JPS6215649Y2 - - Google Patents
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- JPS6215649Y2 JPS6215649Y2 JP1982032193U JP3219382U JPS6215649Y2 JP S6215649 Y2 JPS6215649 Y2 JP S6215649Y2 JP 1982032193 U JP1982032193 U JP 1982032193U JP 3219382 U JP3219382 U JP 3219382U JP S6215649 Y2 JPS6215649 Y2 JP S6215649Y2
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- Japan
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- heater
- metal shell
- exposed
- wire
- lead wire
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
耐熱性金属の細線からなる発熱線輪を窒化珪素
の焼結体に埋込んだヒーターが、その高い熱効率
によつて急速予熱型デイーゼルエンジンのヒータ
ーとして注目されているが、該発熱線の両端と、
中心電極および主体金具との接続に難が残されて
いた。
の焼結体に埋込んだヒーターが、その高い熱効率
によつて急速予熱型デイーゼルエンジンのヒータ
ーとして注目されているが、該発熱線の両端と、
中心電極および主体金具との接続に難が残されて
いた。
すなわち、この種のグロープラグとして第１図
に示されるように、先端中央部分１１ｃからＵ字
状に折り曲げ１１ａ，１１ｂとしたＷ，Mo等耐
熱性金属の細線からなる発熱線輪１１と、該発熱
線輪の前端において接続、固定され、その前方に
おいてそれぞれ外側方に折り曲げられた上記発熱
線輪よりも径大の耐熱性金属線からなる長い正極
側リード線１２ａと、これよりも短かい負極側リ
ード線１２ｂの３者を柱状の窒化珪素焼結体１３
に埋込んでヒーター１とし、上記負極側リード線
１２ｂの上方において折り曲げられて該ヒーター
の外周面に露出する側端１２b′を、これを囲繞す
る金属リング３ａとロー着B3によつて固定し、
ついで該金属リング３ａを主体金具３の軸孔３１
の下端にロー着B1によつて固定し、上記負極側
リード線１２ｂを該主体金具３に接続し、一方、
上記正極側リード線１２ａの上方において折り曲
げられてヒーターの外周面に露出する側端１２
a′を、これを囲繞しヒーターの上端面と当接する
金属キヤツプ４ａとロー着B4によつて固定し、
ついで該金属キヤツプを上記主体金具３に絶縁、
保持された中心電極４にロー着B2によつて固定
して正極側リード線１２ａを中心電極４に接続す
るようになつていた。
に示されるように、先端中央部分１１ｃからＵ字
状に折り曲げ１１ａ，１１ｂとしたＷ，Mo等耐
熱性金属の細線からなる発熱線輪１１と、該発熱
線輪の前端において接続、固定され、その前方に
おいてそれぞれ外側方に折り曲げられた上記発熱
線輪よりも径大の耐熱性金属線からなる長い正極
側リード線１２ａと、これよりも短かい負極側リ
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に埋込んでヒーター１とし、上記負極側リード線
１２ｂの上方において折り曲げられて該ヒーター
の外周面に露出する側端１２b′を、これを囲繞す
る金属リング３ａとロー着B3によつて固定し、
ついで該金属リング３ａを主体金具３の軸孔３１
の下端にロー着B1によつて固定し、上記負極側
リード線１２ｂを該主体金具３に接続し、一方、
上記正極側リード線１２ａの上方において折り曲
げられてヒーターの外周面に露出する側端１２
a′を、これを囲繞しヒーターの上端面と当接する
金属キヤツプ４ａとロー着B4によつて固定し、
ついで該金属キヤツプを上記主体金具３に絶縁、
保持された中心電極４にロー着B2によつて固定
して正極側リード線１２ａを中心電極４に接続す
るようになつていた。
従つて上記の構造においては、発熱線輪をＵ字
状に折曲げて二列として使用する関係から、該発
熱線輪の巻径は必然的に小さくなつて剛性の高い
Ｗ，Mo等の耐熱性金属によるコイリングが難か
しいだけでなく、小さな巻径で二列に設けられた
発熱線輪は、これを埋設した窒化珪素焼結体の均
一な緻密化に悪影響を及ぼす他該二列の発熱線輪
を結ぶ側とこれと直角方向におけるヒーター外周
の温度上昇速度を異ならしめ、両列共ヒーターの
外周面から遠く離れた中心部付近にても発熱して
熱効率を低下させる。更には金属リングおよび金
属キヤツプとロー着する負極側および正極側リー
ド線のそれぞれ上方の側端は、ヒーターの焼結時
において不可避的に生ずる酸化を防止するため、
該ヒーターの側壁から浅く埋めてプレス成形する
必要があるから焼結後それら側端を露出させるた
め研磨されるが、同時に金属リングおよび金属キ
ヤツプとの嵌合面をも研磨する必要があるためそ
の研磨面は全長に亘り、数10mmにも達するので大
きな工数を要し、更にヒーターの負極側リード線
の側端を金属リングにロー着した後、再び該金属
リングを主体金具にロー着するので、その際該金
属リングに生ずる熱膨張によつて上記負極側リー
ド線の側端を断線させる等の惧れがあつた。
状に折曲げて二列として使用する関係から、該発
熱線輪の巻径は必然的に小さくなつて剛性の高い
Ｗ，Mo等の耐熱性金属によるコイリングが難か
しいだけでなく、小さな巻径で二列に設けられた
発熱線輪は、これを埋設した窒化珪素焼結体の均
一な緻密化に悪影響を及ぼす他該二列の発熱線輪
を結ぶ側とこれと直角方向におけるヒーター外周
の温度上昇速度を異ならしめ、両列共ヒーターの
外周面から遠く離れた中心部付近にても発熱して
熱効率を低下させる。更には金属リングおよび金
属キヤツプとロー着する負極側および正極側リー
ド線のそれぞれ上方の側端は、ヒーターの焼結時
において不可避的に生ずる酸化を防止するため、
該ヒーターの側壁から浅く埋めてプレス成形する
必要があるから焼結後それら側端を露出させるた
め研磨されるが、同時に金属リングおよび金属キ
ヤツプとの嵌合面をも研磨する必要があるためそ
の研磨面は全長に亘り、数10mmにも達するので大
きな工数を要し、更にヒーターの負極側リード線
の側端を金属リングにロー着した後、再び該金属
リングを主体金具にロー着するので、その際該金
属リングに生ずる熱膨張によつて上記負極側リー
ド線の側端を断線させる等の惧れがあつた。
本考案は上記の問題点を解決するためなされた
もので、第２図の実施例について説明する。
もので、第２図の実施例について説明する。
第２図において、１はＷ，Mo等耐熱性金属の
細線からなり同軸線状に巻回された発熱線輪１１
と、該発熱線輪の前端と接続、固定して上方に伸
びる同じく耐熱性金属からなる径大のリード線１
２と、これらを埋設した窒化珪素の焼結体１３か
らなるヒーターで、上記発熱線輪１１から上方に
伸びるリード線１２の上端１２′および該発熱線
輪の下端１１′を、該ヒーター１のそれぞれ上下
端面に露出させるが、この露出面は上記発熱線輪
の末端１１′および該発熱線輪の他端を捲き付け
たリード線１２の上端１２′をも僅かに覆うよう
に窒化珪素の粉末中に埋込みホツトプレス等常法
によつて一体に焼結した後、上下両端面を研磨す
るか、両端面付近をダイヤモンドカツターによつ
て切断することによつて容易に得られ、上記リー
ド線の上端を露出させたヒーター１の上端面から
絶縁距離を設けて下方に伸び発熱線輪の下端と接
続する金属化面２を形成する。しかして該金属化
面はロー材と濡れ性のよい耐熱性金属、例えば
Ｗ，Moをペースト化して非酸化性雰囲気中にお
いて焼付ける厚膜のメタライズ法によつてもよい
が、ＷあるいはMoの二珪化物、WSi2あるいは
MoSi2を蒸着することが好ましく、この場合1000
〜2000Å程度でよい。次に３は主体金具を示し、
軸孔３１の下端において上記ヒーター１をその外
周に形成した金属化面２によつてロー着B1によ
つて固定すると共に、該軸孔３１の上方から挿通
し、ヒーター１の上端面に露出するリード線１２
の上端１２′と当接、ロー着B2した中心電極４を
絶縁環５を介して締付ナツト６によつて固定す
る。また、主体金具３の下方に突出するヒーター
１の金属化面２の上に形成された薄層７は該金属
化面を被覆、保護する保護層を示し、熱膨張の面
から材質をヒーターと同質の窒化珪素とし、化学
気相反応法によつて緻密な薄膜を被着することが
望ましく、その膜厚は10〜100μでよいが、上記
材質はアルミナ、ケイ素等他の金属酸化物あるい
は窒化アルミニウム、窒化ホウ素等窒化物等の耐
火、耐酸化性のセラミツク材を用い、被着方法も
化学気相反応に限らず、スパツタリング等他の手
段を採用することができる。
細線からなり同軸線状に巻回された発熱線輪１１
と、該発熱線輪の前端と接続、固定して上方に伸
びる同じく耐熱性金属からなる径大のリード線１
２と、これらを埋設した窒化珪素の焼結体１３か
らなるヒーターで、上記発熱線輪１１から上方に
伸びるリード線１２の上端１２′および該発熱線
輪の下端１１′を、該ヒーター１のそれぞれ上下
端面に露出させるが、この露出面は上記発熱線輪
の末端１１′および該発熱線輪の他端を捲き付け
たリード線１２の上端１２′をも僅かに覆うよう
に窒化珪素の粉末中に埋込みホツトプレス等常法
によつて一体に焼結した後、上下両端面を研磨す
るか、両端面付近をダイヤモンドカツターによつ
て切断することによつて容易に得られ、上記リー
ド線の上端を露出させたヒーター１の上端面から
絶縁距離を設けて下方に伸び発熱線輪の下端と接
続する金属化面２を形成する。しかして該金属化
面はロー材と濡れ性のよい耐熱性金属、例えば
Ｗ，Moをペースト化して非酸化性雰囲気中にお
いて焼付ける厚膜のメタライズ法によつてもよい
が、ＷあるいはMoの二珪化物、WSi2あるいは
MoSi2を蒸着することが好ましく、この場合1000
〜2000Å程度でよい。次に３は主体金具を示し、
軸孔３１の下端において上記ヒーター１をその外
周に形成した金属化面２によつてロー着B1によ
つて固定すると共に、該軸孔３１の上方から挿通
し、ヒーター１の上端面に露出するリード線１２
の上端１２′と当接、ロー着B2した中心電極４を
絶縁環５を介して締付ナツト６によつて固定す
る。また、主体金具３の下方に突出するヒーター
１の金属化面２の上に形成された薄層７は該金属
化面を被覆、保護する保護層を示し、熱膨張の面
から材質をヒーターと同質の窒化珪素とし、化学
気相反応法によつて緻密な薄膜を被着することが
望ましく、その膜厚は10〜100μでよいが、上記
材質はアルミナ、ケイ素等他の金属酸化物あるい
は窒化アルミニウム、窒化ホウ素等窒化物等の耐
火、耐酸化性のセラミツク材を用い、被着方法も
化学気相反応に限らず、スパツタリング等他の手
段を採用することができる。
また図示を省略するが、上記の主体金具３とロ
ー着するヒーター１の外周面に設けられた金属化
面２の上にニツケル等のメツキを施すことによつ
てロー着性を更に高めることができ、更に上記中
心電極の上端１２′が露出するヒーターの上端面
に、該ヒーターの下方に設けた金属面２と同様の
金属化面、または該金属化面および上記ニツケル
等のメツキ層を設けることも有効である。
ー着するヒーター１の外周面に設けられた金属化
面２の上にニツケル等のメツキを施すことによつ
てロー着性を更に高めることができ、更に上記中
心電極の上端１２′が露出するヒーターの上端面
に、該ヒーターの下方に設けた金属面２と同様の
金属化面、または該金属化面および上記ニツケル
等のメツキ層を設けることも有効である。
本考案は以上の通り構成したから、窒化珪素焼
結体を具えたヒーターの製造および該ヒーターの
上下両端面に発熱線輪の下端とリード線の上端を
露出させる研磨作業を容易にすると共にロー着箇
所を２箇所に止め該ロー着による発熱線輪のリー
ド線に対する悪影響を解消するだけでなく、上記
発熱線輪をヒーターの外周面近く環状に埋設して
熱効率を高める等、従来品における問題点を一挙
に解決するだけでなく、主体金具にロー着すべき
ヒーターの金属化面の耐久性、さらにはグロープ
ラグととしての耐久性を耐火、耐酸化性セラミツ
クスの薄層によつて高め、優れた特性を具えたグ
ロープラグの量産性を著しく改善する大きな効果
がある。
結体を具えたヒーターの製造および該ヒーターの
上下両端面に発熱線輪の下端とリード線の上端を
露出させる研磨作業を容易にすると共にロー着箇
所を２箇所に止め該ロー着による発熱線輪のリー
ド線に対する悪影響を解消するだけでなく、上記
発熱線輪をヒーターの外周面近く環状に埋設して
熱効率を高める等、従来品における問題点を一挙
に解決するだけでなく、主体金具にロー着すべき
ヒーターの金属化面の耐久性、さらにはグロープ
ラグととしての耐久性を耐火、耐酸化性セラミツ
クスの薄層によつて高め、優れた特性を具えたグ
ロープラグの量産性を著しく改善する大きな効果
がある。
第１図は従来の急速予熱型グロープラグの要部
を示す縦断面図、第２図は本考案の急速予熱型グ
ロープラグの縦断面図である。 １……ヒーター、１１……発熱線輪、１１′…
…下端、１２……リード線、１３……窒化珪素の
焼結体、２……金属化面、３……主体金具、３１
……軸孔、４……中心電極。
を示す縦断面図、第２図は本考案の急速予熱型グ
ロープラグの縦断面図である。 １……ヒーター、１１……発熱線輪、１１′…
…下端、１２……リード線、１３……窒化珪素の
焼結体、２……金属化面、３……主体金具、３１
……軸孔、４……中心電極。
Claims (1)
- 金属細線からなる発熱線輪の下端及び該発熱線
輪の他端に接続したリード線の上端を、それぞれ
上下両端面に露出させて埋設した柱状の窒化珪素
焼結体をヒーターとし、その上端面から絶縁間隔
を設けて下方を被覆して下端面に露出する上記発
熱線輪の下端と接続する金属化面によつて主体金
具の軸孔にロー着、固定し、上記ヒーターの上端
面に露出するリード線の上端を上記主体金具の軸
孔を上方から挿通し、該主体金具に絶縁、固定さ
れる中心電極にロー着、固定し、かつ主体金具か
ら下方に突出するヒーター表面の金属化面を被覆
する窒化珪素等からなるセラミツク質の耐火、耐
酸化性の保護層を設けてなる急速予熱型グロープ
ラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3219382U JPS58137275U (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | 急速予熱型グロ−プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3219382U JPS58137275U (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | 急速予熱型グロ−プラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58137275U JPS58137275U (ja) | 1983-09-14 |
| JPS6215649Y2 true JPS6215649Y2 (ja) | 1987-04-21 |
Family
ID=30043822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3219382U Granted JPS58137275U (ja) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | 急速予熱型グロ−プラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58137275U (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56134Y2 (ja) * | 1977-08-30 | 1981-01-06 | ||
| JPS5647377U (ja) * | 1979-09-19 | 1981-04-27 | ||
| JPS5928191Y2 (ja) * | 1980-01-31 | 1984-08-15 | いすゞ自動車株式会社 | 加熱栓 |
-
1982
- 1982-03-08 JP JP3219382U patent/JPS58137275U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58137275U (ja) | 1983-09-14 |
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