JPS62166101A - 重荷重用ラジアルタイヤ - Google Patents

重荷重用ラジアルタイヤ

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JPS62166101A
JPS62166101A JP61007733A JP773386A JPS62166101A JP S62166101 A JPS62166101 A JP S62166101A JP 61007733 A JP61007733 A JP 61007733A JP 773386 A JP773386 A JP 773386A JP S62166101 A JPS62166101 A JP S62166101A
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JP
Japan
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cord
rubber
ply cord
fiber
tire
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Application number
JP61007733A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Yotsumoto
四元 敏裕
Norio Inada
稲田 則夫
Isamu Imai
今井 勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は重車両用空気入りラジアルタイヤに関するもの
で、特に高速、高内圧で使用される例えば航空機用ラジ
アルタイヤ、超高速電車用ラジアルタイヤの如き重車両
用タイヤの耐久性能の向上に関連するものである。
(従来の技術) 近年、自動車の高性能化、道路の整備と相まって、タイ
ヤのラジアル化が進み、ラジアル化率は増大し続けてい
る。しかし航空機用タイヤや超高速電車用タイヤにおい
ては、その安全性に対する配慮のためか、タイヤの構造
変革は遅れ、これまでに余りかえりみられなかった。し
かしながら近年省エネルギーの社会的要請、また省燃費
要求の高まる中で、これらタイヤの部品としての軽量化
ニーズは著しく高まっており、この面からタイヤ補強材
としてのスチールコードに代り、芳香族ポリアミド繊維
コードを利用したラジアルタイヤが研究されている。特
に高強力、高モジユラスコードとしての芳香族ポリアミ
ド繊維をカーカスプライに利用することで大幅な軽量化
が達成されることは予想されることである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、芳香族ポリアミド繊維、全芳香族ポリエ
ステル繊維、強度15g/d以上のポリビニルアルコー
ル繊維のような高強力、高モジュラス繊維をカーカスプ
ライコード、ベルトプライコードに使用すると、次のよ
うな問題が発生する。
まず、第1の問題は、一般に高強力、高モジュラス繊維
は分子構造が緻密で高度に配向しているために、他部材
との接着性能が悪いということである。通常、高強力、
高モジュラス繊維を補強用繊維に使用する場合、その表
面は接着剤によって2浴処理されているが、その内部ま
では浸透しておらず、特に、タイヤにおいて、カーカス
プライコード層がビードコアに添って巻き上げられたカ
ーカスプライコードエンド、あるいはベルトプライコー
ドエンドでは、接着性が皆無に等しい。特に、高速、高
内圧で使用される航空機用ラジアルタイヤ、超高速電車
用ラジアルタイヤにおいては、カーカスプライコード、
ベルトプライコードの端部に大きな歪がかかるために、
走行中にセパレーションが生じ、タイヤの耐久性が著し
く悪化するという問題がある。
第2の問題は、コードの疲労耐久性が劣っているという
ことである。一般に、高強力、高モジュラス繊維は、分
子が一定方向に高度に配向しているために、分子間力が
弱く、使用中の歪によって撚の解除、復元がくり返され
ると、コードを形成しているフィラメント同志が互いに
こすれ合い、フィラメント表層が層状に摩滅して、摩耗
破断し、タイヤが破壊してしまう。
本発明の目的は、かかる従来の高強力、高モジュラス繊
維を補強材として使用したラジアルタイヤの問題点を解
消し、航空機用ラジアルタイヤ、超高速電車用ラジアル
タイヤのような高速、高内圧下で使用される重荷重用ラ
ジアルタイヤの軽量化を図ると共に、耐久性の改良され
た重荷重用ラジアルタイヤを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた
結果、特定の繊維に特定の含浸剤を含浸させてコード複
合体とすることにより、意図する重荷重用ラジアルタイ
ヤが得られることを知見し、本発明を達成するに至った
即ち、本発明は、タイヤ周方向に対して75〜90度の
角度でコードが配列している1枚以上のカーカスプライ
コード層と、トレンドゴム下部にタイヤ周方向に対し0
〜30度の角度でコードが配列している1枚以上のベル
トプライコード層とを有し、該カーカスプライコードと
該ベルトプライコードのうちの少なくとも一方が、芳香
族ポリアミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維及び強度
15g/d以上のポリビニルアルコール繊維から成る群
より選ばれた少なくとも1種の素材から成ると共に、(
a)ゴムラテックス、(b)エポキシ化合物とブロック
ドイツシアネートのうちの少なくとも1種、及び(c)
レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂、ゴム用加硫剤及び
ゴム用加硫促進剤から成る群より選ばれた少なくとも1
種を含有し、混合比率(al : (bl : (c)
が重量比で100  : 1〜30:l〜30である水
溶液若しくは水分散液、又は(d)ゴムポリマーと変性
ゴムポリマーのうちの少なくとも1種と+Q)レゾルシ
ン・ホルムアルデヒド樹脂、イソシアネート、ビスマレ
イミド・トリアジン樹脂及びエポキシ化合物から成る群
より選ばれた少な(とも1種とを含有し、混合比率(d
) : (e)が重量比で100:1〜30である有機
溶剤溶液を、前記芳香族ポリアミド繊維、全芳香族ポリ
エステル繊維及び強度15g/d以上のポリビニルアル
コール繊維からなる群より選ばれた少なくとも1種の素
材から成るコードのフィラメント群間隙に含浸させたこ
とを特徴とする重荷重用ラジアルタイヤである。
本発明の重荷重用ラジアルタイヤは、図に示すように、
タイヤ周方向に対して75〜90度の角度でカーカスプ
ライコード1が配列している1枚以上のカーカスプライ
コード層(図の場合、第1カーカスプライコード層2と
第2カーカスプライコード層3の2層)が配設され、該
カーカスプライコード層2.3の両端部は1対のビード
ワイヤー4(対をなすもう一方のビードワイヤーは図示
せず)のまわりに折返して固定されている。また、トレ
ッドゴム5の下部に、タイヤ周方向に対し0〜30度の
角度でベルトプライコード6が配列している1枚以上の
ベルトプライコード層(図の場合、第1ベルトプライコ
ード層7、第2ベルトブライコード8、第3ベルトプラ
イコード層9、第4ベルトプライコード層10、第5ベ
ルトプライコード層11の5層)が配設されている。
かかる構造のラジアルタイヤにおいて、カーカスプライ
コード1及び/又はベルトプライコード6を構成する繊
維として、芳香族ポリアミド繊維、全芳香族ポリエステ
ル繊維及び強度15g/d以上のポリビニルアルコール
繊維からなる群より選ばれた少なくとも1種の素材が用
いられる。
芳香族ポリアミド繊維は、下記一般式で示されるポリマ
ーから成っている。
(ンOイJ 、 nは整数である。) また、全芳香族ポリエステル繊維は、 なる七ツマ一単位と、−0−Ar4−o−なるモノマ一
単位とを有する共重合ポリエステルであり、更に、 −OAr、、−c− なるモノマ一単位を含有してもよい。ここで、A・・は
・−Q−、て〕こ工 −Q−Q−を示す・基を示す。
また、強度15g/d以上のポリビニルアルコール繊維
は、高配向繊維であって、高強力、高弾性率であるので
、高荷重用ラジアルタイヤ用の補強コードとして適して
いる反面、芳香族ポリアミド繊維及び全芳香族ポリエス
テル繊維と同様、屈曲疲労性に劣るという欠点を有して
いるものである。
本発明の最も大きな特徴は、カーカスプライコード1及
び/又はベルトプライコード6を構成するフィラメント
群の間隙に、下記に示す特定の含浸剤を含浸させる点に
ある。
本発明において用いられる含浸剤は、(a)ゴムラテッ
クス、(b)エポキシ化合物とブロックドイソシアネー
トのうちの少なくとも1種、及び(c)レゾルシン・ホ
ルムアルデヒド樹脂、ゴム用加硫剤、ゴム用加硫促進剤
から成る群より選ばれた少なくとも1種を含有する水溶
液又は水分散液である。また、(d)ゴムポリマーと変
性ゴムポリマーのうちの少なくとも1種と(e)レゾル
シン・ホルムアルデヒド樹脂、イソシアネート、ビスマ
レイミド・トリアジン樹脂及びエポキシ化合物から成る
群より選ばれた少なくとも1種とを含有する有機溶剤溶
液を用いてもよい。
これらの含浸剤をカーカスプライコード1及び/又はベ
ルトプライコード6を構成するフィラメント間隙に、十
分に含浸させることが必要であり、特に、コード横断面
を顕微鏡で観察したときのフィラメント間の空隙率が5
0%以下となるように含浸させるのが望ましい。このよ
うに、コードのフィラメント間隙に含浸剤を十分含浸さ
せるには、上記水溶液若しくは水分散液を、コードを構
成する繊維フィラメントの紡糸工程において、紡糸油剤
の塗布と同時に塗布するか、紡糸、延伸後加熱してコー
ドにする前に塗布すればよい。また、加熱してコード状
としたものを上記溶液中に浸漬し、ゴム状物質をコード
の内部まで十分含浸させるようにしてもよい。繊維フィ
ラメントが加熱されて、コードとなった状態で通常の含
浸剤処理を施したのでは、含浸剤がコードの表層部に付
着しているのみで、コード内部即ちコードのフィラメン
ト群間隙に含浸しない。フィラメント間の空隙率が大き
い場合、即ち含浸剤がコードのフィラメント群間隙に十
分含浸していない場合は、タイヤ中の配合ゴムとの接着
が不十分で、タイヤ耐久性向上の効果は奏し得ない。
水溶液又は水分散液として用いられる含浸剤は、(a)
ゴムラテックス、山)エポキシ化合物及び/又はブロッ
クドイソシアネート並びに(c)レゾルシン・ホルムア
ルデヒド樹脂、ゴム用加硫剤及びゴム用加硫促進剤から
なる群より選ばれた少なくとも1種を含有している。
本発明に使用されるゴムラテックスとしては、天然ゴム
ラテックス、スチレン・ブタジェン共重合ラテックス、
ビニルピリジン・スチレン・ブタジェン三元共重合ラテ
ックス、カルボキシル基含有スチレン・ブタジェン共重
合ラテックス、アクリロニトリル・ブタジェンラテック
ス、ポリクロロプレンラテックス、ポリブタジェンラテ
ックス等のゴム状ポリマーを水分散させたゴムラテック
スを挙げることができる。
また、エポキシ化合物としては、グリセリン、プロピレ
ングリコール、エチレングリコール、ヘキサントリオー
ル、ソルビトール、トリメチロールプロパン、3−メチ
ルペンタントリオール、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール等の脂肪族多価アルコール類と、
エピクロルヒドリン等のハロヒドリンとの反応生成物、
レゾルシン、フェノール、ハイドロキノン、フロログル
シンビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン等の芳香族
多価アルコール類とハロヒドリンとの反応生成物、ノボ
ラック型フェノール樹脂、ノボラック型レゾルシン樹脂
等のノボラック型フェノール樹脂とハロヒドリンとの反
応生成物が使用できる。
更に、ブロックドイソシアネートとしては、フェニルイ
ソシアネート、ジクロルフェニルイソシアネート、ナフ
タレンモノイソシアネート等のモノイソシアネート類、
トリレンジイソシアネート、ジアニシジンイソシアネー
ト、ヘキサメチレンイソシアネート、m−フェニレンジ
イソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ア
ルキルベンゼンジイソシアネート、m−キシレンジイソ
シアネート、シクロヘキシルメタンジイソシアネート、
3.3’−、ジメトキシジフェニルメタン−4,4′−
ジイソシアネート、1−アルコキシベンゼン−2,4−
ジイソシアネート、エチレンジイソシアネート、プロピ
レンジイソシアネート、シクロヘキシレン−1,2−ジ
イソシアネート、ジフェニレンジイソシアネート、ブチ
レン−1,2−ジイソシアネート、ジフェニルメタン−
4,4′−ジイソシフ未−トージフ、ニル丁々ン・ソイ
リ◇マ☆−ト、1.5−ナフタレンジイソシアネート等
のジイソシアネート類、トリフェニルメタントリイソシ
アネート、ジフェニルメタントリイソシアネート等のト
リイソシアネート類等の1種または2種以上と、フェノ
ール、クレゾール、レゾルシン等のフェノール類、t−
ブタノール、t−ペンタ′ノール等の第3級アルコール
類、ジフェニルアミン、ジフェニルナフチルアミン、キ
シリジン等の芳香族アミン類、エチレンイミン、プロピ
レンイミン等のエチレンイミン類、コハク酸イミド、フ
タル酸イミド等のイミド類、ε−カプロラクタム、δ−
バレロラクタム、γ−ブチロラクタム等のラクタム類、
尿素、ジエチレン尿素等の尿素類、アセトオキシム、シ
クロヘキサンオキシム、ベンゾフェノンオキシム等のオ
キシム類、α−ピロリドン等のイソシアネートブロック
剤の1種または2種以上とを反応させて得られるものを
用いることができる。
また、レゾルシンホルムアルデヒド樹脂としては、レゾ
ルシン1モルに対してホルマリン0.4〜3.0モルの
範囲で苛性ソーダ、アンモニア、尿素等のアルカリ触媒
下で、レゾルシンがホルマリンにより架橋される連結個
数が、3以上のものを用いることができる。
更に、ゴム用加硫剤としては、硫黄、p−ベンゾキノン
ジオキシム、p、p’−ジベンゾイルキノンジオキシム
、4.4′−ジチオービスージモルフォリン、テトラク
ロロベンゾキノン、トリメチロールプロパン−トリメタ
クリレート、アンモニウムベンゾエート、N、N’−m
−フェニレンシマレイイミド、1.1−ジ−t−ブチル
ペロキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、ジ
−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオ
キシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−7’チル
パーオキシ)ヘキサン、1.3ビス−(1−ブチルパー
オキシ−1−プロピル)ベンゼン、4−ブチルパーオキ
シ−1−プロピルカーボネートが利用できる。
加硫促進剤としては、ヘキサメチレンテトラミンで代表
されるアルデヒドアンモニア類、ジフェニルグアニジン
、ジー0−トリルグアニジン、0−トリルービグアニジ
ン等のグアニジン類、チオカーバニリド、N、N’−ジ
エチルチオウレア、ジブチルチオウレア、ジラウリルチ
オウレア、2−メルカプトイミダブリン、トリメチルチ
オウレア等のチオウレア類、メルカプトベンゾチアゾー
ル、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェン
アミド、N、N’−ジシクロへキシル−2−ベンゾチア
ゾールスルフェンアミド、ベンゾチアジルジスルフィド
、メルカプトベンゾチアゾールN a sメルカプトベ
ンゾチアゾールZn、2(4−モルフォリノジチオ)ベ
ンゾチアゾール、2− (2,4−ジニトロ−フェニル
)メルカプトベンゾチアゾール、N、N’−ジエチルチ
オカーバセイルー2−ベンゾチアゾイルスルフィド、N
−シクロへキシル−2−ベンゾチアジル−スルフェンア
ミド、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾールス
ルフェンアミド等のチアゾール類、Feジメチルジチオ
カーバメイト、Znジメチルジチオカーバメイト、Zn
ジエチルジチオカーバメイト、Znnジー−ブチルジチ
オカーバメイト、Znエチルフェニルジチオカーバメイ
ト、ZnN−ペンタメチレンジチオカーバメイト、Zn
ジベンジルジチオカーバメイト、Naジメチルジチオカ
ーバメイト、Naジエチルジチオカーバメイト、Naジ
ブチルジチオカーバメイト、Cuジメチルジチオカーバ
メイト等のジチオカルバミン酸塩類、Znブチルザンテ
ート、Naイソプロピルザンテート、Znイソプロピル
ザンテート等のキサントゲン酸塩類、テトラメチルチウ
ラムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド
、テトラブチルチウラムジスルフィド等のチウラム類、
等の他、ゴム用に使用される加硫促進剤が利用できる。
上記各成分のうち、水に不溶性の成分は、適当な界面活
性剤によって通常の湿式分散法等に従い水に分散させる
(a)ゴムラテックスに対する(b)エポキシ化合物、
ブロックドイソシアネート類及び(c)レゾルシンホル
ムアルデヒド樹脂、ゴム用加硫剤、ゴム用加硫1〜30
の範囲が好適である。ゴムラテックスの比率が低下し、
その他の混合成分の比率が増大すると、含浸組成物の可
撓性が低下して、本発明の目的を達成するのが難しくな
る。
一方、有機溶剤系で使用される含浸剤は、(d)ゴムポ
リマー及び/又は変性ゴムポリマーと、+114>レゾ
ルシン・ホルムアルデヒド樹脂、イソシアネート、ビス
マレイミド・トリアジン樹脂及びエポキシ化合物から成
る群より選ばれた少なくとも1種とを含有する。有機溶
剤としては、例えばトリクロルエタン、トルエンなどが
用いられる。
ゴムポリマーとしては、スチレン・ブタジェンゴム、ブ
タジェンゴム、イソプレンゴム、アクリロニトリル・ブ
タジェンゴム、クロロブレンゴム、エチレン・プロピレ
ンゴム、エチレン・プロピレンターポリマー、ブチルゴ
ム、アクリルゴム、ウレタンゴム、天然ゴムなどを挙げ
ることができる。
また、変性ゴムポリマーとしては、前記ゴムポリマーを
エポキシで変性したもの、塩素化したもの、7り11ル
アS膚性1.たt)のなどが塁げ^h、、z−これらの
ゴムポリマー、変性ゴムポリマーには、カーボンブラッ
ク、加硫剤、加硫促進剤などを配合混練してもよい。
更に、イソシアネートとしては、フェニルイソシアネー
ト、ジクロルフェニルイソシアネート、ナフタレンモノ
イソシアネート等のモノイソシアネート類、トリレンジ
イソシアネート、ジアニシジンイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシア
ネート、テトラメチレンジイソシアネート、アルキルベ
ンゼンジイソシアネート、m−キシレンジイソシアネー
ト、シクロヘキシルメタンジイソシアネート、3゜3′
−ジメトキシジフェニルメタン−4,4’−ジイソシア
ネート、1−アルコキシベンゼン−2゜4−ジイソシア
ネート、エチレンジイソシアネート、プロピレンジイソ
シアネート、シクロヘキシレン−1,2−ジイソシアネ
ート、ジフェニレンジイソシアネート、ブチレン−1,
2−ジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4′−
ジイソシアネート、ジフェニルエタンジイソシアネート
、1.5−ナフタレンジイソシアネート等のジイソシア
ネート類、トリフェニルメタントリイソシアネート、ジ
フェニルメタントリイソシアネート等のトリイソシアネ
ート類などが好適に使用される。
また、ビスマレイミド・トリアジン樹脂とは、ビスマレ
イミド類とトリアジンの2成分を主成分として、分子内
にイミド基を有するポリイミド樹脂を意味する。
レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂、エポキシ化合物は
、水溶液、水分散系で用いたものと同じものを使用する
ことができる。
(d)ゴムポリマー及び/又は変性ゴムポリマーに対す
る(81イソシアネート、レゾルシンホルムアルデヒド
樹脂、ビスマレイミド・トリアジン樹脂、エポキシ化合
物類の混合比率は、重量比で100:1〜30の範囲が
好適である。ゴムポリマー等の比率が低下し;、イソシ
アネート等の混合成分の比率が増大すると、含浸組成物
の可撓性が低下して、本発明の目的を達成するのが難し
くなる。
尚、本発明のラジアルタイヤは、カーカスプライコード
とベルトプライコードの両方について、含浸剤をフィラ
メント群間隙に含浸させたものが好ましいが、いずれか
一方に含浸剤を含浸させても本発明の目的を達成するこ
とができる。また、各コード層のうちの一部のコードに
含浸剤を含浸させたものも、本発明の範囲内に含まれる
(実施例) 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1〜10 ポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維原糸3000
デニール/1333フイラメントを、第1表に示した種
々の組成の含浸剤に浸没した後、乾燥し、その原糸を3
本撚り合せて、コード複合体とした。
撚数は、上下撚り共20回/10cmであった。得られ
たコードは、いずれも含浸剤が、フィラメント群間隙に
十分含浸しており、フィラメント間空隙率は0〜10%
であった。
この含浸剤を含浸させたコードをカーカスプライコード
及びベルトプライコードに用いて、図に示すようなタイ
ヤサイズH46X18−20のタイヤを作成し、次の方
法でその性能を評価した。その結果を第2表に示す。
(1)ロングラン耐久性 内圧13.5kg/c4、荷重20トン、速度15ka
+/hrの一定条件下で、ドラム走行耐久テストを行な
い、3000km走行後、タイヤから第1カーカスプラ
イコードを採取してその強度を測定し、その値をテスト
前のコード強力で除して強力保持率を算出し、コード疲
労性を示す尺度とした。
また、同時に、第2カーカスプライコード層端部のコー
ド長さ方向の亀裂長さを測定した。
強力保持率が高く、亀裂長さが短かいほどロングラン耐
久性が優れていることを示す。
(2)高速耐久性 内圧13.5kg/co!、荷重20トンにて、セパレ
ーション故障が生ずるまで、5分毎に2Qkm/hrず
つ速度を上げていき、セパレーション故障が生じたとき
の速度を求めて高速耐久性を示す尺度とした。この値が
大きいほど高速耐久性が優れていることを示す。
(本頁、以下余白) 実施例11〜22 p−ヒドロキシ安息香酸、4.4′−ジヒドロキシジフ
ェニル及びテレフタル酸をモノマ一単位とする共重合ポ
リマーを溶融液晶紡糸し、その後熱処理をして得た全芳
香族ポリエステル繊維1500デニール1500フイラ
メントを用い、含浸剤は第3表に示した組成のものを使
用し、その他の条件は実施例1と同じにしてコード、タ
イヤを作成し、その性能を評価した。その結果を第4表
に示す。
(本頁、以下余白) 第  4  表 比較例1 実施例1〜10において、ポリパラフェニレンテレフタ
ルアミド繊維原糸に含浸剤処理を施すことなくコードを
作成し、下記組成の第1処理浴に通常の方法で浸没して
、240℃×60秒の熱処理を行い、更に下記組成の第
2処理浴に通常の方法で浸漬して、240℃X60秒熱
処理を行い、その他の条件は実施例1〜IOと同じにし
て、処理コードを得た。
第1処理浴 重量部 グリセロールジグリシジルエーテル   20A−6(
70%)20 苛成ソーダ(10%水溶液)10 2−ピロリドン             100水 
                       85
0計                 1000第2
処理浴 レゾルシン               19ホルム
アルデヒド(35%水溶液)24苛成ソーダ(10%水
溶液)17 ビニルピリジン・スチレン・プタジエ  210ンラテ
ツクス スチレン・ブタジェンゴムラテックス  210水  
                      520
計                  1000この
処理コードは、処理剤がフィラメント群間隙に十分含浸
しておらず、フィラメント間空隙率は約70%であった
この処理コードを用いて、実施例1〜10と同様にタイ
ヤを作成し、その性能を評価したところ、高速耐久性は
300 kn+/hr、ロングラン耐久性の亀裂長さは
55mII、コード疲労性(強力保持率)は30%であ
り、実施例1〜10に示した本発明のラジアルタイヤに
比較して、耐久性が著しく劣っていた。
比較例2 実施例11〜22において、全芳香族ポリエステル繊維
原糸に含浸剤処理を施すことなくコードを作成し、下記
組成の第1処理浴に通常の方法で浸漬して240℃×6
0秒の熱処理を行い、更に下記組成の第2処理浴に通常
の方法で浸漬して240℃×60秒の熱処理を施し、そ
の他の条件は実施例11〜22と同じにして処理コード
を得た。
第1処理浴 重量部 グリセロールジグリシジルエーテル   20A−6(
70%)20 苛性ソーダ(10%水溶液)         102
−ピロリドン             100水  
                      850
計                  1000第2
処理浴 重量部 レゾルシン               19ホルム
アルデヒド(35%水溶液)24苛性ソーダ(10%水
溶液)17 ビニルピリジン・ズチレン・ブタジエ  420ンラテ
ツクス 水                        
520計                  ioo
この処理コードは、処理剤がフィラメント群間隙に十分
含浸しておらず、フィラメント間空隙率は約80%であ
った。
この処理コードを用いて、実施例11〜22と同様にタ
イヤを作成し、その性能を評価したところ、高速耐久性
は2801uo/hr、ロングラン耐久性の亀裂長さは
60龍、コード疲労性(強力保持率)は22%であり、
実施例11〜22に示した本発明のラジアルタイヤに比
較して、耐久性が著しく劣っていた。
(発明の効果) 本発明のラジアルタイヤによれば、芳香族ポリアミド繊
維のような高強力、高モジュラス繊維を使用して、軽量
化、高内圧保持が可能で、しかも耐久性に優れた重荷重
用ラジアルタイヤを提供することができる。
また、本発明のラジアルタイヤは、従来、2浴接着処理
を必要としていたのに対し、含浸剤のみの1浴処理が可
能となり、タイヤ製造のコストダウンに大きく寄与する
更に、本発明のラジアルタイヤでは、従来のように接着
処理で行う加熱処理が必ずしも必要ではなく、タイヤ加
硫中の温度で含浸剤が反応硬化するため、近年呼ばれて
いるタイヤ製造の省エネルギーにもかなうものである。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明のラジアルタイヤの一例を示す一部を切り
欠いて示した内部構造斜視図である。 1・・・・・・カーカスプライコード、2.3・・・・
・・カーカスプライコード層、4・・・・・・ビードワ
イヤー、 6・・・・・・ベルトプライコード、 7.8.9.10.11 ・・・・・・ベルトプライコード層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、タイヤ周方向に対して75〜90度の角度でコード
    が配列している1枚以上のカーカスプライコード層と、
    トレッドゴム下部にタイヤ周方向に対し0〜30度の角
    度でコードが配列している1枚以上のベルトプライコー
    ド層とを有し、該カーカスプライコードと該ベルトプラ
    イコードのうちの少なくとも一方が、芳香族ポリアミド
    繊維、全芳香族ポリエステル繊維及び強度15g/d以
    上のポリビニルアルコール繊維から成る群より選ばれた
    少なくとも1種の素材から成ると共に、(a)ゴムラテ
    ックス、(b)エポキシ化合物とブロックドイソシアネ
    ートのうちの少なくとも1種、及び(c)レゾルシン・
    ホルムアルデヒド樹脂、ゴム用加硫剤及びゴム用加硫促
    進剤から成る群より選ばれた少なくとも1種を含有し、
    混合比率(a):(b):(c)が重量比で100:1
    〜30:1〜30である水溶液若しくは水分散液、又は
    (d)ゴムポリマーと変性ゴムポリマーのうちの少なく
    とも1種と(e)レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂、
    イソシアネート、ビスマレイミド・トリアジン樹脂及び
    エポキシ化合物から成る群より選ばれた少なくとも1種
    とを含有し、混合比率(d):(e)が重量比で100
    :1〜30である有機溶剤溶液を、前記芳香族ポリアミ
    ド繊維、全芳香族ポリエステル繊維及び強度15g/d
    以上のポリビニルアルコール繊維からなる群より選ばれ
    た少なくとも1種の素材から成るコードのフィラメント
    群間隙に含浸させたことを特徴とする重荷重用ラジアル
    タイヤ。
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US5246735A (en) * 1991-09-05 1993-09-21 Teijin Limited Process for producing rubber-reinforcing aromatic polyamide multifilament yarn
JP2009513807A (ja) * 2005-10-31 2009-04-02 エムズ−ヒェミー・アクチェンゲゼルシャフト 接着剤配合物、その製造方法、及びその使用

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