JPS62157512A - 回転体のセンタ位置判定方法 - Google Patents

回転体のセンタ位置判定方法

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JPS62157512A
JPS62157512A JP29818085A JP29818085A JPS62157512A JP S62157512 A JPS62157512 A JP S62157512A JP 29818085 A JP29818085 A JP 29818085A JP 29818085 A JP29818085 A JP 29818085A JP S62157512 A JPS62157512 A JP S62157512A
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裕己 柴田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車輌等のハンドル操舵に連動して回転する回
転体の回転センタ位置を判定するために用いて好適な回
転体のセンタ位置判定方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来よυ、車輌、殊に自動車においては、ハンドル操舵
に連動して回転する回転円板に等角度間隔で複数のスリ
ットを開設し、このスリットの通過位置にフォトインタ
ラプタを2個隣接して配設してハンドル操舵に連動した
各種の制御を行っている。
すなわち、ハンドル校舵に連動させて、第1および第2
のフォトインタラプタに同一波形で位相の略900ずれ
たパルス状の電気信号を生じせしめ、この電気信号のカ
ウントを行って、・・ンドルの回転方向および回転位置
を検出している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このよう々従来の回転位置検出器による
と、電気雑音等によりカウンタがミスカウントを起した
ような場合にお一つでは、その誤差を補正するべき手段
がなく、誤差の昔積に年ってシステムに誤動作が生ずる
という問題があった。
また、電力消費を少なくするために、イグニッションス
イッチオフ後に回転位置検出器への給電を遮断するよう
な方法をとった場合、次にイグニッションスイッチをオ
ンとするまでの・・ンドルの回転位置変化が誤差とな9
、蓄積されてしまうものであった。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、外
部操作に連動して時計方向および反時計方向に回転する
回転体の1回転毎に位置する原点位置の各々について原
点位置停留時間あるいは原点位置通過頻度を積算′し、
その積算結果が所定時間内において最大なる原点位置を
前記回転体の時計方向および反時計方向への回転センタ
位置として判定するようにすると共に、この回転体の回
転センタを中心とする方向転換動作に付随する方向指示
手段作動期間については、前記原点位置停留時間あるい
は原点位置通過頻度をその積算結果に加えないようにし
たものである。
〔作用〕
したがってこの発明によれば、回転体の1回転おきに位
置する原点位置の内、ターン信号の発生期間を除く停留
時間および通過頻度の積算値の最大なる原点位置をその
回転体の回転センタ位置として定めることができる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る回転体のセンタ位置判定方法を詳細
に説明する。第1図はこのセンタ位置判定方法の一実施
例を示すブロック構成図である。
同図において、5は回転位置検出センサ(第2図)の送
出するパルス状の電気信号を入力としハンドル操舵に応
じた処理信号(アップ信号およびダウン信号)を送出す
るU P/D OWN切換回路、6はこのUP/DOW
N切換回路5の送出する処理信号を入力とするUP/D
OWNカウンタでおる。
第2図に示した回転位置検出センサは、ハンドル操舵に
連動して回転する回転円板1と、発光素子および受光素
子を有してなるフォトインタラプタ2〜4とから構成さ
れており、フォトインタラプタ2および3は、回転円板
1の外周縁面に等角度間隔で開設された同一形状のスリ
ンhtaの通過位置に隣接して配設されている。そして
、このフォトインタラプタ2および3に、回転円板1の
回転に伴うスリット1mの通過によシ、同一波形で位相
の略90°ずれたパルス状の電気信号が発生するように
なっており、このパルス状電気信号がUP/DOWN切
換回路5に入力されるようになっている。また、回転円
板1の外周縁面の所定回転角度位置には、独立して、原
点位置検出用のスリット1bが開設されており、このス
リット1bの通過をフォトインタラプタ4で検出するよ
うになっている。すなわち、スリット1bがフォトイン
タラプタ4に対向する回転位置をこの回転円板1の原点
位置としており、この原点位置が直進走行時におけるハ
ンドル操舵位置(以下、この操舵位置を・・ンドルセン
タと呼ぶ)に対応づけて設定されている。つまり、ハン
ドルセンタにおいて、回転円板1が同図に示すような原
点位置に位置するようになっており(以下、この位置を
回転円板の回転センタと呼ぶ)、ハンドルセンタを中心
とするハンドルの時計方向および反時計方向への1回転
毎に回転円板1の原点位置が360°f7t′″れて検
出されるようになっている。一般に、自動車のハンドル
はハンドルセンタを中心として時計方向(以下、右方向
と定める)および反時計方向(以下、左方向と定める)
に各2回転未満回転させることができるようになってお
り、したがってフォトインタラプタ4は回転センサを合
わせて合計3箇所の原点位置を検出することになシ、こ
の原点位置の検出時に、第1図におけるアンドゲート1
4の入力端14aにrHJレベルの原点位置検出信号が
入力されるようになっている。
一方、UP/DOWN切換回路5は、入力されるパルス
状電気信号を処理して、ハンドルの右操舵量および左操
舵量に応じた数のアップ信号およびダウン信号をその出
力端子5aおよび5bより送出するようになっており、
[3P/DOWNカウンタ6は入力されるアップ信号あ
るいはダウン信号の数だけそのカウント値をアップカウ
ントあるいはダウンカウントするようになっている。す
なわち、回転円板1が回転センタ位置にあるときを基準
として、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値
が零と定められておシ、ノ・ンドルの右操舵によシその
カウント値が順次アップし、左操舵によりそのカウント
値が順次ダウンするようになっている。
そして、UP/DOWNカウンタ6は、そのカウント値
をデコーダ7およびコンパレータ8〜10に送出するよ
うになっておシ、デコーダ7は入力されるカウント値に
応じた位置の出力端子(図示せず)を選択し、そのレベ
ルをrLJあるいはrHJとして、ハンドル操舵に連動
して動作する外部機器、例エバコーナリングランプシス
テム等の制御を行うようになっている。
一方、コンパレータ8〜10には、71ンドルの所定操
舵位置に対応するカウント値に応じた比較基準値が各々
設定されており、この比較基準値とtJP/DOWNカ
ウ/り6を介して入力されるカウント値とを比較し、そ
の出力レベルをrHJレベルとするようになっている。
すなわち、コンパレータ8には・・ンドセンタを中心と
する180°右方向(+方向)の操舵位置に対応するカ
ウント値N1が+1回転基準値として設定されておυ、
コンパレ・−夕10には、ハンドルセンタを中心とする
18CP左方向(一方向)の操舵位置に対応するカウン
ト値N、が一1回転基準値として設定されている。
そして、コンパレータ9に前記N、およびN!がセンタ
基準値として設定されており、コンパレータ9はUP/
DOWNカウンタ6を介して入力されるカウント値がN
3以上且つN、以下の時、即ち入力されるカウント値を
Nとしたとき、N、〈NくN1であれば、その出力端子
9aのレベルを「H」レベルとするようになっている。
また、コンパレーターBは入力されるカウント値Nが、
N≧N、の時、その出力端子B&のレベルをrHJレベ
ルとし、コンパレータ10は入力されるカウント値Nが
、N≦N、の時、その出力端子10aのレベルを1知レ
ベルとするようになっている。そして、コンパレータ8
〜10よシ送出される「H」レベルの出力信号が、アン
ドゲート11〜13の一端に入力されるようになってお
シ、アンドゲート11〜13の他端にはアンドゲート1
4の出力が入力されるようになっている。
アンドゲート14は3つの入力端を有しておシ、その入
力端14mには、前述した通シ、第2図を示したフォト
インタラプタ4を介して原点位置検出信号が入力される
ようになってお9、入力端14bには基準クロック発生
器15の送出するクロック信号が入力されるように逢っ
ている。そして、残る入力端14cに、ターン信号生成
回路36を介してターン信号が入力されるようになって
いる。ターン信号生成回路36は、フラッシャユニット
36m、自動車の方向転換時に操作するウィンカスイッ
チ36b1右および左側の方向指示灯36eおよび36
d1NPN )ランジスタTr>およびTrt、  コ
ンデンサC1、ダイオードD1〜D、および抵抗R1〜
R3から構成されており、トランジスタT7.のコレク
タと抵抗R3との接続点に発生する電圧がアンドゲート
14の入力端14cに入力されるようになっている。す
なわち、右方向に自動車を方向転換する際にウィンカス
イッチ36bを操作すると、方向−指示灯36cが点滅
を始め、トランジスタTrlがオン・オフし、このトラ
ンジスタTrlのオン・オフによシコンデンサCIの充
電々位が上昇してトランジスタT’rtがオンとなシ、
アンドゲート14の入力端14cに入力される信号電圧
が「H」レベルより rLJレベルに反転するようにな
っている。つまシ、とのrLJレベルの信号電圧がター
ン信号生成回路36の生成するターン信号であり、この
ターン信号は、左方向に自動車を方向転換する際にウィ
ンカスイッチ36bを操作した時にも前述と同様にして
生成される。
一方、アンドゲート11〜13の出力は、カウンタ16
〜1Bに入力されるようになっており、各カウンタにお
けるカウント値は、無安定マルチバイブレータ19の送
出する1ショット信号の立ち上がシエツジでラッチ回路
20〜22に取り込まれ、ラッチ回路20〜22に取り
込まれたカウント値は、コンパレータ23〜25の所定
の入力端に入力されるようになっている。す々わち、ラ
ッチ回路20.21および2誉に取り込まれるカラント
値をそれぞれα、βおよびγとすると、ラッチ回路20
の送出するカウント値αがコンパレータ23および25
の非反転入力端に、ラッチ回路21の送出するカウント
値βがコンパレータ23の反転入力端およびコンパレー
タ24の非反転入力端に入力され、ラッチ回路22の送
出するカウント値rがコンパレータ24および25の反
転入力端に入力されるようになっている。そして、コン
パレータ23〜25の出力がデコーダ26の入力端子2
6a〜26cに入力されるようになっており、デコーダ
26は入力端子26a〜26cに入力される信号の組み
合わせに基づいて出方端子26d〜261の内の所定の
端子を選択し、その端子の出力レベルを「H」レベルと
するようになっている。第1表第   1   表 すなわち、ラッチ回路20.21および22に取シ込ま
れるカウント値α、βおよびrの大小関係によって、r
HJレベルとなる出方端子の選択位置が第1表に示すよ
うに決定され、出力端子26d〜26iより送出される
信号がナントゲート27〜32の一端に入力されるよう
になっている。そして、ナントゲート27および28の
他端にアンドゲート13の出力が分岐されて入力される
ようになっており、ナントゲート29および32の他端
にアンドゲート12の出力が分岐されて入力され、ナン
トゲート30および31の他端にアンドゲート11の出
力が分岐されて入力されるようになっている。そして、
ナントゲート27〜32の出力が単安定マルチバイブレ
ータ33に入力されるようになっており、単安定マルチ
バイブレータ33は入力される信号の立ち下がシエツジ
で作動し、UP/DOWNカウンタ6に、とのカウンタ
におけるカウント値を零に戻すリセット信号を送出する
ようになっている。また、マルチバイブレータ33の送
出するリセット信号は分岐されてラッチ回路20〜22
にも入力され、このラッチ回路20〜22におけるラッ
チデータをリセットするようになっている。
尚、単安定マルチバイブレータ19の送出する1ショッ
ト信号の立ち下がりエツジで単安定マルチバイブレータ
34が作動するようになっており、このマルチバイブレ
ーク34の送出する1ショット信号がカウンタ16〜1
8におけるカウント値を零に戻すリセット信号となって
いる。また、単安定マルチバイブレータ19は、タイマ
回路35の送出する、所定時間継続してrHJレベルと
なる発信タイマ信号の立ち下がりエツジで作動し、ラッ
チ回路20〜22に送出する1ショット信号を所定時間
々隔毎に繰シ返して送出するようになっている。
次に、このように構成された装置の動作を説明する。す
なわち、今、自動車が直進走行を行っており、ハンドル
操舵に連動して回転する回転円板1が第2図に示したよ
うな回転センタ位置にあるものとする。この時、LIP
/DOWNカウンタ6におけるカウント値は実際には零
となっていなければならないはずであるが、前述したよ
うな電気雑音あるいはイグニッションスイッチオン後の
ハンドル回転等により、零に対してずれたカウント値と
なっている場合が有り得る。このようなずれたカウント
値がデコーダ7に入力されると、このデコーダ7を用い
て制御される外部機器がそのカウント値に応じてずれだ
動作を行ってしまうという不具合が生じてしまう。しか
し、本実施例においては、以下に説明するような補正動
作が速やか〈行われるので、支障なく外部機器をハンド
ル操舵に連動させて制御することができるようになる。
すなわち、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント
値は、デコーダ7に入力されると同時にコンパレータ8
〜10にも入力されるようになっており、コンパレータ
8〜10において各基準値と比較される。つまり、UP
/DOWNカウンタ6におけるカウント値NがN≧Ni
O時は、コンパレータ8がその出力端子8aよりrHJ
レベルの信号を送出し、N≦N、の時はコンパレータ1
0がその出力端子10aより[tJレベルの信号を送出
する。
また、N、(N(N、の時はコンパレータ9がその出力
端子9aより「H」レベルの信号を送出し、コンパレー
タ8〜10の出力状態によりアンドゲート11〜13の
内のいずれかがセット状態となる。一方、アンドゲート
14に入力される原点位置検出信号は、回転円板の回転
センタ位置と、この回転センタ位置を中心とする右およ
び左方向1回転位置とにおいて発生する。
一般に、自動車の走行中においては、その殆んどが直進
走行であると言っても過言ではなく、このため、回転円
板の回転センタ位置において原点位置検出信号が送出さ
れる積算時間は、右方向1回転位置および左方向1回転
位置に比して長くなる。つまり、左方向1回転位置およ
び右方向1回転位置に回転円板1の回転角度を固定して
走行することは少なく、その殆んどが瞬時に通過するの
みであると考えてよい。したがって、各原点位置につい
て、原点位置検出信号の発生時間、即ち回転円板1の原
点位置停留時間を所定時間内(以下、サンプリングタイ
ムと呼ぶ)において積算すれば、この積算値の大小によ
り、回転円板1が現時点において回転センタ位置にある
のか、あるいは左右方向1回転位置にあるのかを判定す
ることが可能となる。しかし、例えば、対向車や歩行者
の通過待ち等でハンドルを1回転させた状態で比較的長
時間停車する等の特殊なケースもあシ得、このような場
合にあっては右および左方向1回転位置に原点位置が停
留する時間が長くなり、その積算値が回転センタ位置に
停留する原点位置の停留時間の積算値を越えてしまう可
能性がある。つまり、このような特殊なケースをも考え
合わせ、正確な回転センタ位置を判定しようとすると、
過大表サンプリングタイムを必要とし、この判定結果を
用いて補正しようとする外部機器の正常動作への復帰に
時間がかかつてしまうという不具合が生じてしまう。
本実施例は、特にこのような不具合な点を解消するため
に構成されたものであシ、本実施例によれば短時間のサ
ンプリングタイムで正確な回転センタ位置の判定を行う
ことができる。すなわち、第1図において、カウンタ6
におけるカウント値のずれがハンドル操舵角にして±1
80°未満であるものとする。今、自動車が直進走行状
態(ウィンカスイッチ36bを操作していない状態)で
あるとすると、回転センタ位置における原点位置検出信
号の発生時には、カウンタ6におけるカウント値に基づ
いてコンパレータ9の出力がrHJレベルとなる。この
時、アンドゲート14の入力端14eは「H」レベルで
あるので、原点位置検出信号の発生期間において、基準
クロック発生器15の送出するクロック信号がアンドゲ
ート14を通過し、アンドゲート11〜13の他端へと
送られる。そして、アンドゲート11〜13の他端へ送
られたクロック信号は、コンパレータ9の出力のみが「
H」レベルであるので、アンドゲート12を通過し、後
段のカウンタ17へと送られる。一方、右および左方向
1回転位置において、原点位置検出信号が発生する場合
には、カウンタ6におけるカウント値に基づいてコンパ
レータ8および10の出力が「H」レベルとなるが、こ
のような場合、方向指示灯36eおよび36dは法規制
により点滅状態としなければならず、ハンドル操舵の直
前にウィンカスイッチ36bの操作を行なわなければな
らない。したがって、アンドゲート14の入力端14e
にはターン信号生成回路36を介してIt、Jレベルの
ターン信号が入力され、基準クロック発生器15の送出
するクロック信号はアンドゲート14を通過しない。つ
まり、右および左方向1回転位置において原点位置検出
信号が発生しても、方向指示灯36cおよび36dが点
滅している間は、アンドゲート11〜13へはクロック
信号が入力されス、シたがってコンパレータ8および1
Gに対応するカウンタ16および18へのクロック信号
の入力もない。したがって、回転センタ位置において原
点位置検出信号が発生している間は、カウンタ1Tが基
準クロック発生器15の送出するクロック信号のカウン
トを行なうが、右方向1回転位置および左方向1回転位
置において原点位置検出信号が発生している間は、カウ
ンタ16および18においてはカウントが行なわれない
。つまり、カウンタ1Tは回転センタ位置において原点
位置検出信号が発生している時間、即ち回転円板1の原
点位置停留時間を入力されるクロック信号のカウント値
に置き換えて積算するが、カウンタ16および18は、
ターン信号が発生している期間については、右および左
方向1回転位置における原点位置停留時間を積算しない
。そして、各カウンタ16〜18におけるカウント値は
、タイマ回路35の送出する発信タイマ信号の立ち下が
りエツジで動作する単安定マルチバイブレータ19の1
ショット信号によりラッチ回路20〜22に取り込まれ
ることになる。一方、そのカウント値が取り込まれた後
のカウンタ16〜18は、単安定マルチバイブレータ1
9の送出する1ショット信号の立ち下がりエツジで動作
する単安定マルチバイブレータ34の1ショット信号で
リセットされ、そのカウント値が零に戻り、次に入力さ
れるクロック信号のカウントに備える。′)まり、カウ
ンタ16〜18は、タイマ回路35の送出する発信タイ
マ信号の周期で定まる所定時間々隔毎に原点位置検出信
号の発生回数をカウントし、ラッチ回路20〜22がこ
の所定時間内、即ち前述したサンプリングタイムにおい
てカウントされたカウント値の最終値をそれぞれα、β
、rとして取シ込む。しかして、ラッチ回路20.21
および22に取シ込まれたカウント値α、βおよびrが
コンパレータ23〜25を用いて比較されるようになる
ここで、カウント値α、β、γの大小関係に着目すると
、ターン信号が発生している期間については、カウンタ
16および18におけるカウント値がアップしないので
、βが最大となる。
つまり、対向車や歩行者の通過待ち等で7・レベルを1
回転させた状態で長時間停車したとしても、このような
場合は方向指示灯を点滅させており、カウンタ16およ
び18はその停車時間を積算してカウントしない。した
がって、所定サンプリングタイムにおけるカウント値α
、β、γの内、βが最大となり、この関係はサンプリン
グタイムを短くしても変わらない。本実施例においては
、このサンプリングタイムを例えば30secとしてそ
の判定スピードを高めている。
しかして、デコーダ26は、ラッチ回路20゜21およ
び22におけるカウント値α、βおよびγの大小関係に
よって、出力端子26fあるいは26iより rjtJ
レベルの信号を送出し、このような状態ニオいて、アン
ドゲート12が基準クロック発生器15の送出するクロ
ック信号を通せば、ナントゲート29および32の他方
の入力端が「H」レベルとなる。これによって、単安定
マルチバイブレータ33に入力される入力信号が立ち下
がり、UP/DOWNカウンタ6にリセット信号が入力
され、そのカウント値が零となる。つまり、所定サンプ
リングタイム内において最大のカウントを行なうカウン
タ1Tにアンドゲート12を介してクロック信号が入力
された時点でUP/DowNカウンタ6がリセットされ
るので、即ち3箇所の原点位置の内回転センタに回転円
板1が真に位置した時点でUP/DOWNカウンタ6が
リセットされるので、[3P/DOWNカウンタ6の適
確且つすばやい補正がなされる。尚、単安定マルチバイ
ブレーク33の送出するリセット信号はラッチ回路20
〜22にも入力され、これらラッチ回路におけるラッチ
動作をリセットし、次のデータ取り込み動作に備える。
以上は、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値
のずれがハンドル操舵角にして±180°未満であるこ
とを前提にして説明したが、±180°以上であっても
UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値の補正は
適確に行なわれる。
例えば、今、UP/DOWNカウンタ6におけるカウン
ト値のずれがノ・ンドル操舵角にして+180゜以上、
例えは+3600であったとする。この時、U P/D
 OWNカウンタ6の送出するカウント値Nは、回転円
板の回転センタ位置および右方向1回転位置においてN
1以上となυ、左方向1回転位置にあってはNt (N
 (N 1となる。したがって、回転センタ位置および
右方向1回転位置において、コンパレータ8の出力が[
(jレベルとなり、左方向1回転位置においてコンパレ
ータ9の出力が「H」レベルとなる。方向指示灯36d
$るいは36Cが点滅している間は、原点位置検出信号
が発生してもアンドゲート11〜13にはクロック信号
が入力されないので、カウンタ16は回転センタ位置に
おける原点位置停留時間成分のみのカウントだけを正確
に行うようになる。したがって、ラッチ回路20〜22
に取り込まれるカウント値α、β。
rの内、αが最大となり、コンパレータ23〜25を用
いた比較結果により、デコーダ26の出力端子26gお
よび26hより「I(Jレベルの信号が送出される。そ
して、アンドゲート11を介してクロック信号が送出さ
れた時点で、即ち3箇所の原点位置の内回転センタに回
転円板1が真に位置した時点で、ナントゲート30およ
び31の他方の入力端が「H」レベルとなC1UP/D
OWNカウンタ6がリセットされ、そのカウント値の適
確且つすばやい補正がなさ五ることになる。
また、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値の
ずれがハンドル操舵角にして一1800以上であった場
合も同様にして、今度はラッチ回路22におけるカウン
ト値rが最大となり、回転円、板1が真に回転センタに
位置した時点で、UP/DOWNカウンタ6のカウント
値の適確且つすばやい補正が行なわれるように力る。
尚、本実施例においては、カウンタ16〜18において
、原点位置停留時間をクロック信号のカウント値に置き
換えて積算するようにしたが、原点位置の通過回数をカ
ウンタ16〜18において゛積算し、この積算結果を用
いて回転センタ位置を判定し、UP/DOWNカウンタ
6の補正を行なうようにしてもよい。
また、本実施作においては、自動車の直進操舵位置を判
定し、UP/DOWNカウンタ6の補正を行なうように
したが、自動車の直進操舵位置の判定に限るのではなく
、外部操作に連動して回転する回転体の回転センタを決
定することができることは言うまでもなく、この決定し
た回転センタを基準にして各種の制御を行うことができ
、その利用価値は極めて高い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による回転体のセンタ位置判
定方法によると、外部操作に連動して時計方向および反
時計方向に回転する回転体の1回転毎に位置する原点位
置の各々について原点位置停留時間あるいは原点位置通
過頻度を積算し、その積算結果が所定時間内において最
大なる原点位装置を前記回転体の時計方向および反時計
方向への回転センタ位置として判定するようにすると共
に、この回転体の回転センタを中心とする方向転換動作
に付随する方向指示手段作動期間については、前記原点
位置停留時間あるいは原点位置通過頻度をその積算結果
に加えないようにしたので、回転体の1回転おきに位置
する原点位置の内、ターン信号の発生期間を除く停留時
間および通過頻度の積算値の最大なる原点位置をその回
転体の回転センタ位置としてすばやく定めることができ
、例えばこの回転体を自動車等のノ・ンドル操舵に連動
させて回転させた場合、対向車や歩行車の通過待ち等で
ハンドルを1回転させた状態で且つウィンカを上げて長
時間停車するような特殊な走行ケースをも含めて、その
直進操舵位置をすばやく且つ適確に判定することが可能
となシ、この直進操舵位置の判定時点で回転位置検出装
置におけるカウンタのミスカウントを補正することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転体のセンタ位置判定方法の一
実施例を示すブロック構成図、第2図はこのセンタ位置
判定方法に用い−る回転位置検出センサを示す概略構成
図である。 1・・・・回転円板、1b ・・・・原点位置検出用ス
リット、2〜4・−・・フォトインタラプタ、6會・轡
・UP/Do□νmカウンタ、14・・・@アンドゲー
ト、15・・e・基準クロック発生器、16〜18・―
・・カウンタ、20〜22・・・・ラッチ回路、23〜
25・・・・コンハレータ、26・φ・−デコーダ、3
5・・・・タイマ回路、36・・・・ターン信号生成回
路、36c・・・・右方向指示ランプ、36d・・・・
左方向指示ランプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 外部操作に連動して時計方向および反時計方向に回転す
    る回転体と、この回転体の所定回転角度位置を原点位置
    としこの回転体の1回転毎に位置する原点位置の各々に
    ついてその原点位置停留時間あるいは原点位置通過頻度
    を積算しその積算結果が所定時間内において最大なる原
    点位置を前記回転体の時計方向および反時計方向への回
    転センタ位置として判定するセンタ位置判定手段とを備
    え、前記回転体の回転センタを中心とする方向転換動作
    に付随する方向指示手段作動期間については前記原点位
    置停留時間あるいは原点位置通過頻度をその積算結果に
    加えないようにしたことを特徴とする回転体のセンタ位
    置判定方法。
JP29818085A 1985-12-30 1985-12-30 回転体のセンタ位置判定方法 Granted JPS62157512A (ja)

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JPH056850B2 JPH056850B2 (ja) 1993-01-27

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