JPS62158631A - 自動包装機におけるエンドシ−ル方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は所定間隔ｔｏに被包装物を内包し、長手方向に
シールされた連続する包装用フィルムを、これらの被包
装物の間において横方向にシールする自動包装機におけ
るエンドシール方法及び装置に関するものである。

（従来の技術） 上記のエンドシール方法及び装置としては、上部エンド
シーラー及び下部エンドシーラーがそれぞれ回転運動り
る間に上下から被包装物の包装用フィルムを挾４してエ
ンドシールするものが一般的である。

この従来の方法及び装置では被包装物が嵩高い物であっ
て被包装物相互間の間隔が狭い場合には、エンドシール
の際に包装用フィルムのエンドシール部に皺がよってし
まい、包装体の体裁が悪いものどなってしまうだけでな
く、シール後の密封性が悪く不良包装体の発生の原因と
なっていた。

このＪ：うな包装体における皺の発生を防止するため、
実公昭６０−１８３２７号公報に示すように、上下のエ
ンドシーラーを傾斜させて配置し、エンドシール時に製
袋された包装用フィルムの一方の側端縁から他方の側端
縁に向けて鋏状に上下のエンドシーラーを閉じてシール
するエンドシール装置が公知となっている。

この公知のエンドシール装置は横三万シール方法、即ち
包装用フィルムを中火で折曲げて上下に重ね合せた側端
部を長手方向にシールするとともに被包装物の前後にお
いて包装用フィルムを横方向にシールする方法には都合
良く適応することができる。この理由は、横三万シール
の場合には包装用フィルムの長手方向にシールされた一
方の側端縁から他方の側端縁に向けて上下のエンドシー
ラーを鋏状に閉じて行く時に、この他方の側端縁にお（
）る包装用フィルムは徐々にしごかれて自在な折曲位置
をとることができるため、皺の発生を防止することがで
きるのである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、この公知の装置を横四万シール方法、即
ち包装用フィルムの両側端縁を長手方向にシールした後
に被包装物の前後端部をエンドシールする方法、に適応
した場合、特に被包装物が高高いとか被包装物間の間隔
が狭い場合には、包装用フィルムの両側の立ち上がった
部分が座屈しやすいために、前記のエンドシールの際に
皺が発生し、包装体の美観及び商品価舶を害うだけでな
くシール不良の原因ともなる。

本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は包装用フィルムの横手方向シールに際して、
該シール部に皺を発生さけないようにエンドシールする
ことのできる自動包装機にＪ３けるエンドシール方法及
び装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 上記の目的を遠戚するための本発明に係る自動包装機に
おけるエンドシール方法によれば、所定間隔月に被包装
物を内包し長手方向にシールされた連続する包装用フィ
ルムを、該被包装物の間において横手方向にエンドシー
ルする際に、エンドシールされる部分の前後両側の該包
装用フィルムの縁部を挾持して外方に引張った状態でエ
ンドシールしてなるのぐる。

また、上記方法を実施するための本発明の装置では、土
部エンドシーラー及び下部エンドシーラーがそれぞれ回
転運動する間に上下から被包装物間の包装用フィルムを
挟着してエンドシールする自動包装機において、該下部
エンドシーラーの前後両側に包装用フィルムの縁部を挾
持するクランプ手段を開閉自在かつ横手方向へ移初酊能
に配設し、該、Ｌ部１．ンドシーラーの降下時に該クラ
ンプ手段を作動させるとともに該クランプ手段を外方へ
移動させる手段を設けてなるのである。

（実　施　例） 以下に本発明の好適な実論例について添ＦＩＪ図面を参
照にして説明する。

この実ＴＪ色例では、被包装物を内包した包装用フィル
ムがその両側端縁を長手方向にシールされた後に、被包
装物の前後端部において横手方向にシールされるように
なっている。

即ち、被包装物１が上下のフィルム２ａ、２ｂ中に挿入
され、次いでこれらのフィルム２ａ、２ｂの両側端縁３
ａ　、３ｂが長手方向に連続的に熱シールされ、搬送コ
ンベア４によって本発明のエンドシール装置に送られる
。このエンドシール装置では、前記搬送コンベア４の面
方に物品移送用エンドレスコンベア５が設りられ、この
コンベア５は、第１図に示すように、ローラ６ａ〜６ｋ
に順次支承され、ローラ６９と６にの間に所定の間隔が
形成されている。そしてこれらのローラ６ｇと６にとは
それぞれ略Ｕ宇形をなすコンベア張設移動架台７の前後
上端部に軸架され、この移動架台７は前後方向に移動で
きるように床版８上に取付けられている。

この移動架台７のＵ字形間口部の上方及び内側には上下
のエンドシーラー９．１０が設けられ、この上下のエン
ドシーラー９，１０は被包装物１−１の間の包装用フィ
ルム２ａ、２ｂを上下から挾持し、かつその状態を保っ
て一定時間水平移動し、包装用フィルムの横方向のシー
ルの切断を完了した後、互いに離間する一定方向の軌跡
を描いて回動するように構成されている。

このようなエンドシーラー９．１０の運８１ａ構は公知
のもので、これを概説すると、第２図に示すように、上
下のエンドシーラー９，１０はそれぞれ取付板１１．１
２に取付けられ、これらの取付板１１．１２の両端軸は
それぞれリンク板１３−１３の周縁部に形成したスリッ
トをｎ通し、スリットに沿って摺動自在に支承されると
ともにその先端に従動ローラ１４−１４を取付けている
。

この従動ローラ１４−１４はリンク板１３−１３の外方
に配設されたカム板１５−１５のカム溝１６−１６に係
合している。リンク板１３−１３はそれぞれ平歯車１７
−１７に結合され、これら平歯車１７−１７は相互に噛
合され、下方の平歯車１７の軸にはスプロケット１８が
固着され、このスプロケット１８は駆動源にチェーンに
よって連結され、所定の速度で回動ぜられるようになっ
ている。また、上方の取付板１１の両側部には下方の取
付板１２の両側部に植設されたがイドボール１９−１９
が挿通され、このガイドボール１９−１９によって上方
の取付板１１は下りの取ｆ］板１２に近接及び離間する
方向に案内される。

上記のスプロケット１８が回転駆動されると、上下の平
歯車１７−１７が反対方向に回転し、リンク板１３−１
３が反対方向に回転すると、このスリットに案内されて
上下の取付板１１．１２の軸部がカム板１５−１５のカ
ム溝１６−１６に沿って移動し、上下動させられる。こ
れによって、取付板１１．１２はエンドシーラー９．１
０を相互に対向させた状態でガイドボール１９−１９に
治って上下動する。ここで、取付板１１．１２の軸部の
従動ローラ１４−１４が係合するカム溝１６−１６は円
弧部分と水平部分とを有し、上下のエンドシーラー９．
１０が包装用フィルム２ａ。

２ｂを上下から挾持づると、エンドシーラー取付板１１
．１２はこの水平部分によって案内されるようになり、
上下のエンドシーラー９．１０はフィルム２ａ、２ｂの
移動速度と等速で水平移動し、この間において包装用フ
ィルム２ａ、２ｂを横方向にシール１“ると同時にシー
ルの中央部においてフィルム２ａ、２ｂを切断する。次
いで、エンドシーラー取付板１１．１２の従動ローラ１
４−１４がカム溝１６−１６の円弧部分と係合するよう
になると、上下のエンドシーラー９．１０は相互に離間
する方向に回転移動するのである。

上記移動架台７の前後方向への移動は下部エンドシーラ
ー取付板１２の回転と連！！＃１するように構成されて
いる。この連動構造は公知であって、これを概説すると
、第３図及び第４図に示すように、下部エンドシーラー
取付板１２から前後方向に張出したブラケット２０に従
動ローラ２１−２１が装着され、この従動ローラ２１−
２１が移動架台７の垂直アーム２２−２２の満２３−２
３内に上下動自在に係合している。これによって、下部
エンドシーラー９が前後方向に移動するとぎには移動架
台７もこれに追随して移動し、下部エンドシーラー９の
上界及び降下は従＃Ｊｏ−ラ・２１−２１が溝２３−２
３内を上下動することによってなされるのである。

本発明の装置は第５図に詳細に示されており、この装置
では凹状の移動架台７の垂直アーム２２−２２の上端外
側面に平面コ字状フレーム２４−２４が固着され、この
フレーム２４−２４には包装用フィルムの走行方向と直
交Ｊる方向に延長する案内軸２５−２５が取付けられ、
この案内軸２５−２５には摺動ブロック２６−２６が１
習動自在に装置されている。この各ｌｉｄ　ｆｈブロッ
ク２６の内側面には回転自在な［１−ラ２７が取付＜ｊ
られ、また（と動ブロック２６の内側上面には連結プレ
ート２８が固着され、この連結プレート２８の上面とフ
レーム２４の外側端部との間には引張スプリング２つが
／ｉ装され、これによって連結プレート２８は常時外側
方へ付勢されている。この各連結プレート２８の内端に
は垂直プレート３０が固着され、この垂直プレート３０
の内側面には一対のエアーシリンダー３１及び３２の各
上端が取付けられている。また、この垂直プレート３０
の下端には軸受プレート３３が取付けられ、この軸受プ
レート３３には上部クランプ板３４の外端−上面に固設
された軸受ブロック３５を４通する＠３６並びに下部ク
ランプ板３７の外端上面に固設された軸受ブロック３８
を貫通する軸３９が取イ１りられている。上部クランプ
板３４の内端上面はＵ字形枠体４０を介して内方のシリ
ンダー３１の下端に連結されている。上部クランプ板３
４の中央部には略正方形状の窓孔４１が穿設され、この
窓孔４１を貫通して下部クランプ板３７の上面に固設さ
れたＬＪＵ字形枠体４２上方に突出し、この枠体４２に
は外方のシリンダー３２の下端が取付けられている。従
って、内方のエアーシリンダー３１のビス１〜ンロツド
を収縮すると上部クランプ板３４が軸３６を中心として
上方に回動して下部クランプ板３７から離れる方向に移
動し、また外方のエアーシリンダー３２のピストンロッ
ドを伸ａすると下部クランプ板３７が軸３９を中心とし
て下方に移動して上部クランプ板３４から離れる方向に
移動するのである。

一方、上部エンドシーラー９の取付板１１には、その両
端近傍にこれと直交して張出しブロック４３が取付けら
れ、このブロック４３の前後端面からカム板４４−４４
が垂下されている。この各カム板４４の下方内面は摺動
ブロック２６に取付けられたローラ２７と常時弾性的に
圧接するような位置関係となっている。このカム板４４
の上方部分内側には凹状カム溝４５が形成され、カム板
４４が上部エンドシーラー９とともに第５図の状態から
降下するとローラ２７が凹状カム溝４５内に入り、これ
によって摺動ブロック２６が引張スプリング２つのｔｌ
Ｊ＋きによって外方へ移動し、これに間接的に取付けら
れた上下クランプ板３４．３７もこれと同時に外方へ移
動するようになる。

尚、本発明の第５図では上下エンドシーラーの片側のみ
について図示したが、エンドシーラーの他方の側も同様
に構成されている。

（作　用） 本発明は包装用フィルム２ａ、２ｂのエンドシールされ
る部分の前後両側の縁部を上下クランプ板３４．３７で
挾持して外方に引張った状態でエンドシールするもので
、以下に前述した実施例の作用について第６図〜第８図
を参照にして説明する。

本発明ではエンドシーラーの回転にともなって所定のタ
イミングで上下のクランプ板３４．３７が開閉動作する
ことが必要℃あるが、このクランプ板３４．３７の閉動
作は内方エアーシリンダー３１のピストンロッドを短縮
しかつ外方エアーシリンダー３４のピストンロッドを伸
長することによって行なわれ、一方クランプ板３４．３
７の閉動作は内方エアーシリンダー３１のピストンロッ
ドを仲良しかつ外方］−アーシリンダー３２のピストン
〔」ラドを短縮することによって行なわれる。

そして、己れらのエアーシリンダー３１．３２の作動は
図示を省略したがエンドシーラーの回転軸と同期して回
転する軸に取付けられたタイミングカムからの指令によ
り電磁弁を作動させ圧縮空気源とエアーシリンダー３１
．３２との連通状態を切換えることによって行なわれる
。　　・第７図は上部エンドシーラー９の回転軌跡を示
し、この回転とタイミングを合せて上下クランプ板３４
．３７を作動させる場合について以下に説明する。

先づ、上部エンドシーラー９がＡ地点に位置するときに
は上下のクランプ板３４．３７は聞いている。この地点
Ａから徐々に上部エンドシーラー９が降下しＢ地点に達
すると、エアーシリンダー３１．３２の動きによって上
下のクランプ板３４゜３７が閉じ、第６図に示すように
上下の包装用フィルム２ａ　、２ｂの長手方向にシール
された両側端縁３ａ　、３ｂを挾持する。このＢ地点か
ら上部エンドシーラー９が史に降下するとＣ地点にＪ３
いて、第５図に示したローラ２７がカム板４４の凹状カ
ム溝４５内に入り、これと同時に活動ブロック２６及び
これに連結プレート２８、垂直プレート３０及び軸受プ
レート３３を介して取付けられた上下のクランプ板３４
．３７が引張スプリング２９の作用によって外方へ移動
する。即ち、Ｃ地点においては、包装用フィルムのエン
ドシールされる部分の前後両側の縁部３ａ　、３ｂが外
方へ引張られ、通常この部分の包装用フィルムに形成さ
れる皺が伸ばされて消失することになる。このように包
装用フィルムを両側から引張った状態にある時に、上部
エンドシーラー９がＤ地点のシール位置に陪干し、同時
に下部エンドシーラー１０がシール位置に上昇して両者
の間に上下包装用フィルムを挾持して、Ｃ地点まで包装
用フィルムの移動と同期して水平移動する。この間に被
包装物間の上下の包装用フィルムは横方向にエンドシー
ルされるとともにこのエンドシールの中央部が上下の１
ンドシーラーの中央部に設置したカッターによって切断
されるのである。上記のＣ地点においてエンドシール及
び切断が完了すると、上下のクランプ板３４．３７は開
放される。引き続いて、上部エンドシーラーが上背して
Ｃ地点に至ると、第５図のローラ２７がカム板４４のカ
ム溝４５から離脱するため、活動ブロック２６並びにこ
れと１ｍ接的に結合した上下のクランプ板３４．３７は
内方に移動する。次いでＣ地点から上部エンドシーラー
が回転を続けてＡ地点に達すると、上記のＡ地点からＣ
地点までの動作が再び繰り返されることになる。

尚、本発明の上記実施例では上部エンドシーラー９の回
転軌跡によってエアーシリンダー３１゜３２の駆動タイ
ミングをとるθｌについて説明したが、下部エンドシー
ラー１０の回転軌跡を利用することのできることは勿論
のことである。

また、第５図におけるローラ２７とカム板４４との係合
関係並びにスプリング２９は適宜変更可能である。例え
ば引張スプリング２９の代りに圧縮スプリングを用い、
カム板４４が内側端面の代りに外側端面にてローラ２７
に圧接し、カム板４４には凹状溝４５の代りに凸状隆起
部を形成しても、上記実施例の場合と同様に作用効果を
秦することができる。

また、上下のクランプ板３４．３７の内外方への移動は
、上記のローラとカム板４４との係合以外には、これら
のクランプ板を取付けた部材全体を移動させるエアーシ
リンダーを設けて、上部エンドシーラーの上下動に合せ
てこのエアーシリンダーを作動させる等、種々の機構に
変更することは可能である。

（効　果） 以上のように本発明に係る自動包装機におけるエンドシ
ール方法では、包装用フィルムのエンドシールされる部
分の前後両側の縁部を挾持して外側に引張った状態でエ
ンドシールするため、被包装物が嵩高い物でしかも被包
装物間の間隔が比較的狭い場合であっても、エンドシー
ル部に皺が残−らないようにシールづることができ、包
装体の商品価値を高めかつ皺の残存によるシール不良を
起こすことがなくなる。

また、本発明のエンドシール装置では下部エンドシーラ
ーの前後両側に包装用フィルムの縁部を挾持するクラン
プ手段を開閉自在かつ横方向に移動可能に配設し、上部
エンドシーラーの降下時に該クランプ手段を作動させる
とともに外方へ移動させる手段を設けたので、エンドシ
ーラーの上下動とタイミングを合せてクランプ手段を作
動させる機構が簡略化され、作動を確実なものとするこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るエンドシール装！：’ｆのエンド
シーラーと移動架台との相互位置関係を示す概略側断面
図、第２図は上下のエンドシーラーの相互関係を示ず略
式斜視図、第３図はエンドシーラーと移動架台との結合
Ｉ’ＪＪ係を示す縦断正面図、第４図は第３図の縦断側
面図、第５図は本発明の装置の要部を示１一部破断斜視
図、第６図はエンドシール直前に包装用フィルムを上下
のクランプ板で挾持した状態を示す部分斜視図、第７図
は上１）１１エンドシーラーの回転軌跡から上下のクラ
ンプ阪の作動タイミングをとった例を示す説明図、第８
図は第７図の作ｆＪノタイミング１σにおける上下のク
ランプ板の開閉及び横移動状態を示ず説明図工・ある。 １・・・・・・・・・被包装物 ２ａ　、２ｂ・・・・・・上下フィルム３ａ　、３ｂ・
・・・・・フィルムの両側端縁７・・・・・・・・・移
動架台 ９．１０・・・・・・上下のエンドシーラー１１．１２
・・・・・・取付板 ２６・・・・・・震動ブ［ｌツク ２７・・・・・・ローラ ２つ・・・・・・引張スプリング ３１．３２・・・・・・エアーシリンダー３４．３７・
・・・・・上下のクランプ板／１４・・・・・・カム板

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定間隔毎に被包装物を内包し長手方向にシール
   された連続する包装用フィルムを、該被包装物の間にお
   いて横手方向にエンドシールする際に、エンドシールさ
   れる部分の前後両側の該包装用フィルムの縁部を挾持し
   て外方に引張った状態でエンドシールしてなることを特
   徴とする自動包装機におけるエンドシール方法。
2. （２）上部エンドシーラー及び下部エンドシーラーがそ
   れぞれ回転運動する間に上下から被包装物間の包装用フ
   ィルムを挟着してエンドシールする自動包装機において
   、該下部エンドシーラーの前後両側に包装用フィルムの
   縁部を挾持するクランプ手段を開閉自在かつ横手方向へ
   移動可能に配設し、該上部エンドシーラーの降下時に該
   クランプ手段を作動させるとともに該クランプ手段を外
   方へ移動させる手段を設けてなることを特徴とする自動
   包装機におけるエンドシール装置。
3. （３）前記クランプ手段は前記下部エンドシーラーと共
   に前後動する断面凹状の移動架台の各上端面に取り付け
   られて弾性手段により横手方向の内方または外方へ付勢
   されており、前記クランプ手段を移動させる手段は降下
   時に該クランプ手段を該弾性手段に抗して外方に移動さ
   せる係合アームを有していることを特徴とする特許請求
   の範囲第２項記載の自動包装機におけるエンドシール装
   置。