JPS62158419A

JPS62158419A - 移植機

Info

Publication number: JPS62158419A
Application number: JP29789085A
Authority: JP
Inventors: 寿人阿部; 昇梶原
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-12-28
Filing date: 1985-12-28
Publication date: 1987-07-14
Also published as: JPH0360451B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は栽培用ブロックの移植装置に関し、さらに詳し
くは波形形状に折曲された部材を使用して形成されたブ
ロックの移植に最適な装置に関している。

（従来の技術とその問題点）本願発明者は、大豆、小豆をはじめとする各種苗のｎｍ
を目的とした栽培用ブロックの開発を行い、従来知られ
ているペーパーポットに代る新しい菌床として、床土を
固めただけの苗床を発明−り記載培用ブロックは、床土
を柱状に圧縮成型した後、床上の上下面を除いた周囲を
左右一対の樹脂フィルムの長尺な連続シートて被苗し、
さらにシートはＷいにブロック間において接着結合する
ものである。このブロックを用いて育苗を行うには、シ
ートによって連続して形成されたブロックな汀ｉ’＋’
ｉ箱等に収容し、各ブロックに１〜２個の種子を播種し
、発芽後はブロックと共に圃場に移植するものである。

上記発明はブロックを樹脂フィルムで被覆しだらのてあ
って、移植機か複雑な機構となったり、移植時に樹脂フ
ィルムか捨てられるのて、その後処理を必要とするなど
の問題かあった。

上記問題点に鑑み１本願発明者はブロックを波形形状に
折曲した部材を使ＩＴ目−る栽培用ブロックの製造方法
を開発し、特願昭６１１−６０３：１６として提案した
。この発明は、育苗箱内に波形形状に折曲した仕切部材
を装入し、仕切部材によって形成される柱状の空間に床
上を充填して栽培用ブロックを製造するものであり、移
植時は各仕切部材ごとにブロックを取出して植付けるよ
うにしていた。

ところで、田植機はじめとする１■の移植機は各種のも
のか実用に供されているか、波形形状の部材によって形
成された栽培用ブロックを機械的に植付ける移植機は従
来提案されたことかなく、全自動による移植機の出現か
望まれていた。

（問題点を解決するだめの手段）本発明は上記安中を満足させるためのものてあって、移
植された菌に七を被せられるまて、ＩＹｌの倒立を防１
！ニして正しい姿彷で移植できるようにした。

そしてその手段はトラクタ等に牽引されて走行する機体
、ならびに機体を支持する車輪と連動して回転する第１
出力軸と第２出力軸を設け、１１１１記第１出力軸は無
端帯のチエンの各チエン部材にＬ字形の棚板を取付けて
形成したブロック棚を回動するブーりと連結し、さらに
前記ブロック棚の終端部にはブロック棚と連動して回転
する螺旋状案内杆か設けられ、前記第２出力軸はブロッ
ク棚の終端部に端部を臨ませ、一対のプーリを互いに接
合させて平行部分か互いに接合された搬送ベルトを回動
するプーリと連結し、さらに前記第２出力軸は、搬送ベ
ルトのプーリと同軸に設けたプーリと機体後方に設けた
上覆輪の近くまで延設し、一対のプーリを１いに近接さ
せ平行部分か苗の倒立を防［トできる間隔を有する誘導
ベルトを回動するプーリと連結したことを特徴としてい
る。

（実施例）第１図は全体の平面図、第２図は側面図てあって、本装
置は図面で右方向に進行して移植作業を行う。第３図、
第４図は主要部を表わしている。

なお、第１図ては進行方向に向って左半分か省略されて
いる。また、本装置は図示しないトラクタ笠に・を引さ
れて走行するのて、装置自体か走行するための駆動機構
は備えていない。

機体ｌは横方向に延びる支持杆２に左右の移植機構３．
３か設けられている。前記機体ｌには移植機構３の外側
に腕杆４か設けられ、該腕杆４に爪付＋ｌｔ輪５か主軸
６によって軸架されており、機体ｌは爪付＋ｐ輪５によ
って支持されると共に、移植ａ構３の各部分の駆動は全
て爪付１ト輪５の回転によって行われる。なお、前述し
たように第１　＋２では移植機構３の−・方か省略され
ているか、爪伺１１１輪５は省略された移植機構３にも
設けられているのて、機体ｌは安定した走行がてきるよ
うになっている。

前記爪付中輪５の主軸６は機体１に設けたチエンケース
７に装入されており、該チエンケース７からは移植機構
３に向って第１出力軸８と第２出力軸９が突出されてい
る。

第１図、第４図を参照して、前記第１出力軸８は機体ｌ
の中央部に設けたギヤボックス１０に軸架されており、
ギヤボックス１０内て第１出力軸８に設けたチェンスブ
ロケット１１と駆動軸１２のチェンスブロケット１３と
の間にナエン１４か装着されていて、第１出力軸８の回
転力か駆動軸１２に伝達されている。また、駆動＠１２
は中途に自在継手１５を介して回転方向を変更し、機体
中央部に設けたチエンスプロケット１６に接続されてい
る。

機体ｌの中央部から機体前方（右側）に向って上方に傾
斜する支持体１７か設けられ、前記チエンスプロケット
１６は傾斜の低い方に設置されている。一方、支持体１
７の前方（上方）にも従動側のチェンスブロケットか設
けられており、これらのチエンスプロケットにチエン１
８か装着されている。そしてさらに、前記チエン１８に
は各チエン部材に断面り字形の棚板１９．１９か取付け
られておリ、チエン１８か平行して走行する部分では棚
板１９，１９か互いに接合されていてブロック棚２０を
形成している。

前記支持体１７の上方端に設けたチェンスブロケット（
図示しない）の軸２１は１一方に突出されていて、突出
部分に設けた傘歯車２２．２３によってチエン１８と平
行する方向に出力軸を取出し、傘歯車２３の軸と直結し
たフレキシブル軸２４を設け、さらに軸受部２５を介し
て螺旋状案内杆２６が回転自在に設けられている。なお
、前記螺旋状案内杆２６の先端はブロック棚２０の先端
で、かつ後述する苗の搬送ベルトの中心部に向って設置
されている（第４図）。

第３図、第４図で、ブロック棚２０には波形形状に折曲
された仕切板３０によって形成された柱状のブロック３
１．３１　？：＠置する。ブロック：１１，３１は育Ｗ
箱で既に発芽されたものであって、苗３２．３２は移植
可能な状態に成育している。３３はブロック棚２０の終
端部近傍に設けた軟質資材による押え輪で、ブロック棚
２０上のブロック３１．３１が倒れないようにしている
。

前記螺旋状案内杆２６のピッチはブロック棚２０に載置
したブロック：ｌｌ、：ＩＩの中心部、すなわち、ブロ
ックから発芽している苗３２．３２の間隔と、−・致し
ている。

機体１の走行により爪付ｉｉ（輪５か回転すると、チエ
ンケース７から突出させた第１出力軸８か回転し、ギヤ
ホックス１０を経て駆動軸ＩＺが回転する。また、駆動
軸１２はチエン１８を回動し、これに伴ってブロック棚
２０か回動する。

ブロック棚２０には一列に並べられたブロック：１１．
：１１か仕切板３０と共に載置されており、ブロック棚
２０の移動によりブロック：１１．：＋１は終端に向っ
て移動し、ブロック棚２０の終端部て螺旋状案内杆２６
に達すると、Ｗ３２は螺旋状案内杆２６の螺旋によって
１個ずつ確実に送り出されることになる。

次にブロックを移植する搬送ベルトについて説明する。

第１図、第３図を参照してチエンケース７から突出させ
た第２出力軸９は、搬送機構を支持する枠体４０に軸架
されている。また、第２出力輛９には２組の傘歯車４１
，４１．４２．４２が設けられていて、出力方向を縦方
向に変更する縦軸４３．４３が棚板４０ａ　ｉｔ貫通し
て設けられ、さらに縦軸４３，４：１の下面に設けた駆
動プーリ４４，４４が結合されている。

この駆動プーリ４４，４４は圃場近くに設置されている
か、前記したブロック棚２０の終端部に隣接して従動プ
ーリ４５，４５が設けられており、側面からみて進行方
向に向って高くなる搬送ベルト４６．４６か一対のプー
リ４４，４５，４４．４５に装着されている。

搬送ベルト４６．４６は軟質資材て表面が柔らかい無端
帯のベルトて、駆動プーリ４４と従動プーリ４５との間
に中間プーリ４７．＝１７か設けられていて、ベルトの
たるみを防＋ＦＬ／ている。

また、搬送ベルト４６．４６はｆ−行部分が接合されて
いて、菌３２はベルトに挟まれて機体後方に移送される
。

前記第２出力軸９にはチェンスブロケット４８が設けら
れており、該チェンスブロケット４８と枠体４０の先端
（ａ体の最後端）に設けたチェンスブロケット４９との
間にチエン５０か装着されている。そして前記チエンス
プロケット４９の支軸５１には２組の傘歯車５２，５２
，５３．５３か設けられていて回転方向を横方向から縦
方向へ伝える縦軸５４．５４か設けられている。さらに
、縦軸５４．５４のド端に駆動プーリ５５，５５か設け
られており、前記搬送ベルト４６．４６の駆動プーリ４
４，４４の縦軸４：ｌ、４：Ｉに設けた従動プーリ５６
，５６との間に途中を中間プーリ５５．５５．５７’、
５７によって迂回させた誘導ベルト５８．５８か設けら
れている。

なお、縦軸４３には２つのブーりが設けられているか、
搬送ベルト４６．４６を装着したプーリ４４，４４は軸
に固定され、誘導ベルト５８．５８を装着したプーリ５
６，５６は自由に回転できるようになっている。

この他１機体ｌの下方にブロックを移植する溝を形成す
るための溝掘り金具６０が搬送ベルト４６．４６の下方
に、またプロ・ンクか移植された後に、溝に上をｈｏせ
るＦ」υ輪６１．６１か搬送ベルトの後方に設けられて
いる。さらに機体ｌの中央部にはブロック：ｌＩ、３１
を形成した￥ＴＶ＾箱を−ｎ！？的に載置しておく棚台
６２か設けられている。

ｔ’ｒ：ｊ述したように機体ｌの走行による爪付Ｉｌｊ
輪５の回転によって第１出力軸８か回転するか同時に第
２出力軸９６回転する。

第２出力軸９の回転によって縦軸４３．４３か回転して
駆動プーリ４４か回転すると、搬送ベルト４６．４６は
ブロック棚２０から分離されたブロック３１の１゛α３
２の部分を挟持し、しかも１個ずつ適市な間隔て機体後
方に向って搬送する。搬送ベルト４６．４６の下方ては
溝掘り金具６０か溝を形成しているのて、ブロック３１
．：ＩＩは溝内に落される。

−・力、搬送ベルト４６．４６の後方に設けられた誘導
ベルト５８．５８は、苗３２を挟持しないか、Ｌ覆輪６
１、［１１によって上をかけるまて苗の倒立を防止して
いる。

前記した棚台６２には、仕切板３０．：１０によってブ
ロックが形成されている育苗箱か載置されているから、
ブロック棚２０Ｆのブロックか消費されたら、切目なく
ブロックが供給されるように仕切板３０を一列ずつ載せ
ている。なお、ブロック棚２０から離脱した仕切板３０
は圃場に放置されるか、これは作業途中て回収し再使用
する。

（発明の効果）本発明は波形形状に折曲された仕切板によって区画形成
されたブロックをブロック棚にａ、置して移送すると共
に、螺旋状案内杆によって苗を１個ずつ確実に分離して
移植回部となったのて移植作業が機体の移動のみによっ
て全自動てなされる効果がある。

また、この他に苗を移植する搬送ベルトの後方に設けた
誘導ベルトによって、移植された菌に二ヒを被せるまて
苗の倒立を防止して正しい姿勢を保持させるようにした
から、より確実な移植作業か行える効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１１ｇは全体を組立て−・部を省略した平面図、第２
図は同側面図、第３図は主要部の側面図、第４図はプロ
・ンク棚と搬送ベルトの一部を表わす斜視図である。１・・・機体　　　　　　　　２・−・支持杆３・・・
移植機構　　　　　　４・・・腕杆５・・・爪付車輪　
　　　　　６・・・主軸７・・・チエンケース　　　　
８・・・第１出力軸９・・・第２出力軸　　　　　ＩＯ
・・・ギヤボックス＋１，１：ｌ・・・チエンスプロケ
ット　１２・・・駆動軸１４・・・チエン　　　　　　
　１５−・・自在継手１６・・・チエンスプロケット　
１７・・・支持体！８−・・チエン　　　　　　　１９
・・・棚板２０・・・ブロック棚　　　　　２１・・・
軸２２．２３・・・傘歯車　　　　　２４・・・フレキ
シブル軸２５・・・軸受部　　　　　　　２６・・・螺
旋状案内杆３（）・・・仕切板　　　　　　　３１・・
・ブロック３２・・イ１″ｉ３３・・・押え輪４（１・・・枠体　　　　　　　　４１，４２・・・傘
歯車４３・・・縦軸　　　　　　　　４４・・・駆動プ
ーリ４５・・・従動プーリ　　　　　４５・・・搬送ベ
ルト４７・・・中間プーリ　　４８，４９・・・チエン
スプロヶット５０・・・・・・チエン　　　　　　５１
・・・支軸５２．５３・・・全歯１ｋ　　　　　　５／
Ｉ・・・縦軸５５・・・駆動プーリ　　　　　５１１・
・・従動プーリ５７・・・中間プーリ　　　　　５８・
・・誘導ベルト６０・・・溝掘り金具　　　　　６Ｉ・
・・土覆輪６２・・・棚台

Claims

【特許請求の範囲】

トラクタ等に牽引されて走行する機体、ならびに機体を
支持する車輪と連動して回転する第１出力軸と第２出力
軸を設け、前記第１出力軸は無端帯のチエンの各チエン
部材にＬ字形の棚板を取付けて形成したブロック棚を回
動するプーリと連結し、さらに前記ブロック棚の終端部
にはブロック棚と連動して回転する螺旋状案内杆が設け
られ、前記第２出力軸はブロック棚の終端部に端部を臨
ませ、一対のプーリを互いに接合させて平行部分が互い
に接合された搬送ベルトを回動するプーリと連結し、さ
らに前記第２出力軸は、搬送ベルトのプーリと同軸に設
けたプーリと機体後方に設けた上覆輪の近くまで延設し
、一対のプーリを互いに近接させ平行部分が苗の倒立を
防止できる間隔を有する誘導ベルトを回動するプーリと
連結したことを特徴とする移植機。