JPS62157266A - 内燃機関のための構造及び組立て方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 １監立且１ 本発明は内燃開開の構造に係り、特にそのような機関の
ための燃焼チェンバーと、弁列のチェンバーとクランク
ケースのチェンバーとの構造に関する。

正」」【垣１Ｂ丸■ はとんど全ての商業用機関のハウジングは鋳造金属とし
て製作される。自動車用のｖＪ造金属製の機関ハウジン
グを製作する場合には、ハウジング形状を水平面に沿っ
て割り、分離的なシリシダーブロックと分離的な頭部と
を画定することが従来からのやり方であり、これら両方
のピースはそれらの間にガスケットを挿入して、大きな
力で一緒にして締付けられ、燃焼ガスと水のシール性を
確保する。これらの締付力は相当な大きさであり、また
通常は前記頭部からのブロックの深いねじ穴の中へ延在
する幾つかの長いボルトを用いることによって得られる
。この力は主として燃焼チェンバー内のガス圧力によっ
て生じる分離力に耐えるのに十分大きくなければならな
い。そのような大きな締付力のためにシリンダー孔の丸
さ及び弁ガイドの直線性がわずかに変形され、丸さから
ずれた分を吸収するためにリングを変形させるためにリ
ングの力は増加しなければならないので大きな摩擦力と
なって伝達され、また弁軸の往復運ｖＪ中に弁軸に対す
る大きな摩擦力となって伝達される。

機関の耐久性は長期間の使用によって逆の影響を受ける
。

機関ハウジングを水平面に沿って合体させるように製作
することは、内部の通路を水平の合体面に境接させる、
あるいはさせないようにして画定するために相当なくり
恢き加工を用いることが必要となり、このくり（友かれ
た通路は鋳造時のひれ状物質あるいは破片を洗條、除去
するために、直）妄接近することができない。ざらに、
そのような鋳造ブロック及び頭部を製作する技術では鋳
造ｉＪ＜完了してから、ある種の他の通路を分離的に機
械加工する必要があり、そのようなものの製作に関して
相当な費用が付は加わる。燃料経済の観点から、重量増
加は望ましくないことである。従って水平方向に割れた
は関の構造には、＠石、費用、品質、機関特性にｄ３け
る自動化と効果の領域において何らかの改良をする必要
があることがわかる。

そのような水平方向に割れた機関の重ωを減らすために
、鋳造製のハウジング部分の全部あるいは一部を鋳造ア
ルミニウムで代用することによって何らかの試みがなさ
れてきている。しかし、アルミニウムは、鋳鉄の場合と
等簡約に児て、高温摩耗及び研摩摩耗に対する耐性がな
いという点で問題であり、従って普通は過大な摩耗が生
じるような部分には改良された特性を有する多数の挿入
物を設けなければならない。また、アルミニウムには、
過度の締付力という問題にはあまり耐えられそうもない
。水平方向に割れる＾関の自動組立ても完全に十分なも
のであるとは言えない。その理由はそのような水平方向
に割れる機関の幾つかの副組立体を分離的に画定された
ジャーナル、ヨーク、及び支持体の中でクレードルにの
せなければならず、さらにそれらも分離的に取り付け、
分離的に組立てなければならず、組立行程がｌｅｔにな
り、組立のロボット化が無理であるからである。

発明の要約 本発明は内燃機関のための構造を提供し、機関特性と燃
料経済を改良し、組立て及び製造の費用を減少さ往、よ
り均等な品質を確保し、今日使用されている従来の内燃
機関に比べて、機関のｆｆ１ｌｉを減少させている。

前記構造は（２）一連の整列されたシリンダーを有する
耐摩耗性の鋳造金属でできたモノブロックであって、前
記シリンダーの軸線は共通の中心面内に位置し、前記モ
ノブロックは、前記シリンダーへの燃焼ガスの出入りを
許す装置を例外として、頂部において閉じられているそ
のモノブロックと、（ｂ）前記中心面に沿って合体する
ことが可能な縁部を有する鋳造金属でできた１対の補足
的なクラムシェルハウジング部分であって、前記部分は
、その中で前記モノブロックを離隔的に支持し取り囲ん
で水ジ！ケットチェンバーを囃定しており、前記部分は
前記中心面において合体することが可能な前記縁部の中
及びそれに沿って画定された、所定位置において鋳造さ
れた油通路を有している、そのクラムシェルハウジング
部分と、（ｃ）前記部分とモノブロックとの間を延在夫
、前記水ジャケットチェンバーをガスと水の移動に対し
てシールしている装置と、に）前記モノブロックの周囲
で環状的に延在し、前記ハウジング部分に受留められ、
それらの間におけるシリンダーの軸線方向のスラスト力
を伝達するための装置と、（ｅ）前記合体状態において
前記部分を一緒にして固定的に連結するための装置とを
含むことを特徴とする内燃機関のための構造である。

好ましくは、前記中心面は直立しており、モノブロック
は鋳鉄あるいはセラミックでできており、補足的なクラ
ムシェルハウジング部分は鋳造アルミニウムでできてい
る。好ましくは、前記部分を一緒にして固定的に連結す
るための前記装置は（ｉｌｌつのクラムシェル部分の縁
部における少なくとも１つの環状の連続的な溝と、（ｉ
ｉ）前記溝内の弾性的な接着剤と、（ｉｉｌ前記部分を
一緒にしてぴったり引っ張って、接着剤のはがれｆｆｉ
　（Ｉを防ぐための、補足的な機械的固定装置とを含む
。

好ましくは、前記水ジャケットチェンバーをシールする
ための前記装置は、前記部分とモノブロック上でそれぞ
れ配置された連続的な対向した圧縮面を含み、これはく
の中心面を横切った水ジャケットヂエンバーの頂部外周
と底部外周に連続的に沿って、また（ｂ）中心直立面に
位置した水ジャケットチェンバーの外周に沿って配置さ
れ、また前記装置は、そのような圧縮面の間に配置され
て、シール機能を確立するための圧縮可能な連続的なシ
一層部材を含む。有利的には、前記横断的な圧縮面はモ
ノブロックの頂部と底部のそれぞれにおける連続的な溝
ループと、前記部分がモノブロックの周りでの組立て位
置にある時に、全体的に前記溝の１つと対向して配置さ
れた、両方の前記部分上の連続的な唇状面とを含む。直
立面に沿った前記圧縮面は、少なくとも１つの前記部分
の合体面にＪ５ける連続的な溝と、他の前記部分の合体
面上における連続的な対向面とを含む。シール機能を確
立させるために好ましくは、前記溝と表面との間に連続
的な相互連結されたオーリングが配置されており、モノ
ブロックの頂部における連続的な溝ループは一連の弁ガ
イドを取囲んでいてもよく、下部のループはその基礎ス
カート部における、あるいはその近くにおいて一連のシ
リンダーを取囲んでいてもよい。

有利的には、前記クラムシェル部分は一体構造的なカム
シャフトベアリング面と、一体構造的なりランクシャフ
トのベアリングと、カムシャフトの駆動部材を効果的に
収納する延長ハウジングとを画定する型鋳造のアルミニ
ウムであってもよい。

好ましくは、前記型鋳造のアルミニウムでできた前記部
分は、またプラスチックのオイルパンのような接着剤に
よって接着されたプラスチック部材を受留めるようにな
っていてもよく、プラスチックの入口マニホルドは鋳鉄
製のモノブロックに接着されてもよい。

好ましくは、型鋳造のアルミニウム製のクラムシェル部
分は、少なくとも３０ｐｓｉから１１０ｐｓｉ以下（２
、１Ｋｇ／　ｃｍ２から７．７Ｋｇ／ｃｍ−以下）の接
着力で一緒にして保持されている。

詳細説明及び最良の形態 本発明の改良構造はスリーピースの内燃磯関を含み、こ
れは燃焼チェンバーと、カムシャフトケースと、水ジャ
ケットと、タイミングチェーンケースと、クランクシャ
フトケースとを画定している。前記スリーピースは、好
ましくは鋳造金属からなるモノブロック１１と、左側の
ｖｉ造金金属クラムシェル部分１２と、右側の鋳造金属
のクラムシェル部分１３とを含む。前記モノブロックは
エンジンに対する全ての重要な高温面及び（あるいは）
反摩耗面を支持するように設計されていて、シリンダー
孔１１ａと、弁座１１ｂと、弁ガイド１１ｃとからなる
。前記クラムシェル部分は、軽量で低価、特に経済的に
製作できるように、有利なことに鋳造アルミニウムでで
き、ている。前記クラムシェル部分は、一体構造的にな
って、カムシャフトケース３３と、水ジャケット３０と
、クランクシャフトケース３１と、タイミングチェーン
ケース９とを画定している（第２図参照）。

モノブロック 第１図はより詳細に示したように、前記モノブロックは
一連のシリンダー１４（それらの軸線を中心面２３上に
整列させて配置されている）を有した鋳鉄部材からなり
、それら各々は、シリンダーへの燃焼ガスの出入りをさ
せる装置１６が存在することを例外として、シリンダー
の頂部１５において閉じられている。前記装置１６は１
あるいはそれ以上の入口エルボ−１７を有し、これはシ
リンダーの頂部１７ａから、整列されたシリンダーの中
心直立面２３に対して平行な面１９内に位置した出口間
口１７ｂにまで延在している。同様に、出口エルボ−１
８はシリンダーの頂部１８ａから、前記中心直立面に平
行な面２ｏ内に位置した出口間口１８ｂにまで延在して
いる。弁軸が内部で作動するための弁ガイド面１１Ｇを
有した中心開口を有する弁ガイド２１が、１つのモード
において、それ°らの軸線が前記中心面に沿って位置す
るように配置され、前記入口エルボ−と出口エルボ−と
の間に挿入されている。

クラムシェルハウジング部分 各々のクラムシェル部分は合体用の縁３４．３５を有し
、これらは−緒に合せた時、エンジン構造の中心直立面
２３において結合する。中心面（シリンダーの軸線と共
通）に沿った型ｖＩ造アルミニウムのハウジング部分の
割れ目を有しているということの主な利点は、そのよう
な部分を分離した場合に、各種チェンバーやケースが即
座に、同時に露出されるという点にある。このことは、
製造中に水ジヤケツト自身を直接的に鋳造時のひれ状物
質や破片を除去することができ、また今までのように内
部においてくり抜かれた水ジヤケツト通路の場合には不
可能であった清浄度の確認が可能であるという理由で利
点になっている。さらに、クラムシェル部分の中へ一体
構造的に組込まれた各種ケーシングは多数の副組立体の
ための支持面を画定するように配置することができ、分
離的な機械加工のＩζめの必要性がなくなり、またその
上う４ヱ表面を鋳造の結果として画定することかて゛き
るようになる。例えば、カムシャフトケーシング３３は
６０において凹みがついており、重量を減らすだけでは
なく、タペット９１のためのベアリング面９ｏや、カム
シャフト９２のための支持体６１を画定してもいる。同
様に、クランクケーシングはウェブ部材３２を有し、こ
れはクランクシャフトのベアリング面６３を一体構造的
に画定するために延在していてもよい。そのようなベア
リング面が中心面に沿って分割されることは利点であり
、それはクランクシャフトの力の水平方向成分は、カム
シャフトに関する場合と同様に、エンジンの作動中に最
小になり、また近代的な゛急速燃焼″エンジンの場合に
はクランクシャフトの力の１１５が垂直方向に向いてい
るからである。従って、クラムシェル部分を引き離そう
とする水平方向の分離力は、ハウジング部分が水平面に
沿って分割される場合にエンジン内にかかる力よりも小
さい。

中心面で分割されるハウジング部分の重要な利点は、よ
り広大な鋳造の油分配溝を画定することができ、従って
分離のためのドリル加工および機械加工作業を必要とし
なくなるという点である。

第２図に示したように、油ギヤラリ−溝３６は少なくと
も１つの合体縁３４．３５に沿って画定され、クランク
シャフトチェンバーの周りで外周を延在し、燃焼チェン
バーの縁に沿って延在し、油ポンプから油が放出される
低位置から上方へ延在し、カムシャフトケーシングの中
へ入り、そこで縁に沿って下方へ向かって各々のカムシ
ャフトのベアリングへ分配され、さらに油ギヤラリ−の
中で集められてポンプへ戻る。

水ジヤケツトシール装置 クラムシェル部分とモノブロックとの間で延在した装置
３９（第１図参照）が設けられており、これはく中心直
立面の外側に位置した）水ジャケットチェンバーの頂部
と底部とを水の移動に対してシールしている。これは環
状の唇状部３８．３７の中でそれぞれ画定された１対の
連続的な溝ループ４０．４３からなり、これらはモノブ
ロックの上端と、モノブロックの下端あるいはその近く
に配置され、各々のループはそれぞれ（ｉ）一連の弁開
口及び弁ガイドと、（１１）一連の整列されたシリンダ
ーとを取囲んでいる。反対側の圧縮面４５，４１はクラ
ムシェル部分上で画定され、これらのクラムシェル部分
が合体すると前記溝ループと直面し、オーリング４４，
４２、あるいは等価な圧縮可能なシール部口がそれらの
表面間に挿入されていてもよく、モノブロックの頂部及
びモノブロックの底部に存在している分離部をシールす
る機能を果す。

ざらに、中心面２３における水ジＡ７ケツトの外周部を
シールするための装置２９が設けられており、少なくと
も１つの部分（ここでは３５′）の合体縁において環状
の外周的な連続嵩２８が画定され、端部における燃焼チ
ェンバーの側部を取囲み、圧縮可能なシール部材２７あ
るいは圧縮可能なオーリングを受留めるようになってい
る。そのような溝付きのクラムシェル部分に対して反対
側のクラムシェル部分が押付けられると、中心直立面に
位置した合体縁３４が圧縮力を与えてシールを完成させ
る。このようにして、本質的に２つの水平配置された環
状のシール部材４２．４４と、中心面に向かった環状の
シール部材２７とが存在し、これらは前記部分が一緒に
して固定された時に、前記水ジャケットの油と水のシー
ル性を確保する。好ましくは、前記シール部材４２．４
４゜２７は、２７が部材４２と４４との間を延在するよ
うな単一の一体構造ピースとして形成してもよい（第４
図参照）。

ハウジング部分のための連結装置 前記部分を合体関係にして一緒に固定的に連結するため
の装置４９が設けられており、これは部分１２の全ての
ハウジング縁３５の周りに延在した外周溝３６を含む。

＠３６は連結用接着剤をその中に受留めている。これら
の部分を一緒にして固定保持し、接着剤がはがれる状態
になるのを防ぐために、合体縁３５．３４に沿って補助
的な機械的固定装置４８〈ボルトのような）が間隔をお
いて配置されている。前記ボルト４８は、丁度ボルトの
ところではなくて、ボルト間の領域に４３いて、少なく
とも２０ｐｓｉ　　（１、４Ｋｇ／ｃｍ２）の力で前記
部分を引き付けて一緒にすることができるようになって
いる。

スラスト力の装置 今までに前記シール装置３９（溝と弾性的なオーリング
とからなる）について、モノブロックとクラムシェルハ
ウジング部分との間の唯一の連結装置として記述してき
たが、そのような連結によってそれらの間における軸線
方向の荷重（燃焼とピストン連動との結果生じる）の移
動を許さなくなっている。このために装＠８１が設けら
れている。型鋳造によるハウジング部分の内部の胴壁に
おける溝８２によって、モノブロック上に環状の半径方
向外側に延在した７ランジ２５がゆるく受留められてい
る（第１図参照）。

前記溝とフランジとの間にはかなりの公差が設けられて
いる。フランジの底部平坦面８３と溝の上方へむいた平
坦面８４との間に波状の平坦なばね８ｏが挿入されてＪ
３す、前記フランジを上方へ押し付け、力が上向きにな
るような圧縮行程の開始時において、平坦面８６と８７
どの間が確実に最初に接触するようにしている。波状ば
ねの抗力あるいは力はスラスト力に対して抵抗し、摩擦
力が下向きになるようなエンジンの取込み行程中に土と
して連結部分を保持するようになっている。

モノブロック（鋳鉄でできている）とクラムシェル部分
くアルミニウムでできている）との間の熱膨張差に関す
る公差は、（２）入口エルボ−１７と出口エルボ−１８
の各々の出口１７ｂ、１８ｂの周りに配置された、波状
の金属製の圧縮シールリングあるいはアコーデオン式の
シールリング７０と、（ｂ）１８１における波状の金属
製のばね７ｏ及びフランジ２５と、（ｃ）溝２８．４０
．４３における圧縮性オーリングとによって提供される
。

ガス圧力が低い時に、フランジ面８６．８７における接
触力を調節することによって、モノブロックとクラムシ
ェル部分との間の熱膨張差はそのようなフランジ位置に
おける滑動運動に吸収させることができる。

組　　立　　体 本発明の構造を組立てる方法は、結果として価格の低減
及び品質と信頼性の増加をもたらす。

１、　クラムシェル部分の１つは水平位置に位置し、合
体縁３５も水平位置に位置している。そのようなクラム
シェル部分は他の内部構造物に対する受留部材としての
役割を果すことができる。

２、従ってモノブロックは、ピストン及びコネクティン
グロッドとからなる０１組立体とともに、独立的に予め
組立てられ、ある種の場合には、もし望みならばクラン
クシャフトはコネクティングロッドに取付けることがで
きる。このように予め組立てることによって、分ａｔ的
な装置においてリングや弁座のシール性に関するリーク
テストを行なうことができる。シール部材４２．４４．
２７はモノブロックの溝ループ４０．４３の中に位置し
ている。予め組立てられたモノブロックは水平方向に配
置されたクラムシェル部分における所定位置へ挿入され
る。予め組立てられたモノブロックは、入口開口及び出
口開口におけるカウンタ一孔を用いて、所定位置におい
て把持し、取扱い、保持することができる。

３、　カムシャフトとカムフォロワーとの副組立体は水
平方向に配置されたモノブロックにクラムシェル部分と
の中の所定位置に位置させることができる。直接作用す
る弁の列がパケット型のタペットを用いている場合には
、カムシャフトとタペットとは、第１図に示したように
、中心線上あるいはその近くに位置する。各々の副組立
体のフィンガーフォロワーと弁ばねとが圧縮され、もし
弁ブロックが弱い接着剤によってばねの保持装置に接着
されると、ばねが圧縮された時には、弁軸は下方へ移動
するであろう。他の内部構造し同様にうまく組立てるこ
とができる。

４、　シール用のオーリングが水平方向に配置されたク
ラムシェル部分１２の満２８の中に位置される。溝３６
に接着剤が塗布される。

５　最後に、右側のクラムシェル部分１３が副組立体を
収納しているクラムシェル部分１２の上で閉じられる。

適当に垂直方向の面を圧縮するためにハウジングボルト
４８が挿入される。

上述した構造は幾つかの主な利点を提供する。

１、　中心部で直立した割れ目を有するハウジングはハ
ウジング上の締付力の必要性を減らし、その結末、ハウ
ジングの歪が少なくなり、従ってエンジンの摩擦が少な
くなり（ピストンリングの張力、カムシャフトのベアリ
ング、及び主クランクシＶフトのベアリング）、燃料経
済がよりよくなる。締付力が少なくて済むということは
結果的に価格を低減させ、固定装置の重量が低下するこ
とになる。

２　中心部で直立した割れ目を有するハウジングの高さ
は、より大きな剛性を提供し、動力列の曲り変形を減少
させる。

３、　中心部で直立した割れ目を有するハウジングの独
特の構造によって、一体＠造の耐摩耗性挿入物（モノブ
ロックという）を用いるのに必要な鉄の吊が最小になり
、先行技術による鋳造においては普通は必要であったく
り恢かれた水ジャケットの壁部をなくすことによって、
鉄の鋳造が簡単になり、モノブロックの壁部の冷却材側
へ点検や、フラッシング除去及び洗條のために接近でき
るようになる。さらに、その独特の構造によって型鋳造
のアルミニウムを用いることができ、鋳造費やｎ械加工
費を減少させ、同時にアルミニウムの体積が最小になり
、重量と価格とを減少させることができる。

４、　エンジンの全ての内部構造物を閉じ込めるのにス
リーピース構造を用いているので、結果として構造物の
数及び費用が減少し、組立て費用が減少し、構造物の境
界面におけるリーク発生の確率が減少し、より多量の要
素が必要となる場合に必要な合体フランジ、締具、鋲の
重Ｍがなくなる　４゜動力の取出し用の輪９７の油シー
ルのための支持体と同様に、タイミングチェーン９５及
びタイミングスブロケツ１−９６のためのハウジングの
延長部９を」体構造にすることができる。

５、　中心直立面に沿ったクラムシェルの合体ハウジン
グ部分を用いているので、クラムシェル部分が組立てら
れた時には閉じるような型鋳造の通路を用いて、エンジ
ン全体にわたって潤滑油を分配することが可能となる。

このことによって結果的に■械加工費用が減少し、ドリ
ルカロエされた通路から礪械加工時の破片を個別的に除
去するという通常の必要性がなくなる。

本発明の特定の実施例について説明、記述してさたが、
当業界にとっては、発明から逸脱することなしに各種の
変更や修正を行なうことができることは明らかであり、
本発明の真の精神及び範囲の中に入るようなそのような
変更及び修正の全てを、添（＝Ｊ　ｌ、た持Ｗ［請求の
範囲の中に含ませようと

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を実施する内燃機関の側断面図、
第２図は第１図の線（２−２）にほぼ沿って見た中心部
の断面図、第３図は第１図の一部分の拡大図、第４図は
一体構造になったシール部材の組立図である。 図において、 １１・・・・・・モノブロック １２．１３・・・・・・クラムシェルハウジング部分１
４・・・・・・シリンダー １７・・・・・・入口孔 １８・・・・・・出口孔 ２１・・・・・・弁ガイド ２３・・・・・・中心直立面 ３４．３５・・・・・・縁部 ３８．３７・・・・・・唇状面 ３９・・・・・・水ジャケットチェンバーのシール装置
４０．４３・・・・・・溝

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. （１）内燃機関のための構造において、 （ａ）一連の整列されたシリンダーを有する耐摩耗性の
   鋳造金属でできたモノブロックであつて、前記シリンダ
   ーの軸線は共通の中心面内に位置し、前記シリンダーへ
   の燃料ガスの出入りを許す装置を除いて頂部において閉
   じられているモノブロックと、 （ｂ）前記中心面に沿つて合体することが可能な縁部を
   有する鋳造金属でできた１対の補足状のクラムシェルハ
   ウジング部分であつて、前記部分は該部分内で前記モノ
   ブロックを間隔をあけて支持しかつ取囲んで水ジャケッ
   トチェンバーを画定しており、前記部分は前記中心面に
   おいて合体可能な前記縁部の中及びそれに沿つて画定さ
   れた、所定位置において鋳造された油通路を有している
   、クラムシェルハウジング部分と、 （ｃ）前記部分とモノブロックとの間に延在して、前記
   水ジャケットチェンバーをガスと水の移動に対して密封
   する装置と、 （ｄ）前記モノブロック周囲に環状に延在し、前記ハウ
   ジング部分に収容されて、それらの間でシリンダーの軸
   線方向のスラスト力を伝達するための装置と、 （ｅ）前記部分を前記合体状態で一体に固定的に連結す
   るための装置と、 を含むことを特徴とする内燃機関のための構造。
2. （２）特許請求の範囲第１項記載の構造において、前記
   中心面は垂直になつている内燃機関のための構造。
3. （３）特許請求の範囲第１項記載の構造において、前記
   モノブロックは鋳鉄あるいはセラミツクでできている内
   燃機関のための構造。
4. （４）特許請求の範囲第１項記載の構造において、前記
   クラムシェル部分は型鋳造のアルミニウムでできている
   内燃機関のための構造。
5. （５）特許請求の範囲第１項記載の構造において、前記
   部分を一緒にして固定的に連結するための前記装置は、
   （ａ）１つのクラムシェル部分の縁部における少なくと
   も１つの環状の連続的な溝と、（ｂ）前記溝の中に沈積
   された弾性的な接着剤と、（ｃ）前記部分を一緒にして
   引つ張つて、ハウジングが分離して接着剤が硬化するこ
   とを防ぎ、硬化した接着剤のはがれ損傷を防ぐための機
   械的な固定装置とを含む内燃機関のための構造。
6. （６）特許請求の範囲第１項記載の構造において、前記
   水ジャケットチェンバーをシールするための前記装置は
   、（ａ）前記部分上及び前記モノブロック上にそれぞれ
   配置され、水ジャケットチェンバーの頂部及び底部を閉
   じるように位置づけられ、前記中心面に沿つて前記水ジ
   ャケットチェンバーをシールするための、連続的な対向
   した表面と、（ｂ）前記対向表面間に配置された連続的
   でかつ圧縮可能なシール部材とを含む内燃機関のための
   構造。
7. （７）特許請求の範囲第６項記載の構造において、前記
   対向表面は（ａ）前記モノブロックの頂部及び底部に配
   置され、各々が前記中心面を横切る平面内に位置された
   、連続的なあるいはループ状になつた溝と、（ｂ）前記
   部分が前記モノブロックの周囲で組立てられた位置にあ
   る時に溝と対向する連続的な唇状の表面とを含む内燃機
   関のための構造。
8. （８）特許請求の範囲第１項記載の構造において、前記
   シリンダーへの前記燃焼ガスの出入を許す前記装置は、
   （ａ）各シリンダーに関して少なくとも１つの出口孔エ
   ルボーであつて、前記モノブロックの一方の側に沿つた
   側部直立面に端部が位置している、その出口孔エルボー
   と、各シリンダーに関して少なくとも１つの入口孔エル
   ボーであつて、前記モノブロックの反対の側に沿つた直
   立面に端部が位置している、その入口孔エルボーと、（
   ｂ）前記中心面の中あるいはその近くに位置した軸線を
   有する一連の弁ガイドとを含む内燃機関のための構造。
9. （９）特許請求の範囲第７項及び第８項記載の構造にお
   いて、前記弁ガイドは前記弁ガイドを取囲む連続的な環
   状の唇状部分を支持している内燃機関のための構造。
10. （１０）特許請求の範囲第１項記載の構造において、前
    記クラムシェルハウジング部分は、一体構造的なカムシ
    ャフトベアリング面を画定する壁部を有している内燃機
    関のための構造。
11. （１１）特許請求の範囲第１項記載の構造において、前
    記クラムシェル部分は、クランクシャフトのための一体
    構造的なベアリングジャーナルを画定する壁部を有して
    いる内燃機関のための構造。
12. （１２）特許請求の範囲第１項記載の構造において、前
    記型鋳造のアルミニウム製のクラムシェル部分に対して
    、少なくとも１つのプラスチック部材が接着剤によつて
    接着されている内燃機関のための構造。
13. （１３）特許請求の範囲第１項記載の構造において、前
    記部分は３０ｐｓｉから１００ｐｓｉ（２．１Ｋｇ／ｃ
    ｍ＾２から７０Ｋｇ／ｃｍ＾２）の範囲の連結力によつ
    て一緒になつて連結されている内燃機関のための構造。
14. （１４）内燃機関の、燃料チェンバー、カムシャフトの
    ケーシング、水ジャケット、タイミングチェーンのケー
    シング、及びクランクシャフトのケーシング、に関する
    スリーピース構造において、（ａ）中心直立面に沿つて
    複数個の整列された燃焼チェンバーを画定する鋳造金属
    でできたモノブロックであつて、前記モノブロックは前
    記機関のための耐摩耗性表面を収納し、シリンダー孔と
    、弁座と、弁ガイドとからなつている、そのモノブロッ
    クと、 （ｂ）前記中心面に沿つて合体することが可能な縁部を
    有する鋳造金属でできた１対の補足的なクラムシェル部
    分であつて、前記部分はその中で前記モノブロックを離
    隔的に支持し取囲んで、前記燃焼チェンバーの周りで水
    ジャケットチェンバーを画定しており、前記部分は、分
    離された時に、クランクシャフトのケーシングと、カム
    シャフトのケーシングと、タイミングチェーンのケーシ
    ングと、及び水ジャケットとの内部を露出させる、その
    クラムシェル部分と、 （ｃ）前記部分とモノブロックとの間を延在して、前記
    水ジャケットチェンバーを水の移動に対してシールして
    いる装置と、 （ｄ）前記合体状態において前記部分を一緒にして固定
    的に連結するための装置と、 を含むことを特徴とするスリーピース構造。
15. （１５）内燃機関の組立て方法において （ａ）内燃機関の燃焼チェンバーと、カムシャフトのケ
    ーシングと、水ジャケット、クランクシャフトのケーシ
    ングとを画定するためのスリーピース構造を画定するこ
    とであつて、前記スリーピースは、中心面に沿つて複数
    個の整列された燃焼チェンバーを画定する鋳造金属でで
    きたモノブロックであつて、前記モノブロックは、耐摩
    耗性表面を収納し、シリンダー孔と、弁座と、弁ガイド
    とからなつている、そのモノブロックと、前記中心面に
    沿つて合体することが可能な縁部を有する鋳造金属でで
    きた１対の補足的なクラムシェルハウジング部分であつ
    て、前記部分はその中で前記モノブロックを離隔的に支
    持し取囲んで、前記燃焼チェンバーの周りで水ジャケッ
    トチェンバーを画定しており、前記部分の各々は、前記
    チェンバーをシールして、かつ、前記部分を固定的に連
    結するための装置を受留めるために、前記水ジャケット
    の外周の周りにおける前記縁部内に外周的な溝を収納し
    ている、そのクラムシェルハウジング部分とを含んでい
    る、そのスリーピース構造を画定することと、 （ｂ）前記合体面が水平位置になるように、前記クラム
    シェルハウジング部分の１つを水平位置に配置すること
    と、 （ｃ）カムシャフトと、カムフォロワーと、弁の列を構
    成するためのばね及び弁列と、ピストンと、シール部材
    と、連結棒組立体と、クランクシャフトの組立体とから
    なる機械的な副組立体を前記モノブロック内及びその上
    へ挿入することと、（ｄ）前記副組立体を収納した前記
    モノブロックを前記水平方向になつたクラムシェル部分
    の中へ、前記モノブロック上の表面が前記縁部内の溝と
    対向するようにして入れることと、 （ｅ）シール装置を前記一つの部分の溝の中ヘ挿入する
    ことと、 （ｆ）前記モノブロックと第２のクラムシェル部分との
    間における溝と唇状の表面とが互いに他と対向するよう
    に構造を閉じて、その閉じられた部分が固定的に連結さ
    れて、エンジン構造を完成させるようにするために、他
    のクラムシェル部分を前記第１のクラムシェル部分を覆
    うように、またその上へ配置することと、 を含むことを特徴とする内燃機関の組立て方法。