JPS6215666B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6215666B2 JPS6215666B2 JP54154682A JP15468279A JPS6215666B2 JP S6215666 B2 JPS6215666 B2 JP S6215666B2 JP 54154682 A JP54154682 A JP 54154682A JP 15468279 A JP15468279 A JP 15468279A JP S6215666 B2 JPS6215666 B2 JP S6215666B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- fabric
- present
- hot water
- texture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
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- 238000004049 embossing Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
本発明は布帛のシボ立て方法に関するものであ
り詳しくはロータリーワツシヤーでシボ立て加工
するにあたり、媒体として水蒸気を用いシボムラ
のない高品位で均一なシボを得るシボ立て方法に
関する。 布帛のシボ立は最適な温度のもとに、無張力で
十分なもみ作用を一定時間与えることが必要であ
る。このための装置としてはロータリーワツシヤ
ーが最も効果的であり、従来から熱水を媒体とし
てロータリーワツシヤーでシボ立てする方法が一
般的に採用されている。しかし水を媒体とする従
来の方法では折りたたまれて投入された加工布帛
の内層部と外層部に対して当然のことながら熱水
の打布する衝撃力が大きく違うため、布帛の反末
と中央部とではシボ質が異なるなどいわゆるシボ
斑やバラツキが多発しやすいという問題があつ
た。この欠点を改善するためにワツシヤードラム
の回転数をおとしたり、浴比を大きくして布帛が
浴中に遊泳しているような状態で処理するなど熱
水の打布する衝撃力を弱めたり、あるいは逆に極
端に衝撃力を強くしたりとにかく布帛全体に均一
な衝撃を与える試みが種々検討されている。しか
し熱水の衝撃力を弱めれば全体のシボ質不良、あ
るいは生産性の問題がある。又、衝撃力を極端に
強くすれば反末部分にビリが出るなどいずれにし
ても良好なシボ発現とシボ斑解消を両立させるこ
とが難かしく問題を解決するにいたつていないの
が現状である。 本発明者等はかかるロータリーワツシヤー法の
問題点を解決すべくシボ斑の発生しない処理方法
について鋭意検討を重ねた結果、シボ立て時の熱
媒体として水蒸気を用いれば熱水のような布帛に
対する衝撃ムラもなくシボ斑の解消に著しい効果
のあることを見出し本発明に到達した。 すなわち本発明は布帛をロータリーワツシヤー
でシボ立て加工するにあたり、シボ立て時の媒体
として水蒸気を使用することを特徴とする布帛の
シボ立て方法である。本発明でいう布帛とは合成
繊維、天然繊維又はその両方からなるシボ発生性
編織物を意味する。特に強撚糸織物は本発明法の
適用が好ましい。又、水蒸気は飽和水蒸気、過熱
水蒸気のいずれでもよいが、望ましくは布帛に浸
透する熱量の均一性の点から飽和水蒸気の方がよ
い。その他温度、ワツシヤーのドラム回転数など
シボ立て処理条件は被処理布帛に定められた任意
の条件で行えば良い。 本発明の方法によれば、従来のワツシヤーシボ
立法に比較して良好なシボ質を保持し、しかもシ
ボ斑のない高品位の均一なシボを得ることができ
る。さらにまた本発明法によれば従来のように大
量の水を使用することもなく加うるにその加熱も
必要ないのであるから省資源、省エネルギー技術
としても非常に有効である。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 実施例 1 経糸に50デニール、緯糸にS撚およびZ撚にそ
れぞれ2300T/M追撚した100デニールのポリエス
テルフイラメントを用いて製織したデシンクレー
プを行灯巻にしロータリーワツシヤーでシボ立加
工を実施した。媒体として飽和水蒸気を用いる本
発明法と水を用いる従来法にて98℃で30分間処理
した結果は次の通りであつた。
り詳しくはロータリーワツシヤーでシボ立て加工
するにあたり、媒体として水蒸気を用いシボムラ
のない高品位で均一なシボを得るシボ立て方法に
関する。 布帛のシボ立は最適な温度のもとに、無張力で
十分なもみ作用を一定時間与えることが必要であ
る。このための装置としてはロータリーワツシヤ
ーが最も効果的であり、従来から熱水を媒体とし
てロータリーワツシヤーでシボ立てする方法が一
般的に採用されている。しかし水を媒体とする従
来の方法では折りたたまれて投入された加工布帛
の内層部と外層部に対して当然のことながら熱水
の打布する衝撃力が大きく違うため、布帛の反末
と中央部とではシボ質が異なるなどいわゆるシボ
斑やバラツキが多発しやすいという問題があつ
た。この欠点を改善するためにワツシヤードラム
の回転数をおとしたり、浴比を大きくして布帛が
浴中に遊泳しているような状態で処理するなど熱
水の打布する衝撃力を弱めたり、あるいは逆に極
端に衝撃力を強くしたりとにかく布帛全体に均一
な衝撃を与える試みが種々検討されている。しか
し熱水の衝撃力を弱めれば全体のシボ質不良、あ
るいは生産性の問題がある。又、衝撃力を極端に
強くすれば反末部分にビリが出るなどいずれにし
ても良好なシボ発現とシボ斑解消を両立させるこ
とが難かしく問題を解決するにいたつていないの
が現状である。 本発明者等はかかるロータリーワツシヤー法の
問題点を解決すべくシボ斑の発生しない処理方法
について鋭意検討を重ねた結果、シボ立て時の熱
媒体として水蒸気を用いれば熱水のような布帛に
対する衝撃ムラもなくシボ斑の解消に著しい効果
のあることを見出し本発明に到達した。 すなわち本発明は布帛をロータリーワツシヤー
でシボ立て加工するにあたり、シボ立て時の媒体
として水蒸気を使用することを特徴とする布帛の
シボ立て方法である。本発明でいう布帛とは合成
繊維、天然繊維又はその両方からなるシボ発生性
編織物を意味する。特に強撚糸織物は本発明法の
適用が好ましい。又、水蒸気は飽和水蒸気、過熱
水蒸気のいずれでもよいが、望ましくは布帛に浸
透する熱量の均一性の点から飽和水蒸気の方がよ
い。その他温度、ワツシヤーのドラム回転数など
シボ立て処理条件は被処理布帛に定められた任意
の条件で行えば良い。 本発明の方法によれば、従来のワツシヤーシボ
立法に比較して良好なシボ質を保持し、しかもシ
ボ斑のない高品位の均一なシボを得ることができ
る。さらにまた本発明法によれば従来のように大
量の水を使用することもなく加うるにその加熱も
必要ないのであるから省資源、省エネルギー技術
としても非常に有効である。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 実施例 1 経糸に50デニール、緯糸にS撚およびZ撚にそ
れぞれ2300T/M追撚した100デニールのポリエス
テルフイラメントを用いて製織したデシンクレー
プを行灯巻にしロータリーワツシヤーでシボ立加
工を実施した。媒体として飽和水蒸気を用いる本
発明法と水を用いる従来法にて98℃で30分間処理
した結果は次の通りであつた。
【表】
本発明によるものはシボ斑のない高品位のシボ
物が得られるが従来のように熱水を用いるものは
両反末のシボが低くなり製品価値をそこねるもの
であつた。 実施例 2 経糸50デニール、緯糸にS撚およびZ撚にそれ
ぞれ2700T/M追撚した200デニールのポリエステ
ルフイラメントを用いて製織した縮緬を実施例1
と同様にシボ立て加工したところ、熱水による従
来法のものは加工反の全長にわたり「ツノ」「地
割れ」が発生し商品価値のないものであつたが、
本発明法によるものは地割れ、シボ斑のない均一
な縮緬シボが得られた。
物が得られるが従来のように熱水を用いるものは
両反末のシボが低くなり製品価値をそこねるもの
であつた。 実施例 2 経糸50デニール、緯糸にS撚およびZ撚にそれ
ぞれ2700T/M追撚した200デニールのポリエステ
ルフイラメントを用いて製織した縮緬を実施例1
と同様にシボ立て加工したところ、熱水による従
来法のものは加工反の全長にわたり「ツノ」「地
割れ」が発生し商品価値のないものであつたが、
本発明法によるものは地割れ、シボ斑のない均一
な縮緬シボが得られた。
Claims (1)
- 1 布帛をロータリーワツシヤーでシボ立て加工
するにあたり、シボ立て時の媒体として水蒸気を
使用することを特徴とする布帛のシボ立て方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15468279A JPS5679761A (en) | 1979-11-29 | 1979-11-29 | Fabric treatment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15468279A JPS5679761A (en) | 1979-11-29 | 1979-11-29 | Fabric treatment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5679761A JPS5679761A (en) | 1981-06-30 |
JPS6215666B2 true JPS6215666B2 (ja) | 1987-04-08 |
Family
ID=15589605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15468279A Granted JPS5679761A (en) | 1979-11-29 | 1979-11-29 | Fabric treatment |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5679761A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5259797A (en) * | 1975-11-11 | 1977-05-17 | Toray Industries | Creping method of knit fabric containing strongly twisted yarn |
-
1979
- 1979-11-29 JP JP15468279A patent/JPS5679761A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5259797A (en) * | 1975-11-11 | 1977-05-17 | Toray Industries | Creping method of knit fabric containing strongly twisted yarn |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5679761A (en) | 1981-06-30 |
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