JPS6215774Y2 - - Google Patents

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JPS6215774Y2
JPS6215774Y2 JP4267383U JP4267383U JPS6215774Y2 JP S6215774 Y2 JPS6215774 Y2 JP S6215774Y2 JP 4267383 U JP4267383 U JP 4267383U JP 4267383 U JP4267383 U JP 4267383U JP S6215774 Y2 JPS6215774 Y2 JP S6215774Y2
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JP
Japan
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hologram
light
order diffracted
diffracted light
point
Prior art date
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JP4267383U
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JPS58182914U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、光スポツトを特定平面内で多方向に
走査させて互いに交差する複数本の光走査線を描
かせる光走査装置に関するものである。
従来技術と問題点 最近、デパートやスーパーマーケツトにおい
て、商品の売上げ、在庫などの管理を自動化する
ため商品に付けたバーコードから商品の種類、価
格などを自動的に読み取つてこの情報を電子計算
機により処理するようになつた。
商品に設けたバーコードを読み取るには、バー
コードをレーザー光で代表されるコヒーレント光
で走査し、その反射光強度の変化によりバーコー
ドに記入された情報を読み取る方式が通常用いら
れる。
このような方式によりバーコードを読み取る装
置は種々開発されているが、その中に次のような
ものがある。
すなわち、第1図の如く感光材1を塗布したガ
ラス板2の正面から参照波としての平面波aと斜
め下方向から物体波としての球面波bを同時に感
光材1に照射して2つの光の干渉じまを感光材1
に感光させ、現像してホログラムを作る。そして
第2図に示すようにこのホログラム3の一部を、
ホログラム3の軸の中心O1を通る線30に対し
て右傾斜方向に切断してホログラムピース31,
32,33……を作り、さらにホログラム3と同
じホログラム4を作つてその一部を、ホログラム
4の軸の中心O2を通る線40に対して左傾斜方
向に切断してホログラムピース41,42,43
……を作る。
次に第3図のように、円周上に孔を設けた2枚
の円板を互いに重なるようにして回転可能に軸支
し、ホログラム3から切り出したホログラムピー
スを円板5の孔51,52,53……に1つおき
に嵌め込み、さらにホログラム4から切り出した
ホログラムピースを円板6の孔61,62,63
……に1つおきに嵌め込んで偏向板50および6
0を形成し、これら偏向板50および60に設け
た孔が重なつた場合、一方の孔のみにホログラム
ピースがあるような孔の位置関係を保たせて偏向
板50および60を同期回転させ、レーザービー
ムIにより孔が交差する部分を照射してスクリー
ン7上に交差した光走査パターン8を描かせる。
これは第7図によつて明らかとなる。すなわち
実線で示すレンズAに光ビームIを入射すると、
焦点F上に結像する。
次にレンズAを点線の位置まで移動させると、
光ビームI焦点F上に結像する。
この時、光ビームIは焦点FからF1まで移動
し、Sで示す走査線を描く。
第3図の場合、レーザービームIを偏向板50
に設けたホログラムピースと偏向板60に設けた
ホログラムピースが交互に通過するため、走査線
SaとSbを交互に描く。
この場合、ホログラムピースは、レーザービー
ムIに対して円を描くように移動するため、走査
線も円弧状となる。
こゝで第4図の如く、ホログラム10に光11
を照射した場合、スクリーン12上には、ホログ
ラム10によつて回折した第1次回折光の像のほ
かに、ホログラム10を直進する0次光、2次回
折光、3次回折光……が現われる。したがつて、
ホログラムからホログラムピースを切り出す場
合、その切り出す位置によつては、スクリーン上
の必要な部分すなわち物品のバーコードを読み取
る部分に、1次回折光による主たる光スポツトの
外に0次光、2次回折光、3次回折光など不要な
光スポツトが現われ、これがノイズとなつて、バ
ーコード読取時のS/N比をすこぶる悪くする。
考案の目的 本考案は上述の点にかんがみてなされたもので
その目的は、バーコード読取面上に不要な光スポ
ツトを生じないように切り出したホログラムピー
スを用いた光走査装置を提供することにある。
考案の実施例 以下実施例について詳細に説明する。
第5図に示すように、ホログラム20の光軸線
21より1だけへだたつた位置uにおいて、光源
22から光軸線21と平行方向に光ビーム23を
ホログラム20に照射すると、ホログラム20を
直進した0次光はスクリーン24上のA点に結像
する。またホログラム20の位置uで回折した1
次回折光は焦点上のB点に結像する。また2次回
折光、3次回折光はそれぞれC,D点に結像す
る。この際、1次回折光の最小の回折角の値はθ
B、2次回折光の最小回折角はθC、3次回折光の
最小回折角はθDである。
次にホログラム20に光ビームを照射したまゝ
ホログラム20を矢印方向に移動させ、第6図の
如く光軸21と光ビーム23との距離を1+1′
にしたとすると、光ビーム23はホログラム20
の位置vを照明し、0次光の光スポツトA点はそ
のまゝ移動せず、1次回折光の光スポツトはB点
からB′点まで移動し、2次回折光の光スポツトは
C点からC′点まで移動する。その際、1次回折
光の最大の回折角の値はθB′、2次回折光の最大
回折角はθC′となる。
また、ホログラム20を第6図の位置からさら
に矢印方向に移動させると、1次回折光の光スポ
ツトは第5図におけるC点を越えることになる。
こゝで、1次回折光の光スポツトの走査範囲
を、たとえばB点からP点までの範囲まで広げた
とすると、ホログラム20が第5図の位置にある
とき、走査範囲の中に1次回折光の光スポツトと
2次回折光の光スポツトが存在することになるの
で、1次回折光の光スポツトの走査範囲はB点か
らB′点までに限定する必要がある。すなわち、1
次回折光の光スポツトの走査範囲を0次元と2次
回折光の間に位置させる必要がある。このように
すれば、1次回折光の光走査面の中に、これ以外
の次元の光スポツトは現われない。
上述のような範囲に1次回折光の光スポツトを
走査させるためには、ホログラム20のuからv
までの範囲をホログラムピースとして切り出せ
ば、該ホログラムピースの一端(v)における1
次回折光の回折角の最大値(θB′)が該ホログラ
ムピースの他端(u)における2次回折光の回折
角の最小値(θC)よりも小さくなるので、1次
回折光のみによる光走査を行なうホログラムピー
スが得られる。
この切出し位置は、光軸21から出来得る限り
はなれた位置を選択した方が、回折光の走査範囲
を大きくとることができて有利である。
なお、上述の実施例は、ホログラムの軸線と平
行に光ビームを照射し、ホログラムの焦点に光ス
ポツトを結像させるものであるが、光ビームを、
ホログラムの軸線上でこれから有限距離の点から
ホログラムに斜め方向から照射させてバーコード
上に光スポツトを結像させるような場合にも本考
案を適用できることはいうまでもない。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、バーコ
ード読取面には1次回折光の光スポツト以外の光
スポツトは一切現われないので、バーコード読取
時のS/N比を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ホログラム作成の原理を説明するた
めの図式図、第2図はホログラムから切り出すホ
ログラムピースの位置を示す正面図、第3図は光
走査装置の要部原理図、第4図はホログラムから
発生する高調波の様子を示す図式図、第5図およ
び第6図はホログラム切出方法を説明するための
説明図、第7図は光の走査の原理を示す図であ
る。 図において、20はホログラム、21は光軸、
22は光源、24はスクリーンである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 光源からの光ビームに対して、複数個のホログ
    ラムピースを一定の方向に相対的に移動させて、
    該ホログラムピースによつて結像された回折光が
    走査線を描くようにした光走査装置において、 複数個の前記ホログラムピースは、該ホログラ
    ムピースの一端における1次回折光の回折角の最
    大値が、該ホログラムピースの他端における2次
    回折光の回折角の最大値よりも小さくなるように
    切り出されたホログラムピースであることを特徴
    とする光走査装置。
JP4267383U 1983-03-24 1983-03-24 光走査装置 Granted JPS58182914U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4267383U JPS58182914U (ja) 1983-03-24 1983-03-24 光走査装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4267383U JPS58182914U (ja) 1983-03-24 1983-03-24 光走査装置

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Publication Number Publication Date
JPS58182914U JPS58182914U (ja) 1983-12-06
JPS6215774Y2 true JPS6215774Y2 (ja) 1987-04-21

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ID=30053790

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JP4267383U Granted JPS58182914U (ja) 1983-03-24 1983-03-24 光走査装置

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JP2012113280A (ja) * 2010-11-05 2012-06-14 Asahi Kasei E-Materials Corp ワイヤグリッド偏光子および光センサー

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JPS58182914U (ja) 1983-12-06

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