JPS62158707A - ブチルゴム製造プロセスにおけるイソプレンの回収方法 - Google Patents
ブチルゴム製造プロセスにおけるイソプレンの回収方法Info
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- JPS62158707A JPS62158707A JP24981586A JP24981586A JPS62158707A JP S62158707 A JPS62158707 A JP S62158707A JP 24981586 A JP24981586 A JP 24981586A JP 24981586 A JP24981586 A JP 24981586A JP S62158707 A JPS62158707 A JP S62158707A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J11/00—Recovery or working-up of waste materials
- C08J11/02—Recovery or working-up of waste materials of solvents, plasticisers or unreacted monomers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C7/00—Purification; Separation; Use of additives
- C07C7/12—Purification; Separation; Use of additives by adsorption, i.e. purification or separation of hydrocarbons with the aid of solids, e.g. with ion-exchangers
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ブチルゴムは早期に開発された合成ゴムの1種である。
このゴムはイソブチレンと共役多オレフィン、通常はイ
ソプレンとの共重合体である。永年、再循環モノマー流
体が重合反応を妨害するから、イソプレンはブチルゴム
プロセス内に再循環できないと考えられていた。相当長
期間イソプレンを廃棄した後になって、この毒作用の原
因が解明された。現在では、この毒作用はイソブチレン
のIllとの反応からt−ブチル塩化物(t−BO2)
が生成する結果であることが明らかになっている。
ソプレンとの共重合体である。永年、再循環モノマー流
体が重合反応を妨害するから、イソプレンはブチルゴム
プロセス内に再循環できないと考えられていた。相当長
期間イソプレンを廃棄した後になって、この毒作用の原
因が解明された。現在では、この毒作用はイソブチレン
のIllとの反応からt−ブチル塩化物(t−BO2)
が生成する結果であることが明らかになっている。
このt−ブチル塩化物は分別によって、再循環イソプレ
ンの中に濃縮される傾向があり、重合に対して連鎖移動
剤として作用する。その結果、低分子量の共重合体が生
成する。
ンの中に濃縮される傾向があり、重合に対して連鎖移動
剤として作用する。その結果、低分子量の共重合体が生
成する。
t−ブチル塩化物とイソプレンとは標準的な分別技術を
用いたのでは容易に分離できないから、ブチルゴムプラ
ントでは、ブチルゴムプロセスに使用された未反応のイ
ソプレンを再循環することなく、今なお廃棄している。
用いたのでは容易に分離できないから、ブチルゴムプラ
ントでは、ブチルゴムプロセスに使用された未反応のイ
ソプレンを再循環することなく、今なお廃棄している。
その結果、重合コストの大巾な増加となっている。例え
ば、50.000 トン7年のブチルゴムプラントでは
、イソプレンの回収によって年間的eoo、oooドル
のイソプレン原料コストが低減されるであろう。
ば、50.000 トン7年のブチルゴムプラントでは
、イソプレンの回収によって年間的eoo、oooドル
のイソプレン原料コストが低減されるであろう。
プロセス流体からハロゲン化物を除去する方法として多
くの技術が公知である。例えばアメリカ特許No、 4
,020,117に見られる如く、メタンの(オキシ)
塩素化による塩化メチルと塩化メチレンの製造において
、塩化物は、シリカゲル、活性炭素、活性アルミナ、モ
レキュラーシーブまたはそれらを組み合わせた吸着物質
の層におけるガス相吸着によって回収できる。吸着は約
−50℃から約20℃において行なわれる。吸着された
ハロゲン化物は約100℃から400℃で吸着状態から
放出される。
くの技術が公知である。例えばアメリカ特許No、 4
,020,117に見られる如く、メタンの(オキシ)
塩素化による塩化メチルと塩化メチレンの製造において
、塩化物は、シリカゲル、活性炭素、活性アルミナ、モ
レキュラーシーブまたはそれらを組み合わせた吸着物質
の層におけるガス相吸着によって回収できる。吸着は約
−50℃から約20℃において行なわれる。吸着された
ハロゲン化物は約100℃から400℃で吸着状態から
放出される。
同様に、ドイツ特許No、 2 、839 、51 [
i 5はアルミナまたはカルシウム化合物の層の中に排
出ガス流れを通過させてハロゲンまたはハロゲン化され
た炭化水素のような汚染物質を除去することからなるガ
ス精製方法を開示している。
i 5はアルミナまたはカルシウム化合物の層の中に排
出ガス流れを通過させてハロゲンまたはハロゲン化され
た炭化水素のような汚染物質を除去することからなるガ
ス精製方法を開示している。
英国特許Nα1.438,246は不純物を含んだクロ
ロホルムプロセス流体を活性炭またはアルミナと気相で
接触させて反応させることを開示している。
ロホルムプロセス流体を活性炭またはアルミナと気相で
接触させて反応させることを開示している。
クロロホルム中に不純物として存在するCl12CI2
B「がクロロホルムと反応してCllCl 2 Brお
よびC112CI22を生成し、これがその後蒸留によ
って容易に分離されることを主張している。
B「がクロロホルムと反応してCllCl 2 Brお
よびC112CI22を生成し、これがその後蒸留によ
って容易に分離されることを主張している。
ソ連特許No、 500.597は、再循環塩化メチレ
ン−イソブチレンの流れを最初蒸気相で、それから10
℃から20℃の液相でアルミナに通して、精製すること
を開示している。この方法は水、ジメチルエーテルおよ
びIICρを流れから分離できることが開示されている
。
ン−イソブチレンの流れを最初蒸気相で、それから10
℃から20℃の液相でアルミナに通して、精製すること
を開示している。この方法は水、ジメチルエーテルおよ
びIICρを流れから分離できることが開示されている
。
アメリカ特許No、 2.347.945は液相または
気相の何れかの状態で「接触物質」と接触させて炭化水
素の流れから有機のフッ化物を除去する方法を開示して
いる。この接触物質はアルミナ、水和ボーキサイト、酸
化クロム、および鉄族の金属であって、特に不活性な支
持体の上に沈積したニッケルが良い。
気相の何れかの状態で「接触物質」と接触させて炭化水
素の流れから有機のフッ化物を除去する方法を開示して
いる。この接触物質はアルミナ、水和ボーキサイト、酸
化クロム、および鉄族の金属であって、特に不活性な支
持体の上に沈積したニッケルが良い。
アメリカ特許No、 3,884.243は炭化水素を
脱水活性アルミナ、例えばボーキサイト上に潅注するこ
とによって炭化水素の流れから、塩素化合物(を機また
は無機)を除去する方法を開示している。
脱水活性アルミナ、例えばボーキサイト上に潅注するこ
とによって炭化水素の流れから、塩素化合物(を機また
は無機)を除去する方法を開示している。
吸着操作は高温例えば98℃の時より室温時の方が効率
が良いと言われている。同様に、アメリカ特許No、
3,862.900はモレキュラーシーブ(孔の大きさ
、7−11A)上で有機・ハロゲン化物の室温吸着を開
示している。
が良いと言われている。同様に、アメリカ特許No、
3,862.900はモレキュラーシーブ(孔の大きさ
、7−11A)上で有機・ハロゲン化物の室温吸着を開
示している。
アメリカ特許No、 2 、412 、220は炭化水
素の流れを触媒的に水素化または脱水素する能力を持つ
アルミナの層に通すことによって炭化水素の流れから有
機フッ化物を除去する方法を開示している。溢流流体は
フッ化ケイ素を含有しているがこれはこの炭化水素の流
れをNaOHのようなアルカリ金属水酸化物で処理しそ
れから例えば木炭めような非シリカ質の粒状i濾過媒体
で濾過することによって引き続き除去できると主張して
いる。同様なものとして、アメリカ特許No、 2.3
91.149は炭化水素をアルカリ金属水酸化物を予め
含浸させたアルミナと接触させることによる炭化水素の
流れからのフッ化物除去を開示している。
素の流れを触媒的に水素化または脱水素する能力を持つ
アルミナの層に通すことによって炭化水素の流れから有
機フッ化物を除去する方法を開示している。溢流流体は
フッ化ケイ素を含有しているがこれはこの炭化水素の流
れをNaOHのようなアルカリ金属水酸化物で処理しそ
れから例えば木炭めような非シリカ質の粒状i濾過媒体
で濾過することによって引き続き除去できると主張して
いる。同様なものとして、アメリカ特許No、 2.3
91.149は炭化水素をアルカリ金属水酸化物を予め
含浸させたアルミナと接触させることによる炭化水素の
流れからのフッ化物除去を開示している。
現状の技術から、ハロゲン化物含有プロセス流体の精製
には、一般的に活性炭やアルミナのような物質を使えば
良いことが分かるが、これらの開示から明らかなとおり
、すべての有機ハロゲン化物がこれらの開示物質および
現状の技術で得られる物質と接触させることによって除
去できるわけではない。さらに、このような炭化水素の
流れからの、t−ブチル塩化物除去に関する開示は見当
らない。また、イソプレンの流れからのt−ブチル塩化
物の除去に対しである特別な接触媒体が他のものより好
ましいという結論が得られるような開示はない。
には、一般的に活性炭やアルミナのような物質を使えば
良いことが分かるが、これらの開示から明らかなとおり
、すべての有機ハロゲン化物がこれらの開示物質および
現状の技術で得られる物質と接触させることによって除
去できるわけではない。さらに、このような炭化水素の
流れからの、t−ブチル塩化物除去に関する開示は見当
らない。また、イソプレンの流れからのt−ブチル塩化
物の除去に対しである特別な接触媒体が他のものより好
ましいという結論が得られるような開示はない。
ブチルゴム重合プロセスからのイソプレン回収ラインの
流体がアルミナを用いて処理することによって、精製で
きることが発見されたことはすばらしい。処理されたイ
ソプレンはブチルゴムプロセスに再循環して使用できる
。
流体がアルミナを用いて処理することによって、精製で
きることが発見されたことはすばらしい。処理されたイ
ソプレンはブチルゴムプロセスに再循環して使用できる
。
好ましい具体例においては、この炭化水素流れは約40
℃から約80℃の温度においてアルミナと接触する。驚
くべきことには、高温時の方がすぐれたハロゲン除去結
果をもたらす。
℃から約80℃の温度においてアルミナと接触する。驚
くべきことには、高温時の方がすぐれたハロゲン除去結
果をもたらす。
ブチルゴムはイソオレフィンと共役多オレフィンとの共
重合体である。この用途の広い共重合体はイソオレフィ
ンの主要部分と、少量の、好ましくは300重冊パーセ
ント超えない共役多オレフィンとから成っている。この
共重合体は約85から99.5重冊パーセント(好まし
くは95から99.5重冊パーセント)のイソオレフィ
ンと約15から 0.5重冊パーセント(好ましくは約
5から0.5重冊パーセント)の、炭素原子数が約4か
ら14の多オレフィンから成るのが好ましい。これらの
共重合体は発明や文献では「ブチルゴム」と呼ばれてい
る。
重合体である。この用途の広い共重合体はイソオレフィ
ンの主要部分と、少量の、好ましくは300重冊パーセ
ント超えない共役多オレフィンとから成っている。この
共重合体は約85から99.5重冊パーセント(好まし
くは95から99.5重冊パーセント)のイソオレフィ
ンと約15から 0.5重冊パーセント(好ましくは約
5から0.5重冊パーセント)の、炭素原子数が約4か
ら14の多オレフィンから成るのが好ましい。これらの
共重合体は発明や文献では「ブチルゴム」と呼ばれてい
る。
例えばG、Sウィツトバイ(Whitby) [ジョン
ライレイ アンド サン社(John Wiley
and 5ons、Inc)の1954年版]によるテ
キストブック合成ゴムの608頁から 609頁などを
参照されたい。本明細書や特許請求の範囲で使用してい
る「ブチルゴム」の用語は前述の、炭素原子数4から7
のイソオレフィンと約0.5から20 ffi Hパー
セントの炭素原子数的4からIOの共役多オレフィンか
らなる共重合体を包含している。これらの共重合体が約
0.5から約5パーセントの共役多オレフィンを含有す
るのが好ましい。適当な共役多オレフィンにはイソプレ
ン、ブタジェン、ジメチルブタジェン、ピペリレンなど
が含まれる。好ましいイソオレフィンはイソブチレンで
ある。
ライレイ アンド サン社(John Wiley
and 5ons、Inc)の1954年版]によるテ
キストブック合成ゴムの608頁から 609頁などを
参照されたい。本明細書や特許請求の範囲で使用してい
る「ブチルゴム」の用語は前述の、炭素原子数4から7
のイソオレフィンと約0.5から20 ffi Hパー
セントの炭素原子数的4からIOの共役多オレフィンか
らなる共重合体を包含している。これらの共重合体が約
0.5から約5パーセントの共役多オレフィンを含有す
るのが好ましい。適当な共役多オレフィンにはイソプレ
ン、ブタジェン、ジメチルブタジェン、ピペリレンなど
が含まれる。好ましいイソオレフィンはイソブチレンで
ある。
工業的なブチルゴムはイソブチレンと少量のイソプレン
の共重合体である。ブチルゴムは一般に、重合稀釈剤と
して塩化メチルを使用し、フリーデル−クラフト触媒を
重合開始剤として用いたスラリー法で製造される。塩化
メチル稀釈剤を使うと、比較的安価なフリーデル−クラ
フト触媒が、イソブチレンやイソプレンの共重合モノマ
ーと同じようにその中に溶解するという利点がある。さ
らに、重合温度において、ブチルゴムポリマーは塩化メ
チルに不溶性であって微細な粒子となって溶液から沈澱
する。この重合は一般に、約−90℃から一100℃の
温度で行なわれる。参考としてアメリカ特許No、 2
、35 G 、 128および2,350.129を
参照されたい。
の共重合体である。ブチルゴムは一般に、重合稀釈剤と
して塩化メチルを使用し、フリーデル−クラフト触媒を
重合開始剤として用いたスラリー法で製造される。塩化
メチル稀釈剤を使うと、比較的安価なフリーデル−クラ
フト触媒が、イソブチレンやイソプレンの共重合モノマ
ーと同じようにその中に溶解するという利点がある。さ
らに、重合温度において、ブチルゴムポリマーは塩化メ
チルに不溶性であって微細な粒子となって溶液から沈澱
する。この重合は一般に、約−90℃から一100℃の
温度で行なわれる。参考としてアメリカ特許No、 2
、35 G 、 128および2,350.129を
参照されたい。
ドラフトチューブ反応器で行なわれる重合プロセスは連
続式である。原料モノマーおよび触媒は軸流ポンプの設
置されている反応器に連続的に供給される。ポンプは効
率の良い混合と熱伝達が達成できるように高速でブチル
ゴムスラリーを循環させる。塩化メチルの中に約20か
ら300重冊パーセントブチルゴムを含有したポリマー
のスラリーが連続的に反応器から輸送配管に溢流する。
続式である。原料モノマーおよび触媒は軸流ポンプの設
置されている反応器に連続的に供給される。ポンプは効
率の良い混合と熱伝達が達成できるように高速でブチル
ゴムスラリーを循環させる。塩化メチルの中に約20か
ら300重冊パーセントブチルゴムを含有したポリマー
のスラリーが連続的に反応器から輸送配管に溢流する。
ブチルゴムそのものが目的製品である場合は、スラリー
は輸送配管を経由して、約 140からtta。
は輸送配管を経由して、約 140からtta。
kPa(1,38から11.58絶対気圧)、65から
75℃で運転されるフラッシュタンクに供給される。ス
ラリーがフラッシュタンクに入る時に、入口ノズル内で
水蒸気および熱水と混合し、フラ・レシュタンク内で塩
化メチルと未反応モノマーが蒸発しこれは頂部から出て
回収される。ポリマーと水のスラリーは、水分除去と乾
燥を経て製品となる。
75℃で運転されるフラッシュタンクに供給される。ス
ラリーがフラッシュタンクに入る時に、入口ノズル内で
水蒸気および熱水と混合し、フラ・レシュタンク内で塩
化メチルと未反応モノマーが蒸発しこれは頂部から出て
回収される。ポリマーと水のスラリーは、水分除去と乾
燥を経て製品となる。
フラッシュされた塩化メチルと未反応モノマーは冷却さ
れ水分の殆んどは凝縮して除去される。
れ水分の殆んどは凝縮して除去される。
しかし再循環使用する前にはこの塩化メチル/炭化水素
の流れをさらに乾燥しなければならない。
の流れをさらに乾燥しなければならない。
この乾燥はアルミナ乾燥器で行なわれる。アルミナの触
媒作用のために塩化メチルの加水分解が起こり、Meo
llとlICI2が生成する。このIICβがイソブチ
レンと幾らか反応してt−ブチル塩化物を生成する。
媒作用のために塩化メチルの加水分解が起こり、Meo
llとlICI2が生成する。このIICβがイソブチ
レンと幾らか反応してt−ブチル塩化物を生成する。
塩化メチルとモノマーは標準的な分別技術によって分け
られる。塩化メチルとイソブチレンは回収されるがイソ
プレンはt−ブチル塩化物がその中に濃縮し、標準的な
分別技術では容易に分けられないから今までは廃棄され
ていた。本発明を実施すれば乾燥した回収イソプレンが
活性アルミナによる処理によって再利用できる所まで精
製される。
られる。塩化メチルとイソブチレンは回収されるがイソ
プレンはt−ブチル塩化物がその中に濃縮し、標準的な
分別技術では容易に分けられないから今までは廃棄され
ていた。本発明を実施すれば乾燥した回収イソプレンが
活性アルミナによる処理によって再利用できる所まで精
製される。
炭化水素の流れから、ハロゲン化物をある程度除去する
化合物は多種類あるが活性アルミナが最も効率のよい吸
着媒体である。本明細書ならびに特許請求の範囲で使用
している「活性アルミナ」の用語は、表面積の大きい脱
水アルミナであって通常プチルゴム工業において、塩化
メチルまたは他の流体から水を除去するための乾燥剤と
して好んで利用されている脱水アルミナを意味する。こ
の活性アルミナの仕様を満たす市販品の例に、カイザー
(Kalser) 201、アルコア(ALCOA)
)I−151およびペチネイ(PCCII INBY)
Aがあるがこれらは説明のためのものであって発明を
制限するものではない。
化合物は多種類あるが活性アルミナが最も効率のよい吸
着媒体である。本明細書ならびに特許請求の範囲で使用
している「活性アルミナ」の用語は、表面積の大きい脱
水アルミナであって通常プチルゴム工業において、塩化
メチルまたは他の流体から水を除去するための乾燥剤と
して好んで利用されている脱水アルミナを意味する。こ
の活性アルミナの仕様を満たす市販品の例に、カイザー
(Kalser) 201、アルコア(ALCOA)
)I−151およびペチネイ(PCCII INBY)
Aがあるがこれらは説明のためのものであって発明を
制限するものではない。
本発明の実施に当っては、回収されたイソプレンの流れ
は、アルミナ充填塔内で連続的にアルミナと接触する。
は、アルミナ充填塔内で連続的にアルミナと接触する。
炭化水素は竪型のアルミナ充填層を上向きにポンプ輸送
されるのが好ましい。炭化水素の流れをアルミナと接触
させるのに、この方法を変更することは、この技術の熟
練者にとっては容易である。例えば炭化水素を塔の下向
きに通したり、直列になった数個の容器に通すことがで
きる。液体イソプレン中の目的ハロゲン化物の殆んどす
べては60℃で1時間当りアルミナの1容に対しイソプ
レン1容の流u(IV/V/時間)でアルミナ層を1回
通すだけで除去できる。雰囲気温度よりも高温で精製が
行なわれることが好ましい。
されるのが好ましい。炭化水素の流れをアルミナと接触
させるのに、この方法を変更することは、この技術の熟
練者にとっては容易である。例えば炭化水素を塔の下向
きに通したり、直列になった数個の容器に通すことがで
きる。液体イソプレン中の目的ハロゲン化物の殆んどす
べては60℃で1時間当りアルミナの1容に対しイソプ
レン1容の流u(IV/V/時間)でアルミナ層を1回
通すだけで除去できる。雰囲気温度よりも高温で精製が
行なわれることが好ましい。
理論にとられれることを望まないので簡単に述べると、
ハロゲン化物除去の機構は化学吸着プロセスである。す
なわち、物理吸着に加えて、化学反応が行なわれ、有機
ハロゲン化物を他の有機化合物、この場合はイソブチレ
ンと無機のハロゲン化物に変換する。したがって、温度
を低くすることは吸着速度を増すことになる反面、温度
を高くすることは反応速度を増すことになる。律速因子
は化学反応であるから、温度を高くすれば良い結果が得
られる。
ハロゲン化物除去の機構は化学吸着プロセスである。す
なわち、物理吸着に加えて、化学反応が行なわれ、有機
ハロゲン化物を他の有機化合物、この場合はイソブチレ
ンと無機のハロゲン化物に変換する。したがって、温度
を低くすることは吸着速度を増すことになる反面、温度
を高くすることは反応速度を増すことになる。律速因子
は化学反応であるから、温度を高くすれば良い結果が得
られる。
本発明の方法におけるアルミナの吸着能力は塩素換算で
約3パーセントの塩化物を吸着する。通常の低温吸着法
と異なり、単なる高温ガスによる再生によって、本発明
の目的のためのアルミナを再生することはできない。ア
ルミナを最初苛性処理しついで水洗する必要がある。そ
のため、続いて必要となる水分除去工程と相まって、エ
ネルギコストが高くつくことがある。再生費が高いこと
およびその他の理由から使用済みアルミナを廃棄する方
が都合の良い場合が多い。
約3パーセントの塩化物を吸着する。通常の低温吸着法
と異なり、単なる高温ガスによる再生によって、本発明
の目的のためのアルミナを再生することはできない。ア
ルミナを最初苛性処理しついで水洗する必要がある。そ
のため、続いて必要となる水分除去工程と相まって、エ
ネルギコストが高くつくことがある。再生費が高いこと
およびその他の理由から使用済みアルミナを廃棄する方
が都合の良い場合が多い。
本発明の実施に当って、ハロゲン化された化合物の除去
すなわちイソプレンの流れからのt−ブチル塩化物の除
去は広範囲な温度条件で行なわれる。
すなわちイソプレンの流れからのt−ブチル塩化物の除
去は広範囲な温度条件で行なわれる。
ハロゲン化物の除去に対して使用できる温度は約−40
℃からオレフィン系炭化水素またはt−BCρが分解ま
たは重合を起こす温度までであって、例えば−40℃か
ら約120℃である。約O℃から80℃が好ましい。し
かし、アルミナによるハロゲン化物の除去が化学吸着で
あるから、ハロゲン化物の除去が高温で行なわれるのが
好ましい。ハロゲン化物の除去は約20℃から 120
℃で行われるが約40℃から約100℃がもっと好まし
く;約50℃から約80℃例えば約60℃から約80℃
がなお好ましい。高温において、ハロゲン化物の除去が
より良く行なわれるということはまったく予想されてい
なかったし、またそのことは、吸着を改善するには温度
を下げるのが良いという業界の認識に反するものである
。本明細書や、特許請求の範囲で用いている「高温」と
いう用語は20℃以上の温度を意味する。
℃からオレフィン系炭化水素またはt−BCρが分解ま
たは重合を起こす温度までであって、例えば−40℃か
ら約120℃である。約O℃から80℃が好ましい。し
かし、アルミナによるハロゲン化物の除去が化学吸着で
あるから、ハロゲン化物の除去が高温で行なわれるのが
好ましい。ハロゲン化物の除去は約20℃から 120
℃で行われるが約40℃から約100℃がもっと好まし
く;約50℃から約80℃例えば約60℃から約80℃
がなお好ましい。高温において、ハロゲン化物の除去が
より良く行なわれるということはまったく予想されてい
なかったし、またそのことは、吸着を改善するには温度
を下げるのが良いという業界の認識に反するものである
。本明細書や、特許請求の範囲で用いている「高温」と
いう用語は20℃以上の温度を意味する。
好ましい具体例においては、t−BCρの除去を30℃
以上の温度で行なう。さらに好ましいのは40℃以上で
ある。
以上の温度で行なう。さらに好ましいのは40℃以上で
ある。
イソプレンの流れからハロゲン化物を除去するのに、ア
ルミナが有効であることを実証するために静的な方法と
動的な方法の両方で実験を行なった。静的実験では、t
−Beρで汚染されたイソプレンをアルミナとガラスび
ん内で一定の温度で、アルミナがt−BCJ2除去に対
して定常状態に達するのに十分な時間接触させた。10
0/120メツシユのスペルコ(Supclco)支持
体上の5パーセント5P−2100を充填した直径17
8インチ、長さ10フイートのステンレスチール製のガ
スクロマトグラフィ(GC)を使って液体サンプルを分
析した。
ルミナが有効であることを実証するために静的な方法と
動的な方法の両方で実験を行なった。静的実験では、t
−Beρで汚染されたイソプレンをアルミナとガラスび
ん内で一定の温度で、アルミナがt−BCJ2除去に対
して定常状態に達するのに十分な時間接触させた。10
0/120メツシユのスペルコ(Supclco)支持
体上の5パーセント5P−2100を充填した直径17
8インチ、長さ10フイートのステンレスチール製のガ
スクロマトグラフィ(GC)を使って液体サンプルを分
析した。
動的実験は液体固体回分実験に類似した方法で行なった
。t−BCnで汚染されたイソプレンを、アルミナの静
止層経由貯槽へと大量に循環させた。
。t−BCnで汚染されたイソプレンを、アルミナの静
止層経由貯槽へと大量に循環させた。
この系の全容積に比し、循環率が大であるから、アルミ
ナ層を1回通ることによるt−l3CJの変換率は少量
となりそのため全システム内の液組成は実質的に均一で
あった。その結果、このシステムは均一混合回分式反応
器の挙動を示した。動的実験システムの概略を図に示す
。イソプレン/ t−BCAを貯槽1からポンプ2によ
りアルミナ層3を経由して貯槽1へと循環させる。サン
プル配管4でサンプルをGC分析のために抜き出し、G
Oカラム5を通して配管6を経由システムに戻した。本
発明の利点は次の諸例を参照すればもっと容易に評価で
きるであろう。
ナ層を1回通ることによるt−l3CJの変換率は少量
となりそのため全システム内の液組成は実質的に均一で
あった。その結果、このシステムは均一混合回分式反応
器の挙動を示した。動的実験システムの概略を図に示す
。イソプレン/ t−BCAを貯槽1からポンプ2によ
りアルミナ層3を経由して貯槽1へと循環させる。サン
プル配管4でサンプルをGC分析のために抜き出し、G
Oカラム5を通して配管6を経由システムに戻した。本
発明の利点は次の諸例を参照すればもっと容易に評価で
きるであろう。
例 1
静的イソプレン精製実験をペチネイ(PECIIINE
Y)タイプAの高表面積アルミナビード(大きさ2から
5ミリメートル)を最初真空炉で29.5インチの真空
で17時間115℃に加熱しそれから20インチの真空
で冷却したものを用いて行なった。t−BCRで汚染さ
れたイソプレン溶液は、4.9グラム(23℃において
5.8ミリリツトル)のt−BCJ2と494.8グラ
ムの蒸留イソプレンを混合して調整した。溶液は約9.
8101)pIIのt−BCl2を含有すると予想され
たがGC分析によると、溶液は11,210ppmのt
−BCJ2を含有していた。
Y)タイプAの高表面積アルミナビード(大きさ2から
5ミリメートル)を最初真空炉で29.5インチの真空
で17時間115℃に加熱しそれから20インチの真空
で冷却したものを用いて行なった。t−BCRで汚染さ
れたイソプレン溶液は、4.9グラム(23℃において
5.8ミリリツトル)のt−BCJ2と494.8グラ
ムの蒸留イソプレンを混合して調整した。溶液は約9.
8101)pIIのt−BCl2を含有すると予想され
たがGC分析によると、溶液は11,210ppmのt
−BCJ2を含有していた。
1.0グラムのM2O3と20ミリリツトル(13,6
58グラム)のt−BCJ /イソプレン溶液の供給物
をガラスびんに加えた、その後、そのびんを密封し約−
22℃から一20℃の恒温槽に382時間入れた。
58グラム)のt−BCJ /イソプレン溶液の供給物
をガラスびんに加えた、その後、そのびんを密封し約−
22℃から一20℃の恒温槽に382時間入れた。
AJ!203との接触後の溶液のGC分析によると、t
−llCl濃度は11.210から9.223ppmj
こ低下していた。
−llCl濃度は11.210から9.223ppmj
こ低下していた。
このことはアルミナ 100グラム当り2.71グラム
のt −Be flの除去能力、すなわち当ffi基準
で、アルミナ 100グラム当り1.07グラム“のH
CJの除去能力を表わす。アルミナ上でのt−BCJの
脱塩素化水素反応の結果、溶液中には若干のイソブチレ
ンが見出された。データを第1表にまとめている。
のt −Be flの除去能力、すなわち当ffi基準
で、アルミナ 100グラム当り1.07グラム“のH
CJの除去能力を表わす。アルミナ上でのt−BCJの
脱塩素化水素反応の結果、溶液中には若干のイソブチレ
ンが見出された。データを第1表にまとめている。
例 2
分析を実験の始めと終りにのみ行なった以外は例1と同
じ手順を繰り返した。接触時間381時間の後のGC分
析によれば、11,210ppmから9.92(1pp
mまでのt−BCβ濃度低下であった。このことは、2
.61グラムt−BCβ/100グラムアルミナのt−
BCJ除去能力または当量基準で1.03グラムIIC
ρ/100グラムアルミナの除去能力を表わす。例1と
2の結果を平均すると、−22℃において lOOグラ
ムのアルミナ当り2.66グラムのt−BCρの平均除
去能力となる。この結果を′:j4I表にまとめである
。
じ手順を繰り返した。接触時間381時間の後のGC分
析によれば、11,210ppmから9.92(1pp
mまでのt−BCβ濃度低下であった。このことは、2
.61グラムt−BCβ/100グラムアルミナのt−
BCJ除去能力または当量基準で1.03グラムIIC
ρ/100グラムアルミナの除去能力を表わす。例1と
2の結果を平均すると、−22℃において lOOグラ
ムのアルミナ当り2.66グラムのt−BCρの平均除
去能力となる。この結果を′:j4I表にまとめである
。
例3から例6
例1と同じ方法を用いて一連の実験を行なった、ただし
、例3と6は一12℃から一10℃で実験し、例4と5
は23℃から25℃で実験を行なった点が異なる。第1
表にまとめた結果によれば−10’Cにおいてt−BC
J 3.70グラム/アルミナ100グラムの除去能
力であり、24℃においてt−BCJ2 9.OGダグ
ラムアルミナ100グラムの能力であることが明らかに
なった。
、例3と6は一12℃から一10℃で実験し、例4と5
は23℃から25℃で実験を行なった点が異なる。第1
表にまとめた結果によれば−10’Cにおいてt−BC
J 3.70グラム/アルミナ100グラムの除去能
力であり、24℃においてt−BCJ2 9.OGダグ
ラムアルミナ100グラムの能力であることが明らかに
なった。
例1から6のデータから、アルミナのt−BCρ除去能
力は温度とともに増加することが明らかである。したが
って、t−BCβ除去の様式は物理吸着によるものでは
なく、触媒反応によるものと考えられる。
力は温度とともに増加することが明らかである。したが
って、t−BCβ除去の様式は物理吸着によるものでは
なく、触媒反応によるものと考えられる。
例 7
8.51グラムのt−BCρ、752.45グラムの再
蒸留イソプレン、およびGC分析の内部標準として使用
するII P LC級のn−へブタン 1.37グラム
を混合してイソプレンのt−BCJ汚染溶液を調製した
。この溶液のt−BCl含有率討算値は重量でtt、t
eappfflであり、n−へブタンのそれは1.79
7ppIQである。この溶液のサンプル5立方センチを
GC分析用に確保した。
蒸留イソプレン、およびGC分析の内部標準として使用
するII P LC級のn−へブタン 1.37グラム
を混合してイソプレンのt−BCJ汚染溶液を調製した
。この溶液のt−BCl含有率討算値は重量でtt、t
eappfflであり、n−へブタンのそれは1.79
7ppIQである。この溶液のサンプル5立方センチを
GC分析用に確保した。
残りの757グラムを動的実験システム(DBS)の貯
槽に供給した。アルミナ層は37.5グラムのアルミナ
を含有していた。
槽に供給した。アルミナ層は37.5グラムのアルミナ
を含有していた。
実験の始めに、このシステムを200kPaに加圧し、
ポンプを起動した。液をシステム内に循環させたがアル
ミナ層をバイパスさせた。液が60℃まで加熱された時
に、液がアルミナ層を通るように切りり換え、t−BC
ρの除去を開始した。定期的にオンラインでGC分析を
行なった。67時間の通液の後、t−BCJ2の濃度は
まだ低下しつつあったが試験を終了させた。分析の結果
、t−BCJ2の含有率は11,182ppmから55
4ppmまで低下したことが明らかになった。これは6
0℃においてアルミナ100グラム当り21.42グラ
ムのt−BCρの除去に相当する。
ポンプを起動した。液をシステム内に循環させたがアル
ミナ層をバイパスさせた。液が60℃まで加熱された時
に、液がアルミナ層を通るように切りり換え、t−BC
ρの除去を開始した。定期的にオンラインでGC分析を
行なった。67時間の通液の後、t−BCJ2の濃度は
まだ低下しつつあったが試験を終了させた。分析の結果
、t−BCJ2の含有率は11,182ppmから55
4ppmまで低下したことが明らかになった。これは6
0℃においてアルミナ100グラム当り21.42グラ
ムのt−BCρの除去に相当する。
この系を空にすると、960立方センチの溶液が回収さ
れた。その後システムをヘプタンで洗浄した。第2回目
の供給溶液を、8.51グラムのt−BCJ2.712
.72グラムのイソプレンおよび1.37グラムのn−
へブタンを混合して調製した。t−Biの計算値は11
.777ppmでありへブタンの濃度は1,896pp
m n−ヘプタンであった。しかし上述の第1回目の試
験の時の汚れと、システムに留まったヘプタンのために
第2回目の60℃実験の始めの溶液組成は、t−BCl
が11,290ppm 、 n−へブタンが30.82
0ppm 。
れた。その後システムをヘプタンで洗浄した。第2回目
の供給溶液を、8.51グラムのt−BCJ2.712
.72グラムのイソプレンおよび1.37グラムのn−
へブタンを混合して調製した。t−Biの計算値は11
.777ppmでありへブタンの濃度は1,896pp
m n−ヘプタンであった。しかし上述の第1回目の試
験の時の汚れと、システムに留まったヘプタンのために
第2回目の60℃実験の始めの溶液組成は、t−BCl
が11,290ppm 、 n−へブタンが30.82
0ppm 。
ジイソブチレンが135ppm、イソブチレンが13p
I)Illおよびジイソブレンが2ooppmとなった
。
I)Illおよびジイソブレンが2ooppmとなった
。
60℃における第2回目の実験を実験#1と同じ条件で
行なったがアルミナは同じものを使用した。アルミナと
の接触86時間後のGC分析によればt−ncρの含有
率は4,554ppmであった。したがって、このアル
ミナ層で 100グラムのアルミナ当りさらに12.9
3グラムのt−BCJ2が除去された。そのため、アル
ミナの合計除去能力は60℃においてアルミナの100
グラム当り34.35グラムのt−BCl2すなわち当
量基準でアルミナ100グラム当り13.53グラムの
IIcρとなった。実験7の結果を第1表にまとめてい
る。
行なったがアルミナは同じものを使用した。アルミナと
の接触86時間後のGC分析によればt−ncρの含有
率は4,554ppmであった。したがって、このアル
ミナ層で 100グラムのアルミナ当りさらに12.9
3グラムのt−BCJ2が除去された。そのため、アル
ミナの合計除去能力は60℃においてアルミナの100
グラム当り34.35グラムのt−BCl2すなわち当
量基準でアルミナ100グラム当り13.53グラムの
IIcρとなった。実験7の結果を第1表にまとめてい
る。
例 8
8.51グラムのt−BCρ、755.12グラムのイ
ソプレンおよび1.37グラムのn−へブタンの混合物
を使って、32℃において例7と同じ実験を行なった。
ソプレンおよび1.37グラムのn−へブタンの混合物
を使って、32℃において例7と同じ実験を行なった。
GC分析によると、この溶液は11,125ppmのt
−BCρ、4.123ppmのn−へブタン、17pp
mのイソブチレンおよび80ppmのジイソブレンを含
有していた。アルミナ層には、第1回と同じ< 37.
5グラムの新しいアルミナを充填した。96時間の接触
の後に、1−BCρの濃度は定常状態に達した。GC分
析によると、t−BCj2濃度は2.900ppa+に
低下していた、そしてこれは100グラムのアルミナ当
り16.78グラムの1−BCJすなわち 100グラ
ムのアルミナ当り、6.61グラムのIICJに相当す
る。この結果を第1表にまとめている。
−BCρ、4.123ppmのn−へブタン、17pp
mのイソブチレンおよび80ppmのジイソブレンを含
有していた。アルミナ層には、第1回と同じ< 37.
5グラムの新しいアルミナを充填した。96時間の接触
の後に、1−BCρの濃度は定常状態に達した。GC分
析によると、t−BCj2濃度は2.900ppa+に
低下していた、そしてこれは100グラムのアルミナ当
り16.78グラムの1−BCJすなわち 100グラ
ムのアルミナ当り、6.61グラムのIICJに相当す
る。この結果を第1表にまとめている。
例 9
例8の試験完了後、システムの温度を43℃まで上げて
溶液をアルミニウム層を経由して循環させた。t−BC
lの濃度は2,900ppmからさらに4ioppmま
で低下した。これは100グラムのアルミナ当り5.0
8グラムのt−BCρがさらに除去されたことを表わし
ており、アルミナの全吸希能力が43℃でアルミナ 1
00グラム当り21.88グラムのt−BCJすなわち
8,61グラムのlICI2になることを表わしている
。
溶液をアルミニウム層を経由して循環させた。t−BC
lの濃度は2,900ppmからさらに4ioppmま
で低下した。これは100グラムのアルミナ当り5.0
8グラムのt−BCρがさらに除去されたことを表わし
ており、アルミナの全吸希能力が43℃でアルミナ 1
00グラム当り21.88グラムのt−BCJすなわち
8,61グラムのlICI2になることを表わしている
。
t−BCI濃度が定常状態に達したことによって立証さ
れるとおり、アルミナがすでに、32℃において、t−
BCρで飽和していたという事実にもかかわらず、シス
テムの温度を上げることによって、アルミナがさらにt
−BCJ!との反応性を持つようになったことは驚異的
である。このことは従来の吸着理論と実際にもとづいた
予測結果とまったく相反するものであり、我々の主張し
ている触媒反応が正に、t−BCJ2除去の方法である
ことを示唆している。
れるとおり、アルミナがすでに、32℃において、t−
BCρで飽和していたという事実にもかかわらず、シス
テムの温度を上げることによって、アルミナがさらにt
−BCJ!との反応性を持つようになったことは驚異的
である。このことは従来の吸着理論と実際にもとづいた
予測結果とまったく相反するものであり、我々の主張し
ている触媒反応が正に、t−BCJ2除去の方法である
ことを示唆している。
例 10
75バ一セントイソブチレン/25パーセントイソプレ
ン混合物の249.75グラムに対し0.25グラムの
t−13c1を添加して、t−BCnの痕跡量を含有し
たイソブチレン/イソプレン溶液を調製した。表面積の
大きいアルミナ(ペチネイ タイプA)の10グラムを
300立方センチのボンベに入れた。このボンベを真空
にした後、t−BCl2で汚染された溶液101.5グ
ラムを加え、そしてボンベを密封した。
ン混合物の249.75グラムに対し0.25グラムの
t−13c1を添加して、t−BCnの痕跡量を含有し
たイソブチレン/イソプレン溶液を調製した。表面積の
大きいアルミナ(ペチネイ タイプA)の10グラムを
300立方センチのボンベに入れた。このボンベを真空
にした後、t−BCl2で汚染された溶液101.5グ
ラムを加え、そしてボンベを密封した。
15分間ボンベを振とうし、22℃で70時間放置した
。
。
アルミナと接触する以前の溶液の組成は次のとおりであ
った。
った。
組 成 濃度1重量パーセントイソブチレン
74.124フイソプレン 2
5.7846t−I3R10,09[i0 イソブタン O,QL17ブテンー1
0.0G2gジイソブチレン
0.0002アルミナと70時間接触させた後、溶液
のGC分析値を、アルミナとの接触以前の溶液のGC分
析値と比較すると、滞留時間16.45分の時に見られ
た1−〇Cβビークが消滅していたことが明らかとなっ
た。
74.124フイソプレン 2
5.7846t−I3R10,09[i0 イソブタン O,QL17ブテンー1
0.0G2gジイソブチレン
0.0002アルミナと70時間接触させた後、溶液
のGC分析値を、アルミナとの接触以前の溶液のGC分
析値と比較すると、滞留時間16.45分の時に見られ
た1−〇Cβビークが消滅していたことが明らかとなっ
た。
したがって、アルミナはイソブチレン、イソプレンの流
れからt−ブチル塩化物の痕跡量を除去するのに有効で
ある。さらにGC分析結果によれば、低温におけるオレ
フィン系溶液のアルミナ処理の間に、二全体の生成が殆
んどないことが明らかとなった。
れからt−ブチル塩化物の痕跡量を除去するのに有効で
ある。さらにGC分析結果によれば、低温におけるオレ
フィン系溶液のアルミナ処理の間に、二全体の生成が殆
んどないことが明らかとなった。
第1表に記載の入手データに基づき、t−BCρ除去時
のアルミナの能力は次式によって表わされる。
のアルミナの能力は次式によって表わされる。
04G
C−96,375e ”°に
ここで、Cはアルミナの1QQffi !当りt−Be
!2の重量で表わしたアルミナのt−ブチル塩化物吸着
能力でありTはt−BCρで汚染されたプロセス流体の
、ケルビン(Kelvln)温度である。アルミナのt
−BCJ2に対する能力は温度とともに増加するから、
除去の現象は単なる吸着過程ではなく、化学反応を含む
。したがって化学吸着過程である。
!2の重量で表わしたアルミナのt−ブチル塩化物吸着
能力でありTはt−BCρで汚染されたプロセス流体の
、ケルビン(Kelvln)温度である。アルミナのt
−BCJ2に対する能力は温度とともに増加するから、
除去の現象は単なる吸着過程ではなく、化学反応を含む
。したがって化学吸着過程である。
第1表
静的 1 −22−−20 2.7L
L、Q79.0B
3.57 動的 7 A 80−62 21.4
2中34.3513.53 7 B 12.93 第1表(続き) 静的 1 9.223
330LL、210 11.210 動的 7A 11.183
5547B 11.290 4.554
L、Q79.0B
3.57 動的 7 A 80−62 21.4
2中34.3513.53 7 B 12.93 第1表(続き) 静的 1 9.223
330LL、210 11.210 動的 7A 11.183
5547B 11.290 4.554
本図は動的実験における動的実験システムの概要を示す
。 特許出願代理人
。 特許出願代理人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、塩化メチルと未反応モノマーを熱水中のフラッシン
グによってブチルゴムから分離し、次にこの回収した塩
化メチル−モノマー混合物をアルミナ上で乾燥し、その
ためにイソオレフィンから第3ハロゲン化物が生成し、
この乾燥した塩化メチルとモノマーを分別によって互に
分離する工程を含む、イソオレフィンと共役多オレフィ
ンからなるモノマー混合物を原料とし、塩化メチルを用
いたスラリー重合によりブチルゴムを製造するプロセス
において、ハロゲン化物を除去するために、未反応乾燥
モノマーを、第3ハロゲン化合物を除去し得るだけの十
分な時間、アルミナと接触させて、この未反応乾燥モノ
マーを処理することを特徴とする方法。 2、共役多オレフィンがイソプレンであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載する方法。 3、イソオレフィンがイソブチレンであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載する方法。 4、第3ハロゲン化物がt−ブチル塩化物であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載する方法。 5、未反応モノマーが約−40℃から120℃の温度に
おいてアルミナと接触することを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載する方法。 6、未反応モノマーが高温においてアルミナと接触する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載する方法
。 7、未反応モノマーが約20℃から約120℃の温度に
おいて、アルミナと接触することを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載する方法。 8、未反応モノマーが約30℃から約140℃の温度で
アルミナと接触することを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載する方法。 9、未反応モノマーが約40℃から約100℃の温度に
おいてアルミナと接触することを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載する方法。 10、未反応モノマーが約60℃から約80℃の温度に
おいてアルミナと接触することを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載する方法。 11、未反応モノマー中に存在するイソオレフィンとイ
ソプレンが分別により分離され、第3ハロゲン化物がイ
ソプレンの流れの中に濃縮し、そしてイソプレンの流れ
がアルミナと接触することを特徴とする特許請求の範囲
第2項に記載する方法。 12、イソオレフィンがイソブチレンであり、第3ハロ
ゲン化物がt−ブチル塩化物であることを特徴とする特
許請求の範囲第11項に記載する方法。 13、塩化メチルと未反応モノマーを熱水中のフラッシ
ングによってブチルゴムから分離し、次にその回収され
た塩化メチル−モノマー混合物をアルミナ上で乾燥し、
そのためにイソオレフィンから第3ハロゲン化物が生成
し、この乾燥された塩化メチルとモノマーを分別によっ
て互に分離する工程を含む、イソオレフィンと共役多オ
レフィンからなるモノマー混合物を原料とし、塩化メチ
ルを用いたスラリー重合によりブチルゴムを製造するプ
ロセスにおいて、第3ハロゲン化物を除去するために、
未反応乾燥モノマーを、高温にて、第3ハロゲン化物を
除去し得るだけの十分な時間、アルミナと接触させて、
この未反応乾燥モノマーを処理することを特徴とする方
法。 14、未反応モノマーが30℃以上の温度においてアル
ミナと接触することを特徴とする特許請求の範囲第13
項に記載する方法。 15、未反応モノマーが40℃以上の温度においてアル
ミナと接触することを特徴とする特許請求の範囲第13
項に記載する方法。 16、炭化水素の流れを、約−40℃から約120℃の
温度において、t−ブチル塩化物を除去し得るだけの十
分な時間、アルミナと接触させることを特徴とするオレ
フィン系炭化水素の流れから、t−ブチル塩化物を除去
する方法。 17、温度が約20℃から約120℃であることを特徴
とする特許請求の範囲第16項に記載する方法。 18、オレフィン系炭化水素がイソブチレンとイソプレ
ンとの混合物であることを特徴とする特許請求の範囲第
16項に記載する方法。 19、オレフィン系炭化水素がイソプレンであることを
特徴とする特許請求の範囲第16項に記載する方法。 20、温度が約20℃から約120℃であることを特徴
とする特許請求の範囲第18項に記載する方法。 21、温度が約40℃から約100℃であることを特徴
とする特許請求の範囲第18項に記載する方法。 22、温度が約60℃から約80℃であることを特徴と
する特許請求の範囲第18項に記載する方法。 23、炭化水素の流れを高温において、t−BClを除
去するのに十分な時間、アルミナと接触させることを特
徴とするオレフィン系炭化水素の流れからt−ブチル塩
化物を除去する方法。 24、温度が30℃以上であることを特徴とする特許請
求の範囲第23項に記載する方法。 25、温度が40℃以上であることを特徴とする特許請
求の範囲第23項に記載する方法。 26、オレフィン系炭化水素の流れが主要量のイソブチ
レンと微量のイソプレンの混合物であることを特徴とす
る特許請求の範囲第23項に記載する方法。 27、オレフィン系炭化水素の流れがイソプレンである
ことを特徴とする特許請求の範囲第23項に記載する方
法。 28、オレフィン系炭化水素の流れが主要量のイソブチ
レンと微量のイソプレンの混合物であることを特徴とす
る特許請求の範囲第23項に記載する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US81409785A | 1985-12-27 | 1985-12-27 | |
US814097 | 1985-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62158707A true JPS62158707A (ja) | 1987-07-14 |
JPH0822886B2 JPH0822886B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=25214160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61249815A Expired - Lifetime JPH0822886B2 (ja) | 1985-12-27 | 1986-10-22 | ブチルゴム製造プロセスにおけるイソプレンの回収方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0229521B1 (ja) |
JP (1) | JPH0822886B2 (ja) |
CN (1) | CN1007254B (ja) |
CA (1) | CA1301200C (ja) |
Cited By (3)
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