JPS62156496A - シ−ルド掘進機の崩落検出装置 - Google Patents

シ−ルド掘進機の崩落検出装置

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Publication number
JPS62156496A
JPS62156496A JP60293573A JP29357385A JPS62156496A JP S62156496 A JPS62156496 A JP S62156496A JP 60293573 A JP60293573 A JP 60293573A JP 29357385 A JP29357385 A JP 29357385A JP S62156496 A JPS62156496 A JP S62156496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face
rayleigh
rayleigh wave
waves
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60293573A
Other languages
English (en)
Inventor
柴谷 寛治
奥川 稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP60293573A priority Critical patent/JPS62156496A/ja
Publication of JPS62156496A publication Critical patent/JPS62156496A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はレーリー波を用いて切羽の崩落を検出するよ
うにしたシールド掘進機の崩落検出装置に関する。
従来の技術 従来この種の装置として超音波や電磁波を用い友ものが
公知である。これらの装置では第r1図ピ)に示すよう
にシールド本体aに超音波や電磁波の発信器すと、切羽
Cより反射された超音波や電波を受信する受信器dを設
けて、受信器dが受信した第11図(ロ)に示すような
波形から切羽Cの状態を判定している。すなわち切羽C
が崩落して空洞eが生じている場合、空洞eによる反射
波fが受信波形に現われ、この波形レベルにより空洞e
の大きさなどが判定できるようになる。
発明が解決しようとする問題点 しかし上記のような崩落検出装置では切羽eの崩落によ
υ第12図(イ)に示すように送受信器す、dが埋没し
た場合、検出される波形に第12図(ロ)に示すように
崩落した土砂からの反射波g°が含まれて崩落による空
洞の状況が判別しにくいなどの不具合があつ九。
″1次切羽eが第13図(イ)に示すように礫層などの
場合、岩石からの反射波りが第13図(ロ)に示すよう
に検出される次め、崩落か、岩石による反射波かの判断
が錐かしいなどの不具合もあった。
一方送受信器す、d上に崩落しt土砂を取除くため、送
受信器す、dの近傍にノズルを設けて、このノズルよシ
高王水などを噴出するようにしたものも提案されている
が、このような装置では、設備が大損りになるとと共に
、噴出した高圧水が切羽eの崩落全助長するなどの不具
合もあった。
この発明は上記不具合を改善する目的でなされたもので
ある。
問題点eM決するための手段及び作用 地中全掘進するシールド本体に、切羽を起振するレーリ
ー波起振器と、切羽を伝播するレーリー波を受信するレ
ーリー波受波器を設けると共に、V−リー波受波器で受
信され九レーリー波と予め記憶され九し−リー波パター
ンを比較して、切羽の状態を判定するようにしたことに
より、崩落した土砂層などに影響されることなく切羽の
状況が検出できるようにしたシールド掘進機の崩落検出
装置。
実l@列 この発明の一実施例を図面を参照して詳述すると、図に
おいて1はシールド掘進機の本体(以下シールド本体と
いう]で、前部に図示しない回転駆動源によシ回転され
ながら、シールド本体1前方の切羽2を掘削するカッタ
ヘッド3が設けられている。3はシールド本体1の上部
に設置されたレーリー波起振器で、このレーリー波起振
器3よりシールド本体1上方の切羽2に向けてレーリー
波が起振されるようになっており、このレーリー波は、
上記レーリー波起振器3より一定の距離離れた位置に設
置され友複数のレーリー波受波器4,5で受信されるよ
うになっている。
また6は上記レーリー波起振器3とレーリー波受波器4
.5の間に位置するように設けられた超音波パルス発信
器で、シールド本体1上方の切羽2に向けて超音波パル
スを発信するようになっておシ、切羽2で反射された超
音波パルスは、超音波ノRルス発信器6に隣接して設け
られた超音波パルス受信器7で受信されて、レーリー波
受波器4.5で受信されたレーリー波とと本にケーブル
8を介して制御装置9へ取込まれるようになっている。
制御装置9は第2図に示すように、高周波から低周波及
びスイープ信号をレーリー波起振器3へ送シ出してこれ
を起振させるレーリー波起振増幅器10と、レーリー波
受波器4.5で受信され九レーリー波を増幅して演算処
理部11へ送り込むレーリー波受波増幅器12を有して
いる。上記演算処理部11は入力され九レーリー波の波
形から伝搬速度を演算して、メモリ13にストアし、全
スイープが完了し九時点で予めメモリ14に記憶されて
いるレーリー波パターンと比較される。
、比較対象となるレーリー波パターンは、予め次のよう
にして記憶されている。すなわちシールド本体1上部の
切羽2が第3図(イ)に示すように崩落している場合、
レーリー波起振器3よシ発射されたレーリー波のパター
ンは第3図(ロ)に示すようになり、崩落によシ生じた
空洞21に第4 ’: (4)に示すように出水がある
場合のレーリー波パターンは、第4図(ロ)に示すよう
になる。
また崩落した土砂がレーリー波受波器4,5に堆積した
場合のレーリー波パターンは第5図(ロ)に、そして同
じ状態で出水などかあつ几場合(第6図イ)のレーリー
波パターンは第6図(ロ)に示すようになる。
さらに切羽2が礫層の場合(第7図イ)のレーリー波パ
ターンは第7図(ロ)に示すようになる。
このように切羽2の種々の状況を想定して測定し友し−
リー波パターンを予め上記メモリ14へ記憶させておく
ものである。
そして演算処理部11では、入力され次レーリー波と予
め記憶されたレーリー波パターンを比較して切羽2の状
況を判定し、判定信号15をオン、オフ信号として表示
装置16に設けられ次表示ランプ17へ送シ、これを点
灯するようになっている。
一方レーリー波による切羽2の崩落検出に併行シて、パ
ルスエコー法による切羽2の崩落検出も行なわれる。
次にこれを説明すると、超音波パルス増幅器18を経て
超音波パルス送信器6より切羽2に向けて発信された超
音波パルスは、切羽2に反射されて超音波パルス受信器
7に達し、超音波パルス受信器7で受信される。超音波
ノぞルス受信器7で受信され次層音波パルスは、超音波
パルス増幅器19で増幅された後演算処理部20へ取込
まれる。演算処理部20では入力されtパルスエコー伝
搬時間より反射対象までの距離を次のように算出する。
いま第8必 に示すように崩落した土砂層が超音波パル
ス送受信器6.7上に長さt1堆積し、その上方に水の
充満された長さ1.の9洞2aが生じ次場合、超音波ノ
セルス受イぎ器7で受信される信号は第9図(イ)に示
すようになる。
土砂層での第2反射の時間は 空洞からの第1反射の時間は これにより 2.83844 r となるt、、tlは(すなわち空洞での第1反射が最も
おそい場合は) 1m<241! <511 である。
4#5crIMとしても4<1.2mであり、たいてい
の場tgは く25α 合、受信波形の内訳は第9図(0・)に示すようになる
空洞が空気で充満しているケースも考えられるが、上図
とならないケースは 1m < 25 cm の条件であり、25crn以上になると、殆ど減衰して
しまい、実際には空洞の反射はない。
上記のようにして得られ九反射対象物までの距離は表示
装置へと出力されて第10図に示すような波形として表
示される。
そして上記レーリー波による崩落検出で、土砂層が検出
されて表示装置16の表示ランプ17が点灯された場合
は、超音波パルス送受信器6.7上に崩落した土砂が堆
積されているので、表示装置a16に表示された波形A
が土砂層から−の反射波、波形Bが空洞からの第1反射
波、波形0が土砂層からの第2の反射波となり、これら
波形のレベルから崩落状態が容易に把握できるようにな
る。
発明の効果 この発明は以上詳述したように、切羽を伝播するレーリ
ー波を受信して、これを予めメモリに記憶されたレーリ
ー波パターンと比較することにより、切羽の崩落状態が
検出できるようにしたことから、シールド本体上に崩落
した土砂が堆積しても崩落状態が検出できると共に、堆
積し友土砂金高圧水などで飛散させる必要がないため、
高圧水などで崩落を助長する虞れもない。
またノぞルスエコー法による崩落検出を併用するように
すれば、音波による計測となるため、水の充満された空
洞などの検出が可能であると共に、計測装置の増幅ゲイ
ンを必要以上に大きくしたりする必要がないため、回路
や装置自体のt副索化が図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はシールド本
体の断面図、第2図はこの装置のブロック図、第3図(
イ)、(ロ)ないし第7図(イ)、(ロ)は切羽の状態
とレーり波パターンの関係を示す説明図、第8図、第9
図(イ)および(ロ)及び第10図は作用説明図、第1
1図(イ)12口)ないし第14図(イ)、(ロ)は従
来の説明図である。 1はシールド本体、2は切羽、3はレーIJ−波起振器
、4,5はレーリー波受波器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 地中を掘進するシールド本体1に、切羽2を起振するレ
    ーリー波起振器3と、切羽2を伝播するレーリー波を受
    信するレーリー波受波器4、5を設けると共に、レーリ
    ー波受波器4、5で受信されたレーリー波と予め記憶さ
    れたレーリー波パターンを比較して、切羽2の状態を判
    定することを特徴とするシールド掘進機の崩落検出装置
JP60293573A 1985-12-28 1985-12-28 シ−ルド掘進機の崩落検出装置 Pending JPS62156496A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60293573A JPS62156496A (ja) 1985-12-28 1985-12-28 シ−ルド掘進機の崩落検出装置

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JP60293573A JPS62156496A (ja) 1985-12-28 1985-12-28 シ−ルド掘進機の崩落検出装置

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JPS62156496A true JPS62156496A (ja) 1987-07-11

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ID=17796485

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JP60293573A Pending JPS62156496A (ja) 1985-12-28 1985-12-28 シ−ルド掘進機の崩落検出装置

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JP (1) JPS62156496A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05113097A (ja) * 1991-09-27 1993-05-07 Biitsuku Kk トンネル切羽前方地盤の探査方法
JP2007231729A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Geoforschungszentrum Potsdam Stiftung Des Oeffentlichen Rechts トンネル建設の際に事前探査するための方法および装置
JP2014214418A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 大成建設株式会社 音波送受信器用遮音構造、およびこれを備える地中探査装置並びに地中掘削機

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JP2007231729A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Geoforschungszentrum Potsdam Stiftung Des Oeffentlichen Rechts トンネル建設の際に事前探査するための方法および装置
JP2014214418A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 大成建設株式会社 音波送受信器用遮音構造、およびこれを備える地中探査装置並びに地中掘削機

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