JPS62158831A - 真空冶金用鋳型自動幅可変装置 - Google Patents

真空冶金用鋳型自動幅可変装置

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JPS62158831A
JPS62158831A JP29801685A JP29801685A JPS62158831A JP S62158831 A JPS62158831 A JP S62158831A JP 29801685 A JP29801685 A JP 29801685A JP 29801685 A JP29801685 A JP 29801685A JP S62158831 A JPS62158831 A JP S62158831A
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vacuum
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plane
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JP29801685A
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Shinichi Harada
原田 新一
Yoshinobu Ishihara
石原 義信
Hideki Otsuka
秀樹 大塚
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は真空冶金装置に係り、より詳細には、プラズマ
溶解炉、電子ビーム(EB)溶解炉などの真空冶金装置
における自動的に幅可変可能な鋳型に関する。
(従来の技術及び解決しようとする問題点)プラズマ溶
解炉、EB溶解炉などの真空冶金装置は、高純度溶解、
合金元素の高歩留り添加等が可能であることから、近年
の高品質製品化に伴いますます利用されるようになって
きている。そのため、真空溶解装置の高能率操業が必要
となり、特に各種サイズの鋳込みを迅速に可能にする技
術の開発が望まれている。
このような鋳込みを可能にするには鋳型を可変式にする
のが有利であると考えられているが、従来の真空冶金用
鋳型は、溶融金属と接触するインサートがハースと一体
構造であり、シール等々の真空冶金装置固有の問題があ
るため、現実にはスラブ用鋳型でも幅可変式のものは存
在しなかった。
この点について詳述するならば次のとうりである。
鋼の連鋳装置には自動幅可変式鋳型が採用されており、
連続操業を可能にして生産性の向上に大きく寄与してい
るところである。この自動幅可変式鋳型には1周知の如
く広面開放機構、広面クランプ機構、狭面送り機構等の
幅可変に要する諸機構が装着されている。そして、サイ
ズ替を行うに当っては、まず、(1)ロータリーアクチ
ェータを作動させて広面クランプネジ軸を後進させ、ク
ランプを解除し、次いで、(2)広面開放シリンダを作
動させて広面の間隔を押し広げた後、(3)狭面送り駆
動をウオーム減速機を介して狭面送り駆動ネジ軸に伝え
、これを回転させることによって狭面送すネジ軸を前後
進させてサイズ替を行う。
そして、(4)再び広面をクランプしてサイズ替終了と
なる。
しかし乍ら、上記のような鋼の連鋳用の自動幅可変式鋳
型をそのまま真空冶金用の鋳型に採用すると、以下(1
)、(2)のような問題がある。
(1)  l型の幅替を行なうためには、モータ、減速
機、シリンダなどの駆動機器が必要となるが、一般的に
市販されているこれらの機器は駆動軸の部分などに真空
に対処できるシールが施されていないため、潤滑油が蒸
発する等々の問題が生じるし、また、減速機のケーシン
グ材質としては一般に鋳鋼が用いられているため、真空
容器中での使用には不適当である等々、真空対策上の諧
問題がある。
(2) これらの問題を解決するために、たとえ、モー
タ、減速機などのシール方法や材質を真空用のものに変
え、更に狭面送り用のネジ軸の出側部分のシールを真空
用のものにしたにしても、新たに、機構の作動に伴いそ
の内部の空間の体積変化の吸収(ブリージング)ができ
なくなるという問題が残る。
一方、他の方策として、真空冶金における製品のサイズ
替に対してサイズに応じた鋳型を用意し、サイズ替毎に
鋳型を交換する方法、手動式の幅可変構造にする方法な
ども考えられるが、これらのの方法では、鋳型の交換時
に溶解チャンバを一旦大気に開放することが必要となり
、真空引き、鋳型交換に要する所要時間を考えると、鋳
造のサイクルタイムが必然的に長くなってしまうという
問題があり、高能率、高生産性の要請に応えることが不
可能である。
本発明は、上記従来技術の渚問題を解決するべくなされ
たものであって、真空冶金装置の真空容器を大気に開放
することなく、更に自動的かつ迅速に鋳型のサイズ替を
行なうことができ、同時に真空容器を油洩れにより汚染
されない真空冶金用自動幅可変式鋳型を提供することを
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、鋳型の自動幅可変
に要する機構を各々真空と遮断するチャンバ内に入れる
構成を骨子とするもので、その要旨とするところは、幅
可変可能な鋳型を真空容器内に配設してなる真空冶金装
置において、前記鋳型の幅可変に要する広面クランプ機
構、広面開放機構、狭面送り機構などの機構及び機器の
一部又は全部を各々真空チャンバ型にすると共に各機構
用チャンバを連通させて真空容器外の大気に開放させ、
かつ、各機構の駆動軸を該チャンバの外壁 −を貫通し
て該鋳型に接続してなることを特徴とする真空冶金用自
動幅可変式鋳型にある。
以下に本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
(実施例) 第1図乃至第3図は本発明の一実施例に係る自動幅可変
式鋳型を示しており、第1図は平面図、第2図は側断面
図、第3図は正面図である。
図中、2は広面鋼壁で対をなし、各々が広面バックアッ
ププレート1により支持されており、4は狭面鋼壁で対
をなし、各々が狭面バックアッププレート3により支持
されていて、各広面及び狭面バックアッププレートとも
フレーム(図示せず)に摺動可能に装着されている。
広面バックアッププレート1の端部には、第1図に示す
如く広面クランプネジ軸14が連結され、ロータリーア
クチェータ13によって前後進可能になっている。これ
らの広面クランプ機構は広面クランプ機構用チャンバ1
2内に収納されており、このチャンバ内の空間は真空容
器の真空(溶解チャンバ)と隔絶されていると共にエア
ー配管15によって後述の狭面送り機構用チャンバ5の
内部に連通している。
また、広面開放機構の広面開放シリンダ17も広面バッ
クアッププレート1に連結されており、この広面開放機
構も第3図に示す如く広面開放機構用チャンバ16内に
収納され、このチャンバ内の空間も真空容器の真空(溶
解チャンバ)と隔絶されていると共にエアー配管18に
よって後述の狭面送り機構用チャンバ5の内部に連通し
ている。
一方、狭面バックアッププレート3には、第2図に示す
如く狭面送すネジ軸11が連結され、この狭面送すネジ
軸11に狭面送り駆動ネジ軸10が装着されていて、第
1図に示す如く狭面送り駆動軸8の駆動により、カップ
リング7及びウオーム減速機6を介して前記狭面送り駆
動ネジ軸10が回転し、前記狭面送すネジ軸11が前後
進して狭面バックアッププレート3、すなわち狭面鋼壁
4が移動可能となるように構成されている。なお、狭面
送り駆動軸8には、第4図に示すように、その先端にベ
ルト車21が装着されており、ベルト22を介して、真
空容器外に別途配置した駆動機構23の駆動軸19の駆
動が伝えられるようになっている。この駆動軸19は真
空容器のチャンバ外壁20を気密的に貫通している。第
4図において100は鋳型を示している。また、前述の
狭面送すネジ軸11、狭面送り駆動ネジ軸10、カップ
リング7、ウオーム減速機6などの狭面送り機構は、狭
面送り機構用チャンバ5内に収納されており、このチャ
ンバ5は、前述の如く広面クランプ機構用チャンバ12
及び広面開放機構用チャンバ16とエアー配管工5.1
8を介して連通していると共に、第2図及び第4図に示
す如くエアーホース9を介して真空容器外の大気に連通
している。このように各機構を真空チャンバ型とし、各
々を連通させて大気に開放する構成により、各機器は通
常のものが使用できるし1機構内部の体積変化の吸収も
可能となり、更には機器の油洩れがあっても真空容器内
を汚染することがない。
なお1本実施例では、狭面送り機構用チャンバ5をエア
ーホース9を介して真空容器外の大気に連通させ、以っ
て他の機構用チャンバも大気に連通させ・だが、各機構
用チャンバのうち適当なチャンバのみを直接大気に連通
させるようにすることも可能である。また、狭面送り機
構の駆動軸19を真空容器外の別の駆動機構23に接続
したが、要するに、各機構のうち真空中での使用が問題
となる機構及び機器を各々真空から遮断するべくチャン
バ内に収納するようにすればよい。
また、広面クランプ機構、広面開放機構、狭面送り機構
などの駆動部としては、鋼の連鋳用の場合と同様、モー
タ、減速機、シリンダなどを用いればよく、特に制限さ
れるものではない。
(作用) 本実施例の鋳型で幅替は次の順序で行われる。
まず、ロータリーアクチェータ13によって広面クラン
プネジ軸14を後退させ、広面クランプが開放される。
次に、広面開放シリンダ17によって広面間隔が広げら
れる(広面開放)。そして。
広面開放後、真空容器外に設けた駆動機構23の駆動軸
19の駆動により、ベルト22、ウオーム減速機6.狭
面送り駆動軸8を介して狭面送り駆動ネジ軸10を回転
させ、狭面送すネジ軸11を前後進させてサイズ替を行
う。最後に、ロータリーアクチェータ13によって広面
クランプネジ軸14を前進させて広面クランプを行い、
サイズ替終了となる。
なお、本発明はスラブ、その他の各種寸法、形状の鋳片
用の鋳型に適用でき、またプラズマ溶解炉、EB溶解炉
等々の各種真空溶解炉にも同様に適用できることは云う
までもない。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、真空冶金装置に
おける鋳型の幅可変に要する各機構及び機器を真空チャ
ンバ型にし、各々連通させて大気に開放させたので、鋳
型のサイズ替をその都度真空容器を大気に開放すること
なく、自動的、かつ、迅速に実施でき、サイクルタイム
を大幅に短縮でき、したがって、真空冶金装置の高能率
化、高生産性の要請に応えることが可能である。更には
、サイズ替に要する駆動機器の油洩れにより真空容器を
汚染する可能性も低減でき、またそれらの駆動機器はブ
リージングも可能であるのでシール、材質などを真空用
に特別に変える必要がなく、構成の簡易化、作業性の向
上も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例に係る真空冶金用
自動幅可変式鋳型を示す図で、第1図は平面図、第2図
は側断面図、第3図は正面図、第4図は狭面送り機構の
チャンバ内配置を概略的に示す平面図である。 1・・・広面バックアッププレート、2・・・広面鋼壁
、3・・・狭面バックアッププレート、4・・・狭面鋼
壁、5・・・狭面送り機構用チャンバ、 6・・・ウオーム減速機、  7・・・カップリング、
8・・・狭面送り駆動軸、 9・・・エアーホース、1
0・・・狭面送り駆動ネジ軸。 11・・・狭面送すネジ軸、 12・・・広面クランプ機構用チャンバ、13・・・ロ
ータリーアクチェーチ、 14・・・広面クランプネジ軸、15・・・エアー配管
、16・・・広面開放機構用チャンバ、 17・・・広面開放シリンダ、18・・・エアー配管、
19・・・駆動軸、      20・・・チャンバ外
壁。 21・・・ベルト車、     22・・・ベルト。 23・・・駆動機構、     100・・・鋳型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 幅可変可能な鋳型を真空容器内に配設してなる真空冶金
    装置において、前記鋳型の幅可変に要する広面クランプ
    機構、広面開放機構、狭面送り機構などの機構及び機器
    の一部又は全部を各々真空チャンバ型にすると共に各機
    構用チャンバを連通させて真空容器外の大気に開放させ
    、かつ、各機構の駆動軸を該チャンバの外壁を貫通して
    該鋳型に接続してなることを特徴とする真空冶金用自動
    幅可変式鋳型。
JP29801685A 1985-12-28 1985-12-28 真空冶金用鋳型自動幅可変装置 Expired - Lifetime JPH062914B2 (ja)

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