JPS63230171A - 脱臭装置 - Google Patents
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- JPS63230171A JPS63230171A JP62064064A JP6406487A JPS63230171A JP S63230171 A JPS63230171 A JP S63230171A JP 62064064 A JP62064064 A JP 62064064A JP 6406487 A JP6406487 A JP 6406487A JP S63230171 A JPS63230171 A JP S63230171A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/08—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
- B01J19/12—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor employing electromagnetic waves
- B01J19/122—Incoherent waves
- B01J19/123—Ultra-violet light
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、オゾンを有効に利用し、悪臭物質を酸化分解
させる新規な脱臭装置に関する。
させる新規な脱臭装置に関する。
従来技術及びその問題点
オゾンは無声放電や紫外線の作用により酸素から生成さ
れ、中でも紫外線は酸素に２００ｎｍ以下の波長、好ま
しくは１８５ｎｍの波長の紫外線を照射することによっ
て次の（ｒ）、（Ｉｆ）式に従いオゾンを生成する。
れ、中でも紫外線は酸素に２００ｎｍ以下の波長、好ま
しくは１８５ｎｍの波長の紫外線を照射することによっ
て次の（ｒ）、（Ｉｆ）式に従いオゾンを生成する。
０２＋ｈν → ２０ （１）０２＋Ｏ＋
Ｍ、−０３＋Ｍ、 （ＩＩ）反応式中ｈνは紫外
線、Ｍ、は窒素等の第３物質である。
Ｍ、−０３＋Ｍ、 （ＩＩ）反応式中ｈνは紫外
線、Ｍ、は窒素等の第３物質である。
従来脱臭方法の一つとして、生成したオゾンによって被
処理ガス中の悪臭物質を酸化分解し、未反応のオゾンは
人体に対する有害性に鑑みて活性炭などにより処理する
脱臭方法が実施されている。
処理ガス中の悪臭物質を酸化分解し、未反応のオゾンは
人体に対する有害性に鑑みて活性炭などにより処理する
脱臭方法が実施されている。
更にオゾンによる乳臭効率を向上させるため、オゾンを
強制分解させることによって生成する酸化力の極めて強
い発生期の酸素を用いることが知られている。前記発生
期の酸素を生成させる手段には、触媒による方法、紫外
線による方法、熱分解による方法、放射線或は電子線照
射による方法、その他用音波或は高周波による方法等が
あるが、放射線或は電子線照射、超音波或は高周波等を
用いる方法の脱臭装置の規模は比較的大きく、一般家庭
における小規模的な２置には、触媒及び紫外線を利用し
たものが実施上を利と考えられる。
強制分解させることによって生成する酸化力の極めて強
い発生期の酸素を用いることが知られている。前記発生
期の酸素を生成させる手段には、触媒による方法、紫外
線による方法、熱分解による方法、放射線或は電子線照
射による方法、その他用音波或は高周波による方法等が
あるが、放射線或は電子線照射、超音波或は高周波等を
用いる方法の脱臭装置の規模は比較的大きく、一般家庭
における小規模的な２置には、触媒及び紫外線を利用し
たものが実施上を利と考えられる。
触媒によるオゾンの分解は一般的に次の（Ｉｌｌ）式で
表わされ、 ０３ ＋Ｍ２＝０２＋ （０）＋Ｍ２ （［）式
中Ｍ２は触媒、（０）は発生期の酸素である。
表わされ、 ０３ ＋Ｍ２＝０２＋ （０）＋Ｍ２ （［）式
中Ｍ２は触媒、（０）は発生期の酸素である。
紫外線によるオゾンの分解は一般的に次の（ＩＶ）式で
表わされる。
表わされる。
０３ ＋ ｈ ｙ→０２ ＋ （０） （ｒＶ
）ところが、前記触媒によるオゾン分解では、初期分解
能力は優れているが、オゾン分解に伴う触媒自体の酸化
反応により急速に触媒劣化が進行するため、触媒寿命が
低下し、分解能力の維持が困難であった。また、２５４
ｎｍの波長を有する紫外線による一般的なオゾン分解の
場合は、前者と比較し分解能力が低く実用的ではない。
）ところが、前記触媒によるオゾン分解では、初期分解
能力は優れているが、オゾン分解に伴う触媒自体の酸化
反応により急速に触媒劣化が進行するため、触媒寿命が
低下し、分解能力の維持が困難であった。また、２５４
ｎｍの波長を有する紫外線による一般的なオゾン分解の
場合は、前者と比較し分解能力が低く実用的ではない。
そこで、本発明は、酸化力の極めて高い発生期の酸素を
用い悪臭物質を酸化分解させる脱臭方法において、前記
問題点を解決し得る、オゾン分解能力の高い脱臭装置を
提供することを目的とする。
用い悪臭物質を酸化分解させる脱臭方法において、前記
問題点を解決し得る、オゾン分解能力の高い脱臭装置を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、一方から他力へ空気流を生ぜしめる手段と、
オ・シンを発生させる紫外線灯と、通気性オゾン分解用
触媒層と、オゾンを分解させる紫外線灯を有してなり、
前記通気性オゾン分解用触媒照点を解決した。
オ・シンを発生させる紫外線灯と、通気性オゾン分解用
触媒層と、オゾンを分解させる紫外線灯を有してなり、
前記通気性オゾン分解用触媒照点を解決した。
作 用
ファン等の空気流発生手段によって悪臭物質と空気から
なる混合ガスの流れを生ぜしめ、オゾンを発生する紫外
線灯によって空気中の酸素からオゾンを生成させ、前記
混合ガスをオゾン介在雰囲気とする。ついで、前記オゾ
ンを分解させる紫外線灯と前記触媒が生成したオゾンを
分解し、酸化力の橿めて高い発生期の酸素を発生させ、
これによって、悪臭物質を酸化分解させる。
なる混合ガスの流れを生ぜしめ、オゾンを発生する紫外
線灯によって空気中の酸素からオゾンを生成させ、前記
混合ガスをオゾン介在雰囲気とする。ついで、前記オゾ
ンを分解させる紫外線灯と前記触媒が生成したオゾンを
分解し、酸化力の橿めて高い発生期の酸素を発生させ、
これによって、悪臭物質を酸化分解させる。
前記触媒はオゾンの分解に伴い、触媒自体の酸化反応に
より徐々にその分解能力を失って行くのであるが、本発
明においては、オゾン分解用紫外線がそのオゾン分解作
用によりオゾンを減じ、触媒のオゾン分解負担を少くす
るのみならず、この紫外線（特に波長２５４ｎｍのもの
）によって生ずる発生期の酸素が前記触媒の劣化反応に
対して逆反応をもたらし、触媒を再活性化させる作用を
有し、その結果、触媒の劣化を防止することができる。
より徐々にその分解能力を失って行くのであるが、本発
明においては、オゾン分解用紫外線がそのオゾン分解作
用によりオゾンを減じ、触媒のオゾン分解負担を少くす
るのみならず、この紫外線（特に波長２５４ｎｍのもの
）によって生ずる発生期の酸素が前記触媒の劣化反応に
対して逆反応をもたらし、触媒を再活性化させる作用を
有し、その結果、触媒の劣化を防止することができる。
このように、本発明は、従来それぞれ単独に用いたので
は不充分な機能しか果せなかった触媒方式と紫外線によ
るオゾン分解方式との間に相乗効果の存することを見出
し、これを脱臭装置に効果的に応用するものである。
は不充分な機能しか果せなかった触媒方式と紫外線によ
るオゾン分解方式との間に相乗効果の存することを見出
し、これを脱臭装置に効果的に応用するものである。
実 施 例
本発明に基づく脱臭装置の一例を第１．２図に示す。
第１図は前記脱臭装置１０の縦断面図、第２図は第１図
の２−２線矢視図であり、図中Ｇは悪臭物質と空気から
なる混合ガス、矢印は該混合ガスの流れを示している。
の２−２線矢視図であり、図中Ｇは悪臭物質と空気から
なる混合ガス、矢印は該混合ガスの流れを示している。
前記脱臭装置１０は、下部ハウジング１３と上部ハウジ
ング１４からなり支持脚１２を有し、また前記混合ガス
Ｇの流れ方向に、悪臭物質と空気からなる混合ガスの均
質化を促進するパンチングメタルからなる整流板４０、
空気中の酸素からオゾンを発生させるオゾン発生用紫外
線灯２０、オゾン分解用紫外線灯３０、通気性オゾン分
解用触媒層を設置し得る触媒層支持部１１、一方から他
方へ空気流を起こす手段である軸流ファン６０を具備し
ている。
ング１４からなり支持脚１２を有し、また前記混合ガス
Ｇの流れ方向に、悪臭物質と空気からなる混合ガスの均
質化を促進するパンチングメタルからなる整流板４０、
空気中の酸素からオゾンを発生させるオゾン発生用紫外
線灯２０、オゾン分解用紫外線灯３０、通気性オゾン分
解用触媒層を設置し得る触媒層支持部１１、一方から他
方へ空気流を起こす手段である軸流ファン６０を具備し
ている。
通気性オゾン分解用触媒層（図示せず）は、前記オゾン
分解用紫外線灯３０の直接照射を受けうる位置にあるオ
ゾン分解用触媒層支持部１１に、上部ハウジング１４及
び軸流ファン６０を取り外すことによって装着可能であ
る。
分解用紫外線灯３０の直接照射を受けうる位置にあるオ
ゾン分解用触媒層支持部１１に、上部ハウジング１４及
び軸流ファン６０を取り外すことによって装着可能であ
る。
前記通気性オゾン分解用触媒層は、例えば、酸化ニッケ
ルなどの遷移金属酸化物、白金などの貴金属、或は前記
遷移金属酸化物と前記貴金属の混合物を、コージライト
等の担体に担持させたちのを使用する。本発明では酸化
ニッケル系の通気性のよいフィルター状の触媒層を用い
た。
ルなどの遷移金属酸化物、白金などの貴金属、或は前記
遷移金属酸化物と前記貴金属の混合物を、コージライト
等の担体に担持させたちのを使用する。本発明では酸化
ニッケル系の通気性のよいフィルター状の触媒層を用い
た。
前記オゾン発生用紫外線灯２０は、２００ ｎｍ以下の
波長、主として１８５ｎｍの波長の紫外線を発生し、且
つ２５４．ｎｍの波長の紫外線も同時に発止している。
波長、主として１８５ｎｍの波長の紫外線を発生し、且
つ２５４．ｎｍの波長の紫外線も同時に発止している。
また前記オゾン分解用紫外線灯３０は主として２５４ｎ
ｍの紫外線を発生する。前記二種の紫外線灯２０．３０
は、各々の光量を調整する手段（図示せず）も有する。
ｍの紫外線を発生する。前記二種の紫外線灯２０．３０
は、各々の光量を調整する手段（図示せず）も有する。
オゾン分解用触媒層支持部〕１にオゾン分解用触媒層を
装着した脱臭装置１０の操作は次のように行われる。
装着した脱臭装置１０の操作は次のように行われる。
軸流ファン６０の吸気により脱臭装置１０内に取り込ま
れた混合物ガスＧは、オゾン発生用紫外線灯２０の照射
を受はオゾンを発生する。オゾンと空気と悪臭物質から
なった混合物ガスＧはついでオゾン分解用紫外線灯３０
の照射を受け、かつ前記紫外線灯３０の照射を受けてい
るオゾン分解用触媒層に導入され、これらによって強制
分解されたオゾンから発生する酸化力の極めて高い発生
期の酸素の作用により、混合物ガスＧ中の悪臭物質を酸
化分解する。
れた混合物ガスＧは、オゾン発生用紫外線灯２０の照射
を受はオゾンを発生する。オゾンと空気と悪臭物質から
なった混合物ガスＧはついでオゾン分解用紫外線灯３０
の照射を受け、かつ前記紫外線灯３０の照射を受けてい
るオゾン分解用触媒層に導入され、これらによって強制
分解されたオゾンから発生する酸化力の極めて高い発生
期の酸素の作用により、混合物ガスＧ中の悪臭物質を酸
化分解する。
この操作によって排出される混合ガス中のオゾン濃度は
０．ｌｐｐｍ以下に分解されていることが安全上望まし
い。その為本発明による脱臭装置１０では前記光量を調
整する手段によってオゾン発生用紫外線灯２０の光量を
調整し、排出される混合ガス中のオゾン濃度を０．ｌｐ
ｐｍ以下に維持している。
０．ｌｐｐｍ以下に分解されていることが安全上望まし
い。その為本発明による脱臭装置１０では前記光量を調
整する手段によってオゾン発生用紫外線灯２０の光量を
調整し、排出される混合ガス中のオゾン濃度を０．ｌｐ
ｐｍ以下に維持している。
なお、本実施例は脱臭装置の一例を示したもので、これ
に限定されるものでないことは当然である。
に限定されるものでないことは当然である。
実 験 例
発明者は前記実施例に開示した脱臭装置の効果を確認す
るために以下の実験を行なった。該実験中、触媒劣化を
観察する実験と２５４ｎｍの紫外線の触媒に対する作用
を観察する実験では、３００ ｐｐｍの高濃度オゾンを
使用することにより、触媒劣化を促進させた実験として
いる。
るために以下の実験を行なった。該実験中、触媒劣化を
観察する実験と２５４ｎｍの紫外線の触媒に対する作用
を観察する実験では、３００ ｐｐｍの高濃度オゾンを
使用することにより、触媒劣化を促進させた実験として
いる。
実験例Ｉ
まず触媒層のオゾン分解能力の変化を測定する実験を行
なった。
なった。
第３図はオゾン分解用触媒層を高濃度オゾンによって強
制劣化させる実験装置を示し、５０はオゾンを強制的に
分解する通気性オゾン分解用触媒層、２１は紫外線の作
用によって酸素からオゾンを発生させるオゾン発生用紫
外線灯、４Ｌ ４２はパンチングメタルよりなる整流板
である。オゾン発生室７１には一方に空気を送るファン
６２が取付けられ、該ファン６２によってオゾン発生室
７１内に送られた空気は、前記整流板４１によって整流
され、前記オゾン発生用紫外線灯２１の照射を受はオゾ
ンを発生する。発生したオゾンを含む空気は、連結管８
１を通じオゾン分解室７２に流入する。オゾン分解室７
２でオゾンを含む空気は前記整流板４２によって整流さ
れ、前記オゾン分解用触媒層５０と接触させられる。８
２はオゾン分解用触媒層５０通過前のサンプル採取管、
８３はオゾン分解用触媒層５０通過後のサンプル採取管
、８４は排出管である。
制劣化させる実験装置を示し、５０はオゾンを強制的に
分解する通気性オゾン分解用触媒層、２１は紫外線の作
用によって酸素からオゾンを発生させるオゾン発生用紫
外線灯、４Ｌ ４２はパンチングメタルよりなる整流板
である。オゾン発生室７１には一方に空気を送るファン
６２が取付けられ、該ファン６２によってオゾン発生室
７１内に送られた空気は、前記整流板４１によって整流
され、前記オゾン発生用紫外線灯２１の照射を受はオゾ
ンを発生する。発生したオゾンを含む空気は、連結管８
１を通じオゾン分解室７２に流入する。オゾン分解室７
２でオゾンを含む空気は前記整流板４２によって整流さ
れ、前記オゾン分解用触媒層５０と接触させられる。８
２はオゾン分解用触媒層５０通過前のサンプル採取管、
８３はオゾン分解用触媒層５０通過後のサンプル採取管
、８４は排出管である。
本実験装置において、オゾン分解用触媒層５０には、コ
ージライトよりなる三次元骨格構造のセラミックフィル
ターを担体として酸化ニッケル系触媒を担持させたもの
を使用し、ファン６２より体積流量の２β／ｍｉｎの空
気を流入させた。
ージライトよりなる三次元骨格構造のセラミックフィル
ターを担体として酸化ニッケル系触媒を担持させたもの
を使用し、ファン６２より体積流量の２β／ｍｉｎの空
気を流入させた。
そして、実験開始初期、５０時間経過後、１００時間経
過後の各々のオゾン分解用触媒層５０の前後で前記サン
プル採取管８２．８３により、サンプルＳ８２．サンプ
ルＳ８３を採取しオゾン濃度をδ（す足した。
過後の各々のオゾン分解用触媒層５０の前後で前記サン
プル採取管８２．８３により、サンプルＳ８２．サンプ
ルＳ８３を採取しオゾン濃度をδ（す足した。
なお、本実験においてオゾン発生用紫外線灯２１の光量
を調整し、３００ ｐｐｍのオゾンを発生させるように
した。
を調整し、３００ ｐｐｍのオゾンを発生させるように
した。
本実験で得た結果を表Ｉに示す。
表 Ｉ
Ｓ ８２ Ｓ ８３
（ｐｐｍ ） （ｐｐｍ ）
初期状態 ３００ １．０５０時間
経過後 ３００ ４６１００時間経過後
３００ ９８本実験結果により、触媒は経時的
にオゾン分解能力が劣化することが確認された。
経過後 ３００ ４６１００時間経過後
３００ ９８本実験結果により、触媒は経時的
にオゾン分解能力が劣化することが確認された。
次に、前記実験によって得た、初期状態のオゾン分解用
触媒層であるサンプル■、５０時間経過後のオゾン分解
用触媒層であるサンプル■、１００時間経過後のオゾン
分解用触媒層であるサンプル■を用い脱臭能力の比較実
験を行なった。
触媒層であるサンプル■、５０時間経過後のオゾン分解
用触媒層であるサンプル■、１００時間経過後のオゾン
分解用触媒層であるサンプル■を用い脱臭能力の比較実
験を行なった。
実験例■
第４図に前記比較実験を行なうために用いた装置を示す
。容積２１６１の密閉室７０内には室内空気攪拌用のク
ロスフローファン６１が設置されている。密閉室７０に
は測定口８０が開けられ注入器９０によるガスの注入や
サンプル採取ができるようになっている。
。容積２１６１の密閉室７０内には室内空気攪拌用のク
ロスフローファン６１が設置されている。密閉室７０に
は測定口８０が開けられ注入器９０によるガスの注入や
サンプル採取ができるようになっている。
前記脱臭装置１０のオゾン分解用触媒層支持部１１に前
記サンプル■を装着し、密閉室７０の中に設置し、クロ
スフローファン６１を作動させ、硫化水素濃度がおよそ
１００ ｐｐｍになるようにガス検知ｇ（図示せず）で
測定しながら注入器９０より硫化水素を徐々に注入した
。しかる後に脱臭装置１０のオゾン発生用紫外線灯２０
、オゾン分解硫化水素濃度をガス検知管で測定した。
記サンプル■を装着し、密閉室７０の中に設置し、クロ
スフローファン６１を作動させ、硫化水素濃度がおよそ
１００ ｐｐｍになるようにガス検知ｇ（図示せず）で
測定しながら注入器９０より硫化水素を徐々に注入した
。しかる後に脱臭装置１０のオゾン発生用紫外線灯２０
、オゾン分解硫化水素濃度をガス検知管で測定した。
同様の操作にて前記サンプル■、サンプル■についても
実験を行なった。
実験を行なった。
サンプル■については表Ｈに、サンプル■については表
■に、サンプル■については表■に各々の実験結果を示
す。
■に、サンプル■については表■に各々の実験結果を示
す。
表 ■
時間 Ｈ２Ｓ濃度 除去率（ｈｒ）
（ｐｐｍ） （％）３
０ ］、 ００表 ■ 時間 Ｈ２Ｓ濃度 除去率（ｈｒ）
（ｐｐｍ） （％）表
■ 時間 Ｈ２Ｓ濃度 除去率（ｈｒ）
（ｐｐｍ ） （％）３
２Ｂ ７４４、
２２ ８０なお、この実験結果に
よって得た硫化水素除去率を第６図に示した。
（ｐｐｍ） （％）３
０ ］、 ００表 ■ 時間 Ｈ２Ｓ濃度 除去率（ｈｒ）
（ｐｐｍ） （％）表
■ 時間 Ｈ２Ｓ濃度 除去率（ｈｒ）
（ｐｐｍ ） （％）３
２Ｂ ７４４、
２２ ８０なお、この実験結果に
よって得た硫化水素除去率を第６図に示した。
この実験結果により、悪臭物質の分解能力はオゾン分解
用触媒のオゾン分解能力の劣化に伴い低下することが確
認できた。よって脱臭を効果的に行なうためにはオゾン
分解用触媒層のオゾン分解に伴う劣化を防止すればよい
ことになる。
用触媒のオゾン分解能力の劣化に伴い低下することが確
認できた。よって脱臭を効果的に行なうためにはオゾン
分解用触媒層のオゾン分解に伴う劣化を防止すればよい
ことになる。
次にオゾン分解に伴う触媒劣化を防止させる手段である
２５４ｎｍの波長の紫外線の触媒に対する作用の実験を
行った。
２５４ｎｍの波長の紫外線の触媒に対する作用の実験を
行った。
実験例■
第５図にその実験装置を示す。オゾン発生室７３の一方
には空気を送り込むためのファン６３が取付けられ、オ
ゾン発生室７３内にはパンチングメタルよりなる整流板
４３及びオゾン発生用紫外線灯２２が設けられている。
には空気を送り込むためのファン６３が取付けられ、オ
ゾン発生室７３内にはパンチングメタルよりなる整流板
４３及びオゾン発生用紫外線灯２２が設けられている。
オゾン分解室７４にはパンチングメタルよりなる整流板
４４、主として２５４ｎｍの波長の紫外線を発生するオ
ゾン分解用紫外線灯３２、該オゾン分解用紫外線灯から
直接照射を受けうる位置にオゾン分解用触媒層収納部５
２が設けられ、前記オゾン発生室７３と連結管８５で連
絡している。また８６はオゾン分解用触媒層（第５図で
は装着していない）通過前のサンプル採取管、８７はオ
ゾン分解用触媒層通過後のサンプル採取管、８８は排出
管、８９はオゾン発生室通過後のサンプル採取管である
。
４４、主として２５４ｎｍの波長の紫外線を発生するオ
ゾン分解用紫外線灯３２、該オゾン分解用紫外線灯から
直接照射を受けうる位置にオゾン分解用触媒層収納部５
２が設けられ、前記オゾン発生室７３と連結管８５で連
絡している。また８６はオゾン分解用触媒層（第５図で
は装着していない）通過前のサンプル採取管、８７はオ
ゾン分解用触媒層通過後のサンプル採取管、８８は排出
管、８９はオゾン発生室通過後のサンプル採取管である
。
まず、オゾン分解用触媒層収納部５２に何も収納せず、
ファン６２より体積流量２Ｊ／ｍｉｎの空気を流入させ
、同時にオゾン発生用紫外線灯２２を点灯させ３００ｐ
ｐｍのオゾン濃度となるように光量を調整する。そして
オゾン分解用紫外線灯３２を点灯し、２５４ｎｍの波長
の紫外線単独のオゾン分解能力をオゾン濃度によって測
定した。この結果を表■に示す。
ファン６２より体積流量２Ｊ／ｍｉｎの空気を流入させ
、同時にオゾン発生用紫外線灯２２を点灯させ３００ｐ
ｐｍのオゾン濃度となるように光量を調整する。そして
オゾン分解用紫外線灯３２を点灯し、２５４ｎｍの波長
の紫外線単独のオゾン分解能力をオゾン濃度によって測
定した。この結果を表■に示す。
表 ■
オゾン発生室 オゾン分解室
通過後 通過後
オゾン濃度
（ｐｐｍ） ３００ １８０次に
オゾン分解用触媒層収納部５２に未使用のオゾン分解用
触媒層（サンプルＩと同等品）を装着し、オゾン分解用
紫外線灯３２を点灯（ＯＮ）した場合と点灯しない（Ｏ
ＦＦ）場合において、測定開始直後及び測定１００時間
経過後のオゾン分解能力を、オゾン濃度によって測定し
た。この結果を表■に示す。
オゾン分解用触媒層収納部５２に未使用のオゾン分解用
触媒層（サンプルＩと同等品）を装着し、オゾン分解用
紫外線灯３２を点灯（ＯＮ）した場合と点灯しない（Ｏ
ＦＦ）場合において、測定開始直後及び測定１００時間
経過後のオゾン分解能力を、オゾン濃度によって測定し
た。この結果を表■に示す。
表 ■
分解用 発生室 測定開始 １００時間紫外
線灯 通過後 直後 経過後ＯＮ
３００ １．０ ３４ＯＦＦ
３００ １．２ １０３この実験の結果、
２５４ ｎｍの紫外線は単にオゾンを分解してオゾン分
解用触媒の処理オゾン量を減少させうるのみならず、前
記紫外線によって生ずる発生期の酸素が触媒を再活性化
し、触媒の劣化を防止していることが確認された。
線灯 通過後 直後 経過後ＯＮ
３００ １．０ ３４ＯＦＦ
３００ １．２ １０３この実験の結果、
２５４ ｎｍの紫外線は単にオゾンを分解してオゾン分
解用触媒の処理オゾン量を減少させうるのみならず、前
記紫外線によって生ずる発生期の酸素が触媒を再活性化
し、触媒の劣化を防止していることが確認された。
発明の効果
本発明によれば、触媒と、紫外線によるオゾンの強制分
解によって生じる、発生期の酸素による悪臭物質の脱臭
において、オゾン介在雰囲気内でオゾン分解用紫外線灯
から発生する紫外線（特に波長２５４ｎｍのもの）をオ
ゾン分解用触媒層に直接照射し、触媒のオゾン分解能力
を再活性化することにより触媒のオゾン分解能力の低下
を防止し、結果として脱臭能力を効毛的に持続すること
ができる。
解によって生じる、発生期の酸素による悪臭物質の脱臭
において、オゾン介在雰囲気内でオゾン分解用紫外線灯
から発生する紫外線（特に波長２５４ｎｍのもの）をオ
ゾン分解用触媒層に直接照射し、触媒のオゾン分解能力
を再活性化することにより触媒のオゾン分解能力の低下
を防止し、結果として脱臭能力を効毛的に持続すること
ができる。
また、悪臭物質（硫化物やアンモニア等）に対する紫外
線の作用として、波長１．８５ ｎｍの紫外線による光
励起により、悪臭物質は分解もしくは分解し易い状態と
なるので、次の段階における発生期の酸素による酸化分
解が助長される効果がある。
線の作用として、波長１．８５ ｎｍの紫外線による光
励起により、悪臭物質は分解もしくは分解し易い状態と
なるので、次の段階における発生期の酸素による酸化分
解が助長される効果がある。
更に、オゾン発生用紫外線灯は１８５ ｎｍ以外の波長
として２５４ｎｍの波長の紫外線の同時に発生させるこ
とができるので、オゾン発生用紫外線灯もオゾン分解用
触媒層に直接照射可能な位置に設置すれば、脱臭能力を
より向上することができる。
として２５４ｎｍの波長の紫外線の同時に発生させるこ
とができるので、オゾン発生用紫外線灯もオゾン分解用
触媒層に直接照射可能な位置に設置すれば、脱臭能力を
より向上することができる。
また、殺菌に関しても２５４ｎｍの波長の紫外線は殺菌
効果において優れている。
効果において優れている。
第１図は本発明の脱臭装置の実施例の縦断面図、第２図
は第１図の２−２線矢視図、第３図は実験例■の操作図
、第４図は実験例Ｈの操作図、第５図は実験例■の操作
図、第６図は実験例■の硫化水素の除去率を示す図であ
る。 １０・・・脱臭装置 ２０・・・オゾンを発生させる紫外線灯３０・・・オゾ
ンを分解させる紫外線灯５０・・・通気性オゾン分解用
触媒層 ６０・・・軸流ファン（空気流を生せしめる手段）６０
Ｘ 第２図 第３図 第５図 堰ギ条關謙米悟 × 手続補正書 昭和６２年５月２０日
は第１図の２−２線矢視図、第３図は実験例■の操作図
、第４図は実験例Ｈの操作図、第５図は実験例■の操作
図、第６図は実験例■の硫化水素の除去率を示す図であ
る。 １０・・・脱臭装置 ２０・・・オゾンを発生させる紫外線灯３０・・・オゾ
ンを分解させる紫外線灯５０・・・通気性オゾン分解用
触媒層 ６０・・・軸流ファン（空気流を生せしめる手段）６０
Ｘ 第２図 第３図 第５図 堰ギ条關謙米悟 × 手続補正書 昭和６２年５月２０日
Claims (2)
- （１）一方から他方へ空気流を生ぜしめる手段と、オゾ
ンを発生させる紫外線灯と、通気性オゾン分解用触媒層
と、オゾンを分解させる紫外線灯を有してなり、 前記通気性オゾン分解用触媒層は、オゾンを分解させる
紫外線灯の直接照射を受ける位置に設けられていること
を特徴とする、 脱臭装置。 - （２）前記通気性オゾン分解用触媒層がオゾンを発生さ
せる紫外線灯の直接照射を受ける位置に設けられている
ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載の脱臭装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62064064A JPS63230171A (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 脱臭装置 |
| US07/138,853 US4990311A (en) | 1987-03-20 | 1987-12-29 | Deodorizing apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62064064A JPS63230171A (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 脱臭装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63230171A true JPS63230171A (ja) | 1988-09-26 |
Family
ID=13247288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62064064A Pending JPS63230171A (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 脱臭装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4990311A (ja) |
| JP (1) | JPS63230171A (ja) |
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