JPS62161755A - アントラキノン系化合物 - Google Patents

アントラキノン系化合物

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JPS62161755A
JPS62161755A JP61001915A JP191586A JPS62161755A JP S62161755 A JPS62161755 A JP S62161755A JP 61001915 A JP61001915 A JP 61001915A JP 191586 A JP191586 A JP 191586A JP S62161755 A JPS62161755 A JP S62161755A
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JP
Japan
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group
amino
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anthraquinone
lower alkylamino
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JP61001915A
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Yasutaka Shimizu
清水 保孝
Kiyoteru Kojima
小島 清輝
Hirotoshi Nakanishi
弘俊 中西
Takeshi Hioki
毅 日置
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新規なアントラキノン系化合物に関する。
〈従来技術〉 現在、電子産業の各分野に有機化合物が利用されてきて
おり、特に650nln 〜800nmに吸収を持つ化
合物の要望が強い。これらの化合物の主な用途は、ブラ
ックシャッタ一方式のフルカラー液晶表示パネルの赤色
光漏れ防止用の二色性色素(特開昭60−189786
号公報)、近赤外線調整用フィルター用色素(特開昭5
7−24881号公報)または半導体レーサーを用いる
光デイスク用記録媒体(特−昭58−16888号公報
、特−昭58−112792号公報)及び電子写真用感
光体(特開昭59−8441号公報)等であるが、現在
まだ各用途に合った性能を満足するものはほとんど知ら
れていない。
〈発明が解決しようとする問題点〉 この理由は、液晶表示パネル用二色性色素の場合は、二
色性及び溶解度共に良い化合物が知られていないためで
あり、また近赤外線調整用フィルター、光デイスク用記
録媒体及び電子写真用感光体としてシアニン系色素やジ
チオール錯体等が知られているが、これらは主に安定性
が劣るためである。
本発明の目的は、650 nm〜800 nmjc吸収
を持つ新規なアントラキノン系化合物を提供することに
あり、さらに詳しくは本発明の化合物の置換基を選定す
ることにより、二色性色素や光デイスク用記録媒体等の
各用途に使用できる化合物を提供することにある。
〈問題を解決するための手段〉 すなわち、本発明は、一般式(1) 〔式中、xlは水酸基またはアミノ基、x2はアミノ基
または低級アルキルアミノ基、Xa。
x4は水酸基、アミノ基または低級アルキルアミノ基を
表わし、かつxlが水酸基の場合は、Xs 、 X4は
一方が水酸基、他方が低級アルキルアミノ基、xlがア
ミノ基の場合は、Xs 、 X4は一方が7ミノ基、他
方が低級アルキルア主)基を表わすものとする。Rは置
換されていてもよいアルキル基、アラルキル基、アリー
ル基、シクロアルキル基または複素環残基を表わし、X
lか水酸基の場合、−8−R基は水酸基のオルト位に置
換されているものとする。〕 で示されるアントラキノン系化合物である。
本発明の一般式(1)の化合物は、一般に下記反応式で
示すように、一般式(If)で示される化金物に一般式
(III)で示されるメルカプタン類を脱酸剤の存在下
に作用させることにより得ることができる。
(I[)     (If) 〔式中、Xi 、 X2 、 Xa、 X4 、 Rハ
af記(7)意味を有し、xlが水酸基の場合、臭素原
子は水酸基のオルト位に置換されているものとする。〕 ここで一般式(I)においてX2 、 Xa 、 X4
の低級アルキルアミノ基としては、メチルアミノ基、エ
チルアミノ基、プロピルアミノ基、ブチルアミノ基、R
としてメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、ドデシル基なとの直鎖または分
枝状のアルキル基、ヒドロキシエチル基、メトキシエチ
ル基、β−クロロプロピル基等の置換アルキル基、ベン
ジル基、メチルベンジル基、エチルベンジル基、ブチル
ベンジル基、メトキシベンジル基、ブトキシベンジル基
、β−フェニルエチル基等の7ラルキル基、フェニル基
、メチルフェニル基、エチルフェニル基、プロピルフェ
ニル基、ブチルフェニル基、ヘキシルフェニル基、ノニ
ルフェニル基、ヒドロキシフェニル基、メトキシフェニ
ル基、エトキシフェニル基、プロポキシフェニル基、ブ
トキシフェニル基、ヘキシルオキシフェニル基、クロロ
フェニル基、ブロモフェニル基、トリフロオロメチルフ
ェニル基等のラリール基、シクロヘキシル基、シクロペ
ンチル基、メチルシクロヘキシル基などのシクロアルキ
ル基、フルフリル基、2−ベンゾイミダゾイル基、2−
ピリジル基などの複素環残基が代表的な置換基としてあ
げられる。
〈発明の効果〉 本発明の新規なアントラキノン系化合物は、液晶表示パ
ネルに用いた場合は赤色光の漏れのない良好なパネルを
与え、また、近赤外線調整用フィルターや光ディスクに
用いた場合は安定性の良いものを与える点ですぐれてい
る。
〈実施例〉 本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
実施例中、部とあるのは重量部を表わす。
実施例1 1−アミノ−8−メチルアミノ−4,5−ジヒドロキシ
−8,6−ジプロムアントラキノン4,4部をジメチル
スルホキシド20部中に入れた後、苛性カリ1,7部を
入れて約1時間攪拌する。これに、80℃以下でi−プ
ロピルメルカプタン2.8部を入れて2時間攪拌後、5
0〜60℃で1時間攪拌する。
次に反応マスを水200部中に注入し、析出した生成物
を一過・水洗後乾燥する。得られた粗生成物をシリカゲ
ルを担体とするカラムクロマトグラフィーによりクロロ
ホルムを分離溶媒として精製を行い、1−アミノ−8−
メチルアミノ−4,6−シヒドロキシー8゜6−ビス(
i−プロピルメルカプト)アントラキノン1.8部を得
た。
融点 169〜172.5℃ 本化合物を液晶表示パネルに用いた例を以下に示す。
液晶および二色性色素が透明電極に対して平行になるよ
うに処理した液晶セルにZLI−1840(E、Mer
ck AG社製)tct−7ミノー8−メチルアミノ−
4,5−ジヒドロキシ−8,6−ビス(i−プロピルメ
ルカプト)アントラキノンを1%溶解した液晶の組成物
を入れた。
本液晶表示素子に約6ボルトの電圧をかけると青味緑色
の液晶セルがほぼ無色に変化し、二色比は8.5であっ
た。
本液晶表示素子中での色素の1m1kXは694部mと
648 nmであった。
実施例2 実施例1において、1−アミノ−8−メチルアミノ−4
,5−ジヒドロキシ−8,6−ジブロムアントラキノン
の代すに、1.8−ビス(メチルアミノ)−4,5−ジ
ヒドロキシ−8,6−ジブロムアントラキノンを用い、
他は実施例1と同様にして、1.8−ビス(メチルアミ
ノ)−4,5−ジヒドロキシ−8゜6−ビス(i−プロ
ピルメルカプト)アントラキノンを得た。融点=189
〜141℃本化合物を近赤外線調整用フィルターに用い
た例を以下に示す。
1.8−ヒス(メチル7ミ乃−4,5−ジヒドロキシ−
8,6−ビス(i−プロピルメルカプト)アントラキノ
ン0.1部をポリメタアクリル酸メチル樹脂〔スミペッ
クスB−LG(住友化学工業に*))100部に混合し
、常法にしたがって射出成型を行い、厚み8.0破 鶴の緑色の脈状成型物を得た。この板の耐候性は良好で
あった。
また、本化合物を光デイスク用記録媒体に用いた場合も
耐光性は良好であった。
実施例8 実施例1と同様にして下記の化合物を合成した。
Ag3.8−ビス(メチルアミノ)−4゜5−ジヒドロ
キシ−8,6−ビス(P−メトキシベンジルメルカプト
)アントラキノン 融点=146〜148℃ ム41−アミノ−8−メチルアミノ−4゜5−ジヒドロ
キシ−8,6−ビス(P−、メトキシベンジルメルカプ
ト)アントラキノン 融点:185〜188℃ 轟61−アミノ−5−メチルアミノ−4゜8−ジヒドロ
キシ−3,7−ビス(i−プロピルメルカプト)アント
ラキノン 融点:187〜193℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、X_1は水酸基またはアミノ基、X_2はアミ
    ノ基または低級アルキルアミノ基、X_3、X_4は水
    酸基、アミノ基または低級アルキルアミノ基を表わし、
    かつ、X_1が水酸基の場合は、X_3、X_4は一方
    が水酸基、他方が低級アルキルアミノ基、X_1がアミ
    ノ基の場合はX_3、X_4は一方はアミノ基、他方が
    低級アルキルアミノ基を表わすものとする。Rは置換さ
    れていてもよいアルキル基、アラルキル基、アリール基
    、シクロアルキル基または複素環残基を表わし、X_1
    が水酸基の場合、−S−R基は水酸基のオルト位に置換
    されているものとする。〕 で示されるアントラキノン系化合物。
JP61001915A 1986-01-07 1986-01-07 アントラキノン系化合物 Expired - Lifetime JPH0696548B2 (ja)

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JPH0696548B2 JPH0696548B2 (ja) 1994-11-30

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56135554A (en) * 1980-02-26 1981-10-23 Siemens Ag Multicoloring anthraquinone dye and manufacture
JPS57123257A (en) * 1980-12-12 1982-07-31 Bayer Ag Anthraquinone dyes, manufacture, use and liquid crystal substance containing same
JPS58196260A (ja) * 1982-05-03 1983-11-15 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト アントラキノン染料を含有する二色性液晶物質

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56135554A (en) * 1980-02-26 1981-10-23 Siemens Ag Multicoloring anthraquinone dye and manufacture
JPS57123257A (en) * 1980-12-12 1982-07-31 Bayer Ag Anthraquinone dyes, manufacture, use and liquid crystal substance containing same
JPS58196260A (ja) * 1982-05-03 1983-11-15 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト アントラキノン染料を含有する二色性液晶物質

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