試作し
た。
いてタイヤサイズH46X18−20のタイヤを試作し
た。
第1図にタイヤの内部構造を示すため一部を切欠いて示
す。図面中1は周方向に平行に配列したコードからなる
ベルトコード層を示す。2はカーカスコード層で2−1
は内側カーカスコード層、2−2は外側カーカスコード
層を示し、コードが周方向にほぼ直角に配列し、3はビ
ードワイヤーを示す。
す。図面中1は周方向に平行に配列したコードからなる
ベルトコード層を示す。2はカーカスコード層で2−1
は内側カーカスコード層、2−2は外側カーカスコード
層を示し、コードが周方向にほぼ直角に配列し、3はビ
ードワイヤーを示す。
試作したタイヤは次の評価方法でその性能を評価し第1
表に併記する。
表に併記する。
評価方法
(ア)高速耐久性
一定内圧13.5kg /cffl (正規内圧)、一
定正規荷重20トンにて5分毎に20km/hずつスピ
ードを上げてゆき、故障まで継続し、そのときの速度を
示し耐久レベルとした。
定正規荷重20トンにて5分毎に20km/hずつスピ
ードを上げてゆき、故障まで継続し、そのときの速度を
示し耐久レベルとした。
(イ)初期接着性
新品タイヤのショルダ一部のカーカスコード層2−1と
2−2の間の剥離抗力で示した。
2−2の間の剥離抗力で示した。
(つ)接着疲労性、コード疲労性
一定の正規荷重20トン下で速度20km/hで連続走
行させ、6000kmで停止し、コードをタイヤより採
取し、新品時対比の接着力保持率、強力保持率で示した
。
行させ、6000kmで停止し、コードをタイヤより採
取し、新品時対比の接着力保持率、強力保持率で示した
。
実施例2
実施例1のポリパラフェニレンテレフタルアミドの代わ
りにp−ヒドロキシ安息香酸、4.4’−ジヒドロキシ
ジフェニル、テレフタル酸をモノマ一単位とする共重合
ポリマーを溶融液晶紡糸し、その後熱処理を行って得ら
れた全芳香族ポリエステル1500dのフィラメント数
500本を用いた以外は実施例1と同様の方法でコード
複合体を作製した。
りにp−ヒドロキシ安息香酸、4.4’−ジヒドロキシ
ジフェニル、テレフタル酸をモノマ一単位とする共重合
ポリマーを溶融液晶紡糸し、その後熱処理を行って得ら
れた全芳香族ポリエステル1500dのフィラメント数
500本を用いた以外は実施例1と同様の方法でコード
複合体を作製した。
このコード複合体を用いて実施例1と同じタイヤサイズ
のタイヤを試作し、上記評価方法により性能を評価し、
第1表に併記する。
のタイヤを試作し、上記評価方法により性能を評価し、
第1表に併記する。
実施例3
実施例1のプラズマガス02ガスの代わりにN2ガスを
用いた以外は、実施例1と同様の方法で作製したコード
複合体を用いて実施例1と同じタイヤサイズのタイヤを
試作し、上記評価方法により性能を評価し、第1表に併
記する。
用いた以外は、実施例1と同様の方法で作製したコード
複合体を用いて実施例1と同じタイヤサイズのタイヤを
試作し、上記評価方法により性能を評価し、第1表に併
記する。
実施例4
実施例1の含浸剤を下記の組成のものに替えた以外は、
実施例1と同様の方法で作製したコード複合体を用いて
実施例1と同じタイヤサイズのタイヤを試作し、上記評
価方法により性能を評価し、第1表に併記する。
実施例1と同様の方法で作製したコード複合体を用いて
実施例1と同じタイヤサイズのタイヤを試作し、上記評
価方法により性能を評価し、第1表に併記する。
配 合 成 分 配合量(重量部)硫黄
2ジベンゾチアジ
ルジスルフイルド 1.5上記組成のもの
を水に溶解、分散させた。
2ジベンゾチアジ
ルジスルフイルド 1.5上記組成のもの
を水に溶解、分散させた。
実施例5
実施例1の含浸剤を下記の組成のものに替えた以外は実
施例1と同様の方法で作製したコード複合体を用いて実
施例1と同じタイヤサイズのタイヤを試作し、上記評価
方法により性能を評価し、第1表に併記する。
施例1と同様の方法で作製したコード複合体を用いて実
施例1と同じタイヤサイズのタイヤを試作し、上記評価
方法により性能を評価し、第1表に併記する。
配 合 成 分 配合量(重量部)ス
テンレン・ブタジェンゴム 100トリレンジ
イソシアネート10 上記組成のものをゴム揮に溶解させた。
テンレン・ブタジェンゴム 100トリレンジ
イソシアネート10 上記組成のものをゴム揮に溶解させた。
実施例6
実施例1の含浸剤を下記の組成のものに替えた以外は実
施例1と同様の方法で作製したコード複合体を用いて実
施例1と同じタイヤサイズのタイヤを試作し、上記評価
方法により性能を評価し、第1表に併記する。
施例1と同様の方法で作製したコード複合体を用いて実
施例1と同じタイヤサイズのタイヤを試作し、上記評価
方法により性能を評価し、第1表に併記する。
配 合 成 分 配合量(重量部)エポキ
シ化ブタジェンゴム 100ジフェニル
メタン−4,4′ジイソシアネート 10上記組成のも
のをゴム揮に溶解させた。
シ化ブタジェンゴム 100ジフェニル
メタン−4,4′ジイソシアネート 10上記組成のも
のをゴム揮に溶解させた。
エポキシ化ブタジェンはブタジェンを過酢酸にて二重結
合をエポキシ化し、全二重結合の5%をエポキシ化した
ものである。
合をエポキシ化し、全二重結合の5%をエポキシ化した
ものである。
比較例1
ポリバラフェニレンテレフタルアミドの3000dの原
糸を20回/10cm下撚りをかけ、これを3本撚り併
せ、更に20回/10mm上撚りをかけたコードを下記
の組成の液に浸漬し、240℃×60秒間熱処理し、 配 合 成 分 配合量(重量部)グリセロ
ールジグリシジルエーテル 20A・6 (70%)
1,5 苛性ソーダ (10%水溶液)10 水 68
.5更に、下記組成の液に浸漬した後240 tX60
秒間熱処理して、接着加工されたコードを得た。
糸を20回/10cm下撚りをかけ、これを3本撚り併
せ、更に20回/10mm上撚りをかけたコードを下記
の組成の液に浸漬し、240℃×60秒間熱処理し、 配 合 成 分 配合量(重量部)グリセロ
ールジグリシジルエーテル 20A・6 (70%)
1,5 苛性ソーダ (10%水溶液)10 水 68
.5更に、下記組成の液に浸漬した後240 tX60
秒間熱処理して、接着加工されたコードを得た。
配 合 成−分 配合量(重量部)レゾル
シン 19ホルムアルデヒ
ド(37%)24 苛性ソーダ (10%水溶液)17 水 52
0上記コードを用いて実施例1と同じタイヤサイズのタ
イヤを試作し、上記評価方法により性能を評価し、第1
表に併記する。
シン 19ホルムアルデヒ
ド(37%)24 苛性ソーダ (10%水溶液)17 水 52
0上記コードを用いて実施例1と同じタイヤサイズのタ
イヤを試作し、上記評価方法により性能を評価し、第1
表に併記する。
第1図は実施例1のタイヤの内部構造を示すため一部を
切欠いて示すタイヤの部分斜視図である。 1・・・ベルトコード層 2・・・カーカスコード層
3・・・ビードコア
切欠いて示すタイヤの部分斜視図である。 1・・・ベルトコード層 2・・・カーカスコード層
3・・・ビードコア
Claims (1)
- 1、左右1対以上のビードワイヤを有し、各ビードワイ
ヤの少なくとも1本以上のまわりに折返して固定された
少なくとも1層以上のタイヤ周方向に対して75〜90
度のコード角度を持つカーカスコード層と、周方向に対
して0〜30度の角度を持つコードを用いた1枚以上の
ベルトコード層を有し、このカーカスコード層および/
またはベルトコード層を構成する撚コードは芳香族ポリ
アミド、全芳香族ポリエステルまたは強度15g/d以
上のポリビニルアルコール繊維からなり原糸の段階で、
減圧下にて、低温プラズマガス雰囲気中で処理され、各
々のフィラメントが周囲をゴム状成分を主成分とする含
浸剤で包埋されてマトリックスが形成されたコード複合
体を使用したことを特徴とする重荷重用ラジアルタイヤ
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61003571A JPS62163805A (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 重荷重用ラジアルタイヤ |
US07/290,827 US5151142A (en) | 1986-01-13 | 1988-12-22 | Heavy duty pneumatic radial tires using rubber reinforcing fiber cords with improved adhesion |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61003571A JPS62163805A (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 重荷重用ラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62163805A true JPS62163805A (ja) | 1987-07-20 |
Family
ID=11561130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61003571A Pending JPS62163805A (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 重荷重用ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62163805A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01321940A (ja) * | 1988-06-20 | 1989-12-27 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りラジアルタイヤ |
JP2015521241A (ja) * | 2012-06-01 | 2015-07-27 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | プラズマによるテキスタイル補強要素の処理方法 |
WO2020246083A1 (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | 住友ゴム工業株式会社 | コード及びタイヤ |
-
1986
- 1986-01-13 JP JP61003571A patent/JPS62163805A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01321940A (ja) * | 1988-06-20 | 1989-12-27 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りラジアルタイヤ |
JP2015521241A (ja) * | 2012-06-01 | 2015-07-27 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | プラズマによるテキスタイル補強要素の処理方法 |
WO2020246083A1 (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | 住友ゴム工業株式会社 | コード及びタイヤ |
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