JP2005224907A - 携帯用動力駆動工具のアタッチメント - Google Patents

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Abstract

【課題】作用位置の間隔が複数種類ある場合に、容易に作業位置の変更が可能な携帯用動力駆動工具のアタッチメントを提供すること。
【解決手段】
釘打機1のノーズトップ14に装着されるアタッチメント20が、内側のアタッチメントである小径部21と、外側のアタッチメントである大径部22とによって同心状に二重構造になるように複数のアタッチメントから構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、釘打機、ネジ打ち機、ネジ締め機、ドリル等の圧縮エアー或いは電力を用いて駆動する携帯用動力駆動工具のアタッチメントに関する。
従来、釘打機用のアタッチメントとしては、例えば、石膏ボードの端から一定の距離に離して釘を打ち込む場合に、位置決め調整に手間がかかるため、釘打機の釘打ち出し部に位置決め用のアタッチメントを装着するものが知られている。
また、従来の携帯用動力駆動工具のアタッチメントとしては、打ち込み箇所の目視確認が容易に行える釘打機の打ち込みガイド装置(例えば、特許文献1参照)、或いは、釘打ち込み作業時の摩耗を有効に防止する釘打機のフロア材止着用アタッチメント(例えば、特許文献2参照)が公開されている。
特許文献1に示す釘打機の打ち込みガイド装置は、コンタクト機構を構成しているコンタクト部材の先端に釘射出口を形成するノーズトップを装着し、ノーズトップと打ち込みガイドの間の対向する両周壁に環状溝を形成し、環状溝に弾性リングを装着して、打ち込みガイドをノーズトップに対して着脱可能に保持させると共に、打ち込みガイドの上端面とコンタクト部材の下端面との間に凹部と凸部とを周方向に形成したものである。
特許文献2に示す釘打機用のフロア材止着用アタッチメントは、釘打機の釘打ち出し部の先端に着脱自在に設けられてフロア材を釘止めするアタッチメントであって、釘打ち出し部の周囲に着脱されるゴム製のアタッチメント本体と、このアタッチメント本体の先端側に取り付けられて釘打ち出し部の開口部を覆う金属製のカバー材とからなり、カバー材には打ち出された釘を通過させる穴が形成されているものである。
特開2003−191175号公報 特開平10−138168号公報
しかしながら、従来のようなアタッチメントは一つの寸法だけであるので、石膏ボードの端から離間する距離が各種ある場合には、複数個のアタッチメントを交換しなければならず、部品交換に手間がかかるという問題がある。
また、石膏ボードなどの脆さや軟らかい材質(例えば仕上げ材)のものは、釘打機の射出部によって変形したり、損傷したりする恐れがある。
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、釘、ネジ等の打ち込みやドリルの穴開けなどの作業位置の間隔が複数種類ある場合に、容易に作業位置の変更が可能な携帯用動力駆動工具のアタッチメントを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願の第1の携帯用動力駆動工具のアタッチメントは、携帯用動力駆動工具の作業処理部に装着され、前記作業処理部の中心から位置決め用の当接部までの離間距離が複数種類定められると共に、作業対象部位の硬さよりも軟らかい材質により構成されていることを特徴とする。
携帯用動力駆動工具としては、釘打機、ネジ打ち機、ネジ締め機、ドリルが含まれ、動力は圧縮空気、電力等がある。アタッチメントを取り付ける作業処理部は、釘打機の場合、釘を射出する釘射出口部であり、ネジ打ち機やネジ締め機の場合は、ネジを射出するネジ射出口部であり、ドリルの場合にはドリルの刃を固定するチャックが該当する。
作業対象部位には、木材、石膏ボード、プラスチック板、金属板等を挙げることができ、作業対象部位の硬さよりも軟らかい材質とは、木材板の場合には釘やネジ或いはドリルを当てる木材よりも軟らかい材質をいう。
この軟らかい材質として、例えば、合成ゴム、天然ゴム等のゴム系材料や各種の樹脂材料を挙げることができる。作業処理部の中心から位置決め用の当接部までとは、例えば、釘やネジ或いはドリルの軸の中心からそれらの半径方向の距離であって、矩形或いは多角形のブロック或いは板或いは筒体における中心から外周部までの離間距離が複数あることである。
本願の第2の携帯用動力駆動工具のアタッチメントは、携帯用動力駆動工具の作業処理部に工具の中心から同心状に装着され、且つ、相互に嵌合可能とされる複数個の位置決め用アタッチメントからなり、該複数個の位置決め用アタッチメントの各々は、前記工具の中心から位置決め用の当接部までの距離が所定の離間距離になるように定められると共に、作業対象部位の硬さよりも軟らかい材質により構成されていることを特徴とする。
工具の中心から同心状に装着されるとは、例えば、円柱状或いは円筒状のものが同心円状に装着されること、若しくは、角柱状或いは角筒状のものが同心状に装着されることである。
本願の第3の携帯用動力駆動工具のアタッチメントは、第2の携帯用動力駆動工具のアタッチメントにおいて、互いに接触し合う内側のアタッチメントと外側のアタッチメントとの少なくともいずれかに、相互に圧入される凸部が形成されていることを特徴とする。
本願の第4の携帯用動力駆動工具のアタッチメントは、第2,第3のいずれかの携帯用動力駆動工具のアタッチメントにおいて、前記複数個のアタッチメントのうち内側に位置するアタッチメントは、外側に位置するアタッチメントより硬い材質で構成されていることを特徴とする。
本願の第1の携帯用動力駆動工具のアタッチメントによれば、作業処理部の中心から当接部までの離間距離が異なるので、例えば柱の縁部から所定距離に釘を打つ場合に、釘と柱の離間距離が場所によって異なっている場合でも、アタッチメントの当接部を変更することによって、容易に離間距離を維持することができる。また、アタッチメントの硬さも作業対象部位の硬さよりも軟らかく設定されているので、凹みや損傷等が生じない。
本願の第2の携帯用動力駆動工具のアタッチメントによれば、複数のアタッチメントが作業処理部位に装着されているので、作業対象部位の位置が変わった場合に、該当するアタッチメントに変更して容易に作業を行うことができる。また、作業対象部位の硬さよりも軟らかい材質により構成されているので、作業対象部位に凹みや損傷を与えることがない。
本願の第3の携帯用動力駆動工具のアタッチメントによれば、相互に嵌合して接触し合うアタッチメント同士が凸部により圧入されているので、複数のアタッチメントを装着しているときでも、アタッチメントが脱落する恐れがない。
本願の第4の携帯用動力駆動工具のアタッチメントによれば、内側のアタッチメントが外側のアタッチメントより硬く形成されているので、内側のアタッチメントが作業対象部位或いは位置決め用の柱や壁に当たったときの面積が小さくても、摩耗が少ないと共に、内側のアタッチメントが軟らかさで撓んだり歪んだりする恐れがなく、作業中に外側のアタッチメントが脱落することを防止できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図6は本発明の最良の形態に係る釘打機1であり、この釘打機1の構成は周知の構成である。釘打機1の概略構成を説明すると、釘打機1は手で握るグリップ部2と内部にシリンダを有するハウジング3とが一体に形成されており、ハウジング3の後部にエアーバルブ部4が設けられている。ハウジング3の内部には、このエアーバルブ部4内に設けられた図示しないエアーバルブ機構に接続されて圧縮空気の導入・排気が行われるシリンダ室が形成されている。
グリップ部2の底部にはエアホースソケット5が接続される。グリップ部2の内部にはエアホースソケット5から送られてくる圧縮空気をエアーバルブ機構に送るためのエア通路(図示省略)が形成されており、エア通路の途中には、トリガ6をグリップ部2側に引き込むことによって、エアホースソケット5とエアーバルブ機構とを接続して圧縮空気をシリンダ室内に送り込むトリガバルブ(図示省略)が設けられている。
エアーバルブ機構は、グリップ部2内に形成されたエア通路を経由して圧縮空気が導入され、また、シリンダ室内の空気を大気に排気する。エアーバルブ機構には、シリンダ室のシリンダヘッドが接続されており、このシリンダヘッドにはエアーバルブ機構の給気通路と排気通路が形成されている。
シリンダの内部には、導入された圧縮空気によってシリンダの中心軸方向に前後移動する図示しない打撃ピストンが内蔵されており、打撃ピストンの前記シリンダヘッドの反対側の部位には、釘の頭部を打撃する丸棒状のドライバが取り付けられている。
ハウジング3の先端部には中空の釘射出通路7(図1参照)を形成しているノーズ部8が取り付けられており、ドライバがノーズ部8の釘射出通路7内に摺動可能に通されている。ノーズ部8の釘射出通路7の側面であって釘供給ガイド9の接続部には開口部10が形成されており(図1参照)、この開口部10にはドライバが釘を1本打ち込む度に釘供給ガイド9から釘が1本ずつ供給される。
この釘は釘供給ガイド9から送られてくるものであり、送られてくる釘が前記開口部10から釘射出通路7の内部に送り込まれる。釘供給ガイド9には、前述のドライバの往復動毎に釘を送り出す釘供給機構11が設けられており、釘供給機構11の近傍にはロール状に巻回した連結釘を収納するマガジン部17が設けられている。
マガジン部17内においてロール状に巻かれた連結釘は釘供給機構11の爪11A、11Bの送り動作により、ノーズ部8の釘射出通路7内に1本ずつ順次供給されるようになっている。
前記ノーズ部8の釘射出通路7の前方には、釘を打ち出す射出通路12の前方に突出するコンタクト部材13(作業処理部)が設けられている。コンタクト部材13は、石膏ボードや木材にコンタクト部材13のアタッチメント20を押し当てたときに、ハウジング部2側に後退して、トリガ6の引き込みよるドライバの釘打ちを許容する。すなわち、前記トリガバルブは、トリガ6のグリップ部2側への引き込みと、コンタクト部材13のグリップ部2側への後退とによって、グリップ部2のエア通路とエアーバルブ機構とを接続し、圧縮空気をシリンダ室内に供給したり、シリンダ室内の空気を排出する。
ノーズ部8に摺動可能に装着されたコンタクト部材13は、中空形状のノーズトップ14と、コンタクトアーム15とによって構成されている。ノーズトップ14は、釘を通過させるように筒状に形成されたものであり、コンタクト部材13に着脱可能に保持されている。ノーズトップ14は、ノーズ部8の釘射出通路7の先端方向に配置されて、釘射出通路7と直線的に連なる中空の射出通路16を備えている。
また、コンタクト部材13は、コンタクトアーム15の一端部に一体に結合され、コンタクトアーム15の他方の端部はトリガ6の近傍に配置されている。コンタクトアーム15の他端部は、コンタクト部材13がトリガ6側に引き寄せられ、且つトリガ6がグリップ部2側に引き寄せられたときに、トリガバルブの開を許容するように、トリガバルブと係合している。ノーズトップ13の先端側には石膏ボードや木材などの被打込材の釘打ち込み位置に適合させた形状を備えた複数個からなるアタッチメント20が着脱可能に装着されている。
アタッチメント20は、この実施の形態では、交換自在なように複数個のアタッチメントから構成される。内側のアタッチメントは小径部21であり、外側のアタッチメントは大径部22であって、アタッチメント20が小径部21と大径部22とによって同心状に二重構造になるように構成されている。
すなわち、図3(a)〜(c)の断面図及び図4(a)(b)に示すように、小径部21及び大径部22はそれぞれ円形の輪郭形状を有している。小径部21の円の中心部にはノーズトップ14が圧入される装着孔23が形成されている。装着孔23はノーズトップ14の外周構成よりやや小さめの円柱形の内周面を有しており、円柱形の中心軸線23Aは、ノーズトップ14の釘の射出通路16の中心と一致するように設定されている。小径部21の先端部には、先端部側が小径で根元側が大径の円錐台形状部24が形成され、装着穴23の円錐台形状部24の反対側の縁部は面取りがなされており、ノーズトップ14を挿入しやすくなっている。小径部21の前端面21Bはノーズトップ14の前端面14Aより前側に出た位置にあり、ノーズトップ14の前端面14Aは装着孔23の奥側に位置するように設定されている。
小径部21の前端面21Bとノーズトップ14の前端面14Aとの間には、釘の頭部の高さより少し小さい(約0.3mm乃至3mm)程度の隙間C(図3(a)参照)が形成され、ドライバに打ち込まれる釘の頭部が石膏ボードを破壊して釘を効かない状態が生じることを防止している。
小径部21の外周面21A(当接部)は円筒状に形成されており、外周面21Aには僅かに(一例として略0.1mm〜0.3mm程度)突出するリング状の凸部25が形成されている。尚、本実施例においては、一例として外周面21Aは直径20mmに設けられている。この凸部25は前記中心軸線23Aを中心とする円形のリング状に連なっているが、破線状に形成されていても良い。凸部25は、小径部21を大径部22の装着穴26に装着したときに、小径部21と大径部22とを圧入状態として、両者が容易に離脱することを防止するものである。
大径部22の外周面22A(当接部)も同様に円柱形に形成されており、この外周面22Aは大径部22の円形の装着孔26の中心軸線26Aから一定の半径を有する円柱形とされている。尚、本実施例においては一例として外周面22Aは直径28mmに設けられている。装着孔26の直径は、小径部21の外周面21Aの直径より僅かに大きく形成される一方、リング状の凸部25の上面部の直径より僅かに小さく設定されており、装着孔26に圧入された小径部21が空回りや脱落しないようになっている。装着孔26の前端部には、装着孔26より口径の小さい孔27が形成されている。この孔27の直径は小径部21の円錐台形状部24の前端面21Bと同じ長さに設定されており、孔27の内周面は円錐台形状部24の外周面24Aと同じ傾斜角度を有している。小径部21の円錐台形状部24は孔27に隙間なく収められて前端面21Bと大径部22の前端面22Bとが一致するようになっている。
小径部21と大径部22とを円筒形状に形成しているために、釘打機1によって一直線状の釘打ち目標線L1(図5参照)に沿って一定間隔で釘を打ち込んでゆくときに、作業者は極力一定のところに身体を位置させて釘打ち作業の労力を少なくすることができる。
例えば、図5乃至図10に示すように、釘打機1を用いて石膏ボードPにL1,L2に沿って一直線状に釘を所定間隔で打ち込んでゆくときに、作業者は定位置に位置する一方、腕Aの曲げ伸ばしを行うだけで(図5参照)、身体と釘打機1との距離を変えてゆくほうが、体の移動を伴わないので、身体の疲労度は少ない。しかし、グリップ部2の中心線2Aと釘打ちのための目標線L1との角度θは、釘の打ち込み箇所が変更されるたびに変わってゆく。このため、目標線L1、L2に対してグリップ部2の中心線2Aを直角に当てないと、石膏ボードPの端縁W或いは床面Fから一定の距離を保ちにくい。
しかし、アタッチメント20を円形にすることによって、アタッチメント20の中心(釘の通過する通路の中心)から円周の距離は一定であるから、グリップ部2の中心線2Aと釘を打ち込む目標線L1との角度θがどのように変更されても、アタッチメント20が端縁W若しくは床面Fに沿うようにすれば、端縁W若しくは床面F(図5,図7,図8,図9参照)からの所定距離の目標線L1上に釘を打ち込むことができる。
尚、目標線L2は大径部22を外して小径部21を用いて釘打ちを行い、その際の小径部21の治具は例えば石膏ボードPの縁に位置する柱や壁(図10参照)を用いる。
すなわち、アタッチメント20の外周を釘の軸の中心を中心とする円形とし、アタッチメント20の釘の通過する通路と、ノーズトップ14の釘の通過する通路とを一致させると、アタッチメント20の外周面から釘の軸中心までの距離が一定となるので、壁面W等を治具として利用する場合、グリップ部2の中心線2Aと目標線L1との角度θがどのように変化しても、壁面Wから一定の距離を確保できることとなる。従って、作業者Aは手の届く範囲において体を移動させることなく、腕の曲げ伸ばしにより、目標線L1に沿って釘打ちを行うことができる。
アタッチメント20の小径部21及び大径部22の材質は合成ゴム、天然ゴム、プラスチック等であり、石膏ボードP(図7参照)の表面の紙や木材に対して滑りやすく、耐摩耗性があるものが用いられる。アタッチメント20の硬さは、石膏ボードPよりも軟らかいものが用いられる。アタッチメント20の硬さを、石膏ボードPよりも軟らかいものとすることは、釘を打ち込むときコンタクト部材13をハウジング部2側に押し付ける必要があるため、コンタクト部材13のノーズトップ14によって石膏ボードPが損傷することを防止する必要があるからである。
また、上述のアタッチメント20では、複数個のアタッチメントとなる小径部21と大径部22において、内側に位置するアタッチメントとしての小径部21は、外側に位置するアタッチメントとしての大径部22より硬い材質で構成されている。小径部21の硬さを大径部22の硬さより硬い材質で構成するのは、小径部21を軟らかくすると、コンタクト部材13を石膏ボードPに押し当てて釘を打つ作業を長期間続けると、小径部21の前端面21Bの面積が小さいために摩耗が早くなるからである。従って、耐摩耗性のあるプラスチック等(例えばPP等)を用いたり、アタッチメント20の小径部21や大径部22の前端面21B、22B等に起毛布やシール等を貼り付けたり、複数層の構成とするのも良い。
アタッチメント20の輪郭形状は、この実施の形態では円形形状であるが、後述する実施例のように、矩形でも良い。また、アタッチメント20の立体形状は筒型の他にも、柱状、板状のものであっても良い。
また、アタッチメント20において、互いに接触し合う小径部21の外周面21Aに、小径部21と大径部22とが相互に圧入される凸部25が形成されているが、この凸部25は、大径部22の装着孔26の内周面に形成されていても良いし、小径部21の外周面21Aと大径部22の装着孔26の内周面の両方に形成されていても良い。更に、凸部25は外周面21A又は装着孔26の内周面に複数本形成したり、凸部25をドット上に形成して外周面21A又は装着孔26の内周面全体に均一に分散させて形成しても良い。また、これらの凸部25は小径部21の外周面21Aにリングやシール等を貼り付けて形成しても良い。
図11は、アタッチメント30を長方形状に形成したものであり、長方形の中心部に、ノーズトップ14を圧入する取付孔31が形成されている。この取付孔31は円柱形の内周面を有しており、取付孔31の中心は長辺30Aと短辺30Bのそれぞれの中心線の交点に位置するように設けられている。取付孔31の中心はノーズトップ14の釘の射出通路16の中心軸線と一致しており、取付孔31から短辺30Bまでの距離は、一例として14mmとされ、取付孔31から長辺30Aまでの距離は、一例として10mmとされている。これによって、ノーズトップ14にアタッチメント31を取り付ければ、アタッチメント31のグリップ部2の中心線2Aに対する角度を調整することにより、釘打ちの目標線L1、L2に沿って容易に釘を打ち込むことができる。
以上説明したように、実施の形態にかかる釘打機1(携帯用動力駆動工具)のアタッチメント20、30によれば、釘打機1の中心から外周面21A、22A、30A、30B(当接部)までの離間距離が異なるので、例えば柱の縁部から所定距離に釘を打つ場合に、釘と柱の離間距離が場所によって異なっている場合でも、アタッチメント20、30の外周面21A、22A、30A、30B(当接部)を変更することによって、容易に離間距離を維持することができる。また、アタッチメント20、30の硬さも石膏ボードP或いはフロアF(作業対象部位)の硬さよりも軟らかく設定されているので、石膏ボードP或いはフロアFに凹みや損傷等が生じない。
また、アタッチメント20の場合には、小径部21と大径部22がノーズトップ14(作業処理部位)に装着されているので、石膏ボードP或いはフロアFへの釘打ち目標部(作業対象部位)の位置が変わった場合に、該当する小径部21又は大径部22に変更して容易に作業を行うことができる。
更に、アタッチメント20の場合、相互に嵌合して接触し合う小径部21と大径部22同士が凸部25により圧入されているので、複数のアタッチメントを装着しているときでも、小径部21と大径部22同士が脱落する恐れがない。
また、アタッチメント20によれば、内側の小径部21が外側の大径部22より硬く形成されているので、小径部21が作業対象部位或いは位置決め用の柱や壁に当たったときの面積が小さくても、小径部21の摩耗が少ないと共に、内側の小径部21が軟らかさで撓んだり歪んだりする恐れがなく、作業中に外側の大径部22が小径部21から脱落することを防止できる。
尚、上述のアタッチメント20、30はノーズトップ14に着脱可能に装着されているが、ノーズトップ14に一体に固定されていたり、コンタクト部材13のコンタクトアーム15に着脱可能に装着されたり、一体に固定されている場合もあり得る。
本発明の携帯用動力駆動工具のアタッチメントは、釘打機、ネジ打ち機、ネジ締め機、ドリル等で作業を行う際に、工具であるドライバーやドリルの刃を柱や壁等の基準部材から所定距離離して使用する場合に、その位置決めを容易に行い、作業効率を高めるものである。
図1は本発明の最良の形態の携帯用動力駆動工具の取付部位近傍を示す断面図である。 図2は作業処理部であるノーズトップと複数個かなるアタッチメントの取り付ける状態を示す参考図である。 (a)は本発明の最良の形態にかかるアタッチメントの組み合わせた状態を示す断面図、(b)は大径部の断面図、(c)は小径部の断面図である。 (a)は二重構造のアタッチメントの前端部から見た図、(b)は二重構造のアタッチメントの後端部から見た図である。 釘打ちの目標線に沿って釘を打つ場合の作業者及び釘打機の姿勢変化を示す説明図である。 アタッチメントを取り付ける釘打機の構成を示す図である。 釘を打ち込む石膏ボード或いはフロアにおける打ち込みの目標線の例を示す図である。 石膏ボードのフロア側に釘を打ち込む場合の釘打機の姿勢を示す図である。 石膏ボードの縦方向に釘を打ち込む場合の釘打機の姿勢を示す図である。 石膏ボードの縦方向に釘を打ち込む場合の釘打ち機のグリップ角度を示す図である。 長方形型のアタッチメントの正面図、側面図を示す図である
符号の説明
1 釘打機
2 グリップ部
13 コンタクト部
14 ノーズトップ(作業処理部)
15 コンタクトアーム
20 アタッチメント(複数個からなるアタッチメント)
21 小径部(内側のアタッチメント)
22 大径部(外側のアタッチメント)
21A 外周面(当接部)
21B 前端面
22A 外周面(当接部)
22B 前端面
25 凸部
23 装着孔
26 装着孔

Claims (4)

  1. 携帯用動力駆動工具の作業処理部に装着され、前記作業処理部の中心から位置決め用の当接部までの離間距離が複数種類定められると共に、作業対象部位の硬さよりも軟らかい材質により構成されていることを特徴とする携帯用動力駆動工具のアタッチメント。
  2. 携帯用動力駆動工具の作業処理部に工具の中心から同心状に装着され、且つ、相互に嵌合可能とされる複数のアタッチメントからなり、該複数個のアタッチメントの各々は、前記工具の中心から位置決め用の当接部までの距離が所定の離間距離になるように定められると共に、作業対象部位の硬さよりも軟らかい材質により構成されていることを特徴とする携帯用動力駆動工具のアタッチメント。
  3. 請求項2の携帯用動力駆動工具のアタッチメントにおいて、互いに接触し合う内側のアタッチメントと外側のアタッチメントとの少なくともいずれかに、相互に圧入される凸部が形成されていることを特徴とする携帯用動力駆動工具のアタッチメント。
  4. 請求項2,請求項3のいずれかの携帯用動力駆動工具のアタッチメントにおいて、前記複数個のアタッチメントのうち内側に位置するアタッチメントは、外側に位置するアタッチメントより硬い材質で構成されていることを特徴とする携帯用動力駆動工具のアタッチメント。
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