JPS6215651Y2 - - Google Patents
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- JPS6215651Y2 JPS6215651Y2 JP3619082U JP3619082U JPS6215651Y2 JP S6215651 Y2 JPS6215651 Y2 JP S6215651Y2 JP 3619082 U JP3619082 U JP 3619082U JP 3619082 U JP3619082 U JP 3619082U JP S6215651 Y2 JPS6215651 Y2 JP S6215651Y2
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- JP
- Japan
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- metal
- sheathed heater
- shaft hole
- metal shell
- small diameter
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
一端を金属チユーブの内底面に接続した発熱線
輪と、該発熱線輪の他端に接続した中心電極を、
その上方の端子部を突出させて上記金属チユーブ
内に収納し、密填した高熱伝導性絶縁材によつて
封塞してなるシーズヒーターを、主体金具の軸孔
末端から該ヒーターの発熱部を前方に突出させて
封着したデイーゼルエンジンの予熱栓が広く実用
されているが、従来の予熱品は極めて高価な銀ロ
ーを多量に使用する欠点があつた。
輪と、該発熱線輪の他端に接続した中心電極を、
その上方の端子部を突出させて上記金属チユーブ
内に収納し、密填した高熱伝導性絶縁材によつて
封塞してなるシーズヒーターを、主体金具の軸孔
末端から該ヒーターの発熱部を前方に突出させて
封着したデイーゼルエンジンの予熱栓が広く実用
されているが、従来の予熱品は極めて高価な銀ロ
ーを多量に使用する欠点があつた。
すなわち、発熱線輪の一端を内底面において接
続したシーズヒーターの金属チユーブを主体金具
の軸孔内に挿通して封着すると共に電気的に接続
する要があり、最も簡単な手段として該主体金具
の軸孔下端面における熔接が考えられるが、ステ
ンレス合金等高い耐食性、耐熱性を具えた金属か
らなる金属チユーブと、高い加工性によつて撰ば
れた軟鋼からなる主体金具との間には材質におい
て異なるだけでなく、金属チユーブは高熱伝導性
絶縁材を充填した後、径方向に圧搾されて0.5〜
1mm程度の薄肉に形成されているので熔接は危険
として避け、専ら銀ロー着が採用されていたが、
作業性及び500℃以上の融点を有する必要から銀
含有量が50%にも達する工業材料として極めて高
価なロー材が使用され、しかも耐久性を保つため
に主体金具軸孔の末端から奥深くまで広い面積に
亘つてロー着を施す必要があるので、このロー材
によつて予熱栓の製造価格を著しく高騰させる欠
点があつた。
続したシーズヒーターの金属チユーブを主体金具
の軸孔内に挿通して封着すると共に電気的に接続
する要があり、最も簡単な手段として該主体金具
の軸孔下端面における熔接が考えられるが、ステ
ンレス合金等高い耐食性、耐熱性を具えた金属か
らなる金属チユーブと、高い加工性によつて撰ば
れた軟鋼からなる主体金具との間には材質におい
て異なるだけでなく、金属チユーブは高熱伝導性
絶縁材を充填した後、径方向に圧搾されて0.5〜
1mm程度の薄肉に形成されているので熔接は危険
として避け、専ら銀ロー着が採用されていたが、
作業性及び500℃以上の融点を有する必要から銀
含有量が50%にも達する工業材料として極めて高
価なロー材が使用され、しかも耐久性を保つため
に主体金具軸孔の末端から奥深くまで広い面積に
亘つてロー着を施す必要があるので、このロー材
によつて予熱栓の製造価格を著しく高騰させる欠
点があつた。
本考案は、上記の欠点を解消することに成功し
たもので、以下図面の実施例について説明する。
たもので、以下図面の実施例について説明する。
図中、1はシーズヒーターを示し、従来品と同
様ステンレス合金の如き耐食、耐熱性金属からな
る金属チユーブ11の内底面11aに一端12a
を熔接した耐熱金属の細線からなる発熱線輪12
と、該発熱線輪の他端12bに接続して上方に伸
びる中心電極13を、該中心電極上方の端子部1
3aを残して収納し、内部の空間にマグネシアの
微紛末等高熱伝導性絶縁材14を充填した後、該
金属チユーブ11を外部から径方向に圧搾して内
部の高熱伝導性絶縁材14を高密度に圧縮するこ
とによつて得られる。
様ステンレス合金の如き耐食、耐熱性金属からな
る金属チユーブ11の内底面11aに一端12a
を熔接した耐熱金属の細線からなる発熱線輪12
と、該発熱線輪の他端12bに接続して上方に伸
びる中心電極13を、該中心電極上方の端子部1
3aを残して収納し、内部の空間にマグネシアの
微紛末等高熱伝導性絶縁材14を充填した後、該
金属チユーブ11を外部から径方向に圧搾して内
部の高熱伝導性絶縁材14を高密度に圧縮するこ
とによつて得られる。
2は軸孔21を具えた主体金具で、該軸孔21
は上記シーズヒーター1と緩く嵌合する径小部2
1aと、段座面21cを介して上方に伸び、該ヒ
ーター1との間に環状空隙Gを形成する径大部2
1bとからなり、該環状空隙Gにおいて同心的に
対向するシーズヒーター1の金属チユーブ11
と、主体金具2とを上記の段座面21cに圧入、
楔着した金属パツキン3′によつて電気的に導通
し、その上方を溶融ガラス3によつて封塞、固定
する。
は上記シーズヒーター1と緩く嵌合する径小部2
1aと、段座面21cを介して上方に伸び、該ヒ
ーター1との間に環状空隙Gを形成する径大部2
1bとからなり、該環状空隙Gにおいて同心的に
対向するシーズヒーター1の金属チユーブ11
と、主体金具2とを上記の段座面21cに圧入、
楔着した金属パツキン3′によつて電気的に導通
し、その上方を溶融ガラス3によつて封塞、固定
する。
しかして、上記のシーズヒーター1と主体金具
2の金属パツキン3′による電気的の導通及び溶
融ガラスによる封塞は、主体金具2の末端から突
出するシーズヒーター1の発熱部1aとなる上記
発熱線12側を所望の寸法に位置定めして保持す
る治具によつて両者を固定した状態において、上
記主体金具2の径小の軸孔21aと径大の軸孔2
1bの境界に形成される段座面21cに金属のパ
ツキン3′を導電部材として圧入、変形させてシ
ーズヒーター1と主体金具2を固定した後、常法
に従つて溶融ガラスの原料紛末を充填し、ついで
加熱、溶融した後、冷却することによつて得ら
れ、該溶融ガラスは導電性、非導電性を問わない
が前者導電性の溶融ガラスは金属紛末を含有する
ためその熱膨張係数を内外周のシーズヒーター1
及び主体金具に近づけて耐久性を高める利点が付
加される。しかして金属のパツキン3′はCu,
Ni,Al等の線材又は薄板でよいが変形代を大き
くして上記主体金具1の段座面21上の隅角部に
食い込ませるため、上記薄板を断面がS字状ある
いはU字状に形成したものが好ましい。
2の金属パツキン3′による電気的の導通及び溶
融ガラスによる封塞は、主体金具2の末端から突
出するシーズヒーター1の発熱部1aとなる上記
発熱線12側を所望の寸法に位置定めして保持す
る治具によつて両者を固定した状態において、上
記主体金具2の径小の軸孔21aと径大の軸孔2
1bの境界に形成される段座面21cに金属のパ
ツキン3′を導電部材として圧入、変形させてシ
ーズヒーター1と主体金具2を固定した後、常法
に従つて溶融ガラスの原料紛末を充填し、ついで
加熱、溶融した後、冷却することによつて得ら
れ、該溶融ガラスは導電性、非導電性を問わない
が前者導電性の溶融ガラスは金属紛末を含有する
ためその熱膨張係数を内外周のシーズヒーター1
及び主体金具に近づけて耐久性を高める利点が付
加される。しかして金属のパツキン3′はCu,
Ni,Al等の線材又は薄板でよいが変形代を大き
くして上記主体金具1の段座面21上の隅角部に
食い込ませるため、上記薄板を断面がS字状ある
いはU字状に形成したものが好ましい。
なお、4は絶縁管5を介してシーズヒーター1
から突出する中心電極の端子部13aと螺合する
電纜(図示省略)接続端子である。
から突出する中心電極の端子部13aと螺合する
電纜(図示省略)接続端子である。
上記の構成からなる本考案の予熱栓は、高価な
銀ローに代えて導電性又は非導電性の溶融ガラス
と金属パツキンの併用によつてシーズヒーターを
主体金具に封着するものであるから、電気的導通
を確保し、従来のロー着品に比して材料費を著し
く低減させると共に、ロー材の流出及びロー着に
使用されるフラツクスによる汚損の惧れを解消
し、封着面積を増大して接着を完全ならしめ、封
着作業も炉の加熱帯を通過させるだけでよいから
連続作業を可能とする等大きな効果がある。ま
た、シーズヒーターの発熱部と主体金具の間には
環状の空気層が形成されるため該発熱部の昇温速
度を高める効果が得られる。
銀ローに代えて導電性又は非導電性の溶融ガラス
と金属パツキンの併用によつてシーズヒーターを
主体金具に封着するものであるから、電気的導通
を確保し、従来のロー着品に比して材料費を著し
く低減させると共に、ロー材の流出及びロー着に
使用されるフラツクスによる汚損の惧れを解消
し、封着面積を増大して接着を完全ならしめ、封
着作業も炉の加熱帯を通過させるだけでよいから
連続作業を可能とする等大きな効果がある。ま
た、シーズヒーターの発熱部と主体金具の間には
環状の空気層が形成されるため該発熱部の昇温速
度を高める効果が得られる。
図面は本考案のグロープラグの実施例を示す縦
断面図である。 1……シーズヒーター、11……金属チユー
ブ、12……発熱線輪、13……中心電極、13
a……端子部、14……高熱伝導性絶縁材、2…
…主体金具、21……軸孔、21a……径小部、
G……環状空隙、3……溶融ガラス、3′……金
属パツキン。
断面図である。 1……シーズヒーター、11……金属チユー
ブ、12……発熱線輪、13……中心電極、13
a……端子部、14……高熱伝導性絶縁材、2…
…主体金具、21……軸孔、21a……径小部、
G……環状空隙、3……溶融ガラス、3′……金
属パツキン。
Claims (1)
- 一端を金属チユーブの内底面に接続した発熱線
輪と、該発熱線輪の他端に接続した中心電極を、
その上方の端子部を突出させて上記金属チユーブ
内に収納し、密填した高熱伝導性絶縁材によつて
封塞してなるシーズヒーターを、末端に該シーズ
ヒーターと嵌合する径小部を具えた主体金具の軸
孔に挿通し、該軸孔末端の径小部の上方に段座面
を介して形成される環状空隙において、上記シー
ズヒーターと主体金具を導通する金属パツキンを
上記段座面に圧入、楔着しその上方を溶融ガラス
によつて封着したことを特徴とするデイーゼルエ
ンジンの予熱栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3619082U JPS58142560U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 予熱栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3619082U JPS58142560U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 予熱栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58142560U JPS58142560U (ja) | 1983-09-26 |
JPS6215651Y2 true JPS6215651Y2 (ja) | 1987-04-21 |
Family
ID=30047635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3619082U Granted JPS58142560U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 予熱栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58142560U (ja) |
-
1982
- 1982-03-15 JP JP3619082U patent/JPS58142560U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58142560U (ja) | 1983-09-26 |
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