JPS6216290Y2 - - Google Patents

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JPS6216290Y2
JPS6216290Y2 JP1241983U JP1241983U JPS6216290Y2 JP S6216290 Y2 JPS6216290 Y2 JP S6216290Y2 JP 1241983 U JP1241983 U JP 1241983U JP 1241983 U JP1241983 U JP 1241983U JP S6216290 Y2 JPS6216290 Y2 JP S6216290Y2
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JP
Japan
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nail
driver
nails
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nose
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JP1241983U
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JPS59120566U (ja
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、空気圧等を駆動源とする釘打機に関
し、特に一台の釘打機により数種類の連結釘を打
込み得るようにしたものである。
〈背景技術とその問題点〉 一般に、石膏ボード、コルク材等の比較的柔ら
かなものの接合に釘を用いる場合は接合状態をよ
り強固ならしめるため釘の頭部が普通釘に比して
大径のいわゆる大頭径釘が用いられている。
ところで、自動釘打機にて上記大頭径釘を打ち
込む場合には、マガジンにできるだけ多数本の釘
込む場合には、マガジンにできるだけ多数本の釘
を装填する必要性及び自動釘打機の釘送り出し機
構の寸法上の制約から各釘の頭部が多段状に重ね
合せられた連結釘が使用されている。
そして、上述の如く連結された大頭径釘を打む
込す際に隣り合う釘の重ね合わさつた部分を打撃
しないようにドライバの周面には切欠き部が形成
されている。
ところで、上記ドライバにて普通釘を打ち込も
うとすると上記切欠き部の存在によつて往々にし
て釘の中心位置をストレートに打撃できない場合
が生ずる。そして、そのような場合には釘を打ち
出すノーズの内径が大頭径釘用に形成された普通
釘の頭部径に比して大きいためノーズ内で普通釘
が揺動し釘の座屈や被打込み材の打ち込み周辺部
の破損等の原因となる。
そのため従来から使用者は大頭径釘用と普通釘
用というように専用化された機種を用途に応じて
使い分ける必要があつた。
しかしながら、上述の如く専用化された機種を
揃えることは経済的に好ましくなく、また、一般
に釘打機は足場の悪い建設現場等で使用されるこ
とが多く、そのような場合上記各機種を使い分け
ることは釘打ち作業の煩雑に耐えない。
さらに、釘打機の重量はかなり重いため上記各
機種を手許に置いて使い分けることは、特に足場
の悪い建設現場等では危険であり、安全性の点か
らも好ましくないものであつた。
〈考案の目的〉 そこで、本考案は上述の如き実情に鑑みてなさ
れたものであり、従来使用される釘の種類に応じ
て専用化されていた自動釘打機の用途別機能を一
台の釘打機に付与することにより自動釘打機の汎
用化を図り、これにより上述の如き問題点を除去
することを目的とする。
〈考案の概要〉 本考案は上記目的を達成するため多数の釘が連
結材を介して並列に連結されるとともにこれら各
釘の頭部が階段状に重ね合された連結釘を最先端
側のものから一本ずつ釘打機本体に突設したノー
ズ内を往復動するドライバによつて打出すように
した釘打機において、上記ドライバの外周に断面
形状が上記連結釘の隣接する釘の頭部の重なり合
う部分に対応した形状の切欠き部を該ドライバの
先端面から軸方向に連なり形成するとともに、上
記ノーズの基端に上記ドライバの断面形状と略同
形状のドライバ挿通孔を有するドライバ回動操作
部材をドライバの軸回り方向に回転自在に設け、
上記ドライバ回動操作部材の操作によつて上記切
欠き部の釘の頭部に対する位置を使用する釘の頭
部径の大きさに応じて変えるようにしたことをそ
の要旨とする。
〈実施例〉 以下、本考案を空気圧式釘打機に適用した場合
の実施例を第1図ないし第5図を用いて詳説す
る。
上記空気圧式釘打機1は図示しない釘打機本体
内のエアチヤンバ内に貯えた圧縮空気を駆動源と
するものであり、図示しないトリガを操作するこ
とにより上記圧縮空気にて釘打撃部であるドライ
バ2を駆動させ、本体下端に突出形成したノーズ
3から釘4を被打込材に打ち出すようにしたもの
である。
上記ノーズ3は第1図に示すように例えば大頭
径釘4の頭部41の径と略等しい内径の円筒状に
形成され、その内側は上記ドライバ2の往復動を
ガイドするドライバガイド孔5となつている。
また、このノーズ3の一側部には釘送り機構が
設けられている。この釘送り機構は図示しないマ
ガジン部に装填された釘4を上記ドライバガイド
孔5の側壁に設けられた釘供給孔6を介して上記
ドライバガイド孔5内の所定位置に供給するため
の釘送り爪7を有する。また、上記釘4はその中
途部にて、例えば細径の釘金等の連結部材8,9
にて各々所定間隔を置いて多数連結されており、
特に、大頭径釘の場合は第1図に示すように各釘
4の頭部41を互いに重ね合わさるように連結さ
れている。そして、上述の如く連結されてなる連
結釘はマガジン部と上記釘供給孔6とを連結する
ガイド板10にガイドされながらマガジン部から
上記ドライバガイド孔5内に順次導かれる。
前記ドライバ2は図示しない釘打機本体内に設
けられたエアチヤンバ内の圧縮空気により第1図
中上下方向に駆動されるピストン・シリンダ機構
のピストンと一体的に結合され、その先端面が上
記釘4の頭部41を打撃するための打撃面2Aと
なつている。よつて、ドライバ2は圧縮空気を駆
動源として駆動されるピストン・シリンダ機構に
より前記ドライバガイド孔5内を図中上下動し、
打撃面2Aにてドライバガイド孔5内の釘4の頭
部41を打撃することによりノーズ3の先端から
釘4を打ち出す。
また、ドライバ2の前記釘供給孔6に面する外
周には上記打撃面2Aから軸方向中途部に亘つて
第2図に示す如き断面形状が釘4の頭部41の重
なり合う部分に対応する半円状の切欠き部11が
設けられている。これは、大頭径釘を取扱う際に
隣接する釘4の頭部41を重ね合わせ部分を打撃
することを防止するためのものである。
なお、上記ドライバ2の断面形状は大頭径釘4
を取扱う際に該釘4の頭部41の重ね合わせ部分
を打撃しないようにするものであればどのような
形状の切欠き部を設けてもよく、例えば第3図に
示すようにドライバ12の外周の三方向に湾曲形
状の三種類の切欠き部13,14,15を設けた
ものであつてもよい。
また、上記切欠き部13,14,15の形状を
各々異ならしめることにより釘の頭部の重ね合せ
部分の形状に応じてそれ等の切欠き部13,1
4,15のいずれかを選択的に前記釘供給孔6に
面するように位置させることができ、これにより
使用する釘の連結状態に応じてドライバをセツテ
イングすることができる。
上記ノーズ3の基端部(第1図中上方)には前
記ドライバ2を軸回り方向に回動させるためのド
ライバ回動操作部材20が回転自在に配設されて
いる。
該ドライバ回動操作部材20は釘打機1の取扱
う釘の種類(大頭径釘又は普通釘)に応じて適宜
上記切欠き部11の釘4の頭部41に対する位置
を選択変更させるものである。
上記ドライバ回動操作部材20は、釘打機本体
内に回転自在に配され上記ドライバ2を支持する
リング状の支持部21と釘打機本体の外側に露出
するツマミ部22とから成る。
上記支持部21には第4図に示すようにその略
中央部に上記ドライバ2の断面形状と略等しいド
ライバ挿通孔23が穿設されている。
また、上記ツマミ部22は、上記支持部21と
一体的に形成されておりノーズ基端部に設けた軸
回り方向に連なるスリツト24を介して釘打機本
体の外部に臨む状態に置かれている。
そして該ツマミ部22は折曲部25にてノーズ
先端側に折曲形成され、これによりツマミ部22
の先端内側26は釘打機本体の外周面に摺動自在
な状態にて当接する。
また、ツマミ部22、及びツマミ部22と当接
する釘打機本体の外周面の所定位置にはドライバ
回動操作部材固定用の雄ネジ28を螺着するため
の雌ネジ27が螺設されており、該雌ネジ27に
上記雄ネジ28を締め付けることにより前記ドラ
イバ2の切欠き部11の位置決めを行ない得るよ
うになつている。
上述の如き構成の釘打機にて大頭径釘を打込も
うとする場合は上記ドライバ回動操作部材20を
回動操作してドライバ2に形成された切欠き部1
1を第2図に示す位置、すなわち、釘供給孔6に
面する位置に設定するとともに上記雄ネジ28に
てドライバ回動操作部材20を固定する。
これにより上記ドライバ2にて大頭径釘を打し
込む際に隣り合う釘4の重ね合わさつた頭部41
を打撃することなく大頭径釘4を被打込み材に打
ち込むことができる。この時、ドライバ2の打撃
面2Aが釘4の芯を外すことなく釘4の頭部41
の略全面を打撃するとともに、釘4がドライバガ
イド孔5にガイドされるため被打込み材30に対
して釘4を略垂直に打ち込むことができる。
一方、上述の如き釘打機にて普通釘50を打込
もうとする場合は上記ドライバ回動操作部材20
を回動操作してドライバ2に形成された切欠き部
11を第2図中一点破線位置に設定するとともに
上記雄ネジ28にてドライバ回動操作部材20を
固定する。
上記ドライバ2にて普通釘50を打撃した場合
は第5図Aに示すように先ず、各釘50を連結す
る連結部材8,9の頭部51により近いもの8が
切断される。この時、釘50は第5図Bに示すよ
うに残つたもう一方の連結部材9にていまだ連結
されており、また、ドライバガイド孔6が釘50
の頭部51に比して大きいため釘50は、該孔6
によりガイドされず頭部51が図中左側に振られ
る。しかし、この時釘50の頭部51の図中右端
51Aにドライバ2の打撃面2Aが打ち当るため
に上述のように傾むいた釘50は第5図Cに示す
ように起立した状態に矯正される。
よつて釘50を被打込み材30に対して略直角
に打ち込むことができる。
ところで、上述した実施例においては空気圧式
釘打機に適用した場合について説明したが本考案
は電気力を駆動源としてドライバを駆動させるい
わゆる電動釘打機にも当然適用することができる
ものである。
〈考案の効果〉 上述の記載から明らかなように、本考案によれ
ばドライバ回動操作部材の操作によりドライバを
軸回り方向に回動操作することにより使用する釘
の頭部径の大きさに応じて上記ドライバ外周に設
けた切欠き部の釘の頭部に対する位置を適宜変更
することができる。
これにより、大頭径用釘打機によつて普通釘を
打ち込む場合、該釘の頭部が釘打機のドライバガ
イド孔にガイドされなくても該釘を被打込み材に
対して略垂直に打ち込むことができる。
したがつて、本考案によれば一台の釘打機にて
大頭径釘のみならず普通釘をも正確に打ち込むこ
とができ、釘打機の汎用性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る釘打機の要部拡大断面
図、第2図は第1図におけるA−A断面図、第3
図は本考案に係るドライバの拡大横断面図、第4
図は本考案に係るドライバ回動操作部材の拡大斜
視図である。第5図は本考案に係る釘打機にて普
通釘を打ち込む場合のノーズ近傍の略図であり、
第5図Aはドライバにて釘の頭部を打撃した直後
の図、第5図Bは釘がノーズ内で振れたときの
図、第5図Cは釘先端が被打込み材に突き刺つた
ときの図である。 2,12……ドライバ、2A……打撃面、3…
…ノーズ、4,50……釘、41,51……釘の
頭部、11,13,14,15……切欠き部、2
0……ドライバ回動操作部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の釘が連結材を介して並列に連結されると
    ともにこれら釘の頭部が階段状に重ね合された連
    結釘を最先端側のものから一本ずつ釘打機本体に
    突設したノーズ内を往復動するドライバによつて
    打出すようにした釘打機において、上記ドライバ
    の外周に断面形状が上記連結釘の隣接する釘の頭
    部の重なり合う部分に対応した形状の切欠き部を
    該ドライバの先端面から軸方向に連なり形成する
    とともに上記ノーズの基端に上記ドライバの断面
    形状と略同形状のドライバ挿通孔を有するドライ
    バ回動操作部材をドライバの軸回り方向に回転自
    在に設け、上記ドライバ回動操作部材の操作によ
    つて上記切欠き部の釘の頭部に対する位置を使用
    する釘の頭部径の大きさに応じて変えるようにし
    たことを特徴とする釘打機。
JP1241983U 1983-01-31 1983-01-31 釘打機 Granted JPS59120566U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1241983U JPS59120566U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 釘打機

Applications Claiming Priority (1)

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JP1241983U JPS59120566U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 釘打機

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Publication Number Publication Date
JPS59120566U JPS59120566U (ja) 1984-08-14
JPS6216290Y2 true JPS6216290Y2 (ja) 1987-04-24

Family

ID=30143821

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1241983U Granted JPS59120566U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 釘打機

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JPS59120566U (ja) 1984-08-14

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