JPS6215982B2 - - Google Patents

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JPS6215982B2
JPS6215982B2 JP51115762A JP11576276A JPS6215982B2 JP S6215982 B2 JPS6215982 B2 JP S6215982B2 JP 51115762 A JP51115762 A JP 51115762A JP 11576276 A JP11576276 A JP 11576276A JP S6215982 B2 JPS6215982 B2 JP S6215982B2
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JP
Japan
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comparator
solenoid valve
signal
excitation coil
output
Prior art date
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JP51115762A
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English (en)
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JPS5341971A (en
Inventor
Takao Sato
Tetsuo Ito
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5341971A publication Critical patent/JPS5341971A/ja
Publication of JPS6215982B2 publication Critical patent/JPS6215982B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電磁弁の故障検出装置に関するもの
である。
原子力プラント、化学プラント等のシステムに
おいては、使用される電磁弁の故障を実装状態で
検出することが要求される。
そのため、従来、電磁リレーのようなものの場
合には、その接点を閉成させるのではなく、閉成
動作に移り、閉成完了する前の段階で、故障を判
定することにより、被制御装置へ影響を与えるこ
となく、故障検出を行なうことが知られている。
すなわち、第1図の動作波形に示すように、a
の励磁電圧を接点が閉成する以前の時刻t0まで印
加し、その後励磁を開閉して、励磁コイルの両端
に誘起される電圧が、正常時と接点溶着時のよう
な故障時とで、b,cに示すように、振幅または
高調波成分で異なることを利用して、電磁リレー
の故障検出を行なうものである。
ところで、上述した従来の検出方法では、実際
には接点を閉成しないので、電磁リレーの同期的
な監視には有効であるが、一方、実際に電磁弁に
作動指令を与えた時、それが正常に動作したか否
かを遠方からオンラインで確認できる機能を要求
されることが多い。
特に、原子炉制御棒の駆動用に使用される水圧
切換用電動弁などは、数も多く、原子炉建屋内に
設置されるため、遠方からその動作を確認できる
ことが望ましい。
第2図は、この種原子炉制御棒駆動装置の構成
を示すもので、制御棒1は原子炉圧力容器2を貫
通して配置され、水圧源3の水圧を電動弁4〜7
によつて切換えてピストン8を動かして駆動する
ようになつている。
電気出力100万kW級の沸騰水形原子炉では、
制御棒は200本近くの多数本となるので、この電
動弁4〜7が正常に動作しているか否かを、何ら
かのトランスジユーサ設置によつて検出しようと
すると、トランスジユーサが約800個も必要とな
るし、その信号線も膨大な数になつてしまう。
本発明の目的は、電磁弁の励磁電流が交流であ
る場合、直流である場合を問わず、電磁弁の故障
を確実に検出できる電磁弁の故障検出装置を提供
することにある。
本発明の特徴は、励磁コイルの励磁電流を検出
する検出手段と、前記電流の検出信号の位相を遅
延させる遅延手段と、前記遅延手段の出力信号と
前記検出信号の一方を基準として他方とのレベル
を比較して2値信号を出力するコンパレータと、
前記励磁コイルが励磁された時に所定幅のパルス
信号を出力する回路と、前記パルス信号が出力さ
れている期間の間、前記コンパレータの出力信号
のパルス数を計数するカウンタとを設けたことに
ある。
以下本発明の実施例を図面により詳細に説明す
る。
なお、一般に、電磁弁の故障としては、 (1) 励磁コイルの断線または相間短絡 (2) 可動部分の錆あるいは異物混入などの原因に
よるステイツク(固着) (3) シール部あるいは本体からの制御体の漏洩な
どがあるが、本発明では、これらの内の(1)およ
び(2)を検出対象とするものである。
第3図は本発明による電磁弁の故障検出装置の
一実施例を示すもので、10は交流電源、11お
よび12はスイツチ、13は抵抗、20はコンパ
レータ、21は遅延回路、22は抵抗、23はア
ンドゲート、24はカウンタ、25は単安定マル
チバイブレータ、26はフリツプフロツプ、27
は表示灯、28はリセツト入力端子、30は電磁
弁、31および32はそれぞれ電磁弁30の励磁
コイルおよびアーマチユアを示す。
第4図は、電磁弁30が正常である場合におけ
る第3図の各部の動作波形を示すもので、aは励
磁コイル30の励磁電圧、bはコンパレータ20
の入力電圧(実線はコンパレータ20の負接点に
入力される電圧、破線は遅延回路21を介してコ
ンパレータ20の正接点に入力される電圧、cは
コンパレータ20の出力信号、dは単安定マルチ
バイブレータ25の出力信号、eはカウンタ24
に入力されるアンドゲート23の出力信号を示
す。
以下、電磁弁30が正常な場合における第3図
の動作を第4図を参照しながら説明する。スイツ
チ11を閉成すると、交流電源10からの電圧に
よつて、第4図aのような励磁電圧が励磁コイル
31に印加される。これにより電磁弁30が励磁
され、可動部であるアーマチユア32が動作す
る。つまり、通常、アーマチユア32は励磁開始
から若干遅れて変位動作が開始され、初期の変位
変化率と全開又は全閉直前の変位変化率は、途中
の変化率に比べて緩慢となる非線形特性となつて
いる。この非線形特性に応じて、電磁弁30の磁
気回路パーミアンスも非線形に変化するので、励
磁コイル31のインダクタンスも非線形な変化と
なる。これによつて、励磁コイル31に流れる励
磁電流は、第4図bの実線で示すように変化し、
アーマチユア32の変位動作中に振動的な電流波
形、即ち極値を有するものとなる。この変化は、
コンパレータ20、遅延回路21および抵抗22
で構成される極値検出回路によつて、次のように
検出される。
コンパレータ20の反転入力端子は直接抵抗1
3の一端に、非反転入力端子は遅延回路21を通
して同様に抵抗13の一端に接続されている。ま
た、反転入力端子の入力電圧をV-、非反転入力
端子の入力電圧をV+とすると、V+>V->0また
はV-<V+<0となつた時、コンパレータ20の
出力が“1”となるように構成されている。
このため、入力波形の変曲点でコンパレータ2
0の出力が第4図cのように変化する。
単安定マルチバイブレータ25は、スイツチ1
1の閉成と同時に閉成されるスイツチ12により
トリガされ、その出力Qが第4図dに示すように
一定時間“1”となるパルス信号を出力する。
アンドゲート23は、コンパレータ20の出力
信号(第4図c)と単安定マルチバイブレータ2
5の出力信号(第4図d)を入力して第4図eに
示すパルス信号を出力する。このパルス信号は、
カウンタ24に入力される。カウンタ24は、第
4図eに示すパルス信号のパルス数をカウントす
る。カウントされたパルス数が、電磁弁30が正
常である場合の規定値になつた時には、カウンタ
24はフリツプフロツプ26をセツトする信号
Q2を出力する。フリツプフロツプ26は、表示
灯27に電磁弁30が正常である旨を表示させ
る。
なお、カウンタ24およびフリツプフロツプ2
6はスイツチ11の投入と同時に入力端子28か
らの信号でリセツトしておくことは言うまでもな
い。
第5図は、電磁弁30が異常である場合におけ
る第3図の各部の動作波形を示すものである。a
は励磁コイル30の励磁電圧、bはコンパレータ
20の入力電圧(実線はコンパレータ20の負接
点に入力される電圧、破線は遅延回路21を介し
てコンパレータ20の正接点に入力される電
圧)、cはコンパレータ20の出力信号、dは単
安定マルチバイブレータ25の出力信号、eはア
ンドゲート23の出力信号である。
第5図に基づいて電磁弁30が異常である場合
の第3図の動作を説明する。例えば、アーマチユ
ア32がステイツクしている時には、励磁電流
が、第5図bの実線のようになり、コンパレータ
20の負接点に入力される。遅延回路21の出力
は、第5図bの破線で示され、コンパレータ20
の正接点に入力される。第5図cに示すコンパレ
ータ20の出力信号と第5図dに示す単安定マル
チバイブレータ25の出力信号がアンドゲート2
3に入力される。これらの入力信号を受けたアン
ドゲート23は、第5図eに示すパルス信号をカ
ウンタ24に出力する。カウンタ24は、第5図
eのパルス信号のパルス数をカウントするが、パ
ルス数が規定値に達しないので、表示灯27は異
常状態であることを表示する。励磁コイル31が
破線していた場合も同じである。
また、上述した例では、電磁弁が交流電源によ
つて励磁する場合について述べたが、直流電源に
よつて電磁弁が励磁される場合も、カウンタの段
数を適当に選定することにより、全く同じように
検定できることは言うまでもない。
以上述べたように、本発明によれば、電磁弁の
励磁電流が直流であつても交流であつても簡単な
構造で、電磁弁の故障を確実に検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の故障検出方式を説明する動作波
形図、第2図は原子炉制御棒駆動装置の構成図、
第3図は本発明における電磁弁の故障検出装置の
一実施例の回路構成図、第4図は正常状態におけ
る第3図の各部の動作説明図、第5図は異常状態
における第3図の各部の動作説明図である。 11,12……スイツチ、20、……コンパレ
ータ、21……遅延回路、23……アンドゲー
ト、24……カウンタ、26……フリツプフロツ
プ、27……表示灯、30……電磁弁、31……
励磁コイル、32……アーマチユア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 弁体と連動するアーマチユアと、前記アーマ
    チユアを駆動する励磁コイルとを具えて成る電磁
    弁の故障を検出する装置において、前記励磁コイ
    ルの励磁電流を検出する検出手段と、前記電流の
    検出信号の位相を遅延させる遅延手段と、前記遅
    延手段の出力信号と前記検出信号の一方を基準と
    して他方とのレベルを比較して2値信号を出力す
    るコンパレータと、前記励磁コイルが励磁された
    時に所定幅のパルス信号を出力する回路と、前記
    パルス信号が出力されている期間の間、前記コン
    パレータの出力信号のパルス数を計数するカウン
    タと、該計数値が規定値以上のとき正常とし規定
    値未満のとき異常とする判定手段と、を備えて構
    成されることを特徴とする電磁弁の故障検出装
    置。
JP11576276A 1976-09-29 1976-09-29 Fault detector of electromagnetic device Granted JPS5341971A (en)

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JP11576276A JPS5341971A (en) 1976-09-29 1976-09-29 Fault detector of electromagnetic device

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JPS5341971A JPS5341971A (en) 1978-04-15
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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5204633A (en) * 1992-02-25 1993-04-20 International Business Machines Corporation Electromagnetic contactor with closure fault indicator
JP6068058B2 (ja) * 2012-08-29 2017-01-25 富士電機株式会社 電磁接触器
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4895166A (ja) * 1972-03-14 1973-12-06
JPS4935867A (ja) * 1972-08-09 1974-04-03

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