JPS62161758A - ジヒドロピリジン誘導体、その製法、これを含有する動脈血管収縮抑制剤及び脳内カルシウムイオン蓄積妨止剤 - Google Patents

ジヒドロピリジン誘導体、その製法、これを含有する動脈血管収縮抑制剤及び脳内カルシウムイオン蓄積妨止剤

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JPS62161758A
JPS62161758A JP61234248A JP23424886A JPS62161758A JP S62161758 A JPS62161758 A JP S62161758A JP 61234248 A JP61234248 A JP 61234248A JP 23424886 A JP23424886 A JP 23424886A JP S62161758 A JPS62161758 A JP S62161758A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 のジヒドロピリジン誘導体及び/それらの有機又は無機
酸との薬学的に容認できる組成物、その製造方法及びそ
れらを含む薬学的組成物に関する。
化合物I又はエチル−(β−ピペリジノエチル)−2゜
6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1,4−
ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボキシレート(以F
簡略して、YS201の略称を以って呼ぶ)は試験管内
及び生体内でカルシウム拮抗作用を有し、それ故、人I
HIの治療に存効である。
カルシウム拮抗作用を持つジヒドロピリジン化合物は既
に記載されており、抗血圧剤、抗−局所貧血剤及び抗不
整脈剤として治療に用いられている。殊にニフェジピン
と呼ばれる化合物(US 3,485.847及び I
JS 3.[i44.[127)、ニカルジピン(特開
昭74−109384) 、ニモジピン及びニトレンジ
ピン(DE 2.117,571及び2,117.57
3)は広(知られ、且つ使用されている。
それら化合物は共通して、1.4−ジヒドロ−2,6−
ノメチルー4−(3−ニトロフェニル)−3,5−ビリ
ノンノカルボキシール構造を仔し、3位及び5位のカル
ボキン基のエステルだけが異なっている。ニフェジピン
はジメチルエステルであるが、ニモジピン、ニドレンツ
ピン及び二も?ピンは非対称エステルである。即ち、ニ
モジピンはイソプロピル 2−メトキシエチルエステル
、ニドレジピンはメチルエチルエステル、そして二かメ
ジピンはメチル(N−ペンデル−N−メチルアミン)エ
チルエステルである。ニカルジピンだけはアミノエステ
ル基が存在している点で特徴がある。
エステル基が相異している結果として生物学的な特性と
伏態の異なった化合物が得られる。その結果、各種の1
.4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸エステ
ルを合成するために多くの研究努力がなされた。
ジヒドロピリジン系誘導体の2つのエステル残基の一つ
に塩基性残基を導入することは、初めてバイエルよりD
E 2,218,644 (GO1,363,823及
びUS 3,905,970に対応)に説明されている
。本発明の対象である化合物、YS201は上記特許に
特許請求されている一般式の定義の中に含まれているが
、ピペリジン基をエステル残基中に持つ化合物は実際に
は全く製造されていない。そしてモルホリン又はN−メ
チルピペリジン基を持つ多くの化合物が合成せられた。
特開昭74−109384もアミノエステルにカルシピ
ン)に関し、特に環状アミノエステル基(β−ピロジノ
エチル)の1例しか公開していない。
ところで上述した様に、現に臨床的に使用されている好
ましい化合物は非環状エステル、即ちニカルジピンであ
る。
ジヒドロピリジン ジカルボン酸の塩基性エステルの別
の例はEP−A−97821に公開されており、そこで
はN−置換ピペラジノアルキル残基が特許請求されてい
る。塩基性エステルが特許請求さているEP−A−63
3B5ではN4換ピペリノン環を含み9本発明の化合物
とは全く異なる構造のものである。
驚くべきことには、YS201が優れた性質と従来技術
の化合物とは全く異なる薬学的性状とを存することが判
った。
殊に化合物Iはカルシウム拮抗剤としてまたカルシウム
−オーバーロードブロッカ−としてのそのものの活性に
より、また引用化合物がそれほど育効でない様な場合に
おいて、この薬剤の治療上の効力の基礎になっている異
なる作用機作によって治療上の進歩性を有している。こ
のことは時々選択的でより大きな効果を有し毒性が低い
新しい化合物の使用の必要性を正当化する如き心臓血管
病理の分野において特に重要である。
化合物YS201を構造的に関連のある極めて良く知ら
れた4つのジヒドロピリジン化合物であり、現に人間の
診療に用いられているニフェジピン、ニモジピン、ニド
レンツピン及びニカルジピンと薬理学的に比較した。
そして最後のものは最も効力のあるアミノエステルであ
り実際臨床実務に用いられている唯一のものである。Y
8201を2つの別の公知のカルシウム拮抗剤ベラパミ
ル及びジルチアゼムとも比較した。
魚注進性 ラット及びマウスの雄及び雌に同様に血管内に投与した
YS201の急性毒性は下記のとおりである:ラット 
    マウス LD50    12.53  閣g/kg     
 12.29  mg/kg下  限  11.l1i
5■g/kg    11.4s mg/kg上  限
  13.47■g/kg    13.18曹g/k
gラット及びマウスの雄及び雌に同様に経口的に投与し
たYS201の急性毒性は下記のとおりであるニラノド
     マウス LD50 402.12 mg/kg   282.7
7−g/kgド   限   362.58  園g/
kg    257.55  mg/kg上  限 4
58.62 mg/kg   310.48 mg/k
g以下に説明したテストの結果を表1に報告する1、1
)ユL土廐皿人動藍 ラット胸部大動脈から大動脈ストリップ(3mm幅)を
切り取り、38°Cで02:CO2(95:5)をバブ
ルしているクレープスーへンセライト溶液中に入れ、2
gの緊張を与える。30分の安定期間の後にカルシウム
を含まない媒体(Ha EDTA 0. 1mM、J−
1)中KCI5−1(118又はノア1z7ドレナリン
(10M、I  )を加えるか、又はカルシウム(Ca
C121,25mM/J−1)の再投入後、ノルアドレ
ナリン((10−”M。
=1 J )を加えることによって収縮を起させた。
1.2)−ミ辻に人動に 自然高血圧ラット(SHR)からフェニルエフリン−(
PE、1gM)収縮大動脈血管における拡張作用につき
、ニフェジピンとの比較テストを行った。化合物をPE
−収縮血管に漸増的な高濃度で加えた。
1.3)       −1 SHR大動脈をPR(1gM)か又は高カリウム(K”
 、80 mM)で処理し、得られた収縮を15分間放
置する。洗滌し1時間平衡状態にしたのち、組織をYS
201か又はニフェジピンのシングルtH度で予め処理
する。
30分の平衡化時間の後、組織を再びPE又はに+で処
理し、得られた収縮を最初の収縮と比較する。収縮効果
をそれらアゴ−スト(PEまたはに+)を加えた後、1
5分後に測定する。
試験管中での大動誠ストリップの収縮でのEP50又は
IC50の比較 *)NA=ノルアドレナリン もに十やCa+十とノルアドレナリンとで誘導した収縮
につき可成り活性が大きいが、一方二トレンジビンはC
a+◆をイfしない媒体中、ノルアドレナリンで誘導し
た収縮に対し、Y8201よりも幾分活性であることが
明白である。
SHR大動脈ソルチ、り(sortlc)ストリップに
おいて、YS201とニフェジピンとはに十−誘導収縮
の極めて高い抑止剤である。
自然高血圧ラット(SHR)で行なわれた生体内研突に
おいて、YS201は、殊に十二指腸経由で投与する場
合、用量依存の大きな活性を存していることが明らかに
なった。腎臓高圧ラットにおいて、YS201を、−日
2回s、c、投与を10日行うと、安定血圧を著しく低
下させ、不安と努力により引起された血圧増大も低下さ
せる。
緊張正常ラットに151g/kgで十二指腸経由でY8
201を投与する。心拡張期血圧(DBP)は3.IK
PAにより、投与後5分間で著しく減少し、その減少は
60分後に、なお顕著であった。心臓収縮圧も著しく減
少した(表2)。
6ケ月経過後5HR−SPでは、YS201はSBPに
おけるよりもDBPにおいて、よら著しい減少を生じ、
その効果は4時間持続している(表2a)及−2 緊張正常ラットの血圧(B P)に対するYS  20
1(−二指腸経由−15鵬g/kg )の効果XP0.
05より少ない 6ケ月経過の5HR−8PではYS201はSBPによ
るより著しいDBPでの減少を生じた。効果は4時間で
終了した。
表二」と1 SHR−5Pでの血圧に対するYS  201((−二
指腸経由−15−g/kg )の効果 1)心拡張期血圧    2)平均血圧3)心収縮期血
圧    4)心臓比率5)心収縮血圧と心拡張血圧の
間の差 よlに番−′のノ゛− スプラグ−ダウレイラットにクラーク外の方法(J、P
har〜macol 、 Methods 、3.35
7−388++980)により、左冠状動脈の結紮を行
なう。薬剤をその結紮前、30分に胃チューブから投与
する。連続心電図記録によりエクトヒ6ノクビ−)(E
B)、心室不整脈(VT) 、心室細動(VF)を結紮
後30分間、記録する。
動物の他のグループでは、5分後に結紮を取り去った。
その場合、不整脈の増大と死亡率の増大を来たした。
次記表3と4とに報告したデータは、YS201が不整
脈を劇的に減少させうることを示している。YS201
の治療効果は再循環後におれる不整脈の阻止において比
較薬剤のそれよりも特に遥に大きいのである。
上記データから、どの用2を投与しても、YS201は
EBs及びVTに基づくインデックスを、はぼ2倍減少
させるが、vF−エピソード(eplsodes)期間
と干渉しないこと、にも拘わらず、VFを示すラットの
パーセンテージは1.5層g/kg−1で著しく減少し
ていることが明らかになった。再循環にあっては、7.
5及び15mg/kg−IのYS201は何れも、早期
ECG障害を著しく低下させ、クランプス(clasp
s)を解除する。考慮に入いるパラメータはすべて減少
し死亡は15鵬g/kg−1(P=0゜02)で完全に
抑圧された。
う・・ での− ・t″11ゴエ々ア erclrcu
latlon et Metabollsm du C
erveau I、 83−79゜、John Llb
bey Eurotext Publ、 (1983)
にボルツェイソクスにより説明された方法を、60分の
間両側頚動脈結紮した約10週の雄スプラグーダウレイ
ラットを用いて行なった。動物を、結紮後1時間後に開
始し、スカラー用量で、3日間、1日2回、試験薬剤で
経口処理した。
咬合71時間目の最後の用量は、動物を殺す1時間前に
行ない、その脳のH20、K2及びCa+十含量の測定
に付した。
その様な実験条件下での一時的なオリゴエミアが発育脳
疾患を起させる。そしてその脳疾患は深刻な生化学的障
害−殊にCa++イオンの著しい脳内蓄積による神経学
的な性伏の障害を特徴としている。
カルシウムエントリーブロッカ−の治療的な投与は、そ
の疾患の一時的な発生と干渉しつる。表5に報告した結
果はYS201が浮腫反応を抑圧し、K+の脳からの流
出を抑圧し、また脳中のCa++イオンの蓄積を妨げる
ことを示している。また一方、ニモジピンやニカルジピ
ンの様な別のジヒドロピリジン化合物と考えられるもの
は、その効力がなかった。そして良好な活性がベラパミ
ルと明細書の浄書(内容に変更&> ボストーオリゴエミック ラット中の生化学損傷水対対
照;*零対ボストーオレコエミノク肘煕・−こ  モル
モ・ でのア ) シ シーハートレイ モルモットに
、腹腔内(100mg)と皮下(100mg)とで、そ
れぞれフロイド補佐薬50μmと一緒に、注射して、卵
アルブミン(OA)に対し、積極的に敏感にした。この
積極的敏感操作後3週間、実験を行なった。その際、動
物は約800−700gの体重に達した。ウレタン(1
,25g/kg−1+、p、)で麻酔させ、自然呼吸に
まかせた。脳収縮をフライシュの空気脈速計及びプレソ
ゲラフ ゴダルト(感度5−50C園)で記録し乍ら測
定し、欠配パラメータを計算した。
−吸気ffi   (i、v、):■1− 呼気量  
(e、 v、 ) :■I−d(i、v、):呼気量の
休息値についての差(OA処理に先だっての) −1分間の呼吸量(m、 v、 ) :ml/win−
呼吸頻度(r、  t) :拍度/mln− トランス
防圧(Trans P)  :cvr  H20−シV
応諾 (p、 c、 ) :  ml/cm H20−
シf)氏抗  (り、  r、  )  :   cm
  H20/ ml/ sec。
アナフィラキシ−外層収縮は敏感にしたモルモットに、
OA−静注(5mg/kg )処理して生起させた。動
物はすべて、OA−投与の5分前に、抗ヒスタミン性メ
ピラミン(1,0mg/kg i、  v、 )で処理
した。テスト化合物(YS201)又は担体(蒸留水)
をOA−処理に先だって、2ml/kgの容量で腹腔内
に注射した。測定はOA−処理後、各+1.2.3.4
.5.10及び15分後に行なった。引照値“To″は
アナイラキシーシwツクの直前1即ちYS201を注射
したあと15分後に考慮された。Y8201の2つの用
量、即ち各7匹のモルモットに5及び101g/kgに
ついて検討した。
結果は3ンリズ(コントロール−YS201 :5■g
/kgと10mg/kg )のすべてを考慮しての変動
のグローバル分析を用いて行なった。統計的な差異がP
レベル≦0.05に出現したときに、リースト シブ二
フィカント ジファレンス(LSD)テストを、そのシ
リーズを他の二つの間に一つを置く様に行なった。
得られた結果はYS201の効果が、綽の弾力性そのも
のに対する最小効果で、5■g/kgに於いて特徴づけ
られることを示している。しかしながら、綽の粘弾性に
対する、その限られた効果は、吸気量及び呼気量の増大
による脳収縮の補償を可能にするものである。反対に、
10mg/ kgでは、YS201は、肺補償を増大し
、肺動脈抵抗を減少させることにより、直接作用する様
に思われる。この効果は変化のグローバルな分析により
充分明白に証明されることが出来る。呼気量又は吸気量
がこの用量で増大していないという事実は、力学的(d
yna■Ic)応諾に対するYS201効果の直接の結
果である。そして力学的(dyna■Ic)応諾は呼気
量により補正的な機能を回避するのである。
要するに、YS201で得られた結果は、この化合物が
モルモットにアナフィラキシイ外層収縮を起させる卵ア
ルブミン−投与に対し、保護することが出来ることを示
している。この様な性質はジヒドロピリジングループ又
はバラパミル又はジルチアゼム様構造のどのカルシウム
拮抗剤についても説明されていなうがたのである。
、−力     、  ス    、 YS201塩酸塩を静脈内又は経口的に犬に、それぞれ
1■g及び10mg/kg s投与した。
静脈投与後、YS201m度の下落は典型的に2指数(
blexponenltal)であった。排出の平均半
減期は88分であった。
経口投与後、血wjtm度時間プロフィルにおけるコン
ダリー(condary)ピークは腸肝輪回したYS2
01の存在を推定させる。148.3mInなる排出の
拡大した平均見掛は半減期が経口投与により示された。
平均の最大濃度は 284ng/■1であること、そして平均のAUGが8
4873.8ng/鵬ド1騰Inであることが市1だ。
これらの結果はニカルジピンの同じ用mcc■ax=2
20ng/ml及びACU=71i1i00ng/kg
  m1n)での犬で得られた結果に対比できる。平均
の見掛けの生物育効性のあるフラクションは19.4%
であった。
−ボラン ア の    に      の動性 この研究は2B−43才の4人の男性について実施した
薬学的カイネック研究はアクートな投与と増量投与との
2つについて行なわれた。
1之二上立没臣 各ボランチアは、YS201の20■gカプセル1個を
一杯のグラスの水と一緒に摂取した。
その後の静脈血液サンプルを投与後、15−30分及び
 1.0−1.5−2.0−4.0−[i、0−8.時
間に採取した。
増量反圧 同じ4名のボランチアを最初の投与の後、YS201の
投t4量を多くして3030−4O−50の用量で処理
した。
血液サンプルを最後の処理の2−4−8−12時間後に
採取した。
そのままのYS201の血漿レベルは特別のHPLC法
で検査した。
得られた薬学力イネチック パラメータは欠配、表6に
報告されている。
*  アキュートな投与による ** 増量投与による このアキュート研究における血漿状況は90分なる平均
T最大を証拠として、YS201の急速な吸収を示して
いる。ピークの血漿水準の平均値は57.25ng/m
l±2.85G±S、E)であった。
増量の分布及び排泄の相に対応して、血管レベルは低下
した。TI/2 etの平均値は1.8時間±0.65
5.D。
であった。
6時間後にそのままの薬剤がなお血漿中に存在していた
薬剤研究にあっては、増量での最終治療の2時間後に、
もとのままの薬物の血漿レベルがアキュート処理後の同
じ時間における投与値と比べて3倍上方にあった。
投与4時間後には、血漿レベルは、ピークに比べて1/
2に減少した。
投与の12時間後、YS201は、なおそのままの形で
血漿中に存在していた。
区画分析の結果によると、そのままの薬剤の血漿の状況
はアキュート投与でも反復投与でも、1つのフェーズ中
で低下した。しかし、前者の場合、水準はより急速に低
下する。そして、そのことは短縮平均終末半減期、即ち
アキュートな投与後は1.8時間、反復投与では4゜2
9時間に示されている。
その様な数値の差異は、別のケースで、多くの著者によ
り報告されている様に、投与用量の増大と関連している
(「生物薬学及び関連薬物カイネチックス」ワグナーノ
エイ、ジー、ドラグ インテリノェンス バブリケーン
ヨンス、ハミルトン、イリノイ、初版、1971)臨μ
!W口濁α服 YS201の経口投与の許容範囲は充分に大きい。即ち
、正常な呼吸機能及びその他の生命パラメーターは影響
を受けなかった。
心臓血管機能については、動脈圧の病理的変更は観察さ
れなかった。二人の患者(Na 3.4.)には、しか
し乍ら温和ではあるが、限定された硬脳膜静脈祠の徐脈
(slnus bradycardla)が記録された
房室誘導時間(PR間隔)は二人の患者0&11.2.
)で僅かに延長した。その様な間隔は患者mtでは0.
14〜0.16sec、の延長で、患者No、2では0
.16〜0.18sec、であった。
それらの変更は、特殊誘導システムの上方部位へのY8
201のカルシウム拮抗作用に当然関連するものである
それらの得られた結果はすべて、YS201が強力なカ
ルシウム拮抗剤であるが、またファンツバイテン098
5、Arzn、 Forsch、 1.Drug Re
5earch 35(1)、訃、Ia:298−301
1による定義によるカルンウムーオーバーロード ブロ
ッカ−であることを示している。この薬物は心臓中のカ
ルシウム含量の増大を抑圧して、梗基部位を減少させる
ことにより、心臓貧血疾患の治療に使用でき、また脳室
不整脈発作性脳室頻拍症の治療、エクトピックな脈拍及
び期外脈拍の治療及び狭心症における心臓フTブリレー
ションによる2、死予防に使用できる。この薬物は、従
って脳動脈半纏の治療及び脳貧血の結果としてのカルシ
ウムの蓄積増大を減少させるためストローク(stor
oke )の早期治療に用いられる。
この薬物はまた、重要な高血圧の治療に用いられるが、
それはこのものがMABPlSABP及びDABPを安
息条件下で低下させるだけでなく、人の本質的な高血圧
の特徴である心配や努力に対する高血圧性応答を抑圧す
るからである。
この薬物は、またアレルギー性の喘息の治療にも使用で
きる。そして強調されるべき点は、鮭や気管支に対する
効果が心臓の作業に影響を与えることなしに、達成でき
ることであり、そのことはこの疾病の処理に実際に用い
られたリンジェステラーゼ−阻害剤について観察される
以上のYS201の薬学的な全性状(proflle)
は、ジヒドロピリジン系に属する他のカルシウム拮抗剤
のそれとも著しく相異していることが判る。
薬学的に許容できるYS201の塩は、実質的に遊離の
塩基と同じ効果を持っている。
ある場合に使用される酸を変えることにより得られる塩
は晶い安定性、高い溶解性、低い溶解性、易結晶性、不
快な味のないこと等により有利であるが、それらは遊離
塩基の主たる生物学的作用に比べるとコ11次的である
そしてその塩をつくるのに使用した酸の性質とは関係が
ない。
治療に使用するには、YS201又はその塩は普通の担
体、補助剤、及び方法を用いて造られた経口、腸管外ま
たは経口用組成物に適当な薬剤組成物として投与できる
それら組成物の例としては、カプセル、錠剤、シロップ
)顆粒、溶液、瓶入り等を含むが、殊に経口的で非胃溶
性で腸溶性の製剤が好ましい。なぜなら、それら剤型は
前非抵抗性の通常製剤の投与によって得られるよりも遥
かに高い生物活性を示すからである。
−日の用量は臨床検査及び患者条件(性9体重及び年令
)によって決まる。そして、テ通2−3回の投与で50
−500mgの範囲である。
化合物Iはm−ニトロベンズアルデヒド、エチル−β−
アミノクロトン酸エステル及び2−ピペリジノエタノー
ルアセトアセテートを、次式により反応させることによ
り製造される。
この反応は、d通溶剤の不存在下、約90−100’明
細書の浄書(内容に変更なし)? Cの温度で数時間、行なわれる。
m−ニトロベンズアルデヒドとβ−アミノクロトネート
とは市場で入手できるが、それらは公知方法で製造する
こともできる。2−ピペリジノエタノールアセトアセテ
ートはソーピペリジノメタノールとジケトンとをアミン
の存在下で反応して有利に製造できる。
下記の例は本発明を更に説明するものであるが、決して
、それを制限するものではない。
ジケテン(8,1m1)を2−ピペリジノエタノール(
9,36m1)とトリエチルアミン(0,05m1)と
に撹拌し乍ら、満々加えて、温度を80−70°C(発
熱反応)の温度に保持する。添加が完了すればこの混合
物を80°Cで40分間撹拌する。12.4gの生成物
が真空(2mmHg)蓋部で得られた。NMRスペクト
ラムは合致していた。
b)12.48gのm−ニトロベンズアルデヒド、17
.7gの生成物a)及び11.8gのβ−アミノクロト
ネートを90°Cに加熱した(発熱反応でガスが発生す
る)。温度をeo−too’ cに6時間保持する。
残渣をS r 02 +溶出液CH2Cl2(CH2C
12:MeOH:Et3N=95:5:0.5)でりO
?トゲラフイーにかける。 生成物(融点185−18
8°C)の14gが得られた。
明細書の浄書(内容に変更なし、)・ IR(鉱油分散) ; 1880−1ctzステ!シ基
の?C=O;アンモニウムグアレープのシ2350−2
700cm9 NH+  H−CD3SOCD3):δ
1.19(t。
3H,CH3(a))、1. 69(ブロード、EiH
,CH2(b))、 2.32と2.40 (s、 3
H,CH3(C))。
2.8−3.5(m、OH,CH2N(d))、4.0
5 (s、IH,HCI)。
手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和61年特許願第234248号 ジヒドロピリジン誘導体、それらの製造方法及び薬学的
組成物 3、補正をする者 事件との関係:特許出願人 住所 イタリー国 ミラノ、ビア ピサカーヌ34/ニ
ー 名称  ヤーソン ニス、アール、エル。
代表者 ギゼノペ ファードロ (他1名)国籍 イタ
リー国 4、代理人

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) の化合物及びそれらの薬学的に容認できる有機または無
    機酸の塩
  2. (2)m−ニトロベンズアルデヒド、エチル−β−アミ
    ノクロトン酸エステル及び2−ピペリジノエタノールア
    セトアセテートを反応させることを特徴とする化合物
    I の製造方法
  3. (3)90から100℃の範囲内の温度で、溶剤の不存
    在下で操作をすることを特徴とする特許請求の範囲2の
    方法
  4. (4)有効物質としての特許請求の範囲1の化合物又は
    その塩の外、少なくとも一種の不活性担体及び/又は助
    剤を含む薬学的組成物
  5. (5)経口、経皮又は経腸投与のための特許請求の範囲
    4の薬学的組成物
  6. (6)非胃溶性及び腸溶性カプセル又は錠剤としての特
    許請求の範囲4による薬学的組成物
JP61234248A 1985-10-04 1986-09-30 ジヒドロピリジン誘導体、その製法、これを含有する動脈血管収縮抑制剤及び脳内カルシウムイオン蓄積妨止剤 Granted JPS62161758A (ja)

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IT22364A/85 1985-10-04

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JPH0480026B2 JPH0480026B2 (ja) 1992-12-17

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JP61234248A Granted JPS62161758A (ja) 1985-10-04 1986-09-30 ジヒドロピリジン誘導体、その製法、これを含有する動脈血管収縮抑制剤及び脳内カルシウムイオン蓄積妨止剤

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IT1201476B (it) 1989-02-02
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EP0218996A2 (en) 1987-04-22
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