JPS62163771A - 塗装方法 - Google Patents
塗装方法Info
- Publication number
- JPS62163771A JPS62163771A JP402886A JP402886A JPS62163771A JP S62163771 A JPS62163771 A JP S62163771A JP 402886 A JP402886 A JP 402886A JP 402886 A JP402886 A JP 402886A JP S62163771 A JPS62163771 A JP S62163771A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- thinner
- paint
- vertical
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は垂直部と水平部を有する被塗物の塗装方法に関
し、什器、家電製品及び自動車等の塗装方法に関する。
し、什器、家電製品及び自動車等の塗装方法に関する。
従来技術
什器、家電製゛品及び自動車等の垂直部と水平部を有す
る被塗物(以下絹物という)の乾燥は仕上がり外観の向
上や熱風の有効利用等の面から、熱風が乾燥ブースの空
気聞が天井から床下へと流入/流出が平行するごとく設
計されている。
る被塗物(以下絹物という)の乾燥は仕上がり外観の向
上や熱風の有効利用等の面から、熱風が乾燥ブースの空
気聞が天井から床下へと流入/流出が平行するごとく設
計されている。
このため絹物表面の風速を測定すると水平部は遅く、垂
直部は水平部よりも50〜100%以上も早いことが分
った。 実測の結果、塗装置後の垂直部の不揮発分は水
平部のそれよりも約5%高かった。
直部は水平部よりも50〜100%以上も早いことが分
った。 実測の結果、塗装置後の垂直部の不揮発分は水
平部のそれよりも約5%高かった。
この場合、同一シンナー、同一希釈率で薄めた塗料を用
いて絹物を塗装すると垂直部と水平部で被塗物に到達し
た時点での未硬化塗膜の溶剤含有伍が異なる。
いて絹物を塗装すると垂直部と水平部で被塗物に到達し
た時点での未硬化塗膜の溶剤含有伍が異なる。
この結果、垂直部では未硬化塗膜の粘度が上昇して、流
動性が悪く、表面が平滑に仕上がらなくなるか、艶引は
等の欠陥が生ずる。
動性が悪く、表面が平滑に仕上がらなくなるか、艶引は
等の欠陥が生ずる。
一方、垂直部の仕上がりが良好な塗料ないしは希釈を設
定すると水平部の溶剤が飛びにくく、塗膜のワキ、外観
不良答が生ずる。 また、上記の設定を逆にすると、垂
直部では流れ易くなる。
定すると水平部の溶剤が飛びにくく、塗膜のワキ、外観
不良答が生ずる。 また、上記の設定を逆にすると、垂
直部では流れ易くなる。
このような、欠陥を解消する手段は通常現場のノウハウ
によって処理されており、充分な対策が確立していなか
った。
によって処理されており、充分な対策が確立していなか
った。
この結果、被塗物の仕上がり評価はどちらかの欠陥に左
右されることとなっている。
右されることとなっている。
発明の目的
本発明は水平部と垂直部の仕上りを同一水準にすること
を目的としており、この場合、塗膜のワキ、流れ及び舶
用は等の欠陥がなく、平滑な仕上り面を得ることを目的
としている。
を目的としており、この場合、塗膜のワキ、流れ及び舶
用は等の欠陥がなく、平滑な仕上り面を得ることを目的
としている。
発明の構成
本発明が適用される絹物は通常次ぎのような工程により
、塗膜が積層される。
、塗膜が積層される。
例1 自動車塗装
脱脂→化成処理→電着塗装−令中塗塗装→上塗り塗装
例2 家電塗装
脱脂→化成処理→下塗り塗装→上塗り塗装使用される塗
料は電着塗料の場合は防食性の良いカチオン型電着塗料
がアニオン型電着塗料よりも有利であり、中塗塗料は従
来自動車用として公知のアルキド樹脂/メラミン樹脂、
アクリル樹脂/メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、エポ
キシ樹脂/アミン等をビヒクルとする塗料が用いられる
。
料は電着塗料の場合は防食性の良いカチオン型電着塗料
がアニオン型電着塗料よりも有利であり、中塗塗料は従
来自動車用として公知のアルキド樹脂/メラミン樹脂、
アクリル樹脂/メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、エポ
キシ樹脂/アミン等をビヒクルとする塗料が用いられる
。
また、本発明方法を好適に適用する対象である上塗り塗
料は中塗と同様にアルキド樹脂/メラミン樹脂、アクリ
ル樹脂/メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂等が自動車に
、また、家電製品にはアクリル樹脂をビヒクルとする塗
料が適用される。
料は中塗と同様にアルキド樹脂/メラミン樹脂、アクリ
ル樹脂/メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂等が自動車に
、また、家電製品にはアクリル樹脂をビヒクルとする塗
料が適用される。
シンナーの蒸発速度を垂直塗装部よりも水平塗装部の方
を早くするには次ぎの溶剤をシンナーとして採用するこ
とにより達成される。
を早くするには次ぎの溶剤をシンナーとして採用するこ
とにより達成される。
即ち、沸点が150℃以上の高沸点溶剤の含有量が少な
いシンナーで、水平部を塗装する塗料を希釈すれば良い
。
いシンナーで、水平部を塗装する塗料を希釈すれば良い
。
沸点が150℃以上の溶剤としては、エチレングリコー
ルモノブチルエーテル、エチレングリコールモノブチル
エーテルアセテート等のアルコール系溶剤、ツルペッツ
100、ツルペッツ150等の炭化水素系溶剤、酢酸カ
ービトール、プチルカービトール等のエーテル系溶剤、
イソホロン等のケトン系溶剤等があり、これらの高沸点
溶剤は沸点が150℃未満の低沸点溶剤である、例えば
、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤、トルエ
ン、ギシレン等の芳占族系溶剤、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、アセトン等のケトン系溶剤、
メタノール、ブタノール、イソプロパツール、エチレン
グリコールモノメチルエーテル等のアルコール系溶剤と
併用することにより蒸発速度を調整できる。 すなわち
、蒸発速度を遅くするには、希釈塗料中の高沸点溶剤の
含有量が多くなるようにシンナー配合を設計する。
ルモノブチルエーテル、エチレングリコールモノブチル
エーテルアセテート等のアルコール系溶剤、ツルペッツ
100、ツルペッツ150等の炭化水素系溶剤、酢酸カ
ービトール、プチルカービトール等のエーテル系溶剤、
イソホロン等のケトン系溶剤等があり、これらの高沸点
溶剤は沸点が150℃未満の低沸点溶剤である、例えば
、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤、トルエ
ン、ギシレン等の芳占族系溶剤、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、アセトン等のケトン系溶剤、
メタノール、ブタノール、イソプロパツール、エチレン
グリコールモノメチルエーテル等のアルコール系溶剤と
併用することにより蒸発速度を調整できる。 すなわち
、蒸発速度を遅くするには、希釈塗料中の高沸点溶剤の
含有量が多くなるようにシンナー配合を設計する。
一方、蒸発速度を早くするには、希釈塗料中の高沸点溶
剤の含有量を少なくしたシンナーを用いる。
剤の含有量を少なくしたシンナーを用いる。
垂直部を塗装する塗料は、スプレ一時の希釈塗料として
、高沸点溶剤の含有量が、3%以上水平部の塗料よりも
多くなるように希釈シンナーを作成する。好ましくは3
〜20%であり、3%未満では蒸発を抑制出来ないので
効果に乏しく、一方、20%を越えると蒸発が遅くなり
過ぎるので、塗膜の流れ等の欠陥が生じ好ましくない。
、高沸点溶剤の含有量が、3%以上水平部の塗料よりも
多くなるように希釈シンナーを作成する。好ましくは3
〜20%であり、3%未満では蒸発を抑制出来ないので
効果に乏しく、一方、20%を越えると蒸発が遅くなり
過ぎるので、塗膜の流れ等の欠陥が生じ好ましくない。
この値は塗装ブースの風速、温度等によって変化する。
即ち、風速が早く、湿度が高くなると蒸発が早くなる
ので大きくする事が必要であるが、塗装置後の塗料不揮
発分が垂直部と水平部で等しくなるようにすればよい。
ので大きくする事が必要であるが、塗装置後の塗料不揮
発分が垂直部と水平部で等しくなるようにすればよい。
本発明の方法は噴霧塗装法の場合が最も好適であり、適
用できる孕装機はエアー スプレー、エアーレス スプ
レー、静電塗装機等であるが、溶剤の飛散が多いエアー
スプレーの場合が最も効果大である。
用できる孕装機はエアー スプレー、エアーレス スプ
レー、静電塗装機等であるが、溶剤の飛散が多いエアー
スプレーの場合が最も効果大である。
塗装工程は本発明方法を適用する前工程までは従来と同
様でるが、その後の工程は例えば次ぎのようである。
様でるが、その後の工程は例えば次ぎのようである。
水平部を塗装する塗料は高沸点溶剤の含有Mが少ないシ
ンナーで希釈し、垂直部は高沸点溶剤の含有量が多いシ
ンナーで希釈し、それぞれの1斜で水平部と垂直部を塗
装する。
ンナーで希釈し、垂直部は高沸点溶剤の含有量が多いシ
ンナーで希釈し、それぞれの1斜で水平部と垂直部を塗
装する。
以下実施例を用いて、更に詳細に説明する。
実施例
ダル鋼板をリドリンフ5(ロ本ペイント社製非シリケー
ト系アルカリ脱脂剤)で脱脂、グラノジン5D5000
(日本ペイント社製リン酸亜鉛系皮膜化成処理剤)次
いで、プライマーとして、パワートップ1130 (
日本ペイント社製カチオン型電着塗料)を塗装し、18
0℃×20分間焼付けた。
ト系アルカリ脱脂剤)で脱脂、グラノジン5D5000
(日本ペイント社製リン酸亜鉛系皮膜化成処理剤)次
いで、プライマーとして、パワートップ1130 (
日本ペイント社製カチオン型電着塗料)を塗装し、18
0℃×20分間焼付けた。
次いで、オルガ100 TG 75 (日本ペイント
社製メラミン/アルキド樹脂系中塗塗料)を乾燥膜厚(
以下単に膜厚という)が35μとなるようにスプレー後
、140℃×20分間焼付は水とぎをおこなった。
社製メラミン/アルキド樹脂系中塗塗料)を乾燥膜厚(
以下単に膜厚という)が35μとなるようにスプレー後
、140℃×20分間焼付は水とぎをおこなった。
この試験板を水平と垂直に保持しながら、オルガS20
ホワイト(日本ペイント社製メラミン樹脂/アルキド樹
脂系上塗り塗料)を表1に示すシンナーにて、No、4
フオードカツプで20秒/20℃に調整し、塗装した。
ホワイト(日本ペイント社製メラミン樹脂/アルキド樹
脂系上塗り塗料)を表1に示すシンナーにて、No、4
フオードカツプで20秒/20℃に調整し、塗装した。
塗装置後の不揮発分と140℃×20分間焼付は後の塗
膜平滑性を表3に示す。
膜平滑性を表3に示す。
なお、水平部と垂直部を同一・シンナーで希釈、塗装し
た結果を比較例として示ず。
た結果を比較例として示ず。
以下余白
表1 実施例シンナー配合
表2 比較例シンナー配合
表3 評l1IIiれ11果
加熱残分 JIS−に−54008,2PGD値
日本色彩研究所製PGD値測定機発明の効果 本発明の方法をどることにより、従来問題の多かった、
水平部と垂直部の什上りが問答水準に出来、いずれの部
分においても、流れ、ワキ、舶用()等のない平if’
) fiに1・)れた塗膜を1!′7ることのできる産
業上有効な手段である。
日本色彩研究所製PGD値測定機発明の効果 本発明の方法をどることにより、従来問題の多かった、
水平部と垂直部の什上りが問答水準に出来、いずれの部
分においても、流れ、ワキ、舶用()等のない平if’
) fiに1・)れた塗膜を1!′7ることのできる産
業上有効な手段である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)シンナーの蒸発速度が垂直塗装部よりも水平塗装部
の方が早いことを特徴とする垂直部と水平部を有する被
塗物の塗装方法。 2)沸点150℃以上の溶剤の量が垂直塗装部に用いる
塗装のシンナーよりも水平部に用いるシンナーが3%以
上多く含むことを特徴とする特許請求の範囲第一項記載
の垂直部と水平部を有する被塗物の塗装方法。 3)塗装方法が、噴霧塗装法であることを特徴とする特
許請求の範囲第一項記載の垂直部と水平部を有する被塗
物の塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP402886A JPS62163771A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP402886A JPS62163771A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62163771A true JPS62163771A (ja) | 1987-07-20 |
Family
ID=11573505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP402886A Pending JPS62163771A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62163771A (ja) |
-
1986
- 1986-01-10 JP JP402886A patent/JPS62163771A/ja active Pending
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