JPS62163726A - 簡易脱臭器 - Google Patents
簡易脱臭器Info
- Publication number
- JPS62163726A JPS62163726A JP61004768A JP476886A JPS62163726A JP S62163726 A JPS62163726 A JP S62163726A JP 61004768 A JP61004768 A JP 61004768A JP 476886 A JP476886 A JP 476886A JP S62163726 A JPS62163726 A JP S62163726A
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- JP
- Japan
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- ozone
- deodorizer
- light
- deodorizing
- deodorization
- Prior art date
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
産業上の利用分野
この発明は、一般家庭用などの分野に適用されるオゾン
を用いた簡易脱臭器に関するものである。 従 来 の 技 術 近時、オゾンtこよる脱臭が脚光を浴びているが。 このような脱臭装置は、オゾン発生装置1度心室。 余剰オゾンの分解設備などを必要とし装置が大型化して
設fI費がかさむばかりか、高濃度のオゾンを使用する
のでオゾンの流路周辺は耐オゾン性の材質にしなけれは
ならず、これらの点からして。 その利用分野は産業用tこ限られてぃた。しっ)シ。 オゾンによる脱臭の効能は顕著なものであることからし
て、 mr記収外の利用分野を開拓すべきであり、小型
、a私化して一般家庭などでも適用できる脱臭器の開発
が強< ff4まhてぃたつ発明が解決しようとする間
萌点 オゾンtこよる脱臭装置を小型、簡易化して一般家庭な
どでも適用できるようPこし、その利用分!トを拡大す
ることtこある。 11++旬点を解決するための手段 短波長紫外線を放射しオゾンを発生せしめる紫外線灯と
、多孔フィルターを担体としこれにオゾン分解用の触媒
を付加処理した脱臭体または該;況臭体及び非通気体t
こて構成しかつ前記紫外線灯内装用の空間部を設けた脱
臭器本体とからなり、該本体の空間部内に紫外線灯の少
(とも発光管部をオゾン発生可能1こ内装したことにあ
る。 作 用 簡易脱臭器の空間部の紫外線灯により生成したオゾンは
、該灯の発熱作用によって、脱臭体中を分解反応しなが
ら通過し酸素となって外部へ拡散する。この拡散につれ
て外部の悪臭性空気が脱臭体を経て空間部内にとり込ま
れるが、豊臭成分はこの空間部及び脱臭体を経て酸化分
解無臭化されて外部へ拡散していく。このように拡散と
とり込みが行われることからして、脱臭器周辺の密封空
間は時間をかけて循環し脱臭化が進行する。 実 施 例 この発明の実施例を第1乃至8図により詳述する。 第1図は断、平面図、第2図は側面図、第3図は第1図
A、A線拡大断面図、第4図は第1図B。 B線拡大側、(社)t mr図、第5乃至8図はこの発
明の他の実施例の説明図である。図中、1は紫外線灯。 2は脱臭体、8j工非通慨体、4−工空間部、5は脱臭
器本体、6は簡易脱臭23.7は耐オゾン、通気性の外
被体である。オゾンを発生せしめる紫外線灯1は200
nm以下の波長、特に185nmの波長の光を強く放射
する。この波長の光を空間部4内の酸素が吸収してオゾ
ンとなる。脱臭器本体5は。 三次元骨格構造により連続気孔をもたせ多孔フィルター
を担体としており、これに後述するオゾン分解用の触媒
を付加処理した脱臭体2.または該脱臭体2及びセラミ
ック板等の非通気体3tこて構成され、前記紫外線灯l
もし、くは該灯1の発光管部1aを内装してオゾンを発
生するtこ必要な所要容積の空間部4が設けである。即
ち、この発明の簡易脱臭器6 )工、該本体5の空間部
4内tこ紫外線灯lの少(とも発光管部11Fをオゾン
発生可能tこ内装し閉塞して一体化したものである。 第1図の脱臭器は、脱臭体2及び非通気体3からなり、
該灯]の発光管部1aが空間部4内にオゾン発生可能t
こ配装してあり、そのソケット部1bが脱臭体2tこ固
着しである。第5図の脱臭器は、その本体5は第1図の
場合と同様であるが、該灯1を空間部4内に配装した例
である。第6.8回の場合は、脱臭器本体5が脱臭体2
#ごて構成され、空間部4内に発光管部1aが配置しで
ある。前記多孔フィルターには1例えば、商品名セフミ
ックフオーム(■プリシフ1フ社製)、セルメット(住
友11望工業IJ:tJ社製)があり、これらは三次元
骨格構造により連続気孔が構成されており、悪臭成分(
硫化水素、アンモニア、その他悪臭を放つ成分等々を含
む)を吸着・濃縮する性質がある。また。 触媒としてEま、酸化ニッケル、銅酸化物等のa移金属
酸化物、白金などの貴金属、もしくはこれらの混合物が
適当である。7aは通気孔であるっ第1,3図1こおい
て、この発明の簡易脱臭器61工。 オゾン発生用紫外線灯1に交流IK源8からの′
を用いた簡易脱臭器に関するものである。 従 来 の 技 術 近時、オゾンtこよる脱臭が脚光を浴びているが。 このような脱臭装置は、オゾン発生装置1度心室。 余剰オゾンの分解設備などを必要とし装置が大型化して
設fI費がかさむばかりか、高濃度のオゾンを使用する
のでオゾンの流路周辺は耐オゾン性の材質にしなけれは
ならず、これらの点からして。 その利用分野は産業用tこ限られてぃた。しっ)シ。 オゾンによる脱臭の効能は顕著なものであることからし
て、 mr記収外の利用分野を開拓すべきであり、小型
、a私化して一般家庭などでも適用できる脱臭器の開発
が強< ff4まhてぃたつ発明が解決しようとする間
萌点 オゾンtこよる脱臭装置を小型、簡易化して一般家庭な
どでも適用できるようPこし、その利用分!トを拡大す
ることtこある。 11++旬点を解決するための手段 短波長紫外線を放射しオゾンを発生せしめる紫外線灯と
、多孔フィルターを担体としこれにオゾン分解用の触媒
を付加処理した脱臭体または該;況臭体及び非通気体t
こて構成しかつ前記紫外線灯内装用の空間部を設けた脱
臭器本体とからなり、該本体の空間部内に紫外線灯の少
(とも発光管部をオゾン発生可能1こ内装したことにあ
る。 作 用 簡易脱臭器の空間部の紫外線灯により生成したオゾンは
、該灯の発熱作用によって、脱臭体中を分解反応しなが
ら通過し酸素となって外部へ拡散する。この拡散につれ
て外部の悪臭性空気が脱臭体を経て空間部内にとり込ま
れるが、豊臭成分はこの空間部及び脱臭体を経て酸化分
解無臭化されて外部へ拡散していく。このように拡散と
とり込みが行われることからして、脱臭器周辺の密封空
間は時間をかけて循環し脱臭化が進行する。 実 施 例 この発明の実施例を第1乃至8図により詳述する。 第1図は断、平面図、第2図は側面図、第3図は第1図
A、A線拡大断面図、第4図は第1図B。 B線拡大側、(社)t mr図、第5乃至8図はこの発
明の他の実施例の説明図である。図中、1は紫外線灯。 2は脱臭体、8j工非通慨体、4−工空間部、5は脱臭
器本体、6は簡易脱臭23.7は耐オゾン、通気性の外
被体である。オゾンを発生せしめる紫外線灯1は200
nm以下の波長、特に185nmの波長の光を強く放射
する。この波長の光を空間部4内の酸素が吸収してオゾ
ンとなる。脱臭器本体5は。 三次元骨格構造により連続気孔をもたせ多孔フィルター
を担体としており、これに後述するオゾン分解用の触媒
を付加処理した脱臭体2.または該脱臭体2及びセラミ
ック板等の非通気体3tこて構成され、前記紫外線灯l
もし、くは該灯1の発光管部1aを内装してオゾンを発
生するtこ必要な所要容積の空間部4が設けである。即
ち、この発明の簡易脱臭器6 )工、該本体5の空間部
4内tこ紫外線灯lの少(とも発光管部11Fをオゾン
発生可能tこ内装し閉塞して一体化したものである。 第1図の脱臭器は、脱臭体2及び非通気体3からなり、
該灯]の発光管部1aが空間部4内にオゾン発生可能t
こ配装してあり、そのソケット部1bが脱臭体2tこ固
着しである。第5図の脱臭器は、その本体5は第1図の
場合と同様であるが、該灯1を空間部4内に配装した例
である。第6.8回の場合は、脱臭器本体5が脱臭体2
#ごて構成され、空間部4内に発光管部1aが配置しで
ある。前記多孔フィルターには1例えば、商品名セフミ
ックフオーム(■プリシフ1フ社製)、セルメット(住
友11望工業IJ:tJ社製)があり、これらは三次元
骨格構造により連続気孔が構成されており、悪臭成分(
硫化水素、アンモニア、その他悪臭を放つ成分等々を含
む)を吸着・濃縮する性質がある。また。 触媒としてEま、酸化ニッケル、銅酸化物等のa移金属
酸化物、白金などの貴金属、もしくはこれらの混合物が
適当である。7aは通気孔であるっ第1,3図1こおい
て、この発明の簡易脱臭器61工。 オゾン発生用紫外線灯1に交流IK源8からの′
【1(
圧を安定器9を介して印加すると、波長20 Onm
LJ下の光、主に、e長185旧nの光を強く放射する
が、この波長の光を空間部4内の酸素が吸収し。 次式の通りオゾンが生成する。、図中、10は′L1℃
線である。 Ox+by (200nm以下) −0+00+0.
+M−0,+Jvl (MはC% 、 Ntなどの第三
物体)生成したオゾンは、紫外線灯10発熱エネルギー
1こよって9例えは、第3し1のような配置、決められ
た時間内においては、脱臭体2の啜孔中を後述する分解
反応をしながら一点鎖線、実線矢印の如く西過し酸素と
なって外部へ拡散していく。この拡散につれて、外部の
豊臭性空気Gが抑臭体2の気孔中を!ll+、!凝成分
の一部を吸m−濃縮されながら二点鎖線矢印のan <
a 薊し空間部4内にとり込まれて、後述するように
酸化分解無臭化されて外部へ拡散していく。このように
拡散ととり込みがゆるやかtこ行われることからして、
この脱臭器60周辺密封空間は、全体として時間をかけ
て循に1し脱臭化が進行する。 前記オゾンの分解反応については2次のような過程を経
て脱臭体2表面に達するまでtこは酸素に分解し無害と
なる。即ち、山空間部4内tこおける自己分解反応(2
0s −80x ) 、 Ill脱臭体2に吸着・rl
F41Mされたオゾンがオゾン分解触媒によって分解(
0,+M→O,+O+M、Mは触1lX)′する。なお
。 空間部4内でのオゾン−エ、半減期が数時間乃至十数時
間と比較的安定しており、その大部分は(11)の過程
で分解する。前記オゾンの発生量は、紫外線灯のエネル
ギー分布、照度などに関係し、また。 オゾンの分解量は脱臭体2の厚さ、触媒の担持量1こ因
るので、これらを適宜調整すればオゾンが脱臭器6外t
こ而れることがなく、そして、空間部4丙1こげ高濃度
のオゾン雰囲気をつくることができる。 前記悪臭成分の酸化分解無臭化については1次のような
過程によって行われる。即ち、(1)空間部4内におけ
るオゾンとの気相酸化分解、 (Ill脱臭体2に吸着
されて後オゾンまたは触媒によ′り酸化分解。 (11D脱臭体に吸着されたオゾンまたは吸着後分解し
たオゾンから生成する活性種(発生期の酸素O)による
分解、がなされ、主C(Ill 、曲)の過程を経て脱
臭が進行する。即ち、前記脱臭体2により一部吸着・濃
縮された悪臭成分は(11)の反応過程を経て分解する
。なお、前記酸化分解無臭化が進行し悪臭性空気G中の
悪臭成分が零に等しい状態では。 紫外線灯l#こより生成するオゾンは、前記オゾンの分
解反応と同様の反応を繰り返えして分解し無害となって
外部へ拡散していく。 この発明の脱臭器6の脱臭効能を第9.10図によって
説明すると、内容積15.541の密閉箱11中tこ。 脱臭体2の厚さL = 10 am 、 紫外線灯1
と脱臭体2との対向間隔d = 5 Mとする脱臭器6
を設置する。脱臭器6はwL源8にW線10 、安定器
9を介して接続しである。15はパイプ、 16は乾燥
器、 17は送風機、田は排気孔、 19は測定孔、2
0は攪拌羽根であろう乾燥器16により箱11内の湿度
を一定にした後、この箱11内tこ高濃度の硫化水素を
注射器21にて封入し1次いで1羽根3)かこより攪拌
して内部を均一濃度(30〜40(pmHこする。そし
て、内部の硫化水素の濃度の経時変化を硫化水素用ガス
チックで測定した。その結果を第10図に示すが9曲線
1は紫外線灯1を点灯して行った場合(実験])。 曲線■は猛打lを消灯して行った場合(実験I)。 曲線層は脱臭体2に代えて多孔フィルターを使用し猛打
1を消灯した場合(実験I)で、他の条件は各々前記と
同じである。実験−の例では、オゾン及び触媒による硫
化水素の分解は期待できないが、@化水素濃度の減少の
主因を工多孔フィルター1こよる牧所・濃縮及び壁面へ
の吸着が考えられる。 ′J!験Iの例では、該吸着・濃縮と相俟って硫化水素
と触媒との反応が付加することで、硫化水素の濃度が前
記実験11こ比較して大きく減少している。 これ?こ猛打lを点灯してオゾンを発生させると曲線I
の通り硫化水素の濃度がざらtこ減少しており。 即ち、オゾンが硫化水素の除去に有効1こ作用している
ことがわかる。 この発明の脱6L器6は、以下の実%及びその結果を示
す第11図によって明らかなよう1こ、オゾンは劣化す
る触媒を再活性化して脱臭の効能を高める作用を有する
。即ち1曲IAdは脱臭236を別に準備した容器内の
高濃度硫化水素(0,1%)雰囲気中tこ60分間放置
して後、これを取り出してoiI記実験と同様条件下の
箱1】内に配置し、猛打1を消灯して行った場合(実験
■)1曲線層は[IT1記実験■直後の脱臭器6を別に
準備した容器のオゾン雰囲気中P:30分間放置して後
、これを取り出して前記実験と同じ条件下の箱ll内に
配置し、同様に猛打1を消灯して行った場合(実験v)
1曲線層は前記実験Y終了後のそのままの脱臭器6の猛
打1を点灯しオゾンを発生させた場合(実験■)である
。これにより1曲線層はこれと同条件の曲線層と比較し
て硫化水素の除去性能が大きく低下している。これは、
触媒と硫化水素とが反応して硫化物を生成することから
触媒の反応性が劣化するものと推考できるが、この触媒
の劣化した脱臭体6は、オゾン雰囲気中トこおいてt工
曲線Yのようンこ硫化水素の除去性能が回復しており、
そして、オゾンを発生させて行った実験■ではさらに性
能がよくなっている。このようtこ、オゾンは硫化水素
1こよって劣化した触媒を再活性化(生成硫化物の分解
)し脱臭の効能を高めていることがわかる。 この発明の脱臭器6は、該脱臭器6の外部にオゾンが全
く流出せず安全であるが、これは以下の実験及び表によ
り実証できる。即ち、前記の実をCで使用した密閉箱1
1中に脱臭器6をV置する。この実験では、脱臭体2の
厚さくt=10鶴)を一定とし、猛打1と脱臭体2との
対向間隔(山を変えた(d = 5 B、 d = 1
3■)場合において、猛打1を点灯後に脱臭器6外へ流
出するオゾンの濃度を経時的に測定した。測定に際して
は、オゾン用ガス検知管を使用し測定孔19から測定し
た。次表はその結果である。なお、0考までに第8表と
して、脱臭体21こ代えて多孔フィルター(厚さ10−
)を用いた場合の測定値を示す。 第1表(対向間隔d = 5 tea )第2表(対向
間隔d = 13 ra )第8表(対向間隔d =
5 cm )表中の数値からも明らかなように、オゾン
は外部に全く流出しておらず、この脱臭器6の安全性が
確認できる。第8表においては、濃度12Waのオゾン
が流出しているが、この数値は経時tこつれで有害とな
る。 発 明 の 効 果 この発明は以上のよう1こ、紫外線灯と、多孔フィルタ
ーを担体としこれにオゾン分解用の触媒を付加処理した
脱臭体また―工状脱臭体及び非通気体にて構成しかつ前
記紫外線灯の空間部を設けた脱銀器本体とからなり、該
本体の空間部内に紫外線灯の少くとも発光管部をオゾン
発生可能に内装したので、小型、 lfi′i易化が容
易1こ行えてその利用分野が拡大でき、一般家庭などに
適用してその効果は大きい。 4、 図面のffi’i車な説明 第1図はこの発明曲易脱臭第3の断、平1用図、第2図
は断、側げ0図、第3図は第1図AA線拡大断面図、第
4図は?g1[彎IB、B線拡大側、囚r面図、第5乃
至8図はこの発明の他の実雅例を示し第5゜8図は1ス
(「面図、第6図は断、倶l面図、第7図は第6図C1
C線断面図、第9図はこの発明脱墾器に−)いてのS−
J!験装置の説明(ン1.第1Q、11図は夫々脱喝の
効果を示すグラフである。 1・・・紫外線灯 2・−I悦gt体 3・・非iif
+ 9(体 4・・・空il1部 51晩臭器本体 6
・爪l Jj711φl;!黙持n出L・日入 來nIr興業社弐姪社 代表者 木村購昭 第 1 図 第3図 第2図 第4図 第 57 第 6 図 第8図 第7図 第 9 図
圧を安定器9を介して印加すると、波長20 Onm
LJ下の光、主に、e長185旧nの光を強く放射する
が、この波長の光を空間部4内の酸素が吸収し。 次式の通りオゾンが生成する。、図中、10は′L1℃
線である。 Ox+by (200nm以下) −0+00+0.
+M−0,+Jvl (MはC% 、 Ntなどの第三
物体)生成したオゾンは、紫外線灯10発熱エネルギー
1こよって9例えは、第3し1のような配置、決められ
た時間内においては、脱臭体2の啜孔中を後述する分解
反応をしながら一点鎖線、実線矢印の如く西過し酸素と
なって外部へ拡散していく。この拡散につれて、外部の
豊臭性空気Gが抑臭体2の気孔中を!ll+、!凝成分
の一部を吸m−濃縮されながら二点鎖線矢印のan <
a 薊し空間部4内にとり込まれて、後述するように
酸化分解無臭化されて外部へ拡散していく。このように
拡散ととり込みがゆるやかtこ行われることからして、
この脱臭器60周辺密封空間は、全体として時間をかけ
て循に1し脱臭化が進行する。 前記オゾンの分解反応については2次のような過程を経
て脱臭体2表面に達するまでtこは酸素に分解し無害と
なる。即ち、山空間部4内tこおける自己分解反応(2
0s −80x ) 、 Ill脱臭体2に吸着・rl
F41Mされたオゾンがオゾン分解触媒によって分解(
0,+M→O,+O+M、Mは触1lX)′する。なお
。 空間部4内でのオゾン−エ、半減期が数時間乃至十数時
間と比較的安定しており、その大部分は(11)の過程
で分解する。前記オゾンの発生量は、紫外線灯のエネル
ギー分布、照度などに関係し、また。 オゾンの分解量は脱臭体2の厚さ、触媒の担持量1こ因
るので、これらを適宜調整すればオゾンが脱臭器6外t
こ而れることがなく、そして、空間部4丙1こげ高濃度
のオゾン雰囲気をつくることができる。 前記悪臭成分の酸化分解無臭化については1次のような
過程によって行われる。即ち、(1)空間部4内におけ
るオゾンとの気相酸化分解、 (Ill脱臭体2に吸着
されて後オゾンまたは触媒によ′り酸化分解。 (11D脱臭体に吸着されたオゾンまたは吸着後分解し
たオゾンから生成する活性種(発生期の酸素O)による
分解、がなされ、主C(Ill 、曲)の過程を経て脱
臭が進行する。即ち、前記脱臭体2により一部吸着・濃
縮された悪臭成分は(11)の反応過程を経て分解する
。なお、前記酸化分解無臭化が進行し悪臭性空気G中の
悪臭成分が零に等しい状態では。 紫外線灯l#こより生成するオゾンは、前記オゾンの分
解反応と同様の反応を繰り返えして分解し無害となって
外部へ拡散していく。 この発明の脱臭器6の脱臭効能を第9.10図によって
説明すると、内容積15.541の密閉箱11中tこ。 脱臭体2の厚さL = 10 am 、 紫外線灯1
と脱臭体2との対向間隔d = 5 Mとする脱臭器6
を設置する。脱臭器6はwL源8にW線10 、安定器
9を介して接続しである。15はパイプ、 16は乾燥
器、 17は送風機、田は排気孔、 19は測定孔、2
0は攪拌羽根であろう乾燥器16により箱11内の湿度
を一定にした後、この箱11内tこ高濃度の硫化水素を
注射器21にて封入し1次いで1羽根3)かこより攪拌
して内部を均一濃度(30〜40(pmHこする。そし
て、内部の硫化水素の濃度の経時変化を硫化水素用ガス
チックで測定した。その結果を第10図に示すが9曲線
1は紫外線灯1を点灯して行った場合(実験])。 曲線■は猛打lを消灯して行った場合(実験I)。 曲線層は脱臭体2に代えて多孔フィルターを使用し猛打
1を消灯した場合(実験I)で、他の条件は各々前記と
同じである。実験−の例では、オゾン及び触媒による硫
化水素の分解は期待できないが、@化水素濃度の減少の
主因を工多孔フィルター1こよる牧所・濃縮及び壁面へ
の吸着が考えられる。 ′J!験Iの例では、該吸着・濃縮と相俟って硫化水素
と触媒との反応が付加することで、硫化水素の濃度が前
記実験11こ比較して大きく減少している。 これ?こ猛打lを点灯してオゾンを発生させると曲線I
の通り硫化水素の濃度がざらtこ減少しており。 即ち、オゾンが硫化水素の除去に有効1こ作用している
ことがわかる。 この発明の脱6L器6は、以下の実%及びその結果を示
す第11図によって明らかなよう1こ、オゾンは劣化す
る触媒を再活性化して脱臭の効能を高める作用を有する
。即ち1曲IAdは脱臭236を別に準備した容器内の
高濃度硫化水素(0,1%)雰囲気中tこ60分間放置
して後、これを取り出してoiI記実験と同様条件下の
箱1】内に配置し、猛打1を消灯して行った場合(実験
■)1曲線層は[IT1記実験■直後の脱臭器6を別に
準備した容器のオゾン雰囲気中P:30分間放置して後
、これを取り出して前記実験と同じ条件下の箱ll内に
配置し、同様に猛打1を消灯して行った場合(実験v)
1曲線層は前記実験Y終了後のそのままの脱臭器6の猛
打1を点灯しオゾンを発生させた場合(実験■)である
。これにより1曲線層はこれと同条件の曲線層と比較し
て硫化水素の除去性能が大きく低下している。これは、
触媒と硫化水素とが反応して硫化物を生成することから
触媒の反応性が劣化するものと推考できるが、この触媒
の劣化した脱臭体6は、オゾン雰囲気中トこおいてt工
曲線Yのようンこ硫化水素の除去性能が回復しており、
そして、オゾンを発生させて行った実験■ではさらに性
能がよくなっている。このようtこ、オゾンは硫化水素
1こよって劣化した触媒を再活性化(生成硫化物の分解
)し脱臭の効能を高めていることがわかる。 この発明の脱臭器6は、該脱臭器6の外部にオゾンが全
く流出せず安全であるが、これは以下の実験及び表によ
り実証できる。即ち、前記の実をCで使用した密閉箱1
1中に脱臭器6をV置する。この実験では、脱臭体2の
厚さくt=10鶴)を一定とし、猛打1と脱臭体2との
対向間隔(山を変えた(d = 5 B、 d = 1
3■)場合において、猛打1を点灯後に脱臭器6外へ流
出するオゾンの濃度を経時的に測定した。測定に際して
は、オゾン用ガス検知管を使用し測定孔19から測定し
た。次表はその結果である。なお、0考までに第8表と
して、脱臭体21こ代えて多孔フィルター(厚さ10−
)を用いた場合の測定値を示す。 第1表(対向間隔d = 5 tea )第2表(対向
間隔d = 13 ra )第8表(対向間隔d =
5 cm )表中の数値からも明らかなように、オゾン
は外部に全く流出しておらず、この脱臭器6の安全性が
確認できる。第8表においては、濃度12Waのオゾン
が流出しているが、この数値は経時tこつれで有害とな
る。 発 明 の 効 果 この発明は以上のよう1こ、紫外線灯と、多孔フィルタ
ーを担体としこれにオゾン分解用の触媒を付加処理した
脱臭体また―工状脱臭体及び非通気体にて構成しかつ前
記紫外線灯の空間部を設けた脱銀器本体とからなり、該
本体の空間部内に紫外線灯の少くとも発光管部をオゾン
発生可能に内装したので、小型、 lfi′i易化が容
易1こ行えてその利用分野が拡大でき、一般家庭などに
適用してその効果は大きい。 4、 図面のffi’i車な説明 第1図はこの発明曲易脱臭第3の断、平1用図、第2図
は断、側げ0図、第3図は第1図AA線拡大断面図、第
4図は?g1[彎IB、B線拡大側、囚r面図、第5乃
至8図はこの発明の他の実雅例を示し第5゜8図は1ス
(「面図、第6図は断、倶l面図、第7図は第6図C1
C線断面図、第9図はこの発明脱墾器に−)いてのS−
J!験装置の説明(ン1.第1Q、11図は夫々脱喝の
効果を示すグラフである。 1・・・紫外線灯 2・−I悦gt体 3・・非iif
+ 9(体 4・・・空il1部 51晩臭器本体 6
・爪l Jj711φl;!黙持n出L・日入 來nIr興業社弐姪社 代表者 木村購昭 第 1 図 第3図 第2図 第4図 第 57 第 6 図 第8図 第7図 第 9 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、短波長紫外線を放射しオゾンを発生せしめる紫外線
灯と、三次元骨格構造により連続気孔をもたせた多孔フ
ィルターを担体としこれにオゾン分解用の触媒を付加処
理した脱臭体または該脱臭体及び非通気体にて構成しか
つ前記紫外線灯もしくはこれの発光管部内装用の空間部
を設けた脱臭器本体とからなり、該本体の空間部内に紫
外線灯の少くとも発光管部をオゾン発生可能に内装し閉
塞して一体化したことを特徴とする簡易脱臭器。 2、多孔フィルター、脱臭体が悪臭成分を吸着・濃縮す
る構成である特許請求の範囲第1項記載の簡易脱臭器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61004768A JPS62163726A (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 簡易脱臭器 |
US06/931,392 US4842829A (en) | 1985-11-19 | 1986-11-14 | Deodorizing apparatus |
DE19863639396 DE3639396A1 (de) | 1985-11-19 | 1986-11-18 | Deodorisierungsgeraet |
KR1019870000165A KR910002206B1 (ko) | 1985-11-19 | 1987-01-12 | 탈취기(脫臭器) |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61004768A JPS62163726A (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 簡易脱臭器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62163726A true JPS62163726A (ja) | 1987-07-20 |
JPH0229365B2 JPH0229365B2 (ja) | 1990-06-29 |
Family
ID=11593036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61004768A Granted JPS62163726A (ja) | 1985-11-19 | 1986-01-13 | 簡易脱臭器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62163726A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01171663A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-06 | Tokai Kogyo Kk | 集塵・脱臭装置 |
JPH024454A (ja) * | 1988-06-22 | 1990-01-09 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | オゾン分解触媒 |
JPH0319529U (ja) * | 1989-07-01 | 1991-02-26 | ||
JPH03151048A (ja) * | 1989-11-06 | 1991-06-27 | Sakai Chem Ind Co Ltd | オゾン分解用触媒フィルター |
JP2010247034A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ガス除害装置 |
JP2010247033A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ガス除害装置 |
JP2010247032A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ガス除害装置 |
JP2010274213A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ガス除害装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0450772U (ja) * | 1990-09-05 | 1992-04-28 |
-
1986
- 1986-01-13 JP JP61004768A patent/JPS62163726A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01171663A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-06 | Tokai Kogyo Kk | 集塵・脱臭装置 |
JPH024454A (ja) * | 1988-06-22 | 1990-01-09 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | オゾン分解触媒 |
JPH0319529U (ja) * | 1989-07-01 | 1991-02-26 | ||
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JP2010274213A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ガス除害装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0229365B2 (ja) | 1990-06-29 |
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