JP2006239783A - ファスナ打込機の打込み間隔設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファスナ打込み機を下方から上方へ又は横方向等の任意の方向に移動させながら、釘やネジ等のファスナを等間隔に連続的に打ち込めるようにする。
【解決手段】ァスナを施工材へ向けて打出し案内させる射出口5を形成しているノーズ部4を備え、射出口5内に配置されたファスナを駆動機構を介して射出口5から打ち出して施工材へ打ち込むようにしたファスナ打込機において、前記ノーズ部4の射出口5の軸線から所定距離離れた施工材の表面にスポット状の光線を照射する光学的手段13を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、住宅建築の床材や壁材等の施工作業等において、これらの施工材を釘打ち又はネジ締め等によって下地材へ取り付け施工する際に使用する釘打機やネジ締め機等のファスナ打込機の打込み間隔設定装置に関する。
住宅建築でのフローリング材や壁材等を釘やネジ等のファスナによって下地材へ貼り付け施工する場合には、釘やネジ等のファスナを例えば150mmや200mmピッチ等の所定の寸法間隔で打込み施工するように定められた施工基準があり、このような基準に基づいて所定間隔で釘やネジ等のファスナを打込み施工する場合には、従来では、壁材や床材等の施工箇所に墨出器等を使用して基準線を引き、更にコンベックス等を使用して基準寸法毎の等間隔の墨付け線をつけて、この墨付け線位置へ釘打機やネジ締め機を位置決めして釘打ちやネジ締め施工していた。このように釘打ちやネジ締めの施工の度に基準寸法に従ったマークを付ける作業を行うため、この作業が煩わしく面倒でありファスナの打込み施工の作業性が損なわれるという問題があった。更に、通常内装用の石膏ボードや合板の壁材の表面にはクロス材を貼り付け施工して仕上げを行うが、クロス材が薄い場合には墨付け線が透けて見えてしまうことがあり、このような内装用の壁材には使用できない。
また、釘打機等のファスナ打込み機のファスナを収容しているマガジンの下面に先端が先鋭に形成されたマーク表示手段を設けて、ファスナ打込み機によるファスナの打ち込み操作時にこのマーク表示手段を施工材の表面に押圧させて、ノーズ部の射出口の中心から所定距離離れた施工材の表面に凹凸のマークを表示させ、次の打込み時にファスナ打込み機のノーズ部の先端をこのマーク位置へ位置決めさせて打込み操作を行うことによって、施工材に等間隔にファスナを打込みできるようにしたファスナ打込機が既に提案されている。
特開2004−74316号公報
上記従来技術では次の打込み位置を表示するマーク表示手段をマガジンの下面に形成しているため、次の打込み位置を示すマークをファスナ打込機の後方側にしか表示できず、ファスナ打込機の垂直な壁面の下から上へ向けてファスナ打込機を前方側へ移動させながら連続的に施工したり、又は垂直の壁面に対してファスナ打込機を横方向に移動させながら連続的に釘打ち施工する場合には使用できない。更に、先端が先鋭に形成されたマーク表示手段によって壁材や床材等に凹凸のマークを形成するので、墨付線による打込み位置を標記する前述の従来技術と同様に内装用の壁材や床材等には使用できないという問題を有していた。
本発明は上記した従来の問題点を解消して、釘打機やネジ締め機等のファスナ打込み機による釘やネジ等のファスナを、ファスナ打込み機を下方から情上方へ又は横方向等の任意の方向に移動させながら、既に施工された位置から所定離れた等間隔の位置に打ち込むことができるファスナ打込機の打込み間隔設定装置を提供することを課題とする。
上記課題を達成解決するため本発明のファスナ打込機の打込み間隔設定装置は、釘打ち作動やネジ締め作動を行わせる駆動機構を収容しているハウジングと、釘やネジ等のファスナーを施工材へ向けて打出し案内させる射出口を形成しているノーズ部を備え、前記射出口内に配置されたファスナを前記駆動機構を介して射出口から打ち出してノーズ部の先端に配置された施工材へ打ち込むようにしたファスナ打込機において、前記ノーズ部の射出口の軸線から所定距離離れた施工材の表面にスポット状の光線を照射する光学的手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、前記光学的手段が、前記光学的手段による施工材の表面に照射される光線のスポット状の照射位置を、前記ノーズ部の射出口の中心線から前記照射位置の距離が可変調整可能に構成されていることを特徴とする。
更に、請求項3の発明は、前記光学的手段を、前記光学的手段による光線の照射方向を、ファスナ打込機の前記ノーズ部の射出口の中心軸線回りに可変調整可能に構成したことを特徴とする。
本発明のファスナ打込機の打込み間隔設定装置によれば、ノーズ部の射出口の軸線から所定距離離れた施工材の表面にスポット状の光線を照射する光学的手段を設けているので、施工材の表面に照射されるスポット状の光線を前回に打ち込みしたファスナに一致させるようにファスナ打込機を施工材の表面で位置決めすることによって、所定距離離れた等間隔位置に連続してファスナ打込みを行うことができる。また、光線を施工材の表面に照射するだけなので、墨付け線や凹凸のマークが施工材に形成されることがなく、クロス貼り施工を行う内装用の壁材等にも使用可能となる。
また、請求項2の発明によれば、前記光学的手段が、前記光学的手段による施工材の表面に照射される光線のスポット状の照射位置を、前記ノーズ部の射出口の中心線から前記照射位置の距離が可変調整可能に構成しているので、ファスナの等間隔に打ち込みすべき打込み間隔を任意の距離に可変することができ、施工条件や施工基準に応じた多種の施工に使用することが可能である。
更に、請求項3の発明によれば、前記光学的手段を、前記光学的手段による光線の照射方向を、ファスナ打込機の前記ノーズ部の射出口の中心軸線回りに可変調整可能に構成しているので、スポット状の光線の照射方向をファスナ打込機の操作状態及びファスナ打込機による施工方向に応じて任意の方向に可変設定することができ、ファスナ打込機を前方側へ移動させながらの施工や、又は、ファスナ打込機を横方向に移動させながらのファスナの等間隔の打込み施工が可能となる。
本発明は、ファスナ打込み機による釘やネジ等のファスナを、既に施工された位置から所定離れた等間隔の位置へ、ファスナ打込み機を任意の方向に移動させながら連続して打ち込めるようにするという目的を、釘やネジ等のファスナを施工材へ向けて打出し案内させる射出口の軸線から所定距離離れた施工材の表面にスポット状の光線を照射する光学的手段を設けることにより実現したものであり、以下、より具体的な実施例を説明する。
図1は本発明の打込み間隔設定装置を実施したファスナ打込機の一例としての圧縮空気駆動のネジ締め機であり、該ネジ締め機1は後方側に向けてグリップ部3が一体に形成されているハウジング2の下方にネジを加工材に向けて案内する射出口5を形成しているノーズ部4が取り付けられている。該ノーズ部4の後方側には多数の連結されたネジを収容するマガジン6が連結されており、前記射出口5とマガジン6との間に形成された供給ガイド7に形成されているネジ供給機構8によってマガジン6内に装填された連結ネジが供給ガイド7に沿ってノーズ部4の射出口5内へ順次供給されるようにされている。
前記マガジン6の上方には圧縮空気により作動されるエアモータ9が配置されており、複数のギヤから構成されている減速機構を介して前記ハウジング2内に収容されているドライバビットを回転駆動させるようにしている。前記ノーズ部4の先端部には施工材の表面と当接されて作動されるコンタクト部材10が前記射出口5の先端方向に突出して配置されており、このコンタクト部材10を施工材の表面に押し当ててノーズ部4に沿ってスライド作動させることと、グリップ部3の基部に配置されているトリガレバー11を操作することによってネジ締め機1を起動させるようにしている。
また、前記ハウジング2内には前記エアモータ9によって回転駆動されるドライバビットを結合したピストンが収容されており、このピストンを介して前記ドライバビットを前記射出口5内で推進作動させて、該ドライバビットの先端を前記射出口5内に供給されたネジの頭部と係合させてネジを射出口5内で先端方向に推進させるとともに、ドライバビットを前記エアモータ9によって回転してネジに回転力を与えて、施工材にねじ込むようにされている。
更に、前記ネジ締め機1には、施工材の表面にスポット状の光線を照射する手段として、レーザビームを照射する打込み間隔設定装置12が形成されている。該打込み間隔設定装置12は内蔵されたバッテリーを電源として作動してスポット状のレーザビームを施工材の表面へ照射するレーザ照射手段13によって構成されており、該レーザ照射手段13はブラケット14によって保持されるとともに、このブラケット14が前記ネジ締め機1の頂部に配置されている取付基盤15を介して前記ネジ締め機1に取り付けられている。
図3に詳記するように、この実施例のレーザ照射手段13はポケット等に装着するためのクリップ16が形成されたレーザポインタ等の一般に市販されているタイプのレーザ射装置が使用されている。このレーザ照射手段13は円筒状のケース内にレーザビームを生成するレーザモジュールとこのレーザモジュールの電源となる電池が収容されており、このケースの一端側にレーザビームをケースの軸方向に向けて照射する照射部17が形成されるとともに、照射部17とブラケット14の下端部の間には前記レーザモジュールを起動させるためのスイッチ18が形成されている。
図3及び図4に示すように、筒状に形成されている前記レーザ照射手段13は保持部材19によって保持されている。外形がほぼ円柱状に形成されている保持部材19には該保持部材19の円周状の外周面を貫通した保持穴20とこの保持穴20と連続したスリット21が形成されており、前記レーザ照射手段13が前記保持穴20内に挿入されるとともに前記スリット21を横切って保持部材19に装着されている締付ボルト22によって前記保持穴20内に挿入されている前記レーザ照射手段13が保持穴20内に挟持されて保持される。
前記保持部材19は取付ボルト23によって前記ブラケット14に回転自在に取り付けられており、図3中に一点鎖線で示すように前記取付ボルト23を中心として所定の角度範囲で回動可能にされている。このように保持部材19を取付ボルト23を中心として回動させることによってこの保持部材19に保持されているレーザ照射手段13の照射方向を任意に調整することができ、施工材の表面に照射されるスポット状のレーザビームの位置をノーズ部4の射出口5の中心軸線からの距離が変更されるように調整可能にされている。
また、図3に詳記するように、前記保持部材19の側面には前記取付ボルト23を中心とした円弧状に並べられた多数の開口24が形成されており、前記ブラケット14にはこの開口24の端縁と係合可能な係合ピン25が設けられており、この係合ピン25の先端が前記開口24と係合するように板バネ26によって係合ピン25を前記開口24の端縁方向に付勢させており、この係合ピン25を任意の開口24と係合させることによって前記保持部材をブラケット14に対して任意の回動位置に位置決めさせて、レーザ照射手段13によって照射されるレーザビームの照射位置がネジ締め機1の打ち込み時の衝撃等によって不用意に移動してしまうことを防止している。また、照射位置を変更するには、前記板バネ26の付勢力に抗して係合ピン25を開口24の端縁から退避作動させることによって容易に保持部材19を回動させることが可能である。
更に、図2に示すように、前記レーザ照射手段13を保持している前記ブラケット14の端部は、取付基盤15の上面に回転自在に取付ボルト27によって取り付けられており、この取付ボルト27を中心として前記レーザ照射手段13を回転できるようにしてる。前記取付ボルト27はノーズ部4の射出口5の中心軸の延長上に設けられており、前記レーザ照射手段13がノーズ部4の射出口5の中心軸線の回りに回転されるようにしている。これによってネジ締め機1のノーズ部4の射出口5を中心とした何れの放射方向にもレーザビームを照射できるようにしている。
更に、前記取付基盤15の上面には前記取付ボルト27を中心として円弧状に並べられた多数の凹穴28が形成されており、前記ブラケット14にはこれらの凹穴28と係合可能な係合ピン29が設けられている。更に、前記係合ピン29の先端が前記凹穴28と係合できるように板バネ30によって係合ピン29を前記取付基盤15の上面方向へ付勢させており、この係合ピン29を任意の凹穴28と弾力的に係合させることによって、ブラケット14のネジ締め機1に対する回転位置を位置決めして、レーザビームの照射方向がネジ締め機1の打ち込み時の衝撃等によって不用意に移動してしまうことを防止している。
上記実施例のネジ締め機1により床面や壁面等へ直前に打ち込みしたネジに対して所定の距離離れた箇所へネジの打込みを行う作業状態を図5により説明する。このネジ締め作業ではネジ締め機1を後方側へ移動させながら連続してネジの打込みを行うため、レーザビームの照射方向がネジ締め機1の前方へ向くようにブラケット14をネジ締め機1の前方側に向くように取付ボルト27を中心として回転させて設定する。更に、レーザ照射手段13を保持している保持部材19を取付ボルト23を中心として回転して、施工材の表面へのレーザビームの照射位置が射出口5の中心軸線から所定のネジの打込み間隔の距離Lとなるように設定する。そして、レーザ照射装置13から施工材の表面に照射されるレーザビームが直前に打ち込みされたネジF1と一致する位置までネジ締め機1を後方側へ移動させて、この位置でトリガレバー11とコンタクト部材10を操作してネジ締め機1を起動させて次のネジF2を施工材へ打ち込む。
上記実施例によるネジ締め機1によれば、ネジ締め機1を移動させながら直前に打ち込んだネジに打込み間隔設定装置12から照射されるスポット状のレーザビームを照射することによって、ネジ締め機1の射出口5を直前に打ち込んだネジF1から一定の間隔Lの位置に位置決めすることができ、次のネジF2を所定の等間隔距離で連続して打ち込むことができる。また、ネジ締め機1によるネジ締め操作時に打込み間隔設定装置12から照射されるレーザビームを施工材Wの表面に向けて照射するだけなので、施工材Wに予め墨付けにより打込み位置を示すマークを付ける手間が不要で、更に、墨付けマークがクロスに透けてしまうという問題が解決できクロス貼り施工を行う内装用の壁材等の施工にも使用することができる。
更に、ネジの打込み間隔Lを変更する際には、レーザ照射手段13を保持している保持部材19を取付ボルト23を中心として回転して、施工材Wへ照射されるレーザビームのノーズ部4の射出口5の中心軸線からの距離Lを変更するだけで任意の打込み間隔に設定でき多種の施工に使用することができる。また、任意の打込み間隔に設定された保持部材19の回転位置が、板バネ26によって付勢されている係合ピン25が保持部材19に形成されている開口24と係合することによって維持され、ネジ締め機1の操作中に不用意に移動してしまうことがない。
また、垂直な壁面に対してネジ締め機1を横方向に移動させながら水平方向に連続してネジ締め操作を行う場合には、ブラケット14を取付ボルト27を中心として回転させて、打込み間隔設定装置12のレーザ照射手段13によるレーザビームの照射方向をネジ締め機1の側面方向に向くように設定して、ネジ締め機1を横方向に移動させながら直前に打ち込んだネジにレーザビームを照射することによって、ネジ締め機1の射出口5を直前に打ち込んだネジF1から一定の間隔Lの位置に位置決めすることができる。
図6は本発明の打込み間隔設定装置の他の実施例を示すものである。この実施例の打込み間隔設定装置31においては、前記レーザ照射手段13を保持するとともにブラケット32に対して取付ボルト33を介して回転可能に取り付けられている短円柱状に形成された保持部材34の外周面に円周方向に沿って多数の凹凸35が形成されており、前記ブラケット32には前記凹凸35と対向させて蝶ネジ36が螺合して設けられている。この蝶ネジ36の先端を前記凹凸35から離脱させ離脱させることによって保持部材34を取付ボルト33を中心に回転させてレーザビームの照射角度を可変できるようにするとともに、蝶ネジ36の先端を前記凹凸35に係合させることによって設定したレーザビームの照射角度を維持させるようにしている。このように、蝶ネジ36の先端を保持部材34の外周面に形成した凹凸35と係合させて保持部材34の回転を係止させるようにすることによって、衝撃等によってレーザビームの照射位置がずれてしまうことがなく、衝撃的に作動する釘打ち機等のファスナ打込機にも採用することができる。
図7乃至図11により本発明の更に他の実施例にかかる打込み間隔設定装置を実施したネジ締め機を説明する。この実施例にかかるネジ締め機40の本体部分の構成は前述の実施例のネジ締め機1と全く同一であり、図中の同一部材に前述の実施例と同一の符号を付することによって詳細な説明は省略する。図7及び図8に示すように、このネジ締め機40のハウジング2の上部には、施工材の表面にスポット状のレーザビームを照射してネジ締め機40の射出口5の先端を所定の打込み間隔位置に位置決めさせる打込み間隔設定装置41が形成されている。打込み間隔設定装置41は施工材面にスポット状のレーザビームを照射するレーザ照射手段42によって構成されており、このレーザ照射手段42がブラケット43に取り付けられるとともにこのブラケット43が環状のガイド部材44を介してネジ締め機40に取り付けられている。
この実施例のレーザ照射手段42は外部から電力を供給することによってレーザビームを生成するレーザモジュール45によって構成されており、ほぼ円柱状に形成されているレーザモジュール45は保持部材46に形成された円筒状の凹穴47内に収容されている。前記保持部材46は取付ボルト48によって前記ブラケット43に回転自在に取り付けられており、前記取付ボルト48を中心として所定の角度範囲で回動可能にされ、これによって、保持部材46の凹穴47内に収容されているレーザモジュール45のレーザビームの照射方向を任意に調整して、スポット状のレーザビームの施工材の表面に照射される位置をノーズ部4の射出口5の中心軸線からの距離が可変できるようにしている。
前記保持部材46を保持しているブラケット43をネジ締め機40に取り付けているガイド部材44はネジ締め機40の前方を中心としてほぼ180度の範囲で円弧状に形成されており、このガイド部材44がベルト49によってネジ締め機40のハウジング2の上部に取り付けられ、前記ガイド部材44がネジ締め機40のノーズ部4に形成されている射出口5の中心軸線を中心にした円弧状となるように配置されている。前記ブラケット43はこの環状のガイド部材44に沿って取付位置を可変できるように装着されており、図9の一点鎖線で示すようにネジ締め機40の前方方向を中心として両側面方向にほぼ90度ずつ回動させた位置へ回動可能に取り付けられている。そして、前記ガイド部材44には周方向に沿って複数の凹凸50が形成されており、ブラケット43に螺合された蝶ネジ51の先端をこれらの凹凸49の1つと係合させることによってブラケット43の回動角度を維持させるようにしている。
また、図11に示すように、保持部材46はコイルバネ54を介してブラケット43側に向けて弾力的に押圧付勢されて取り付けられており、保持部材46とブラケット43の間に形成されている係合手段55が前記コイルバネ54の弾力によって弾力的に係合されている。これによって、前記保持部材46の取付ボルト48を中心とした回転角度が固定されて、レーザモジュール45の照射角度が維持される。
前記ガイド部材44をネジ締め機40に取り付けているベルト49によって電池ケース52がネジ締め機40に取り付けられており、この電池ケース52にはレーザモジュール45の駆動電源となる電池が収容されており、この電池ケース52からレーザモジュール45へ電力を供給する電線53が配線されている。
上記の実施例では、打込み間隔設定装置41を構成しているレーザ照射手段42を、外部から電力を供給するようにしたレーザモジュール45によって構成し、このレーザモジュール45に別にネジ締め機40に取り付けした電池ケース52から電線を介して電力を供給するようにしているので、打込み間隔設定装置41を小型軽量に形成することができ、ネジ締め作業等の操作性を損ねることのないネジ締め機40を提供できる。
上記何れの実施例においても、打込み間隔設定装置12、31、41を構成しているレーザ照射手段13、42をネジ締め機1等の既存のファスナ打込機に取付基盤15等を介して装着して使用するようにしているが、レーザビームを照射するレーザモジュール45をファスナ打込機のハウジング内に形成した新規のファスナ打込機を形成しても良い。更にファスナ打込機として、実施例で示したネジ締め機に限定されることなく、釘やステープル等を打ち込むようにした釘打機にも適用することが可能である。また、照射手段としては、赤外線、可視光線(LEDや光源)、または紫外線を用い、その集光手段として、光学的レンズ、電磁的レンズ等を利用した何れの手段でもよい。
本発明の実施例にかかる打込み間隔設定装置を実施したネジ締め機の側面図 図1と同じネジ締め機の平面図 図1のネジ締め機の打込み間隔設定装置を拡大して示す側面図 図3におけるA−A線上の断面図 図1のネジ締め機によるネジ締め操作状態を示す側面図 本発明の別の実施例にかかる打込み間隔設定装置を拡大して示す側面図 本発明の更に別の実施例にかかる打込み間隔設定装置を実施したネジ締め機の側面図 図7と同じネジ締め機の正面図 図7と同じネジ締め機の平面図 図7のネジ締め機の打込み間隔設定装置を拡大して示す側面図 図10におけるB−B線上の断面図
符号の説明
1 ネジ締め機(ファスナ打込機)
5 射出口
12 打込み間隔設定装置
13 レーザ照射手段(光学的手段)
17 照射部
19 保持部材
23 取付ボルト
27 取付ボルト

Claims (3)

  1. 釘打ち作動やネジ締め作動を行わせる駆動機構を収容しているハウジングと、釘やネジ等のファスナを施工材へ向けて打出し案内させる射出口を形成しているノーズ部を備え、前記射出口内に配置されたファスナを前記駆動機構を介して射出口から打ち出してノーズ部の先端に配置された施工材へ打ち込むようにしたファスナ打込機において、前記ノーズ部の射出口の軸線から所定距離離れた施工材の表面にスポット状の光線を照射する光学的手段を設けたことを特徴とするファスナ打込機の打込み間隔設定装置。
  2. 前記光学的手段が、前記光学的手段による施工材の表面に照射されるスポット状の光線の照射位置を、前記ノーズ部の射出口の中心線から前記照射位置の距離が可変調整可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のファスナ打込機の打込み間隔設定装置。
  3. 前記光学的手段を、前記光学的手段による光線の照射方向を、ファスナ打込機の前記ノーズ部の射出口の中心軸線回りに可変調整可能に構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファスナ打込機の打込み間隔設定装置。
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